JPH11326446A - 半導体集積回路の検査方法および検査装置 - Google Patents

半導体集積回路の検査方法および検査装置

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JPH11326446A
JPH11326446A JP10130278A JP13027898A JPH11326446A JP H11326446 A JPH11326446 A JP H11326446A JP 10130278 A JP10130278 A JP 10130278A JP 13027898 A JP13027898 A JP 13027898A JP H11326446 A JPH11326446 A JP H11326446A
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JP
Japan
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semiconductor integrated
integrated circuit
lead
anisotropic conductor
reel
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JP10130278A
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English (en)
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Takahito Ishikawa
敬人 石川
Hiroto Osaki
裕人 大崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異方性導電体の無駄をなくした半導体集積回
路の検査方法および検査装置を得る。 【解決手段】 テストヘッド25と、テストヘッド25
に測定端子20を接続したプリント基板19と、プリン
ト基板19上に重ねて両端をリール15,16に回巻し
た異方性導電体12と、異方性導電体12に載置しリー
ド18を有した半導体集積回路17と、リード18を異
方性導電体12に押圧して測定端子20に導通させるコ
レット2と、リール15,16を回転させるモータ2
3,24と、コレット2によるリード18の押圧回数を
カウントするカウンタ27と、カウンタ27にカウント
されたリード押圧回数が所定値に達した時にリール1
5,16を所定の回転量分回転させる信号をモータ2
3,24に出力する制御装置28とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
の電気的特性の検査に際し、半導体集積回路の微細ピッ
チのリード間での接触ならびに電気的特性改善のため
に、一般的に用いられている異方性導電体を用いた半導
体集積回路の検査方法および検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路の電気的特性検査
工程においては、半導体集積回路の裏面側に突出してい
るリード先端面を、テストボード側のプリント基板上に
設けられた測定端子に、コンタクトヘッド等の規正手段
を用いて接触,押圧して導通した後、テストヘッドにて
特性を評価していた。この際、リードと接触するプリン
ト基板の測定端子としては、半導体集積回路のリードピ
ッチと同等のピッチで、かつ接触時の押圧は弾性変形範
囲内にて確保するソケットタイプのものが主流であっ
た。
【0003】ところが、近年、携帯電話やPHS等のハ
ンディサイズの通信機器の普及に伴い、例えばQFN
(Quad Flad Non-leaded Package:リードが実装面から
飛び出しておらず、底面に埋め込まれており、4方向に
金メッキで接触端子が設けられているタイプのパッケー
ジ)等のように、半導体集積回路に要求される小型化,
狭ピッチ化に対する要求も厳しいものとなってきてい
る。パッケージの小型化,リードの多ピン化,狭ピッチ
化が進むにつれて、ソケットタイプの測定端子では、隣
接する端子間の接触が起こり易く、また各ピン毎に均一
かつ再現性の高い接触が得られ難いという問題があっ
た。さらに、携帯電話等の高周波信号を扱うセット機器
の普及に伴い、半導体集積回路である半導体パッケージ
に要求される高周波特性もより厳しいものとなっている
が、従来のソケットタイプにおいては、リード(半導体
集積回路)との接触子(プローブ)とテストヘッド間の
距離が大きいため、インダクタンス等の成分も大きくな
り、十分な電気的特性を得ることが厳しかった。
【0004】そこで、小型,多ピン,狭ピッチ、さらに
は高周波特性に対処するために開発,実用化された測定
端子として、異方性導電ゴムを用いたマット式のものが
ある。以下に、異方性導電マットを用いた測定端子を有
する従来の半導体集積回路の検査装置の一例を、図5お
よび図6を用いて説明する。図5(a),(b)は、従
来の半導体集積回路の検査装置における異方性導電マッ
トを用いた測定端子の一例を示す概略断面図ならびに概
略平面図である。また、図6(a),(b)は、異方性
導電マットの一例を示す概略斜視図ならびに概略断面図
である。図5において、67は異方性導電マット、68
は被測定体である半導体集積回路、69は半導体集積回
路68のリード、70はリード押さえ機構、71はパッ
ケージガイド、72はテストヘッドのプリント基板、7
3はプリント基板72の配線上に設けられた測定端子、
74はパッケージガイド71をプリント基板72上に位
置決めするための規正ピンである。また、図6におい
て、75はゴムシート、76は金線である。
【0005】異方性導電マット67は、絶縁体であるゴ
ムシート75の内部に、導電体である金線76が厚み方
向に貫通するように等ピッチで配列されている。金線7
6の平面上での配列ピッチは、半導体集積回路68のリ
ード69のピッチと一致しており、同時にプリント基板
72上の測定端子73のピッチとも一致している。プリ
ント基板72は、LSIテスターのテストボード(図示
せず)に接続されており、プリント基板72のテストボ
ードとの配線側でない側の表面には、半導体集積回路6
8を収めたパッケージのリード69のピッチに対応した
測定端子73が印刷された配線パターンがパッケージと
のコンタクト面に描かれている。
【0006】以上のように構成された半導体集積回路の
検査装置について、以下、その動作について説明する。
電気的特性の検査の際には、半導体集積回路68は異方
性導電マット67を介してプリント基板72上に設置さ
れる。等ピッチで配列されたプリント基板72の測定端
子73と異方性導電マット67の金線76とが位置ずれ
せずにコンタクトするように、プリント基板72上には
規正ピン74が圧入されており、異方性導電マット67
には規正用のガイド穴が設けられている。また、半導体
集積回路68のリード69が平面上で前後,左右または
回転方向に移動を起こさず、かつ異方性導電マット67
