JP6446552B2 - 体重と体脂肪減少に用いられる組成物およびその医薬品と使用 - Google Patents

体重と体脂肪減少に用いられる組成物およびその医薬品と使用 Download PDF

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Description

本発明は、一種の組成物に関するものであり、とりわけ一定の重量割合の緑茶抽出物とウコン抽出物を含む植物抽出物のことを指す。本発明は、一種の上述の組成物を用いた使用に関するものであり、とりわけ上述の組成物を用いて体重と体脂肪減少の医薬品の製造のための使用を指す。本発明は、一種の上述の組成物を含有する医薬品に関するものであり、とりわけ体重と体脂肪減少に使用される医薬品を指す。本発明は、一種の上述の医薬品に関する使用に関するものであり、とりわけ有効量を使った上述の医薬品の体重と体脂肪の減少における使用を指す。
世界保健機関による肥満の定義によると、ボディマス指数(Body mass index, BMI)が25を超えた場合は過重(overweight)であり、BMIが30を超えた場合は、肥満(obesity)である。統計資料によると、2014年に全世界では過重や肥満である人口が27億人を超えており、その中の約13%の人口が肥満人口である。これらの肥満者が心臓血管疾患、脂質異常症、糖尿病や癌などの関連疾患に罹患する可能性は一般人より大幅に高い。また、世界保健機関の研究報告によると、死亡のリスクを誘発する世界中の疾患の中に、過重と肥満は第六位を占めており、研究データによると、2013年に少なくとも340万人の成人は過重や肥満により誘発された慢性疾患で死亡し、またその中の44%の糖尿病や23%の虚血性心疾患に投入した医療負担は肥満から起因している。さらに多くのデータによると、肥満者の年齢は下がる傾向にあり、世界保健機関のデータによると、2011年に世界中に4000万以上の5歳以下の児童が過重している。アメリカのジョンズ・ホップキンズ大学ブルームバーグ公衆衛生大学院(JohnsHopkins Bloomberg School of Public Health)が2007年に作成したレポートによると、2015年には、全米の75%の人口が過重し、その中の41%は肥満であると予測されていた。また、発展途上国の発展に伴い、全世界の肥満人口も早いスピードで増加しており、主要な流行病の一つとなっている。アメリカ疾病予防管理センターによると、アメリカの成人肥満人口は7200万人を超えており、また、世界中の肥満人口はアジア太平洋地域で40%を占めており、中国の成人の過重と肥満率は2002年の25%から2010年の38.5%に大幅に増加している。さらに中国が2015年になると過重人口は50%〜57%まで増加すると予測されている。
肥満は現在世界中で非常に重視される健康問題である。研究によると、肥満を誘発する原因は非常に複雑であり、多重な要素が含まれている。肥満は自己コントロールによって改善される簡単な問題ではなく、むしろ体内の食欲の調節やエネルギーの代謝等と深くかかわる問題であるという証拠が増えている。肥満は体内の代謝の不均衡の疾患一つである。肥満は死亡率の増加や膨大な医療負担に導くのみならず、人類の生活の質量にも影響する。肥満の病因は完全に確立していないが、遺伝、代謝、生物化学、文化や精神、社会などの因子とかかわると考えられる。研究によると、悪性の腫瘍、心臓血管疾患、脳血管疾患、糖尿病、慢性下気道疾患、慢性肝臓病や肝硬変、高血圧疾患、腎臓の疾患等の肥満とかかわる人類の死因が多く存在しており、肥満問題は世界中に重視されるべく問題となっていることを示している。近年、肥満の流行率が高くなっており、肥満に伴う高血圧、高血糖やインスリン抵抗性、脂血異常等の代謝異常の現象によってメタボリック症候群が生じやすく、糖尿病、心臓血管疾患、アテローム性動脈硬化症、脳血管疾患や癌等に転じる可能性が高く、脳卒中や心筋梗塞を引き起こし、さらに死亡する可能性も高い。
現在、体重減少薬物の作用のメカニズムは主に二種類に分けられ、一つは食欲の抑制であり、もう一つは、腸による食べ物の脂肪の吸収を阻止することである。そのうち食欲の抑制は、従来と現在の市販ダイエット薬物の主なメカニズムであり、この種類の薬物には、Sibutramine(シブトラミン)、Lorcaserin、Qsymia及Contrave等の薬物があり、比較的に副作用が大きく一定程度の心臓血管リスクがある。以前販売中止となったSibutramine(シブトラミン)を例として、Sibutramineは市場占有率が一時期7割も占めており、中枢神経の作用を通じて満腹感を向上すると共に、外から身体の代謝率を増加させる、二重のメカニズムによって体重軽減の効果に達している。Sibutramineはノルアドレナリン(noradrenaline)とセロトニン(serotonin)再取り込み阻害薬であり、満腹感を増加することで食欲を抑制し、体重減少の目的に達する。満腹感の増加は、serotoninとnoradrenalineの再取り込み阻害を、α1アドレナリン受容体とβ1アドレナリン受容体(α1−adrenoceptors orβ1−adrenoceptors)および5−HT2受容体サブタイプ(5−HT2 receptor subtypes)の作用により起因する。この薬による中枢作用は血圧の上昇や心拍の加速をもたらす可能性があり、また近年、シブトラミンが心臓血管疾患のリスクを増加すると証明されていたため、2010年にEU、アメリカ、オーストラリア、台湾等においてSibutramine成分を含むダイエット薬を販売中止と公表された。
