JP6449053B2 - 平面スイッチ及びその平面スイッチの取付方法 - Google Patents
平面スイッチ及びその平面スイッチの取付方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6449053B2 JP6449053B2 JP2015043161A JP2015043161A JP6449053B2 JP 6449053 B2 JP6449053 B2 JP 6449053B2 JP 2015043161 A JP2015043161 A JP 2015043161A JP 2015043161 A JP2015043161 A JP 2015043161A JP 6449053 B2 JP6449053 B2 JP 6449053B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- sensor
- fixing
- base portion
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 37
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 17
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 14
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 12
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 9
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000013461 design Methods 0.000 description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/94—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
- H03K17/965—Switches controlled by moving an element forming part of the switch
- H03K17/975—Switches controlled by moving an element forming part of the switch using a capacitive movable element
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/16—Indicators for switching condition, e.g. "on" or "off"
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V23/00—Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices
- F21V23/04—Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices the elements being switches
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/02—Bases, casings, or covers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
特許文献1の照明用スイッチでは、静電容量センサーを用いてスイッチを構成しているのでスイッチ部分が平面である。
そのためには、壁にスイッチの外形に等しい開口と、スイッチの奥行きに等しい奥行きの設置空間を設ける必要がある。
しかしながら、壁に正確な外形で正確な奥行きを有する設置空間を加工することは難しいという問題がある。
(1)本発明の平面スイッチは、開口に埋め込まれる埋め込み型の平面スイッチであって、前記開口より奥に配置されるベース部と、前記開口側に平らなセンサー面を向けて前記ベース部に支持されるセンサー部と、前記ベース部を前記開口の奥にある底面に固定する固定部と、を備え、前記固定部は、前記センサー部の前記開口側の端面が前記開口に対して所定の状態になるように、前記センサー部の前記開口に対する奥行き方向の位置又は傾きの調節が可能である。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1は、本発明に係る埋め込み型の平面スイッチ10を住宅などの壁面に埋め込むように設置した場合を示す図であり、平面スイッチ10の周辺を拡大した拡大斜視図である。
図1に示すように、平面スイッチ10は、外壁1の開口1aとほぼ面一になるように内壁2に設置される。
