JP6446022B2 - 薄型スピーカ - Google Patents

薄型スピーカ Download PDF

Info

Publication number
JP6446022B2
JP6446022B2 JP2016501093A JP2016501093A JP6446022B2 JP 6446022 B2 JP6446022 B2 JP 6446022B2 JP 2016501093 A JP2016501093 A JP 2016501093A JP 2016501093 A JP2016501093 A JP 2016501093A JP 6446022 B2 JP6446022 B2 JP 6446022B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drivers
speaker
driver
subwoofer
mounting surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016501093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016516351A (ja
Inventor
アール. フィンチャム,ローレンス
アール. フィンチャム,ローレンス
Original Assignee
ティ エイチ エックス リミテッド
ティ エイチ エックス リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ティ エイチ エックス リミテッド, ティ エイチ エックス リミテッド filed Critical ティ エイチ エックス リミテッド
Publication of JP2016516351A publication Critical patent/JP2016516351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6446022B2 publication Critical patent/JP6446022B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/22Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only 
    • H04R1/28Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
    • H04R1/2869Reduction of undesired resonances, i.e. standing waves within enclosure, or of undesired vibrations, i.e. of the enclosure itself
    • H04R1/2892Mountings or supports for transducers
    • H04R1/2896Mountings or supports for transducers for loudspeaker transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/02Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/22Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only 
    • H04R1/28Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
    • H04R1/2869Reduction of undesired resonances, i.e. standing waves within enclosure, or of undesired vibrations, i.e. of the enclosure itself
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/32Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only
    • H04R1/40Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by combining a number of identical transducers
    • H04R1/403Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by combining a number of identical transducers loud-speakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/02Spatial or constructional arrangements of loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2201/00Details of transducers, loudspeakers or microphones covered by H04R1/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/40Details of arrangements for obtaining desired directional characteristic by combining a number of identical transducers covered by H04R1/40 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/403Linear arrays of transducers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

