JP2018134175A - リクライニング椅子および椅子型マッサージ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】座フレームの両側部に突出する部材を無くして、肘掛け部等の設計の自由度を向上させ、背もたれフレームの傾動に伴って座フレームの傾動が同時に、しかもスムーズに行えるようにしたリクライニング椅子、および背もたれ部を後方に倒すと共に座部の前方を上昇させて、リラックスした姿勢での施療が行えるようにした椅子型マッサージ機を提供する。【解決手段】座部1の骨格となる座フレーム11と、背もたれ部2の骨格となる背もたれフレーム21と、基台5内に設けられる基台フレーム51からなり、この基台フレーム51内に、背もたれフレーム21および座フレーム11を連動させてそれぞれの傾斜角度を調整するようにした背もたれ兼座部傾動手段7が設けられており、前記背もたれフレーム21および座フレーム11は、背もたれフレーム21からの第一操作材31と座フレーム11への第二操作材32よりなるリンク機構を用いて連繋させた。【選択図】図3

Description

本発明は、リクライニング椅子、およびこのリクライニング椅子を備えた椅子型マッサージ機に関するものである。
従来、椅子型マッサージ機に備えられるリクライニング椅子は、背もたれ部の骨格となる背もたれフレームの傾動と共に座部の骨格となる座フレームを傾動可能としてその傾斜角度を調整したり、背もたれフレームの傾動と共に座フレームを前後移動可能としたりして、被施療者の施療姿勢を変え、施療の種類に応じたものとしたり、施療状態における姿勢を被施療者の好みに応じたものにすることができるものが存在する(特許文献1、2)。
このようなリクライニング椅子は、前記背もたれフレームおよび座フレームの傾動による傾斜角度の調整や、座フレーム前後移動による位置の調整を、アクチュエータなどの駆動手段を用いて調整できるようにしている。
特許文献1に示されたものでは、基台フレーム内において、背もたれフレームの下端側がリニアアクチュエータに連繋されたものとしており、このリニアアクチュエータの作動に伴って、基台フレームの両側部に沿って前後方向に案内される座部摺動部に座フレームが連結されることで、背もたれフレームの傾斜角度の調整と共に座フレームの位置の調整を可能としたものとしている。
特許文献2に示されたものでは、基台フレーム内において、背もたれフレームを傾動させて背もたれ部の傾斜角度を調整する背もたれ部アクチュエータを設けると共に、座フレームを傾動させて座部の傾斜角度を調整する座部アクチュエータを設けたものとしている。
したがって、従来の特許文献1、2に記載されたリクライニング椅子を備えた椅子型マッサージ機では、背もたれ部を後方に倒すと共に座部の前方を上昇させたり、座部を前後移動させることができるので、リラックスした姿勢での施療が行える。
特開2015−54036号公報 特開2013−215474号公報
しかしながら、上記特許文献1の椅子型マッサージ機に備えられるリクライニング椅子では、背もたれフレームの傾斜角度の調整と座フレームの位置の調整を一台のリニアアクチュエータで行っているが、座フレームの位置を調整するために設けられた座部摺動部が、基台フレームの両側部上方や座フレームの両側部に突出するため、椅子型マッサージ機における肘掛け部等の設置が困難になったり、肘掛け部等の設計の自由度が制限されるという課題を有していた。
さらに、上記特許文献2の椅子型マッサージ機に備えられるリクライニング椅子では、背もたれフレームの傾斜角度を調整するための背もたれ部アクチュエータと、座フレームの傾斜角度を調整するための座部アクチュエータをそれぞれ別々に設けており、それぞれ別々に作動するため背もたれフレームの傾動に伴って座フレームの傾動が同時に、しかもスムーズに行えない場合があるという課題を有していた。
しかも、上記特許文献2のリクライニング椅子では、背もたれ部アクチュエータと座部アクチュエータをそれぞれ別々に設けているため、これらが設置される基台フレーム内においては、設置場所が狭くなり、これらの設置が容易に行えないという課題を有し、しかも特許文献2における椅子型マッサージ機のように、マッサージ手段を有した脚支持部が設けられているものでは、この脚支持部の骨格となる脚支持フレームの傾斜角度を調整するための脚部アクチュエータも基台フレーム内に設置されるため、基台フレーム内の設置場所が益々、狭くなって、これらの設置が非常に困難になるという課題を有していた。
