JP6436387B2 - 椅子式マッサージ機 - Google Patents

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本発明は、被施療者が座る座部と、被施療者が凭れ掛けることができる背凭れ部などを備えた椅子式マッサージ機であって、背凭れ部を任意に傾倒させることができる椅子式マッサージ機に関するものである。
従来、椅子式マッサージ機において、傾倒可能な背凭れ部、座部、肘掛部などを具備し、人体の腰部、背部、頸部、臀部、腕部などをマッサージするために電力により駆動する揉み玉や、圧縮空気を用いた空気圧の変化によって膨張又は収縮する袋体が内装されたものが広く知られている。
例えば、特許文献1には、腰掛けを可能とする座部と、後方へ傾動可能な背もたれ部などを備え、座部の骨組みとなる座フレームが、背もたれ部の骨組みとなる背フレームと連結されており、背フレームの傾動に伴って前方へ移動しうるマッサージ椅子が開示されている。このマッサージ椅子では、背もたれ部を後方へ倒した姿勢でマッサージを受けたい場合には、座部を前方に移動させることにより、座部と連動するリクライニング用の伸縮機構が駆動して、背もたれ部が倒れることも開示されている。
特開2014−113340号
しかしながら、特許文献1のマッサージ機では、背もたれ部が立設している状態において被施療者が背もたれ部に設けられた施療具によりマッサージを受けていた腰部、臀部などの施療部分は、座部を前方に動かして背もたれ部が徐々に倒れるに従って、マッサージ機の回動中心と被施療者の回動中心がずれているため腰部から背部、臀部から腰部または背部などへと上方へ移動することとなる。このため、背もたれ部が立設している状態で被施療者がマッサージを受けていた部分を、背もたれ部が倒れることにより施療することが困難であり、十分なマッサージ効果が得られないという課題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みて発明されたものであり、被施療者が座る座部と、被施療者が凭れ掛けることができる背凭れ部などを備えた椅子式マッサージ機であって、背凭れ部が立設している状態において、被施療者が背凭れ部などに設けられた施療具によりマッサージを受けていた腰部、臀部などの施療部分を、背凭れ部が倒れて座部が移動したときであっても、適切にマッサージを行うことができる椅子式マッサージ機を提供することを課題とする。
〔1〕すなわち、本発明は、座部と傾倒可能な背凭れ部を備える椅子式マッサージ機であって、前記座部の骨格となる座フレームと、前記座部に対し立設又は傾倒する背凭れ部の骨格となる背フレームと、前記座フレームと前記背フレームとの間に、前記座フレーム及び前記背フレームに対して回動可能に設けられた連結フレームと、前記連結フレームの被施療者側に設けられた施療部を備え、前記背フレームが、前記座フレームに対して略直角に立設している状態から前記座フレームに対して成す角度が大きくなるよう傾倒するに伴い、前記連結フレームが回動して、前記施療部が、被施療者側に向かって上昇することを特徴とする椅子式マッサージ機である。
〔2〕そして、前記連結フレームが、前記座フレームの前記背フレーム側と前記背フレームの一端側に回動軸により軸支されていることを特徴とする前記〔1〕に記載の椅子式マッサージ機である。
〔3〕そして、前記施療部が、着座した被施療者の左右方向に複数並設されていることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の椅子式マッサージ機である。
〔4〕そして、前記背フレームが、前記座フレームに対して略直角に立設しているとき、前記施療部が前記座フレームに対して傾斜して被施療者に当接しない位置に退避していることを特徴とする前記〔1〕から前記〔3〕のいずれか一つに記載の椅子式マッサージ機である。

〔5〕そして、前記施療部が、空気による膨張及び収縮を反復可能であるエアーバッグであることを特徴とする前記〔1〕から前記〔4〕のいずれか一つに記載の椅子式マッサージ機である。
〔6〕そして、前記エアーバッグにおいて、その被施療者側に突出する突出部が設けられていることを特徴とする前記〔5〕に記載の椅子式マッサージ機。
〔7〕そして、前記施療部が、被施療者を押圧する施療子であることを特徴とする前記〔1〕から前記〔4〕のいずれか一つに記載の椅子式マッサージ機である。
〔8〕そして、前記施療部が、被施療者に振動を与える振動器であることを特徴とする前記〔1〕から前記〔4〕のいずれか一つに記載の椅子式マッサージ機である。