それに対して、腸の食べ物の脂肪に対する吸収を一部中断するダイエット薬物はOrlistatであり、これは大部分の国家における唯一合法で長期的な使用が許されるダイエット薬の成分である。これは、専一性と可逆性を有する消化管脂肪分解酵素抑制剤であり、胃と小腸で作用し、胃と膵臓が分泌する脂肪分解酵素とそれに活性化されたセリン(serine)位置で共有結合を形成し、脂肪分解酵素を非活性化させ、これにより脂肪分解酵素が加水分解で食べ物の中のトリアシルグリセロールで存在する脂肪を吸収されうる遊離脂肪酸およびモノグリセリンに転換することを不可能にする。消化されていないトリアシルグリセロールは吸収が出来ず、体外に排除される。膵臓と腸の中の脂肪分解酵素を抑制することを通じて、摂食脂肪が腸による吸収を25%から30%抑制することができる。Orlistatの主な作用のメカニズムは脂肪吸収の中断であるため、薬を飲む期間に脂肪便、排便数の増加、鼓腸などの胃腸関係の副作用が生じうる。また、Orlistatは脂溶性ビタミンの吸収を干渉するため、海外では肝臓損傷、胆石などの深刻の副作用をもたらした案例がある。
体重減少薬物に対する高い需要・高収益のため、各製薬会社が研究と開発に力を入れているが、薬物の安全性は依然として体重減少薬物にとって最も大きな試練である。深刻な薬物副作用や心臓血管疾患のリスクがあり、FDAは2012年以前の数年間にダイエット新薬を何一つのも批准しなかった。多くの会社はそのために株価が激減し、市場が頓挫している。2012年よりアメリカFDAはようやく四つのダイエット新薬、Belviq、Qsymia、ContraveおよびSaxendaを前後に批准し、これでダイエット薬は市場を活性化すると予測される。
QysmiaとBelviqの主な成分はそれぞれフェンテルミン・トピラマート(Phentermine−topiramate)とロルカセリン(Lorcaserin)であり、その作用のメカニズムは主に満腹感を増加することと食欲を抑制することであり、それによってダイエットの目的を達する。Qysmiaにはフェンテルミン(Phentermine)とトピラマート(Topiramate)の二種の古い薬の成分が含まれている。phentermineは中枢神経興奮薬に属するものであり、その食欲抑制の主なメカニズムは、脳内の視床下部を通じて腎上腺のノルアドレナリンの分泌を刺激することである。Topiramateの作用のメカニズムは、神経伝導物質GABAの活性を促し、ナトリウムチャネルを中断させ、グルタミン(glutamine)の受容体を拮抗し、炭酸脱水酵素(carbonic anhydrase)を抑制することにより食欲抑制や満腹感増加の効果に達することである。
しかし、早くも1997年に24名の受験者がPhentermineを含むダイエット薬フェンフェン(fenfluramine/dexfenfluramine− phentermine)を使用した後に、心臓弁に問題が生じた。これでfenfluramineとdexfenfluramineはアメリカのFDAの要求によって販売中止されていた。Phentermineは、昔深刻な心臓血管のリスクをもたらしたことがあったため、多くの国においては未だ禁止されている。それに対して、もう一つの成分であるTopiramateは、過去にてんかんの治療薬として許可を得ている。現在把握されているPhentermine−topiramate薬物の副作用は、手足のうずき、目まい、味覚障害、不眠、便秘、のどの渇きなどの状況がある。
Lorcaserinは、5−HT2C受容体アクチベーターであり、視床下部のプロオピオメラノコルチンニューロン(pro−opiomelanocortin neurons, POMC neurons)を活性化するに通してα−MSH (melanocyte stimulating hormone)を作ることによって、満腹感を誘発し、食欲を抑制すると食べ物エネルギーの吸収を減少する。Lorcaserinは高度の選択性で5−HT2C受容体と作用し、5−HT2Aと5−HT2B受容体への影響力が低いため、メカニズム上に上述の深刻な心臓血管副作用によるリスクが低いと考えられているが、関連の副作用には、心臓弁の損傷、頭痛、吐き気、疲労や尿路感染症などがあるため、業者はFDAから更なる臨床モニタリングが要求された。また、Lorcaserinを3ケ月連続に使用しても体重が減少しない場合は、直ちに使用を停止しなければならないと要求されていた。