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、基台フレームの両側部上方や座フレームの両側部に突出する部材を無くすことにより、椅子型マッサージ機における肘掛け部等の設置を容易にしたり、掛け部等の設計の自由度を向上させることができ、さらに背もたれフレームの傾斜角度を調整するための背もたれ部傾動手段と、座フレームの傾斜角度を調整するための座部傾動手段を別々ではなく兼用したものにすることにより、基台フレーム内に設置し易くし、また背もたれフレームの傾動に伴って座フレームの傾動が同時に、しかもスムーズに行えるようにしたリクライニング椅子、およびこのリクライニング椅子を備えることにより、背もたれ部を後方に倒すと共に座部の前方を上昇させて、リラックスした姿勢での施療が行えるようにした椅子型マッサージ機を提供することを目的としてなされたものである。
本発明のリクライニング椅子は、座部1の骨格となる座フレーム11と、背もたれ部2の骨格となる背もたれフレーム21と、基台5内に設けられる基台フレーム51からなり、この基台フレーム51内に、背もたれフレーム21および座フレーム11を連動させてそれぞれの傾斜角度を調整するようにした背もたれ兼座部傾動手段7が設けられており、前記背もたれフレーム21および座フレーム11は、背もたれフレーム21からの第一操作材31と座フレーム11への第二操作材32よりなるリンク機構を用いて連繋させたものとしている。
本発明のリクライニング椅子において、前記座フレーム11が基台フレーム51に回動可能に連結され、前記背もたれフレーム21が基台フレーム51に回動可能に連結されており、前記背もたれフレーム21に第一操作材31の一端が回動可能に連結され、第一操作材31の他端は、基端が基台フレーム51に回動可能に連結された第二操作材32の中間部に回動可能に連結されることによりリンク機構が構成され、第二操作材32の回動端は、前記座フレーム11の下面を支持すると共に、この座フレーム11の下面に沿って摺動するようにしている。
本発明のリクライニング椅子において、前記座フレーム11が基台フレーム51に回動可能に連結され、前記背もたれフレーム21が基台フレーム51に回動可能に連結されており、前記背もたれフレーム21に第一操作材31の一端が回動可能に連結され、第一操作材31の他端は、基端が基台フレーム51に回動可能に連結された第二操作材32の中間部に回動可能に連結されることによりリンク機構が構成され、第二操作材32の回動端にはローラ33が取り付けられており、ローラ33は、前記座フレーム11の下面を支持すると共に、この座フレーム11の下面に沿って転動するようにしている。
本発明のリクライニング椅子において、前記座フレーム11が基台フレーム51に回動可能に連結され、前記背もたれフレーム21が傾動部材24により基台フレーム51に回動可能に連結されており、傾動部材24には、前記背もたれフレーム21との連結部と前記基台フレーム51との連結部の間に第一操作材31の一端が回動可能に連結され、第一操作材31の他端は、基端が基台フレーム51に回動可能に連結された第二操作材32の中間部に回動可能に連結されることによりリンク機構が構成され、第二操作材32の回動端にはローラ33が取り付けられており、ローラ33は、前記座フレーム11の下面を支持すると共に、この座フレーム11の下面に沿って転動するようにしている。
本発明のリクライニング椅子において、前記背もたれ兼座部傾動手段7は、伸縮棒71と、この伸縮棒71を伸び縮みさせる伸縮モーター72からなり、伸縮棒71の一端は、基台フレーム51に回動可能に連結されており、伸縮棒71の他端は、背もたれフレーム21に回動可能に連結されている。
本発明の椅子型マッサージ機は、前記リクライニング椅子を備えたものとしている。
本発明のリクライニング椅子は、基台フレームの両側部上方や座フレームの両側部に突出する部材を無くしたので、椅子型マッサージ機における肘掛け部等の設置が容易になり、掛け部等の設計の自由度を向上させることができるものとなった。
さらに、本発明のリクライニング椅子は、背もたれフレームの傾斜角度を調整するための背もたれ部傾動手段と、座フレームの傾斜角度を調整するための座部傾動手段を兼用した背もたれ兼座部傾動手段を用いたので、基台フレーム内に設置し易くなり、さらに背もたれフレームおよび座フレームをリンク機構を用いて連繋させたものとしたので、背もたれフレームの傾動に伴って座フレームの傾動が同時に、しかもスムーズに行えるものとなった。
