JP2004292156A - プリンタのニアエンド検出機構 - Google Patents

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JP2004292156A JP2003091031A JP2003091031A JP2004292156A JP 2004292156 A JP2004292156 A JP 2004292156A JP 2003091031 A JP2003091031 A JP 2003091031A JP 2003091031 A JP2003091031 A JP 2003091031A JP 2004292156 A JP2004292156 A JP 2004292156A
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Katsunori Shirahama
克規 白浜
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Sato Corp
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Abstract

【課題】用紙切れを事前に把握できるプリンタのニアエンド検出機構を提供する。
【解決手段】用紙ダンパ60のガイド片64には、スイッチ片67を備えたマイクロスイッチ66が取り付けられている。ロール40の台紙42の残量が所定量まで減少し、ロール40の外径が減径すると、台紙42の搬送角度が所定角度θ1に達し、マイクロスイッチ66がONされる。これを受けてCPU102は操作パネル16のディスプレイ表示部に用紙補充警告表示を表示する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタのニアエンド検出機構に係り、特に用紙などの帯状連続体が巻回されたロールを用いるプリンタのニアエンド検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロール紙を用いたプリンタで用紙切れを事前に知る手段としては、ロール収納部に窓を設け、この窓にて用紙残量を作業者に確認させるものが知られている。また、ロール収納部に用紙切れを検出するセンサを取り付け、当該センサが用紙切れを検出すると、用紙切れの警報を発する報知手段を備えたプリンタが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−103710号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ロール収納部に窓を設けたプリンタでは、作業者による確認忘れなどの不注意によって突然に用紙切れを起こす欠点があった。また、用紙切れと同時にこれを検出するセンサを設けたものでは予め用紙切れを報知できず、不意に用紙切れを起こしてプリンタの連続使用が困難となる不具合があった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、用紙切れを事前に把握できるようにしたプリンタのニアエンド検出機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、ロールから引き出され、またはロールに巻き取られる帯状連続体の搬送経路近傍に、前記ロールにおける帯状連続体の巻回径に依存して変化する帯状連続体の搬送角度を検出し、該帯状連続体が所定の搬送角度に達した際に信号を発する検出器を設けたことを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、帯状連続体の巻回径を帯状連続体の搬送角度によって検出して、帯状連続体が残り少なくなったことを報知できる。
【0008】
請求項2に記載された発明は、帯状連続体の搬送経路には、帯状連続体の張力の変動を吸収するダンパが設けられ、検出器はこのダンパとロールの間を結ぶ直線経路中に取り付けられていることを特徴としている。
【0009】
請求項2の発明によれば、ダンパとロールとを結ぶ直線経路中に検出器を設けたので、帯状連続体の張力の変動をこのダンパにより吸収でき、検出器の動作の安定が図られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って、本発明に係るプリンタのニアエンド検出機構の好ましい実施の形態を、図1に示すラベルプリンタ10を用いて説明する。なお、図1はプリンタカバー31を開いた状態を示している。
【0011】
ラベルプリンタ10のプリンタ本体12上部には、プリンタの設定などを行うための操作パネル16が備えられ、プリンタ本体12の正面には電源スイッチ14、排紙部18、プリンタカバー31を開くためのカバーオープンレバー20,20が設けられている。