の金線76とが位置ずれせずにコンタクトするように、
半導体集積回路68のパッケージ外形およびリード69
の位置を規制するような形状に構成されたパッケージガ
イド71にてガイドされ、さらにパッケージガイド71
に設けられたガイド穴に規正ピン74が挿入されること
によって、リード69は測定端子73および金線76と
同位置に位置決めされる。リード69を押圧するリード
押さえ機構70によって、半導体集積回路68のリード
69を押圧することにより、リード69は金線76を介
して測定端子73に導通され、これにより電気的特性の
検査が行われる。検査の都度、搬送される半導体集積回
路68は、パッケージガイド71によって1個ずつ常に
同位置に設置される。
【0007】規正ピン74により、異方性導電マット6
7の金線76は半導体集積回路68のリード69と常に
同位置の面にて接触するため、膨大な回数が要求される
電気的特性検査工程においては、所定の回数を超える
と、リード69の表面と異方性導電マット67の金線7
6との接触部の摩耗や、塵やゴミ等の接触部への付着、
または半導体集積回路68の挿入,着脱の繰り返しによ
る金線76の異方性導電マット67内部への潜みや金線
76の曲がりが発生し、その結果、コンタクト不良によ
り導通が不可能となる。この導通不可は、半導体集積回
路68の検査結果不良が連続した際に、測定者の判断に
よって初めて発見されるため、判断が遅れた際には、良
品のデバイスもコンタクト不良により不良と判定される
ため、歩留の悪化かつ検査信頼性の低下につながるとい
う問題があった。また、異方性導電マット67の清掃や
交換の際には、リード押さえ機構70やパッケージガイ
ド71を着脱しなければならないため、作業者の負担も
大きく、交換作業に時間を要するという問題があった。
【0008】上記問題を解決するための手段の一例とし
て、特開平5−129386号公報に示すようなラチェ
ット機構を有するラックとピニオンを用いたドラム回巻
方式の異方性導電マット摺動機構が提案されている。こ
の機構は、リード押さえ機構の一部にラックを、また異
方性導電マットを回巻する巻取側ドラムの中心部にピニ
オンを有するものであり、リード押さえ機構が上下動す
なわちリードとの圧着,着脱の都度、ラックと噛合する
ピニオンが回転することにより、リールに回巻された異
方性導電マットがピニオンの一歯分長手方向に移動する
ものである。これによれば、コンタクトの都度、未使用
の異方性導電マットがリードとの接触面に供給されるた
め、上記のようなリード,金線の摩耗が生じる心配がな
い。したがって、コンタクト不良による検査歩留の悪化
や信頼性低下の問題がなく効果的である。同様に、導電
マットの清掃,交換時の作業者の負担や交換作業時間の
問題も軽減される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
集積回路の電気的特性検査は膨大な回数が要求されるた
め、前記のようにコンタクトの都度、所定ピッチ移動す
る機構では、一回の検査毎に接触部が変更されることに
なり、異方性導電マットの無駄が非常に大きくなるとい
う問題を有していた。
【0010】この発明は、上記従来の問題点を解決する
もので、異方性導電体の無駄をなくした半導体集積回路
の検査方法および検査装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体集
積回路の検査方法は、測定端子を有したプリント基板上
に重ねた異方性導電体にリードを有した半導体集積回路
を載置し、リードを異方性導電体に押圧して測定端子に
導通させて、半導体集積回路の電気的特性を検査する方
法であって、半導体集積回路の電気的特性の検査回数が
所定回数に達したとき、異方性導電体のリードならびに
測定端子との接触面を変更することを特徴とするもので
ある。
【0012】請求項2記載の半導体集積回路の検査装置
は、テストヘッドと、テストヘッドに測定端子を接続し
たプリント基板と、プリント基板上に重ねて両端をリー
ルに回巻した異方性導電体と、異方性導電体に載置しリ
ードを有した半導体集積回路と、リードを異方性導電体
に押圧して測定端子に導通させるリード押さえ機構と、
リールを回転させる回転機構と、リード押さえ機構によ
るリードの押圧回数をカウントするカウンタと、カウン
タにカウントされたリード押圧回数が所定値に達した時
にリールを所定の回転量分回転させる信号を回転機構に
出力する制御装置とを備えたものである。
【0013】請求項1または請求項2記載の半導体集積
回路の検査方法および検査装置によると、リード押さえ
機構によるリードの押圧回数、すなわち半導体集積回路
の電気的特性の検査回数が所定回数に達すると、制御装
置によって異方性導電体のリールを所定の回転量分回転
させ、異方性導電体のリードならびに測定端子との接触
面を変更するものであり、異方性導電体のリードとの接
触面の変更回数を極力減少させることができ、無駄のな
い異方性導電体の有効利用が可能になる。
【0014】請求項3記載の半導体集積回路の検査方法
は、測定端子を有したプリント基板上に重ねた異方性導
電体にリードを有した半導体集積回路を載置し、リード
を異方性導電体に押圧して測定端子に導通させて、半導
体集積回路の電気的特性を検査する方法であって、半導
体集積回路の累積判定回数に対する不良判定回数の比率
が所定値に達したとき、異方性導電体のリードならびに
測定端子との接触面を変更することを特徴とするもので
ある。
【0015】請求項4記載の半導体集積回路の検査装置
は、テストヘッドと、テストヘッドに測定端子を接続し
たプリント基板と、プリント基板上に重ねて両端をリー
ルに回巻した異方性導電体と、異方性導電体に載置しリ
ードを有した半導体集積回路と、リードを異方性導電体
に押圧して測定端子に導通させるリード押さえ機構と、
リールを回転させる回転機構と、テストヘッドにより検
査ならびに特性の良否判定をされた半導体集積回路の累
積判定回数および不良判定回数をカウントするカウンタ
と、カウンタにカウントされた半導体集積回路の累積判
定回数に対する不良判定回数の比率が所定値に達した時
にリールを所定の回転量分回転させる信号を回転機構に
出力する制御装置とを備えたものである。
【0016】請求項3または請求項4記載の半導体集積
回路の検査方法および検査装置によると、半導体集積回
路の累積判定回数に対する不良判定回数の比率が所定値
に達すると、制御装置によって異方性導電体のリールを
所定の回転量分回転させ、異方性導電体のリードならび
に測定端子との接触面を変更するものであり、異方性導
電体のリードとの接触面の変更回数を極力減少させるこ
とができ、無駄のない異方性導電体の有効利用が可能に
なる。さらに、検査する半導体集積回路の品種ごとに許
容検査歩留りを予め登録しておけば、品種切換に随時対
応した異方性導電体の自動交換が可能になる。
【0017】請求項5記載の半導体集積回路の検査方法
は、測定端子を有したプリント基板上に重ねた異方性導
電体にリードを有した半導体集積回路を載置し、リード