〔9〕そして、前記施療部が、空気による膨張及び収縮を反復可能であるエアーバッグ、被施療者を押圧する施療子、被施療者に振動を与える振動器から選ばれる少なくとも2つからなることを特徴とする前記〔1〕から前記〔4〕のいずれか一つに記載の椅子式マッサージ機
本発明の椅子式マッサージ機によれば、背凭れ部が立設している状態において、被施療者が背凭れ部などに設けられた施療具によりマッサージを受けていた腰部、臀部などの施療部分を、背凭れ部が倒れて座部が移動したときであっても、適切にマッサージを行うことができる。
本件発明の椅子式マッサージ機の一実施形態を示す全体斜視図である。 本件発明の椅子式マッサージ機の外装カバーを一部外した状態の一実施形態を示す全体斜視図である。 本件発明の椅子式マッサージ機の外装カバーを一部外した状態の一実施形態を示す平面図である。 本件発明の椅子式マッサージ機の外装カバーを外した状態の一実施形態を示すA−A線断面図である。 本件発明の椅子式マッサージ機の外装カバーを外した状態の背凭れ部を傾倒させた一実施形態を示す斜視図である。 本件発明の椅子式マッサージ機の外装カバーを外した状態の背凭れ部を傾倒させた一実施形態を示す平面図。 本件発明の椅子式マッサージ機の外装カバーを外した状態の背凭れ部を傾倒させた一実施形態を示すB−B線断面図である。
以下、本発明の椅子式マッサージ機を、図面に示す一実施形態に基づいてこれを詳細に説明する。図1は本件発明の椅子式マッサージ機の一実施形態を示す全体斜視図である。そして、図2から図4は、本件発明の椅子式マッサージ機の外装カバーを外した状態において、背凭れ部が立設しているときの一実施形態を示す全体斜視図、平面図、A−A線断面図である。図5から図7は、本件発明の椅子式マッサージ機の外装カバーを外した状態において、背凭れ部が傾倒しているときの一実施形態を示す全体斜視図、平面図、B−B線断面図である。なお、多くの図で外装カバーを外した状態の形態として示しているのは、各構成を説明しやすくするためである。また、説明中における前後方向、左右方向、上下方向は、座部に着座した被施療者を基準としており、図4における左側が前方、右側が後方、紙面手前側が左方向、紙面奥側が右方向、上側が上方、下側が下方に相当する。
本件発明の椅子式マッサージ機は、図1に示すように座部1と、背凭れ部2と、座部1の左右に配置された肘掛け部5と、座部1及び肘掛け部5の前方、すなわち被施療者が座部1に着座としたときに顔が向いている方向に、脚載置部6が座部1に近設されている。そして、座部1と、背凭れ部2と、肘掛け部5、脚載置部6の土台となる基台8が接地している。
そして、背凭れ部2には、被施療者の頭部、頸部、背部、臀部などに対して押圧等のマッサージを行うために、被施療者の手元で操作できる遠隔制御装置などの制御装置等により、背凭れ部2の中央を電動で上下に移動させることができる背部施療子7を有している。そして、制御装置に内蔵された種々のプログラムによって、マッサージ箇所、マッサージの強度、マッサージの仕方、施療時間などを調整することができる。
そして、肘掛け部5、脚載置部6には、図示しないエアーバッグなどの施療具が設けられており、制御装置に内蔵された種々のプログラムによって、背凭れ部2に設けられた背部施療子7と連動して、又は独立して、肘掛け部5に設けられた施療具によって被施療者の左右の上腕、下腕、手などを複合的にマッサージし、また、脚載置部6に設けられた施療具によって被施療者の左右の腿、脛、足などを複合的にマッサージすることができる。
また、脚載置部6が座部1の前方に設けられているために、制御装置に内蔵された種々のプログラムによって、自動で又は手動で座部1に対して回動することができる。例えば、背凭れ部2が立設しているときには、図1に示すように、脚載置部6を座部1に対して略直角になるようにし、背凭れ部2が傾倒しているときには、図5に示すように、脚載置部6を座部1に対して略直角に位置するようにすることもできるし、座部1に対して略水平となるように位置することもできる。
そして、図2から図7に示すように、図1の状態から座部1、背凭れ部2、肘掛け部5、基台8などの外装カバー、背部施療子7などの施療具等を取り外した状態では、被施療者が着座する座部1の骨格となる座フレーム11と、座部1に対し立設又は傾倒する背凭れ部2の骨格となる背フレーム21と、座フレーム11と背フレーム21との間に、座フレーム11及び背フレーム21に対して回動可能に設けられた連結フレーム4と、連結フレーム4の被施療者側に設けられた施療部3を備えている。そして、座フレーム11と背フレーム21などの土台となる基台フレーム81が基台8に内蔵されて接地している。そして、背フレーム21を傾倒又は立設する伸縮機構9が座フレーム11の下方に設けられている。
