JP6445957B2 - 集積回路テスト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、異方性導電シートを格納するためのカートリッジおよび当該カートリッジを用いた集積回路テスト装置に関するものである。
集積回路の電気特性のテストは、集積回路とテスト装置を電気的に接続することによって行われるが、直接、集積回路とテスト装置を接続するのではなく、集積回路とテスト装置の間に交換が可能な電気接点を配置する構成が一般的である。交換が可能な電気接点を配置する理由のひとつとして、テストの対象となる集積回路の半田がテスト装置に付着することが挙げられる。集積回路の半田がテスト装置の電気接点に付着することによって、電気抵抗が高くなり、テストの正確性が損なわれる。
集積回路のテストにおいては高価なテスト装置を用いる。テスト費用の削減のための工夫としては、一例として、テスト装置の制御を工夫してテスト時間を短くすることが挙げられる。他にも、様々な工夫が試みられている。例えば、電気接点として用いられるソケット式のプローブのノイズを低減するための改良がある(特許文献1)。プローブのノイズの低減は、電気接点の性能を安定なものとし、テスト条件の一定化をもたらし、テストの正確性の向上に寄与する。
半田はプローブに付着する。テストの正確性を維持するために、頻繁にプローブのクリーニングを行い、付着した半田を除去する必要がある。また、集積回路とプローブは通電によって半田の酸化が起こる。半田の酸化によりプローブは劣化する。劣化したプローブは、交換する必要がある。交換を行うたびにテスト装置を停止し、停止時間が長くなるとテスト装置の校正を行う必要がある。テスト費用の削減のためには、プローブのメンテナンスおよび交換を減らして、テスト装置の停止時間を短縮することが重要である。
しかしながら、半田の酸化によるプローブの劣化は必然であり、耐久性の向上には限界がある。そこで、プローブに代わる電気接点として、シート状の異方性導電体が用いられることがある。異方性導電体は、押圧された部分のみ通電する特性を有し、集積回路の小型化、多ピン化、狭ピッチ化に対応することができる。しかし、一般的に、シート状の異方性導電体は耐久性においてソケット式のプローブに劣る。
集積回路のテストにおいて異方性導電体を用いる場合は、シート状であることの特性を活かす工夫ができる。異方性導電体のメンテナンスおよび交換を効率よく実行し、テスト装置の停止時間を短縮するための発明としては、一例として、ロール状の異方性導電シートを適宜巻き取る発明などが挙げられる(特許文献2から6)。
ロール状の異方性導電シートは、一定回数のテストを行った後に巻き取られ、異方性導電体の未使用部分を用いてテストを続行する。
特開2009−129877号公報 特開平11−326446号公報 特開2008−157681号公報 特開2009−109405号公報 特開2013−24684号公報 特開平9−43308号公報
ロール状の異方性導電シートは、巻き取りによって終端に達すれば、ロールごと交換する必要がある。係る構成においては、ロールごとの交換が容易となる工夫が必要である。
また、ロール状の異方性導電シートは、テストの際には繰り返し押圧される。そのため、ロール状の異方性導電シートは、弛緩および反転が生じる可能性がある。弛緩および反転が生じることによって、異方性導電体の使用済みの部分でテストが行われる、あるいは、異方性導電体を重ねずにテストが行われる状態になることが考えられる。そうなれば、テストごとに条件が異なってしまい、テストの正確性が損なわれる。
また、テストの対象となる集積回路のサイズは多様である。そこで、あらゆる集積回路のサイズに対応するために、ロール状の異方性導電シートの幅を広くすることが考えられる。しかし、幅が広いロール状の異方性導電シートを量産してテストに使用すると、小型の集積回路をテストするときに異方性導電体の未使用部分が大きくなり、効率性を欠く。
そこで、本発明は、反転および弛緩を防止する機構を備え、交換が容易で、ロール状の異方性導電シートを格納することを可能とするカートリッジを提供することを目的とする。また、係るカートリッジを備え、ロール状の異方性導電シートの巻き取りのみならず、カートリッジを、ロール状の異方性導電シートの短手方向に移動することによって、異方性導電シートの未使用部分を用いてテストを続行することを可能とするテスト装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、本発明の集積回路テスト装置は、押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートを、テスト回数が所定回数に達したときに所定距離だけ巻き取る回転手段を備える集積回路テスト装置において、テスト回数が所定回数に達したときに、押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートと、前記異方性導電シートを格納するケースと、前記異方性導電シートを供給する供給部と、前記異方性導電シートを巻き取る巻取部と、を備え、前記ケースは、前記ケースの前記供給部と前記巻取部の中間部にガイド孔と、ラッチ溝と、シート露出部と、を備えることを特徴とするカートリッジを、所定距離だけ移動する移動手段を備えることを特徴とする