を異方性導電体に押圧して測定端子に導通させて、半導
体集積回路の電気的特性を検査する方法であって、半導
体集積回路の連続した不良判定回数が所定値に達したと
き、異方性導電体のリードならびに測定端子との接触面
を変更することを特徴とするものである。
【0018】請求項6記載の半導体集積回路の検査装置
は、テストヘッドと、テストヘッドに測定端子を接続し
たプリント基板と、プリント基板上に重ねて両端をリー
ルに回巻した異方性導電体と、異方性導電体に載置しリ
ードを有した半導体集積回路と、リードを異方性導電体
に押圧して測定端子に導通させるリード押さえ機構と、
リールを回転させる回転機構と、テストヘッドにより検
査ならびに特性の良否判定をされた半導体集積回路の不
良判定回数をカウントするカウンタと、カウンタに連続
してカウントされた半導体集積回路の不良判定回数が所
定値に達した時にリールを所定の回転量分回転させる信
号を回転機構に出力する制御装置とを備えたものであ
る。
【0019】請求項5または請求項6記載の半導体集積
回路の検査方法および検査装置によると、半導体集積回
路の連続した不良判定回数が所定値に達すると、制御装
置によって異方性導電体のリールを所定の回転量分回転
させ、異方性導電体のリードならびに測定端子との接触
面を変更するものであり、異方性導電体のリードとの接
触面の変更回数を極力減少させることができ、寿命や劣
化に伴う検査歩留りの低下に対応した異方性導電体の自
動交換を実現でき、無駄のない異方性導電体の有効利用
が可能になる。
【0020】請求項7記載の半導体集積回路の検査装置
は、請求項2または請求項4または請求項6において、
回転機構による異方性導電体の移動幅が、異方性導電体
の厚さより小さいことを特徴とするものである。請求項
7記載の半導体集積回路の検査装置によると、請求項2
または請求項4または請求項6の作用に加え、異方性導
電体をリードに対して異方性導電体の厚さより小さい幅
で移動させることにより、より高精度な異方性導電体の
位置決めが可能になる。
【0021】請求項8記載の半導体集積回路の検査装置
は、請求項2または請求項4または請求項6または請求
項7において、異方性導電体は、リールを搭載する下蓋
と、リールを上部より覆う上蓋と、上下もしくは左右方
向に開閉して異方性導電体のプリント基板に圧着される
部位を遮蔽可能な前面蓋とで囲まれたカセット式構造で
あることを特徴とするものである。
【0022】請求項8記載の半導体集積回路の検査装置
によると、請求項2または請求項4または請求項6また
は請求項7の作用に加え、異方性導電体が、リールを搭
載する下蓋と、リールを上部より覆う上蓋と、上下もし
くは左右方向に開閉して異方性導電体を遮蔽可能にする
前面蓋とで囲まれたカセット式構造とすることにより、
移動時の異方性導電体の携帯性の向上ならびに着脱,交
換が容易になり、汎用性が高くかつ長寿命の異方性導電
体の使用が可能になる。
【0023】請求項9記載の半導体集積回路の検査装置
は、請求項2または請求項4または請求項6または請求
項7または請求項8において、回転機構はパルス状の間
欠駆動を行い、1パルスの回転に応じて異方性導電体が
リードに対して同位置になるよう移動した後、リード押
さえ機構により再度リードと測定端子とを接触させるこ
とを特徴とするものである。
【0024】請求項9記載の半導体集積回路の検査装置
によると、請求項2または請求項4または請求項6また
は請求項7または請求項8の作用に加え、パルス状の間
欠駆動による回転機構により、より高精度な異方性導電
体の位置決めが可能になる。請求項10記載の半導体集
積回路の検査装置は、請求項2または請求項4または請
求項6または請求項7または請求項8において、異方性
導電体の幅方向の一部に長手方向に対して均等かつ等間
隔に狭幅のスリットを設け、異方性導電体に対して光軸
が垂直になる方向に発光素子および受光素子を設け、発
光素子からの出射光がスリットを通過して受光素子に到
達すると制御装置から回転機構に回転を停止する信号を
出力することを特徴とするものである。
【0025】請求項10記載の半導体集積回路の検査装
置によると、請求項2または請求項4または請求項6ま
たは請求項7または請求項8の作用に加え、異方性導電
体の幅方向の一部に、長手方向に対して均等かつ等間隔
に狭幅のスリットを設け、他方異方性導電体に対して光
軸が垂直になる方向には発光素子および受光素子を設
け、発光素子から出射されたレーザー光がスリットを通
過して受光素子に達すると、制御装置によって異方性導
電体の移動を制御することにより、金線ピッチ等の影響
を受けない、より高精度な異方性導電体の位置決めが可
能となり、より信頼性の高い半導体集積回路の電気的特
性検査が可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 この発明の第1の実施の形態の半導体集積回路の検査方
法および検査装置について、図1および図2を参照しな
がら説明する。図1は半導体集積回路の検査装置の断面
模式図である。図2は半導体集積回路の検査装置のコン
タクト部の平面概略図であり、図2(a)のA部分の拡
大図が図2(b)である。
【0027】図1および図2において、1はコンタクト
ユニット、2はリード押さえ機構となるコレット、3は
コレット2内に設けられた真空吸着孔、4は吸着パッ
ト、5は真空吸着用のホース、6はコレット押圧用のシ
ャフト、7はコレット付勢用のばね、8はガイドポス
ト、9はコレット2の高さ規正用ストッパー、10はカ
ラー、11はベアリング、12は異方性導電体となる異
方性導電マット、13はゴムシート、14は異方性導電
マット12の垂直方向に貫通しかつ平面方向には等ピッ
チで配列された金線、15は異方性導電マット12を回
巻した供給リール、16は巻取リール、17は被測定体
であるパッケージデバイス(半導体集積回路)、18は
リード、19はプリント基板、20はプリント基板19
上に配線された測定端子、21は供給リール15を回転
駆動させる供給側リール台、22は巻取リール16を回
転駆動させる巻取側リール台、23,24は各リール台
21,22と連結しリール台21,22をステップ状に
回転させる回転機構となるステッピングモータである。
また、25はパッケージデバイス17の電気的特性を計
測するテスターのテストヘッド、26は測定端子20と
テストヘッド25とを連結する電気配線、27はパッケ
ージデバイス17の検査回数すなわちリード18の測定
端子20へのコンタクト回数を積算するカウンタ、28
はPCやEWS(Engineering Work-Station)等の制御
装置である。
【0028】上記のように構成された半導体集積回路の
検査装置について、以下、その動作を説明する。パッケ
ージデバイス17は、前工程より、コンタクトユニット
1のコレット2に吸着されて搬送される。コレット2内
部の真空吸着孔3ならびにコレット2外部の真空吸着用
ホース5を介して吸着パッド4にてパッケージデバイス