【0012】
プリンタ本体12内部には回転駆動可能なプラテンローラ24、印字ヘッド30、ロール収納部32などが設けられている。ロール収納部32にはロール40が収納される。このロール40はラベル41,41…が所定の間隔で仮貼付された台紙(帯状連続体)42を巻芯43に巻回させたものである。なお、符号42aはラベル41ごとに台紙42を切断するために、台紙42に形成されたミシン目である。
【0013】
ロール収納部32には用紙供給装置44が取り付けられている。この用紙供給装置44は、図2に示すように挟持板46,48、ロール支持片50,50、用紙ダンパ60などから構成されている。
【0014】
挟持板46,48は、夫々その下部にラック54,54を備え、ロール収納部32の底面に形成されたガイド溝(不図示)に当該ラック54,54が摺動自在に嵌合されている。また、ロール収納部32の底面には両ラック54に噛合されたピニオン56が不図示の軸を介して回転自在に配設されている。一方の挟持板46を任意の方向に摺動すると他方の挟持板48が挟持板46の摺動方向と逆方向に摺動され、これにより挟持板46,48は相互に接近離間する。なお、符号58,58は挟持板46,48の脱落防止用係止ピンである。
【0015】
挟持板46,48の対面には、ロール支持片50,50が突設されており、これらロール支持片50,50にはロール40の巻芯43が支持される。
【0016】
用紙ダンパ60は、保持板68,74、ダンパ支持軸72,72、ばね62,62、ガイド片64などから構成されている。
【0017】
保持板68,74は、ロール収納部32の側壁に支持され、夫々対向して配置されている。保持板68,74には、ダンパ支持軸72が摺動自在に緩挿される穴70が形成されている(図2,3参照)。なお、符号75は、ダンパ支持軸72に形成された大径部で、穴70からのダンパ支持軸72外れ防止用ストッパである。
【0018】
ガイド片64は、ダンパ支持軸72,72の先端部にその両端が支持され、ロール40から引き出された台紙42を転向案内する。ダンパ支持軸72にはばね62が巻回されており、ばね62はその一方側が保持板68(74)に当接し、他方側がガイド片64に当接して、ガイド片64を保持板68(74)から遠ざかる方向に常に付勢する(図3上矢印A)。
【0019】
図2において、ガイド片64の略中央位置には、ロール40方向に突設したスイッチ片67を具備するマイクロスイッチ66が取り付けられている。スイッチ片67が図3における反時計方向(同図上矢印B)に所定量以上作動するとマイクロスイッチ66がONされる。マイクロスイッチ66は後述するCPU102に図5の如く回路を介して接続され、CPU102によって当該ON/OFFが検出される。このスイッチ片67の先端部には、ガイド片64にて転向された台紙42が接触してスイッチ片67を作動する。
【0020】
ロール収納部32の底面には支持板80,80が取り付けられ、この支持板80,80には転向ローラ82が、回転軸84を中心に回転自在に取り付けられている。なお、回転軸84はプラテンローラ24の回転軸に対して平行に配置されている。
【0021】
図5は、本実施の形態のラベルプリンタ10の制御部のブロック図を示す。制御部100は、主にCPU102、ROM104、RAM106、表示制御部108などを備え、前記マイクロスイッチ66、ROM104、RAM106および表示制御部108は、各々バス110を介してCPU102と接続されている。
【0022】
ROM104には、各種コマンドに対応した印字ヘッド30の発熱処理情報やプラテンローラ24の駆動制御情報などが記憶されている。また、RAM106には前記操作パネル16に設けられたディスプレイ表示部の表示情報などが記憶されている。表示制御部108は、操作パネル16のディスプレイ表示部の制御を司る制御手段である。
【0023】
CPU102によってマイクロスイッチ66のON信号が検出されると、CPU102は、RAM106に記録された表示情報をもとに、操作パネル16のディスプレイ表示部に用紙補充警告表示を表示させる。なお、この用紙補充警告表示は「用紙を補給してください」などの警告文の表示や補給ランプ点灯などで構わない。また、用紙補充警告表示以外にも、たとえばブザー鳴動など、既知の手段にて作業者に知らせる構成としてもよい。
【0024】
次に、本実施の形態のプリンタのニアエンド検出機構の作用を説明する。
【0025】
印字時には、図3に示したように台紙42がプラテンローラ24の回転駆動力によってロール40から引き出され、ガイド片64、転向ローラ82を介して印字ヘッド30まで搬送される。印字ヘッド30はCPU102によって発熱制御され、ラベル41に印字が行われる。
【0026】