本発明は、音響再生、特に、スピーカの構造、および筐体に関する。
多くの音響再生システムは、超低周波のオーディオ信号を再生するためのサブウーファラウドスピーカを含む。サブウーファは、特に、ホームオーディオシステム、自動車サウンドシステム、映画サウンドシステム、ホームシアターシステム、およびライブパフォーマンスサウンドシステム等を含む、様々の環境で使用されている。
これらの需要にも関わらず、通常のサブウーファは、数多くの潜在的な欠点、または不都合を抱える。例えば、サブウーファスピーカは、過度に広いスペースを占める可能性がある。サブウーファスピーカキャビネットのサイズ、および形状は、自動車内、および多くの家庭環境のような限定された広さの視聴領域、または構造上の制限で設置することが困難な可能性がある。一般的なサブウーファキャビネットは、通常、形状が立方体であり、スピーカキャビネットや、自動車内、または他の限定されたスペースに設置することが困難な場合がある。
サブウーファのドライバは、超低周波の最適な音響再生のために、他のドライバ(例えば、高音領域、および中音領域)と比較して、相対的に直径が大きく、同様に、ドライバは一般的に相対的に深いコーンを有することが一般的である。ドライバに、適切な量の空気を移動させるのに十分な能力を可能にするために、大きな空洞を有するサブウーファスピーカ筐体を構成することも一般的である。これらの検討事項は、多くの場合、限定されたスペースに容易にフィットしない巨大なデザインのサブウーファキャビネットの原因となる。
サブウーファスピーカの他の問題は、1つには超低周波音を再生するようなサブウーファドライバによって作り出される比較的大きく、かつ強力な変位のため、サブウーファスピーカが、近くの物体に好ましくない振動を生成する可能性があることである。この現象は、独立型のサブウーファスピーカキャビネットでは目立たないが、大きな構造の一体部品として設計される家、または建物の壁に埋め込まれたサブウーファ、または自動車に搭載されたサブウーファで、一般的に現れる。これらの設置されたサブウーファは、直接的、または間接的に建造物、または自動車のフレームに物理的に接触しているので、低振動が建造物やフレームに接する他の製品、または家/建造物の隣接する部屋に、顕著なガタガタ音を引き起こしたり、強制的に物を動かしたり、物に損害を与えたりする。サブウーファによって再生された超低周波からの振動は、高周波を減衰しながら家、または建物を容易に通過させることが可能であり、居住者、または近隣の静けさを乱す可能性のある振動を引き起こす。
独立型のサブウーファスピーカキャビネットも、似たような問題を抱える可能性がある。独立型のスピーカキャビネットは、部屋の隅、または低いキャビネット等のように目立たないか、控えめな場所に設置されていることがあるが、これらの過度の振動が原因で、他の機能が制限されている。例えば、独立型のスピーカ筐体上に配置された物体は、顕著なガタガタ音を立て、徐々に表面を滑り、または下落し、不快音を発生させたり、物体を損傷させたりする。
いくつかのサブウーファスピーカは、音を増大して出力するために、またいくつかの設計において、キャビネット、または筐体の振動を低減するために2つ(またはそれ以上)のドライバを含む。2つのドライバは、互いに対面して配置されている場合、ドライバユニットの動きは対称であり、2つのドライバの反対運動は相殺し、キャビネット、または筐体の振動を低減させることができる。しかしながら、この設計のタイプの1つの欠点は、スピーカキャビネット、または筐体は、2つの向かい合うドライバを収容するのに十分に深くなければならず、制限されたスペースに設置することが困難な、より大きなキャビネット、または筐体の原因になる可能性がある。したがって、消費者、およびサウンドシステムの設計者は、多くの場合、キャビネット/筐体の振動のある程度のレベルを許容するか、大きくて、巨大なサブウーファラウドスピーカのための配置を見つけるかの選択を任せられる。
より小さく、より狭いスペースで使用することができるように、狭い外形を有するサブウーファ、または類似のスピーカを提供することは有利である。音声出力、および忠実性の高いレベルを維持しながら振動を低減したサブウーファを提供することは更に有利である。家庭、建物内、または自動車内に埋め込まれたスピーカとして使用するのに適したサブウーファを提供することは更に有利である。
一態様において、ドライバの動きによって生成された力、および/またはモーメントを、実質的に相殺し、その結果、他の物の間で、スピーカハウジングまたは筐体の好ましくない音を減衰、または消失するように配置、および駆動される複数のドライバを有するサブウーファ、または他のスピーカが提供される。
1つ以上の実施形態においては、サブウーファ、または他のスピーカは、同一面上に並んで設置された一方を向いているドライバの第1のセット、および他方を向いているドライバの第2のセットの複数のドライバを含んでいる。ドライバは、好ましくは、全てのドライバからの力のベクトルの和をゼロにした状態で、ドライバの第1のセットからの力が、ドライバの第2のセットからの反対方向の力が等しくなるように設置し、中心点に対しての全てのドライバのモーメントのベクトルの和が全体でゼロになるように設置される。
サブウーファ、または他のスピーカは、2つの対向するオフセットドライバ間に生成されたモーメントが、少なくとも1つの付加的なオフセットドライバの付加により相殺できることを確実にするために、最小で3個のドライバを含んでもよい。本明細書に記載された特定の原理によるサブウーファ、または他のスピーカは、3個、4個、5個、6個、または更に多くのドライバを含んでもよい。サブウーファスピーカの形状は、対称でなくてもよく、力のモーメントがスピーカの中心、または重心を相殺するような非対称にすることができる。同様に、ドライバは、好ましくは、同一平面内に配置されている一方で、代わりに、それらは、力、およびモーメントが、スピーカの重心、または中心点に対して相殺するような三次元パターンで配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、ドライバの第1のセット、およびドライバの第2のセットは、同一平面に位置しているが、互いに反対を向いている。ドライバの各セットは、隣接するスロットや、開口部から外側に向かって音を向かわせる反射面に向かって出力してもよい。スピーカ筐体は、ドライバの2組からの音を組み合わせるように、単一の開口、またはドライバの両方のセットに共通の開口部から出力されるように結合された開口部で構成されてもよい。
特定の実施形態において、サブウーファ、または他のスピーカは、壁が部分的に音響的に不透明な材料で覆われたフレームから形成されている軽量だが固く、かつ頑丈な筐体で構成されている。例えば、筐体は、ハニカムパターンのような反復パターンに配置された音響的に不透明な材料で被覆、または重ねあわせ支持フレームの組で構成されてもよい。各ドライバ、またはドライバのセットは、スピーカの他のドライバと干渉するドライバ(群)の後方への音響放射を防止するために、それ、またはそれら自身の分離した筐体を有していてもよい。
さらなる実施形態、代替物および変更は、本明細書に記載、または添付の図面に示される。
4個のドライバ、および共通の出力開口部を有する薄型サブウーファの一実施形態の正面図である。 図1Aのスピーカの、上面図である。 図1Aのスピーカの、断面図である。 付加的に詳細に示している、図1A−図1Cの一般的な原理にしたがって構成された薄型サブウーファスピーカの分解図である。 3個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの一実施形態の正面図である。 3個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの一実施形態の側面図である。 4個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの一実施形態の正面図である。 4個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの一実施形態の側面図である。 4個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの他の実施形態の正面図である。 4個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの他の実施形態の側面図である。 5個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの一実施形態の正面図である。 5個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの一実施形態の側面図である。 6個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの一実施形態の正面図である。 6個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの一実施形態の側面図である。 6個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの他の実施形態の正面図である。 8個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの一実施形態の正面図である。 8個のドライバを有する薄型サブウーファスピーカの一実施形態の側面図である。 本明細書に開示される実施形態に従って動作する4個のドライバを有するスピーカのための力とモーメントの相殺を示す簡略図である。
1つ以上の実施形態によれば、異なる方向に配置され、ドライバの動きによって生成された磁石の反力、およびモーメントが実質的に相殺するように選択的に駆動され、その結果、スピーカハウジング、または筐体の不要な振動を低減、または排除する、マルチプルドライバを備えたサブウーファスピーカシステムが提供される。
一実施形態によれば、サブウーファスピーカは一方向を向いている第1のドライバのセットと、反対方向を向いている第2のドライバのセットを含み、第1のドライバのセット、および第2のドライバのセットは、スピーカハウジング、または筐体の深さが低減されるように、同一面上に配置されている。各ドライバのコーン、または振動板は前後に動き、ドライバはコーン、または振動板を前に押し出す第1の力と、ドライバのフレーム、またはシャーシを支持するスピーカハウジング、または筐体に適用される第1の力と等しいが反対向きの第2の力を生成する。互いに正反対に配置されたドライバは、平衡であれば、互いに相殺する力を生成することが可能であり、その結果、振動が減衰する。しかしながら、スピーカハウジング、または筐体の重心、または中心点から外れて設置されたドライバは、回転力を生成する傾向があり、言い換えれば、好ましくない振動を引き起こす可能性がある磁石の反力に関連付いたモーメントを生成する傾向がある。
このような振動を低減、または排除するために、ドライバは、好ましくは、ドライバの第1のセットからの力の和と、ドライバの第2のセットの力の和の反対が等しいだけでなく、重心、または中心点に対してのドライバからのモーメントのベクトルの和が合計でゼロになるように設置、および配置する。
本明細書に開示される実施形態のサブウーファスピーカは、任意の数のドライバを含むことができ、ドライバ間の力とモーメントを相殺するために、例えば、2つの対立しているオフセットドライバ間に生成されるモーメントを、少なくとも1つの付加的なオフセットドライバの付加によって相殺することができるように、最低で3個のドライバを使用することが予想される。サブウーファスピーカは、対称、または非対称のいずれかの配置中に3個以上のドライバを含んでもよく、好ましくは、必須ではないが、同一主平面に一直線に配置する。
さらに、少なくとも幾つかの実施形態において、ドライバは、出力スロット、または出力開口部の隣接から外側に向かって音の方向を換えて導く反射板に向かって音を出力する。スピーカ筐体は、ドライバの2組の音を合成し、単一の開口、またはドライバセットの両方に共通の開口から出力されるように結合された開口部が構成されていてもよい。
本明細書に開示された一実施形態にしたがって構成された薄型サブウーファスピーカ100は、図1A−図1Cに記載されている。図1Aは、薄型サブウーファスピーカ100(後述するように、正面音響反射カバーを示していない)の正面図であり、図1B、および図1Cは、それぞれ、スピーカ100の上面図、および側面図である。その中に示すように、この例のスピーカ100は、メインスピーカ筐体120に設けられた4つのドライバ105a、105b、110a、110bを含む。この例のスピーカ筐体120は、2つのドライバ105a、105bを設置するための孔を有する第1のバッフル130と、2つのドライバ110a、110bを設置するための孔を有する第2のバッフル131を含む。ドライバ105a、105bの第1のペアは、ドライバ110a、110bの第2のペアから反対方向に設けられ、4つ全てのドライバ105a、105b、110a、110bは、同一平面135内に設けられている。すなわち、ドライバ105a、105b、110a、110bのコーンは、同じ方向を向いていないにも関わらず、重なっている。ドライバ105a、105bの第1のペアは、好ましくは、スピーカ筐体120の中心の両サイドに対称に設けられる。一方、ドライバ110a、110bの第2のペアは、ドライバ105a、105bのどちらかのサイドにそれぞれ対称に設けることで、スピーカ筐体120の中心に対して、同様に対称に設けられる。