17の上端面を吸着させて搬送する。なお、コレット2
のパッケージデバイス17と接する面2aはテーパ形状
にカットされており、パッケージデバイス17は規正時
に、パッケージデバイス17のテーパ面17aがコレッ
ト2のテーパ面2aに沿って規正されるため、コレット
2に対し、前後,左右方向にずれを生じたり、回転を起
こすという心配がない。
【0029】また、供給リール15と巻取リール16に
よって回巻された異方性導電マット12は、絶縁体であ
るゴムシート13の内部に導電体である金線14が厚み
方向に貫通するように等ピッチで配列されている。金線
14のピッチは、プリント基板19の配線上に設けられ
た測定端子20およびパッケージデバイス17のリード
18のピッチ,幅に比べて小さく、一方、リード18と
測定端子20のピッチと幅は一致する。測定端子20は
プリント基板19の配線および電気配線26を経由して
テストヘッド25と接続される。供給リール15と巻取
リール16間に引き出された異方性導電マット12は、
プリント基板19上の測定端子20の上に金線14が位
置するよう設置される。コンタクトユニット1は、吸着
パッド4にてパッケージデバイス17を吸着した後、異
方性導電マット12とプリント基板19上の所定の位置
に搬送する。
【0030】異方性導電マット12上にパッケージデバ
イス17を搬送した後、コンタクトユニット1は下降
し、コレット2の下端面が異方性導電マット12と圧着
する。なお、この時、プリント基板19の測定端子20
とパッケージデバイス17のリード18は、金線14を
介して位置がずれることなく重なるように設置される。
パッケージデバイス17の吸着時、リード18の上面は
コレット2の下端面と接触した状態にあるため、コレッ
ト2と異方性導電マット12の圧着時、両端に挟まれた
リード18もコレット2より押圧を受ける。
【0031】コンタクトユニット1の下降が続くと、コ
レット2はストッパー9の上面と接触し、高さ方向に位
置規正されるが、さらに下降するとコレット2は固定さ
れた状態でシャフト6のみが下降するため、シャフト6
の下降に伴うばね7のたわみ量に応じた弾性力がコレッ
ト2に発生する。シャフト6の上下動をベアリング11
を間に介してガイドするガイドポスト8は、一端にネジ
が切られており、これによりコレット2に固定されてい
る。他方側の端部はツバになっており、シャフト6のみ
の下降はツバの端面がカラー10に当たって停止する。
この時、リード18に作用するコレット2からの押圧は
最大となり、コンタクトユニット1の組立時のガイドポ
スト8とカラー10の隙間に対応したばね7の弾性力に
等しくなる。コレット2とプリント基板19間のガイド
ピンは設けられていないため、搬送時のコンタクトユニ
ット1の位置制御のみではリード18と測定端子20に
多少の位置ずれが発生する恐れがあるものの、コレット
2にストッパー9がガイドされているため、リード18
と測定端子20との接触不良の心配はない。
【0032】また、異方性導電マット12は供給側ステ
ッピングモータ23,巻取側ステッピングモータ24と
連結した供給側リール台21,巻取側リール台22の回
転に追従して供給リール15と巻取リール16が回転す
ることで一定方向に移動するため、異方性導電マット1
2の弾性変形や移動時のピッチずれにより、リード1
8,測定端子20と金線14の位置ずれが発生する恐れ
があるものの、金線14のピッチ,幅はリード18,測
定端子20の幅に対して十分小さいため、リード18,
測定端子20と金線14との接触不良の心配はない。す
なわち、コレット2によってリード18に押圧が加わっ
た際に、リード18は、金線14,測定端子20,プリ
ント基板19,電気配線26を介してテストヘッド25
と導通し、これによってパッケージデバイス17の電気
的特性が検査される。検査と同時に、テストヘッド25
からの信号によって、コンタクト回数がカウンタ27に
カウントされる。検査完了後、デバイス17は真空吸着
用ホース5を通じて再度供給される真空圧によって吸着
パッド4に吸着された後、コンタクトユニット1の上
昇,移動によって次工程に搬送され、デバイスの搬送
後、コンタクトユニット1が次のデバイスを吸着,搬送
し、特性検査が繰り返される。
【0033】検査の繰り返しに伴い、金線14やリード
18の接触摩耗や、ごみや塵の付着によるコンタクト不
良、強いては検査不良が生じる。現状、異方性導電マッ
ト12式の電気的特性検査においては、コンタクト耐用
回数は約数十万から数百万回が一般的であるため、予め
コンタクト耐用回数を制御装置28に入力,記憶させて
おく。カウンタ27に記憶されるパッケージデバイス1
7の特性検査回数が、登録されたコンタクト耐用回数に
達すると、パッケージデバイス17の検査および搬送
後、制御装置28によって、ステッピングモータ23,
24に回転の指令が与えられる。ステッピングモータ2
3,24が回転すると、連結した供給側リール台21お
よび巻取側リール台22も回転し、さらにこの回転に追
従して供給リール15,巻取リール16が回転し、その
結果、異方性導電マット12は一定移動量L1 だけ巻取
リール16に巻き取られる。この移動量L1 は、異方性
導電マット12の長手方向と平行なパッケージデバイス
17の外寸(リード先端寸法)L0 以上である。したが
って、耐用回数に達して異方性導電マット12が巻き取
られた後に再度検査が行われるが、この時リード18は
異方性導電マット12の未使用な面と接触することにな
り、人手の介入しないマット交換作業が可能になる。な
お、異方性導電マット12の移動量L1 は、リール巻径
と回転量に依存するため、制御装置28からは移動量と
巻径から逆算された回転量に応じたステップ数が供給側
ステッピングモータ23と巻取側ステッピングモータ2
4の少なくとも一方に指令される。供給側ステッピング
モータ23または巻取側ステッピングモータ24のステ
ップに対応した異方性導電マット12の移動量は、異方
性導電マット12の厚みに対して小さいものであり、移
動時の送りの分解能も十分小さく設定することができ
る。
【0034】このように構成された半導体集積回路の検
査方法および検査装置によると、コレット2によるリー
ド18の押圧回数、すなわちパッケージデバイス17の
電気的特性の検査回数が制御装置28に予め登録してお
いた所定回数に達すると、制御装置28によって異方性
導電マット12の供給リール15,巻取リール16を所
定の回転量分回転させ、異方性導電マット12のリード
18ならびに測定端子20との接触面を変更するもので
あり、異方性導電マット12のリード18との接触面の
変更回数を極力減少させることができ、無駄のない異方
性導電マット12の有効利用が可能になる。
【0035】また、供給側ステッピングモータ23,巻
取側ステッピングモータ24のパルス状の間欠駆動によ
る異方性導電マット12の移動、ならびに異方性導電マ
ット12をリード18に対してマット厚さより小さい幅
で移動させることにより、より高精度な異方性導電マッ
ト12の位置決めが可能になり、信頼性の高いパッケー