印字済みのラベル41は、台紙42とともに排紙部18から排紙される。排紙部18では、作業者によってラベル41ごとに台紙42がミシン目42aに沿って切断される。ここで、用紙ダンパ60は、用紙搬送時の脈動などをダンパ作用により吸収し、印字動作と検出器の動作を安定させる。
【0027】
同図に示すようにガイド片64にて転向された台紙42は、転向ローラ82までの搬送途中でロール40の外径部に当接する。このため、台紙42の残量によって台紙42の搬送角度θが変化する。印字が繰り返して行われ、図4に示したようにロール40の台紙42の残量が所定量まで減少し、ロール40の外径が同図に示すように減径すると、搬送角度θが所定角度θ1に達する。スイッチ片67によるマイクロスイッチ66のON位置は、ロール40の台紙42の残量が所定量以下となる所定角度θ1でONとなるように予め調整されており、図5に示したCPU102によってマイクロスイッチ66のONが検出される。これを受けてCPU102は操作パネル16のディスプレイに用紙補充警告表示を表示する。作業者は当該用紙補充警告表示によって用紙切れを事前に把握できる。
【0028】
このように、本実施の形態によれば、台紙42の搬送角度の変化によってロール40外径の減径を検出可能なマイクロスイッチ66を設けたので、ロール40の台紙42の残量を検出できる。また、台紙42の残量が残り少なくなったことを検出し、用紙切れ予告の警報を通知できる。
【0029】
上述したような実施の形態に示したプリンタのニアエンド検出機構の構成は、前記実施の形態に限定されるものではない。たとえば、図3に示した用紙ダンパ60のマイクロスイッチ66は、スイッチ片67を用紙ダンパ60の上方側に向けて取り付けたが、これに限らず、スイッチ片67を用紙ダンパ60の下方側に向けて取り付け、ロール40から引き出された台紙42に接触させてもよい。このような構成でも、ロール40の外径の変化をマイクロスイッチ66にて検出できる。また、経路検出手段としてマイクロスイッチ66を用いたが、台紙42の搬送角度を検出できればよいので、たとえば光センサをマイクロスイッチ66に代えて設けてもよい。
【0030】
さらに、本実施の形態ではラベル41が仮貼付された台紙42からなるロール40を用いたプリンタを例として説明したが、これに限ることなく、台紙無しラベル連続体が巻回されたロールを用いるプリンタや、記録紙が巻回されたロールを用いるファクシミリなどであっても本発明を適用できる。
【0031】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、帯状連続体の巻回径を帯状連続体の搬送角度によって検出するので、帯状連続体を使い切る前にエンド(エンプティ)が近いことを検出できる。また、ダンパとロールを結ぶ直線経路中に検出器を設ければ、帯状連続体の張力変動を誤検出するのを防止でき、動作の安定が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタのニアエンド検出機構を適用するラベルプリンタを示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態に係るプリンタのニアエンド検出機構を示す斜視図
【図3】本発明の実施の形態に係るプリンタのニアエンド検出機構の作用を示す側面図
【図4】用紙エンドが近づいた場合の作用を示す図3と同様の側面図
【図5】本発明の実施の形態に係るプリンタの制御部ブロック図
【符号の説明】
10…ラベルプリンタ、32…ロール収納部、40…ロール、42…台紙、60…用紙ダンパ、64…ガイド片、66…マイクロスイッチ

Claims (2)

  1. ロールから引き出され、またはロールに巻き取られる帯状連続体の搬送経路近傍に、前記ロールにおける帯状連続体の巻回径に依存して変化する帯状連続体の搬送角度を検出し、該帯状連続体が所定の搬送角度に達した際に信号を発する検出器が設けられていることを特徴とするプリンタのニアエンド検出機構。
  2. 前記帯状連続体の搬送経路には、該帯状連続体の張力の変動を吸収するダンパが設けられ、前記検出器は当該ダンパと前記ロールの間を結ぶ直線経路中に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタのニアエンド検出機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018016079A (ja) * 2017-09-11 2018-02-01 Necプラットフォームズ株式会社 ロール紙ニアエンド検出システムおよびプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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