第1のバッフル130、および第2のバッフル131は、メインスピーカ筐体120の対向している壁を形成し、この例では、更に、メインスピーカ筐体120は4個のチャンバに分けられており、4個のチャンバは2個の外側のチャンバ136、137、および2個の内側のチャンバ138、139を含んでいる。4個のチャンバ136−139は、好ましくは、スピーカ動作中、ドライバ105a、105b、110a、110bのいくつかの運動が隣接するドライバに干渉することがないように音響的に分離する。さらに具体的に言うと、4個のチャンバ136−139は、ドライバ105a、105b、110a、110bのいずれかからの後方への音響反射が他のドライバに干渉しないように設けられている。メインスピーカ筐体120は、完全な筐体を形成するために、天壁160と、底壁161(図1Cのように)と、側壁162、163(図1Bのように)を備えていてもよい。チャンバ136−139のサイズは、好ましくは、ドライバ105a、105b、110a、110bの適切な運動を許容できるように選択される。特に、第1のバッフル130と第2のバッフル131間の幅は、ドライバ110a、110bのコイル107a、107bが第1のバッフル130に接触することなく振動することを可能にし、ドライバ105a、105bのコイル106a、106bが第2のバッフル131に接触することなく振動することを可能にする。
したがって、スピーカ筐体120の幅は、必要に応じて、例えば、互いに向かい合った2つのドライバが設けられたスピーカよりも大幅に薄く作成することが可能である。この場合、厚さは、2つのドライバのサイズだけでなく、両方のドライバのコイルの運動の範囲まで占めなければならない。
全ての実施形態おいて必要とは限らないが、スピーカ100の例において、メインスピーカ筐体120は、キャビネット天壁150と、キャビネット底壁151と、キャビネット後壁140と、キャビネットフロントパネル141を含む外部構造によって、下記に記載されているトップサウンド開口部155とボトムサウンド開口部156から音を直接出力することができるよう、様々なサウンドダクトを規定するために、メインスピーカ筐体120から間隔を開けて囲まれている。外部スピーカキャビネットは、メインスピーカ筐体120の側壁162、163と共有していてもよく、さらに、支柱157、158を介してメインスピーカ筐体120に構造的に接続されてもよい。
動作において、ドライバ105a、105b、110a、110bは、剛性音響反射板に向かって音を出力し、その都度、音響出力は90°向きを変えて、出力開口部の方へ向かう。さらに具体的に言うと、ドライバ105a、105bの第1のペアはスピーカキャビネット後壁140を構成する第1の剛性板に向かって音を出力し、ドライバ110a、110bの第2のペアはスピーカ筐体フロントパネル141を構成する第2の剛性板に向かって音を出力する。マウンティングバッフル130とスピーカキャビネット後壁140は、音響出力をドライバ105a、105bの第1のペアと比較して90°の方向へ付勢するナロ−サウンドダクト145を集合的に規定する。一方、マウンティングバッフル130とスピーカ筐体フロントパネル141は、音響出力をドライバ110a、110bの第2のペアと比較して90°の方向へ付勢するナローサウンドダクト146を集合的に規定する。この特定の設計において、ドライバ105a、105bからの出力は、音響エネルギーがリアサウンドダクト145から抜け、流れ進み、そしてトップサウンド開口部155とボトムサウンド開口部156から抜け出るように2回90°向きを変える。同様に、フロントサウンドダクト146を通過したドライバ110a、110bからの音響出力は、4つの全てのドライバ105a、105b、110a、110bからの音がトップサウンド開口部155とボトムサウンド開口部156から抜け出るように、トップサウンド開口部155とボトムサウンド開口部156を介して抜け出る。
図1A−図1Cの実施形態において、強度が同一の同じ信号が4つ全てのドライバ105a、105b、110a、110bに供給される場合に、振動が効果的に低減、または消失されるように、それらの相対的な運動は、様々な力とモーメントを相殺できる。この効果は、4つのドライバ105a、105b、110a、110bに加わる同時的な力によって生成された反対のモーメントの相殺を示した図1A−図1C、および図10の基本的なスピーカの設計の簡略な図を示す図5A、および図5Bを参照して明らかにすることができる。図5A、および図5Bは、特に、4個のドライバ105a、105b、110a、110bに同一の強度の等しい信号が与えられる場合における効果を示している。当業者にはよく知られているように、典型的なドライバは、すべてのフレーム、またはシャーシに取り付けられ、その背面側にコイルが取り付けられたコーン、または振動板を含む。ドライバに関連付けられたサスペンションシステムは、ピストンのように、コイルが隙間の前後に移動することを許容する。電気オーディオ信号は、コーン、または振動板の前後に順番に振動するコイルに磁気的なエネルギーを与え、ドライバのフレーム、またはシャーシを支持するスピーカハウジング、または筐体に伝えられるフレーム、またはシャーシ上に反対の力を生成する。ドライバのサスペンションシステムは、移動した後、コーンや振動板を中立の位置に戻す復元力を提供する。
本例において、ドライバ105a、105bの前進運動は、スピーカハウジング、またはスピーカ筐体120上に「下降」運動(図5Bによれば)を生成する。一方、ドライバ110a、110bの前進運動は、スピーカハウジング、またはスピーカ筐体120上に「上昇」運動を生成する。各ドライバ105a、105b、110a、110bが同一の信号によって駆動され、かつ各ドライバ105a、105b、110a、110bが同じ物理的、および電気的特性を有していると仮定すると、スピーカハウジング、またはスピーカ筐体120上の下降方向の力は上昇方向の力を相殺するので、振動は低減、または相殺する。同様な現象は、サスペンションシステムの復元力が、ドライバのコーン、または振動板を基準位置から後方に動かした時に、ドライバ110a、110bの復元力を相殺するドライバ105a、105bの復元力が発生する。
ドライバ105a、105b、110a、110bは、さらに好ましくは、前後運動に関連付いた力によって生成されるモーメントを全体で相殺するように位置決めして配置されている。この現象は、図10を参照して説明される。スピーカ筐体120の中心点、または重心は、ドライバ105a、105b、110a、110bの位置と関連付いて示されている。ドライバ105a、105b、110a、110bのそれぞれは、中心点から物理的にオフセットされ、自身が動くようなモーメントを生成する。一般的に、各ドライバのモーメントはベクトルの外積r×Fと等しい。ここで、rは問題になっている中心点からドライバの重心までのベクトルであり、Fはドライバによって生成された力である。この例において、ドライバ105a、105b、110a、110bは、実質的に中心点を横切る同一面135であり、力Fは一般的にドライバの面から垂直なので、ベクトルの外積はドライバと中心点の距離と力Fのベクトルの積になる。しかしながら、ドライバが同一面上にない場合、その代わりに、様々なモーメントの評価は、ベクトルの外積が使われる。全てのドライバが同一面上に配置されている固有条件はない。
図10の例において、ドライバ105aと105bは中心点からの距離Aと仮定し、ドライバ110aと110bは中心点からの距離Bと仮定する。ドライバの対称配置に与えられた検査から、ドライバ110aの運動によって生成されたモーメントM1はドライバ110bの運動によって生成されたモーメントM4=B×Fを相殺する−B×Fであり、ドライバ105aの運動によって生成されたモーメントM2はドライバ105bの運動によって生成されたモーメントM3=A×Fを相殺する−A×Fであることが分かる。一方を向いているドライバ105a、105bのモーメントは互いに相殺し、同様に他方を向いているドライバ110a、110bのモーメントは互いに相殺する。
したがって、図10の配置は、ドライバ105a、105b、110a、110bによって生成された上方向、および下方向の力を完全に相殺するだけでなく、慎重に選ばれたドライバ105a、105b、110a、110bの対称配置によってドライバ105a、105b、110a、110bの回転モーメントも同様に相殺する。その結果、互いに直面するドライバのペアを分割する必要がなく、スピーカ100は、線形配列されたドライバ間の空間が複数あるにも関わらず、振動を実質的に低減する。
実際には、必要に応じて、中心点を通過する中心面135からのドライバ105a、105b、110a、または110bの重心ずれ、および/または、互いに非対称の配置を考慮して少しの調整を行ってもよい。このような調整は、例えば、ドライバ、またはコイル(ドライバの出力は移動質量に正比例するので)の大きさ、または質量を変更する形式、またはドライバに提供される電気的オーディオ信号を変化させる形式であってもよい。
図2は、様々な観点から、図1A−図1Cに示されている薄型サブウーファスピーカのわずかな変化を示している。図2において、参照番号「2xx」は、図1A−図1Cにおける同様の参照番号「1xx」と対応している。したがって、図2におけるスピーカ200は、線形に配置された4個のドライバ205a、205b、210a、210bを含む。ドライバ205a、205bの2つは、メインスピーカ筐体220の第1のバッフル230に設けられる。ドライバ210a、210bの他の2つは、メインスピーカ筐体220の第2のバッフル231に設けられる。ドライバ205a、205bの第1のペアは、第1の音響反射板240(スピーカの後壁でもよい)に向かって音を出力する。一方、ドライバ210a、210bの第2のペアは、第2の音響反射板241(スピーカのフロントパネルでもよい)に向かって音を出力する。メインスピーカ筐体220は、この例においては、長方形の箱の一般的な形状のスピーカハウジングフレーム290を含み、支柱257、258の組を介してメインスピーカ220と接続し、ボトムフレームメンバ251を支持する第1の縁と、トップフレームメンバ250を支持する第2の縁(トップとボトムはこの場合任意に定義される、スピーカ100が側面横方向配置のドライバのように配置される)を含む、より大きなスピーカキャビネットの一部である。スピーカハウジングフレーム290の底部は、スピーカバックパネル240に取り付けられている。
この特定の例において、付加的なスピーカフレームの構成要素は、機械的なサポート、アシスト台、美的感覚が提供される。例えば、トップ/ボトムスピーカフレームアセンブリ285は、スピーカ200の天部、と底部に取り付けることができ、サイドスピーカフレームアセンブリ280は、スピーカ200の両サイド部に取り付けることができる。トップ/ボトムスピーカフレームアセンブリ285は、クロスサポート297によって接続される縦サポート295,296を含んでもよい。一方、サイドスピーカフレームアセンブリ280は、クロスサポート293によって接続される縦サポート291,292を含んでもよい。スピーカハウジングフレーム290は、アルミニウムのような軽くて硬い材料、その他の金属、その他の合金、またはその他の適切な材料で構成することが可能であり、一方、トップ/ボトムスピーカフレームアセンブリ285、およびサイドスピーカフレームアセンブリ280は、木材、プラスチック、合成材料、潜在的な金属の構成要素(サポート297、または293のような)、または補強材で構成することができる。
上記と同じ考えは、好ましくは、重心、または中心の周りに対しての力、およびモーメントが相殺する限り、対称、または非対称に配置することができる異なる数、および異なる配置のドライバを有するスピーカに適用することができる。また、ドライバは、すべてが同じサイズである必要はないが、ドライバによって生成される出力の大きさの効果が一致する異なるサイズを選択することができる。同様に、それぞれのドライバに同じ強度の信号が適用される必要はないが、いくつかのドライバは、ドライバによって生成される出力の大きさに影響を与える増幅、または減少強度の信号を受信してもよい。
図3A−図3B、図4A−図4B、図6A−図6B、図7A−図7B、または図8、図9A−図9Bは、全て、本明細書に開示される発明概念を適用する場合の多様な種類の実施可能なスピーカデザイン、およびドライバの配置を示している。例えば、図3A、および図3Bは、それぞれ、薄型サブウーファスピーカ300の別の実施形態の正面図および側面図であり、この場合、直線的に配置された3個のドライバ305、310a、および310bを備える。本実施形態において、単一のドライバ305は、スピーカ300の第1のバッフル330に設けられる。一方、その他の2つのドライバ310a、310bは、第2のバッフル331に設けられている。図1A―図1Cの実施形態と同様に、全ての3つのドライバ305、310a、310bは、同一横方向面335に位置しているが、一方向を向いている第1のドライバ305は、スピーカ300の中心点309の中心に配置される。一方、第1のドライバ305と比較して反対方向を向いているその他の2つのドライバ310a、および310bは、中心点309から両サイドに距離Dだけ離して対称に配置されている。明示的に示していないが、ドライバ305、310a、および310bのそれぞれは、好ましくは、スピーカの筐体内の分離したサブチャンバを経由して他方からの後方音響放射の観点から、音響的に分離されている。