ジデバイス17の電気的特性検査が可能になる。
【0036】なお、回転機構はパルス状に回転するステ
ッピングモータとしたが、インダクションモータ等、外
部からの回転量の制御が可能なアクチュエータであれ
ば、特にステッピングモータに限らない。また、コレッ
ト2は、パッケージデバイス17の吸着,搬送を兼用す
るものとしたが、パッケージデバイスのガイド部材およ
び位置決め用の規正ピンを用いた機構により、外部より
吸着,搬送するものであっても構わない。
【0037】第2の実施の形態 この発明の第2の実施の形態の半導体集積回路の検査方
法および検査装置について、図3および図4を参照しな
がら説明する。図3は、半導体集積回路の検査装置の断
面模式図である。図4は、半導体集積回路の検査装置の
コンタクト部の平面概略図である。
【0038】図3および図4において、29はコンタク
トユニット、30はコレット、31は異方性導電マッ
ト、32はゴムシート、33は異方性導電マット31の
垂直方向に貫通しかつ平面方向には等ピッチで配列され
た金線、34は異方性導電マット31の幅方向の一部に
長手方向に等ピッチかつ均等に配列されたスリット、3
5は異方性導電マット31をリールに回巻したマット供
給カセット、36はマット供給カセット35の供給リー
ル、37は巻取リール、38は供給リール36と巻取リ
ール37に一体化された異方性導電マット31を搭載す
る下蓋、39は上部より覆って収納する上蓋、40は異
方性導電マット31をカセット35内外へ引出し,収納
する際に遮蔽可能な前面蓋、41,42は供給リール3
6と巻取リール37に回巻された異方性導電マット31
の裏面側に設けられ、駆動機構によりカセット35内外
へ異方性導電マット31を引き出す供給側ローディング
ポストおよび巻取側ローディングポスト、43は被測定
体であるパッケージデバイス、44はリード、45はパ
ッケージデバイス43を位置決めするためのパッケージ
ガイド、46はプリント基板、47はプリント基板46
上に配線された測定端子、48はパッケージガイド45
をプリント基板46に規正する規正ピン、49はコレッ
ト付勢用ばね、50はばね49ガイド用のガイドポス
ト、51はパッケージガイド45付勢用ばね、52はば
ね51ガイド用のガイドポスト、53,54はガイドポ
スト50,52を保持するベアリング、55はカラーで
ある。56は供給リール36を回転駆動させる供給側リ
ール台、57は巻取リール37を回転駆動させる巻取側
リール台、58,59は各リール台56,57と連結し
リール台56,57を所定量回転させる供給側,巻取側
サーボモータである。また、60,61は、光軸が異方
性導電マット31と垂直となるように異方性導電マット
31を挟んで配置されている発光素子および受光素子で
あり、62は受光素子61の受光量を電気信号に変換す
る光電式センサー、63はパッケージデバイス43の電
気的特性を計測するテスターのテストヘッド、64は測
定端子47とテストヘッド63とを連結する電気配線、
65はパッケージデバイス43の検査回数すなわちリー
ド44の測定端子47へのコンタクト回数を積算するカ
ウンタ、66はPCやEWS等の制御装置である。
【0039】上記のように構成された半導体集積回路の
検査装置について、以下、その動作を説明する。第1の
実施の形態と異なるのは、コンタクトユニット29にパ
ッケージデバイス43の真空吸着用の吸着パッドや吸着
孔等を設けない点、異方性導電マット31の干渉しない
箇所でプリント基板46に規正ピン48を圧入し、パッ
ケージガイド45の下端面には規正ピン48挿入用のガ
イド穴を設ける点、異方性導電マット31にスリット3
4を設ける点、ステッピングモータの代わりにサーボモ
ータ58,59を設ける点、発光素子60,受光素子6
1と光電変換式のセンサー62を設ける点、特性検査時
に異方性導電マット31が供給側ローディングポスト4
1および巻取側ローディングポスト42によってマット
供給カセット35外へ引き出される点、供給リール3
6,巻取リール37とに回巻された異方性導電マット3
1をカセット35に装着している点、異方性導電マット
31の金線33のピッチがリード44と測定端子47の
ピッチおよび幅に対して十分大きい点である。
【0040】異方性導電マット31は一端を供給リール
36に他端を巻取リール37に回巻されており、下蓋3
8,上蓋39,前面蓋40によってパッケージされたマ
ット供給カセット35として、電気的特性の検査工程に
供給される。異方性導電マット31は、絶縁体であるゴ
ムシート32の内部に導電体である金線33が厚み方向
に貫通するように等ピッチで配列されている。金線33
のピッチは、プリント基板46の配線上に設けられた測
定端子47およびパッケージデバイス43のリード44
のピッチ,幅に比べて十分大きく、一方、リード44と
測定端子47とのピッチ,幅は一致している。測定端子
47はプリント基板46の配線および電気配線64を経
由してテストヘッド63と接続される。カセット35の
供給リール36と巻取リール37を各々供給側リール台
56と巻取側リール台57に装着すると、スライド機構
(図示せず)によって、前面蓋40は異方性導電マット
31の長手方向と平行な方向、すなわちカセット35の
長手方向にスライドし、これにより、異方性導電マット
31がカセット35の外部に観察可能になる。前面蓋4
0のスライド直後、異方性導電マット31の裏面側、す
なわちカセット35外部より観察できない側に設けられ
た供給側ローディングポスト41および巻取側ローディ
ングポスト42が、各々と一体化された駆動機構(図示
せず)の作動に伴なって、異方性導電マット31の裏面
に接触後、カセット35の外部に移動する。同時に、供
給側サーボモータ58および巻取側サーボモータ59の
少なくとも一方が回転することによって、異方性導電マ
ット31は各ローディングポスト41,42に追従して
カセット35の外部に引き出され、プリント基板46の
配線上に設けられた測定端子47上に金線33が位置ず
れすることなく重なるように設置される。
【0041】異方性導電マット31がプリント基板46
上の所定の位置に設置された後、プリント基板46に対
して上方の離れた位置にあったコンタクトユニット29
が下降し、パッケージガイド45が異方性導電マット3
1に圧着する。プリント基板46の異方性導電マット3
1と干渉しない領域の一部には、規正ピン48が圧入さ
れており、コンタクトユニット29の下降時には、パッ
ケージガイド45の下端面に設けられたガイド穴に規正
ピン48が挿入されることにより、接触の都度、パッケ
ージガイド45はプリント基板46に対して同位置に位
置決めされる。
【0042】パッケージガイド45が異方性導電マット
31に圧着した後、さらにコンタクトユニット29が下
降すると、ベアリング54を介してコレット30に対し
摺動可能なガイドポスト52にガイドされたばね51の
たわみに応じた弾性力がパッケージガイド45に発生
し、この押圧によって、金線33は測定端子47,プリ