また、平面スイッチ10は、外壁1の開口1aとの間の隙間を塞ぐパッキン20を備えている。
なお、図1の縦向きに図示していた平面スイッチ10を横向きに図示している。
具体的には、図2のXYZ軸で示すように、図2の上下方向(Y方向)が図1の平面スイッチ10が壁面に設置されたときの左右方向(Y方向)であり、図2の右上側から左下側に向かうZ方向が図1の開口1aの奥行き方向(Z方向)であり、図2の左上側から右下側に向かうX方向が図1の平面スイッチ10が壁面に設置されたときの上下方向(X方向)である。
パッキン20は、外壁1の開口1a(図1参照)とセンサー部30との間の隙間を塞ぐためのものであり、特に材料については限定されるものではないが、例えば、硬質ゴムなどの材料を用いて形成される。
図2に示すように、センサー部30は、カバー部31とセンサー本体32とを備える。
[カバー部]
カバー部31は、センサー部30の外壁1の開口1a(図1参照)側に設けられ、センサー本体32のセンサーを保護する機能を有している。
なお、カバー部31の表面31bへのスイッチのマークの描き方は印刷だけでなく、カバー部31の表面31bに凹凸を設けるような描き方、例えば、彫刻を施すような描き方であっても良い。
したがって、カバー部31の表面31bが平らな面であることは、その面に全くの凹凸がないことを意味するものではなく、表面31bを全体として見たときに平坦な面になっていることを意味する。
図3は、センサー本体32だけを示した分解斜視図である。
なお、図3もXYZ軸で示すように、図1の縦向きの図示に対して図2と同じように横向きに示したものになっている。
図3に示すように、センサー本体32は、静電容量式のセンサーユニット33と、固定プレート34と、固定ボックス35と、を備える。
センサーユニット33は、人の指等が近づくと、それを検知してスイッチのON又はOFFの動作を実現する。
より具体的に、図4(a)に示すように、センサーユニット33は、ドライブライン36a、センサーライン36b、及び、グランド36cを備えている。
そして、ドライブライン36aとセンサーライン36b及びグランド36cとの間に電界が生じており、図4ではその電界の様子を電気力線として矢印で表現している。
この電気力線の減少すなわち静電容量の変化を検知することで、スイッチの操作が行われたか否かを検出するようになっている。
このため、組立時にカバー部31とセンサーユニット33との間に隙間ができてしまうことを気にする必要がないため、厳密な寸法管理や高い組立精度が不要な平面スイッチ10を構成することができる。
図3に示すように、固定ボックス35には、空間37が設けられている。
この空間37には、固定プレート34のセンサーユニット33に向く表面と反対に位置する裏面に設けられるコントローラAが配置される。
なお、図3では、コントローラAのセンサーユニット33に接続されるコネクタ部分だけが示されている。
なお、ネジ固定孔35a、35bの内周面には、ネジの雄ネジ構造に対応した図示しない雌ネジ構造(螺旋溝)が形成されている。
先ず、固定プレート34の裏面にコントローラAが取付けられた固定プレート34を、コントローラAが固定ボックス35の空間37に配置されるようにしながら固定ボックス35上に配置する。
なお、ネジ固定孔34c、34dの内周面には、ネジ38c、38dの雄ネジ構造に対応した図示しない雌ネジ構造(螺旋溝)が形成されている。
なお、センサーユニット33を固定プレート34上に配置する時に、センサーユニット33にコントローラAのコネクタ部分を接続する。
スペーサ40は、センサー本体32をスイッチボックス50に取付けるための部品である。
本実施形態では、スペーサ40として、図2に示すように、スイッチボックス50の一対のネジ固定孔50a、50bに対応するように、一対のスペーサ40a、40bを設けるようにしている。
スペーサ40a、40bには、それぞれ、ネジ孔41a、41bが設けられており、ネジ孔41a、41bの周縁には、ネジ42a、42bを受けるテーパ状のフランジが設けられている。
より具体的には、スペーサ40aには図で見て上下に一対のネジ固定孔43a、43bが設けられ、スペーサ40bには図で見て上下に一対のネジ固定孔43c、43dが設けられている。
なお、図3の固定ボックス35を見るとわかるように、この四隅のネジ孔においても孔の周縁には、ネジ39a、39b、39c、及び、39dを受けるテーパ状のフランジが設けられている。
図2に示すように、スイッチボックス50は、ベース部60の平面部61に取付けられる部材である。
より具体的には、平面部61の外壁1の開口1a(図1参照)側に向く面(図2のZ方向左側)に配置され、ベース部60の平面部61のY方向の両辺に対となる挟持片62a、62b、及び、62c、62dがX方向に離間して2対設けられており、この挟持片62a、62b、及び、62c、62dによって、スイッチボックス50のY方向の両側壁52a、52bが挟持されることで、スイッチボックス50は、ベース部60に取付けられる。
