JP6439493B2 - エアクリーナハウジング - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに吸引されるエアを濾過するためのフィルタエレメントが内装されるエアクリーナハウジングに関するものである。
一般に、エアクリーナハウジングは、一対のケースよりなり、一方のケースが他方のケースに対して開閉可能であって、両ケース間にフィルタエレメントが保持される。
この種のエアクリーナハウジングが特許文献1に開示されている。
この特許文献1のエアクリーナハウジングにおいては、ロアケースと、そのロアケースに対して開閉可能なアッパーケースとが設けられ、両ケース間にフィルタエレメントが設けられている。そして、ロアケース及びアッパーケースの側面には、両ケースの組付け完了時にアッパーケースが組付けスライド方向と逆方向に相対移動することを阻止する係合手段が設けられている。この係合手段は、ロアケースの両側面に形成されたリブと、そのリブが係合するようにアッパーケースの両側面に形成された板状の突起とにより構成されている。そして、リブと突起との係合によって両ケース間における相対移動が防止されることにより、両ケースとフィルタエレメントとの間のシール性が維持されるとしている。
特開平9-14065号公報
しかし、前述した特許文献1に開示されたエアクリーナハウジングにおいては、前記係合手段があるにも関わらず、両ケースとフィルタエレメントとの間のシール性が維持されないおそれが多分にある。すなわち、前記係合手段は、両ケースの組付け完了時において両ケース間の相対移動を阻止する機能を有するものであって、両ケースの組付け完了前において両ケースが所定の位置関係から変位したとしても、両ケースを組付けることは可能である。そして、両ケースがこのような変位状態で組付けられた場合は、例えば、以下のような問題が生じる。すなわち、特許文献1の構成において、アッパーケースの突起は、同ケースの下縁に形成された板状のものであるため、両ケースの位置関係が変位した場合、その突起がロアケースの縁部を乗り越えてロアケース内に位置し、ロアケースに内装されたフィルタエレメントの外周のシール部を押し潰すことがある。従って、この場合は前記シール部のシール機能が阻害されてシール不良になり、フィルタエレメントの濾過機能に問題が生じることになる。
また、特許文献1のエアクリーナハウジングにおいては、作業者が両ケースを閉鎖する場合、作業者は、両ケースを閉鎖状態に保持するクランプ金具のクランプ操作及びクランプ状態の確認に加えて前記リブと突起とよりなる係合手段の係合状態の確認が必要となって、煩雑である。
本発明の目的は、このような問題点を解消するためになされたものであって、両ケースの位置関係が変位した場合は、両ケースの組付けが阻止されて、シール不良のような問題が生じないようにできるとともに、両ケースの閉鎖作業が容易になるエアクリーナハウジングを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ケースと、そのケースに対して開閉可能な別のケースとを備えるとともに、クランプ金具により両ケースを閉鎖状態に保持するようにしたクランプ機構を設け、両ケース間にフィルタエレメントが内装されるエアクリーナハウジングであって、前記両ケースには、その両ケースが所定の位置関係から変位した場合に互いに干渉して両ケース間の閉鎖を阻止するようにした閉鎖阻止部を設け、その閉鎖阻止部を前記クランプ機構に設けたことを特徴とする。
以上の構成においては、両ケースの位置関係が変位した場合に、前記閉鎖阻止部が相互に干渉して両ケース間の閉鎖が阻止される。従って、一方のケースがフィルタエレメントに対して不適正な位置関係となることを防止できて、両ケースとフィルタエレメントとのシール性を確保できる。そして、前記閉鎖阻止部がクランプ機構に設けられているため、閉鎖阻止部の設置スペースをクランプ機構と共用できて閉鎖阻止部の設置スペースを小さくすることができる。従って、エンジンルーム内におけるハウジングの周囲の部品レイアウトにおける制約が少なくなって、エンジンルーム内の設計自由度を向上できる。また、閉鎖阻止部がクランプ機構に設けられているため、クランプ金具の開閉作業を行なう作業者はクランプ機構のクランプ状態の確認と同時に閉鎖阻止部の状態を把握できて、ケースの閉鎖の有無を明確に認識でき、作業の簡易化に有用である。
