JP6450369B2 - 空気入りタイヤおよび空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤおよび空気入りタイヤの製造方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2014年4月2日に出願された日本国特許出願第2014−76099号に基づく優先権を主張するものであり、これらの特許出願の明細書全体を参照によって本願明細書に引用する。
本発明は、空気入りタイヤおよび空気入りタイヤの製造方法に関するものである。
タイヤからの空気の漏れを低減するためのインナーライナーは、従来ゴムシートを用いて製造されていた。このゴムインナーライナーの原料には、ブチルゴムまたはハロゲン化ブチルゴム等を主原料とするゴム組成物が使用されてきた。そして、このゴムインナーライナーの製造においては、図7に示すように、ゴムシート原反からタイヤ製造に必要なインナーライナー幅を切り出していた。このような製造方法を用いても、切断後の両端の端材は未加硫ゴムであり再生可能であるため、この端材は再生して利用可能であった。
ところで、近年、上述のゴムシートの代わりに樹脂フィルムを用いたインナーライナーが開発されている。インナーライナーの材料として樹脂フィルムを用いることにより空気バリア性が向上し、インナーライナーの厚みを十分薄くすることができるからである。
しかし、この樹脂フィルムは、図7のように端材を切り出してしまうと、端材の再生利用が難しいという問題があった。
このような問題に対して、例えば、特許文献1には、リム径のサイズに対応した円筒状フィルムからなる巻取物を作成し、タイヤの幅サイズに応じて切断してタイヤ構成部材を形成する手法が提案されている。この手法によれば、インナーライナー等のタイヤ構成部材の生産時に端材が発生しない。
国際公開第2004/110735号パンフレット
しかし、この手法によると、リム径に応じた異なる円筒状フィルムからなる複数の巻取物を用意しなければならず、タイヤ構成部材の中間物の在庫管理が煩雑であるという問題があった。
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、煩雑な在庫管理を要せず、インナーライナーの製造時に端材を発生させない空気入りタイヤの製造方法および当該空気入りタイヤの製造方法により製造された空気入りタイヤを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る空気入りタイヤの製造方法は、タイヤ成型体の内周面にインナーライナーを配置した空気入りタイヤの製造方法であって、熱可塑性樹脂フィルム層を有する帯状の樹脂フィルムを、該樹脂フィルムの長手方向に一定間隔で幅方向に切断する切断工程と、前記切断工程により生成された複数の樹脂フィルム片の非切断辺同士を接合する接合工程と、前記接合工程により生成されたインナーライナーを前記タイヤ成型体の内周面に配置する工程とを含むことを特徴とする。本発明の空気入りタイヤの製造方法によれば、インナーライナーの製造時に端材を発生させないようにすることができる。
また、本発明の空気入りタイヤの製造方法においては、前記樹脂フィルムは、前記熱可塑性樹脂フィルム層と、熱可塑性エラストマー層とを有する積層体であることが好ましい。この構成によれば、樹脂フィルムの取り扱いが容易となり作業性が向上するほか、インナーライナーの耐久性を向上させることができる。
また、本発明の空気入りタイヤの製造方法においては、前記樹脂フィルムの幅は100mm以上であることが好ましい。この構成によれば、タイヤの振動を抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤの製造方法においては、前記樹脂フィルムの幅は400mm以上であることが好ましい。この構成によれば、タイヤの振動をさらに抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤの製造方法においては、前記複数の樹脂フィルム片の接合幅は、0mm以上300mm以下であることが好ましい。この構成によれば、プライ打ち込みの乱れを抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤの製造方法においては、前記複数の樹脂フィルム片の接合幅は、0mm以上5mm以下であることが好ましい。