コントラ(Contrave)は、ドーパミン、ノルエピネフリン再取り込み阻害剤であり、中枢神経システムで作用し、食欲を抑制することができるが、その副作用は、自殺傾向、吐き気、便秘、頭痛、嘔吐、めまい等がある。Saxendaは皮下注射のダイエット薬物であり、主なメカニズムは、胃が空になる速度を減少して満腹感を増加することを通じて体重の軽減の目的に達することである。その副作用は、吐き気、低血糖、下痢、便秘、嘔吐、頭痛、食欲不振などがある。総じていえば、現在マーケット上のダイエット新薬がもたらす心臓血管疾患のリスクや長期使用の安全性はさらなる長期間のモニターが必要であるため、元々心臓血管疾患を抱えている患者には適していない。また、多くの副作用や安全性の懸念がなお存在しており、とりわけQsymiaに含まれるPhentermineという成分は深刻な心臓血管疾患を引き起こしたことがあったため、台湾や多くの国においては未だ禁止されている。
ダイエット薬の使用と発展における主な問題は、主に長期使用による心臓血管のリスクや精神面の安全性に関する懸念などの安全性問題である。また、めまい、不眠、動悸、便秘や他の副作用や心臓血管のリスクによって多くの使用者は現在使用しているダイエット薬を長期に安心で使用することができない。現在許可されているダイエット薬物は副作用が大きい、耐久力が低い、心臓血管リスクがあるなどの原因で、ダイエット薬の全体マーケットは世界中の肥満・過重人口とその体重減少の需要に追いついていない。1957年から2014年に発売した10種のダイエット薬の内、5種類ものダイエット薬は心臓血管リスクや精神面の安全性の懸念によって販売中止となり、これらの作用メカニズムは何れも食欲の抑制によって体重を軽減するものであり、2002年発売された直後に7割以上の市場占有率を得たSibutramine(商品名はシブトラミン)も含まれている。
したがって、既存のダイエット薬は心臓血管リスクや安全性に懸念が残されており、マーケットは安全性が高く、副作用が低く、心臓血管懸念がないと共に体重と体脂肪を有効に減少し、心臓血管リスクも減少するダイエット薬を未だに必要としている。
本発明では、緑茶抽出物とウコン抽出物を含む、体重減少または体脂肪減少に用いられる植物抽出組成物を提供する。また、植物抽出組成物の総重量を基準とし、緑茶抽出物とウコン抽出物の重量百分率は、それぞれ30%から75%と20%から55%である。
好ましくは、本発明の前記植物抽出組成物がさらにレスベラトロールを含み、レスベラトロールは組成物総重量の0%超から30%までの割合を占める。
本発明の前記植物抽出組成物は、体重と体脂肪を有効に減少することができる。注意をすべきなのは、動物実験で単にレスベラトロールを与えても体重と体脂肪を減少する効果がなく、単にウコン抽出物を与えても著しい効果が得られない。これは、過去の研究結果にも指摘されている。また、肥満誘導をすると同時に本発明の植物抽出組成物を与えた場合において、本発明の植物抽出組成物における著しい体重と体脂肪減少の効果が見られるだけではなく、肥満誘導済みの肥満マウスモデルに対して本発明の植物抽出組成物を与えた場合でも、本発明がマウスの体重と体脂肪を減少させることが明らかに観察されうる。さらに、本発明の前記植物抽出組成物は市販のダイエット薬オルリスタット(Orlistat)に比べると、本発明の体重と体脂肪減少効果は、著しく市販のダイエット薬Orlistat(p<0.001)よりも優れる。また、このような先に肥満誘導済みモデルにおいては、伝統上に多く見られた同時肥満誘導の動物モデルより体重と体脂肪を減少させるのは難しい一方、このモデルは実際の人体における過重や肥満を治療する状況に近い。このような条件においてさえも、本発明の植物抽出物の集合体はこのような著しい体重と体脂肪減少の効果に達成し、またその効果は、市販のダイエット薬や単一な植物の抽出物よりも優れるということからみると、本発明の組成物は、簡単に達成される発明ではないといえる。
本発明に基づき、「ウコン抽出物」はクルクミンを含む抽出物のことを意味し、また、そのクルクミン(curcumin)がウコン抽出物を占める濃度は80%から100%である。また、ここでは「緑茶抽出物」はカテキン(catechins)を含む抽出物のことを意味し、また、そのカテキンが緑茶抽出物を占める濃度は75%から100%である。
本発明ではさらに、緑茶抽出物とウコン抽出物を含有する植物抽出組成物を製造する一種の方法を提供する。緑茶抽出物とウコン抽出物を含む植物抽出組成物を、医薬学上に許容される塩類組成物や医薬学上に許容されるスタビライザーと医薬学上に許容される賦形剤と混合することにより、カプセル剤、トローチ剤、コーティング錠や注射の点滴に製造する方法も含まれる。
好ましくは、上述の方法においてさらにレスベラトロールを入れることにより、緑茶抽出物、ウコン抽出物およびレスベラトロールを含む植物抽出組成物を製造することがある。
好ましくは、上述の安定剤はキシリトール、ソルビトール、ポリデキストロース、イソマルトおよび右旋性ブドウ糖を含むが、これらに限らない。
本発明ではさらに、上述の体重と体脂肪減少に使用される植物抽出組成物の、体重と体脂肪減少の医薬品の製造のための使用方法を提供する。
本発明ではさらに、体重と体脂肪減少に使用される一種の医薬品を提供し、その中に、体重と体脂肪を減少させるための有効量を含む植物抽出組成物と、医薬学上に許容される賦形剤が含まれる。