本発明によれば、両ケースとフィルタエレメントとの間のシール性を確保できて、良好な濾過機能を得ることができるとともに、両ケースの閉鎖作業が簡易になる効果がある。
実施形態のエアクリーナハウジングのアッパーケースの閉鎖状態を示す斜視図。 同じくアッパーケースの開放状態を示す斜視図。 ヒンジ部分を示す斜視図。 第1クランプ機構及び第2クランプ機構の部分を示す斜視図。 第1クランプ機構部分の開放状態を示す斜視図。 第2クランプ機構部分の開放状態を示す斜視図。 第1クランプ機構部分及び第2クランプ機構部分を示すエアクリーナハウジングの分解斜視図。 ヒンジ部分を示す断面図。 第1クランプ機構部分の正面図。 アッパーケースが左方に変位した状態における第1クランプ機構部分の正面図。 アッパーケースが変位されていない状態における第1クランプ機構を示す平面図。 アッパーケースが前方に変位した状態における第1クランプ機構部分の平面図。 アッパーケースが前方に変位した状態における第2クランプ機構部分の側面図。 アッパーケースが右方に変位した状態における第2クランプ機構部分の正面図。 アッパーケースが変位した状態における第2クランプ機構部分の底面図。 フィルタエレメントの内装状態を示す断面図。
以下に、この発明を具体化したエアクリーナのハウジングの実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のエアクリーナハウジング(以下、単にハウジングという)21は、平面ほぼ四角形をなし、ロアケース22とアッパーケース23とによって構成されている。ロアケース22は車両のエンジンルーム内にマウントされ、アッパーケース23はそのロアケース22に対して開閉可能に組付けられている。
図3に示すように、ロアケース22の後辺には門形をなす一対の受け部材24が一体形成され、アッパーケース23の後辺には一対の突起25が形成されている。この受け部材24と突起25とによりヒンジ26が構成されている。そして、アッパーケース23がロアケース22に対して後方へ向にスライドされることにより突起25が受け部材24内に挿入される。その状態で、図2に示すように、ヒンジ26を中心にアッパーケース23を上方に回動させることにより、ロアケース22の上面が開放される。図1に示すように、アッパーケース23を下方に回動させることにより、ロアケース22が閉鎖状態にされる。
なお、本実施形態においては、ヒンジ26側の辺を後部側、ヒンジ26の反対側の辺を前部側、それらの間の辺を左右の側部側とする。
図4〜図6に示すように、ハウジング21の前部側の辺には、一対のクランプ機構41,42が設けられ、これらのクランプ機構41,42により、アッパーケース23がロアケース22に対して図1に示す閉鎖状態に保持される。
図1及び図2に示すように、前記ロアケース22の側壁にはインレット27が、アッパーケース23の側壁にはアウトレット28がそれぞれ突設されている。
図2及び図7に示すように、前記ロアケース22の開口部には環状の設置面29が形成されている。前記アッパーケース23の開口部には環状の押圧面30が形成されるとともに、その押圧面30の内縁部には環状壁31が形成されている。そして、図16に示すように、フィルタエレメント32の外周部のシール部33が前記設置面29に設置されるとともに、濾過部34がロアケース22内に位置する状態でアッパーケース23が閉鎖されて前記クランプ機構41,42がクランプ状態にされる。このため、シール部33が押圧面30によって押圧されるとともに、環状壁31がシール部33の内側に位置する。これによって、フィルタエレメント32がハウジング21内の定位置にセットされる。
そして、前記インレット27から導入されたエアがフィルタエレメント32によって濾過されて、アウトレット28からエンジン(図示しない)に吸引される。
前記クランプ機構41,42は以下のように構成されている。
図1,図2及び図4に示すように、各クランプ機構41,42において、ロアケース22には第1クランプ座としてのロアクランプ座43,44が形成されており、そのロアクランプ座43,44の軸45にはクランプ金具46が回動可能に支持されている。アッパーケース23には各クランプ機構41,42の第2クランプ座としてのアッパークランプ座47,48が形成されており、そのアッパークランプ座47,48には掛止め部49,50が形成されている。そして、前記両クランプ金具46が掛止め部49,50に対して着脱可能に対応し、両クランプ金具46が掛止め部49,50を圧接状態でクランプすることにより、アッパーケース23がフィルタエレメント32のシール部33を挟持した閉鎖状態でロアケース22に固定される。