また、請求項2の手段は、本発明の集積回路テスト装置は、押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートを、テスト回数が所定回数に達したときに所定距離だけ巻き取る回転手段を備える集積回路テスト装置において、テスト回数が所定回数に達したときに、押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートと、前記異方性導電シートを格納するケースと、前記異方性導電シートを供給する供給部と、前記異方性導電シートを巻き取る巻取部と、を備え、前記ケースは、前記異方性導電シートの終端を検知する終端検知機構を備えることを特徴とするカートリッジを、所定距離だけ移動する移動手段を備えることを特徴とする
また、請求項3の手段は、本発明の集積回路テスト装置は、押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートを、テスト回数が所定回数に達したときに所定距離だけ巻き取る回転手段を備える集積回路テスト装置において、テスト回数が所定回数に達したときに、押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートと、前記異方性導電シートを格納するケースと、前記異方性導電シートを供給する供給部と、前記異方性導電シートを巻き取る巻取部と、を備え、前記供給部は、前記異方性導電シートの弛緩を防止する弛緩防止機構を備えることを特徴とするカートリッジを、所定距離だけ移動する移動手段を備えることを特徴とする
また、請求項4の手段は、本発明の集積回路テスト装置は、押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートを、テスト回数が所定回数に達したときに所定距離だけ巻き取る回転手段を備える集積回路テスト装置において、テスト回数が所定回数に達したときに、押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートと、前記異方性導電シートを格納するケースと、前記異方性導電シートを供給する供給部と、前記異方性導電シートを巻き取る巻取部と、を備え、前記巻取部は、前記異方性導電シートの反転を防止する反転防止機構を備えることを特徴とするカートリッジを、所定距離だけ移動する移動手段を備えることを特徴とする
また、請求項の手段は、本発明の集積回路テスト装置の前記移動手段は、移動方向が、前記異方性導電シートの短手方向であることを特徴とする。
請求項1の構成によって、本発明の集積回路テスト装置において用いるカートリッジは、集積回路のテストにおいて、異方性導電シートの交換を効率よく実行し、集積回路テスト装置の停止時間を最小限にとどめる効果がある。
また、請求項2の構成によって、本発明の集積回路テスト装置において用いるカートリッジは、異方性導電シートの終端を検知することが可能である。異方性導電シートの終端を検知することによって、テスト管理者は、あらかじめカートリッジの交換を準備することが可能となり、集積回路テスト装置の停止時間を最小限にとどめることができる効果がある。
また、請求項3の構成によって、本発明の集積回路テスト装置において用いるカートリッジは、異方性導電シートの弛緩を防止することが可能である。異方性導電シートの弛緩を防止することによって、カートリッジは、異方性導電シートの張力を一定に保ち、異方性導電シートの電気接点としての性能の安定性を担保し、テストの正確性に寄与する効果がある。
また、請求項4の構成によって、本発明の集積回路テスト装置において用いるカートリッジは、異方性導電シートの反転を防止することが可能である。異方性導電シートの反転を防止することによって、カートリッジは、異方性導電シートの使用済みの部分の再使用を防止し、異方性導電シートの電気接点としての性能の安定性を担保し、テストの正確性に寄与する効果がある。
また、請求項1ないし5の構成によって、本発明の集積回路テスト装置は、異方性導電シートの巻き取りと同様に、カートリッジの移動を制御し、異方性導電シートの短手方向の未使用部分を最小限にとどめることができる効果がある。それによって、集積回路テスト装置の停止時間を最小限にとどめることができる効果がある。
