JP6441113B2 - 研掃システムのノズルヘッドおよび研掃システム - Google Patents

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本発明は、被研掃面へ研掃材を噴射して研掃するとともに、噴射した研掃材および被研掃面から発生した粉塵を吸引回収する研掃システムのノズルヘッドおよび研掃システムに関する。
構造物表面の研掃システムとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。図7に示すように、この研掃システムは、台車50に研掃処理対象となるコンクリート壁面へエアブラストにより研掃材を噴射して研掃し、研掃材や粉塵等を回収し分級するエア式のブラスト装置本体51と、研掃材タンク52から被研掃面へ達する長さのブラストホース53と、ブラストホース53の先端に設けた噴射ノズル54を有するノズルヘッド55と、ノズルヘッド55から回収タンク56へ達する長さのバキュームホース57とを備える。
ノズルヘッド55は、ブラストホース53の先端に遮蔽体58の開口縁に対して45°〜90°の傾斜角度で噴射ノズル54を設け、該噴射ノズル54の周囲を研掃材の噴射方向前方に直径約60mmの開口を有する湾曲面状の遮蔽体58で囲み、該遮蔽体58の開口縁全周に高さ20mm程度のブラシをリング状に形成したリングブラシ59を設け、該リングブラシ59の先端面をコンクリート壁面に押し付けて、コンクリート壁面とリングブラシ59と遮蔽体58とでブラスト空間を形成している。
作業者は、コンクリート壁面の研掃する箇所へ台車50を移動し、ノズルヘッド55をコンクリート壁面に当ててブラスト装置本体51を作動すると、コンプレッサから供給された圧縮空気により、研掃材タンク52内の研掃材がブラストホース53を介してノズルヘッド55の噴射ノズル54へ送給され、研掃材が噴射ノズル54からコンクリート壁面へ噴射されて研掃される。このとき、コンクリート壁面に衝突した研掃材と該研掃材の衝突により剥がれたコンクリート壁面の表面層や汚れはノズルヘッド55からバキュームホース57を経て回収タンク56へ吸引されるため、粉塵等が現場周辺へ飛散することがない。
特開平11−207624号公報
上記の研掃システムは、噴射ノズル54の周囲を研掃材の噴射方向前方に開口を有する遮蔽体58で囲み、遮蔽体58の開口縁全周にリングブラシ59を設けたノズルヘッド55を有しており、リングブラシ59の先端面をコンクリート壁面に押し付けて研掃を行うものであるため、広い研掃面に対しては適している。しかしながら、橋梁の伸縮装置の間などの狭小部に対してはノズルヘッド55を挿入することができないうえ、伸縮装置の間の側壁面を研掃することは不可能である。
そこで、本発明では、被研掃面へ研掃材を噴射して研掃するとともに、噴射した研掃材および被研掃面から発生した粉塵を吸引回収する研掃システムにおいて、橋梁の伸縮装置の間などの狭小部の側壁面の研掃を可能にする研掃システムのノズルヘッドを提供することを目的とする。
本発明の研掃システムのノズルヘッドは、被研掃面へ研掃材を噴射して研掃し、研掃材および被研掃面から発生した粉塵を吸引回収する研掃システムのノズルヘッドであって、研掃材を送給するホースが接続される基端部と、狭小部内に挿入される先端部であり、被研掃面である狭小部内の側壁面に向けて開口された開口部を有する先端部と、ホースにより送給される研掃材を先端部の内部に向けて噴射口から噴射する噴射ノズルと、噴射ノズルの噴射口から噴射される研掃材を開口部へ向けて反射する反射面と、研掃材および被研掃面から発生した粉塵を吸引回収するホースが接続される吸引回収口とを有する。
本発明の研掃システムのノズルヘッドによれば、基端部に接続されたホースにより送給される研掃材が先端部の内部に向けて噴射ノズルの噴射口から噴射され、この噴射ノズルの噴射口から噴射された研掃材が反射面によって開口部へ向けて反射され、被研掃面である狭小部内の側壁面に向けて噴射され、被研掃面が研掃されるとともに、研掃材および被研掃面から発生した粉塵が吸引回収口に接続されたホースにより吸引回収される。
本発明の研掃システムのノズルヘッドによれば、橋梁の伸縮装置の間などの狭い部分に先端部を挿入して、噴射ノズルの噴射口から噴射される研掃材を反射面により反射し、被研掃面である狭小部内の側壁面に向けて開口された開口部から噴射することにより、狭小部の側壁面を研掃することが可能となる。
本発明の実施の形態における研掃システムのノズルヘッドの斜視図である。 図1のノズルヘッドの縦断面図である。 本発明の実施の形態における研掃システムのノズルヘッドの使用状態を示す平面図である。 図3のA−A断面図である。 本発明の研掃システムのノズルヘッドの別の実施形態を示す斜視図である。 図5のノズルヘッドの使用状態を示す断面図である。 従来の研掃システムの要部を示す正面図である。
図1は本発明の実施の形態における研掃システムのノズルヘッドの斜視図、図2は図1のノズルヘッドの縦断面図、図3は本発明の実施の形態における研掃システムのノズルヘッドの使用状態を示す平面図、図4は図3のA−A断面図である。
図1および図2に示すように、本発明の実施の形態における研掃システムのノズルヘッド1は、研掃材を送給するホースであるブラストホース20が接続される基端部2および狭小部31(図4参照。)内に挿入される先端部3を有するノズルヘッド本体4と、基端部2と先端部3との間に設けられ、研掃材および被研掃面から発生した粉塵を吸引回収するホースであるバキュームホース21が接続される吸引管5とを有する。先端部3は、狭小部31に対して図1に示すX方向(以下、「挿入方向X」ともいう。)に挿入される。
ノズルヘッド本体4は、鋼材により形成されている。本実施形態においては、ノズルヘッド本体4は、挿入方向Xに対して直交するY方向の幅Wが50mm、挿入方向XおよびY方向に対して直交するZ方向の厚さBが20mmの角筒状に形成されている。なお、被研掃面が図3に示すような櫛形の伸縮装置30などの狭小部31の側壁面32である場合、幅Wは10〜100mm程度が好ましく、より好ましくは30〜80mm程度である。同じく、厚さBは10〜50mm程度が好ましく、より好ましくは10〜30mm程度である。ノズルヘッド本体4の基端部2は密閉されており、この基端部2にはブラストホース20により送給される研掃材を先端部3の内部に向けて噴射口6aからX方向(以下、「噴射方向X」ともいう。)に噴射する噴射ノズル6が貫通して設けられている。
一方、ノズルヘッド本体4の先端部3には、Z方向、すなわち、XY平面の被研掃面である狭小部31内の側壁面32に向けて開口された開口部7を有する。本実施形態においては、ノズルヘッド本体4の先端部3の長さHは80mm、開口部7の高さhは20mmである。なお、開口部7の高さhは厚さBと同程度とする。また、ノズルヘッド本体4の先端部3の内部には、噴射ノズル6の噴射口6aから噴射される研掃材を開口部7へ向けて反射する反射面8が設けられている。反射面8は噴射方向Xに対して30°〜60°程度であり、本実施形態においては45°に設定されている。反射面8は、耐摩耗性を考慮してタングステンまたはタングステン合金により形成されている。吸引管5は、ノズルヘッド本体4の側面の噴射ノズル6の噴射口6aよりも基端部2に近い位置に開口された吸引回収口9に設けられている。
上記構成のノズルヘッド1は、そのノズルヘッド本体4の先端部3を図3および図4に示すように橋梁の伸縮装置の間などの狭小部31内へ挿入し、開口部7を被研掃面である狭小部31内の側壁面32に押し付けて使用する。ブラストホース20から圧縮空気によって送給された研掃材は、ノズルヘッド本体4の基端部2から噴射ノズル6内を通過し、噴射口6aから反射面8に向かって噴射される。反射面8に衝突した研掃材は、開口部7へ向けて反射され、側壁面32に対して垂直に衝突し、側壁面32を研掃する。
側壁面32を研掃後の研掃材および側壁面32の研掃により発生した粉塵は、吸引管5に接続されたバキュームホース21による吸引によって、ノズルヘッド本体4の先端部3から吸引回収口9に吸引され、回収される。このように、本実施形態におけるノズルヘッド1によれば、狭小部31内に先端部3を挿入し、開口部7を側壁面32に押し付けて、側壁面32に対して垂直に研掃材を衝突させて研掃することが可能であり、研掃材および粉塵が現場周辺へ飛散することもない。
なお、ノズルヘッド本体4の先端部3の開口部7を側壁面32に押し付けた際、開口部7が側壁面32に密着してしまうと、バキュームホース21によって吸引できなくなることがある。そこで、図5に示すように、開口部7の周囲に、側壁面32へ当接させるブラシ10を備えた構成とすることが望ましい。これにより、図6に示すように、ノズルヘッド本体4の先端部3の開口部7を側壁面32に押し付けると、側壁面32に当接するブラシ10の隙間から空気がノズルヘッド1内に流入するようになり、バキュームホース21によって吸引することが可能となる。
本発明は、橋梁の伸縮装置の間などの狭小部の側壁面を研掃可能なノズルヘッドとして有用である。
1 ノズルヘッド
2 基端部
3 先端部
4 ノズルヘッド本体
5 吸引管
6 噴射ノズル
6a 噴射口
7 開口部
8 反射面
9 吸引回収口
10 ブラシ
20 ブラストホース
21 バキュームホース

Claims (5)

  1. 被研掃面へ研掃材を噴射して研掃し、前記研掃材および前記被研掃面から発生した粉塵を吸引回収する研掃システムのノズルヘッドであって、
    角筒状に形成されたノズルヘッド本体であり、研掃材を送給するホースが接続される基端部であり、密閉された基端部、狭小部内に挿入される先端部であり、前記被研掃面である前記狭小部内の側壁面に向けて前記角筒状の一側面の一部が開口された開口部を有する先端部とを有するノズルヘッド本体と
    前記ノズルヘッド本体の基端部を貫通して設けられ、前記ノズルヘッド本体の先端部へ向かって延びる噴射ノズルであり、前記ホースにより送給される前記研掃材を前記ノズルヘッド本体の先端部の内部に向けて噴射口から噴射する噴射ノズルと、
    前記噴射ノズルの噴射口から噴射される前記研掃材を前記開口部へ向けて反射する反射面と、
    前記ノズルヘッド本体に設けられ、前記研掃材および前記被研掃面から発生した粉塵を吸引回収するホースが接続される吸引回収口と
    を有する研掃システムのノズルヘッド。
  2. 前記反射面は前記噴射ノズルの噴射口から噴射される前記研掃材の噴射方向に対して45°である請求項1記載の研掃システムのノズルヘッド。
  3. 前記反射面は、タングステンまたはタングステン合金により形成されたものである請求項1または2に記載の研掃システムのノズルヘッド。
  4. 前記先端部は、前記開口部の周囲に前記被研掃面へ当接させるブラシを有する請求項1から3のいずれか1項に記載の研掃システムのノズルヘッド。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のノズルヘッドを備えた研掃システム。
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