また、本発明の椅子型マッサージ機は、前記リクライニング椅子を備えたものとしているので、背もたれ部を後方に倒すと共に座部の前方を上昇させて、リラックスした姿勢での施療が行えるものとなった。
本発明のリクライニング椅子を備えた椅子型マッサージ機を示す斜視図である。 本発明のリクライニング椅子を示す斜視図である。 本発明のリクライニング椅子を示す側面図である。 本発明のリクライニング椅子の背もたれ部および座部の傾斜角度を大きくさせた状態を示す斜視図である。 本発明のリクライニング椅子の背もたれ部および座部の傾斜角度を大きくさせた状態を示す側面図である。
以下、本発明のリクライニング椅子、およびこのリクライニング椅子を備えた椅子型マッサージ機を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明文中における前後方向、左右方向、上下方向は、座部に着座した被施療者を基準としており、図3における左側が前方向、右側が後方向、紙面手前側が左方向、紙面奥側が右方向、上側が上方向、下側が下方向に相当する。
本発明の椅子型マッサージ機は、図1に示したように、座部1と、背もたれ部2と、座部1の左右に配置された肘掛け部3が設けられると共に、座部1および肘掛け部3の前方、すなわち被施療者が座部1に着座したときに顔が向いている方向に、脚載置部4が設けられている。そして、座部1と、背もたれ部2と、肘掛け部3と、脚載置部4の土台となる基台5が設けられている。
背もたれ部2には、被施療者の頭部、頸部、背部、臀部などに対して押圧等のマッサージを行うために、背もたれ部2の中央を電動で上下に移動させることができる背部施療子6を設けている。
肘掛け部3、脚載置部4には、図示しないエアーバッグなどの施療具が設けられており、背もたれ部2に設けられた背部施療子6と連動して、または独立して、肘掛け部3に設けられた施療具によって被施療者の左右の上腕、下腕、手などを複合的にマッサージし、また、脚載置部4に設けられた施療具によって被施療者の左右の腿、脛、足などを複合的にマッサージすることができる。
本発明のリクライニング椅子は、被施療者が着座する座部1の骨格となる座フレーム11と、被施療者がもたれかかる背もたれ部2の骨格となる背もたれフレーム21と、座部1および背もたれ部2などの土台となる基台5内に設けられる基台フレーム51からなる。そして、この基台フレーム51内には、背もたれフレーム21および座フレーム11を連動させてそれぞれの傾斜角度を調整するようにした背もたれ兼座部傾動手段7が設けられており、さらに脚載置部4の脚フレーム41の傾斜角度を調整する脚載置部傾動手段8が設けられている。
本発明のリクライニング椅子において、前記背もたれフレーム21および座フレーム11は、後に説明する背もたれフレーム21の左右両側からの第一操作材31、31と座フレーム11の左右両側への第二操作材32、32よりなるリンク機構を用いて連繋させたものとしている。なお、前記リンク機構は、背もたれフレーム21および座フレーム11の左右両側の何れか片側だけにあってもよく、必ずしも左右両側にある必要はない。
座フレーム11は、被施療者が着座する座部1の骨格となる部材であり、角型鋼管からなる左右橋架材12a、12bと前後橋架材13a、13bとを組んで矩形状に構成され、後端部が基台フレーム51の後端部に軸支され回動可能に連結されている。また、座フレーム11において、左右橋架材12a、12bと前後橋架材13a、13bに囲まれた開口に板状の部材である座板14が設けられている。これら座フレーム11、座板14などを覆うようにクッション性のある弾性部材や保護カバー、さらにはエアーバッグなどの施療具等を設けて座部1が形成される。
背もたれフレーム21は、被施療者が座部1に着座したときにもたれかかり、被施療者の背中が当接する背もたれ部2の骨格となる部材であり、鋼等からなる金属製部材を組んで構成され、上下方向に延び左右両側に位置する左右立設材22a、22bと、これら左右立設材22a、22bの上下端側に左右方向に架け渡された上下橋架材23a、23bとから構成される。また、背もたれフレーム21の左右立設材22a、22bのそれぞれの外側面に一端部が連結されると共に、中間部が基台フレーム51を構成する垂直材53と軸支され回動可能に連結され、他端部が背もたれフレーム21の下橋架材23bに連結された傾動部材24、24を設けている。そして、これら傾動部材24、24により、背もたれフレーム21が基台フレーム51に回動可能に連結されている。