実施例における本発明の集積回路テスト装置において用いる異方性導電シート格納カートリッジであり、(a)および(b)は斜視図、(c)は平面図、(d)は正面図、(e)は右側面図である。 実施例における本発明の集積回路テスト装置において用いる異方性導電シート格納カートリッジの分解図である。 実施例における本発明の集積回路テスト装置の一部であって、カートリッジを集積回路テスト装置に取り付ける説明図であり、(a)および(b)は斜視図である。 実施例における本発明の集積回路テスト装置の全体図である。 実施例における本発明の集積回路テスト装置の制御装置による制御のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の集積回路テスト装置において用いるカートリッジであり、(a)および(b)は斜視図、(c)は平面図、(d)は正面図、(e)は右側面図である。
カートリッジ100は、押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シート110と、異方性導電シート110を格納するケース120と、異方性導電シート110を供給する供給部130と、異方性導電シート110を巻き取る巻取部140と、を備える。
異方性導電シート110を格納するケース120は、ケース120の供給部130と巻取部140の中間部にガイド孔121と、ラッチ溝122と、シート露出部123と、を備える。加えて、ケース120は、供給部カバー124と、巻取部カバー125と、を備える。
カートリッジ100は、ガイド孔121およびラッチ溝122を備えることによって、集積回路テスト装置への装着および交換が容易である。
本構成によって、カートリッジ100は、集積回路のテストにおいて、異方性導電シート110の交換を効率よく実行し、集積回路テスト装置の停止時間を最小限にとどめる効果がある。
ここで、押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シート110は、分散型金属粒子タイプが好ましい。また、異方性導電シート110はロール状であることが好ましい。
図2は、本発明のカートリッジ100の分解図である。図1とあわせて参照されたい。
異方性導電シート110は、供給部130からシート露出部123を経由して巻取部140に取り付けられる。ケース120は、供給部カバー124および巻取部カバー125によって、蓋をされる。カートリッジ100に格納された使用済みの異方性導電シート110は、供給部カバー124および巻取部カバー125を外すことによって、新しい異方性導電シート110と交換することが可能である。カートリッジ100を再利用せず、カートリッジ100ごと新しい異方性導電シート110と交換することも可能である。
ケース120は、異方性導電シート110の終端を検知する終端検知機構を備える。具体的には、ケース120は、終端検知機構として、供給部130の側面に終端検知口126を備える。図1(b)を参照されたい。
ケース120は、終端検知口126を備えることによって、異方性導電シート110の終端を検知することが可能である。具体的には、異方性導電シート110の供給側の端部にセンシングテープ111を貼り付け、センシングテープ111を終端検知口126から検知する。センシングテープ111が検知されたときに、テスト管理者は、異方性導電シート110の終端が近いことを認識することができる。
本構成によって、テスト管理者は、あらかじめカートリッジの交換を準備することが可能となり、集積回路テスト装置の停止時間を最小限にとどめることができる効果がある。
なお、終端検知機構は、終端検知口126を備えるものに限られるものではない。
異方性導電シート110を供給する供給部130は、異方性導電シート110の弛緩を防止する弛緩防止機構を備える。具体的には、供給部130は、弛緩防止機構として、供給リール131と、供給リール131との間に摩擦抵抗を生じる供給軸132を備える。
供給部130は、供給リール131および供給軸132を備えることによって、異方性導電シート110の弛緩を防止することが可能である。具体的には、異方性導電シート110が上方から押圧されたときの力では、摩擦抵抗が上回って供給リール131は回転しない。しかし、巻取部140が異方性導電シート110を巻き取るときの力は、摩擦抵抗を上回って、供給リール131は回転する。このように、供給リール131と供給軸132との間の摩擦抵抗を調整することによって、異方性導電シート110の弛緩を防止することができる。
本構成によって、カートリッジ100は、異方性導電シート110の張力を一定に保ち、異方性導電シート110の電気接点としての性能の安定性を担保し、テストの正確性に寄与する効果がある。
異方性導電シート110と供給リール131は、センシングテープ111によって接続することが好ましい。
なお、弛緩防止機構は、摩擦抵抗によるものに限られるものではない。
異方性導電シート110を巻き取る巻取部140は、異方性導電シート110の反転を防止する反転防止機構を備える。具体的には、巻取部140は、反転防止機構として、シェル型のワンウェイクラッチ機構を備える巻取リール141と、一定方向にのみ回転するラチェット機構を備える巻取軸142と、を備える。