好ましい実施例は、該医薬品の中にさらに体重と体脂肪を有効に減少させる有効量を含むレスベラトロールが含まれる。
本発明に基づき、上述の「医薬学上に許容される賦形剤」には、崩壊剤(disintegrant)、バインダー(binder)、充填剤(filler)、潤滑剤(lubricant)、懸濁剤(suspending agent)、可溶化剤(solubilizer)、流動促進剤(glidant)を含むが、これらに限らない。賦形剤の使用量は、活性の成分と剤形の使用量にかかわり、また一種の賦形剤は一つ以上の役割を果たせる。
好ましくは、上述の崩壊剤は、寒天(agar)、アルギン酸(alginic acid)、炭酸カルシウム(calcium carbonate)、カルボキシメチルセルロース(carboxymethylcellulose)、セルロース(cellulose)、粘土(clays)、コロイダルシリカ(colloidal silica)、架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム(croscarmellose sodium)、架橋ポビドン(cross−linked povidone)、ゲル(gum)、アルミニウムマグネシウムシリケート(magnesium aluminum silicate)、メチルセルロース(methyl cellulose)、ポラクリリンカリウム(polacrilin potassium)、アルギン酸ナトリウム(sodium alginate)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(low substituted hydroxypropyl cellulose)、ヒドロキシプロピルセルロースクロスポビドン(crosslinked polyvinylpyrrolidone hydroxypropylcellulose)デンプングリコール酸ナトリウム(sodium starch glycolate)とでんぷん(starch)が好ましいが、これらに限らない。
上述のバインダーは微結晶性セルロース(microcrystalline cellulose)、ヒドロキシメチルセルロース(hydroxymethyl cellulose)、ヒドロキシプロピルセルロース(hydroxypropyl cellulose)およびポリビニルピロリドン(polyvinyl pyrrolidone)が好ましいが、これらに限らない。
上述のフィラーは炭酸カルシウム(calcium carbonate)、リン酸カルシウム(calcium phosphate)、二塩基性リン酸カルシウム(dibasic calcium phosphate)、三塩基性硫酸カルシウム(tribasic calcium sulfate)、カルシウムカルボキシメチルセルロース(calcium carboxymethylcellulose)、セルロース(cellulose)、デキストリン(dextrin)、塩(salt)、デキストリン(dextrin)、デキストロース(dextrose)、フルクトース(fructose)、ラクチトール(lactitol)、乳糖(lactose)、炭酸塩(carbonate)、酸化マグネシウム(magnesium oxide)、マルチトール(maltitol)、マルトデキストリン(maltodextrin)、マルトース(maltose)、ソルビトール(sorbitol)、てんぷん(starch)、スクロース(sucrose)、シュガー(sugar)、キシリトール(xylitol) が好ましいが、これらに限らない。
上述の潤滑剤は寒天、ステアリン酸カルシウム(calcium stearate)、オレイン酸エチル(ethyl oleate)、ラウリン酸エチル(ethyl laurate)、グリセリン(glycerin)、パルミトステアリン酸グリセリル(glyceryl palmitostearate)、水添植物油(hydrogenated vegetable oil)、酸化マグネシウム(magnesium oxide)、ステアリン酸マグネシウム(magnesium stearate)、マンニトール(mannitol)、ポロキサマー(poloxamer)、エチレングリコール(ethylene glycol)、安息香酸ナトリウム(sodium benzoate)、ラウリル硫酸ナトリウム(sodium lauryl sulfate)、ステアロイル酸ナトリウム(sodium stearoyl acid)、ソルビトール、ステアリン酸(stearic acid)、タルク(talc)とステアリン酸亜鉛(zinc stearate)があるが好ましいが、これらに限らない。
上述の懸濁剤はマンニトール、カルボキシメチルセルロース (carboxymethyl cellulose,CMC)、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC−Na)が好ましいが、これらのものに限らない。