図5及び図7に示すように、前記第1クランプ機構41のロアクランプ座43の上面及びアッパークランプ座47の下面にはそれぞれ上下に対向する圧接面51,52が形成されている。図6及び図7に示すように、第2クランプ機構42のロアクランプ座44の上面及びアッパークランプ座48の下面にはそれぞれ上下に対向する圧接面53,54が形成されている。そして、クランプ金具46によるクランプ時に、ロア側の圧接面51,53にアッパー側の圧接面52,54に圧接されて、クランプ金具46によるクランプ力が受けられるとともに、両ケース22,23が所定の閉鎖位置で保持される。
図4,図5及び図11に示すように、前記第1クランプ機構41のロアクランプ座43とロアケース22との間には係合突部55が一体形成されている。この係合突部55はロアケース22の前記設置面29より上方に突出している。この係合突部55は、第1面551と、その第1面551に対して平面視で直角をなす第2面552とを有する。第1クランプ機構41のアッパークランプ座47とアッパーケース23との間には係合凹部56が形成されている。この係合凹部56は、アッパークランプ座47の側面よりなる第1面561と、その第1面561と平面視で直角をなすアッパーケース23の前面よりなる第2面562とを備えている。そして、ロアケース22の閉鎖時に、係合突部55の第1面551及び第2面552と、係合凹部56の第1面561と第2面562とが係合される。
図6及び図7に示すように、前記第2クランプ機構42のロアクランプ座44には第1面571と、その第1面571に対して平面視で直角をなす第2面572とを有する係合突部57が一体形成されている。この係合突部57は前記設置面29より上方に突出している。第2クランプ機構42のアッパークランプ座47には第1面581と、その第1面581と平面視で直角をなす第2面582とよりなる係合凹部58が形成されている。そして、ロアケース22の閉鎖時に、係合突部57の第1面571及び第2面572と、係合凹部58の第1面581と第2面582とが係合される。
第2クランプ機構42のアッパークランプ座48は、底壁481を備えている。そして、底壁481には水抜き孔59が透設されている。
次に、以上のように構成された実施形態の作用を説明する。
図16に示すように、ハウジング21内にフィルタエレメント32をセットする場合は、クランプ金具46をクランプ状態から解放し、ヒンジ26の突起25が受け部材24から抜き出されるようにアッパーケース23を上方へ回動させながら前方へスライドさせて、アッパーケース23をロアケース22から離脱させる。
このようにすれば、ロアケース22の上面が開放されるため、この上面開放部内にフィルタエレメント32を収容して、そのフィルタエレメント32の濾過部34をロアケース22内に位置させるとともに、シール部33をロアケース22の設置面29上に設置する。
次いで、アッパーケース23のヒンジ26を構成する突起25を同じくヒンジ26を構成する受け部材24内に嵌合して、アッパーケース23をヒンジ26を中心に下方向に回動すれば、アッパーケース23によりロアケース22の上面開放部が閉鎖されて、フィルタエレメント32が両ケース22,23間に保持される。従って、この状態で、第1クランプ機構41及び第2クランプ機構42のクランプ金具46をアッパークランプ座47,48の掛止め部49,50に掛止めすれば、アッパーケース23をロアケース22に対して閉鎖状態にロックできる。
そして、このとき、第1クランプ機構41においては、圧接面51,52が相互に圧接されてクランプ圧力が受け止められる。この圧接に先だって、図4,図5及び図9に示すように、上方に突出している係合突部55が係合凹部56に係合されて、係合突部55の直角をなす第1面551及び第2面552が係合凹部56の第1面561及び第2面562に係合される。