ント基板46,電気配線64を介して、テストヘッド6
3と導通する。その後、パッケージガイド45の上端面
とコレット30の下端面には十分な隙間があり、前工程
から吸着,搬送されたパッケージデバイス43がパッケ
ージガイド45の内部に、リード44が異方性導電マッ
ト31と接触するように挿入,放置される。パッケージ
ガイド45の内部はパッケージデバイス43の外形寸法
に対して精度よく仕上げられており、パッケージデバイ
ス43は異方性導電マット31に対し、前後,左右およ
び回転方向にほぼ位置ずれすることなく設置される。
【0043】異方性導電マット31上にパッケージデバ
イス43が設置された後、再度、コンタクトユニット2
9は下降し、コレット30の下端面が異方性導電マット
31と圧着し、異方性導電マット31上に設置されたパ
ッケージデバイス43のリード44は、コレット30よ
り押圧を受ける。さらに下降すると、一端をネジに固定
されベアリング53を介在してコレット30にガイドさ
れたガイドポスト50の他端のツバ端面がカラー55に
接触し、これによりコレット30の下降が停止する。こ
の時、リード44にはばね49の弾性変形量に応じた押
圧力が作用し、リード44は金線33,測定端子47,
プリント基板46,電気配線64を介してテストヘッド
63と導通し、これによってパッケージデバイス43の
電気的特性が検査される。パッケージデバイス43の検
査時には、テストヘッド63からの信号によって、コン
タクト回数がカウンタ65にカウントされる。また、異
方性導電マット31のコンタクト耐用回数を予め制御装
置66に登録しておき、カウンタ65に記憶されるパッ
ケージデバイス43の検査回数が登録されたコンタクト
耐用回数に達すると、パッケージデバイス43の検査,
搬送後、制御装置66によってサーボモータ58,59
に回転指令が与えられる。これにより、サーボモータ5
8,59に連続した供給側リール台56,巻取側リール
台57が回転して異方性導電マット31は巻取リール3
7に巻き取られ、再度、パッケージデバイス43を検査
する際には、リード44は異方性導電マット31の未使
用の面と絶えず接触することになり、人手を介さないマ
ット交換作業が可能になる。
【0044】なお、異方性導電マット31のエッジ近傍
には幅の狭いスリット34が長手方向に連続して均等か
つ等間隔で設けられており、スリット34を上下にまた
ぐように異方性導電マット31と垂直な方向に発光素子
60と受光素子61が設置されている。また、受光素子
61には受光量を電気信号に変換する光電式センサー6
2が接続され、光電式センサー62はサーボモータ5
8,59の少なくとも一方に接続されている。
【0045】隣接するスリット34のピッチL2 は、異
方性導電マット31の長手方向の金線33のピッチの整
数倍であり、かつ異方性導電マット31の長手方向と平
行なパッケージデバイス43の外寸(リード先端寸法)
0 以上である。異方性導電マット31の裏面側に設置
された発光素子60からは、常時レーザー光が出射して
おり、パッケージデバイス43の電気的特性検査時、す
なわちコンタクト時には、スリット34を通過して受光
素子61に到達している。受光素子61のレーザー受光
量に対応した電気信号が光電式センサー62によって変
換され、この電気信号に基づいて制御装置66からサー
ボモータ58,59に回転停止の指令が与えられる。カ
ウンタ65に記憶されるパッケージデバイス43の検査
回数が、登録されたコンタクト耐用回数に達すると、パ
ッケージデバイス43の検査,搬送後、制御装置66に
よってサーボモータ58,59に回転指令が与えられ、
異方性導電マット31は巻取リール37に巻き取られて
移動する。移動量がL2 未満の時には、発光素子60か
らのレーザー光は、異方性導電マット31裏面に遮蔽さ
れて受光素子61まで到達しないが、移動量がスリット
34のピッチであるL2 に一致すると、発光素子60か
らのレーザー光が再度、受光素子61に達し、制御装置
66からの停止指令によってサーボモータ58,59の
回転が停止する。この後、搬送されたパッケージデバイ
ス43がコンタクトユニット29によって圧着,押圧さ
れ、再度特性検査が繰り返される。移動量L2 は、異方
性導電マット31の金線33ピッチの整数倍であるた
め、金線33のピッチがリード44,測定端子47のピ
ッチ,幅に対して非常に大きい場合でも、金線33はリ
ード44,測定端子47にずれることなく重なって位置
決めされる。
【0046】このように構成された半導体集積回路の検
査方法および検査装置によると、コレット30によるリ
ード44の押圧回数、すなわち、パッケージデバイス4
3の電気的特性の検査回数が制御装置66に予め登録し
ておいた所定回数に達すると、制御装置66によって異
方性導電マット31の供給リール36,巻取リール37
を回転させ、異方性導電マット31のリード44ならび
に測定端子47との接触面を変更するものであり、異方
性導電マット31のリード44との接触面の変更回数を
極力減少させることができ、無駄のない異方性導電マッ
ト31の有効利用が可能になる。
【0047】また、異方性導電マット31が、供給リー
ル36,巻取リール37を搭載する下蓋38と、供給リ
ール36,巻取リール37を上部より覆う上蓋39と、
上下もしくは左右方向に開閉して異方性導電マット31
を遮蔽可能にする前面蓋40とで囲まれたカセット式構
造とし、カセット35の前面蓋40のスライド開閉機構
および異方性導電マット31の引出し機構を設置するこ
とにより、移動時の異方性導電マット31の携帯性の向
上ならびに着脱,交換が容易になり、また特性検査時以
外は装置から取り外してカセット35に収納できるため
汎用性が高くなり、しかも異方性導電マット31にゴミ
や塵が付着したり、あるいは表面がダメージを受ける等
の問題が解消され、異方性導電マット31の長寿命化が
可能になる。
【0048】さらに、異方性導電マット31の幅方向の
一部に、長手方向に対して均等かつ等間隔に狭幅のスリ
ット34を設け、異方性導電マット31に対して光軸が
垂直になる方向には発光素子60および受光素子61を
設け、発光素子60から出射されたレーザー光がスリッ
ト34を通過して受光素子61に達すると、制御装置6
6によって異方性導電マット31の移動を制御すること
により、金線ピッチ等の影響を受けない、より高精度な
異方性導電マット31の位置決めが可能となり、より信
頼性の高いパッケージデバイス43の電気的特性検査が
可能になる。
【0049】なお、カセット35の前面蓋40は長手方
向にスライドすることにより開閉するものとしたが、板
ばねを用いて上下方向に開閉するもの等、開閉可能なも
のであれば、如何なる手段を用いてもよい。また、異方
性導電マット31のカセット35内外への引き出しおよ
び収納は、ローディングポスト41,42によるローデ
ィング機構を用いているが、引き出しおよび収納が可能
であれば、如何なる手段であってもよい。さらに、サー
ボモータ58,59の回転,停止は、発光素子60,受
光素子61および光電式センサー62による光学検知方