上述の共溶媒はヒドロキシプロピルβシクロデキストリン(hydroxypropyl−beta−cyclodextrin)、トゥイーン80(tween 80)、ヒマシ油(castor oil)、ポリエチレングリコール(PEG) が好ましいが、これらに限らない。
上述の流動促進剤はステアリン酸マグネシウム(magnesium stearate)、二酸化ケイ素(silicon dioxide)、三ケイ酸マグネシウム(magnesium trisilicate)、粉末セルロース(powdered cellulose)、でんぷん、タルク、三塩基性リン酸カルシウム(tribasic calcium phosphate)、ケイ酸カルシウム(calcium silicate)、ケイ酸マグネシウム(magnesium silicate)やケイ素ヒドロゲル(silicon hydrogel)などの材料が含まれるものが好ましいが、これらに限らない。
本発明の医薬品は多様な形で存在しうる。これらの形式には、液体、半固体および固体剤形などを含むが、これらに限らない。例として液体溶液(例として注射可能および注入可能な溶液が挙げられる)、分散液または懸濁液、錠剤、丸薬、粉末、リポソームおよび坐剤などが挙げられる。好ましい形式であるかは、予期される投与の方式および治療の使用にかかわる。好ましくは、本発明の医薬品は経口的や注入可能な溶液形式である。本発明の実施例においては、体重と体脂肪減少に使用される、有効量を有する緑茶抽出物の組成物とウコンの抽出物の組成物を含有する医薬品は、経口的に投与されている。また、本発明の植物抽出組成物が適用される、好まれる経口剤形には錠剤、顆粒剤、被覆錠剤、カプセル剤、トローチ剤やその他の固体の経口剤形があり、これらも本発明の範囲内に含まれる。
本発明ではさらに、上述医薬品を用いて体重と体脂肪を減少する使用を提供する。上述の使用は有効量である緑茶抽出物とウコン抽出物を含む植物抽出組成物の医薬品をヒトまたは動物である受容者に投与することにより、体重と体脂肪減少の効果に達する。
好ましくは、投与方法は経口投与や注射である。
好ましくは、有効量は、毎日、キロずつの体重に1.8mgから145mgの医薬品を受容者に投与する。受容者は、ヒト若しくは動物であるが、ヒトが優先される。
好ましくは、有効量は、毎日、キロずつの体重に5.4mgから70mgの医薬品を受容者に投与する。受容者は、ヒト若しくは動物であるが、ヒトが優先される。
本発明に基づき、「有効量」は、アメリカ食品医薬品局(food and drug administration,FDA)に公表された「初期の臨床実験において成人にとっての最大の安全開始用量の推定(estimating the maximum safe starting dose in initial clinical trials for therapeutics in adult healthy volunteers)」における表1(Table 1)により、受容者ずつの有効量を推算する事が出来る。
本発明に基づき、「体重と体脂肪の減少」は、有効量の緑茶抽出物の組成物とウコン抽出物の組成物、あるいはさらにレスベラトロールの抽出物が投与された後に、体重と体脂肪は別々に肥満対照群よりも少ないということを意味する。本発明の事例のように、体脂肪の減少は、特定範囲の量の緑茶抽出物とウコン抽出物の組成物、あるいはさらにレスベラトロールの抽出物を投与し、特定の時間範囲内の精巣上体周辺の脂肪量、腎臓周辺の脂肪量、腸間膜周辺の脂肪量、鼠蹊部と腹腔外の脂肪量の変化を測定することにより得られた。
本発明の植物抽出の組成物の各部分は、すべて植物から抽出されたものである。実験成果からみると、本発明の前記植物抽出の組成物は食欲や摂食の量に影響を与えず、血清生化学上の安全指標にも影響を与えないため、安全性が高い。市販の他のダイエット薬に比べると、安全で著しい副作用が発生しない。また、現存のダイエット薬における技術に比べると、食欲抑制や腸による脂肪吸収の中断といった方式によってエネルギーの吸収を減少してダイエット効果を得る。本発明の植物抽出の組成物は、体重の軽減のみならず、体内の脂肪細胞の増加を抑制することができると同時に体内脂肪の代謝やエネルギーの利用を向上することにより、肥満の根本原因を改善し、ダイエットに多くみられるリバウンドする問題を軽減し、血液脂質や血糖等の様々な心臓血管危険標識を改善し、心臓血管リスクを減少することができる。
したがって、本発明の植物抽出組成物は、世界中の肥満や過重問題に、安全性が高く有効である体重と体脂肪を減少する方法を提供することができる。また、将来関連医薬品や健康食品に用いられることもできる。
細胞生存率実験(MTT assay)による、各グループの前駆脂肪細胞の成長を抑制する効果を示すヒストグラムである。 細胞生存率実験(MTT assay)による、各グループの分化過程にある脂肪細胞の成長を抑制する効果を示すヒストグラムである。 同時に肥満誘導と薬物投与に通して、各グループのマウスの体重の変化を示すヒストグラムである。 同時に肥満誘導と薬物投与に通して、各グループのマウスの内臓脂肪、皮下脂肪や総脂肪量の脂肪重量の変化を示すヒストグラムである。 肥満誘導が完成されてから薬物を投与する場合の、各グループのマウスの体重の変化を示すヒストグラムである。 肥満誘導が完成されてから薬物を投与する場合の、各グループのマウスの内臓脂肪、皮下脂肪や総脂肪量の脂肪重量の変化をヒストグラムである。 同時の肥満誘導と薬物投与の下にある、各グループのラットの体重の変化を示すランチャートである。 同時の肥満誘導と薬物投与の下にある、各グループのラットの内臓脂肪の変化を示すヒストグラムである。
以下ではさらに、図面と本発明の好ましい実施例を示しながら、本発明で予定される発明目的に達成するためにとられる技術的手段を説明する。
実施例1.前駆脂肪細胞の成長抑制実験
本実施例では、前駆脂肪細胞3T3−L1をウェルずつに1×10細胞(cells/well)で96ウェルプレートに培養した。DMSO溶媒対照群(コントロール)以外、異なるウェルにそれぞれ、50ppmのレスベラトロール、50ppmのウコン抽出物、80ppmの緑茶抽出物と100ppmの本発明の植物抽出組成物ME008A、ME008D、ME001、ME00C1およびME00D1を添加した。合わせて9つグループの実験があり、各グループの実験を3回繰り返して行った。薬を添加して48時間培養した後、細胞の成長状況を写真で記録し、細胞生存率試験 (MTT assay)によって、各グループの3T3−L1前駆脂肪細胞に対する成長抑制効果を測定した。その中の対照群は溶媒対照群DMSOである。本発明の植物抽出の組成物ME008Aには、50wt%の緑茶抽出物、25wt%グリーンコーヒー抽出物と25wt%レスベラトロールが含まれる。ME008Dには、40wt%の緑茶抽出物、45wt%のグリーンコーヒー抽出物と15wt%レスベラトロールが含まれる。ME001には、60wt%の緑茶抽出物、10wt%のウコン抽出物と30wt%レスベラトロールが含まれる。ME00C1には、40wt%の緑茶抽出物、50wt%のウコン抽出物と10wt%レスベラトロールが含まれる。また、ME00D1には、75wt%の緑茶抽出物と25wt%ウコン抽出物が含まれる。各グループのデータは、平均値±SD(Mean±SD)によって表示される。統計の結果は、アルファベットのa、b、c、d、e、f、gによって表示され、異なるアルファベットは、グループ間には統計的に有意差があることを意味し(p<0.05)、同じアルファベットは、グループ間には統計的に有意差がないことを意味する(p>0.05)。
その結果は、図1に示されているように、対照群に比べると、本発明の植物抽出組成物ME00C1、ME001およびME008D、の三つのグループは、著しく前駆脂肪細胞の成長を抑制することができた(p<0.05)。その中に、本発明の各植物抽出組成物グループの中に、ME00C1は前駆脂肪細胞にの成長の抑制効果が一番優れている(p<0.05)。かつ組成物ME00C1の前駆脂肪細胞は、レスベラトロール、ウコン抽出物や緑茶抽出物を単独に投与する場合よりも著しく高い成長の抑制効果を有する(p<0.05)。
実施例2.分化中の脂肪細胞成長の抑制実験
本実施例では、3T3−L1を1×10cells/wellで12ウェルプレートに培養し、四日目に、5μg/mlの分化誘導剤インスリン、1μMのデキサメタゾン(dexmethasone)と0.5mMの3−イソブチル−1−メチルキサンチン(3−isobutyl−1−methylxanthine)を含有する培養液で、脂肪細胞の分化を誘導した。対照群以外に−DMSO溶媒対照群、各グループにそれぞれ50ppmのレスベラトロール、50ppmのウコン抽出物、80ppmの緑茶抽出物および100ppmの本発明の植物抽出組成物ME008A、ME008D、ME001、ME00C1、ME00D1を添加して実験を行った。合わせて9つグループの実験があり、各グループの実験を3回繰り返して行った。投薬して48時間培養した後、細胞成長の状況を写真で記録し、細胞生存率実験(MTT assay)によって各実験物質が分化中の脂肪細胞に対する抑制効果を測定した。各グループのデータは平均値±SD(Mean±SD)によって表示される。統計の結果は、アルファベットのa、b、c、d、e、fによって表示され、異なるアルファベットは、グループ間には統計的に有意差があることを意味し(p<0.05)、同じアルファベットは、グループ間には統計的に有意差がないことを意味する(p>0.05)。
その結果は図2に示されているように、対照群に対し、本発明の各植物抽出組成物は著しく分化中の脂肪細胞の成長を抑制することができた(p<0.05)。その中に、各植物抽出組成物のグループには、ME00C1の分化中の脂肪細胞の成長抑制効果が一番優れる(p<0.05)。かつ組成物ME00C1の脂肪細胞は、レスベラトロールやウコン抽出物、緑茶抽出物を単独に投与する場合よりも有意に高い分化中の脂肪細胞の成長抑制効果を有する(p<0.05)。
実施例3.動物実験I(同時に誘導肥満と投薬)