また、第2クランプ機構42においては、圧接面53,54が圧接されてクランプ圧力が受け止められる。また、この圧接に先だって、図4及び図6に示すように、上方に突出している係合突部57が係合凹部58に係合されて、係合突部57の直角をなす第1面571及び第2面572が係合凹部58の第1面581及び第2面582に係合される。
このように、第1,第2クランプ機構41,42において、90度をなす係合突部55,57の係合面である第1,第2面551,552,571,572と係合凹部56,58の係合面である第1,第2面561,562,581,582とが係合される。従って、アッパーケース23は、ロアケース22に対して前後,左右の各方向において位置ずれすることなく、所定の位置関係でロアケース22に固定される。このため、フィルタエレメント32の機能を有効に発揮させて良好な濾過機能を得ることができる。なお、所定の位置関係とは、アッパーケース23がロアケース22との間においてフィルタエレメント32を適正な状態で保持する閉鎖位置を指す。
これに対し、アッパーケース23の閉鎖回動時においてアッパーケース23がロアケース22に対する所定の位置関係から変位した場合、あるいは変位しそうな場合は以下のようになる。
すなわち、アッパーケース23がロアケース22の前方に変位した場合は、図12に示すように、第1クランプ機構41の係合突部55がアッパーケース23の下面と干渉する。また、図13及び図15から明らかなように、第2クランプ機構42の係合突部57がアッパークランプ座47の底壁481に干渉する。このため、アッパーケース23の閉鎖が阻止される。従って、アッパーケース23の下面及び前記底壁481が干渉面を構成する。
アッパーケース23がロアケース22の後方に変位しようとする場合は、図8に示すように、ヒンジ26の受け部材24の前面にアッパーケース23の後側面が当接する。このため、アッパーケース23の後方移動が阻止される。従って、アッパーケース23の後方への変位が防止される。
アッパーケース23がロアケース22の図7の左方に変位された場合は、図10に示すように、第1クランプ機構41の係合突部55がアッパークランプ座47の圧接面52に干渉する。このため、アッパーケース23の閉鎖が阻止される。従って、圧接面52が干渉面を構成する。
アッパーケース23がロアケース22の図7の右方に変位された場合は、図14に示すとともに、図15から明らかなように、第2クランプ機構42の係合突部57がアッパークランプ座47の圧接面54や底壁481に干渉してアッパーケース23の閉鎖が阻止される。従って、圧接面54が干渉面を構成する。
以上のように、アッパーケース23が後方に変位されようとする場合はその変位が防止され、アッパーケース23が前方,左方及び右方の一方向に変位される場合及びそれらの合成方向に変位される場合は、前記干渉によりアッパーケース23の閉鎖が阻止される。
従って、本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)前記両ケース22,23の位置関係が所定の位置関係から変位した場合に、係合突部55,57とアッパーケース23やアッパークランプ座47,48とが干渉される。このため、両ケース22,23の位置関係が変位した状態におけるアッパーケース23の閉鎖が阻止される。従って、フィルタエレメント32に対するシール不良等を防止できて、良好な濾過機能を得ることができる。
(2)前記係合突部55,57と係合凹部56,58とは両ケース22,23が異なる方向及びそれら方向の合成方向において変位した場合に互いに干渉して、アッパーケース23の閉鎖が阻止される。つまり、アッパーケース23がロアケース22に対してどのような方向に変位しても、アッパーケース23の閉鎖が阻止されるため、フィルタエレメント32に対するシール不良等を有効に防止できる。
(3)ロアケース22に設けられた係合突部55,57と、アッパーケース23側の干渉面とにより、アッパーケース23の閉鎖を阻止するようになっているため、係合突部55,57をロアケース22と一体形成することにより、部品点数を増やすことなく前記のシール不良防止等を図ることができて、構成の複雑化を避けることができる。
