JP5555209B2 - 揺動装置 - Google Patents
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Description
〔2〕前記揺動装置に従属する一形態によれば、前記制御部は、前記制御部は、
前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと前記座部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定する前記エアポンプの制御とは別に、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングとを実質的に同じタイミングに設定し、前記脚部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行することにより、前記脚部エアバッグにより使用者の下腿部だけが持ち上げられる場合、および、前記座部エアバッグにより使用者の大腿部だけが持ち上げられる場合と比較して、使用者の着座姿勢を多様に変化させることにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を多様に変化させる。
〔3〕本揺動装置の独立した別の一形態によれば、 指令信号を出力する制御部と、使用者の臀部を支持するための座部と、前記座部の後方に配置され、前記座部と結合し、使用者の背中を支持するための体幹支持部と、前記座部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいてエアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の大腿部を背面から押す座部エアバッグと、前記体幹支持部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいて前記エアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の背部を背面から押す背部エアバッグと、前記制御部と電気的に接続され、前記座部の一部または全部を前記体幹支持部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力、および、前記体幹支持部の一部または全部を前記座部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力のうちの少なくとも一方を前記制御部の指令信号に基づいて出力する揺動駆動部とを含む揺動装置であって、前記制御部は、使用者の大腿部が上方に持ち上げられて前記座部から離間し、その大腿部を後方に抱え込むように使用者の着座姿勢が変化するように前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記座部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下半身全体が大きく揺動するような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記座部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記座部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、使用者の背部が上方に持ち上げられて前記体幹支持部から離間し、使用者の着座姿勢が変化するように前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記背部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下半身から腰部および腹部に至るまでの部位の揺動が大きくなるような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記背部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記背部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定し、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行する。
〔4〕前記揺動装置に従属する一形態によれば、前記制御部は、前記制御部は、前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定する前記エアポンプの制御とは別に、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを実質的に同じタイミングに設定し、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行することにより、前記座部エアバッグにより使用者の大腿部だけが持ち上げられる場合、および、前記背部エアバッグにより使用者の背部だけが持ち上げられる場合と比較して、使用者の着座姿勢を多様に変化させることにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を多様に変化させる。
〔5〕本揺動装置の独立した別の一形態によれば、 指令信号を出力する制御部と、使用者の臀部を支持するための座部と、前記座部の前方に配置され、前記座部と結合し、使用者の下腿を支持するための脚部支持部と、前記座部の後方に配置され、前記座部と結合し、使用者の背中を支持するための体幹支持部と、前記座部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいてエアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の大腿部を背面から押す座部エアバッグと、前記脚部支持部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいて前記エアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の下腿部を背面から押す脚部エアバッグと、前記体幹支持部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいて前記エアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の背部を背面から押す背部エアバッグと、前記制御部と電気的に接続され、前記座部の一部または全部を前記脚部支持部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力、前記脚部支持部の一部または全部を前記座部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力、および、前記体幹支持部の一