JP6445753B2 - 変位センサ - Google Patents

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本発明は、変位センサに関する。
特許文献1には、油圧シリンダのピストンロッドの変位量を検出する変位センサが開示されている。変位センサは、ピストンロッドに形成された磁気スケールに起因する磁界の変化を検出する磁気センサを有するセンサ部と、センサ部を収納するケースと、ケースからセンサ部が進出する方向にセンサ部を付勢するスプリングと、センサ部とピストンロッドとの間に介装されセンサ部とピストンロッドとの間に間隙を形成するベアリングと、を備える。
特開平9−257515号公報(図1等)
上記従来の技術では、センサ部がベアリングを介してピストンロッドに摺接しているので、ピストンロッドからセンサ部へとノイズやサージが侵入して変位センサの検出精度が低下する可能性がある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたものであり、変位センサの検出精度の低下を防止することを目的とする。
本発明は、可動体の変位量を検出する変位センサであって、可動体の変位に伴って変化する磁界に応じた信号を出力するセンサ部と、センサ部を可動体に向けて付勢する付勢部材と、センサ部の先端側に装着されて可動体に摺接し、可動体とセンサ部との間に隙間を形成する隙間形成部材と、可動体を変位可能に支持する支持体と、支持体に連結され、センサ部を進退可能に収容する収容部を有するケースと、センサ部とケースとの間に介装され、センサ部とケースとを電気的に絶縁する絶縁部材と、を備え、隙間形成部材は絶縁材料によって形成される、ことを特徴とする。
本発明によれば、センサ部の先端に装着される隙間形成部材が絶縁材料によって形成されるので、可動体からセンサ部へとノイズやサージが侵入することを防止して変位センサの検出精度の低下を防止することができる。
本発明の実施形態に係る変位センサが組み込まれたダンパを示す構成図である。 変位センサを拡大して示す拡大図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における変位センサ10が組み込まれたダンパ100を示す構成図である。
ダンパ100は、作動流体が封入されたシリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に収装されたピストン2と、一端がピストン2に結合され他端がシリンダ1の外部へと延在する可動体としてのロッド3と、ロッド3のストローク量(変位量)を検出する変位センサ10と、を備える。
シリンダ1の開口端には、シリンダ1を封止する支持体としてのシリンダヘッド4が設けられる。シリンダヘッド4は、ロッド3の外周と摺接するベアリング5を内周に有してロッド3を軸支する。
シリンダヘッド4よりロッド3の他端側には、シリンダヘッド4と同軸状にケースとしてのセンサホルダ6が設けられる。センサホルダ6は、内周から外周まで径方向に連通して変位センサ10のセンサ機構11(図2)が挿入される収容部としての連通孔7と、連通孔7よりロッド3の他端側の内周に設けられシリンダ1内へのダストの侵入を防止するダストシール8と、を有する。
ロッド3には、多数の磁気スケール9がロッド3の軸方向に沿って一列に所定の間隔をもって埋め込まれる。変位センサ10のセンサ機構11(図2)は、ロッド3の磁気スケール9に対向するようにセンサホルダ6内に収装される。
図2は、変位センサ10を拡大して示す拡大図である。
変位センサ10は、ロッド3のストローク量に応じた磁界の変化を電気信号として出力するセンサ機構11と、センサ機構11と配線12によって接続されセンサ機構11から出力される電気信号を増幅する増幅回路(図示せず)を有する基板13と、センサ機構11を支持するとともに基板13を収容する有底筒状のケース14と、ケース14の開口部14aに覆設されるカバー15と、を備える。
ケース14は、センサホルダ6の外周に固定され、側面にセンサホルダ6の連通孔7と連通するセンサ用開口部14bを有する。カバー15は、ケース14の開口部14a側のケース14に固定され、ケース14内の外部配線16を外部へと引き出すための孔15aを有する。
センサ機構11は、ケース14のセンサ用開口部14bに支持される絶縁部材としての基端部17と、基端部17に対してセンサ機構11の軸方向に移動可能なセンサ部18と、センサ部18と基端部17との間に介装されセンサ部18をロッド3側に付勢する付勢部材としてのスプリング19と、を有する。基端部17は、絶縁材料であるPPS(ポリフェニレンサルファイド)によって形成される。
センサ部18の先端側であるロッド3側には、隙間形成部材としての円環状のベアリング20が装着され、センサ部18はベアリング20を介してロッド3と摺接する。ベアリング20は、絶縁材料であるポリイミド樹脂によって形成される。ベアリング20の軸方向の厚みは、スプリング19によって付勢されるセンサ部18とロッド3とが所定の隙間を有するように予め設定される。
センサ部18は、後端側側面に形成され連通孔7の内径より小さい外径を有する拡径部18aと、拡径部18aの周方向に亘って形成される環状凹部18bと、を有する。環状凹部18bには、樹脂等の絶縁材料によって形成される絶縁部材としての絶縁リング23が嵌め込まれる。絶縁リング23は、連通孔7の内壁に対して摺接し、センサ部18の外周面とセンサホルダ6との間に所定の隙間を形成する。絶縁リング23は、絶縁材料であるフェノール樹脂によって形成される。
基端部17は、センサ用開口部14bに支持される小径部17aと、小径部17aより大径であってスプリング19の基端を支持する大径部17bと、を有する。
センサ機構11は、絶縁材料によって形成されるベアリング20を介してロッド3に摺接し、絶縁リング23を介してセンサホルダ6に摺接し、絶縁材料によって形成される基端部17によってケース14に支持される。したがって、センサ機構11は、ロッド3、センサホルダ6及びケース14との間で電気的に絶縁される。
よって、図2に矢印で示すように、ロッド3、センサホルダ6及びケース14からセンサ機構11へとノイズやサージが侵入することを防止することができる。
基板13は、ケース14の内面であってロッド3の軸方向に垂直な面に固定される。配線12は、センサ機構11の基端部17の背面からロッド3の軸に垂直な方向に延出するとともに、基板13の表面からロッド3の軸に平行に延出し、途中で屈曲する屈曲部12aを有する。
これにより、センサ機構11の基端部17から延出する配線12と、基板13から延出する配線12との、屈曲部12aにおいてなす角度は90度である。なお、屈曲部12aは、直角に折れ曲がっている必要はなく所定の曲率をもって屈曲していればよい。
基板13は、ボルト21によって仮止めされた後、シリコン樹脂やエポキシ樹脂等のモールド樹脂22によって全周をモールドされる。基板13のモールドは、屈曲部12aがモールド樹脂22の外側に位置するように、ケース14内の一部である基板13付近の一か所においてのみ行われる。すなわち、モールド樹脂22は基板13の全周にわたって設けられる一方、配線12については基板13から延出する所定長さ分だけがモールドされる。
さらに、基板13には、増幅回路によって増幅した電気信号をケース14外へと伝達する外部配線16が接続される。外部配線16は、カバー15の孔15aを通して外部へと引き出される。
変位センサ10は以上のように構成され、ロッド3のストロークによってセンサ機構11のセンサ部18に対向する磁気スケール9が移動すると、センサ機構11から出力される電気信号が基板13の増幅回路に伝達され信号が増幅された後、ケース14外のコントローラ(図示せず)に送信される。コントローラは変位センサ10から送信される電気信号を処理することでロッド3のストローク量を導出する。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
センサ機構11のセンサ部18に装着されてセンサ部18とロッド3との間に所定の隙間を形成するベアリング20が絶縁材料によって形成されるので、ロッド3からセンサ部18へとノイズやサージが侵入することを防止することができる。よって、センサ部18から出力される電気信号がノイズの影響を受けることを防止できるので、変位センサの検出精度の低下を防止することができる。さらに、センサ部18へ侵入したサージによってセンサ部18が破損することを防止することができる。
さらに、センサ部18は絶縁リング23によってセンサホルダ6と電気的に絶縁されるので、ロッド3からセンサホルダ6に侵入したノイズやサージが、センサ部18に侵入することを防止することができる。よって、より確実に変位センサ10の検出精度の低下及び破損を防止することができる。
さらに、センサ機構11は絶縁性の基端部17によってケース14と電気的に絶縁されるので、センサホルダ6からケース14に侵入したノイズやサージが、スプリング19を介してセンサ部18に侵入することを防止することができる。よって、より確実に変位センサ10の検出精度の低下及び破損を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、絶縁リング23及び絶縁性の基端部17によって、センサホルダ6及びケース14からセンサ部18へノイズやサージが侵入することを防止しているが、センサホルダ6及びケース14を樹脂等の絶縁材料によって形成することで、センサ部18へのノイズやサージの侵入を防止してもよい。これにより、絶縁リング23を設けることなく、また基端部17を絶縁材料によって形成することなく、ノイズやサージがセンサ部18に侵入することを防止することができる。
さらに、上記実施形態では、変位センサ10がダンパ100に組み込まれた場合について例示したが、ロッド3が直線運動する構造であればよく、流体圧アクチュエータ等に適用することも可能である。
さらに、上記実施形態では、変位センサ10が可動体としてのロッド3のストローク量を検出する場合について例示したが、可動体は直線運動するものに限らず回転体であってもよい。
さらに、上記実施形態では、基端部17がPPS(ポリフェニレンサルファイド)によって形成され、ベアリング20がポリイミド樹脂によって形成され、絶縁リング23がフェノール樹脂によって形成される場合を例示したが、各部材17、20、23の素材は上記以外の樹脂であってもよいし、セラミック等の樹脂以外の絶縁物であってもよい。
3 ロッド(可動体)
4 シリンダヘッド(支持体)
6 センサホルダ(ケース)
7 連通孔(収容部)
10 変位センサ
14 ケース
17 基端部(絶縁部材)
18 センサ部
19 スプリング(付勢部材)
20 ベアリング(隙間形成部材)
23 絶縁リング(絶縁部材)

Claims (3)

  1. 可動体の変位量を検出する変位センサであって、
    前記可動体の変位に伴って変化する磁界に応じた信号を出力するセンサ部と、
    前記センサ部を前記可動体に向けて付勢する付勢部材と、
    前記センサ部の先端側に装着されて前記可動体に摺接し、前記可動体と前記センサ部との間に隙間を形成する隙間形成部材と、
    前記可動体を変位可能に支持する支持体と、
    前記支持体に連結され、前記センサ部を進退可能に収容する収容部を有するケースと、
    前記センサ部と前記ケースとの間に介装され、前記センサ部と前記ケースとを電気的に絶縁する絶縁部材と、
    を備え、
    前記隙間形成部材は絶縁材料によって形成される、
    ことを特徴とする変位センサ。
  2. 前記絶縁部材は、前記センサ部の側面に装着され前記収容部に摺接する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の変位センサ。
  3. 前記絶縁部材は、前記ケースに支持されて前記付勢部材の基端を支持する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の変位センサ。
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