この構成によれば、プライ打ち込みの乱れをさらに抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤの製造方法においては、前記積層体における、前記熱可塑性エラストマー層の幅と前記熱可塑性樹脂フィルム層の幅との差は、前記樹脂フィルム片の接合幅よりも大きくないことが好ましい。この構成によれば、タイヤからの空気の漏れを抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤの製造方法においては、前記樹脂フィルムの幅に対する前記接合幅の割合は、0以上0.1以下であることが好ましい。この構成によれば、プライ打ち込みの乱れを抑制することができる。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る空気入りタイヤは、上述の空気入りタイヤの製造方法により製造されることを特徴とする。本発明の空気入りタイヤによれば、インナーライナーの製造時に端材を発生させないようにすることができる。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド幅方向に延びる接合部を2箇所以上有し、熱可塑性樹脂フィルム層を含むインナーライナーを備えることを特徴とする。本発明の空気入りタイヤによれば、インナーライナーの製造時に端材を発生させないようにすることができる。
本発明によれば、煩雑な在庫管理を要せず、インナーライナーの製造時に端材を発生させない空気入りタイヤの製造方法および当該空気入りタイヤの製造方法により製造された空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る、空気入りタイヤの製造工程のフローを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤの製造方法による、インナーライナーの形成前後の状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る、空気入りタイヤの製造工程のフローを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る空気入りタイヤの製造方法による、インナーライナーの形成前後の状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る空気入りタイヤの断面拡大図である。 従来のインナーライナーの製造工程を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの断面図である。本実施形態の空気入りタイヤ100は、一対のビード部2と、ビード部2のタイヤ径方向外側に連なる一対のサイドウォール部3と、サイドウォール部3間に跨るトレッド部4とを含み、ビード部2に埋設されたビードコア5間でこれら各部に亘ってトロイド状に延在するカーカス6と、カーカス6のクラウン部のタイヤ径方向外側に設けられた複数のベルト層からなるベルト7とを有するタイヤ成型体101と、インナーライナー1とを備えている。
インナーライナー1は、片面または両面に図示しない接着剤層を有する熱可塑性樹脂フィルムから構成されている。熱可塑性樹脂フィルム層の原料としては、例えばポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリエステル系樹脂、エチレンービニルアルコール共重合体系樹脂等を用いることができる。中でも、エチレン−ビニルアルコール共重合体(以下、EVOHと略記する)は、空気透過量が上述のブチル系のインナーライナー用ゴム組成物の100分の1以下であるため、タイヤの内圧保持性を大幅に向上させることができる。また、インナーライナーの厚みを薄くすることによりタイヤの重量を低減することが可能である。
このインナーライナー1は、図1に示すようにタイヤ成型体101の内面に配置され、空気入りタイヤ100の内部に充填された空気のタイヤ外部への漏洩を低減する。
