JP6448915B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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    • B60Q1/268Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic mounted on parts having other functions on windscreens or windows

Description

本願発明は、車両のウインドウの内側に配置された状態で、このウインドウを介して車外へ向けて光照射を行うように構成された車両用灯具に関するものである。
従来より、車両用灯具の構成として、車両のウインドウの内側(すなわち車内側)に配置された状態で、このウインドウを介して車外へ向けて光照射を行うように構成されたものが知られている。
例えば「特許文献1」には、車両のリアウインドウの内面に沿って導光部材が配置されるとともに、この導光部材の車内側に配置されたハウジングに複数の発光ダイオードが支持された車両用灯具が記載されている。この車両用灯具においては、各発光ダイオードからの出射光を導光部材およびリアウインドウを介して車外へ向けて照射するように構成されている。
その際、この車両用灯具のハウジングは、各発光ダイオードを支持している部分が遮光領域として構成されるとともに発光ダイオード相互間に位置する部分が透光領域として構成されている。
特開2014−10993号公報
上記「特許文献1」に記載された車両用灯具においては、車内からハウジングの透光領域を介して車外を視認可能とした上で、各発光ダイオードから出射した後に車内へ向かう光をハウジングの遮光領域において遮光することが可能である。
しかしながら、このような灯具構成では、ハウジングにおける遮光領域の比率を比較的大きく確保する必要があるため透光領域の比率が相対的に小さくなってしまい、このためドライバ等の視界を十分に確保することができない、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、車両のウインドウの内側に配置された車両用灯具において、車内から車外を容易に視認可能とした上で、光源から出射した後に車内へ向かう光の量を抑制することができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、車両のウインドウの内面に沿って配置された透光性基板に光源が搭載された構成とした上で、所定の光吸収部材を備えた構成とすることにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
車両のウインドウの内側に配置された状態で、このウインドウを介して車外へ向けて光照射を行うように構成された車両用灯具において、
上記ウインドウの内面に沿って配置された透光性基板と、この透光性基板に搭載された光源とを備えており、
上記光源よりも車内側に、車内から上記透光性基板を介して車外を視認可能とした上で、上記光源から出射した後に車内へ向かう光を吸収する光吸収部材が、上記光源を車内側から覆うようにして配置されており、
上記光源が、車外側および車内側の両面に発光面を有しており、
上記透光性基板が、上記光源を車外側および車内側から挟むようにして配置された第1および第2の透明部材で構成されている、ことを特徴とするものである。
上記「車両用灯具」の種類は特に限定されるものではなく、例えば、テールランプ、ストップランプ、ターンシグナルランプ、クリアランスランプ等の標識灯であってもよいし、これらの標識灯とは別に周囲の車両等に注意喚起を促す機能に特化した灯具や装飾を目的とした灯具等であってもよい。
上記「透光性基板」は、ウインドウの内面に沿って配置されていれば、その具体的な配置の態様は特に限定されるものではなく、例えば、リアウインドウと間隔をおいて配置された構成や、ウインドウの内面に貼り付けられた構成等が採用可能である。その際、この「透光性基板」は、透光性を有する基板であれば、その具体的な構成は特に限定されるものではなく、例えば、透明な基板の表面また内部に透明または不透明な配線パターンが形成された構成等が採用可能である。
上記「光源」は、透光性基板に搭載されていれば、その種類は特に限定されるものではなく、例えば発光ダイオードや有機EL等が採用可能である。また、この「光源」の個数は、単数であってもよいし複数であってもよい。
上記「光吸収部材」は、光源よりも車内側に配置されていれば、その具体的な配置は特に限定されるものではなく、また、光源から出射した後に車内へ向かう光(すなわちウインドウの内面や外面で反射した光あるいは光源から直接車内へ向かう光等)を吸収するように構成されていれば、その具体的な構成は特に限定されるものではない。その際、この「光吸収部材」は、車内へ向かう光を完全に吸収するように構成されていてもよいし、その一部を吸収するように構成されていてもよい。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用灯具は、ウインドウの内面に沿って配置された透光性基板に光源が搭載された構成となっており、その光源よりも車内側には、車内から透光性基板を介して車外を視認可能とした上で、光源から出射した後に車内へ向かう光を吸収する光吸収部材が配置されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、光源から出射した後に車内へ向かう光を光吸収部材によって吸収することにより、この光によってドライバ等に無用な違和感を与えてしまうのを未然に防止することができる。また、光吸収部材が配置されているにもかかわらず車内から透光性基板を介して車外が視認可能な構成となっているので、ドライバ等の視界を十分に確保することができる。