巻取部140は、巻取リール141および巻取軸142を備えることによって、異方性導電シート110の反転を防止することが可能である。具体的には、巻取軸142が異方性導電シート110を巻き取る方向に回転したときは、巻取リール141は、ワンウェイクラッチ機構によって、巻取軸142から動力が伝達され、同方向に回転し、異方性導電シート110を巻き取る。ここで、巻取リール141が異方性導電シート110を巻き戻す方向に回転したときは、巻取リール141は、ワンウェイクラッチ機構によって、同様に、巻取軸142に動力を伝達する。このとき、巻取軸142はラチェット機構によって、逆方向には回転しないため、巻取リール141は、巻取リール141が異方性導電シート110を巻き戻す方向に回転することはできない。換言すれば、巻取リール141は、異方性導電シート110を反転させることはできない。
本構成によって、カートリッジ100は、異方性導電シート110の使用済みの部分の再使用を防止し、異方性導電シート110の電気接点としての性能の安定性を担保し、テストの正確性に寄与する効果がある。
なお、反転防止機構は、ワンウェイクラッチ機構およびラチェット機構によるものに限られるものではない。
本実施例におけるワンウェイクラッチ機構は、シェル型のワンウェイクラッチを巻取リール141の内側に装着し、巻取リール141と連動することで実現する。ワンウェイクラッチは、回転体と、回転体を格納しバネで回転体を支持するシェルを備える。バネによって、回転体は、軸となる巻取軸142と接触する。軸がある一方向に回転するときは、軸が回転体およびバネを押し込み、回転体とシェルのカム部が噛み合うことによって、動力の伝達が生じる。軸が逆方向に回転するときは、回転体が、バネの弾性力および軸の回転と連動してシェルのカム部から離れることによって、軸とカム面の間で動力の伝達が生じない。
なお、ワンウェイクラッチは図示を省略している。
また、本実施例におけるラチェット機構は、歯止めと爪を備えることで実現する。本実施例のラチェット機構は、軸となる巻取軸142の外側に傾きを有する歯止めが設けられる。さらに、歯止めにかかる爪が設けられる。軸がある一方向に回転するときは、爪は、歯止めの傾きによって、容易に歯止めを越えるが、軸が逆方向に回転するときは、爪は、歯止めを越えることがなく、軸の回転を防止する。
なお、ラチェット機構は図示を省略している。
巻取リール141は、シート巻付部143およびノブ144を備える。
シート巻付部143は、3本の円柱が巻取リール141の円周に配置されている。異方性導電シート110は、巻取側の端部をシート巻付部143に巻き付けることによって固定される。異方性導電シート110の固定は、3本の円柱によるものに限られず、クランプ構造を巻取リール141の円周に配置してもよい。
異方性導電シート110に弛緩が生じたときに、テスト管理者は、ノブ144を、異方性導電シート110を巻き取る方向に回転することによって、弛緩を解消することができる。ノブ144が異方性導電シート110を巻き取る方向に回転したときは、巻取軸142は、ワンウェイクラッチ機構によって、巻取リール141からの動力の伝達がなく、巻取リール141と巻取軸142は空転する。ノブ144が異方性導電シート110を巻き戻す方向に回転しようとしても、ノブ144を備える巻取リール141が異方性導電シート110を巻き戻す方向に回転できないことは、前述の通りである。
図3は、本発明の集積回路テスト装置の一部であって、カートリッジを集積回路テスト装置に取り付ける説明図であり、(a)および(b)は斜視図である。
集積回路テスト装置200は、カートリッジ100を装着するホルダー210と、ホルダー210の下方に置かれるテスト基板220と、を備える。
ホルダー210は、ラッチレバー211と、ガイドピン212と、を備える。
ラッチレバー211は、ばね機構を備える。ラッチレバー211を押しながら、ガイド孔121がガイドピン212に沿うようにカートリッジ100をホルダー210に挿入する。挿入が完了すると、ラッチレバー211のばね機構によって、ラッチ溝122にラッチレバー211が掛かり、ホルダー210はカートリッジ100を固定する。
図4は、本発明の集積回路テスト装置200の全体図である。以下、本実施例において、テストの対象となる集積回路は、被検査デバイスと表記する。
集積回路テスト装置200は、被検査デバイス300の吸着および搬送を制御するハンドラ駆動装置230と、テスト基板220にテスト信号を送出およびテスト基板220からテスト信号を受信するテスト信号送受装置240と、異方性導電シート110の巻き取りを制御するシート巻取装置250と、ホルダー210の移動を制御するホルダー移動装置260と、プログラムされたコンピュータによって、ハンドラ駆動装置230と、テスト信号送受装置240と、シート巻取装置250と、ホルダー移動装置260と、を制御する制御装置270を備える。