(4)係合突部55,57や干渉面がクランプ機構のクランプ座43,44,47,48に設けられている。このように、クランプ座43,44,47,48を利用して係合突部55,57等が形成されているため、係合突部55,57等を設置するためのスペースを小さくすることができる。従って、エンジンルーム内におけるハウジング21の周囲の部品レイアウトにおける制約が少なくなって、エンジンルーム内の設計自由度を向上できる。また、係合突部55,57等がクランプ機構41,42内に設けられているため、クランプ金具46の開閉作業を行なう作業者はアッパーケース23の閉鎖の有無を明確に認識できて、作業の簡易化に有用である。
(5)係合突部55,57及び係合凹部56,58はアッパーケース23が適正な閉鎖位置にあるときに、複数の面の係合によってアッパーケース23をその適正な位置に保持する。従って、アッパーケース23はクランプ金具46のクランプ機能と相俟って所定の適正位置に保持され、良好な濾過機能を維持できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化できる。
・クランプ機構41,42を前記実施形態とは上下逆に配置すること。従って、係合突部55,57がアッパーケース23側に、係合凹部56,56がロアケース22側に設けられる。
・係合突部55,57及び係合凹部56,58をクランプ機構41,42とは別のところに設けること。例えば、両ケース22,23の前辺部や側辺部に設ける。
21…エアクリーナハウジング、22…ロアケース、23…アッパーケース、32…フィルタエレメント、41…第1クランプ機構、42…第2クランプ機構、46…クランプ金具、55…係合突部、56…係合凹部、57…係合突部、58…係合凹部。

Claims (6)

  1. ケースと、そのケースに対して開閉可能な別のケースとを備えるとともに、クランプ金具により両ケースを閉鎖状態に保持するようにしたクランプ機構を設け、両ケース間にフィルタエレメントが内装されるエアクリーナハウジングであって、
    前記両ケースには、その両ケースが所定の位置関係から変位した場合に互いに干渉して両ケース間の閉鎖を阻止するようにした閉鎖阻止部を設け、その閉鎖阻止部を前記クランプ機構に設け
    前記両ケースは、平面視で四角形状をなし、
    前記別のケースは、前記ケースとの間に設けられたヒンジを中心に前記ケースに対して回動可能に構成されており、
    前記両ケースにおいて前記ヒンジ側の辺を後部側とし、前記ヒンジの反対側の辺を前部側とすると、
    前記クランプ機構は、前記前部側に第1クランプ機構と第2クランプ機構とを有し、
    前記第1クランプ機構及び前記第2クランプ機構は、クランプ金具と、一方のケースに設けられて前記クランプ金具を支持する第1クランプ座と、他方のケースに設けられて前記両ケースの閉鎖状態において前記クランプ金具が掛止めされる第2クランプ座とを有し、
    前記第1クランプ機構の前記第2クランプ座に掛止めされる前記クランプ金具の取り付け向きは、前記第2クランプ機構の前記第2クランプ座に掛止めされる前記クランプ金具の取り付け向きと異なっているエアクリーナハウジング。
  2. 記閉鎖阻止部を第1,第2クランプ座の一方に設けられた突部と、他方に設けられた干渉面とよって構成し、両ケースが所定の位置関係から変位した場合に前記突部が前記干渉面と干渉して両ケース間の閉鎖が阻止されるようにした請求項1に記載のエアクリーナハウジング。
  3. 前記突部は、第1面と、該第1面に対して平面視で直角をなす第2面とを有した係合突部であり、
    前記第1クランプ機構の前記係合突部における第1面及び第2面と、前記第2クランプ機構の前記係合突部における第1面及び第2面とは、前後方向及び左右方向にずれた位置に配置されている請求項2に記載のエアクリーナハウジング。
  4. 前記閉鎖阻止部は、両ケースとの位置関係が適正である場合に、閉鎖状態の両ケースをその適正な位置に保持する機能を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載のエアクリーナハウジング。
  5. 前記閉鎖阻止部は、両ケースのうちの一方のケースに設けられた突部と、両ケースの位置関係が適正な場合に、前記突部が係合されるように他方のケースに設けられた凹部とを備えた請求項に記載のエアクリーナハウジング。
  6. 前記突部及び凹部は互いに係合する複数の係合面を有する請求項に記載のエアクリーナハウジング。
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