式としたが、例えば、静電方式等のように異方性導電マ
ット31の送りピッチに応じて動作制御可能なものであ
れば、如何なる手段であってもよい。
【0050】さらに、この発明の第1および第2の実施
の形態においては、カウンタ27,65をパッケージデ
バイス17,43のコンタクト回数、すなわち検査回数
をカウントするものとし、カウンタ27,65に累積さ
れるデバイス検査回数が、予め制御装置28,66に登
録してある異方性導電マット12,31のコンタクト耐
用回数に達した時に、制御装置28,66からの回転指
令によりモータ23,24,58,59、すなわちリー
ル15,16,36,37が回転することによって、自
動的に異方性導電マット12,31の交換を行うものと
したが、これに限るものではない。例えば、カウンタ2
7,65は、テストヘッド25,63に記憶されたパッ
ケージデバイス17,43の累積判定回数および不良判
定回数をカウントするものであり、かつカウンタ27,
65に累積されるパッケージデバイス17,43の総判
定回数に対する不良判定回数の比率が、制御装置28,
66に登録された一定の設定値以上になった際に、制御
装置28,66からの指令によりモータ23,24,5
8,59、すなわちリール15,16,36,37が回
転するものであってもよい。この構成によれば、例え
ば、検査されるパッケージデバイス17,43の品種ご
との許容検査歩留りを予め登録しておけば、品種切換に
随時対応した異方性導電マット12,31の自動交換が
可能になる。なお上記では、総判定回数に対する不良判
定回数の比率に応じて制御装置28,66からの指令が
働くものとしたが、ある一定の検査回数内での判定回数
に対する不良判定回数の比率としてもよい。この構成に
よれば、異方性導電マット12,31の寿命や劣化に伴
って、一定回数内での検査歩留りが許容値以下に達した
際に異方性導電マット12,31の交換が自動的に行わ
れるため、無駄のない異方性導電マット12,31の有
効利用が可能になり、信頼性の高いパッケージデバイス
17,43の電気的特性検査を実現できる。
【0051】さらに、上記では、カウンタ27,65に
累積されるパッケージデバイス17,43の判定回数に
対する不良判定回数の比率に基づいて、異方性導電マッ
ト12,31の自動交換が行われるものとしたが、連続
して発生する不良判定回数が、予め制御装置28,66
に登録されている規定値以上もしくは規定値を超えた時
に、制御装置28,66からの回転指令によりモータ2
3,24,58,59、すなわちリール15,16,3
6,37が回転することによって、自動的に異方性導電
マット12,31の交換がされるものとしても構わな
い。この構成によっても、無駄のない異方性導電マット
12,31の有効利用が可能になる。
【0052】
【発明の効果】請求項1または請求項2記載の半導体集
積回路の検査方法および検査装置によると、リード押さ
え機構によるリードの押圧回数、すなわち、半導体集積
回路の電気的特性の検査回数が所定回数に達すると、制
御装置によって異方性導電体のリールを所定の回転量分
回転させ、異方性導電体のリードならびに測定端子との
接触面を変更するものであり、異方性導電体のリードと
の接触面の変更回数を極力減少させることができ、無駄
のない異方性導電体の有効利用が可能になる。
【0053】請求項3または請求項4記載の半導体集積
回路の検査方法および検査装置によると、半導体集積回
路の累積判定回数に対する不良判定回数の比率が所定値
に達すると、制御装置によって異方性導電体のリールを
所定の回転量分回転させ、異方性導電体のリードならび
に測定端子との接触面を変更するものであり、異方性導
電体のリードとの接触面の変更回数を極力減少させるこ
とができ、無駄のない異方性導電体の有効利用が可能に
なる。さらに、検査する半導体集積回路の品種ごとに許
容検査歩留りを予め登録しておけば、品種切換に随時対
応した異方性導電体の自動交換が可能になる。
【0054】請求項5または請求項6記載の半導体集積
回路の検査方法および検査装置によると、半導体集積回
路の連続した不良判定回数が所定値に達すると、制御装
置によって異方性導電体のリールを所定の回転量分回転
させ、異方性導電体のリードならびに測定端子との接触
面を変更するものであり、異方性導電体のリードとの接
触面の変更回数を極力減少させることができ、寿命や劣
化に伴う検査歩留りの低下に対応した異方性導電体の自
動交換を実現でき、無駄のない異方性導電体の有効利用
が可能になる。
【0055】請求項7記載の半導体集積回路の検査装置
によると、請求項2または請求項4または請求項6の効
果に加え、異方性導電体をリードに対して異方性導電体
の厚さより小さい幅で移動させることにより、より高精
度な異方性導電体の位置決めが可能になる。請求項8記
載の半導体集積回路の検査装置によると、請求項2また
は請求項4または請求項6または請求項7の効果に加
え、異方性導電体が、リールを搭載する下蓋と、リール
を上部より覆う上蓋と、上下もしくは左右方向に開閉し
て異方性導電体を遮蔽可能にする前面蓋とで囲まれたカ
セット式構造とすることにより、移動時の異方性導電体
の携帯性の向上ならびに着脱,交換が容易になり、汎用
性が高くかつ長寿命の異方性導電体の使用が可能にな
る。
【0056】請求項9記載の半導体集積回路の検査装置
によると、請求項2または請求項4または請求項6また
は請求項7または請求項8の効果に加え、パルス状の間
欠駆動による回転機構により、より高精度な異方性導電
体の位置決めが可能になる。請求項10記載の半導体集
積回路の検査装置によると、請求項2または請求項4ま
たは請求項6または請求項7または請求項8の効果に加
え、異方性導電体の幅方向の一部に、長手方向に対して
均等かつ等間隔に狭幅のスリットを設け、他方異方性導
電体に対して光軸が垂直になる方向には発光素子および
受光素子を設け、発光素子から出射されたレーザー光が
スリットを通過して受光素子に達すると、制御装置によ
って異方性導電体の移動を制御することにより、金線ピ
ッチ等の影響を受けない、より高精度な異方性導電体の
位置決めが可能となり、より信頼性の高い半導体集積回
路の電気的特性検査が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態における半導体集
積回路の検査装置の断面模式図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態における半導体集
積回路の検査装置のコンタクト部の平面概略図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態における半導体集
積回路の検査装置の断面模式図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態における半導体集
積回路の検査装置のコンタクト部の平面概略図である。
【図5】従来の半導体集積回路の検査装置における異方
性導電マットを用いた測定端子の一例を示す概略図であ