なお、本発明において、背もたれフレーム21は、前記傾動部材24、24を介在させることなく、その左右両側を基台フレーム51に軸支され回動可能に連結されたものとしてもよい。
そして、背もたれフレーム21において、左右立設材22a、22b、上下橋架材23a、23bに囲まれた開口に、図1に示した背部施療子6を含む施療ユニットが設けられ、これら立設材22a、22b、橋架材23a、23b、背部施療子6を含む施療ユニットなどを覆うようにクッション性のある弾性部材や保護カバー等を設けて背もたれ部2が形成される。
基台フレーム51は、角型鋼管を組んで構成され、前後方向に延び左右両側に位置する2本の基底材52と、これら基底材52の前後左右に上方に向かって立設される4本の垂直材53と、これら垂直材53間に掛け渡された2本の上方前後橋架材54a、54bと、これら垂直材53間に掛け渡された2本の上方左右橋架材55a、55bと、前記基底材52間に掛け渡された2本の下方前後橋架材56a、56bとから構成される。そして、基底材52、垂直材53、これらの橋架材54a、54b、55a、55b、56a、56bなどを覆うようにクッション性のある弾性部材や保護カバー等を設けて基台5が形成される。
傾動部材24、24には、前記背もたれフレーム21との連結部と前記基台フレーム51との連結部の間にそれぞれ前記第一操作材31、31の一端が軸支され回動可能に連結されている。これら第一操作材31、31の他端は、基端が基台フレーム51の左右両側に軸支され回動可能に連結された前記第二操作材32、32の中間部に軸支され回動可能にそれぞれ連結されることによりリンク機構が構成されている。そして、これら第二操作材32、32の回動端にはローラ33、33がそれぞれ取り付けられている。さらに、これらローラ33、33は、前記座フレーム11の下面を支持すると共に、この座フレーム11の下面に沿って転動するようにしている。
すなわち、傾動部材24、24には、前記背もたれフレーム21を構成する左右立設材22a、22bとの連結部と前記基台フレーム51を構成する垂直材53、53との連結部の間にそれぞれ前記第一操作材31、31の一端が軸支され回動可能に連結されている。これら第一操作材31、31の他端は、基端が基台フレーム51を構成する上方左右橋架材55a、55bに軸支され回動可能に連結された前記第二操作材32、32の中間部に軸支され回動可能にそれぞれ連結されることによりリンク機構が構成されている。そして、これら第二操作材32、32の回動端にはローラ33、33がそれぞれ取り付けられている。さらに、これらローラ33、33は、前記座フレーム11を構成する左右橋架材12a、12bの下面を支持すると共に、これら左右橋架材12a、12bの下面に沿って転動するようにしている。
なお、本発明において、前記傾動部材24、24を介在させることなく、背もたれフレーム21を基台フレーム51に回動可能に連結した場合には、背もたれフレーム21の左右両側の左右立設材22a、22bにそれぞれ前記第一操作材31、31の一端が回動可能に連結されるようにすることができる。さらに、前記第二操作材32、32の回動端には、ローラ33、33がそれぞれ取り付けられていなくてもよい。このような場合は、第二操作材32、32の回動端を摩擦抵抗の小さい形状としたり、摩擦抵抗の小さい素材からなるものとしたりして、その回動端が、前記座フレーム11の下面を支持すると共に、この座フレーム11の下面に沿って摺動するようにしている。
背もたれ兼座部傾動手段7は、背もたれフレーム21および座フレーム11を連動させてそれぞれの傾斜角度を調整するようにしており、一方の棒状部材71aを他方の棒状部材71bに内包することで伸び縮みする伸縮棒71と、この伸縮棒71を伸び縮みさせる伸縮モーター72などからなる。伸縮棒71の一端は、基台フレーム51を構成する上方前橋架材54aに軸支され回動可能に連結されており、伸縮棒71の他端は、背もたれフレーム21を構成する下橋架材23bに軸支され回動可能に連結されている。伸縮モーター72は、電源装置や制御装置などと接続され、電源装置から供給される電力を用いて、制御装置から伝達される信号によって、伸縮棒71の伸び縮みの制御を行う。