次に、本発明の第1の実施形態に係る、空気入りタイヤの製造方法について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ100を構成するインナーライナー1の製造工程のフローを示す図である。また、図3は、右半分に、インナーライナー1の原料となる熱可塑性樹脂フィルム原反30を展開した状態を示す。そして図3の左半分には、熱可塑性樹脂フィルム原反30を切断および圧着してインナーライナー1を形成した後の状態を示している。本実施形態において、熱可塑性樹脂フィルム原反30は、図3右に示すような幅Aを有する熱可塑性樹脂フィルムがロール状に巻かれたものである。ここで、幅Aは100(mm)以上が好ましく、400(mm)以上であることがさらに好ましい。また、最適な幅Aの一例として、500(mm)を選択することができる。なお、幅Aの下限を100(mm)または400(mm)としているのは、熱可塑性樹脂フィルム原反30の幅Aが狭いと、インナーライナー1の接合部の数が多くなり、振動等へ悪影響を与えるからである。また、フィルム製造上の制約から、さらに幅Aは3000(mm)以下または1500(mm)以下との条件を設けてもよい。本発明の空気入りタイヤ100の製造方法では、まず、図3右の熱可塑性樹脂フィルム原反30を長手方向に等間隔のピッチで幅方向に切断していく(ステップS201)。このときの切断ピッチは、製造するタイヤの幅方向ペリフェリー幅に対応した、インナーライナー1の幅である。図3右に示すように、インナーライナー1に必要な幅に等しいピッチで熱可塑性樹脂フィルム原反30を切断するので、端材が発生することがない。なお、本発明の樹脂フィルムは、本実施形態における熱可塑性樹脂フィルム原反30である。
次に、本実施形態では、切断して生成された複数の樹脂フィルム片31を、図3左に示すように非切断辺同士が接合幅Xだけ重なるようにして配列する(ステップS202)。熱可塑性樹脂フィルム原反30は、その片面または両面に接着層を有しており、図3左のように接合幅Xだけ重なるように配列してから押圧することにより圧着することができる(ステップS203)。ここで、接合幅Xは0(mm)以上300(mm)以下が好ましく、5(mm)以下がさらに好ましい。また、最適な接合幅Xの一例として、5(mm)を選択することができる。なお、接合幅Xが0(mm)の場合には、端面での接着となる。なお、接合幅Xの上限を300(mm)としているのは、300(mm)以上になるとインナーライナー1における熱可塑性樹脂フィルム層が重なっている部分の割合が増加し、重なりが無い部分が加硫処理等の際に局所的に拡張してしまうからである。この局所的な拡張により、プライ打ち込みの乱れが発生する懸念がある。また、このプライ打ち込みの乱れ抑制の観点から、接合幅Xを5(mm)以内とするのがさらに良い。なお、あらかじめ接着層を有していない熱可塑性樹脂フィルム原反30を用いて、圧着工程の前段階で接着剤を塗布するようにしてもよい。また、接着剤を用いない別の工程により接合してもよい。
また、熱可塑性樹脂フィルム原反30の幅Aに対する接合幅Xの比は、0以上0.1以下であることが好ましい。また、最適なX/A比の一例として、0.01を選択することができる。熱可塑性樹脂フィルム原反30の幅Aに対する接合幅Xの比が0.1を越えると、やはりプライ打ち込みの乱れ発生の問題が発生しうるからである。
次に、本実施形態では、図3左の接合後のインナーライナー1の成型処理(ステップS204)および加硫処理(ステップS205)をおこなう。成型処理は、成型ドラム上にインナーライナー1、カーカス6、ベルト7、トレッド部4等を積層して未加硫タイヤを成型する工程である。加硫処理は、成型工程を経た未加硫タイヤをモールド内に装入し、シェーピングによって拡張変形させてモールド成形面に押圧しつつ加熱することにより加硫して製品タイヤとする工程である。
このように複数の樹脂フィルム片31を接合して製造された、空気入りタイヤ100のインナーライナー1は、図3左に示すようにトレッド幅方向に延びる接合部32を複数箇所有する。そして、樹脂フィルム片31のタイヤ周方向長さは熱可塑性樹脂フィルムの幅Aに等しいため、接合部32は、タイヤの周方向に一定間隔で配置される。但し、インナーライナーの一周長を調整するために一部の樹脂フィルム片31の周方向端部を切断した場合には、当該部分の接合部32同士の間隔は短くなる。
なお、本実施形態において、インナーライナー1は、片面または両面に接着剤層を備えた熱可塑性樹脂フィルム層単体から構成されているが、本発明はその形態には限定されない。熱可塑性樹脂フィルムについて図3左の接合をおこなった後に、従来法により作成された熱可塑性エラストマー原反を貼り合わせてインナーライナー1を作成してもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る空気入りタイヤの構成は、図1に示すとおりである。すなわち、インナーライナー1の製造方法が第1の実施形態と異なるのみであるので、詳細な説明は省略する。
