JP6448471B2 - 二重容器 - Google Patents

二重容器

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Description

本発明は、内容物を収容するためのレフィル容器と、このレフィル容器を着脱自在に収容する広口容器とを備えた二重容器に関するものである。
保湿クリームやマッサージクリーム、ファンデーションといった、流動性はあるものの粘性が比較的高い化粧料を収容する容器として、いわゆる「ジャー」と称される広口容器が汎用されている。このような広口容器は、通常、中身の保護のために比較的厚肉のものが用いられ、外観的にも高級感ある豪華な装飾を施したものが多い。このため、中身が空になった時点で全体を廃棄してしまうことは、経済的でない上、環境保全の立場からも好ましくない。そこで、最近は、中身を交換可能なレフィル容器(簡易な内容器)に収容して、外容器となる広口容器に着脱自在に収容するようにし、中身が空になったらレフィル容器部分のみを廃棄し、中身の入った新しいレフィル容器に交換するようにしたものが多く出回っている。
このような、レフィル容器を用いた二重容器としては、例えば図8(a)に示すように、レフィル容器(中容体)1の口部に複数の組付け垂片5を延設し、広口容器(外容体)10の口部側に、その平面図である図8(b)に示すように、複数の組付け欠部14を設けて、この組付け垂片5と組付け欠部14とを嵌合させることによって、広口容器10内にレフィル容器1を安定した状態で保持するようにしたもの(特許文献1を参照)があげられる。なお、2は、レフィル容器1の口部にねじ係合される蓋である。
また、図9に示すように、広口容器(外容器)11の口部側に嵌合用の切欠き15と係合用手段15b付薄肉部15aを設け、レフィル容器(内容器)20の口部から一段下がったところにフランジ21を設け、さらにそのフランジ21から舌片22と係合用手段22b付薄肉部22aを設けて、上記切欠き部15内に舌片22を嵌入させた状態で互いの係合用手段15b、22bを係合させることによって、広口容器11内にレフィル容器20を安定した状態で保持するようにしたもの(特許文献2を参照)もあげられる。
しかしながら、これらの二重容器では、広口容器10、11とレフィル容器1、20とを係合したり外したりする都度、比較的厚みの薄い組付け垂片5[図8(a)参照]や舌片22(図9参照)に繰り返し力がかかるため、これらの部分が変形して係合が緩くなったり、折れてしまったりするおそれがある。また、これらの組付け垂片5や舌片22が、レフィル容器1、20の周壁から外側に大きく突出した形で設けられているため、全体に嵩張った形状にならざるを得ないという問題がある。
一方、着脱時にこのような変形の影響を受けにくく、レフィル容器が広口容器内で安定した状態で強固に保持され、取り出し時には無理な力を加えなくても取り出しやすいように係合部を工夫したものも提案されている(特許文献3を参照)。しかし、このものも、レフィル容器の口部外周に、側方に垂下する係合片を延設する構造であるため、その形状が複雑で全体が嵩張るという問題や、製造コストが高いという問題がある。
実公昭54−20062号公報 実用新案登録第2588201号公報 特許第5436165号公報
このように、従来の二重容器では、レフィル容器と広口容器との係合部分に負担がかかって損傷しやすいという問題や、形状が複雑で全体が嵩張るという問題等を有するため、その改善が強く望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、容器の構成が簡単で、しかもレフィル容器の着脱をスムーズに行うことのできる、優れた二重容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、内容物を収容するための有底略筒状のレフィル容器と、このレフィル容器を着脱自在に収容する広口容器とを備えた二重容器であって、上記広口容器の口部開口縁の、互いに向かい合う二カ所に切欠き部が形成され、各切欠き部の左右両側における内周面に、レフィル容器との係合手段が設けられているとともに、上記レフィル容器の周壁の