部または全部を前記座部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力の少なくとも1つを前記制御部の指令信号に基づいて出力する揺動駆動部とを含む揺動装置であって、前記制御部は、使用者の下腿部が上方に持ち上げられて前記脚部支持部から離間し、その下腿部が前方に伸びて使用者の着座姿勢が変化するように前記脚部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記脚部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下腿部の揺動が大きくなるような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記脚部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記脚部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、使用者の大腿部が上方に持ち上げられて前記座部から離間し、その大腿部を後方に抱え込むように使用者の着座姿勢が変化するように前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記座部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下半身全体が大きく揺動するような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記座部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記座部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、使用者の背部が上方に持ち上げられて前記体幹支持部から離間し、使用者の着座姿勢が変化するように前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記背部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下半身から腰部および腹部に至るまでの部位の揺動が大きくなるような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記背部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記背部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定し、前記脚部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行する。
〔6〕前記揺動装置に従属する一形態によれば、前記制御部は、前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと、前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと、前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定する前記エアポンプの制御とは別に、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを実質的に同じタイミングに設定し、前記脚部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行することにより、前記脚部エアバッグにより使用者の下腿部だけが持ち上げられる場合、前記座部エアバッグにより使用者の大腿部だけが持ち上げられる場合、および、前記背部エアバッグにより使用者の背部だけが持ち上げられる場合と比較して、使用者の着座姿勢を多様に変化させることにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を多様に変化させる。
〔7〕前記揺動装置に従属する一形態によれば、前記制御部は、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているとき、前記脚部エアバッグ、前記座部エアバッグ、および、前記背部エアバッグの順にそれぞれのエアバッグを膨張させる制御と、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているとき、前記背部エアバッグ、前記座部エアバッグ、および、前記脚部エアバッグの順にそれぞれのエアバッグを膨張させる制御とのうちの少なくとも一方の制御をさらに実行する。
〔8〕前記揺動装置に従属する一形態によれば、前記揺動装置は、前記座部が前記脚部支持部または前記体幹支持部に対して前記座部の前後方向に傾動する構造、前記脚部支持部が前記座部に対して前記座部の前後方向に傾動する構造、および、前記体幹支持部が前記座部に対して前記座部の前後方向に傾動する構造のうちの少なくとも1つの構造と、前記制御部と電気的に接続され、前記座部、前記脚部支持部、および、前記体幹支持部のうちの少なくとも1つを傾動させる駆動力を前記制御部の指令信号に基づいて出力する傾動機構とをさらに含み、前記制御部は、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに前記脚部エアバッグが膨張するように前記エアポンプを制御し、または、前記脚部エアバッグが膨張するように前記エアポンプを制御しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させ、さらに、前記傾動機構に前記座部、前記脚部支持部、および、前記体幹支持部のうちの少なくとも1つを傾動させる駆動力を出力させる制御をさらに実行する。
〔9〕前記揺動装置に従属する一形態によれば、前記揺動装置は、前記座部の左右方向の中心位置を基準として左右対称に配置された複数の前記座部エアバッグをさらに含み、前記制御部は、使用者の一方の大腿部が上方に持ち上げられ、下半身が右回り方向または左回り方向に捻られるように使用者の着座姿勢が変化するように前記複数の座部エアバッグのうちの一部の座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記座部エアバッグが膨張する前とは異なる動作感の揺動刺激を使用者に付与する制御と、使用者の両方の大腿部が上方に持ち上げられ、その大腿部が略水平姿勢を維持しつつ使用者の着座姿勢が変化するように前記複数の座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記複数の座部エアバッグのうちの一部の座部エアバッグだけが膨張する前とは異なる動作感の揺動刺激を使用者に付与する制御とのうちの少なくとも一方の制御をさらに実行する。