インナーライナー1は、片面または両面に図示しない接着層を有する熱可塑性樹脂フィルム層52と、熱可塑性エラストマー層53とから構成されている。
次に、本発明の第2の実施形態に係る空気入りタイヤ100の製造方法について説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ100を構成するインナーライナー1の製造工程のフローを示す図である。また、図5は、右半分に、インナーライナー1の原料となる、積層体フィルム54を示す。そして図5の左半分には、積層体フィルム54を切断および圧着してインナーライナー1を形成した後の状態を示している。本実施形態において、積層体フィルム54は、図5右に示すように幅Aを有する熱可塑性樹脂フィルム層52と、B≧Aを満たす幅Bを有する熱可塑性エラストマー層53とを貼り合せた積層体フィルム54である。このように熱可塑性樹脂フィルム層52と、熱可塑性エラストマー層53とを貼り合わせることにより、積層体フィルム54(樹脂フィルム)の取り扱いが容易となり作業性が向上するほか、インナーライナー1の耐久性を向上させることができる。なお、B>Aはより好ましい。B>Aとすることにより、熱可塑性樹脂フィルム層52の幅Aを熱可塑性エラストマー層53の幅Bに合わせる必要がなくなるため、熱可塑性樹脂フィルム層52単体でのスリット作業を省略することができる。従って、熱可塑性樹脂フィルム層52の端材の発生を抑えることができる。ここで、幅Aは100(mm)以上が好ましく、400(mm)以上がさらに好ましい。また、最適な幅Aの一例として、500(mm)を選択することができる。なお、幅Aの下限を100(mm)または400(mm)としているのは、積層体フィルム54の幅Aが狭いと、インナーライナー1の接合部の数が多くなり、振動等へ悪影響を与えるからである。また、フィルム製造上の制約から、さらに幅Aは3000(mm)以下または1500(mm)以下との条件を設けてもよい。また、幅Bと幅Aとの差は、接合幅Xよりも小さいことが好ましい。幅Bと幅Aとの差(B−A)が接合幅Xより大きいと、熱可塑性樹脂フィルム層52が存在しない箇所が発生し、内圧保持性が低下するからである。本実施形態に係る空気入りタイヤ100の製造方法は、まず、図5右の熱可塑性樹脂フィルム層52と、熱可塑性エラストマー層53とを貼り合せて積層体フィルム54を作成する(ステップS401)。このとき、熱可塑性樹脂フィルム層52と熱可塑性エラストマー層53の幅方向中心が一致する状態で貼り付けをおこなうことが好ましい。次に、ステップS401で作成した積層体フィルム54を長手方向に等間隔のピッチで幅方向に切断していく(ステップS402)。このときの切断ピッチは、タイヤの製造に必要な、タイヤ幅方向のインナーライナー1の幅である。図5右に示すように、インナーライナー1に必要な幅に等しいピッチで積層体フィルム54を切断するので、端材が発生することがない。なお、本発明の樹脂フィルムは、本実施形態における積層体フィルム54である。
次に、本実施形態では、切断して生成された複数の積層体フィルム片55を、図5左に示すように非切断辺同士が接合幅Xだけ重なるようにして配列する(ステップS403)。本実施形態では、積層体フィルム54は、両面に接着層を有しており、図5左のように接合幅Xだけ重なるように配列してから押圧することにより圧着することができる(ステップS404)。ここで、接合幅Xは0(mm)以上300(mm)以下が好ましく、5(mm)以下がさらに好ましい。また、最適な接合幅Xの一例として、5(mm)を選択することができる。なお、接合幅Xが0(mm)の場合には、端面での接着となる。なお、接合幅Xの上限を300(mm)としているのは、300(mm)以上になるとインナーライナー1における熱可塑性樹脂フィルム層が重なっている部分の割合が増加し、重なりが無い部分が加硫処理等の際に局所的に拡張してしまうからである。この局所的な拡張により、プライ打ち込みの乱れが発生する懸念がある。また、このプライ打ち込みの乱れ抑制の観点からは、接合幅Xを5(mm)以内とするのがさらに良い。なお、あらかじめ接着層を有していない積層体フィルム54の場合にも、圧着工程の前段階で接着剤を塗布するようにしてもよい。また、接着剤を用いない別の工程により接合してもよい。