ハンドラ駆動装置230は、ハンドラを備える。ハンドラは、吸着ノズル231を備える。ハンドラ駆動装置230の制御によって、吸着ノズル231は、被検査デバイス300を吸着し、ハンドラは、吸着した被検査デバイス300を運搬する。なお、ハンドラは図示を省略する。
テスト信号送受装置240は、テスト基板220にテスト信号を送出し、被検査デバイス300に通電し、テスト基板220からテスト信号を受信することによって、被検査デバイス300の電気特性を取得する。
制御装置270は、テスト回数が所定回数に達したときに押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シート110を所定距離だけ巻き取る回転手段と、テスト回数が所定回数に達したときにカートリッジ100を所定距離だけ移動する移動手段と、を含む制御手段を備える。
ここで、異方性導電シート110を所定距離だけ巻き取る回転手段は、異方性導電シート110を巻き取る巻取部140の巻取軸142を、シート巻取装置250によって回転することによって実現する。また、カートリッジ100を所定距離だけ移動する移動手段は、カートリッジ100を固定したホルダー210を、ホルダー移動装置260によって移動することによって実現する。ホルダー210の移動方向は、異方性導電シート110の短手方向である。
なお、所定回数および所定距離については後述する。
本構成よって、集積回路テスト装置200は、異方性導電シート110の巻き取りと同様に、カートリッジ100の移動を制御し、異方性導電シート110の短手方向の未使用部分を最小限にとどめることができる効果がある。それによって、集積回路テスト装置200の停止時間を最小限にとどめることができる効果がある。
テストの概略を説明する。
カートリッジ100は、ホルダー210によって固定され、テスト基板220の上方に配置されている。異方性導電シート110は、テスト基板220の上方にシート露出部123から露出している。テスト基板220の上面にはテスト用電極パターンが配置されている。制御装置270は、ハンドラ駆動装置230を経由して、被検査デバイス300の上面を吸着ノズル231に吸着させ、被検査デバイス300をテスト基板220の上方に搬送し、重ねられた異方性導電シート110およびテスト用電極パターンに押圧する。このとき、制御装置270は、テスト信号送受装置240を経由して、テスト基板220にテスト信号を送出し、被検査デバイス300に通電し、テスト基板220からテスト信号を受信することによって、被検査デバイス300の電気特性を取得する。
図5は、本発明の集積回路テスト装置200の制御装置270による制御のフローチャートである。
テスト管理者は、ホルダー210にカートリッジ100を装着し、制御に必要な情報を入力し、テストを開始する(S1)。テスト管理者は、制御に必要な情報として、被検査デバイスサイズと、シート使用可能幅と、シート同一面連続テスト可能回数と、を入力する。制御装置270は、制御手段として、被検査デバイスサイズと、シート使用可能幅と、シート同一面連続テスト可能回数と、を記憶する第1記憶手段を備える。
被検査デバイスサイズは、被検査デバイス300の幅および奥行きとし、シート露出部123の幅および奥行き以内の値とする。
シート使用可能幅は、異方性導電シート110の短手方向の長さとする。
シート同一面連続テスト可能回数は、異方性導電シート110の耐用回数であり、未使用部分を使用開始してから使用限界になるまでの回数とする。
ここで、シート同一面連続テスト可能回数は、回転手段および移動手段における所定回数に相当する。具体的には、制御装置270は、シート巻取装置250またはホルダー移動装置260を経由して、テスト回数がシート同一面連続テスト可能回数に達したときに、異方性導電シート110を所定距離だけ巻き取る、または、カートリッジ100を固定したホルダー210を所定距離だけ移動する。
また、被検査デバイスサイズは、回転手段および移動手段における所定距離に相当する。具体的には、制御装置270は、シート巻取装置250またはホルダー移動装置260を経由して、異方性導電シート110を、被検査デバイス300の奥行きだけ巻き取る、または、カートリッジ100を固定したホルダー210を、所定距離として、被検査デバイス300の幅だけ移動する。
ホルダー210の初期位置は、テストを開始する前に、異方性導電シート110の使用可能部分のうちもっともホルダー210寄りの部分でテストを開始するように調整する。図4の異方性導電シート110は、仮想の使用順番号が振ってあり、1番の位置からテストを開始すると、異方性導電シート110の未使用部分が最も少なくなる。
制御装置270は、制御手段として、ハンドラ駆動装置230を経由して、被検査デバイス300を運搬するハンドラ駆動手段を備える。ハンドラ駆動装置230の制御によって、吸着ノズル231は、被検査デバイス300を吸着し、ハンドラは、吸着した被検査デバイス300を運搬する。テスト管理者が、制御に必要な情報を入力し、テストを開始するための操作を行ったときに、制御装置270は、ハンドラを駆動し、テストを開始する。