ドライバ305、310a、310bのサイズ(それゆえ、移動質量)、および/または、それぞれのオーディオ信号の振幅は、好ましくは、第1のドライバ305によって生成された力Fが、反対方向を向いているドライバ310a、および310bのペアによって生成された力F/2の倍になるように選択されている。その結果、第1のドライバ305の力は、反対方向を向いているドライバ310a、および310bのペアによって生成された力の和と相殺する。これを達成するために、ドライバ310a、310bのコイル、および可動部品の質量は、例えば、ドライバ305のコイル、および可動部品の質量の半分に選択することができ、その結果、ドライバ310a、310bの生成した力は、ドライバ305の生成した力の半分になる。もう一つの方法として、ドライバ310a、310bは、ドライバ305と同じサイズでもよいが、ドライバ305によって受信されたオーディオ駆動信号と比較して振幅が減衰したオーディオ駆動信号を受信し、その結果、減衰した力に至る。具体的には、一般的に生成する力F=m×A、ここで、m=コイル、およびその他の構成要素の移動質量であり、A=加速度、信号強度の変化を通してドライバの加速度の調整は、ドライバの生成された力を調節する。この場合、ドライバ310a、310bに対する信号の振幅は、ドライバ305の変位の半分動いた時のドライバ310a、310bの変位のように選択され、その結果、生成された力の半分に至る。
もう一つの方法として、ドライバ310a、310bによって生成された力は、可動コイル、または構成要素の換算質量の組み合わせと、減衰振幅の信号によってドライバ305の半分の力であるように調整することができるが、この場合、計算が若干複雑になる。
同様に、スピーカ300の全てのドライバ305、310a、310bによって生成されるモーメントは、モーメントの和がゼロに等しくなるように相殺する。ドライバ305は、中心点309を通過しているスピーカ300の中心軸に沿って配置されているので、ドライバ305は、ゼロのモーメントを有する。ドライバ310a、および310bは、それぞれD×F/2に等しいモーメントを生成するが、両者は中心点309の反対側にあるので符号が反対である。したがって、ドライバ310a、および310bによって生成されたモーメントは互いに相殺し、全てのモーメントの和はゼロに至る。
したがって、図3A、および図3Bのスピーカ300において、全てのドライバ305、310a、310bの力の和は、合計でゼロに相殺し、モーメントの和も同様にゼロに相殺する。
薄型サブウーファスピーカの別の実施形態が図4A、および図4Bに記載されており、正面図と側面図が示され、それぞれ、4つのドライバを備えるスピーカ400が示されている。図4A、および図4Bにおいて、スピーカ400は第1のバッフル430に設けられたドライバ405a、405bの第1のペアを備える。一方、スピーカ400の第2のバッフル431に設けられた2つのドライバ410a、410bを備える。この例の4つのドライバ405a、405b、410a、410bは、実質的に正方形のパターンで対称に配置されている。ドライバ405a、405bの第1のペアは、正方形の一方の対角線436を横切って配置され、ドライバ410a、410bの他のペアは正方形の他方の対角線437を横切って配置されているが、4つのドライバ405a、405b、410a、410bは、同一横方向面435に位置している。明示的に示していないが、ドライバ405a、405b、410a、および410bのそれぞれは、好ましくは、スピーカの筐体内の分離したサブチャンバを経由して他方からの後方音響放射の観点から、音響的に分離されている。
ドライバ405a、405b、410a、410bのサイズ(それゆえ、移動質量)、およびそれぞれのオーディオ信号の振幅は、それぞれのドライバによって生成された力Fが同一なように、全て同一であってもよい。その結果、ドライバ405a、405bの第1のペアによって生成された力の和は、反対方向を向いているドライバ410a、410bの第2のペアによって生成された力の和と相殺し、全ての力はゼロになる。同様に、スピーカ400の全てのドライバ405a、405b、410a、410bによって生成されるモーメントは、全てのモーメントの和がゼロになるように相殺する。ドライバ405a、405bは、それぞれ、対角線436に対してD×Fに等しいモーメントを生成するが、両者は、中心点409の反対側に位置するので符号が反対である。したがって、ドライバ405a、および405bによって生成されるモーメントは、互いに相殺する。同様に、ドライバ410a、410bは、それぞれ、対角線437に対してD×Fに等しいモーメントを生成するが、両者は、中心点409の反対側に位置するので符号が反対である。したがって、ドライバ410a、および410bによって生成されるモーメントは、互いに相殺し、全てのモーメントの和はゼロに至る。
したがって、図4A、および図4Bのスピーカ400において、全てのドライバ405a、405b、410a、410bの力の和は合計でゼロに相殺し、モーメントの和も同様にゼロに相殺する。
図4A−図4B、および図5A−図5Bのスピーカ設計は、4つのドライバを利用しているが、ドライバの異なる配置も有することを留意すべきである。それでもなお、いずれの場合でも、本明細書に開示される設計原理を利用して、全てのドライバの力の合計がゼロであり、全てのドライバによって生成されるモーメントの合計がゼロであるようなスピーカが構成される。
さらに別の実施形態の薄型サブウーファスピーカが図6A、および図6Bに5個のドライバ605、610a、610b、610c、610dを備えるスピーカ600の正面図、および側面図がそれぞれ示されている。図6A、および図6Bの設計において、スピーカ600は、第1のバッフル630に設けられた第1のドライバ605と、スピーカ600の第2のバッフル631に設けられた4つのドライバ610a、610b、610c、610dのセットを備えている。この例で、第1のバッフル630に設けられた単一のドライバ605は、中心に配置される。一方、4つのドライバ610a、610b、610c、610dは、実質的に正方形のパターンで対称に配置され、ドライバ610a、610dの一方のペアは正方形の一方の対角線636を横切って配置され、ドライバ610b、610cの他方のペアは正方形の他方の対角線637に横切って配置されているが、全ての5つのドライバ605、610a、610b、610c、610dは、同一横方向面635に位置している。明示的に示していないが、ドライバ605、610a、610b、610c、610dのそれぞれは、好ましくは、スピーカの筐体内の分離したサブチャンバを経由して他方からの後方音響放射の観点から、音響的に分離されている。
ドライバ605、610a、610b、610c、610dのサイズ(それゆえ、移動質量)、および/または、それぞれのオーディオ信号の振幅は、好ましくは、第1のドライバ605によって生成された力Fが、反対方向を向いているドライバ610a、610b、610c、610dのセットによって生成された力F/4の4倍になるように選択されている。その結果、第1のドライバ605の力は、反対方向を向いているドライバ610a、610b、610c、610dのセットによって生成された力の和と相殺する。これを達成するために、ドライバ610a−610dのコイル、および可動部品の質量は、例えば、ドライバ605のコイル、および可動部品の質量の1/4に選択することができ、その結果、ドライバ610a、610b、610c、610dのそれぞれの生成した力は、ドライバ605の生成した力の1/4になる。もう一つの方法として、ドライバ610a、610b、610c、610dは、ドライバ605と同じサイズであるが、ドライバ605によって受信されたオーディオ駆動信号と比較して振幅が減衰したオーディオ駆動信号を受信し、減衰した力に至る。さらに別の方法として、ドライバ610a、610b、610c、610dによって生成される力は、可動コイル、または構成要素の換算質量と、減衰振幅の信号の組み合せによって、ドライバ605の1/4の力であるように調整することができる。
同様に、スピーカ600の全てのドライバ605、610a、610b、610c、610dによって生成されるモーメントは、モーメントの和がゼロに等しくなるように相殺する。ドライバ605は、スピーカ600の中心軸(中心点609上)に沿って配置されているので、そのモーメントはゼロである。ドライバ610a、610dは、それぞれ、対角線636に対してD×F/4に等しいモーメントを生成するが、両者は、中心点609の反対側に位置するので符号が反対である。したがって、ドライバ610a、および610dによって生成されるモーメントは、互いに相殺する。同様に、ドライバ610b、610cは、それぞれ、対角線637に対してD×F/4に等しいモーメントを生成するが、両者は、中心点609の反対側に位置するので符号が反対である。したがって、ドライバ610b、および610cによって生成されるモーメントは、互いに相殺し、全てのモーメントの和はゼロに至る。
したがって、図6A、および図6Bのスピーカ600において、全てのドライバ605、610a、610b、610c、610dの力の和は合計でゼロに相殺し、モーメントの和も同様にゼロに相殺する。
別の実施形態の薄型サブウーファスピーカが図7A、および図7Bに6個のドライバを備えるスピーカ700の正面図、および側面図がそれぞれ示されている。図7A、および図7Bの設計において、スピーカ700は、第1のバッフル730に設けられたドライバ705a、705b、705cの第1のセットと、スピーカ700の第2のバッフル731に設けられたドライバ710a、710b、710cの他のセットを備えている。この例の6個のドライバ705a、705b、705c、710a、710b、710cは、実質的に六角形(もっと一般的には円形)のパターンで対称に配置され、ドライバ705a、705b、705cの第1のセットは、一般的に正三角形状に配置され、ドライバ710a、710b、710cの他のセットは、第1の正三角形をオフセットするように同様に正三角形状に配置され(すなわち、2つの正三角形の頂点は反対方向を示している)ているが、6個のドライバ705a、705b、705c、710a、710b、710cは同一横方向面735に位置している。明示的に示していないが、ドライバ705a、705b、705c、710a、710b、710cのそれぞれは、好ましくは、スピーカの筐体内の分離したサブチャンバを経由して他方からの後方音響放射の観点から、音響的に分離されている。
ドライバ705a、705b、705c、710a、710b、710cのサイズ(それゆえ、移動質量)、およびそれぞれのオーディオ信号の振幅は、それぞれのドライバによって生成された力Fのように同一であってもよい。その結果、3個のドライバ705a、705b、705cの第1のセットによって生成された力の和は、反対方向を向いているドライバ710a、710b、710cの第2のセットによって生成された力の和と相殺し、全てでゼロになる。同様に、スピーカ700の全てのドライバ705a、705b、705c、710a、710b、710cによって生成されるモーメントは、全てのモーメントの和がゼロになるように相殺する。好ましくは、スピーカ700の相対的な正方形状の6個のドライバ705a、705b、705c、710a、710b、710cの非対称によって生成される残留モーメントを回避するために、スピーカ700は形状が六角形、または円形である。簡単のため、そのような残留モーメントは各ドライバに対してスピーカ700の形状を対称に作ることによって排除できるので、そのような残留モーメントは無視される。いずれにしても、図7Aに示すようにx−y座標を選び、ベクトルの外積a×b=(a−a,a−a,a−a)、モーメントの和によって相殺するドライバ705bが生成するモーメントM1=(−D,0,0)×F、およびドライバ710aが生成するモーメントM4=(D,0,0)×−Fを評価すると、ここで、力F=(0,0,f)であり、モーメントは合計で(0,2D・f,0)となる:
M2=(D・cos60°,D・sin60°,0)×(0,0,f),ドライバ705aによって生成された
M3=(D・cos60°,−D・sin60°,0)×(0,0,f),ドライバ705cによって生成された
M5=(−D・cos60°,D・sin60°,0)×(0,0,−f),ドライバ710bによって生成された
M6=(D・cos60°,−D・sin60°,0)×(0,0,−f),ドライバ710cによって生成された
ここでF=(0,0,f)は、すなわち、x−y平面にはないスピーカ700に対して垂直な力である。
ドライバ705a、705c、710b、および710cによって生成される4つのモーメントは下記の様に決定される:
M2=(D・f・sin60°,−D・f・cos60°,0),ドライバ705aによって生成された
M3=(−D・f・sin60°,−D・f・cos60°,0),ドライバ705cによって生成された
M5=(−D・f・sin60°,−D・f・cos60°,0),ドライバ710bによって生成された
M6=(D・f・sin60°,−D・f・cos60°,0),ドライバ710cによって生成された
そして、これらのベクトルの和は:
((2・D・f・sin60°−2・D・f・sin60°),−4・D・f・cos60°,0)=(0,−4/2D・f,0)=(0,−2D・f,0)