本実験例では8週齢のB6品系メスのマウスを使用し、正常対照群、肥満対照群、レスベラトロール群(61.5mg/kg B.W.)、緑茶抽出物群(123mg/kg B.W.)と本発明の植物抽出組成物ME001群(676.5mg/kg B.W.)、合わせて五つグループに分けた。各グループでは5匹のメスを用いて実験をした。実験期間において、正常対照群には普通に餌を与えるが、その他のグループには8週連続に高脂肪の餌を与えることにより肥満症状を誘発し、それと同時に8週の間に、毎日強制経口投与で実験物質を与えた。肥満対照群には、強制経口投与で等容積の滅菌水を与えることによって、各グループのマウスの体重と体脂肪の差を測る。実験中、動物たちの体重と平均摂食量を毎週記録した。実験完了後、マウスを犠牲し、その卵巣周辺脂肪、腎臓周辺脂肪、腸間膜周辺脂肪を測り、内臓脂肪量を算出した。また、その鼠蹊部および腹膜腔外の脂肪を測り、皮下の脂肪量を算出した。各グループのデータは、平均値±SD(Mean±SD)によって表示される。統計の結果は、アルファベットのa、b、c、d、e、fによって表示され、異なるアルファベットは、グループ間には統計的に有意差があることを意味し(p<0.05)、同じアルファベットは、グループ間には統計的に有意差がないことを意味する(p>0.05)。
実験の結果は図3A、図3Bに示されているように、肥満対照群に対し、本発明の植物抽出組成物ME001群の体重の総増加量は有意に減少し(p<0.05)、減少の幅は47.2%であった。したがって、本発明の植物抽出組成物ME001群は、体重の軽減の効果を達するに有効である(p<0.05)。それに対して、単にレスベラトロールを投薬したグループのマウスの体重増加、内臓脂肪量、皮下脂肪量および体脂肪の総重量(内臓脂肪と皮下脂肪を含む)は、肥満対照群に対し統計的に有意差が見られない(p>0.05)。
本発明の植物抽出組成物ME001群は、肥満対照群に対し、内臓脂肪重量、皮下脂肪重量や体脂肪総重量などが著しく減少している(p<0.05)。かつ本発明の植物抽出組成物ME001群は、他のグループよりも有効に体重と体脂肪を減少するのみならず、ME001群の効果は、単一植物抽出物のグループよりも優れており(p<0.05)、より良いダイエットの効果を持つ。
実験期間に高脂質の餌を与えられた各グループのマウスは、週ごとの平均摂食量において、統計的に違いはみられない(p>0.05)。
実施例4.動物実験II(誘導肥満してからの投薬)
本実施例では、8週齢のB6品系のメスのマウスを使用した。正常対照群には普通の餌を与え、その他のマウスには6週連続に高脂質の餌を与え、肥満マウスに誘発した後(肥満マウスの体重は、最初の体重よりも20%以上増加している)、ランダムで肥満対照群、オルリスタット対照群(34.8mg/kg B.W.)、ウコン抽出物群(41mg/kg B.W.)と本発明の植物抽出組成物の四つのグループであるME008A群(676.5mg/kg B.W.)、ME008D群(676.5mg/kg B.W.)、ME001群(676.5mg/kg B.W.)とME00C1群(651.9mg/kg B.W.)の7つのグループに分け、各グループで5匹のメスを使用し実験を行った。正常対照群以外の7つのグループの肥満マウスには、高脂質の餌を与え続けると同時に、8週間毎日実験物質を強制経口投与で与えた。肥満対照群には等容積の滅菌水を強制経口投与で与え、合わせて14週間に高脂質の餌を与えた後にマウスを犠牲し、各グループのマウスの体重と体脂肪などの変化を測定した。実験中、毎週マウスの体重と平均摂食量を記録する。実験後に、マウスを犠牲し、その卵巣周辺脂肪、腎臓周辺脂肪、腸間膜周辺脂肪を測り、内臓脂肪量を算出した。また、その鼠蹊部および腹膜腔外の脂肪を測り、皮下の脂肪量を算出した。各グループのデータは、平均値±SD(Mean±SD)によって表示される。統計の結果は、アルファベットのa、b、c、d、eによって表示され、異なるアルファベットは、グループ間には統計的に有意差があることを意味し(p<0.05)、同じアルファベットは、グループ間には統計的に有意差がないことを意味する(p>0.05)。
実験の結果は、図4Aと図4Bに示されているように、正常対照群に対し、肥満対照群のマウスの体重と体脂肪は有意に増加し(p<0.05)、その体重増加の幅は87.7%にも至った。すなわち、本実験例ではマウスの体重増加を成功に増やし、肥満の状態を作ったのである。肥満対照群に比べると、本発明の植物抽出組成物ME008D群、ME001群およびME00C1群における体重の増加量は有意に低い(p<0.05)。その中に、とりわけ本発明の植物抽出組成物ME00C1群の効果が一番よかった。その効果は、市販のダイエット薬オルリスタット(Orlistat) (p<0.05)と、ウコン抽出物(p<0.05)よりも有意に高い。
肥満対照群に対し、本発明の植物抽出組成物ME008D群、ME001群およびME00C1群における体脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪を含む)も著しく減少し (p<0.05)、その体脂肪の減少の幅は、それぞれ10.3%、36.9%および64.1%であり、その中に、本発明の植物抽出組成物ME00C1の効果が一番優れており、その効果は、市販のダイエット薬オルリスタット (p<0.05)と、ウコン抽出物(p<0.05) よりも有意に高い。したがって、本発明の植物抽出組成物ME00C1は肥満マウスにとって好ましい体重と体脂肪軽減の効果があることがわかる。実験期間に高脂質の餌を与えられた各グループのマウスは、週ごとの平均摂食量において、統計的に違いはみられない(p>0.05)。