る。
【図6】異方性導電体の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
2,30 コレット(リード押さえ機構) 12,31 異方性導電マット(異方性導電体) 15,36 供給リール 16,37 巻取リール 17,43 パッケージデバイス(半導体集積回路) 18,44 リード 19,46 プリント基板 20,47 測定端子 23 供給側ステッピングモータ(回転機構) 24 巻取側ステッピングモータ(回転機構) 25,63 テストヘッド 27,65 カウンタ 28,66 制御装置 34 スリット 35 マット供給カセット 38 カセット下蓋 39 カセット上蓋 40 カセット前面蓋 58 供給側サーボモータ(回転機構) 59 巻取側サーボモータ(回転機構) 60 発光素子 61 受光素子 62 光電式センサー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定端子を有したプリント基板上に重ね
    た異方性導電体にリードを有した半導体集積回路を載置
    し、前記リードを前記異方性導電体に押圧して前記測定
    端子に導通させて、前記半導体集積回路の電気的特性を
    検査する半導体集積回路の検査方法であって、 前記半導体集積回路の電気的特性の検査回数が所定回数
    に達したとき、前記異方性導電体の前記リードならびに
    前記測定端子との接触面を変更することを特徴とする半
    導体集積回路の検査方法。
  2. 【請求項2】 テストヘッドと、前記テストヘッドに測
    定端子を接続したプリント基板と、前記プリント基板上
    に重ねて両端をリールに回巻した異方性導電体と、前記
    異方性導電体に載置しリードを有した半導体集積回路
    と、前記リードを前記異方性導電体に押圧して前記測定
    端子に導通させるリード押さえ機構と、前記リールを回
    転させる回転機構と、前記リード押さえ機構による前記
    リードの押圧回数をカウントするカウンタと、前記カウ
    ンタにカウントされたリード押圧回数が所定値に達した
    時に前記リールを所定の回転量分回転させる信号を前記
    回転機構に出力する制御装置とを備えた半導体集積回路
    の検査装置。
  3. 【請求項3】 測定端子を有したプリント基板上に重ね
    た異方性導電体にリードを有した半導体集積回路を載置
    し、前記リードを前記異方性導電体に押圧して前記測定
    端子に導通させて、前記半導体集積回路の電気的特性を
    検査する半導体集積回路の検査方法であって、 前記半導体集積回路の累積判定回数に対する不良判定回
    数の比率が所定値に達したとき、前記異方性導電体の前
    記リードならびに前記測定端子との接触面を変更するこ
    とを特徴とする半導体集積回路の検査方法。
  4. 【請求項4】 テストヘッドと、前記テストヘッドに測
    定端子を接続したプリント基板と、前記プリント基板上
    に重ねて両端をリールに回巻した異方性導電体と、前記
    異方性導電体に載置しリードを有した半導体集積回路
    と、前記リードを前記異方性導電体に押圧して前記測定
    端子に導通させるリード押さえ機構と、前記リールを回
    転させる回転機構と、前記テストヘッドにより検査なら
    びに特性の良否判定をされた前記半導体集積回路の累積
    判定回数および不良判定回数をカウントするカウンタ
    と、前記カウンタにカウントされた前記半導体集積回路
    の累積判定回数に対する不良判定回数の比率が所定値に
    達した時に前記リールを所定の回転量分回転させる信号
    を前記回転機構に出力する制御装置とを備えた半導体集
    積回路の検査装置。
  5. 【請求項5】 測定端子を有したプリント基板上に重ね
    た異方性導電体にリードを有した半導体集積回路を載置
    し、前記リードを前記異方性導電体に押圧して前記測定
    端子に導通させて、前記半導体集積回路の電気的特性を
    検査する半導体集積回路の検査方法であって、 前記半導体集積回路の連続した不良判定回数が所定値に
    達したとき、前記異方性導電体の前記リードならびに前
    記測定端子との接触面を変更することを特徴とする半導
    体集積回路の検査方法。
  6. 【請求項6】 テストヘッドと、前記テストヘッドに測
    定端子を接続したプリント基板と、前記プリント基板上
    に重ねて両端をリールに回巻した異方性導電体と、前記
    異方性導電体に載置しリードを有した半導体集積回路
    と、前記リードを前記異方性導電体に押圧して前記測定
    端子に導通させるリード押さえ機構と、前記リールを回
    転させる回転機構と、前記テストヘッドにより検査なら
    びに特性の良否判定をされた前記半導体集積回路の不良
    判定回数をカウントするカウンタと、前記カウンタに連
    続してカウントされた前記半導体集積回路の不良判定回
    数が所定値に達した時に前記リールを所定の回転量分回
    転させる信号を前記回転機構に出力する制御装置とを備
    えた半導体集積回路の検査装置。
  7. 【請求項7】 回転機構による異方性導電体の移動幅
    が、前記異方性導電体の厚さより小さいことを特徴とす
    る請求項2または請求項4または請求項6記載の半導体
    集積回路の検査装置。
  8. 【請求項8】 異方性導電体は、リールを搭載する下蓋
    と、前記リールを上部より覆う上蓋と、上下もしくは左
    右方向に開閉して前記異方性導電体のプリント基板に圧
    着される部位を遮蔽可能な前面蓋とで囲まれたカセット
    式構造であることを特徴とする請求項2または請求項4
    または請求項6または請求項7記載の半導体集積回路の
    検査装置。
  9. 【請求項9】 回転機構はパルス状の間欠駆動を行い、
    1パルスの回転に応じて異方性導電体がリードに対して
    同位置になるよう移動した後、リード押さえ機構により
    再度リードと測定端子とを接触させることを特徴とする
    請求項2または請求項4または請求項6または請求項7
    または請求項8記載の半導体集積回路の検査装置。
  10. 【請求項10】 異方性導電体の幅方向の一部に長手方
    向に対して均等かつ等間隔に狭幅のスリットを設け、前
    記異方性導電体に対して光軸が垂直になる方向に発光素
    子および受光素子を設け、前記発光素子からの出射光が
    前記スリットを通過して前記受光素子に到達すると制御
    装置から回転機構に回転を停止する信号を出力すること
    を特徴とする請求項2または請求項4または請求項6ま
    たは請求項7または請求項8記載の半導体集積回路の検
    査装置。
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