しかしながら、ベース部60自体にセンサー本体32を取付ける構造を設けて、直接、センサー本体32がベース部60に支持される構成としても良い。
このため、例えば、既設のスイッチを本発明に係る平面スイッチに置き換えるときに、既設のスイッチボックスを流用することが可能である。
また、このような構成とすることで、ベース部60自体を一般的なスイッチボックス50に合わせて作ればよいため、ベース部60の汎用性を高めることが可能である。
図2に示すように、ベース部60は、平面部61と、平面部61の少なくとも対向する2辺に設けられる脚部63a、63bと、を備える。
本実施形態では、脚部63a、63bを平面部61のY方向に対向する2辺に設けている。
したがって、脚部63a、63bは、図1に示す内壁2側、つまり、開口1aの底面側に延びるように形成されている。
また、平面部61には、X方向右側にスイッチボックス50を支えるスイッチボックス支え部64が設けられている。
したがって、スイッチボックス50は、実際に壁面に取付けられた状態のときには、ベース部60のスイッチボックス支え部64によって下側から支えられるようになっている。
この結果、スイッチボックス50は、挟持片62a、62b、及び、62c、62dだけ固定される場合に比べ、より安定してベース部60に固定されるようになっている。
図5は、図2に示したベース部60の前後の向き(Z方向に沿った向き)を、ひっくり返して、図1の開口1aの奥にある内壁2側からベース部を見た斜視図になっている。
つまり、図5は、ベース部60の平面部61の裏面側を示す斜視図になっており、図5において、Z方向左側が内壁2側であり、Z方向右側が開口1a側である。
但し、本実施形態の底面は内壁2であることから、表記としては底面(内壁2)と記載することとする。
また、本実施形態では、弾性体70a、70b、70c、及び、70dとしてコイルばねを用いているが、必ずしもコイルばねに限定されるものではない。
図6において、Z方向上側が図1の開口1b側であり、Z方向下側が図1の底面(内壁2)側である。
また、図6において、X方向左側が図1のX方向下側であるとともに、図5のX方向右側であり、X方向右側が図1のX方向上側であるとともに、図5のX方向左側である。
具体的には、ベース部60は、平面部61から底面(内壁2)側に突出し、弾性体70d(コイルばね)の一端側が挿入される突出部72dを備えている。
なお、その他の弾性体70a、70b、70cも同じ構造の突出部によってベース部60の平面部61に固定されている。
そして、この折曲部65a、65bには、それぞれ2つのネジを通すためのネジ孔が設けられている。
つまり、本実施形態の弾性体70a、70b、70c、及び、70dと固定体としてのネジとを備える固定部は、センサー部30の開口1a側の端面が例えば、開口1aと面一とするような所定の状態や開口1aに対してチルトさせた所定の状態になるように、センサー部30の開口1aに対する奥行き方向の位置や傾きの調節が可能な固定部になっている。
先ず、図7(a)に示すように、外壁1に開口1aを設ける。
このとき、図7(b)に示すように、底面(内壁2)に開口1a(図示せず)を通じてベース部60(図示せず)を固定する固定体(ネジ)をねじ込むための4つのネジ孔2aを形成する。なお、図7(b)では、底面(内壁2)の状態がわかり易いように外壁1の図示を省略している。
以降でも、底面(内壁2)の状態を主に示すために外壁1を省略する場合があるが、実際には、外壁1がある点に留意されたい。
また、例えば、既存のスイッチを平面スイッチ10に換える場合には、図7(a)に示す外壁1の開口1aが存在するので、そのような場合には、開口1aを設ける作業は不要であり、図7(b)に示す底面(内壁2)にネジ孔2aを設けるだけで良い。
図8(b)に示すように、ベース部60を底面(内壁2)から離れる方向に付勢する弾性体70a、70b、70c、70dと固定体(ネジ2b)とからなる固定部によって、ベース部60は底面(内壁2)から離間した状態(浮いた状態)に仮固定される。
そして、図10に太矢印で示すように、センサー本体32にカバー部31を取付けるステップを行うようにして、センサー部30をベース部60に支持させる支持ステップを実施する。
なお、カバー部31がなくセンサー本体32だけからなるセンサー部30の場合には、この支持ステップにおけるカバー部31を取付けるステップが省略されることになる。
図11(a)は、外壁1を正面から見た正面図であり、図11(b)は、図11(a)のX方向に沿った側面を矢印Q側から見た側面図である。
なお、図11(b)では、カバー部31が開口1aより少し出ている場合を示しているが、仮固定時にネジ2bのねじ込み量が多い場合には、逆に、カバー部31が開口1aより奥側、つまり、底面(内壁2)側に引っ込んでいるような場合もある。