〔10〕前記揺動装置に従属する一形態によれば、前記揺動装置は、前記座部の前後方向に並べて配置され、かつ、隣り合う前記座部エアバッグの一部が重畳した配置形態、または、前記座部の前後方向に並べて配置され、かつ、隣り合う前記座部エアバッグが離間した配置形態、または、前記座部の左右方向に並べて配置され、かつ、隣り合う前記座部エアバッグの一部が重畳した配置形態、または、前記座部の左右方向に並べて配置され、かつ、隣り合う前記座部エアバッグが離間した配置形態を有する複数の前記座部エアバッグをさらに含み、前記制御部は、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているとき、前記複数の座部エアバッグの配列順にしたがい前記複数の座部エアバッグを順番に膨張させるための前記エアポンプの制御をさらに実行する。
〔11〕前記揺動装置に従属する一形態によれば、前記揺動装置は、前記脚部支持部の左右方向に沿うように配置され、前記脚部支持部の側壁部により支持される回動軸と、前記脚部支持部のうちの使用者の脹脛側の面である対向面に対して前記回動軸を中心として前方側に回動できるようにその上端部に前記回動軸が挿入されている回動部材とをさらに含み、前記脚部エアバッグは、前記対向面と前記回動部材との間に配置され、前記制御部は、前記脚部エアバッグの最大出力を変化させる制御をさらに実行する。
図1〜図5を参照して、椅子型のマッサージ機10について説明する。
図1に示すように、本実施形態のマッサージ機10は、図示しない床面に載置される脚部11を備え、その脚部11の上方には使用者が着座可能な座部12が固定されている。この座部12の後側には、使用者が背中をもたせ掛けさせるための背もたれ部13が角度調整機構としての傾動機構14(図4参照)によって傾動可能に設けられている。また、座部12の前側には、使用者の脚部のうち下腿部を載せることができるオットマン15が同じく傾動機構14によって傾動可能に設けられている。また、座部12の左右両側には、使用者の腕を置くための肘掛け部16が背もたれ部13から座部12の両側前方にかけて設けられている。そして、図4に示すように、制御部17からの制御指令に基づいて傾動機構14が駆動制御されることにより、背もたれ部13及びオットマン15の傾斜角度が調整される。
さて、本実施形態のマッサージ機10では、座部12に着座した使用者の身体に対して揺動動作による刺激を与える場合、まず、制御部17が揺動駆動部19を駆動制御する。すると、各脚部支持部18が左右に揺動することにより、これらの脚部支持部18に支持されている使用者の下腿部B(図5参照)も各脚部支持部18と連動して左右に揺動する。そして、使用者の身体に対する揺動刺激の伝達態様を変更する場合、制御部17は、背部エアバッグ20a、座部エアバッグ20b、及び、脚部エアバッグ20cのうち、何れか一つを膨張動作させる。
(1)各エアバッグ20a,20b,20cが使用者の身体を背面側から押圧する部位を使用者の体軸方向において様々に変化させることにより使用者の着座姿勢が変化するため、身体支持部の一部である脚部支持部18の揺動動作時に、使用者の身体に対して多様な動作感を付与することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図6及び図7に基づき説明する。なお、第2実施形態は、エアバッグが使用者の体幅方向である左右方向において位置が異なる複数の部位ごとに対応して設けられた点が第1実施形態と異なる。したがって、以下の説明においては、第1実施形態と相違する構成について主に説明するものとし、第1実施形態と同一又は相当する構成については同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
(3)エアバッグ20a,20bが使用者の身体において体幅方向である左右方向での位置が異なる複数の部分を押圧するため、使用者の着座姿勢をより多様に変化させることができ、脚部支持部18の揺動動作時に、使用者の身体に対してより多様な動作感を付与することができる。
次に、本発明の第3実施形態を図8及び図9に基づき説明する。なお、第3実施形態は、使用者の脚部の揺動動作時における脚部エアバッグ20cの最大膨張量が変化する点が上記各実施形態と異なる。したがって、以下の説明においては、上記各実施形態と相違する構成について主に説明するものとし、上記各実施形態と同一又は相当する構成については同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
(6)脚部エアバッグ20cの膨張動作時における最大押圧量を規定する目標膨張量を変化させることにより、下腿部Bに対する押圧力を様々に変更させて使用者の姿勢を多様に変化させることができるため、下腿部Bの揺動動作時に使用者の身体に作用する身体をほぐす動作の動作感をより多様に変化させることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を図10に基づき説明する。なお、第4実施形態は、複数のエアバッグが膨縮方向と交差する方向において部分的に重畳するように設けられている点が上記各実施形態と異なる。したがって、以下の説明においては、上記各実施形態と相違する構成について主に説明するものとし、上記各実施形態と同一又は相当する構成については同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
(8)座部エアバッグ20bが膨縮方向となる上下方向と交差する前後方向において部分的に重畳するように配置されているため、使用者の身体の押圧部位を前後方向へ連続的に変化させることができる。
次に、本発明の第5実施形態を図11に基づき説明する。なお、第5実施形態は、使用者の下腿部Bの揺動動作時に、背もたれ部13及びオットマン15の傾斜角度を変化させる点が上記各実施形態と異なる。したがって、以下の説明においては、上記各実施形態と相違する構成について主に説明するものとし、上記各実施形態と同一又は相当する構成については同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
(9)背もたれ部13及びオットマン15の傾斜角度を変化させて使用者の着座姿勢を変化させることにより、使用者の下腿部Bの揺動動作時に使用者の身体に作用する身体をほぐす動作の動作感を多様に変化させることができる。
次に、本発明の第6実施形態を図12に基づき説明する。なお、第6実施形態は、使用者の下腿部Bの揺動動作時に、座部エアバッグ20b及び脚部エアバッグ20cが使用者の身体を同時に押圧する点が上記各実施形態と異なる。したがって、以下の説明においては、上記各実施形態と相違する構成について主に説明するものとし、上記各実施形態と同一又は相当する構成については同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