制御装置270は、制御に必要な情報を管理し、記憶する。具体的には、制御装置270は、制御手段として、ハンドラ押圧回数と、シート同一面使用限界到達回数と、終端検知フラグと、を記憶する第2記憶手段を備える。
ハンドラ押圧回数は、被検査デバイス300を運搬するハンドラが、重ねられた異方性導電シート110およびテスト用電極パターンを押圧した回数である。また、押圧した回数をカウントしたときに、制御装置270は、ハンドラ押圧回数が、シート同一面連続テスト可能回数を超えたか否かを判定する(S2)。
シート同一面使用限界到達回数は、初期値が0であり、ハンドラ押圧回数が第1記憶手段によって記憶されたシート同一面連続テスト可能回数を超えたときに増加する。
終端検知フラグは、真偽からなるブール値であり、初期値は偽である。制御装置270は、異方性導電シート110の終端を検知する終端検知手段を備える。具体的には、センサーによって、終端検知口126からセンシングテープ111を検知する。センシングテープ111が検知されたときに、制御装置270は、終端検知フラグを真にする。
いずれの値も、カートリッジ100を交換するときに初期値に戻る。
シート同一面使用限界到達回数が増加したときに、制御装置270は、ハンドラ押圧回数を初期値に戻し、ハンドラの駆動を一時停止する(S3)。制御装置270は、制御手段として、ハンドラ駆動装置230を経由して、ハンドラの駆動を一時停止するハンドラ一時停止手段を備える。
ハンドラの駆動が一時停止したときに、制御装置270は、ホルダー210を移動するか、異方性導電シート110を巻き取るか、を判定するための判定値(p)を算出する(S4)。制御装置270は、制御手段として、pを演算によって求める判定値演算手段を備える。
シート使用可能幅が被検査デバイスサイズの幅の2倍以上であれば、ホルダー210を被検査デバイスサイズの幅だけ移動することで、異方性導電シート110の未使用部分を用いてテストすることができる。シート使用可能幅と被検査デバイスサイズの幅の比の小数点以下を切り捨てた値(r)は、異方性導電シート110の短手方向に関する、テストに使用可能な部分の数である。
図4の異方性導電シート110の仮想の使用順番号は、rが2の場合の例である。
判定値演算手段は、シート同一面使用限界到達回数をrで除算することによってpを算出する。
制御装置270は、pが整数であるか否かによって、制御を分岐する(S5)。制御装置270は、pが整数であれば異方性導電シート110を巻き取るべきとし、pが整数以外であればホルダー210を移動するべきとする。
制御装置は、pが整数以外である場合は、pの整数部が偶数であるか奇数であるかによって、制御を分岐する(S6)。ここで、制御装置270は、移動手段によって、ホルダー210を、pの整数部が偶数であればカートリッジ100を引く方向に、pの整数部が奇数であればカートリッジ100を押す方向に移動する(S7・S8)。図4の異方性導電シート110の仮想の使用順番号でいえば、カートリッジ100を引く方向とは、2番から1番の方向であり、カートリッジ100を押す方向とは、4番から3番の方向である。このように移動することによって、異方性導電シート110は、1番の部分が使用された後は2番の部分を使用し、3番の部分が使用された後は4番の部分が使用されることになる。
ホルダー210の移動距離は、第1記憶手段によって記憶された被検査デバイスサイズの幅に等しい。
制御装置270は、pが整数である場合は、異方性導電シート110を巻き取る(S9)。制御装置270は、回転手段によって、巻取リール141を回転し、異方性導電シート110を巻き取る。
巻取リール141の回転距離は、第1記憶手段によって記憶された被検査デバイスサイズの奥行きと等しい。ここで、シート巻取装置250の回転量は、被検査デバイスサイズの奥行きおよび巻取リールの直径から算出することができる。巻取リールの直径は、巻き取り済みの異方性導電シート110の厚さを考慮することが好ましい。しかしながら、異方性導電シート110の厚さは、巻取リールの直径に対して極めて小さいため、無視してもよい。
また、制御装置270は、pが整数である場合は、異方性導電シート110が終端に達しているか否かを判定する(S10)。制御装置270は、制御手段として、シート終端通知手段を備える。具体的には、制御装置270は、終端検知フラグが真である場合は、テスト管理者に異方性導電シート110の終端が近い旨を通知する(S11)。
ホルダー210の移動または異方性導電シート110の巻き取りが行われたときに、制御装置270は、ハンドラ駆動手段によって、ハンドラの駆動を再開する(S12)。
制御装置270は、ハンドラの駆動を停止する信号の有無を確認する(S13)。制御装置270は、制御手段として、ハンドラ駆動装置230を経由して、ハンドラの駆動を停止するハンドラ停止手段を備える。テスト管理者は、いつでも、制御装置270にハンドラの駆動を停止する信号を送出することによって、ハンドラの駆動を停止することができる(S14)。