より具体的には、例えば、センサー部30の開口1aに位置させる平らな面を有するカバー部31が、図11(b)の状態から図12に示す状態のように、開口1a(外壁1)と面一になるように、ドライバなどを用いて固定体であるネジ2bの底面(内壁2)に対するねじ込み量を調節する。
このような場合には、所定の状態が上側に少しチルトしている状態としても良い。
なお、平面スイッチ10の取付が終った後に、パッキン20が視認されないように、センサー部30だけが見えるようなサイズの開口を設けた壁紙などを外壁1に設けても良い。
また、簡単に、平面スイッチ10を開口1aに対してチルトさせるように取付けることも可能である。
スイッチの使用形態としては、照明用スイッチとして用いても良いが、空調などその他の機器のスイッチとして用いても良い。
このため、平面スイッチ10が押されたときに、ベース部60が動いて平面スイッチ10全体が動くことがないように、平面スイッチ10が押されても、ベース部60が動かない程度の弾性力を有する弾性体70a、70b、70c、70dとすることが好適である。
第1実施形態では、底面(内壁2)にベース部60を固定する固定体としてネジ2bを用いていたが、以下に具体的に説明するが、第2実施形態では、このネジ2bに代えて、固定体の態様を、底面(内壁2)設けるガイドピンと接着剤とで構成するようにする点が異なり、その他の点は、第1実施形態と同様である。
図14(a)及び(b)は、図7(a)及び(b)に対応する図である。
このとき、第1実施形態では、図7(b)を参照して説明したように、内壁2にネジ孔2aを設けるようにしていたが、第2実施形態では、図14(b)に示すように、このネジ孔2aに対応する位置にガイドピン2cを設けるようにする。
なお、ガイドピン孔の内径は、ガイドピン2cの外径に近いサイズにしておくことでベース部60がぐらつくことを抑制できる。
そうすると、図8(b)に対応する図で示すと、図15に示すように、ガイドピン2cの先端がガイドピン孔から出る状態となるので、このガイドピン2cの先端に、図16に示すように、接着剤3aを塗布する。
センサー部30の取付が終了した状態、つまり、第1実施形態の図11(b)に対応する状態は、図17に示すようになり、センサー部30の一部(カバー部31)が、開口1aから少し出た状態となる。
このようにして、開口1a(外壁1)と面一になる所定の状態を、接着剤3aが硬化するまで維持する。
このため、第1実施形態のように、パッキン20で隙間を塞ぐ必要がない。
また、第2実施形態で、センサー部30を少しチルトさせたいときには、接着剤3aが硬化するまでチルトの状態を保つようにすればよい。
上記実施形態では、カバー部31にスイッチのマーク(表示)を施した場合を示したが、カバー部31自体にスイッチのマークを施すことに限定されるものではなく、他の手法でスイッチがある位置が表示されるようにしても良い。
表示部88には、スイッチのマークを描いた透明なプレートやスイッチのマークを表示する液晶装置を用いることができる。
また、バックライト87には、液晶装置などに用いられているような導光板85と導光板85に光を入射する光源86とからなるものを用いることができる。
この場合、例えば、人感センサーなどと連動させて人が近づいた時だけ、バックライト87を点灯させて、スイッチのマークが表示されるようにすれば良い。
特に夜間などでは、単なる印刷による表示だと視認しにくいが、このようにライトアップするようにすれば、どこにスイッチがあるのかが一目でわかるような構成にすることができる。
なお、本実施形態では、スイッチのマークを表示する場合を示したが、どのようなマークを表示させるかは、適宜変えればよく、スイッチのマークに限定されるものではない。
開口1aのサイズをセンサー部30と略等しいサイズとしておいて、ネジ2bに対応する部分だけ外壁1に孔を設けるようにした態様としても良い。
この場合、パッキン20は、そのネジ2bに対応して設けた外壁1の孔の形状に合わせるようにすればよい。
図20は、この変形例のベース部60’を示した正面側から見た斜視図であり、図示する向きは、図2に示したベース部60と同様の向きになっており、図21は、図20を裏面側から見た斜視図である。
図20及び図21において、第1実施形態と同様の構成部分には、同じ番号を付して説明を割愛し、異なる点だけを主に説明する。
そして、図21に示すように、弾性体70’は平面部61の中央に位置するように配置される。
より具体的には、平面部61から図示しない底面(内壁2)側に向かって突出する4つの突出部72’が、X方向に離間した2箇所とY方向に離間した2箇所とに設けられ、これら4つの突出部72’は、平面部61の中央を基準(原点)として同じ距離となる位置に位置するように設けられている。
Y方向に離間した2箇所の突出部72’間の距離も弾性体70’の内径の直径にほぼ等しい距離とされている。