これは、明確にドライバ705b、および710aによって生成されたモーメントの和と明確に対抗し、相殺する。
したがって、図7A、および図7Bのスピーカ700において、全てのドライバ705a、705b、705c、710a、710b、710cの力の和は合計でゼロになり、同様に、モーメントもゼロになる。
別の実施形態の薄型サブウーファスピーカが、図8において、6個のドライバを備えるスピーカ800の正面図が示されている。図8の設計において、スピーカ800は、第1(トップ)のバッフルに設けられたドライバ805a、805bの第1のペアと、スピーカ800bの第2(ボトム)のバッフルに設けられた他の4つのドライバ810a、810b、810c、810dを備えており、これは図3Bに示したスピーカ300と同様の断面図が現れる(したがって、図8において別の図として示していない)。この例の第1の2個のドライバ805a、805bは、中心点809に対して対称に配置され、同様に反対方向を向いている4つのドライバ810a、810b、810c、810dのセットは、実質的に長方形のパターンで対称に配置されているが、前の実施形態と同様に、6個の全てのドライバ805a、805b、810a、810b、810c、810d、810dは、横から見た時に同一横方向面に位置している(図3Bのように)。明示的に示していないが、ドライバ805a、805b、810a、810c、810dのそれぞれは、好ましくは、スピーカの筐体内の分離したサブチャンバを経由して他方からの後方音響放射の観点から、音響的に分離されている。
ドライバ805a、805b、810a、810b、810c、810dのサイズ(それゆえ、移動質量)、および/または、それぞれのオーディオ信号の振幅は、好ましくは、ドライバ805a、805bの第1のペアによって生成された力Fが、反対方向を向いているドライバ810a、810b、810c、810dのセットによって生成された力F/2の2倍になるように選択されている。その結果、ドライバ805a、805bの第1のペアの力の和は、反対方向を向いているドライバ810a、810b、810c、810dのセットによって生成された力の和と相殺する。これを達成するために、ドライバ810a、810b、810c、810dのそれぞれのコイル、および可動部品の質量は、例えば、ドライバ805a、805bのどちらかのコイル、および可動部品の質量の半分にするか、あるいは、全てのドライバが同じサイズであっても、ドライバ810a、810b、810c、810dがドライバ805a、805bによって受信されたオーディオ駆動信号と比較して振幅が減衰したオーディオ駆動信号を受信するかを選択することができる。先に図3A‐図3Bに関連して説明したように、あるいは、移動質量とオーディオ信号調整の変化のいくつかの組み合わせは、力を適切に調整させるようしてもよい。
同様に、スピーカ800の全てのドライバ805a、805b、810a、810b、810c、810dによって生成されるモーメントは、モーメントの和がゼロに等しくなるように相殺する。この場合対称に配置されているため、ドライバ805a、805bによって生成されたモーメントは、中心点809に対して相殺し、ドライバ810a、810bによって生成されたモーメントは、ドライバ810b、810cによって生成されたモーメントと相殺し、ゼロのモーメントに至る。
したがって、図8Aのスピーカ800において、全てのドライバ805a、805b、810a、810b、810c、810dの力の総和は、合計でゼロに相殺し、モーメントも同様にゼロに相殺する。
一形態において、図8のスピーカ800は、隣接して配置した図3A−図3Bの2つのスピーカ300のようにみなすことが可能であり、同様の原理を用いて、より大きなスピーカ構造は、比較的大きく、より複雑なサブウーファスピーカの設計を推定することができる。
図7A−図7B、および図8のスピーカ設計は、6つのドライバを利用しているが、ドライバの異なる配置も有することを留意すべきである。それでもなお、この場合、本明細書に開示される設計原理を利用して、全てのドライバの力の合計がゼロであり、全てのドライバによって生成されるモーメントの合計がゼロであるようなスピーカが構成される。
別の実施形態の薄型サブウーファスピーカが、図9A、および図9Bにおいて、8個のドライバを備えるスピーカ900の正面図、および側面図がそれぞれ示されている。図9A、および図9Bにおいて、スピーカ900は、第1のバッフル930に設けられた4つのドライバ905a、905b、905c、905dの第1のセットと、スピーカ900の第2のバッフル931に設けられた4つのドライバ910a、910b、910c、910dの他のセットを備えている。ドライバ905a、905b、905c、905dの第1のセットは、中心点909に対して、実質的に正方形で対称的なパターンに配置され、反対方向を向いている4つのドライバ910a、910b、910c、910dの他のセットは、同様に、中心点909に対して、実質的に正方形で対称的なパターンで配置されており、8個の全てのドライバ905a‐905d、910a‐910dは同一横方向面935に位置している。明示的に示していないが、ドライバ905a−905d、910a−910dは、好ましくは、スピーカの筐体内の分離したサブチャンバを経由して他方からの後方音響放射の観点から、音響的に分離されている。ここでは、4つのドライバの正方形のパターンは、互いに90°オフセットしているが、これは必須要件ではなく、正方形のパターンは、同調している4個のドライバの外側の四角形によって囲まれた4個のドライバの内側の四角形のように配置してもよい。
ドライバ905a−905d、910a−910dのサイズ(それゆえ、移動質量)、およびそれぞれのオーディオ信号の振幅は、それぞれのドライバによって生成された力Fのように同一であってもよい。その結果、ドライバ905a−905dの第1のセットによって生成された力の和は、反対方向を向くドライバ910a−910dの第2のセットによって生成された力の和と相殺し、全てでゼロになる。
同様に、この特定の設計における対称配置に起因して、スピーカ900の全てのドライバ905a−905d、910a−910dによって生成されたモーメントは、モーメントの総和がゼロになるように相殺する。ドライバ905aと905cは、それぞれA×Fに等しいモーメントを生成するが符号が反対なので相殺する;ドライバ905bと905dも、それぞれ等しいモーメントA×Fを生成するが符号が反対なので相殺する;ドライバ910aと910dもそれぞれB×Fに等しいモーメントを生成するが符号が反対なので相殺する;そして、ドライバ910bと910cもそれぞれB×Fに等しいモーメントを生成するが符号が反対なので相殺する。
したがって、図7A、および図7Bのスピーカ900において、全てのドライバの905a−905d、910a−910dの力の和は合計でゼロになり、同様に、モーメントもゼロになる。
本明細書に開示されたように1つ以上の実施形態によれば、平衡サブウーファ、または他のスピーカは、必要に応じて、比較的狭い形状を有し、そのため配置の観点から利点を与えるだけでなく、振動、ガタガタ音等を低減させ、視聴体験が向上する。スピーカは、好ましくは、ドライバによって生成された力が十分に相殺するように振動、ガタガタ音等が除去されるか、少なくとも許容レベル以下に減衰されるように平衡されている。例えば、ドライバは、ドライバに関連付けられた力の和が第1の閾値未満であり、かつドライバに関連付けられたモーメントの和が第2の閾値であるように配置することが可能であり、第1および第2の閾値は、与えられた振動と、ガタガタ音の許容範囲内で選択される。更に好ましくは、ドライバは、全てのドライバに関連付けられた力の総和が実質的にゼロであり、スピーカの重心、または中心点に対しての全てのドライバからのモーメントの和が実質的にゼロであるように配置されている。結果として、通常の聴衆者や観測者に認識するには不十分な振動、およびガタガタ音等を引き起こす場合に、力、またはモーメントの総和は、実質的にゼロに等しくなる。
サブウーファ、または他の同様のスピーカは、例えば、様々な実施形態において、同一平面上に並んで配置された多くのドライバは、一方向を向いている第1のセット、および反対方向を向いている第2のセットを含んでいてもよい。このような場合、ドライバは、全てのドライバからの力の総和がゼロに等しくなるように向けられている。すなわち、ドライバの第1のセットからの力の和が、ドライバの第2のセットからの力の和と等しく、且つ、反対方向になるように配置されてもよい。そして、スピーカの重心、または中心点に対しての全てのドライバからのモーメントの和が全体でゼロに等しくなる。
本明細書に記載のいくつかの原理によるサブウーファ、または他のスピーカは、任意のドライバを含んでいてもよく、いくつかの実施形態において使用されている少なくも3つのドライバは、2つの反対方向を向いているオフセットドライバ間に生成されたモーメントが少なくとも1つの付加的なオフセットドライバの付加によって相殺される。例えば、サブウーファ、または他のスピーカは、3個、4個、5個、6個、またはそれ以上のドライバを含むことができる。スピーカの形状は、対称である必要はなく、中心点やスピーカの重心に対して力、およびモーメントが相殺する限りは非対称にすることができる。同様に、ドライバは、好ましくは同一平面状に配置されるが、スピーカの中心点に対して力、およびモーメントが相殺する限りは3次元のパターンに配置することができる。ドライバは、全て単一の線形アレイ状に配置されるが、代わりに好ましくは(必ずしも必要ではないが)スピーカの重心に対して対称に配置してもよい。力、およびモーメントが、スピーカのガタガタ音や減衰振動が好ましく平衡していれば、偶数、もしくは奇数のドライバを使用することができる。
ある実施形態において、ドライバの第1のセット、およびドライバの第2のセットは、同一平面内に配置されているが、互いに反対方向に向けられている。ドライバのセットのそれぞれは、反射方向の面に向かって音を出力し、同様に隣接するスロット、または開口部から外側に向かって音を向ける。スピーカ筐体は、ドライバの2つのセットのからの音を合成し、単一の開口、またはドライバの両方のセットに共通の開口部から出力されるように結合された開口部で構成されていてもよい。
特定の実施形態において、サブウーファ、または他のスピーカは、壁が、部分的に音響的に不透明な材料のオーバーレイフレームから構成された軽量だが固く、かつ頑丈な筐体で構成されている。例えば、筐体は、ハニカムパターンのように反復パターンで配置された弾力のある発泡体のような音響的に不透明な材料、またはその他のこのような材料を重ねた支持フレームの組、を含むことができる。
スピーカ筐体の内部は、各ドライバ(またはドライバのセット)は、ドライバの後方音響反射が、他のドライバの音響出力と干渉しないように、その(または、それらの)単独の筐体を有していてもよい。
本明細書に開示される実施形態は、様々な用途に使用することができる、そして、特に、視界からスピーカを隠すことが望まれる、また、オーディオシステムが、例えば、スピーカの配置や設置場所の制限に直面している状況に適している。薄型平衡サブウーファスピーカは、本明細書に開示された実施形態にしたがって構成され、例えば、建物の壁、天井または床に設置することが可能であり、また自動車、大きな出力や振動をさらに減らした相対的に狭いスピーカに使用する状況で使用することができる。特定の実施形態において、対向するドライバのアレイは、スピーカ筐体の一部を形成するバッフルのペアに設けられており、まだ同一平面内の、ドライバの第1のセットは第1のサウンドダクトに音を出力し、ドライバの第2のセットは第2のサウンドダクトに音を出力する。実施形態のようなサウンドダクトは、ドライバの両方のセットが同一の1つ以上の開口部から音を出力するように1つ以上の共通の出力開口部が接続されてもよい。
本明細書に記載の実施形態のいずれかにおいて、サウンドシステムで利用されるスピーカは、事実上、受動的であっても、能動的でもよい(内蔵式、またはオンボードの増幅機能を含む)。様々なオーディオチャンネルは、個々に増幅、レベルシフト、ブースト、またはそうでなければ、個々にスピーカ、またはスピーカのペアを適切に調整することができる。いくつかの実施形態において、様々なドライバへのオーディオ信号(群)は、例えば、それぞれのスピーカの音声出力に生成される音波が他方よりも強化を確保するため処理、および/または遅延させることができ、または、他方をそのように調整することができる。サブウーファ、または他のスピーカは、例えばツイーターのような他のデバイスと接続されていてもよく、さらに聴衆者によって経験されるサウンドクオリティのさらに向上させるために平衡ドライバを加え、特に、これらは非常に小さく、または最小限の力を生成するのでスピーカ筐体の振動を無視できるほどの効果を有する。スピーカの構成は、有利なことに、家、ビル、自動車、防音ステージ、楽器用アンプなどに使用することができ、任意のアプリケーションは、薄型スピーカであることが有利または望ましい。
本発明の好ましい実施形態は、本明細書に説明してきたが、多くの変形が本発明の概念、および範囲内のままで可能である。このような変形は、明細書、および図面の検査後に、当業者に明らかになるであろう。したがって、本発明は、任意の添付の特許請求の範囲の精神、および範囲内を除き、限定されるものではない。
本出願は、2013年3月13日に出願された米国特許仮出願第61/780,521号の利益を主張するものであり、参照することにより全体が記載されているかのように本明細書に組み込まれる。