異方性導電シート110を巻き取るべきかカートリッジ100を移動すべきかの判定は、図5の手順に限られない。一例として、pが整数であるときに、異方性導電シート110を巻き取ることと同時に、カートリッジ100をホルダー210の初期位置まで移動する手順が挙げられる。この手順を採用する場合は、pの奇偶を判定する必要はなく、pが整数ではないときは、カートリッジ100を引く方向に移動すればよい。
100…カートリッジ、110…異方性導電シート、111…センシングテープ、120…ケース、121…ガイド孔、122…ラッチ溝、123…シート露出部、124…供給部カバー、125…巻取部カバー、126…終端検知口、130…供給部、131…供給リール、132…供給軸、140…巻取部、141…巻取リール、142…巻取軸、143…シート巻付部、144…ノブ。
200…集積回路テスト装置、210…ホルダー、211…ラッチレバー、212…ガイドピン、220…テスト基板、230…ハンドラ駆動装置、231…吸着ノズル、240…テスト信号送受装置、250…シート巻取装置、260…ホルダー移動装置、270…制御装置。
300…被検査デバイス。

Claims (5)

  1. 押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートを、テスト回数が所定回数に達したときに所定距離だけ巻き取る回転手段を備える集積回路テスト装置において、
    テスト回数が所定回数に達したときに、
    押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートと、
    前記異方性導電シートを格納するケースと、
    前記異方性導電シートを供給する供給部と、
    前記異方性導電シートを巻き取る巻取部と、を備え、
    前記ケースは、前記ケースの前記供給部と前記巻取部の中間部にガイド孔と、ラッチ溝と、シート露出部と、を備えることを特徴とするカートリッジを、所定距離だけ移動する移動手段を備えることを特徴とする集積回路テスト装置
  2. 押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートを、テスト回数が所定回数に達したときに所定距離だけ巻き取る回転手段を備える集積回路テスト装置において、
    テスト回数が所定回数に達したときに、
    押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートと、
    前記異方性導電シートを格納するケースと、
    前記異方性導電シートを供給する供給部と、
    前記異方性導電シートを巻き取る巻取部と、を備え、
    前記ケースは、前記異方性導電シートの終端を検知する終端検知機構を備えることを特徴とするカートリッジを、所定距離だけ移動する移動手段を備えることを特徴とする集積回路テスト装置
  3. 押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートを、テスト回数が所定回数に達したときに所定距離だけ巻き取る回転手段を備える集積回路テスト装置において、
    テスト回数が所定回数に達したときに、
    押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートと、
    前記異方性導電シートを格納するケースと、
    前記異方性導電シートを供給する供給部と、
    前記異方性導電シートを巻き取る巻取部と、を備え、
    前記供給部は、前記異方性導電シートの弛緩を防止する弛緩防止機構を備えることを特徴とするカートリッジを、所定距離だけ移動する移動手段を備えることを特徴とする集積回路テスト装置
  4. 押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートを、テスト回数が所定回数に達したときに所定距離だけ巻き取る回転手段を備える集積回路テスト装置において、
    テスト回数が所定回数に達したときに、
    押圧された部分のみ導電性を生じる異方性導電シートと、
    前記異方性導電シートを格納するケースと、
    前記異方性導電シートを供給する供給部と、
    前記異方性導電シートを巻き取る巻取部と、を備え、
    前記巻取部は、前記異方性導電シートの反転を防止する反転防止機構を備えることを特徴とするカートリッジを、所定距離だけ移動する移動手段を備えることを特徴とする集積回路テスト装置
  5. 前記移動手段は、移動方向が、前記異方性導電シートの短手方向であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の集積回路テスト装置。
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