(10)各エアバッグ20a,20b,20cが使用者の身体における複数の部位を押圧して支持することにより、使用者の着座姿勢をより多様にすることができるため、使用者の下腿部Bの揺動動作時に使用者の身体に作用する身体をほぐす動作の動作感をより多様に変化させることができる。
次に、本発明の第7実施形態について図13に基づき説明する。なお、第7実施形態は、使用者の下腿部Bの揺動動作時に、使用者の末梢側に位置する押圧部位から使用者の中枢側に位置する押圧部位に向けて押圧動作を順次行う点が上記各実施形態と異なる。したがって、以下の説明においては、上記各実施形態と相違する構成について主に説明するものとし、上記各実施形態と同一又は相当する構成については同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
(12)各エアバッグ20a,20b,20cは、使用者の身体における末梢側から中枢側に向けて連続的に押圧動作を行うことにより、使用者に対してより効果的な身体をほぐす動作を行うことができる。
・上記第7実施形態において、各エアバッグ20a,20b,20cは、使用者の中枢側に位置する押圧部位から使用者の末梢側に位置する押圧部位に向けて押圧動作を順次行うようにしてもよい。
・上記第3実施形態において、脚部エアバッグ20cの最大膨張量を変化させることなく一定の大きさに固定してもよい。
・上記各実施形態において、使用者の脚部を左右方向に捻りつつ揺動させる構成としてもよい。
・上記各実施形態において、各エアバッグ20a,20b,20cが使用者の身体を背面側から押圧した状態で、使用者の身体の一部の揺動動作を開始するようにしてもよい。
12 :座部
13 :背もたれ部
14 :傾動機構
18 :脚部支持部
20a:背部エアバッグ
20b:座部エアバッグ
20c:脚部エアバッグ
Claims (11)
- 指令信号を出力する制御部と、
使用者の臀部を支持するための座部と、
前記座部の前方に配置され、前記座部と結合し、使用者の下腿を支持するための脚部支持部と、
前記座部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいてエアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の大腿部を背面から押す座部エアバッグと、
前記脚部支持部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいて前記エアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の下腿部を背面から押す脚部エアバッグと、
前記制御部と電気的に接続され、前記座部の一部または全部を前記脚部支持部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力、および、前記脚部支持部の一部または全部を前記座部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力のうちの少なくとも一方を前記制御部の指令信号に基づいて出力する揺動駆動部と
を含む揺動装置であって、
前記制御部は、
使用者の下腿部が上方に持ち上げられて前記脚部支持部から離間し、その下腿部が前方に伸びて使用者の着座姿勢が変化するように前記脚部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記脚部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下腿部の揺動が大きくなるような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記脚部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記脚部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、
使用者の大腿部が上方に持ち上げられて前記座部から離間し、その大腿部を後方に抱え込むように使用者の着座姿勢が変化するように前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記座部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下半身全体が大きく揺動するような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記座部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記座部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、
揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定し、前記脚部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行する
揺動装置。 - 前記制御部は、
前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと前記座部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定する前記エアポンプの制御とは別に、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングとを実質的に同じタイミングに設定し、前記脚部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行することにより、前記脚部エアバッグにより使用者の下腿部だけが持ち上げられる場合、および、前記座部エアバッグにより使用者の大腿部だけが持ち上げられる場合と比較して、使用者の着座姿勢を多様に変化させることにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を多様に変化させる
請求項1に記載の揺動装置。 - 指令信号を出力する制御部と、
使用者の臀部を支持するための座部と、
前記座部の後方に配置され、前記座部と結合し、使用者の背中を支持するための体幹支持部と、
前記座部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいてエアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の大腿部を背面から押す座部エアバッグと、
前記体幹支持部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいて前記エアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の背部を背面から押す背部エアバッグと、