座フレーム11は、被施療者が着座する座部1の骨格となる部材である。座フレーム11は、角型鋼管を複数用いて矩形状に形成され、座レール12に対して前後方向に移動する座レール移動部材13・13に固設されており、座レール12に対して前後方向に移動することができる。また、座フレーム11において、複数の角型鋼管に囲まれた開口に板状の部材である座板14が設けられている。これら座フレーム11、座板14などを覆うようにクッション性のある弾性部材や保護カバー、さらにはエアーバッグなどの施療具等を設けて座部1が形成される。
座レール12は、基台フレーム81に固設され前後方向に架け渡された角型鋼管が用いられた部材であり、座フレーム11の左右両側に設けられている。そして、座レール移動部材13は、座フレーム11の左右両側に設けられ、内部に球、楕円球、円板などの回転部材を有し、それら回転部材が座フレーム11と当接することにより、座レール12に対して、前後方向に移動することができる。
背フレーム21は、被施療者が座部1に着座したときに凭れかかり、被施療者の背中が当接する背凭れ部2の骨格となる部材である。背フレーム21は、鋼等からなる金属製部材を組んで構成され、上下方向に延び左右両側にある立設材22・22と、これら立設材22の上端側に左右方向に架け渡される橋架材23を有する。そして、立設材22の外側の側面に立設材22とスライド可能な固定部材24が、基台フレーム81の垂直材812と回動可能に設けられており、固定部材24により背フレーム21は基台フレーム81に支持されている。
そして、背フレーム21の下端側には、座フレーム11と接続されている連結フレーム4と回動可能に連結されている。また、背フレーム21において、立設材22、橋架材23に囲まれた開口に、図1に示した背部施療子7を含む施療ユニットが設けられ、立設材22、橋架材23、背部施療子7を含む施療ユニットなどを覆うようにクッション性のある弾性部材や保護カバーを設けて背凭れ部2が形成される。
施療部3は、座フレーム11と背フレーム21との間に位置し、背フレーム21の傾倒に伴い、被施療者側に上昇し、被施療者をマッサージする部材である。そして、図2から図7に示すように、施療部3は、座フレーム11と背フレーム21との間に、座フレーム11及び背フレーム21に対して回動可能に設けられた連結フレーム4の被施療者側に、板状の施療部支持台32を介して設けられている。本実施形態において、施療部3は、給気排気装置に繋がれ、膨張及び収縮が可能であるエアーバッグとして構成されており、さらにエアーバッグの被施療者側には半球状の突出部31が設けられ、施療部支持台32に2個並設されている。本実施形態において、施療部3に突出部31が設けられているが、他の実施形態において他の形状の突出部が設けられることができ、また、突出部を設けないようにすることもできる。さらに、本実施形態において、施療部3が施療部支持台32に2個並設されているが、他の実施形態において、3、4、5、6個など複数個設置することもできる。2個以上の複数個の施療部3が並設されていると、被施療者の腰部、臀部などに対して複雑で効果的なマッサージを行うことができる。
また、本実施形態において、施療部3として膨張及び収縮が可能であるエアーバッグが設けられているが、他の実施形態において、電力により駆動する偏心モーターなどを備えることにより、被施療者に振動を与える振動器、また、同様に電力により駆動し、背部施療子7のような略球形状などの形状を有し被施療者を押圧する一対の施療子などを用いることができる。また、膨張及び収縮を反復可能であるエアーバッグ、被施療者に振動を与える振動器、被施療者を押圧する施療子を、単独で、又は2つ以上組み合わせて用いることもできる。
連結フレーム4は、座フレーム11と背フレーム21との間に、座フレーム11及び背フレーム21に対して回動可能に設けられた部材である。連結フレーム4により、背フレーム21が傾倒したときには、座フレーム11が前方に移動し、背フレーム21が立設したときには、座フレーム11が後方に移動することができる。連結フレーム4は、角型鋼管を座フレーム11の後方側、すなわち、背フレーム21側と、背フレーム21の下端側に左右両側に2本前後方向に回動軸41で軸支されることにより、座フレーム11及び背フレーム21に対して回動可能となっている。