このように本願発明によれば、車両のウインドウの内側に配置された車両用灯具において、車内から透光性基板を介して車外を容易に視認可能とした上で、光源から出射した後に車内へ向かう光の量を抑制することができる。
上記構成において、光吸収部材を、透光性基板よりも車内側に配置された透明部材で構成すれば、この透明部材の構成を適宜選択することにより、光源から出射した後に車内へ向かう光の吸収度合を容易に調節することができる。
上記構成において、光吸収部材を上記透光性基板で構成すれば、灯具構成の簡素化および薄型化を図ることができる。
上記構成において、ウインドウがリアウインドウであり、光源が赤色発光ダイオードである場合には、光源から出射した後に車内へ向かう光が赤色光となり、ドライバ等に与える違和感が大きなものとなるので、これを吸収する光吸収部材が配置された構成とすることが特に効果的である。
この場合において、光吸収部材を、赤色光を吸収するカラーフィルタで構成すれば、ドライバ等の後方視界をできるだけ明るく維持した上で、ドライバ等に違和感を与えてしまわないようにすることができる。
本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を備えた車両を示す側面図 図1のII方向矢視図 図2のIII−III線断面詳細図 上記実施形態の第1変形例を示す、図3と同様の図 上記実施形態の第2変形例を示す、図3と同様の図 上記実施形態の第3変形例を示す、図3と同様の図 上記実施形態の第4変形例を示す、図3と同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用灯具が取り付けられた車両100を示す側面図であり、図2は、そのII方向矢視図である。
これらの図に示すように、車両100は、その車体102の後端開口部にリアウインドウ104が嵌め込まれた構成となっている。
本実施形態に係る車両用灯具10L、10Rは、リアウインドウ104の内側(すなわち車内側)の左下および右下の位置にそれぞれ配置されたテールランプであって、リアウインドウ104を介して車外へ向けて(すなわち車両後方へ向けて)光照射を行うように構成されている。
これら1対の車両用灯具10L、10Rは、いずれも同様の構成を有している。そこで以下においては、左側の車両用灯具10Lについて説明する。
図3は、図2のIII−III線断面詳細図である。
同図にも示すように、車両用灯具10Lは、リアウインドウ104の内面104aに沿って配置された透光性基板20と、この透光性基板20に搭載された複数の光源30とを備えた構成となっている。これにより、この車両用灯具10Lは、該灯具をドライバ2のアイポイント4からルームミラー106を介してあるいは直接観察したとき、その透光性基板20を介して車外を視認可能とするようになっている。
透光性基板20は、リアウインドウ104と一定の間隔をおいて配置されている。
この透光性基板20は、透明樹脂製(例えばPET製)の基板本体22の後面に配線パターン24が形成されるとともに、この配線パターン24の複数箇所にランド部26が形成された構成となっている。
複数の光源30は、後面視において縦横格子状に配置されており、各箇所のランド部26に導通固定されている。
各光源30は、赤色発光ダイオードであって、発光チップを収容するセラミックケースに蛍光体が充填された構成となっており、その蛍光体の表面が発光面30aを構成している。これら各光源30からの出射光は、その発光面30aから車両後方へ向かう光となるが、その一部は漏れ光として車両前方へ向かう光となる。
各光源30の発光面30aから車両後方へ向けて出射した光の多くは、リアウインドウ104を介して車外へ向けて出射されるが、その一部はリアウインドウ104の内面104aやその外面104bで反射して車内へ向かう光となる。そして、この車内へ向かう光は、透光性基板20を介してさらに車内へ向かう光となる。また、各光源30の発光面30aから車両前方へ向けて出射した光も、透光性基板20を介してさらに車内へ向かう光となる。
透光性基板20の前方側(すなわち複数の光源30よりも車内側)には、車内から透光性基板20を介して車外を視認可能とした上で、各光源30から出射した後に車内へ向かう光を吸収する光吸収部材40が配置されている。