Claims (42)

  1. スピーカアセンブリと、
    前記スピーカアセンブリの同一面上に設けられた少なくとも3個の複数のドライバと、を備え、
    各ドライバは磁石の反力と、前記スピーカアセンブリの重心に対する位置に部分的に基づくモーメントで関連付けられており、
    前記ドライバは、前記スピーカアセンブリの重心に対して前記同一面の横方向において互いにオフセットし、前記スピーカアセンブリに設けられた前記ドライバに関連付けられた力、およびモーメントがスピーカの振動を実質的に相殺されるように設けられている、ラウドスピーカ。
  2. 前記スピーカアセンブリに設けられた全てのドライバに関連付けられた力の合計は、実質的にゼロに等しく、前記スピーカに設けられた全てのドライバに関連付けられたモーメントの合計は実質的にゼロに等しい、請求項1に記載のラウドスピーカ。
  3. 前記ドライバは、それぞれ、コーンを有し、前記ドライバの少なくとも2つは反対の方向に放射し、前記少なくとも2つのドライバのコーンは同一横方向面上において重なる、請求項2に記載のラウドスピーカ。
  4. 前記ドライバは、実質的に同一横方向面上に位置する、請求項1に記載のラウドスピーカ。
  5. 前記複数のドライバは、第1の方向を向いているドライバの第1のセット、および第2の方向を向いているドライバの第2のセットを備える、請求項1に記載のラウドスピーカ。
  6. 前記第1の方向は、前記第2の方向と反対である、請求項5に記載のラウドスピーカ。
  7. 前記ドライバの第1のセットは、第1の取付面に設けられ、前記ドライバの第2のセットは、第2の取付面に設けられ、前記第1の取付面、および前記第2の取付面は、互いに平行であり、前記ラウドスピーカは、前記第1の取付面と実質的に平行であって前記ドライバの第1のセットの正面に取り付けられた第1の音反射板と、前記第2の取付面に平行であって前記ドライバの第2のセットの正面に取り付けられた第2の音反射板とを更に備える、請求個6に記載のラウドスピーカ。
  8. 前記第1の取付面、および第1の音響反射面は、集合的に少なくとも1つの出力開口部で終結する第1のサウンドダクトを規定し、前記第2の取付面、および第2の音響反射面は、集合的に前記少なくとも1つの出力開口部で終結する第2のサウンドダクトを規定し、前記ドライバの第1のセット、および第2のセットからの音響出力は、前記少なくとも1つの出力開口部から発せられる、請求項7に記載のラウドスピーカ。
  9. 前記ドライバの第1のセットは、前記重心に対して対称に配置されている、請求項5に記載のラウドスピーカ。
  10. 前記ドライバの第1のセットは、前記重心に対して非対称に配置されている、請求項5に記載のラウドスピーカ。
  11. 前記複数のドライバは、単一の線形アレイ状に配置されている、請求項5に記載のラウドスピーカ。
  12. 前記全ドライバは、移動質量の点で同一であって、且つ同一のオーディオ信号を受信する、請求項1に記載のラウドスピーカ。
  13. 前記ドライバの少なくとも2つは、異なるサイズである、請求項1に記載のラウドスピーカ。
  14. 前記ドライバの少なくとも2つは、異なる大きさのオーディオ信号を受けるが、前記スピーカアセンブリの重心に対して、前記全ドライバ間の力、またはモーメントを平衡にするために、同一の周波数成分を有している、請求項1に記載のラウドスピーカ。
  15. 前記複数のドライバのそれぞれは、サブウーファである、請求項1に記載のラウドスピーカ。
  16. 実質的に互いに平行であり、かつ機械的に結合された第1の取付面、および第2の取付面と、
    前記第1の取付面に配置されたドライバの第1のセットと、
    前記第2の取付面に配置され、前記第1のドライバのセットと比較して反対方向に放射するドライバの第2のセットとを備え、
    前記ドライバの第2のセットの少なくとも1つは、前記ドライバの第1のセットの全てから横方向にオフセットされており、
    各ドライバは、その前方、および後方の動きに対する磁石の反力、およびスピーカの重心に対する前記ドライバの力と位置から生じるモーメントに関連付けられ、
    前記ドライバは、前記ドライバの第1のセット、および第2のセットの力、およびモーメントが実質的に相殺するように配置されている、薄型スピーカ。
  17. 前記ドライバの第1のセット、および第2のセットは、前記ドライバの全てに関連付けられた力の総和が実質的にゼロに等しくなるように配置され、かつ前記ドライバの全てに関連付けられたモーメントの総和が実質的にゼロに等しくなるように配置されている、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  18. 前記第1の取付面は、サイズにおいて、前記第2の取付面と同一の広がりをもつ、請求項17に記載の薄型スピーカ。
  19. 前記ドライバの第1のセットの背面側は、前記第2の取付面に対面し、
    前記ドライバの第2のセットの背面側は、前記第1の取付面に対面しており、
    前記ドライバの第1のセット、および前記ドライバの第2のセットは、互いに離れて対面している、請求項17に記載の薄型スピーカ。
  20. 前記ドライバの第1のセット、および前記ドライバの第2のセットは、それぞれ、実質的に同一横方向面内に位置しているコーンを有する、請求項19に記載の薄型スピーカ。
  21. 前記ドライバの第1のセット、および前記ドライバの第2のセットは、単一の線形アレイ状に配置されている、請求項20に記載の薄型スピーカ。
  22. 前記ドライバの第1のセットは、単一のドライバから構成されており、前記ドライバの第2のセットは、前記単一のドライバから反対方向を向いているドライバのペアから構成されている、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  23. 前記ドライバの第1のセットは、前記スピーカの重心から対称的に間隔をあけたドライバの第1のペアから構成されており、前記ドライバの第2のセットは、前記スピーカの重心から対称的に間隔をあけたドライバの第2のペアから構成されている、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  24. 前記ドライバの第2のペアは、前記ドライバの第1のペアよりもスピーカの重心から更に間隔をあけ、かつ第1のペアとは反対方向を向いており、前記ドライバの第1のペア、および第2のペアは、単一の線形アレイ状に配置されている、請求項23に記載の薄型スピーカ。
  25. 前記ドライバの第1のペア、および第2のペアは、実質的に長方形パターンで配置されており、前記ドライバの第1のペアは前記長方形パターンの第1の対角線を横切って配置され、前記ドライバの第2のペアは前記長方形パターンの第2の対角線を横切って配置され、かつ前記ドライバの第のペアから反対方向を向いて配置されている、請求項23に記載の薄型スピーカ。
  26. 前記ドライバの第1のペア、および第2のペアは、実質的に正方形パターンで配置されている、請求項25に記載の薄型スピーカ。
  27. 前記ドライバの第1のセットは、単一のドライバから構成されており、前記ドライバの第2のセットは、前記単一のドライバから反対方向を向き、かつ実質的に長方形パターンで配置された4個のドライバから構成されている、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  28. 前記ドライバの第2のセットは、実質的に正方形パターンで配置されている、請求項27に記載の薄型スピーカ。
  29. 前記ドライバの第1のセットは、第1の正三角形に配置された3個のドライバから構成され、前記ドライバの第2のセットは、第2の正三角形に配置され、かつ前記第1のセットから反対方向を向いている3個のドライバから構成されている、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  30. 前記ドライバの第1のセットは、第1の実質的に長方形パターンに配置された4個のドライバから構成され、前記ドライバの第2のセットは、前記ドライバの第1のセットからは反対方向を向いている第2の実質的に長方形パターンに配置された4個のドライバから構成されている、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  31. 前記ドライバの第1のセット、および第2のセットにおける、それぞれのドライバからの後方音響反射は、他方のドライバから音響的に分離されている、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  32. 前記第1のセット、および第2のセットのドライバの全ては、移動質量の観点から同一であり、かつ同一のオーディオ信号を受信する、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  33. 前記ドライバの第1のセット、および第2のセットの少なくとも2つは、異なるサイズである、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  34. 前記ドライバの第1のセット、および第2のセットの少なくとも2つは、異なる大きさのオーディオ信号を受けるが、スピーカアセンブリの重心に対して、前記全てのドライバ間の力、またはモーメントを平衡にするために、同一の周波数成分を有する、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  35. 前記ドライバの第1のセット、および第2のセットのドライバのそれぞれは、サブウーファである、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  36. 前記第1の取付面と実質的に平行であって前記ドライバの第1のセットの正面に取り付けられた第1の音響反射板と、前記第2の取付面に平行であって前記ドライバの第2のセットの正面に取り付けられた第2の音響反射板とを更に備える、請求項16に記載の薄型スピーカ。
  37. 前記第1の取付面、および第1の反射面は、集合的に少なくとも1つの出力開口部で終結する第1のサウンドダクトを規定し、前記第2の取付面、および第2の反射面は、集合的に前記少なくとも1つの出力開口部で終結する第2のサウンドダクトを規定し、前記ドライバの第1のセット、および第2のセットからの音響出力は、前記少なくとも1つの出力開口部から発せられる、請求項36に記載の薄型スピーカ。
  38. スピーカアセンブリと、
    前記スピーカアセンブリに設けられた少なくとも3個の複数のサブーファドライバを備え、
    各サブウーファドライバは、その前方、および後方の動きに対する磁石の反力、およびスピーカの重心に対する前記ドライバの力と位置から生じるモーメントに関連付けられ、
    前記サブウーファドライバは、実質的に前記スピーカアセンブリの同一横方向面上に位置しており、かつ前記スピーカアセンブリに設けられた全ての前記サブウーファドライバに関連付けられた力の総和が実質的にゼロであり、前記サブウーファドライバの全てに関連付けられたモーメントの総和がゼロに等しくなるように配置されている、平衡サブウーファスピーカ。
  39. 前記スピーカアセンブリは、実質的に互いに平行であり、かつ機械的に結合された第1の取付面、および第2の取付面を備え、
    前記複数のサブウーファドライバの第1のグループは、第1の取付面に配置され、前記複数のサブウーファドライバの第2のグループは、前記第1のサブウーファドライバの第1のグループからは反対方向を向き、かつ第2の取付面に配置されている、請求項38に記載の平衡サブウーファスピーカ。
  40. 前記サブウーファドライバの第1のグループは、前記第2の取付面から離れて対面し、前記サブウーファドライバの第2のグループは、前記第1の取付面から離れて対面する、請求項39に記載の平衡サブウーファスピーカ。
  41. 前記サブウーファドライバの第1のグループ、および前記サブウーファドライバの第2のグループは、線形アレイ状に配置されている、請求項40に記載の平衡サブウーファスピーカ。
  42. 前記サブウーファドライバの第1のグループの正面に配置され、かつ第1の取付面と実質的に平行な第1の音響反射板と、前記サブウーファドライバの第2のグループの正面に配置され、かつ前記第2の取付面と実質的に平行な第2の音反射板とを更に備え、前記サブウーファドライバの第1のグループ、および第2のグループからの音響出力は、混合され、かつ少なくとも1つの共通の出力開口部から発せられる、請求項40に記載の平衡サブウーファスピーカ。
JP2016501093A 2013-03-13 2014-03-10 薄型スピーカ Expired - Fee Related JP6446022B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361780521P 2013-03-13 2013-03-13
US61/780,521 2013-03-13
PCT/US2014/022866 WO2014164573A1 (en) 2013-03-13 2014-03-10 Slim profile loudspeaker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016516351A JP2016516351A (ja) 2016-06-02
JP6446022B2 true JP6446022B2 (ja) 2018-12-26