肘掛けフレーム51は、被施療者の腕を載置する肘掛け部5の土台となる部材である。肘掛けフレーム51は、角型鋼管を、座レール12と略平行となるように座レール12の上方に基台フレーム81に固設されている。肘掛けフレーム51に対して前後方向に移動する肘掛けフレーム移動部材52に固設されており、肘掛けフレーム51に対して前後方向に移動することができる。図2〜図7において、肘掛けフレーム移動部材52が、被施療者が着座したときの左手側にしか設けられていないが、右手側のものは省略している。そして、肘掛けフレーム移動部材52は、左右両側の肘掛けフレーム51・51に設けられ、内部に球、楕円球、円板などの回転部材を有し、それら回転部材が肘掛けフレーム51と当接することにより、肘掛けフレーム51に対して、前後方向に移動することができる。
また、肘掛けフレーム移動部材52に、被施療者の腕を挟持することができる複数対のエアーバッグなどが設けられている腕支持体を設け、これら肘掛けフレーム移動部材52、腕支持体などを覆うようにクッション性のある弾性部材や保護カバー等を設けて肘掛け部5が形成される。
基台フレーム81は、角型鋼管を組んで構成され、椅子式マッサージ機の接地面近くに位置し前後方向に延び左右両側にある2本の基底材811と、これら規定材811の上に立設される複数本ずつの垂直材812と、これら垂直材812の中央近傍に左右方向に延びるように架け渡される横架材813とを有する。
これら基底材811、垂直材812、横架材813などを覆うようにクッション性のある弾性部材や保護カバー等を設けて基台8が形成される。
伸縮機構9は、背フレーム21を傾倒又は立設する部材である。伸縮機構9は、一方の部材を他方の部材に内包することに伸び縮みする伸縮棒91と、伸縮棒91を伸び縮みささせるモーター92などからなる。伸縮棒91の一端は、基台フレーム81を構成する横架材813と軸支され回動可能に接続されており、伸縮棒91の他端は、背フレーム21の下端側と軸支され回動可能に接続されている。モーター92は、電源装置や制御装置などと接続され、電源装置から供給される電力を用いて、制御装置から伝達される信号によって、伸縮棒91の伸び縮みの制御を行う。
次に、これらの一連の動作について説明する。
図2から図4に示す背フレーム21が、基台フレーム81に対して立設している状態において、図4に示すように、座フレーム11及び背フレーム21に対して回動可能に設けられた連結フレーム4の被施療者側に、板状の施療部支持台32を介して設けられた施療部3は、座フレーム11、座板14に対して傾斜しており被施療者の臀部や腰部とは隙間が生じる為に被施療者とは当接していない位置に退避している。
そして、被施療者の手元で操作できる遠隔制御装置などの制御装置等により、内蔵された所定のプログラムを選択すると、制御装置から伝達される信号によって、伸縮機構9を構成するモーター92が作動して伸縮棒91が縮むように制御される。そうすると、伸縮棒91の他端と回動可能に接続されている背フレーム21の下端側が前方に引っ張られるため、背フレーム21は、背フレーム21とスライド可能な固定部材24を介して、固定部材24が基台フレーム81を構成する垂直材812と回動可能に固定されている箇所を中心として、背フレーム21の上端側が下方に倒れる。また、背フレーム21の下端側が前方に引っ張られることにより、背フレーム21の下端側に接続されている連結フレーム4を介して、座フレーム11が前方に押し出されて、座フレーム11、連結フレーム4、背フレーム21が、直線状あるいは曲線状に滑らかに並ぶ。背フレーム21が傾倒し終えた状態が、図5から図7に示した状態である。
背フレーム21が傾倒され、座フレーム11が前方に移動するときに、連結フレーム4に施療部支持台32を介して設けられた施療部3は、上方に起き上がるように傾斜しながら上昇する。そして、背フレーム21が傾倒し終えたときに、図7に示すように、座フレーム11、連結フレーム4、背フレーム21が、直線状あるいは曲線状に滑らかに並ぶため、連結フレーム4に設けられた施療部3は、被施療者の臀部や腰部に当接することとなる。このため、背フレーム21が立設しているときに、背施療子7によりマッサージされていた臀部や腰部などの施療部分を、背フレーム21が傾倒し座フレーム11が前方に移動したときにおいても、施療部3により適切にマッサージすることができる。