脚載置部傾動手段8は、脚フレーム41の傾斜角度を調整するようにしており、一方の棒状部材を他方の棒状部材に内包することで伸び縮みする伸縮棒81と、この伸縮棒81を伸び縮みさせる伸縮モーター82などからなる。伸縮棒81の一端は、基台フレーム51を構成する上方前橋架材54aに軸支され回動可能に連結された脚フレーム41の基端より回動端側に軸支され回動可能として連結されており、伸縮棒81の他端は、前記上方前橋架材54aから基台フレーム51を構成する上方後橋架材54bに架け渡された支橋架材83の後端側に軸支され回動可能に連結されている。伸縮モーター82も、前記伸縮モーター72と同様に電源装置や制御装置などと接続され、電源装置から供給される電力を用いて、制御装置から伝達される信号によって、伸縮棒71の伸び縮みの制御を行う。
以上のように構成される本発明のリクライニング椅子を備えた椅子型マッサージ機において、図1〜3に示した状態から、被施療者の手元で操作できる遠隔制御装置などの制御装置等により、内蔵された所定のプログラムを選択し、制御装置から伝達される信号によって、背もたれ兼座部傾動手段7を構成する伸縮モーター72を作動させて伸縮棒71が縮むように制御されると、前記伸縮棒71の一端と回動可能に連結されている背もたれフレーム21の下端側である下橋架材23bが前方に引っ張られる。
これにより、前記背もたれフレーム21の上端側である上橋架材23aが下方に倒れ、背もたれフレーム21の傾斜角度が図4、5に示したように大きくなる。そして、前記背もたれフレーム21の上端側である上橋架材23aが下方に倒れると共に、この背もたれフレーム21を基台フレーム51に連結する傾動部材24、24も回動し、これら傾動部材24、24の上端側も下方に倒れ、傾動部材24、24により第一操作材31、31が後方に引っ張られる。
すると、前記第一操作材31、31の他端に連結された第二操作材32、32が回動し、これら第二操作材32、32の回動端が引き上げられる。
これにより、前記第二操作材32、32の回動端に取り付けられたローラ33、33が座フレーム11の左右橋架材12a、12bの下面に沿って前方から後方に向かって転動し、この座フレーム11の前端を押し上げるので、座フレーム11の傾斜角度も図4、5に示したように大きくなる。
次に、本発明のリクライニング椅子を備えた椅子型マッサージ機において、図4、5に示した状態から、被施療者の手元で操作できる遠隔制御装置などの制御装置等により、内蔵された所定のプログラムを選択し、制御装置から伝達される信号によって、背もたれ兼座部傾動手段7を構成する伸縮モーター72を作動させて伸縮棒71が伸びるように制御されると、前記伸縮棒71の一端と回動可能に連結されている背もたれフレーム21の下端側である下橋架材23bが後方に押される。
これにより、前記背もたれフレーム21の上端側である上橋架材23aが上方に起こされ、背もたれフレーム21の傾斜角度が図1〜3に示したように小さくなる。そして、前記背もたれフレーム21の上端側である上橋架材23aが起こされると共に、この背もたれフレーム21を基台フレーム51に連結する傾動部材24、24も回動し、これら傾動部材24、24の上端側も起こされ、傾動部材24、24により第一操作材31、31が前方に押される。
すると、前記第一操作材31、31の他端に連結された第二操作材32、32が回動し、これら第二操作材32、32の回動端が押し下げられる。
これにより、前記第二操作材32、32の回動端に取り付けられたローラ33、33が座フレーム11の左右橋架材12a、12bの下面に沿って後方から前方に向かって転動し、この座フレーム11の前端が自重で下がるので、座フレーム11の傾斜角度も図1〜3に示したように小さくなる。
なお、本発明のリクライニング椅子を備えた椅子型マッサージ機において、脚載置部傾動手段8も伸縮モーター82が作動して伸縮棒81が縮むように制御されたり、伸びるように制御されることにより、脚載置部4の傾斜角度が調整されるが、この脚載置部4の脚フレーム41の作動状態は、従来品と同様であるので説明を省略する。
以上に説明したような制御によって、本発明のリクライニング椅子の座フレーム11および背もたれフレーム21の傾斜角度が調整されるので、これら座フレーム11および背もたれフレーム21を設けた本発明の椅子型マッサージ機の座部1および背もたれ部2の傾斜角度も調整されることになる。