Family

ID=50489394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016501093A Expired - Fee Related JP6446022B2 (ja) 2013-03-13 2014-03-10 薄型スピーカ

Country Status (7)

Country Link
US (2) US9609405B2 (ja)
EP (1) EP2974356B1 (ja)
JP (1) JP6446022B2 (ja)
CN (1) CN105453584B (ja)
CA (2) CA3124802C (ja)
RU (1) RU2680423C2 (ja)
WO (1) WO2014164573A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9716941B2 (en) * 2015-07-06 2017-07-25 GM Global Technology Operations LLC Frame rail-integrated subwoofer assembly and method
KR102359269B1 (ko) * 2015-08-18 2022-02-07 삼성전자주식회사 스피커 장치
KR102484981B1 (ko) * 2015-11-24 2023-01-05 엘지전자 주식회사 스피커모듈, 전자 디바이스 및 이를 포함하는 디스플레이 디바이스
CN208987110U (zh) 2016-01-26 2019-06-14 哈曼国际工业有限公司 一种扬声器组合件及系统
US10735850B2 (en) * 2016-04-29 2020-08-04 Burmester Audiosysteme Gmbh Loudspeaker
US9955260B2 (en) * 2016-05-25 2018-04-24 Harman International Industries, Incorporated Asymmetrical passive group delay beamforming
CN110089128B (zh) 2016-12-14 2020-08-25 杜比实验室特许公司 具有交叉耦合的双波柱的多驱动器扬声器及其输出方法
JP6799323B2 (ja) * 2017-04-04 2020-12-16 有限会社ゾルゾ スピーカ
NL1042617B1 (en) * 2017-11-01 2019-05-08 Mayht Bv Low profile loudspeaker device
JP6998046B2 (ja) * 2018-01-10 2022-01-18 有限会社ゾルゾ スピーカ
US10674295B2 (en) * 2018-04-13 2020-06-02 Microsoft Technology Licensing, Llc Method and system of varying mechanical vibrations at a microphone
KR102564275B1 (ko) 2018-12-17 2023-08-07 삼성전자주식회사 스피커 및 이를 구비한 전자장치
JP6663974B1 (ja) * 2018-12-26 2020-03-13 有限会社ゾルゾ スピーカ装置
WO2020160791A1 (en) * 2019-02-07 2020-08-13 Mayht Holding B.V. In line damper bellows dual opposing driver speaker
JP7231933B2 (ja) * 2019-05-21 2023-03-02 有限会社ゾルゾ スピーカ装置
CN110972038A (zh) * 2019-12-31 2020-04-07 歌尔科技有限公司 一种发声装置
US20210235806A1 (en) * 2020-01-31 2021-08-05 Bose Corporation Helmet with low spillage audio speaker
JP2021145163A (ja) * 2020-03-10 2021-09-24 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America スピーカシステム
CN111641898B (zh) * 2020-06-08 2021-12-03 京东方科技集团股份有限公司 发声装置、显示装置、发声控制方法及装置
CN112261560B (zh) * 2020-09-28 2022-03-25 瑞声科技(南京)有限公司 发声装置及电子设备
FR3124883B1 (fr) * 2021-07-01 2024-04-19 Devialet Enceinte acoustique ultra-plate à vibrations réduites
JP2024536948A (ja) 2021-10-07 2024-10-09 ソノス・インコーポレイテッド スピーカ装置
WO2024054834A2 (en) * 2022-09-07 2024-03-14 Sonos, Inc. Spatial imaging on audio playback devices