そして、逆に、図5から図7に示した背フレーム21が傾倒している状態において、被施療者の手元で操作できる遠隔制御装置などの制御装置等により、内蔵された所定のプログラムを選択すると、制御装置から伝達される信号によって、伸縮機構9を構成するモーター92が作動して伸縮棒91が伸びるように制御される。そうすると、伸縮棒91の他端と回動可能に接続されている背フレーム21の下端側が後方に押されるため、背フレーム21は、固定部材24が基台フレーム81を構成する垂直材812と回動可能に固定されている箇所を中心として、背フレーム21の上端側が上方に起き上がる。
そして、背フレーム21の下端側が後方に押されることにより、背フレーム21の下端側に接続されている連結フレーム4を介して、座フレーム11が後方に引き戻されて、座フレーム11、連結フレーム4、背フレーム21が、折れまがった状態に並ぶ。背フレーム21が立設され、座フレーム11が後方に押されるときに、連結フレーム4に施療部支持台32を介して設けられた施療部3は、下方に倒れるように傾斜して下降する。そして、背フレーム21が立設し終えたときに、図4に示すように、座フレーム11、連結フレーム4、背フレーム21が、折れまがった状態で並ぶため、連結フレーム4に設けられた施療部3は、被施療者の臀部や腰部に当接しない位置に退避することとなる。
1・・・座部
11・・座フレーム
12・・座レール
13・・座レール移動部材
14・・座板
2・・・背凭れ部
21・・背フレーム
22・・立設材
23・・橋架材
24・・固定部材
3・・・施療部
31・・突出部
32・・施療部支持台
4・・・連結フレーム
41・・回動軸
5・・・肘掛け部
51・・肘掛けフレーム
52・・肘掛けフレーム移動部材
6・・・脚載置部
7・・・背部施療子
8・・・基台
81・・基台フレーム
811・基底材
812・垂直材
813・横架材
9・・・伸縮機構
91・・伸縮棒
92・・モーター

Claims (9)

  1. 座部と傾倒可能な背凭れ部を備える椅子式マッサージ機であって
    記座部の骨格となる座フレームと
    前記座部に対し立設又は傾倒する背凭れ部の骨格となる背フレームと
    前記座フレームと前記背フレームとの間に、前記座フレーム及び前記背フレームに対して回動可能に設けられた連結フレームと、
    前記連結フレームの被施療者側に設けられた施療部を備え
    前記背フレームが、前記座フレームに対して立設している状態から前記座フレームに対して成す角度が大きくなるよう傾倒するときに、
    前記連結フレームが回動して、前記施療部が被施療者側に向かって上昇することを特徴とする椅子式マッサージ機。
  2. 前記連結フレームが、前記座フレームの前記背フレーム側と前記背フレームの一端側に回動軸により軸支されていることを特徴とする請求項1に記載の椅子式マッサージ機。
  3. 前記施療部が、着座した被施療者の左右方向に複数並設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の椅子式マッサージ機。
  4. 前記背フレームが、前記座フレームに対して略直角に立設しているとき、前記施療部が前記座フレームに対して傾斜して被施療者に当接しない位置に退避していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の椅子式マッサージ機。
  5. 前記施療部が、空気による膨張及び収縮を反復可能であるエアーバッグであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の椅子式マッサージ機。
  6. 前記エアーバッグにおいて、その被施療者側に突出する突出部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の椅子式マッサージ機。
  7. 前記施療部が、被施療者を押圧する施療子であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の椅子式マッサージ機。
  8. 前記施療部が、被施療者に振動を与える振動器であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の椅子式マッサージ機。
  9. 前記施療部が、空気による膨張及び収縮を反復可能であるエアーバッグ、被施療者を押圧する施療子、被施療者に振動を与える振動器から選ばれる少なくとも2つからなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の椅子式マッサージ機。
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