、上記広口容器側の各切欠き部に相対する部分に、各切欠き部に入り込む厚肉部がそれぞれ形成され、各厚肉部の左右両側における外周面に、上記広口容器側の係合手段と係合するための被係合手段が設けられており、上記レフィル容器の周壁のうち、上記広口容器側の各切欠き部に入り込む厚肉部とその左右両側の被係合手段にまたがる、互いに向かい合う二つの領域Xが、これらの領域Xに挟まれた二つの他の領域Yに比べて撓みにくく設定されているとともに、上記二つの他の領域Yにおけるレフィル容器外周面と広口容器内周面との間に、それぞれ微小な隙間が形成されており、下記の(A)〜(C)のいずれかの構成によって、上記領域Xが、上記領域Yに比べて撓みにくく設定されており、上記広口容器内にレフィル容器が収容され、広口容器の係合手段とレフィル容器の被係合手段とが係合した状態において、上記レフィル容器の周壁の、互いに向かい合う二つの領域Xの上記厚肉部を、ともにレフィル容器の外側から内側に向かって押圧することにより、上記レフィル容器の周壁の、二つの他の領域Yがそれぞれ撓んで外側に膨出し、押圧された二つの領域Xが互いに接近して、広口容器とレフィル容器との係合が外れるようになっている二重容器を第1の要旨とする。
(A)上記レフィル容器の周壁のうち、二つの領域Xには、周方向に所定間隔でリブが設けられ、二つの他の領域Yには上記リブが設けられていない。
(B)上記レフィル容器の周壁において、二つの領域Xに、周方向の所定間隔でリブが設けられ、二つの他の領域Yに、上記領域Xにおけるリブよりも広い間隔でリブが設けられている。
(C)上記レフィル容器の周壁のうち、二つの領域Xにおける壁の厚みが、二つの他の領域Yにおける壁の厚みに比べて厚く設定されている。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記広口容器の、レフィル容器との係合手段として、各切欠き部の左右両側における内周面に、それぞれ上下二つの凸部が設けられており、上記レフィル容器の、広口容器に対する被係合手段として、各厚肉部の左右両側における外周面に、周方向に延びる凸条が設けられており、上記広口容器の各切欠き部の左右両側に設けられた上下二つの凸部の間に、上記レフィル容器の各厚肉部の左右両側に設けられた凸条が入り込んで、広口容器とレフィル容器とが係合するようになっている二重容器を第2の要旨とし、それらのなかでも、特に、上記広口容器の係合手段である上下二つの凸部のうち、下側の凸部が上側の凸部に比べて大きく設定されている二重容器を第3の要旨とする。
さらに、本発明は、それらのなかでも、特に、上記領域Xの周方向の長さPと、上記他の領域Yの周方向の長さQとの比率P:Qが、5:1〜1:2に設定されている二重容器を第の要旨とし、上記レフィル容器の周壁のうち、上記広口容器の各切欠き部に入り込む厚肉部の外周面上方に、指をかける目印となる凹凸模様が付与されている二重容器を第の要旨とする。
本発明は、広口容器とレフィル容器からなる二重容器において、広口容器の口部開口縁の、互いに向かい合う二カ所に切欠き部を設けるとともに、レフィル容器の、上記切欠き部に対応する部分に、上記切欠き部に入り込む厚肉部を設け、それぞれの左右両側分に、係合手段と被係合手段を設けて、両者を着脱自在に係合するようにした上で、上記レフィル容器の、広口容器に対する被係合手段が設けられた二つの領域Xを、それ以外の、二つの他の領域Yに比べて撓みにくく設定し、二つの他の領域Yにおいて、レフィル容器外周面と広口容器内周面との間に、微小な隙間を設けるようにしたものである。
この構成によれば、上記広口容器内にレフィル容器を収容して両者の係合手段と被係合手段とを係合した状態において、上記レフィル容器の、広口容器側の各切欠き部に相対する厚肉部厚肉部の上方に、上記切欠き部から上に突出する部分がある場合は、その部分を含む)に指をかけて内側に押圧するだけで、上記レフィル容器の周壁の、二つの他の領域Yがそれぞれ撓んで外側に膨出し、互いに向かい合う二つの領域Xが互いに接近して、広口容器とレフィル容器との係合が簡単に外れるため、両者の係合部や、互いの内周面と外周面とが対峙する部分等において、無理な力がかかることがなく、スムーズにレフィル容器を着脱することができる。したがって、レフィル容器の着脱を繰り返し行っても、広口容器、レフィル容器の両者に、擦れやひび割れ等の損傷が生じず、美麗な状態を長く維持することができる。
そして、本発明のなかでも、特に、上記広口容器の、レフィル容器との係合手段として、各切欠き部の左右両側における内周面に、それぞれ上下二つの凸部が設けられており、上記レフィル容器の、広口容器に対する被係合手段として、各厚肉部の左右両側における外周面に、周方向に延びる凸条が設けられており、上記広口容器の各切欠き部の左右両側に設けられた上下二つの凸部の間に、上記レフィル容器の各厚肉部の左右両側に設けられた凸条が入り込んで、広口容器とレフィル容器とが係合するようになっている二重容器は、とりわけ、広口容器とレフィル容器を係合したり外したりしやすいため、好適である。
また、本発明のなかでも、特に、上記広口容器の係合手段である上下二つの凸部のうち、下側の凸部が上側の凸部に比べて大きく設定されている二重容器は、この部分においてレフィル容器との係合を繰り返しても、上記比較的大きな下側の凸部が、この部分の補強となって、広口容器の口部に損傷や歪みが生じにくいものとなり、好適である。
また、本発明のなかでも、特に、上記領域Xの周方向の長さPと、上記他の領域Yの周方向の長さQとの比率P:Qが、5:1〜1:2に設定されている二重容器は、とりわけ、レフィル容器の周壁のうち、広口容器と係合する部分が互いに接近して、その係合が外れやすいため、好適である。
さらに、本発明のなかでも、特に、上記レフィル容器の口部のうち、上記広口容器の各切欠き部に相対する部分の外周面上方に、指をかける目印となる凹凸模様が付与されている二重容器は、広口容器へのレフィル容器の着脱時に、レフィル容器のどの部分に指をかけて押圧すればよいかが一目でわかるため、使い勝手がよいという利点を有する。しかも、上記凹凸模様が、指の滑り止めとなるため、指先が滑ることなく安定した状態で、この部分に力をかけることができるという利点を有する。
本発明の一実施の形態である二重容器を示す部分断面図である。 上記二重容器において蓋を外した状態を示す正面図である。 (a)は上記二重容器に用いられる広口容器の正面図、(b)はその平面図、(c)はそのA−A′断面を拡大して部分的に示す説明図、(d)はその一点鎖線で囲われた部分Bを拡大して示す説明図である。 図3(b)のC−C′断面を拡大して示す説明図である。 (a)は上記二重容器に用いられるレフィル容器の正面図、(b)はその右側面図、(c)はその底面図、(d)は(a)のD−D′断面を拡大して示す説明図、(e)は(a)のE−E′断面を拡大して示す説明図である。 上記二重容器において、レフィル容器を取り出す態様の説明図である。 同じく、レフィル容器を取り出す態様の説明図である。 (a)は従来の二重容器の一例を示す説明図、(b)はそれに用いられる外容器の平面図である。 従来の二重容器の他の例を示す説明図である。
つぎに、本発明を実施するための形態について説明する。ただし、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施の形態である二重容器の部分断面図であり、図2は、この二重容器の蓋体34を外した状態の正面図である。すなわち、この二重容器は、化粧料等の内容物を収容するための有底略筒状のレフィル容器30と、このレフィル容器30を着脱自在に収容する広口容器31と、この広口容器31を蓋する蓋体34とを備えている。
上記広口容器31は、上記レフィル容器30を収容するための凹部32を有する有底略筒状体からなり、その口部33を蓋する蓋体34は、高級感あるデザインが付与された外蓋35と、広口容器31と係合するためのねじ部36aが内側に形成された内蓋36とを一体的に接合した構成になっている。なお、上記内蓋36の内側には、レフィル容器30の上面開口を密封するためのパッキン29が貼付されている。