この光吸収部材40は、青色に着色された透明樹脂製(例えばPET製)の板状部材であって、透光性基板20に対して一定の間隔をおいて延びるように配置されている。そしてこれにより、この光吸収部材40は、各光源30の発光面30aから出射した赤色光を吸収するカラーフィルタとして機能するようになっている。なお、この光吸収部材40は、その外周縁部において透光性基板20に支持されている。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係る車両用灯具10L、10Rは、リアウインドウ104の内面104aに沿って配置された透光性基板20に複数の光源30が搭載された構成となっており、これら複数の光源30よりも車内側には、車内から透光性基板20を介して車外を視認可能とした上で、各光源30から出射した後に車内へ向かう光を吸収する光吸収部材40が配置されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、各光源30から出射した後に車内へ向かう光を光吸収部材40によって吸収することにより、この光によってドライバ2等に無用な違和感を与えてしまうのを未然に防止することができる。また、光吸収部材40が配置されているにもかかわらず車内から透光性基板20を介して車外が視認可能な構成となっているので、ドライバ2等の視界を十分に確保することができる。
このように本実施形態によれば、車両100のリアウインドウ104の内側に配置された車両用灯具10L、10Rにおいて、車内から透光性基板20を介して車外を容易に視認可能とした上で、各光源30から出射した後に車内へ向かう光の量を抑制することができる。
その際、本実施形態においては、光吸収部材40が透光性基板20よりも車内側に配置された透明部材で構成されているので、この透明部材の構成を適宜選択することにより(例えば板厚や色の濃度あるいは色相等を適宜調節することにより)、各光源30から出射した後に車内へ向かう光の吸収度合を容易に調節することができる。
本実施形態に係る車両用灯具10L、10Rはテールランプであって、その光源30が赤色発光ダイオードであるので、光源30から出射した後に車内へ向かう光も赤色光となり、ドライバ2等に与える違和感が大きなものとなる。したがって、車内へ向かう赤色光を吸収する光吸収部材40が配置された構成とすることが特に効果的である。
その際、この光吸収部材40は、赤色光を吸収するカラーフィルタで構成されているので、ドライバ2等の後方視界をできるだけ明るく維持した上で、ドライバ2等に違和感を与えてしまわないようにすることができる。
上記実施形態においては、光吸収部材40が、青色に着色された透明部材で構成されているものとして説明したが、青色以外(例えば緑色等)に着色された透明部材で構成されたものとすることも可能である。また、無色の透明部材の表面に多層膜コーティングを施すことにより赤色光を吸収するように構成されたものとすることも可能である。さらには、例えばNDフィルタのように透過光の減衰のみを図るように構成されたものとすることも可能である。
上記実施形態においては、複数の光源30が縦横格子状に配置されているものとして説明したが、これ以外の態様で配置されたものとすることも可能である。
上記実施形態においては、車両用灯具10L、10Rがテールランプである場合について説明したが、他の種類の灯具として構成されている場合においても、上記実施形態と同様の構成を採用することにより上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
まず、上記実施形態の第1変形例について説明する。
図4は、本変形例に係る車両用灯具110Lの要部を示す、図3と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、光吸収部材140の構成および配置が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、本変形例においては、光吸収部材140が、青色に着色された透明樹脂製(例えばPET製)のフィルムで構成されており、これにより赤色光を吸収するカラーフィルタとして機能するようになっている。そして、この光吸収部材140は、透光性基板20の基板本体22の前面に貼付されている。
本変形例の構成を採用することにより、光吸収部材140の配置を容易に行うことができ、これにより灯具構成の簡素化を図ることができ、また灯具の薄型化を図ることができる。
次に、上記実施形態の第2変形例について説明する。
図5は、本変形例に係る車両用灯具210Lの要部を示す、図3と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、透光性基板220の基板本体222が、各光源30から出射した後に車内へ向かう光を吸収する光吸収部材としての機能を兼ね備えている点で、上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、本変形例の基板本体222は、青色に着色された透明樹脂製(例えばPET製)の板状部材で構成されており、これにより赤色光を吸収するカラーフィルタとして機能するようになっている。
なお、本変形例の透光性基板220においても、その基板本体222の後面に配線パターン224が形成されており、この配線パターン224の複数箇所にランド部226が形成された構成となっている。
本変形例の構成を採用することにより、上記実施形態のように光吸収部材40を配置する必要をなくすことができ、これにより灯具構成の簡素化および薄型化を効果的に図ることができる。
次に、上記実施形態の第3変形例について説明する。