また、熱可塑性樹脂フィルム層52の幅Aに対する接合幅Xの比は、0以上0.1以下であることが好ましい。また、最適なX/A比の一例として、0.01を選択することができる。熱可塑性樹脂フィルム層52の幅Aに対する接合幅Xの比が0.1を越えると、やはりプライ打ち込みの乱れ発生の問題が発生しうるからである。
次に、本実施形態では、図5左の接合後のインナーライナー1の成型処理(ステップS405)および加硫処理(ステップS406)をおこなう。成型処理は、成型ドラム上にインナーライナー1、カーカス6、ベルト7、トレッド部4等を積層して未加硫タイヤを成型する工程である。加硫処理は、成型工程を経た未加硫タイヤをモールド内に装入し、シェーピングによって拡張変形させてモールド成形面に押圧しつつ加熱することにより加硫して製品タイヤとする工程である。加硫処理により作成した空気入りタイヤ100の層構成を図6に示す。熱可塑性樹脂フィルム層52が最も内側に配置されてバリア層として機能する。なお、熱可塑性樹脂フィルム層52とタイヤ成型体101との間に熱可塑性エラストマー層53を挟み込むことにより、走行中にタイヤ成型体101内のカーカスコードが動いても、熱可塑性樹脂フィルム層52に歪が生じにくい。従って、インナーライナー1の耐久性を向上させることができる。なお、熱可塑性エラストマー層53が最も内側に配置されていてもよい。
このように複数の積層体フィルム片55を接合して製造された、空気入りタイヤ100のインナーライナー1は、トレッド幅方向に延びる接合部56(図5左参照)を複数箇所有する。そして、積層体フィルム片55のタイヤ周方向長さは積層体フィルムの幅に等しいため、接合部56は、タイヤの周方向に一定間隔で配置される。但し、インナーライナーの一周長を調整するために一部の積層体フィルム片55のタイヤ周方向端部を切断した場合には、当該部分の接合部56同士の間隔は短くなる。
本発明の効果を確かめるため、実施例1乃至23および比較例1,2のタイヤを試作した。実施例1乃至11は、本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤに対応し、実施例12乃至23は、本発明の第2の実施形態に係る空気入りタイヤに対応する。なお、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
インナーライナー1の原料である熱可塑性樹脂フィルム原反30のフィルム幅Aと、接合工程における接合幅Xと、製品タイヤの各種性能との関係について、実験データを基に説明する。
表1は、熱可塑性樹脂フィルム原反30のフィルム幅Aと、接合工程における接合幅Xとを変えたときの、振動レベル、端材廃棄量および非接合部でのプライコード間隔を示したものである。これらは、第1の実施形態に係る空気入りタイヤに対応する実施例およびそれらと比較するための比較例である。
Figure 0006450369
なお、表1における比較例1の「従来法」とは、図7に示すような、フィルムの幅方向両端を切断する製造方法により作成されたタイヤである。従来法によるタイヤは、インナーライナー1に複数の接合部がなく、「振動」の評価では問題無いが、端材の廃棄量が多くなる。
表1における「振動」の評価は、試験用タイヤをセダンタイプの自動車に4輪とも装着し、乗り心地性評価テストコースで自動車を走行させておこなった。ドライバーは、各タイヤについて、60km/時の速度で走行し、ドライバー自身が感じ取る振動の少なさを1〜5点の点数で評価した。なお、評価は専門のドライバー2名が行い、表1に記載の点数は、2名の評価の平均値を用いた。なお、点数の目安は、3点以上であればドライバーが感じ取る振動レベルは問題が無く、3点未満だとドライバーは明確に不快に感じる。
なお、表1における「端材廃棄量」の値は、比較例1に示す従来法による端材の廃棄量を100としたときの、各実施例における端材の廃棄量を示す。表1は、従来法以外の製造方法では、端材が全く発生しないことを示している。
表1における非接合部のプライコード間隔とは、接合部におけるカーカスプライのプライコードの間隔を100としたときの、非接合部におけるプライコードの間隔を示したものである。ここで、従来法を100としたときに、一部の実施例で100以上の値となる理由は、インナーライナーの接合部は、非接合部と比較して厚みが大きいからである。例えばステップS205の加硫処理について考えると、インナーライナーの厚みが薄い非接合部において拡張の度合が大きくなり、打ち込んだプライに乱れが発生し、間隔が相対的に広がってしまう。
次に、表1の結果について説明する。まず、実施例1および2において振動評価が、ドライバーが明確に不快に感じる3点未満となっている。実施例1では、X/Aの値が0.44と大きく、インナーライナー1における接合部の割合が半分近くを占めている。この構成に起因して、ドライバーは、インナーライナー1における接合部および非接合部の差異を振動として強く感じ取り、不快に感じるものと考えられる。実施例2では、インナーライナーにおける接合部の割合は0.1以下と低いものの、樹脂フィルム幅Aが100mm未満と小さいために、1本のタイヤに占める接合部の数が多い。従って、ドライバーは、インナーライナーにおける接合部と非接合部の境界を感じ取る頻度が高くなり、不快に感じるものと考えられる。
実施例2では、接合幅Xを5(mm)と比較的小さく抑えているにも関わらず、フィルム幅Aが90(mm)と短いために振動評価の結果が2点と悪くなっている。従って、熱可塑性樹脂フィルム原反30のフィルム幅Aを90(mm)より長い100(mm)以上にするのがよい。
また、実施例3および7の結果によれば、フィルム幅Aが400(mm)以上になると、振動評価の結果が最高点である5点になることが分かる。従って、フィルム幅Aを400(mm)以上にするのがさらによいことが分かる。
また、実施例1の結果によれば、接合幅Xが300(mm)より大きくなると、プライコード間隔が180と非常に大きくなる。従って、接合幅Xを0mm以上300(mm)以下とするのがよい。
また、実施例3乃至6の結果によると、接合幅Xが5(mm)以下では、非接合部でのプライ間隔に変化がない。従って接合幅Xを0mm以上5(mm)以下とするのがさらによい。
一方、実施例9乃至11によると、フィルム幅Aが400(mm)以上であってもX/Aの値が0.1よりも大きくなると、非接合部のプライコード間隔が100よりも大きくなる。これは、タイヤ1周における接合部の割合が増加すると、厚みが厚い接合部の影響が見え始め、厚みが薄い非接合部でプライ打ち込みに乱れが生じるためである。従って、接合幅Xとフィルム幅Aとの比X/Aは0.1以下とするのがよい。
次に、本実施形態に係るインナーライナー1の原料である積層体フィルム54を構成する熱可塑性樹脂フィルム層52および熱可塑性エラストマー層53のそれぞれのフィルム幅A、Bと、接合工程における接合幅Xと、製品タイヤの各種性能との関係について、実験データを基に説明する。
表2は、熱可塑性樹脂フィルム層52および熱可塑性エラストマー層53のそれぞれのフィルム幅A、Bと、接合工程における接合幅Xとを変えたときの、振動レベル、端材廃棄量、非接合部でのプライコード間隔および空気保持性を示したものである。これらは、第2の実施形態に係る空気入りタイヤに対応する実施例およびそれらとの比較のための比較例である。
Figure 0006450369
なお、表2における「振動」の評価の手法は、表1と同様である。
表2における「空気保持性」の値は、比較例2に示す従来法による空気圧の低下量を100としたときの、各実施例における空気圧の低下量を示しており、値が大きいほど空気圧が低下していることを意味する。
次に、表2の結果について説明する。まず、実施例12および13において振動評価が、ドライバーが明確に不快に感じる3点未満となっている。実施例12では、X/Aの値が0.44と大きく、インナーライナー1における接合部の割合が半分近くを占めている。この構成に起因して、ドライバーは、インナーライナー1における接合部および非接合部の差異を振動として強く感じ取り、不快に感じるものと考えられる。実施例13では、インナーライナーにおける接合部の割合は0.1以下と低いものの、樹脂フィルム幅Aが100mm未満と小さいために、1本のタイヤに占める接合部の数が多い。従って、ドライバーは、インナーライナーにおける接合部と非接合部の境界を感じ取る頻度が高くなり、不快に感じるものと考えられる。
実施例13では、接合幅Xを5(mm)と比較的小さく抑えているにも関わらず、フィルム幅Aが90(mm)と短いために振動評価の結果が2点と悪くなっている。従って、熱可塑性樹脂フィルム層52のフィルム幅Aを90(mm)より長い100(mm)以上にするのがよい。
また、実施例15および19の結果によると、フィルム幅Aが400(mm)以上になると、振動評価の結果が最高点である5点になることが分かる。従って、フィルム幅Aを400(mm)以上にするのがさらによいことが分かる。