したがって、ベース部60’は、第1実施形態のベース部60と同様に図示しない底面(内壁2)から離間した状態(浮いた状態)で固定することができ、ネジ孔66a、66b、66c、66dを通して図示しない底面(内壁2)にねじ込むネジ2b(図示せず)の底面(内壁2)に対するねじ込み量を調節することで奥行き方向の位置及び傾きを変えることが可能になっている。
なお、この変形例のように、弾性体を1つにするときには、ベース部60’を安定して受けることができるように、大きめの弾性体を用いるのが好適である。
[付記1]
センサー部が開口に位置するように取付け可能な埋め込み型の平面スイッチの取付方法であって、
前記開口の奥の底面に固定部でベース部を固定する固定ステップと、
前記開口側に平らなセンサー面を向けて前記センサー部を前記ベース部に支持させる支持ステップと、
前記ベース部の固定状態を前記固定部で調節して、前記センサー部の前記開口側の端面が前記開口に対して所定の状態となるように、前記センサー部の前記開口に対する奥行き方向の位置又は傾きを調節する調節ステップと、を含む取付方法。
[付記2]
前記所定の状態は、前記センサー部の前記開口側の端面が前記開口と面一の状態であることを特徴とする付記1に記載の取付方法。
[付記3]
前記固定部が前記ベース部と前記底面との間に設けられる弾性体と前記ベース部を前記底面に固定する固定体とを備え、
前記調節ステップが、
前記所定の状態となるように、前記固定体の固定状態を調節するステップであることを特徴とする付記1又は付記2に記載の取付方法。
[付記4]
前記ベース部が矩形状の平面部と前記平面部の少なくとも対向する2辺から前記底面側に延びる脚部とを備え、
前記弾性体が、少なくとも前記平面部の四隅又は中央に設けられ、
前記固定体が、少なくとも前記平面部の四隅の近傍の前記脚部に設けられており、
前記固定体の固定状態の調節は、前記所定の状態となるように、それぞれの固定体の固定状態を調節するものであることを特徴とする付記3に記載の取付方法。
[付記5]
前記固定体がネジであり、
前記固定体の固定状態の調節は、前記ネジの前記底面に対するねじ込み量を調節するものであることを特徴とする付記3又は付記4に記載の取付方法。
[付記6]
前記固定体が前記底面に固定されるガイドピンと前記ガイドピンに前記ベース部を接着する接着剤とからなり、
前記固定体の固定状態の調節が、前記センサー部の前記開口側の端面を前記開口に対して所定の状態に維持したまま、前記接着剤を硬化することで行われることを特徴とする付記3又は付記4に記載の取付方法。
[付記7]
前記センサー部がセンサー本体と前記センサー本体の前記開口側に取付けられるカバー部とを備え、
前記支持ステップが、
前記センサー本体をスイッチボックスに取付けるステップと、
前記スイッチボックスを前記ベース部に取付けるステップと、を含むことを特徴とする付記1から付記6のいずれか1つに記載の取付方法。
Claims (14)
- 開口に埋め込まれる埋め込み型の平面スイッチであって、
前記開口より奥に配置されるベース部と、
前記開口側に平らなセンサー面を向けて前記ベース部に支持されるセンサー部と、
前記ベース部を前記開口の奥にある底面に固定する固定部と、を備え、
前記固定部は、
前記ベース部と前記底面との間に配置され、前記ベース部に取付けられる弾性体と、
前記ベース部を前記底面に固定する固定体と、を含み、
前記ベース部が矩形状の平面部と前記平面部の少なくとも対向する2辺から前記底面側に延びる脚部とを備え、
前記ベース部は、前記弾性体の前記底面から離れる方向への付勢によって、前記底面から離間した状態となり、
前記弾性体が、少なくとも前記平面部の四隅に設けられ、
前記固定体が、少なくとも前記平面部の四隅の近傍の前記脚部に当該固定体の固定状態を調節可能に設けられることにより、前記センサー部の前記開口側の端面が前記開口に対して所定の状態になるように、前記センサー部の前記開口に対する奥行き方向の位置又は傾きの調節が可能であることを特徴とする平面スイッチ。 - 前記固定体が、ネジであり、
前記センサー部と前記開口の縁部との間を塞ぐパッキンを備えることを特徴とする請求項1に記載の平面スイッチ。 - 前記固定体が、前記底面に固定されるガイドピンと、前記ガイドピンに前記ベース部を接着する接着剤とからなることを特徴とする請求項1に記載の平面スイッチ。
- 前記弾性体がコイルばねであり、
前記ベース部は、前記底面側に突出し、前記コイルばねの一端側が挿入される突出部を備え、
前記突出部には、前記コイルばねを係止する係止突起が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の平面スイッチ。 - 前記センサー部は、静電容量式のセンサーユニットを含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の平面スイッチ。
- 前記センサー部が、
前記開口側に設けられ、前記開口に位置させるカバーと、