図6は、本変形例に係る車両用灯具310Lの要部を示す、図3と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、透光性基板320および各光源330の構成が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、本変形例の透光性基板320は、後面に配線パターン324が形成された第1透明フィルム322の後面に第2透明フィルム326が接着剤328を介して貼付された構成となっている。その際、配線パターン324は、メッシュ状に形成された不透明の導電膜の一部を切断することにより構成されている。
また、本変形例の各光源330も、赤色発光ダイオードであるが、前後両面に発光面330aを有する発光チップ単体で構成されている。そして、これら各光源330は、第1および第2透明フィルム322、326の間に配置された状態で配線パターン324に導通固定されている。
本変形例の光吸収部材340は、上記実施形態の場合と同様、青色に着色された透明樹脂製(例えばPET製)の板状部材で構成されており、これにより赤色光を吸収するカラーフィルタとして機能するようになっている。
そして本変形例においては、光吸収部材340の後面に透光性基板320が貼付された構成となっている。
本変形例の構成を採用した場合には、各光源330から前後両方向へ向けて光が出射し、その出射後に車内へ向かう光がかなり多くなるので、光吸収部材340が配置された構成とすることが特に効果的である。
また、本変形例の構成を採用することにより、灯具構成の簡素化および薄型化を効果的に図ることができる。
本変形例においては、透光性基板320の配線パターン324が、メッシュ状に形成された不透明の導電膜の一部を切断することにより構成されているものとして説明したが、これ以外の構成(例えばITO(Indium Tin Oxide)透明導電膜等で構成されたもの等)を採用することも可能である。
次に、上記実施形態の第4変形例について説明する。
図7は、本変形例に係る車両用灯具410Lの要部を示す、図3と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の基本的な構成は上記第3変形例の場合と同様であるが、透光性基板420がリアウインドウ104の内面104aに貼付されており、この透光性基板420の前面にフィルム状の光吸収部材440が貼付された構成となっている点で、上記第3変形例の場合と異なっている。
その際、透光性基板420および各光源430の構成は上記第3変形例の場合と同様である。
また、光吸収部材440は、上記第1変形例の場合と同様、青色に着色された透明樹脂製(例えばPET製)のフィルムで構成されており、これにより赤色光を吸収するカラーフィルタとして機能するようになっている。
本変形例においては、各光源330から出射した後にリアウインドウ104の内面104aで反射する光はほとんどなくなり、リアウインドウ104の外面104bで反射した光および各光源330から直接後方へ向かう光が光吸収部材440によって吸収されることとなる。
本変形例の構成を採用することにより、車両用灯具410Lの占有スペースを最小限に抑えることができる。
なお、上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
2 ドライバ
4 アイポイント
10L、10R、110L、210L、310L、410L 車両用灯具
20、220、320、420 透光性基板
22、222 基板本体
24、224、324 配線パターン
26、226 ランド部
30、330、430 光源
30a、330a 発光面
40、140、340、440 光吸収部材
100 車両
102 車体
104 リアウインドウ
104a 内面
104b 外面
106 ルームミラー
322 第1透明フィルム
326 第2透明フィルム
328 接着剤

Claims (5)

  1. 車両のウインドウの内側に配置された状態で、このウインドウを介して車外へ向けて光照射を行うように構成された車両用灯具において、
    上記ウインドウの内面に沿って配置された透光性基板と、この透光性基板に搭載された光源とを備えており、
    上記光源よりも車内側に、車内から上記透光性基板を介して車外を視認可能とした上で、上記光源から出射した後に車内へ向かう光を吸収する光吸収部材が、上記光源を車内側から覆うようにして配置されており、
    上記光源が、車外側および車内側の両面に発光面を有しており、
    上記透光性基板が、上記光源を車外側および車内側から挟むようにして配置された第1および第2の透明部材で構成されている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 上記光吸収部材が、上記透光性基板よりも車内側に配置された透明部材で構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 上記光吸収部材が、上記透光性基板で構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  4. 上記ウインドウがリアウインドウであり、
    上記光源が赤色発光ダイオードである、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車両用灯具。
  5. 上記光吸収部材が、赤色光を吸収するカラーフィルタで構成されている、ことを特徴とする請求項4記載の車両用灯具。
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