Family Cites Families (86)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2440078A (en) 1943-03-17 1948-04-20 Gen Electric Radio cabinet and speaker mounting
US2694462A (en) 1951-09-19 1954-11-16 Robbins Frank Acoustic system for loud-speakers
US3371742A (en) 1965-10-21 1968-03-05 Desmond H. Norton Speaker enclosure
US3687220A (en) 1970-07-06 1972-08-29 Admiral Corp Multiple speaker enclosure with single tuning
US4029170A (en) 1974-09-06 1977-06-14 B & P Enterprises, Inc. Radial sound port speaker
US4031318A (en) * 1975-11-21 1977-06-21 Innovative Electronics, Inc. High fidelity loudspeaker system
DE2627803C2 (de) * 1976-06-22 1983-10-06 Erich Untiedt Gmbh + Co, 8876 Jettingen-Scheppach HiFi-Mikrolautsprechervorrichtung
US4131179A (en) 1976-12-17 1978-12-26 Pope Darrel L High fidelity speaker system
IT1086464B (it) 1977-09-06 1985-05-28 Selmin Sas Metodo e dispositivi per l'irradiazione omnidirezionale di onde acustiche
US4196790A (en) 1978-03-27 1980-04-08 Reams Robert W Acoustic transducer having multiple frequency resonance
US4334593A (en) 1980-11-18 1982-06-15 Sechrist Edward L Sound reproduction system
ATE9528T1 (de) 1981-04-02 1984-10-15 Ronald Leslie Stephens Daniel Lautsprechergehaeuse.
US4474258A (en) 1982-01-11 1984-10-02 Westlund James R Loudspeaker enclosure and waveform energy reflector
JPS5911095A (ja) * 1982-07-12 1984-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd マルチウエイスピ−カシステム
US4503930A (en) * 1982-09-03 1985-03-12 Mcdowell Vaughn P Loudspeaker system
US4628528A (en) 1982-09-29 1986-12-09 Bose Corporation Pressure wave transducing
US4722418A (en) 1982-12-02 1988-02-02 Peeters Robert D Loudspeaker enclosure
US4620317A (en) 1984-04-05 1986-10-28 Shure Brothers, Inc. Tabletop speaker assembly
DE3414407C2 (de) * 1984-04-17 1986-02-20 Jürgen 6804 Ilvesheim Quaas Anordnung von Schallwandlern in einer Schallführung, insbesondere für Lautsprecherboxen
US4748669A (en) 1986-03-27 1988-05-31 Hughes Aircraft Company Stereo enhancement system
NZ225001A (en) 1987-06-16 1990-09-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Loudspeaker: reflected sound waves absorbed
JPH074038B2 (ja) 1987-07-14 1995-01-18 日産自動車株式会社 スピ−カ装置
US4837839A (en) 1987-08-11 1989-06-06 Avm Hess, Inc. Compact speaker assembly with improved low frequency response
JPH01140895A (ja) * 1987-11-27 1989-06-02 Pioneer Electron Corp スピーカシステム
JPH0767197B2 (ja) * 1987-11-27 1995-07-19 パイオニア株式会社 スピーカシステム
US4846382A (en) 1988-01-13 1989-07-11 Nancy E. Foultner Dash mounting device
AU3981489A (en) 1988-07-08 1990-02-05 Adaptive Control Limited Improvements in or relating to sound reproduction systems
US4866774A (en) 1988-11-02 1989-09-12 Hughes Aircraft Company Stero enhancement and directivity servo
US4903300A (en) 1989-01-05 1990-02-20 Polk Investment Corporation Compact and efficient sub-woofer system and method for installation in structural partitions
JP2783839B2 (ja) 1989-03-29 1998-08-06 三洋電機株式会社 スピーカ装置
US5073945A (en) 1989-07-24 1991-12-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Loudspeaker system
US5432860A (en) 1990-02-09 1995-07-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Speaker system
NL9000570A (nl) 1990-03-13 1991-10-01 Philips Nv Audio- of videoapparaat met ingebouwde luidspreker.
US5321756A (en) * 1990-03-23 1994-06-14 Patterson Jr James K Loudspeaker system with sonically powered drivers and centered feedback loudspeaker connected thereto
US5115470A (en) 1990-04-11 1992-05-19 Sutheim Peter E Sound reinforcement system
US5451726A (en) 1991-06-25 1995-09-19 Eclipse Research Corporation Omnidirectional speaker system
US5306880A (en) 1991-06-25 1994-04-26 Eclipse Research Corporation Omnidirectional speaker system
US5138526A (en) 1991-09-06 1992-08-11 Lin Chung Hsiang Interface slot and speaker seat structure for a mother board
US5199075A (en) 1991-11-14 1993-03-30 Fosgate James W Surround sound loudspeakers and processor
JP3030160B2 (ja) 1992-04-28 2000-04-10 東京エレクトロン株式会社 真空処理装置
US5400408A (en) 1993-06-23 1995-03-21 Apple Computer, Inc. High performance stereo sound enclosure for computer visual display monitor and method for construction
WO1995001078A1 (en) 1993-06-23 1995-01-05 Apple Computer, Inc. Computer visual display monitor with integral stereo speaker and directional microphone and method for construction
US5561717A (en) * 1994-03-15 1996-10-01 American Trading And Production Corporation Loudspeaker system
GB9417185D0 (en) 1994-08-25 1994-10-12 Adaptive Audio Ltd Sounds recording and reproduction systems
JP3144230B2 (ja) * 1994-09-01 2001-03-12 松下電器産業株式会社 低音再生スピーカ
US5517574A (en) 1994-12-22 1996-05-14 Motorola, Inc. Dual function transducer housing
US5610992A (en) 1995-03-17 1997-03-11 Hewlett-Packard Company Portable electronic device having a ported speaker enclosure
US5848173A (en) * 1995-03-30 1998-12-08 Pioneer Electronic Corporation Surroundless loudspeaker
EP0740410B1 (en) 1995-04-25 2001-10-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Sound quality control system
US5749433A (en) 1996-02-13 1998-05-12 Jackson; Michael Massline loudspeaker enclosure
US5929393A (en) 1996-07-12 1999-07-27 Jeter, Jr.; Charles W. Speaker cabinet with sounding board
US7010138B1 (en) 1996-09-03 2006-03-07 New Transducers Limited Loudspeakers
JP3388111B2 (ja) 1996-10-24 2003-03-17 富士通株式会社 スピーカを有する情報処理装置
US5930376A (en) 1997-03-04 1999-07-27 Compaq Computer Corporation Multiple channel speaker system for a portable computer
US5943431A (en) 1997-03-06 1999-08-24 Weiss; Alan Loudspeaker with tapered slot coupler and sound reproduction system
US5949894A (en) 1997-03-18 1999-09-07 Adaptive Audio Limited Adaptive audio systems and sound reproduction systems
US6037947A (en) 1997-10-16 2000-03-14 Sun Microsystems, Inc. Graphics accelerator with shift count generation for handling potential fixed-point numeric overflows
US6674864B1 (en) 1997-12-23 2004-01-06 Ati Technologies Adaptive speaker compensation system for a multimedia computer system
US5902023A (en) 1998-01-07 1999-05-11 Proton Electronic Industrial Co., Ltd. Speaker cabinet and monitor housing mounting arrangement
US6771787B1 (en) 1998-09-03 2004-08-03 Bose Corporation Waveguide electroacoustical transducing
DE60045547D1 (de) 1999-03-03 2011-03-03 Onkyo Kk Lautsprechersystem
US6801631B1 (en) * 1999-10-22 2004-10-05 Donald J. North Speaker system with multiple transducers positioned in a plane for optimum acoustic radiation pattern
US6687380B1 (en) 1999-12-17 2004-02-03 Broan-Nutone Llc Active sub-woofer speaker system
US6307947B1 (en) 2000-03-01 2001-10-23 David Wiener Low profile speaker enclosure
US6510919B1 (en) 2000-08-30 2003-01-28 Awi Licensing Company Facing system for a flat panel radiator
JP4153156B2 (ja) * 2000-11-10 2008-09-17 富士通テン株式会社 スピーカ装置
DE60208245T2 (de) 2001-01-22 2006-07-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Lautsprechersystem
US7457425B2 (en) 2001-02-09 2008-11-25 Thx Ltd. Vehicle sound system
US7433483B2 (en) * 2001-02-09 2008-10-07 Thx Ltd. Narrow profile speaker configurations and systems
US7254239B2 (en) 2001-02-09 2007-08-07 Thx Ltd. Sound system and method of sound reproduction
JP4337078B2 (ja) 2001-04-23 2009-09-30 日本電気株式会社 スピーカ装置
US7483540B2 (en) 2002-03-25 2009-01-27 Bose Corporation Automatic audio system equalizing
US6985593B2 (en) 2002-08-23 2006-01-10 Bose Corporation Baffle vibration reducing
US7316290B2 (en) 2003-01-30 2008-01-08 Harman International Industries, Incorporated Acoustic lens system
US7463746B2 (en) 2003-03-31 2008-12-09 Bose Corporation Narrow opening electroacoustical transducing
US7292702B2 (en) 2003-04-29 2007-11-06 Dimensional Communications, Inc. In-wall speaker system method and apparatus
US8705755B2 (en) 2003-08-04 2014-04-22 Harman International Industries, Inc. Statistical analysis of potential audio system configurations
US8280076B2 (en) 2003-08-04 2012-10-02 Harman International Industries, Incorporated System and method for audio system configuration
US7526093B2 (en) 2003-08-04 2009-04-28 Harman International Industries, Incorporated System for configuring audio system
US7353907B2 (en) 2005-08-16 2008-04-08 Whitaker Scott R Speaker enclosure for a wall mounted speaker system
US7668331B2 (en) * 2005-10-07 2010-02-23 Wailit Yen Fidelity speaker
JP4172483B2 (ja) * 2005-11-10 2008-10-29 ヤマハ株式会社 スピーカ装置
US7840018B2 (en) 2006-09-30 2010-11-23 Harman International Industries, Incorporated In-wall sub-woofer system with high-volume displacement
CA2709655C (en) 2006-10-16 2016-04-05 Thx Ltd. Loudspeaker line array configurations and related sound processing
GB2491108B (en) * 2011-05-18 2014-06-04 Gp Acoustics Uk Ltd Loudspeaker
CN202261701U (zh) * 2011-08-24 2012-05-30 无锡杰夫电声有限公司 多点激励扬声器阵列

Also Published As

Publication number Publication date
CA2904651A1 (en) 2014-10-09
US9609405B2 (en) 2017-03-28
US20170164097A1 (en) 2017-06-08
EP2974356A1 (en) 2016-01-20
CA3124802A1 (en) 2014-10-09
US9924263B2 (en) 2018-03-20
CN105453584A (zh) 2016-03-30
RU2015143620A3 (ja) 2018-03-12
JP2016516351A (ja) 2016-06-02
RU2015143620A (ru) 2017-04-20
US20140314249A1 (en) 2014-10-23
CA2904651C (en) 2021-09-07
WO2014164573A1 (en) 2014-10-09
EP2974356B1 (en) 2020-05-06
CN105453584B (zh) 2019-03-19
RU2680423C2 (ru) 2019-02-21
CA3124802C (en) 2023-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6446022B2 (ja) 薄型スピーカ
JP7051737B2 (ja) フラットパネルスピーカおよび表示装置
CN111492666B (zh) 用于产生低音频率的声音的偶极扬声器
JP4861825B2 (ja) スピーカシステム
JP5405598B2 (ja) スピーカ
GB2548492A (en) Force balanced micro transducer array
JP2004015565A (ja) スピーカ装置
US9226061B2 (en) Speaker assembly
KR101479823B1 (ko) 평면 확성기
WO2017104118A1 (ja) スピーカ装置
US11082760B2 (en) Vibration cancelling speaker arrangement
JP6407673B2 (ja) スピーカ
JP4230421B2 (ja) スピーカ装置
JP3858422B2 (ja) パネル型スピーカ装置
JP5265989B2 (ja) 流し台キャビネット
JP2010252185A (ja) スピーカ装置及び表示装置
JPH11205879A (ja) スピーカ装置
JP2007129281A (ja) 部屋
JP2006122389A (ja) 音響機能付きキッチン設備
JP2014007555A (ja) スピーカー装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180226

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6446022

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees