JP6442332B2 - 板材研削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定寸法に分断された板材の端縁を研削する板材研削装置に関する。
従来、種々の電子機器に薄い板材が用いられている。このような板材には、ガラス板や半導体基板などがある。以下、これらの板材を総称して、単に「板材」という。例えば、ガラス板の場合、厚みが1mm以下〜3mm程度の板材が種々の製造方法によって製造されている。このガラス板は、例えば、メカニカルカッターやレーザを使用して所定寸法に分断された後、所定方向に送られながら端縁が砥石などで研削(この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「研削」は「研磨」含む)され、板材の周囲が滑らかに仕上げられて強度向上などが図られる。
この種の先行技術として、例えば、ガラス板を送りながら、その両端縁を砥石で研削する面取装置がある(例えば、特許文献1参照)。この面取装置では、重りでアームを水平方向に付勢し、その力でアームの端部に設けられた砥石をガラス板の端縁に圧接して研削している。
また、他の先行技術として、ガラス板を研削する砥石を幅広とし、その砥石を軸方向に移動可能とすることで、砥石のガラス板研削部が摩耗すると砥石を軸方向に移動させて研削部を位置換えできるものがある(例えば、特許文献2参照)。これにより、砥石の交換期間を長くしている。
特開平2−237752号公報 特許第3699351号公報
しかし、上記特許文献1では、砥石の交換期間が短く稼働率が悪い。さらに、砥石を交換するためには、砥石を支持し駆動している研磨装置を制御機構で水平方向に移動させる必要があり、装置が複雑で大型になる。
また、上記特許文献2では、砥石の研削位置を換えることによって砥石の交換期間を長くすることはできるが、砥石の研削部をガラス板の端縁に圧接させる機構とは別に、砥石の研削位置換えをする機構と交換のための複雑な移動機構を必要とし、この装置も複雑で大型になる。
そこで、本発明は、研削ホイール(砥石)の交換期間が長く、且つコンパクトに構成することができる板材研削装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、板材の端縁を研削する板材研削装置であって、前記板材の端縁に圧接して該端縁を研削する研削ホイールと、前記研削ホイールの軸心から離間した位置に配設され該研削ホイールの軸心と平行な揺動軸と、前記揺動軸に支持され該揺動軸を中心に前記研削ホイールを前記板材の端縁に向けて揺動可能に支持する揺動部材と、を有する研削機と、前記揺動部材を前記揺動軸を中心にワイヤを介して揺動させて前記研削ホイールを前記板材の端縁に向けて圧接する重錘と、を備え、前記研削機は、前記揺動軸を回動可能に支持するとともに軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記揺動軸を軸方向に所定量移動させて前記研削ホイールの板材研削部の位置を換える位置換え機と、を備えている。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「板材研削部」は、研削ホイールにおける、板材の端縁に当接させて研削する軸方向の部分をいう。
この構成により、研削ホイールを軸方向に所定量移動させることで板材研削部の位置を軸方向に換えることができ、1つの研削ホイールにおける複数箇所の板材研削部に位置換えして、交換期間を長くすることができる。しかも、研削ホイールを揺動させて板材に圧接する軸と、研削ホイールを軸方向に所定量移動させる軸と、を揺動軸に兼ねさせたので、研削ホイールを移動させるための構成を小さくして装置全体をコンパクトに構成することができる。
また、前記支持部材は、前記揺動軸の回動と軸方向移動を許容する円筒軸受で構成されていてもよい。
このように構成すれば、揺動軸に兼ねさせた、研削ホイールを板材に圧接する揺動と、研削ホイールを軸方向に所定量移動させる軸方向移動とを、円筒軸受による支持でスムーズに行うことができる。
また、前記研削ホイールを回転させるホイール軸と、該ホイール軸を回転駆動するホイール駆動機とを有し、前記揺動部材は、前記ホイール軸の前記研削ホイール側と前記ホイール駆動機側とを前記揺動軸に支持する一対の支持アーム部と、前記支持アーム部の間を連結する連結部材と、前記揺動軸との連結と、によって枠状の構造を有する構造体に形成されていてもよい。
このように構成すれば、揺動部材の支持アーム部と、それらの連結部材、及び支持アーム部を連結した揺動軸とによって枠状の構造を有する剛性の高い構造体を形成し、研削ホイールの板材への圧接と、軸方向へ所定量移動させる板材研削部の位置換えとを長期間適切に行えるようにできる。
また、前記ワイヤを一方に移動させることで、前記研削ホイールを前記板材の端縁を研削する研削位置に揺動させ、前記ワイヤを他方に移動させることで、前記研削ホイールを前記板材から離間する交換位置に揺動させる、位置変更機を備えていてもよい。
このように構成すれば、位置変更機によってワイヤを移動させる方向によって、研削ホイールを板材に当接させる研削位置又は離間させる交換位置に変更させることが容易にできる。
また、前記揺動軸から所定距離の位置に配置された検出部材と、前記板材の端縁と直交する方向における前記検出部材の変位量を検出する研削位置センサと、を備え、前記研削位置センサの検出量から前記研削ホイールの磨耗量を検出する制御装置を備えていてもよい。
このように構成すれば、揺動軸から所定距離で配置された検出部材の、板材の端縁と直交する方向における変位量から研削ホイールの磨耗量を検出して、研削ホイールの板材研削部を適切な時期に位置換えすることができる。
また、前記研削位置センサは、軸方向の移動量を検出するリニアセンサで構成され、前記検出部材は、前記揺動軸の軸心と平行な軸心を有し、前記リニアセンサの当接部材と点接触又は線接触する円形に形成され、前記制御装置は、前記揺動軸の軸心から前記研削ホイールの軸心までの距離と前記揺動軸の軸心から前記検出部材の軸心までの距離との比率と、前記リニアセンサの当接部材の軸方向変位量と、に基づいて、前記研削ホイールの摩耗量を検出するように構成されていてもよい。
このように構成すれば、揺動軸の揺動によって検出部材が当接部材を軸方向に移動させる変位量をリニアセンサで検出し、その軸方向変位量と揺動軸の軸心から研削ホイールの軸心までの距離と検出部材の軸心までの距離との比率とから、研削ホイールの変位量を直接的に検出することができる。これにより、研削ホイールの正確な磨耗量などを容易に検出できる。
本発明によれば、研削ホイールを軸方向に移動させて板材研削部の位置を換えることで研削ホイールの交換期間を長くでき、また、研削ホイールを揺動させる揺動軸の軸方向に研削ホイールを移動させるようにして、板材研削装置をコンパクトに構成することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る板材研削装置を示す正面図である。 図1に示す板材研削装置の平面図である。 図1に示すIII−III矢視の断面図である。 図1に示すIV−IV矢視の断面図である。 図1に示すV−V矢視の断面図である。 図1に示すVI−VI矢視の拡大断面図である。 図1に示す位置変更機の要部を示し、ワイヤを研削位置にしたときの拡大正面図である。 図7Aに示す研削位置の状態からガラス板を研削する状態としたときの拡大正面図である。 図7Aに示す研削位置の状態からワイヤを移動させて研削ホイールを交換位置にしたときの拡大正面図である。 図1に示すVIII−VIII矢視の拡大断面図である。 図8に示す研削位置センサの配置関係を示す平面図である。 図9Aに示す状態の研削位置センサと研削ホイールの配置関係と、研削位置センサによる摩耗量検出の原理を説明する説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、板材としてガラス板70を例にし、このガラス板70を横向きにして送り、そのガラス板70の端縁71を研削する例を説明する。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における前後左右方向の概念は、図1に示す板材研削装置1に向かった状態における前後左右方向の概念と一致するものとする。また、図1に示す研削ホイール31の軸方向である上下方向をY軸方向(図では、単に「Y」で示す)とし、このY軸方向と直交する左右方向をX軸方向(図では、単に「X」で示す)、紙面の手前側から奥側にガラス板70を送る前後方向をZ軸方向(図では、単に「Z」で示す)とする。
[板材研削装置の全体構成]
図1,2に示すように、この実施形態の板材研削装置1は、床面などに固定される枠組みされたフレーム10に、側方(左方)に突出するアーム部分11が設けられ、このアーム部分11に、ガラス板70の端縁を研削する研削ホイール31を備えた研削機30が設けられている。研削機30は、フレーム10のアーム部分11にボルトなどで固定された保持アーム45に保持されている。
保持アーム45には、上下に並設された保持部46が設けられており、この保持部46によって揺動軸40が軸方向に2箇所で保持されている。この保持部46には、支持部材たる円筒軸受41がそれぞれ設けられている。円筒軸受41は、揺動軸40を回動可能に支持するとともに、揺動軸40のY軸方向の移動を許容する構成となっている。円筒軸受41としては、例えば、スライドロータリーブッシュを用いることができる。
上記揺動軸40の上部には、連結部材62を介して揺動軸40をY軸方向に移動させて、研削ホイール31の板材研削部34を位置換えする位置換え機60が設けられている。位置換え機60は、上記保持アーム45に設けられた取付ブラケット47に固定されている。この位置換え機60の駆動軸61は、上記取付ブラケット47から下方に延び、上記連結部材62と連結されている。連結部材62は、位置換え機60による駆動軸61のY軸方向移動を揺動軸40に伝えて揺動軸40をY軸方向に移動させることができ、揺動軸40の回動は駆動軸61に伝えない構造となっている。この連結部材62は、例えば、回転ジョイントなどを用いることができる。位置換え機60としては、例えば、サーボモータによって回転させるボールねじによって駆動軸61を直線移動させるアクチュエータなどを用いることができる。
また、上記揺動軸40の上部には、揺動軸40の回動位置を検出する研削位置センサ80が設けられている。研削位置センサ80は、連結部材62の回動しない駆動軸61側に設けられている。この研削位置センサ80の詳細は、後述する。
一方、上記揺動軸40の下端には、この揺動軸40を回動させる揺動滑車42が設けられている。この揺動滑車42には、水平方向に延びるワイヤ20が掛けられている。このワイヤ20は、揺動滑車42の所定位置(図の左端)に固定部材43で固定されており、ワイヤ20と揺動滑車42との間に滑りが生じないようになっている。図示する二点鎖線のワイヤ20は、揺動滑車42をY軸方向に移動させて研削ホイール31の板材研削部34を位置換えしたときを示している。
揺動滑車42から図の手前側でフレーム10に向けて延びるワイヤ20(図2)は、フレーム10に設けられた複数の中間滑車12,13,14を介した後、フレーム10の右端から下方に延びて、端部に第1重錘21が設けられている。第1重錘21は、ワイヤ20の端部に設けられた棒材22が中心部に挿通されており、この棒材22の所定高さに保持されている。棒材22の下部は、フレーム10に設けられたガイド板23によって揺れ止めが図られている。揺動滑車42から図の奥側でフレーム10に向けて延びるワイヤ20(図2)は、フレーム10に設けられた複数の中間滑車15,16を介した後、フレーム10の中間部分から下方に延びて、端部に第2重錘24が設けられている。第2重錘24も、ワイヤ20の端部に設けられた棒材25が中心部に挿通され、この棒材25の所定高さに保持されている。棒材25の下部は、フレーム10に設けられたガイド板26によって揺れ止めが図られている。なお、棒材22,25の揺れ止めを図るガイド板23,26としては、板材に形成した溝や穴で棒材22,25の水平方向の揺れを制限するものを用いることができる。
上記第1重錘21は、揺動滑車42をJ方向(図2)に回動させる方向に荷重を作用させ、第2重錘24は、揺動滑車42をK方向(図2)に回動させる方向に荷重を作用させている。第1重錘21は、第2重錘24に比べて重く設定されているため、第1重錘21及び第2重錘24の両方の荷重を揺動滑車42に作用させた状態では、揺動滑車42は第1重錘21と第2重錘24との荷重の差分の荷重でJ方向に回動させられる。この揺動滑車42をJ方向に回動させる力が、後述するように研削ホイール31をガラス板70の端縁71に圧接する力となる。
また、上記第2重錘24と上記中間滑車16との間には、上記ワイヤ20を介して上記研削ホイール31を、ガラス板70の端縁71に圧接して研削する研削位置a(図2)と、ガラス板70から離間させた交換位置b(図2)とに変更する位置変更機50が備えられている。なお、交換位置bは、研削ホイール31の研削逃げ位置でもあり、研削ホイール31の板材研削部34を位置換えするときの位置でもあるが、必ずしも同じ位置である必要はない(例えば、位置b’(図2))。この位置変更機50による、研削ホイール31の研削位置aと交換位置b等への変更は、後述する。
このような板材研削装置1によって研削されるガラス板70は、図2の手前側から奥側のZ方向に向けて、搬送ラインL(図1)に沿って送られ、端縁71が研削ホイール31によって研削される。なお、ガラス板70を搬送する構成は、図示を省略しているが、エアー浮上によって支持する搬送や、ローラによって支持する搬送などを用いることができる。
[研削機]
図3は、図1に示す研削機30の研削ホイール31を揺動可能に支持する揺動部材36を含む断面図であり、図4は、図1に示すIV−IV断面図である。図3に示すように、上記研削ホイール31は、軸方向に移動させることで複数の板材研削部34を軸方向に確保できる所定幅wを有している。研削ホイール31に所定幅wを持たせることで、後述するように、搬送ラインLに沿って搬送されるガラス板70に対し、研削ホイール31を軸方向に所定間隔で所定量移動させれば(二点鎖線)、複数の板材研削部34でガラス板70の端縁71を研削することができる。これにより、研削ホイール31の交換期間を長くすることができる。この研削ホイール31を回転させるホイール軸32は、揺動軸40と平行に設けられており、上記揺動部材36に設けられた2つの軸受ユニット33で支持され、その端部がホイール駆動機(サーボモータ等)35に連結されている。揺動部材36の上記軸受ユニット33に近い位置には、上記揺動軸40に向けて延びる一対の支持アーム部37,38が設けられている。
これらの支持アーム部37,38は、図4にも示すように、揺動軸40と一体となるようにボルト44で所定位置に固定されている。揺動部材36を揺動軸40に固定することで、揺動軸40を研削ホイール31の軸方向に移動させると、この揺動軸40と一体的に揺動部材36及び研削ホイール31が、Y軸方向に移動させられる(図3の二点鎖線)。
また、揺動軸40とホイール軸32との間で、上記支持アーム部37と支持アーム部38とが連結部材39によって連結されている。これにより、研削ホイール31をガラス板70に向けて揺動させる揺動部材36が、上記揺動軸40と、上記支持アーム部37,38と、それらの連結部材39と、によって剛性の高い枠状の構造を有する構造体となっている。揺動部材36を、枠状構造を有する構造体として一体的に形成することで、研削ホイール31のガラス板70への圧接と、Y軸方向へ所定量移動させてガラス板70の端縁71を研削する板材研削部34の位置換えとを長期間適切に行えるようにしている。なお、支持アーム部37,38は、いずれか1方のみでもよいが、一対あればよりバランスよく支持することができ、3つ以上でもよい。
さらに、図3に示すように、上記揺動部材36の支持アーム部37,38は、2つの円筒軸受41の間と、円筒軸受41から研削ホイール31方向(下方)に突出した部分で揺動軸40に連結されている。上記ホイール駆動機35側に設けられた支持アーム部38を2つの円筒軸受41の間で支持することで、剛性の高い枠状とした揺動部材36の安定した支持が図られている。円筒軸受41は、1つでもよいが、2つあればバランス良く支持することができる。
また、上記揺動軸40と連結部材62との間には、揺動軸40とともにY軸方向に移動するガイド部材48が設けられている。このガイド部材48の側方一端には、上記研削位置センサ80が設けられている。そして、ガイド部材48の側方他端には、上記保持アーム45の保持部46を貫通するようにガイド棒49が設けられている。ガイド棒49は、揺動軸40と平行に設けられており、揺動軸40とともにガイド部材48がY軸方向に移動するときに、保持部46によってガイドしている。
このように、研削ホイール31を、この研削ホイール31を揺動させる揺動軸40に沿って軸方向であるY軸方向に移動可能とすることで、研削ホイール31をガラス板70に圧接する揺動動作と、研削ホイール31をガラス板70の研削位置aから交換位置bに離すための機構を、揺動軸40を中心とする円筒座標系に集約して合理的な配置とし、板材研削装置1をコンパクトな構成にしている。
[位置変更機]
図5,6に示すように、上記位置変更機50には、フレーム10に設けられたベース板17にホイール移動機(サーボモータ等)52が設けられ、このホイール移動機52に設けられたアーム材54の先端部に位置変更ローラ55が設けられている(図7)。位置変更ローラ55は、上記位置変更板51の中央部分に設けられた開口穴56に配置されている。位置変更ローラ55のアーム材54と反対側には、開口穴56の幅寸法よりも大径の円板57が設けられている。この円板57とアーム材54は、上記位置変更板51と少し隙間を空けて設けられており、位置変更板51に接しないように設けられている。
この位置変更機50により、上記第2重錘24の上方に設けられた位置変更板51の位置を変更することで、上記研削ホイール31を研削位置aと交換位置bとに変更できるようにしている。
なお、図示は省略しているが、研削ホイール31を研削位置aと交換位置bとに揺動させる揺動部材36の最大揺動角度の位置には、揺動部材36の揺動を機械的に制限するメカニカルストッパ(図示略)が設けられており、研削ホイール31が研削位置a又は交換位置bを越えて大きく揺動しないようにしている。このメカニカルストッパとしては、構造物を当接させて揺動を制限するものが利用できる。
また、研削ホイール31は、揺動軸40の軸心40cから距離E1の位置に軸心31cが位置するように設けられ、ホイール半径F1となっている。
[位置変更機の動作]
図7A〜図7Cは、上記図5,6に示す位置変更機50によって研削ホイール31を研削位置aと交換位置bとに変更するときの位置変更ローラ55と位置変更板51との関係を示す拡大正面図である。これらの図では、位置変更板51と位置変更ローラ55と、この位置変更ローラ55を変位させるアーム材54などを図示して説明する。また、ホイール移動機52の駆動軸53を破線で示して説明する。
まず、上記したように、ワイヤ20には、一端に第1重錘21の荷重が作用し、他端に第2重錘24の荷重が作用しており、常に、第1重錘21の荷重と第2重錘24の荷重の差分の荷重で第1重錘21の方向に引っ張られている。そして、その第1重錘21に向けて作用する荷重は、位置変更機50の位置変更ローラ55を位置変更板51の開口穴56の下端に当接させて、ホイール移動機52で支持している。
次に、この状態から、位置変更機50によって研削ホイール31をガラス板70に接触させて研削位置aとする揺動動作と、研削ホイール31をガラス板70から大きく離して交換位置bとする揺動動作を説明する。
図7Aは、位置変更機50によって研削ホイール31をガラス板70の研削位置aに揺動させた状態を示している。ガラス板70の研削時は、ガラス板70が研削ホイール31による研削位置に配置された後、位置変更ローラ55を上向きに移動させることで位置変更板51を上向きに移動させて、研削ホイール31をガラス板70に向けて揺動させる。そして、研削ホイール31をガラス板70の端縁71に接触させる。この状態が、研削ホイール31をガラス板70の端縁71に接触させた研削位置a(図2)の状態である。
また、このように研削ホイール31をガラス板70の端縁71に接触させた時を「原点」として制御装置5に記憶することで、研削ホイール31の直径が異なる場合でも、適切に「原点」を設定することができる。
その後、図7Bに示すように、位置変更ローラ55をさらに上向きに移動させることで、位置変更ローラ55を位置変更板51の開口穴56の端部から離す。この状態にすることで、Z方向に送られるガラス板70の端縁71に、研削ホイール31が第1重錘21の荷重と第2重錘24の荷重の差分の荷重によって圧接されて研削することができる。また、位置変更ローラ55を開口穴56の端部から離しておくことで、研削ホイール31によるガラス板70の研削時に位置変更板51が変位しても位置変更ローラ55に当接しないようにしている。従って、研削ホイール31によるガラス板70の研削時には、第1重錘21と第2重錘24との差分の荷重で研削ホイール31をガラス板70に圧接させて、ガラス板70の端縁71を適切に研削することができる。
一方、図7Cは、位置変更機50によって研削ホイール31を交換する交換位置bとした状態を示している。研削ホイール31を交換する場合、位置変更機50の位置変更ローラ55を位置変更板51の開口穴56の下端に当接させ、その位置変更ローラ55によって第1重錘21と第2重錘24との荷重の差分の荷重を支持した状態で、さらに下方に揺動させて位置変更板51を下方に移動させる。これにより、位置変更板51と接続されたワイヤ20を第2重錘24の方向に移動させる。
この状態では、ホイール移動機52の駆動軸53の中心に対して位置変更ローラ55の中心は図7Aの状態から寸法Dで下降させられるため、ワイヤ20も寸法Dで下方に移動させられる。これにより、研削位置aにあった研削ホイール31は、ガラス板70から離れる方向に揺動させられる。この状態が、研削ホイール31を交換する交換位置b(図2)の状態であり、研削ホイール31はガラス板70の端縁を研削する位置から側方に大きく移動させられた状態となる。
また、研削ホイール31をガラス板70から離し、上記位置換え機60で揺動軸40とともに揺動部材36、研削ホイール31を一体的に軸方向に所定量移動させることで(図3に示す二点鎖線)、所定幅wを有している研削ホイール31の軸方向に、板材研削部34を変更することができる。これにより、研削ホイール31は、搬送ラインLに沿って搬送されるガラス板70に対し、所定幅wの範囲で異なる板材研削部34によってガラス板70の端縁71を研削することができる。
さらに、研削ホイール31をガラス板70に当接するまでの任意位置で停止させることはホイール移動機52(サーボモータ)の制御によって決めることができ、研削ホイール31の位置は、交換位置bだけでなく、ガラス板70からの逃げ位置、研削ホイール31の板材研削部34の換え位置(例えば、位置b’(図5))などに対して、それぞれ任意の位置を設定することが可能である。
このように、この実施形態では中間滑車16と第2重錘24との間に設けた位置変更機50によって、研削ホイール31を研削位置aと交換位置b等に変更させるように構成されている。
[研削位置センサ]
図8は、上記研削位置センサ80の部分の断面を平面視した図面である。図示するように、この実施形態の研削位置センサ80は、ロッド81の軸心81c(この実施形態では研削位置センサ80の軸心でもある)が、ガラス板70の端縁71と直交するように配置されたリニアセンサで構成されている。検出部材85は、揺動軸40から所定距離に設けられた円形部材である。この検出部材85は、Y軸方向(図1)の軸心85c(図9A)で回転自在に構成されている。検出部材85としては、例えば、玉軸受を用いることができる。研削位置センサ80は、ロッド81の先端に当接部材82が設けられ、この当接部材82の平面に形成された前面が、円形部材である検出部材85の外面と線接触している。従って、検出部材85が揺動軸40を中心に揺動しても、この検出部材85の外面に線接触している当接部材82と検出部材85の軸心85cとの距離は変化することがない。従って、この研削位置センサ80により、上記揺動軸40と一体的に回動する検出部材85の、ガラス板70の端縁71と直交する方向の変位量を検出することができる。
[研削位置センサによる変位量検出の原理]
図9A,図9Bは、図8に示す研削位置センサ80によって研削ホイール31の磨耗などによる変位量を検出する原理の説明図であり、図9Aは研削位置センサ80の配置関係を示す平面図である。図示するように、研削位置センサ80の配置は、揺動軸40の軸心40cから検出部材85の軸心85cまでが距離E2となっており、検出部材85の軸心85cから研削位置センサ80の当接部材82までが距離F2となっている。この距離F2は、検出部材85の半径であり、変化することはない。
図9Bは、図9Aに示す研削位置センサ80の配置関係と、上記研削ホイール31の配置関係とを示す説明図である。なお、この図は原理を示す図であり、各構成の大きさや距離、研削ホイール31の1mm以下から数mm程度の摩耗量などは誇張して示す。
図示するように、上記実施形態では、ガラス板70の送り方向Zに、揺動軸40の軸心40cを挟んで研削ホイール31の軸心31cと検出部材85の軸心85cとが配置されている。揺動軸40の軸心40cから研削ホイール31の軸心31cまでの距離E1に対し、揺動軸40の軸心40cから検出部材85の軸心85cまでの距離E2は短くなっている。これら距離E1と距離E2は、所定の比率(例えば、3:1、4:1など)に設定される。
一方、研削ホイール31の半径F1は、ガラス板70の端縁71を研削することで小さくなる。この図では、摩耗量G1とし、半径F3となった例を示している。これに対し、半径F2の検出部材85は、研削ホイール31の半径F1が磨耗で変化しても、半径F2は変化することがなく、軸心85cから当接部材82の接触部までの距離は常に一定である。
そして、上記したように、研削位置センサ80のロッド81は、軸心81cがガラス板70の端縁71と直交するように配置されている。このような関係とすることで、以下のように、揺動軸40の軸心40cを中心に揺動する研削ホイール31の摩耗量G1を、研削位置センサ80によって直接的に検出することができる。
すなわち、実線で示す研削ホイール31が磨耗して二点鎖線で示す研削ホイール31となった場合、研削ホイール31の軸心31cは円弧を描いて変化する。この例の場合、研削ホイール31は半径F1から半径F3となり、その差が摩耗量G1となる。一方、揺動軸40の軸心40cを挟んで配置された検出部材85の軸心85cは、研削ホイール31の軸心31cとは反対方向に円弧を描いて変化する。しかし、検出部材85の半径F2は変化しないため、この検出部材85と線接触している当接部材82は、ガラス板70の端縁71に対して直交する方向に変位量G2でロッド81が変位させられる。
従って、制御装置5によって、このロッド81の変位量G2と、揺動軸40の軸心40cから検出部材85の軸心85cまでの距離E2と研削ホイール31の軸心31cまでの距離E1との比率(例えば、3:1)とによって、研削ホイール31の摩耗量G1を直接的に検出することができる。
なお、上記した各配置関係は一例であり、上記研削位置センサ80のロッド81の軸心81cがガラス板70の端縁71と直交するように配置されていればよく、検出部材85及び研削位置センサ80は、上記揺動軸40の軸心40cに対して研削ホイール31と同一方向に配置されてもよい。また、検出部材85の大きさも上記実施形態に限定されるものではなく、揺動しても軸心85cから当接部材82までの距離が変化しない構成であればよい。
[総括]
以上のように、上記板材研削装置1によれば、研削ホイール31をガラス板70に向けて圧接する揺動部材36の揺動軸40に、研削ホイール31を軸方向(Y軸方向)に移動させて板材研削部34の位置換えをする移動軸を兼ねさせたので、研削ホイール31の移動を一方向に限定して、研削ホイール31を移動させるための構成を小さくして板材研削装置1をコンパクトに構成することが可能となる。
また、研削ホイール31の研削部位置換え動作及び交換動作を、研削ホイール31を同一方向へ移動させることで可能としたので、メンテナンスの作業性が良くなり、作業効率を良くすることが可能となる。
さらに、研削ホイール31の磨耗状態を研削位置センサ80によって直接的に検出するため、例えば、1mm以下の摩耗量でも適切に検出することができ、研削ホイール31の板材研削部34を位置換えするタイミングを適切に管理することが可能となる。
なお、上記した実施形態では、ガラス板(板材)70を横向きで送る例を説明したが、ガラス板70を縦向きで送り、研削ホイール31をガラス板70の下方から端縁に圧接する構成でも適用可能であり、ガラス板(板材)70の送り方向は上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記した実施形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
1 板材研削装置
5 制御装置
10 フレーム
20 ワイヤ
21 第1重錘
24 第2重錘
30 研削機
31 研削ホイール
31c 軸心
34 板材研削部
36 揺動部材
37,38 支持アーム部
39 連結部材
40 揺動軸
40c 軸心
41 円筒軸受(支持部材)
42 揺動滑車
45 保持アーム
46 保持部
50 位置変更機
51 位置変更板
55 位置変更ローラ
60 位置換え機
61 駆動軸
62 連結部材
70 ガラス板(板材)
71 端縁
80 研削位置センサ
81 ロッド
81c 軸心
82 当接部材
85 検出部材
85c 軸心
L 搬送ライン
a 研削位置
b 交換位置
G1 摩耗量
G2 変位量
W 所定幅

Claims (6)

  1. 板材の端縁を研削する板材研削装置であって、
    前記板材の端縁に圧接して該端縁を研削する研削ホイールと、前記研削ホイールの軸心から離間した位置に配設され該研削ホイールの軸心と平行な揺動軸と、前記揺動軸に支持され該揺動軸を中心に前記研削ホイールを前記板材の端縁に向けて揺動可能に支持する揺動部材と、を有する研削機と、
    前記揺動部材を前記揺動軸を中心にワイヤを介して揺動させて前記研削ホイールを前記板材の端縁に向けて圧接する重錘と、を備え、
    前記研削機は、前記揺動軸を回動可能に支持するとともに軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記揺動軸を軸方向に所定量移動させて前記研削ホイールの板材研削部の位置を換える位置換え機と、を備えている、ことを特徴とする板材研削装置。
  2. 前記支持部材は、前記揺動軸の回動と軸方向移動を許容する円筒軸受で構成されている、請求項1に記載の板材研削装置。
  3. 前記研削ホイールを回転させるホイール軸と、該ホイール軸を回転駆動するホイール駆動機とを有し、
    前記揺動部材は、前記ホイール軸の前記研削ホイール側と前記ホイール駆動機側とを前記揺動軸に支持する一対の支持アーム部と、前記支持アーム部の間を連結する連結部材と、前記揺動軸との連結と、によって枠状の構造を有する構造体に形成されている、請求項2に記載の板材研削装置。
  4. 前記ワイヤを一方に移動させることで、前記研削ホイールを前記板材の端縁を研削する研削位置に揺動させ、
    前記ワイヤを他方に移動させることで、前記研削ホイールを前記板材から離間する交換位置に揺動させる、位置変更機を備えている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の板材研削装置。
  5. 前記揺動軸から所定距離の位置に配置された検出部材と、前記板材の端縁と直交する方向における前記検出部材の変位量を検出する研削位置センサと、を備え、
    前記研削位置センサの検出量から前記研削ホイールの磨耗量を検出する制御装置を備えている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の板材研削装置。
  6. 前記研削位置センサは、軸方向の移動量を検出するリニアセンサで構成され、
    前記検出部材は、前記揺動軸の軸心と平行な軸心を有し、前記リニアセンサの当接部材と点接触又は線接触する円形に形成され、
    前記制御装置は、前記揺動軸の軸心から前記研削ホイールの軸心までの距離と前記揺動軸の軸心から前記検出部材の軸心までの距離との比率と、前記リニアセンサの当接部材の軸方向変位量と、に基づいて、前記研削ホイールの摩耗量を検出するように構成されている、請求項5に記載の板材研削装置。
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