上記広口容器31について、詳しく説明する。上記広口容器31は、その正面図である図3(a)、その平面図である図3(b)、および図3(b)のC−C′断面図である図4に示すように、口部33の開口内周面が、所定深さまで、やや薄肉に設定されており、この薄肉部33aとそれより下の部分との境界に、幅の小さな段差面33bが環状に形成されている。また、上記口部33の開口縁の、互いに向かい合う二カ所に、切欠き部37がそれぞれ設けられている。そして、上記切欠き部37の左右両側の内周面に、図3(b)のA−A′断面図である図3(c)、同じくその部分Bを拡大して示す図3(d)、図4に示すように、上下二つの大きさの異なる凸部38、39からなる係合手段40が、それぞれ設けられている。なお、この凸部38、39の間に、図3(c)において一点鎖線で示すように、後述するレフィル容器30の被係合手段である凸条50が入り込んで、着脱自在に係合するようになっている。
なお、レフィル容器30との係合手段40として設けられた凸部38、39のうち、下側の凸部39が、上側の凸部38に比べて大きく設定されているのは、レフィル容器30の凸条50との係合を繰り返しても、この広口容器31の口部33に損傷や歪みが生じないようこの部分を補強するようにしたためである。凸部39が、このように比較的大きく設定されていても、その上の凸部38は、切欠き部37の切欠き縁部近傍に配置されているため、容器の内外方向(図4において紙面垂直方向)に向かって撓みやすく、レフィル容器30の被係合手段である凸条50とスムーズに係脱することができる。
つぎに、上記広口容器31内に着脱自在に収容されるレフィル容器30について、詳しく説明する。上記レフィル容器30は、その正面図である図5(a)、その右側面図である図5(b)、その底面図である図5(c)に示すように、その周壁の上部に段差が設けられており、その段差面41が、上記広口容器31の開口端面と係合することによって、この段差面41から上の、第1の略環状部分42が、上記広口容器31の開口端面から上方に露出した状態で、レフィル容器30が広口容器31内に収容されるようになっている(図2参照)。
そして、上記レフィル容器30の、広口容器31の薄肉部33aと相対する第2の略環状部分43は、広口容器31の二つの切欠き部37に相対する部分[図5(a)において細かい斜線で示す部分〕が、図5(a)のD−D′断面図である図5(d)に示すように厚肉部44になっており、この厚肉部44の下部が、広口容器31の二つの切欠き部37内に、ぴったり入り込むようになっている。ただし、上記厚肉部44の中央側の下端と、切欠き部37の下端との間には、周方向に延びる隙間部45が形成されており、この隙間部45を挟む、厚肉部44の下端部44aが、あたかも2本のリブのように下向きに突出した形状になっている。したがって、広口容器31の切欠き部37内に厚肉部44が入り込む際、厚肉部44の左右の下端部44aが、切欠き部37の左右両側の端縁部に沿って、ガイド作用を果たしながら入り込み、両者の間に無理な力がかからないようになっている。
また、上記レフィル容器30の周壁外周面において、広口容器31の互いに向かい合う二つの切欠き部37に入り込む、二つの厚肉部44の上方には、周方向に延びる4本の凸条の列からなる凹凸模様46が、それぞれ形成されている。この凹凸模様46は、広口容器31内にレフィル容器30を収容する際、あるいは取り出す際に、この部分に指をかけて内側に押圧することの目印となるものである。しかも、この凹凸模様46は、指の滑り止めにもなるため、指先が滑ることなく安定した状態で、この部分に力をかけることができる。
さらに、上記レフィル容器30の周壁外周面のうち、第2の略環状部分43において、上記厚肉部44の左右両端面から周方向に、それぞれ所定間隔だけ離れた位置に、上下方向に延びるリブ47がそれぞれ突出形成されている。そして、上記リブ47と、厚肉部44の左右の下端部44aとの間に、周方向に延びる凸条50が形成されている。この凸条50は、広口容器31内にレフィル容器30を収容した状態において、広口容器31側の係合手段40(図4参照)である凸部38、39の間に入り込むようになっており、広口容器31に対する被係合手段としての役割を果たすものである[図3(c)を参照]。なお、この凸条50の断面形状を、図5(a)のE−E′断面である図5(e)に示す。
この二重容器を使用する場合は、上記広口容器31の口部33から蓋体34を外し、図2に示す状態にした後、レフィル容器30内に収容された内容物(例えば化粧料)を取り出して使用に供する。また、使用を繰り返して、上記レフィル容器30の内容物が空になった場合は、上記広口容器31内からレフィル容器30を取り外し、新しいレフィル容器30に交換することにより、この二重容器をさらに使い続けることができる。
上記広口容器31からレフィル容器30を取り外すには、広口容器31内にレフィル容器30が収容された状態の横断面を模式的に示す図6において、矢印で示すように、広口容器31の、互いに向かい合う二カ所の切欠き部37から露出するレフィル容器30の、厚肉部44から上方に設けられた凹凸模様46(図2参照)の部分に指をかけて、この二カ所の部分を内側に押圧する。
すると、この両側からの押圧によって、レフィル容器30の周壁のうち、リブ47とリブ47の間に厚肉部44が設けられた領域Xに比べて、リブ47とリブ47の間に何もない領域Yの方が大きく撓み、その部分が、図7に示すように、広口容器31の凹部32内周面側に接近する。一方、領域Yよりも撓みにくい領域Xは、この部分に直接押圧力がかかっても、この領域Xの形状が内側に凹んで変形するようなことがなく、その形状を殆どそのまま保った状態で、互いに、対角線上の相手と接近するように内側に押し出され、それによって、広口容器31側の係合手段40である凸部38と、レフィル容器30側の係合手段である凸条50との係合が外れる。そして、この状態のまま、レフィル容器30を上方に引き上げれば、広口容器31側の凸部38とレフィル容器30側の凸条50に無理な力をかけることなく、スムーズにレフィル容器30を取り外すことができる。
また、新しいレフィル容器30を広口容器31内に収容する場合も、レフィル容器30の、互いに向かい合う二カ所に設けられた凹凸模様46(図2参照)に指をかけて持ち、この凹凸模様46が広口容器31の二カ所の切欠き部37の真上にくるように位置決めした状態で、指に力をかけて凹凸模様46の部分を互いに内側に押し込みながら下に下げると、スムーズにレフィル容器30を広口容器31内に収容することができる。
なお、広口容器31の切欠き部37と、レフィル容器30の厚肉部44の位置合わせが正しくなされていれば、レフィル容器30を広口容器31内に軽く載せた状態で、その上面を下向きに押圧するだけで、レフィル容器30が自然に図7に示すように変形しながら広口容器31内に入り、広口容器31側の凸部38とレフィル容器30側の凸条50との係合も無理なくなされて、安定した状態で収容することができる。
このように、上記二重容器によれば、広口容器31へのレフィル容器30の着脱時に、互いの係合部や、互いの内周面と外周面とが対峙する部分等において、無理な力がかかることがなく、スムーズにレフィル容器30を着脱することができる。したがって、レフィル容器30の着脱を繰り返し行っても、広口容器31、レフィル容器30の両者に、擦れやひび割れ等の損傷が生じず、美麗な状態を長く維持することができる。
しかも、上記構成によれば、広口容器31とレフィル容器30の係合が、水平方向に突出するごく小さな凹凸による係合を利用したものであればよい(図6、図7では、係合部分の大きさや各部位の厚みを誇張して示している)ため、従来のように、水平方向と垂直方向の両方に突出した舌片のような係合片を設ける必要がなく、容器全体をコンパクトに構成することができるという利点を有する。また、容器を作る金型の構造が複雑にならず、経済的にも有利である。
なお、上記の例では、レフィル容器30の、広口容器31の切欠き部37に入り込む厚肉部44において、その下端に隙間部45(図2、図5を参照)を設けているが、この隙間部45は、手指が不自由である等の理由から指でレフィル容器30を内側に押圧できない人のために設けられたもので、この隙間部45に硬貨等の縁部を当て、テコの原理で持ち上げれば、簡単にレフィル容器30を取り出すことができるようになっている。ただし、このような隙間部45は必ずしも必要ではなく、厚肉部44が完全に切欠き部37内を塞ぐ形状になっていても差し支えない。
また、本発明において、広口容器31とレフィル容器30とを係合する部分の構成は、上記の例に限るものではなく、広口容器31側の切欠き部37にレフィル容器30側の厚肉部44が入り込む構造において、図6、図7に示すように、レフィル容器30の周壁が変形して、互いに向かい合う領域Xが接近する状態において係合が外れるような構成になっていれば、どのような形状であっても差し支えない。ただし、両者の係合手段の配置は、できるだけ、広口容器31における切欠き部37の左右両側の切欠き端縁近傍に設けることが好ましい。すなわち、切欠き端縁から外れた位置になるほど、レフィル容器30の周壁を大きく変形させる必要があり、変形のための押圧力がより強く必要となって、好ましくない。また、変形が大きくなると、その変形のために設けるレフィル容器30の外周面と広口容器31の内周面との間の隙間(図6においてHで示す)を、その分だけ大きくとらなければならず、容器全体が嵩高くなるため好ましくない。
ちなみに、レフィル容器30の変形度合を考慮して設定される隙間Hの寸法は、容器の大きさや材料にもよるが、レフィル容器30の材質が例えばポリエチレンテレフタレートで、第2の略環状部分43の外径(リブ47等が形成されていない部分の外径)が40〜50mmである場合、上記隙間Hは、0.1〜0.5mm程度に設定することが好適である。
さらに、上記の例において、レフィル容器30の着脱時にできるだけ撓ませない領域Xと、領域Xよりも撓ませて外側に膨出させる領域Yとのバランスが、レフィル容器30をスムーズに着脱させる上で重要であり、本発明においては、上記領域Xの周方向の長さをPとし、上記他の領域Yの周方向の長さをQとした場合、その比率P:Qは、5:1〜1:2に設定することが好適である。
すなわち、上記の比率P:Qにおいて、Pの割合が大きすぎると、領域Yによる撓み量が小さすぎて、広口容器31とレフィル容器30との係合を浅くせざるを得ず、レフィル容器30を広口容器31内に安定して収容保持することができなくなるおそれがあり、好ましくない。また、Qの割合が大きすぎると、領域Yによる撓み量が大きすぎて、前述の隙間Hを大きくとらざるを得ず、容器全体が嵩高くなるおそれがあり、好ましくない。また、隙間Hを小さいままにして領域Yの変形を制限すると、広口容器31とレフィル容器30との間に無理な摩擦が生じたり、二カ所の領域Xが均等に内側に向かって接近しなくなったりするおそれがあり、やはり好ましくない。
そして、上記の例では、レフィル容器30の周壁のうち、領域Xの方が領域Yよりも撓みにくくなるように、領域Xの周方向の両端にリブ47を設け、その間の、広口容器31の切欠き部37に相対する部分に厚肉部44を設ける一方、領域Yには、リブ47等の厚肉部を設けないようにしたが、両者の撓み性に差異をつける方法は、この例に限らない。例えば、領域Xにおいて、周方向に多数本のリブを所定間隔で設け、領域Yにおいて、領域Xよりも広い間隔でリブを設けるかリブを全く設けないようにして、両者の撓み性に差異をつけることができる。また、領域Xと領域Yの境界に段差を設けて、領域Xにおける周壁の厚みが、領域Yにおける周壁の厚みよりも厚くなるよう設定することにより、両者の撓み性に差異をつけることができる。
また、本発明において、広口容器31、レフィル容器30の材質は、特に限定するものではないが、すでに述べたように、本発明では、広口容器31とレフィル容器30の係合が比較的浅くても安定した保持を達成することができるため、レフィル容器30を、ポリエチレンテレフタレートやポリアセタール、ポリカーボネートといった比較的硬い、撓みにくい樹脂で形成したものに適用した場合、とりわけ本発明の特徴を活かすことができ、好適である。
さらに、本発明の二重容器において、広口容器31、レフィル容器30は、どちらも、上記の例のように、平面視が真円状の有底筒状である必要はなく、平面視楕円状や、平面視多角形状であっても差し支えない。ただし、レフィル容器30が平面視多角形状である場合、各角部にはアールがついている方が、領域Yにおける撓み変形と、領域Xの互いの接近がなされやすく、好適である。
また、本発明の二重容器は、化粧料を収容するものに限らず、どのような内容物を収容するものであってもよいが、内側のレフィル容器30を繰り返し交換しても、美麗な外観と、レフィル容器30の安定した着脱が保持されることから、長期にわたって美麗な外観と良好な使い勝手が要求される化粧料容器に適用すると、本発明の特徴をとりわけ活かすことができ、好適である。
なお、本発明において、広口容器31の外側にさらに外容器を設けたもの、あるいはレフィル容器30の内側にさらに内容器を設けたもの等、容器が三重以上の多重構造になっているものであっても、そのなかの広口容器31とレフィル容器30とが、本発明の特徴的な構成を備えているものは、本発明の二重容器に属しているといえる。
本発明は、レフィル容器と、このレフィル容器を着脱自在に収容する広口容器とを備え、上記レフィル容器を簡単に着脱できる、使い勝手のよい二重容器として利用することができる。
30 レフィル容器
31 広口容器
37 切欠き部
44 厚肉部

Claims (5)

  1. 内容物を収容するための有底略筒状のレフィル容器と、このレフィル容器を着脱自在に収容する広口容器とを備えた二重容器であって、
    上記広口容器の口部開口縁の、互いに向かい合う二カ所に切欠き部が形成され、各切欠き部の左右両側における内周面に、レフィル容器との係合手段が設けられているとともに、上記レフィル容器の周壁の、上記広口容器側の各切欠き部に相対する部分に、各切欠き部に入り込む厚肉部がそれぞれ形成され、各厚肉部の左右両側における外周面に、上記広口容器側の係合手段と係合するための被係合手段が設けられており、
    上記レフィル容器の周壁のうち、上記広口容器側の各切欠き部に入り込む厚肉部とその左右両側の被係合手段にまたがる、互いに向かい合う二つの領域Xが、これらの領域Xに挟まれた二つの他の領域Yに比べて撓みにくく設定されているとともに、上記二つの他の領域Yにおけるレフィル容器外周面と広口容器内周面との間に、それぞれ微小な隙間が形成されており、
    下記の(A)〜(C)のいずれかの構成によって、上記領域Xが、上記領域Yに比べて撓みにくく設定されており、
    上記広口容器内にレフィル容器が収容され、広口容器の係合手段とレフィル容器の被係合手段とが係合した状態において、上記レフィル容器の周壁の、互いに向かい合う二つの領域Xの上記厚肉部を、ともにレフィル容器の外側から内側に向かって押圧することにより、上記レフィル容器の周壁の、二つの他の領域Yがそれぞれ撓んで外側に膨出し、押圧された二つの領域Xが互いに接近して、広口容器とレフィル容器との係合が外れるようになっていることを特徴とする二重容器。
    (A)上記レフィル容器の周壁のうち、二つの領域Xには、周方向に所定間隔でリブが設けられ、二つの他の領域Yには上記リブが設けられていない。
    (B)上記レフィル容器の周壁において、二つの領域Xに、周方向の所定間隔でリブが設けられ、二つの他の領域Yに、上記領域Xにおけるリブよりも広い間隔でリブが設けられている。
    (C)上記レフィル容器の周壁のうち、二つの領域Xにおける壁の厚みが、二つの他の領域Yにおける壁の厚みに比べて厚く設定されている。
  2. 上記広口容器の、レフィル容器との係合手段として、各切欠き部の左右両側における内周面に、それぞれ上下二つの凸部が設けられており、上記レフィル容器の、広口容器に対する被係合手段として、各厚肉部の左右両側における外周面に、周方向に延びる凸条が設けられており、上記広口容器の各切欠き部の左右両側に設けられた上下二つの凸部の間に、上記レフィル容器の各厚肉部の左右両側に設けられた凸条が入り込んで、広口容器とレフィル容器とが係合するようになっている請求項1記載の二重容器。
  3. 上記広口容器の係合手段である上下二つの凸部のうち、下側の凸部が上側の凸部に比べて大きく設定されている請求項2記載の二重容器。
  4. 上記領域Xの周方向の長さPと、上記他の領域Yの周方向の長さQとの比率P:Qが、5:1〜1:2に設定されている請求項1〜のいずれか一項に記載の二重容器。
  5. 上記レフィル容器の周壁のうち、上記広口容器の各切欠き部に入り込む厚肉部の外周面上方に、指をかける目印となる凹凸模様が付与されている請求項1〜のいずれか一項に記載の二重容器。
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