そして、本発明においては、第二操作材32やローラ33が座フレーム11の下方に配置されており、基台フレーム51の両側部上方や座フレーム11の両側部に突出する部材が無いので、椅子型マッサージ機における肘掛け部3等の設置が容易になり、掛け部3等の設計の自由度を向上させることができるものとなる。
さらに、本発明においては、座フレーム11の傾斜角度を調整するための傾動手段と、背もたれフレーム21の傾斜角度を調整するための傾動手段とをそれぞれ兼用する背もたれ兼座部傾動手段7を設けたものとしたので、嵩の低いものとなり、基台フレーム51内に設置し易いものとなる。
そのうえ、本発明においては、背もたれフレーム21および座フレーム11を、背もたれフレーム21からの第一操作材31、31と座フレーム11への第二操作材32、32よりなるリンク機構を用いて連繋させたものとしているので、背もたれフレームの傾動に伴って座フレームの傾動が同時に行えるものとなる。
また、本発明においては、座フレーム11の下面を転動するローラ33を用いて、この座フレーム11の傾斜角度を調整するようにしているので、背もたれフレーム21の傾動に伴って座フレーム11の傾動がスムーズに行えるものとなる。
1 座部
2 背もたれ部
5 基台
7 背もたれ兼座部傾動手段
11 座フレーム
12a 左橋架材
12b 右橋架材
21 背もたれフレーム
22a 左立設材
22b 右立設材
24 傾動部材
31 第一操作材
32 第二操作材
33 ローラ
51 基台フレーム
53 垂直材
55a 上方左橋架材
55b 上方右橋架材
71 伸縮棒
72 伸縮モーター

Claims (6)

  1. 座部の骨格となる座フレームと、背もたれ部の骨格となる背もたれフレームと、基台内に設けられる基台フレームからなり、この基台フレーム内に、背もたれフレームおよび座フレームを連動させてそれぞれの傾斜角度を調整するようにした背もたれ兼座部傾動手段が設けられており、前記背もたれフレームおよび座フレームは、背もたれフレームからの第一操作材と座フレームへの第二操作材よりなるリンク機構を用いて連繋させたものとしていることを特徴とするリクライニング椅子。
  2. 前記座フレームが基台フレームに回動可能に連結され、前記背もたれフレームが基台フレームに回動可能に連結されており、前記背もたれフレームに第一操作材の一端が回動可能に連結され、第一操作材の他端は、基端が基台フレームに回動可能に連結された第二操作材の中間部に回動可能に連結されることによりリンク機構が構成され、第二操作材の回動端は、前記座フレームの下面を支持すると共に、この座フレームの下面に沿って摺動するようにしていることを特徴とする請求項1記載のリクライニング椅子。
  3. 前記座フレームが基台フレームに回動可能に連結され、前記背もたれフレームが基台フレームに回動可能に連結されており、前記背もたれフレームに第一操作材の一端が回動可能に連結され、第一操作材の他端は、基端が基台フレームに回動可能に連結された第二操作材の中間部に回動可能にそれぞれ連結されることによりリンク機構が構成され、第二操作材の回動端にはローラが取り付けられており、ローラは、前記座フレームの下面を支持すると共に、この座フレームの下面に沿って転動するようにしていることを特徴とする請求項1記載のリクライニング椅子。
  4. 前記座フレームが基台フレームに回動可能に連結され、前記背もたれフレームが傾動部材により基台フレームに回動可能に連結されており、傾動部材には、前記背もたれフレームとの連結部と前記基台フレームとの連結部の間に第一操作材の一端が回動可能に連結され、第一操作材の他端は、基端が基台フレームに回動可能に連結された第二操作材の中間部に回動可能に連結されることによりリンク機構が構成され、第二操作材の回動端にはローラが取り付けられており、ローラは、前記座フレームの下面を支持すると共に、この座フレームの下面に沿って転動するようにしていることを特徴とする請求項1記載のリクライニング椅子。
  5. 前記背もたれ兼座部傾動手段は、伸縮棒と、この伸縮棒を伸び縮みさせる伸縮モーターからなり、伸縮棒の一端は、基台フレームに回動可能に連結されており、伸縮棒の他端は、背もたれフレームに回動可能に連結されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のリクライニング椅子。
  6. 前記請求項1〜5の何れかに記載のリクライニング椅子を備えたことを特徴とする椅子型マッサージ機。
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