前記カバーの取付けられるセンサー本体と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の平面スイッチ。 - 前記センサー部が、
前記カバー部と前記センサー本体との間に設けられるバックライトと、
前記バックライトと前記カバー部との間に設けられる表示部と、を備え、
前記カバー部が、光を透過する材料からなることを特徴とする請求項6に記載の平面スイッチ。 - 前記センサー部が、
前記カバー部と前記センサー本体との間に設けられるバックライトを備え、
前記カバー部が、光を透過する材料からなるとともに表示が印刷されていることを特徴とする請求項6に記載の平面スイッチ。 - 前記センサー本体を取付けるスイッチボックスを備え、
前記スイッチボックスが前記ベース部の前記平面部の前記開口側に取付けられることで前記センサー部が前記スイッチボックスを介して前記ベース部に支持されることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の平面スイッチ。 - 前記スイッチボックスに取付けられるスペーサを備え、
前記センサー本体が、
前記スペーサに取付けられる固定ボックスと、
前記固定ボックスに取付けられる固定プレートと、
前記固定プレートに取付けられるセンサーユニットと、を備えることを特徴とする請求項9に記載の平面スイッチ。 - 前記固定部は、前記センサー部の前記開口側の前記端面が前記開口に対して面一である前記所定の状態にするように、前記センサー部の前記開口に対する奥行き方向の位置、及び、傾きの調節が可能であることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の平面スイッチ。
- 前記弾性体が、前記少なくとも平面部の四隅の底面側と前記底面との間に配置される請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の平面スイッチ。
- 前記ベース部の前記脚部の先端が、前記底面に沿って外方に延びる折曲部を備え、該折曲部において、前記固定部によって前記ベース部が前記底面に固定される請求項12に記載の平面スイッチ。
- センサー部が開口に位置するように取付け可能な埋め込み型の平面スイッチの取付方法であって、
前記開口の奥の底面に固定部でベース部を固定する固定ステップと、
前記開口側に平らなセンサー面を向けて前記センサー部を前記ベース部に支持させる支持ステップと、
前記ベース部の固定状態を前記固定部で調節して、前記センサー部の前記開口側の端面が前記開口に対して所定の状態となるように、前記センサー部の前記開口に対する奥行き方向の位置又は傾きを調節する調節ステップと、を含み、
前記固定部が前記ベース部と前記底面との間に設けられる弾性体と前記ベース部を前記底面に固定する固定体とを備え、
前記ベース部が矩形状の平面部と前記平面部の少なくとも対向する2辺から前記底面側に延びる脚部とを備え、
前記固定ステップにおいて、前記弾性体を少なくとも前記平面部の四隅に設け、前記固定体を少なくとも前記平面部の四隅の近傍の前記脚部に設けて、前記ベース部を、前記弾性体の前記底面から離れる方向への付勢によって、前記底面から離間した状態に仮固定し、
前記調節ステップにおいて、前記固定体の固定状体を調節することにより、前記センサー部の前記開口側の端面が前記開口に対して所定の状態となるように、前記センサー部の前記開口に対する奥行き方向の位置又は傾きを調節する取付方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015043161A JP6449053B2 (ja) | 2015-03-05 | 2015-03-05 | 平面スイッチ及びその平面スイッチの取付方法 |
CN201680011930.4A CN107251183A (zh) | 2015-03-05 | 2016-03-04 | 平面开关以及该平面开关的安装方法 |
EP16759057.9A EP3267458A4 (en) | 2015-03-05 | 2016-03-04 | Planar switch and mounting method for same planar switch |
PCT/JP2016/056900 WO2016140365A1 (ja) | 2015-03-05 | 2016-03-04 | 平面スイッチ及びその平面スイッチの取付方法 |
US15/687,632 US20170359068A1 (en) | 2015-03-05 | 2017-08-28 | Plain-face switch and method for attaching the plain-face switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015043161A JP6449053B2 (ja) | 2015-03-05 | 2015-03-05 | 平面スイッチ及びその平面スイッチの取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016162707A JP2016162707A (ja) | 2016-09-05 |