また、実施例12の結果によると、接合幅Xが300(mm)より大きくなると、プライコード間隔が180と非常に大きくなる。従って、接合幅Xを0mm以上300(mm)以下とするのがよい。
また、実施例15乃至18の結果によると、接合幅Xが5(mm)以下では、非接合部でのプライ間隔および空気保持性ともに変化がない。従って接合幅Xを0mm以上5(mm)以下とするのがさらによいことが分かる。
また、実施例14の結果によると、熱可塑性エラストマー層53幅Bと熱可塑性樹脂フィルム層52幅Aとの差(B−A)が接合幅Xより大きいと、空気保持性が増大する。これは、熱可塑性樹脂フィルム層52が存在しない箇所が発生し、内圧保持性が低下するからである。従って、(B−A)は、接合幅Xより小さい方がよい。
一方、実施例21乃至23によると、フィルム幅Aが400(mm)以上であってもX/Aの値が0.1よりも大きくなると、非接合部のプライコード間隔が100よりも大きくなる。これは、タイヤ1周における接合部の割合が増加すると、厚みが厚い接合部の影響が見え始め、厚みが薄い非接合部でプライ打ち込みに乱れが生じて、プライコード間隔が大きくなる。従って、接合幅Xとフィルム幅Aとの比X/Aは0.1以下とするのがよい。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各工程などに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部や工程などを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
1 インナーライナー
2 ビード部
3 サイドウォール部
4 トレッド部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト
30 熱可塑性樹脂フィルム原反(樹脂フィルム)
31 樹脂フィルム片
32 接合部
52 熱可塑性樹脂フィルム層
53 熱可塑性エラストマー層
54 積層体フィルム(樹脂フィルム)
55 積層体フィルム片(樹脂フィルム片)
56 接合部
70 ゴムシート
100 空気入りタイヤ
101 タイヤ成型体

Claims (8)

  1. タイヤ成型体の内周面にインナーライナーを配置した空気入りタイヤの製造方法であって、
    熱可塑性樹脂フィルム層を有する帯状の樹脂フィルムを、該樹脂フィルムの長手方向に一定間隔で幅方向に切断する切断工程と、
    前記切断工程により生成された複数の樹脂フィルム片の非切断辺同士を接合する接合工程と、
    前記接合工程により生成されたインナーライナーを前記タイヤ成型体の内周面に配置する工程と
    を含み、
    前記樹脂フィルムの幅は100mm以上であることを特徴とする、空気入りタイヤの製造方法。
  2. 前記樹脂フィルムは、前記熱可塑性樹脂フィルム層と、熱可塑性エラストマー層とを有する積層体である、請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  3. 前記樹脂フィルムの幅は400mm以上である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  4. 前記複数の樹脂フィルム片の接合幅は、0mm以上300mm以下である、請求項1乃至のいずれか一項に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  5. 前記複数の樹脂フィルム片の接合幅は、0mm以上5mm以下である、請求項1乃至のいずれか一項に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  6. 前記積層体における、前記熱可塑性エラストマー層の幅と前記熱可塑性樹脂フィルム層の幅との差は、前記樹脂フィルム片の接合幅よりも大きくない、請求項2に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  7. 前記樹脂フィルムの幅に対する前記複数の樹脂フィルム片の接合幅の割合は、0以上0.1以下である、請求項1乃至のいずれか一項に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の空気入りタイヤの製造方法により製造されることを特徴とする、空気入りタイヤ。
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