前記制御部と電気的に接続され、前記座部の一部または全部を前記体幹支持部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力、および、前記体幹支持部の一部または全部を前記座部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力のうちの少なくとも一方を前記制御部の指令信号に基づいて出力する揺動駆動部と
を含む揺動装置であって、
前記制御部は、
使用者の大腿部が上方に持ち上げられて前記座部から離間し、その大腿部を後方に抱え込むように使用者の着座姿勢が変化するように前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記座部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下半身全体が大きく揺動するような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記座部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記座部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、
使用者の背部が上方に持ち上げられて前記体幹支持部から離間し、使用者の着座姿勢が変化するように前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記背部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下半身から腰部および腹部に至るまでの部位の揺動が大きくなるような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記背部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記背部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、
揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定し、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行する
揺動装置。 - 前記制御部は、
前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定する前記エアポンプの制御とは別に、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを実質的に同じタイミングに設定し、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行することにより、前記座部エアバッグにより使用者の大腿部だけが持ち上げられる場合、および、前記背部エアバッグにより使用者の背部だけが持ち上げられる場合と比較して、使用者の着座姿勢を多様に変化させることにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を多様に変化させる
請求項3に記載の揺動装置。 - 指令信号を出力する制御部と、
使用者の臀部を支持するための座部と、
前記座部の前方に配置され、前記座部と結合し、使用者の下腿を支持するための脚部支持部と、
前記座部の後方に配置され、前記座部と結合し、使用者の背中を支持するための体幹支持部と、
前記座部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいてエアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の大腿部を背面から押す座部エアバッグと、
前記脚部支持部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいて前記エアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の下腿部を背面から押す脚部エアバッグと、
前記体幹支持部に配置され、前記制御部と電気的に接続され、前記制御部の指令信号に基づいて前記エアポンプが駆動することにより膨張または収縮し、膨張することにより使用者の背部を背面から押す背部エアバッグと、
前記制御部と電気的に接続され、前記座部の一部または全部を前記脚部支持部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力、前記脚部支持部の一部または全部を前記座部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力、および、前記体幹支持部の一部または全部を前記座部に対して前記座部の左右方向に揺動させる駆動力の少なくとも1つを前記制御部の指令信号に基づいて出力する揺動駆動部と
を含む揺動装置であって、
前記制御部は、
使用者の下腿部が上方に持ち上げられて前記脚部支持部から離間し、その下腿部が前方に伸びて使用者の着座姿勢が変化するように前記脚部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記脚部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下腿部の揺動が大きくなるような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記脚部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記脚部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、
使用者の大腿部が上方に持ち上げられて前記座部から離間し、その大腿部を後方に抱え込むように使用者の着座姿勢が変化するように前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記座部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下半身全体が大きく揺動するような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記座部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記座部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、
使用者の背部が上方に持ち上げられて前記体幹支持部から離間し、使用者の着座姿勢が変化するように前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記背部エアバッグが膨張する前と比較して使用者の下半身から腰部および腹部に至るまでの部位の揺動が大きくなるような下腿部から上半身への揺動の伝達態様の変化を前記背部エアバッグの膨張により誘因させ、そのような揺動の伝達態様の変化が誘因されたことにより使用者に付与される揺動刺激が変化した後に、前記背部エアバッグを収縮させるための前記エアポンプの制御を実行することにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を再び変化させ、
揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定し、前記脚部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行する
揺動装置。 - 前記制御部は、
前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと、前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと、前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを互いに異なるタイミングに設定する前記エアポンプの制御とは別に、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記脚部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記座部エアバッグを膨張させるタイミングと、揺動の伝達態様の変化を誘因するために前記背部エアバッグを膨張させるタイミングとを実質的に同じタイミングに設定し、前記脚部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、前記座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御、および、前記背部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を実行することにより、前記脚部エアバッグにより使用者の下腿部だけが持ち上げられる場合、前記座部エアバッグにより使用者の大腿部だけが持ち上げられる場合、および、前記背部エアバッグにより使用者の背部だけが持ち上げられる場合と比較して、使用者の着座姿勢を多様に変化させることにより下腿部から上半身への揺動の伝達態様を多様に変化させる
請求項5に記載の揺動装置。 - 前記制御部は、
前記揺動駆動部に駆動力を出力させているとき、前記脚部エアバッグ、前記座部エアバッグ、および、前記背部エアバッグの順にそれぞれのエアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御と、
前記揺動駆動部に駆動力を出力させているとき、前記背部エアバッグ、前記座部エアバッグ、および、前記脚部エアバッグの順にそれぞれのエアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御と
のうちの少なくとも一方の制御をさらに実行する
請求項5または6に記載の揺動装置。 - 前記揺動装置は、
前記座部が前記脚部支持部または前記体幹支持部に対して前記座部の前後方向に傾動する構造、前記脚部支持部が前記座部に対して前記座部の前後方向に傾動する構造、および、前記体幹支持部が前記座部に対して前記座部の前後方向に傾動する構造のうちの少なくとも1つの構造と、
前記制御部と電気的に接続され、前記座部、前記脚部支持部、および、前記体幹支持部のうちの少なくとも1つを傾動させる駆動力を前記制御部の指令信号に基づいて出力する傾動機構と
をさらに含み、
前記制御部は、
前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに前記脚部エアバッグが膨張するように前記エアポンプを制御し、または、前記脚部エアバッグが膨張するように前記エアポンプを制御しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させ、さらに、前記傾動機構に前記座部、前記脚部支持部、および、前記体幹支持部のうちの少なくとも1つを傾動させる駆動力を出力させる制御をさらに実行する
請求項5〜7のいずれか一項に記載の揺動装置。 - 前記揺動装置は、
前記座部の左右方向の中心位置を基準として左右対称に配置された複数の前記座部エアバッグをさらに含み、
前記制御部は、
使用者の一方の大腿部が上方に持ち上げられ、下半身が右回り方向または左回り方向に捻られるように使用者の着座姿勢が変化するように前記複数の座部エアバッグのうちの一部の座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記座部エアバッグが膨張する前とは異なる動作感の揺動刺激を使用者に付与する制御と、
使用者の両方の大腿部が上方に持ち上げられ、その大腿部が略水平姿勢を維持しつつ使用者の着座姿勢が変化するように前記複数の座部エアバッグを膨張させるための前記エアポンプの制御を、前記揺動駆動部に駆動力を出力させているときに実行することにより、または、そのようなエアポンプの制御を実行しているときに前記揺動駆動部に駆動力を出力させることにより、前記エアポンプの制御に基づいて前記複数の座部エアバッグのうちの一部の座部エアバッグだけが膨張する前とは異なる動作感の揺動刺激を使用者に付与する制御と
のうちの少なくとも一方の制御をさらに実行する
請求項1〜8のいずれか一項に記載の揺動装置。 - 前記揺動装置は、
前記座部の前後方向に並べて配置され、かつ、隣り合う前記座部エアバッグの一部が重畳した配置形態、
または、前記座部の前後方向に並べて配置され、かつ、隣り合う前記座部エアバッグが離間した配置形態、
または、前記座部の左右方向に並べて配置され、かつ、隣り合う前記座部エアバッグの一部が重畳した配置形態、
または、前記座部の左右方向に並べて配置され、かつ、隣り合う前記座部エアバッグが離間した配置形態
を有する複数の前記座部エアバッグをさらに含み、
前記制御部は、
前記揺動駆動部に駆動力を出力させているとき、前記複数の座部エアバッグの配列順にしたがい前記複数の座部エアバッグを順番に膨張させるための前記エアポンプの制御をさらに実行する
請求項1〜8のいずれか一項に記載の揺動装置。 - 前記揺動装置は、
前記脚部支持部の左右方向に沿うように配置され、前記脚部支持部の側壁部により支持される回動軸と、
前記脚部支持部のうちの使用者の脹脛側の面である対向面に対して前記回動軸を中心として前方側に回動できるようにその上端部に前記回動軸が挿入されている回動部材と
をさらに含み、
前記脚部エアバッグは、
前記対向面と前記回動部材との間に配置され、
前記制御部は、
前記脚部エアバッグの最大出力を変化させる制御をさらに実行する
請求項1、2、および、5〜8のいずれか一項に記載の揺動装置、または、請求項1、2、および、5〜8のいずれか一項を引用する請求項9あるいは10に記載の揺動装置。
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