JP6449053B2 true JP6449053B2 (ja) | 2019-01-09 |
Family
ID=56845527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015043161A Active JP6449053B2 (ja) | 2015-03-05 | 2015-03-05 | 平面スイッチ及びその平面スイッチの取付方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20170359068A1 (ja) |
EP (1) | EP3267458A4 (ja) |
JP (1) | JP6449053B2 (ja) |
CN (1) | CN107251183A (ja) |
WO (1) | WO2016140365A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6453828B2 (ja) * | 2016-10-05 | 2019-01-16 | ミネベアミツミ株式会社 | 平面スイッチ |
JP6954713B2 (ja) | 2017-06-30 | 2021-10-27 | ミネベアミツミ株式会社 | 平面スイッチ |
JP6901200B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2021-07-14 | ミネベアミツミ株式会社 | 取付板及びその取付板を備えた平面スイッチ |
CN108833303A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-11-16 | 郑州国知网络技术有限公司 | 一种交换机 |
JP7190359B2 (ja) * | 2019-01-25 | 2022-12-15 | ミネベアミツミ株式会社 | 平面スイッチ |
USD947139S1 (en) * | 2021-04-29 | 2022-03-29 | Ningbo Juchuang Lighting Co., Ltd. | LED light string controller |
USD948461S1 (en) * | 2021-04-29 | 2022-04-12 | Ningbo Juchuang Lighting Co., Ltd. | LED light string controller |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5212131Y1 (ja) * | 1966-10-19 | 1977-03-17 | ||
US4672229A (en) * | 1985-12-12 | 1987-06-09 | Southwest Laboratories, Inc. | Wall-mounted touch control switch |
JP2501376B2 (ja) * | 1990-11-19 | 1996-05-29 | 三菱電機株式会社 | エレベ―タ用タッチボタン装置 |
KR100346266B1 (ko) * | 2000-06-01 | 2002-07-26 | 엘지전자주식회사 | 평판형 발광소자를 백라이트로 이용한 터치 스위치 장치 |
JP4541594B2 (ja) * | 2000-06-16 | 2010-09-08 | 未来工業株式会社 | 配線器具取付具及び配線器具の取付方法 |
DE102005041114A1 (de) * | 2005-08-30 | 2007-03-01 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kapazitiver Stellstreifen und Haushaltsgerät mit einem solchen |
US7910849B2 (en) * | 2005-10-27 | 2011-03-22 | Lutron Electronics Co., Inc. | Button mount for a lighting control |
US20080156514A1 (en) * | 2006-12-27 | 2008-07-03 | Webb Ronald D | Adjustable Electrical Box Assembly |
EP1953888B1 (de) * | 2007-02-02 | 2018-01-03 | Michael Dr. Gerloff | Schalter einer Steuerung einer elektrischen Thermostatarmatur zur Betätigung der Armatur |