実施例5. 動物実験III(肥満誘導と投薬が同時に行われる)
本実験例では8週齢のSD品系オスのラットを使用し、正常対照群、肥満対照群、本発明の植物抽出組成物ME00C1群(199.6mg/kg B.W.)およびME00C1A群(186mg/kg B.W.)合わせて4グループに分けた。その中に、植物抽出組成物ME00C1A群には55.5wt%の緑茶抽出物と44.5wt%のウコン抽出物を含んだ。各グループで6匹のラットで実験を行った。実験期間に、正常対照群には普通の餌を与え、その他の3グループには、肥満を誘発するために8週連続に高脂質の餌を与えると同時に、毎日強制経口投与で実験物質を与えた。肥満対照群には、強制経口投与で等容積の滅菌水を与えた。これによって各グループのラットの内臓脂肪などの項目に関する差異を測った。実験中、毎週マウスの体重と平均摂食量を記録した。実験後に、マウスを犠牲し、その精巣上体周辺脂肪、腎臓周辺脂肪、腸間膜周辺脂肪を測り、その内臓脂肪量を算出した。各グループのデータは、平均値±SD(Mean±SD)によって表示される。統計の結果は、アルファベットのa、b、c、dによって表示され、異なるアルファベットは、グループ間には統計的に有意差があることを意味し(p<0.05)、同じアルファベットは、グループ間には統計的に有意差がないことを意味する(p>0.05)。
実験の結果は、図5Aに示されているように、肥満対照群に対し、本発明の植物抽出組成物ME00C1とME00C1Aを与えられたラットの体重の総増加量が減少した。肥満対照群に対し、本発明の植物抽出組成物ME00C1群の体重の増加量は23.0%も有意に減少している(p<0.01t−test)。また、植物抽出組成物ME00C1Aの体重の増加量はさらに29.8%も有意に減少している(p<0.001 t−test)。実験の結果は、図5Bで示されたとおり、肥満対照群に対し、本発明の植物抽出組成物ME00C1Aを与えられたラットの精巣上体周辺脂肪、腎臓周辺脂肪、腸間膜周辺脂肪など内臓脂肪は、著しく減少している(p<0.05)。その内臓の総脂肪量は、35.7%も減少している。したがって、本発明の植物抽出組成物ME00C1Aの体重と体脂肪減少の効果が最も高いことがわかる。
上述の説明は、単に本発明における最良の実施例を挙げたまでであり、本発明を限定するものではない。本発明をその最良の実施例に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、上述した技術内容に対して変更や修正を行い、同様の効果を有する実施例を完成することができるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更や修正等が施されたものであっても、本発明の範囲に含まれる。

Claims (10)

  1. 緑茶抽出物とウコン抽出物が含まれ、組成物の総重量を基準にして緑茶抽出物とウコン抽出物の重量百分率はそれぞれ40%から75%、20%から55%を占めることを特徴とする、体重または体脂肪を減少するための医薬組成物。
  2. さらに組成物の総重量の0%超から30%までのレスベラトロールを含有することを特徴とする、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 受容者の体重または体脂肪を減少するための医薬組成物であって、
    前記医薬組成物は受容者に投与するための有効量の組成物を含み、
    前記組成物は、緑茶抽出物とウコン抽出物が含まれ、組成物の総重量を基準にして緑茶抽出物とウコン抽出物の重量百分率はそれぞれ40%から75%、20%から55%を占める、医薬組成物
  4. 前記組成物において、組成物の総重量を基準にして緑茶抽出物とウコン抽出物の重量百分率はそれぞれ55.5%から75%、25%から44.5%を占める、請求項3に記載の医薬組成物
  5. さらに医学薬学上許容される賦形剤を含有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の医薬組成物
  6. 前記受容者はヒトまたは動物である、請求項3または4に記載の医薬組成物
  7. 口または注射用である、請求項3または4に記載の医薬組成物
  8. 前記組成物の有効量が1.8mg/KGから145mg/KGである、請求項7に記載の医薬組成物
  9. 有効量は5.4mg/KGから70mg/KGである、請求項7に記載の医薬組成物
  10. 前記組成物は組成物の総重量を基準にして0%超から30%までのレスベラトロールをさらに含有する、請求項3または4に記載の医薬組成物
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