US8859922B1 (en) * | 2009-10-18 | 2014-10-14 | Method Electronics, Inc. | Multi-function switch apparatus and method of use |
CN203859001U (zh) * | 2014-04-09 | 2014-10-01 | 福建省光速达物联网科技有限公司 | 墙面开关的安装微调结构 |
-
2015
- 2015-03-05 JP JP2015043161A patent/JP6449053B2/ja active Active
-
2016
- 2016-03-04 EP EP16759057.9A patent/EP3267458A4/en not_active Withdrawn
- 2016-03-04 WO PCT/JP2016/056900 patent/WO2016140365A1/ja active Application Filing
- 2016-03-04 CN CN201680011930.4A patent/CN107251183A/zh active Pending
-
2017
- 2017-08-28 US US15/687,632 patent/US20170359068A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2016140365A1 (ja) | 2016-09-09 |
EP3267458A4 (en) | 2018-10-03 |
EP3267458A1 (en) | 2018-01-10 |
US20170359068A1 (en) | 2017-12-14 |
JP2016162707A (ja) | 2016-09-05 |
CN107251183A (zh) | 2017-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6449053B2 (ja) | 平面スイッチ及びその平面スイッチの取付方法 | |
TWI492125B (zh) | 相關於一可攜式電腦之觸控板聲學特徵 | |
US9846454B2 (en) | Electronic device | |
JP5424515B1 (ja) | 画像表示装置の光センサ取付構造。 | |
US8179673B2 (en) | Portable computer hard drive structures | |
JP2007140246A (ja) | 表示装置 | |
JP2008152242A (ja) | 譜面台および物品保持装置 | |
CN105358359B (zh) | 汽车显示装置 | |
CN105763769A (zh) | 摄像头及具有该摄像头的电子装置 | |
JP5627219B2 (ja) | 画像表示装置 | |
WO2017183525A1 (ja) | 平面スイッチ及び平面スイッチユニット | |
JP2011215867A (ja) | タッチパネルの取付構造および電子機器 | |
JP6453782B2 (ja) | 平面スイッチ及び平面スイッチユニット | |
WO2014038085A1 (ja) | 電子機器の仮固定構造 | |
JP6453828B2 (ja) | 平面スイッチ | |
JP5189632B2 (ja) | 壁材ユニットの施工用係合具 | |
JP2018013778A (ja) | 導光板ユニット | |
JP6395286B2 (ja) | 下地金具を備える発光パネル支持構造 | |
US20070228238A1 (en) | Self adjusting mounting holes | |
TWI439212B (zh) | 電子裝置 | |
TWI565901B (zh) | Mobile device stent | |
KR102445976B1 (ko) | 벽면 고정장치 및 이를 포함하는 디스플레이 장치 | |
JP2011109615A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2011107642A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2008103948A (ja) | 表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180828 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6449053 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |