JP5373348B2 - リラックス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者にリラックス効果及びリフレッシュ効果を付与することができるリラックス装置に関するものである。
従来、椅子型の身体支持部材に腰掛けた使用者の身体を揺動させることでリラックス効果を付与するリラックス装置が例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1のリラックス装置では、身体支持部材を前後方向に揺動させる揺動駆動装置(特許文献1では加振手段)を備え、その揺動駆動装置により身体支持部材を1Hz以下の周波数で揺動させるとともに、0.2Hz以下の変動幅で周波数を漸次変化させて使用者に対してリラックス効果を与えている。
特開2000−42112号公報
ところで、上記のリラックス装置では、身体を揺動させることで使用者に対してリラックス効果を付与し、身体等の緊張を解きほぐして、例えば睡眠に導くことも可能となるが、その後に使用者に対して覚醒等のリフレッシュ効果を効果的に与えるものは無く、その開発が望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、身体を揺動させることでリラックス効果を付与した後にリフレッシュ効果を付与することができるリラックス装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、使用者の身体を支持する身体支持手段と、該身体支持手段を一方向に揺動動作させる揺動駆動手段と、該揺動駆動手段を制御して揺動動作の周波数を漸減させるリラックス揺動及び揺動動作の周波数を漸増させるリフレッシュ揺動を行う制御手段とを備えたリラックス装置であって、前記身体支持手段は、前記使用者が着座可能な座部と、該座部の後部に設けられる背もたれ部と、前記座部の前部に設けられるオットマンとから構成され、前記座部、前記背もたれ部、及び前記オットマンの内の少なくとも1つの部材には、該部材に支持される前記使用者の身体を前記揺動動作の揺動方向とは異なる方向に捻る回旋手段が備えられ、前記回旋手段は、膨縮動作するエアバッグで構成され、前記リラックス揺動からリフレッシュ揺動へと切り替わってリラックス状態にあった前記使用者をリフレッシュさせるべく、前記リフレッシュ揺動と並行して前記使用者の身体に捻り動作を付与するものであり、前記揺動駆動手段は、前記身体支持手段を前後方向に揺動動作させるものであり、前記回旋手段は、前記身体支持手段の前方への動作及び後方への動作の少なくとも一方の動作中に時間経過に伴って捻り量が漸増するように前記使用者の身体に捻り動作を付与することをその要旨とする。
この発明では、身体支持手段には、使用者の身体を揺動動作の揺動方向とは異なる方向に捻る回旋手段が備えられる。そして、回旋手段により、リラックス揺動から切り替わってリラックス状態にあった使用者をリフレッシュさせるべく、リフレッシュ揺動と並行して使用者の身体が捻られる捻り動作が付与される。これにより、使用者の身体が揺動方向とは異なる方向に動作されるため、使用者にリラックス揺動とは異なる刺激を付与することでリラックス状態から覚醒状態へと導くリフレッシュ効果を付与することができる。
この発明では、身体支持手段は、使用者が着座可能な座部と、座部の後部に設けられる背もたれ部と、座部の前部に設けられるオットマンとから構成される。そして、回旋手段は、座部、背もたれ部、及びオットマンの内の少なくとも1つの部材に備えられて、回旋手段が備えられる部材に支持される使用者の身体に対して捻り動作が付与される。これに
より、使用者の身体が揺動方向とは異なる方向に動作されるため、使用者にリラックス揺動とは異なる刺激を付与することでリラックス状態から覚醒状態へと導くリフレッシュ効果を付与することができる。
またこの発明では、揺動駆動手段により、身体支持手段を前後方向に揺動動作される。そして、回旋手段により、身体支持手段の前方への動作及び後方への動作の少なくとも一方の動作中に使用者の身体に捻り動作が付与される。つまり、身体支持手段の揺動動作と回旋手段による捻り動作との連動感が増し、より効果的なリフレッシュ効果を付与することが可能となる。
またこの発明では、膨縮動作するエアバッグで構成される回旋手段にて、使用者の身体が揺動方向とは異なる方向に動作されるため、使用者にリラックス揺動とは異なる刺激を付与することでリラックス状態から覚醒状態へと導くリフレッシュ効果を付与することができる。また、エアバッグを用いて構成することで、比較的簡単な構成とでき、身体への捻り動作を容易に付与することができる。
またこの発明では、回旋手段により、時間経過に伴って捻り量が漸増されるように使用者の身体に捻り動作が付与される。つまり、徐々に捻り量(捻り動作の刺激量)を増やすことで、リラックス状態(睡眠状態)から徐々に覚醒状態へと導くことができるため、不快な目覚め(覚醒)を誘発することを抑制することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のリラックス装置において、前記回旋手段は、前記背もたれ部に備えられ、前記使用者の上半身に対して捻り動作を付与することをその要旨とする。
この発明では、回旋手段は背もたれ部に備えられ、背もたれ部に備えられた回旋手段により使用者の上半身に対して捻り動作が付与される。つまり、使用者の上半身に対して捻り動作が行われることで、平衡感覚を司る三半規管が刺激されて、より効果的なリフレッシュ効果を付与することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のリラックス装置において、前記回旋手段は、前記座部、前記背もたれ部、及び前記オットマンの内の少なくとも2つ以上の部材に備えられるとともに、同一方向に回旋して前記使用者の身体に捻り動作を付与することをその要旨とする。
この発明では、回旋手段は、座部、背もたれ部、及びオットマンの内の少なくとも2つ以上の部材に備えられるとともに、その回旋手段により、同一方向に回旋して使用者の身体に捻り動作が付与される。これにより、使用者の身体の大部分に対して捻り動作を行うことができるため、より効果的なリフレッシュ効果を付与することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のリラックス装置において、前記回旋手段は、前記背もたれ部及び前記オットマンの少なくとも一方の部材と、前記座部とに備えられるものであり、前記座部における捻り動作と、前記背もたれ部及び前記オットマンの少なくとも一方の部材における捻り動作とが逆方向となるように動作され、前記使用者の身体に捻り動作を付与することをその要旨とする。
この発明では、回旋手段は、背もたれ部及びオットマンの少なくとも一方の部材と、座部とに備えられる。そして回旋手段により、座部における捻り動作と、背もたれ部及びオットマンの少なくとも一方の部材における捻り動作とが逆方向となるように動作され、使用者の身体に捻り動作が付与される。これにより、使用者の身体に対して付与される捻り動作の捻り量が大きくなり、使用者に対して強い刺激を与えることができ、より効果的なリフレッシュ効果を付与することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のリラックス装置において、前記回旋手段は、前記身体支持手段の前方への動作及び後方への動作の少なくとも一方が開始されると同時に、前記使用者の身体に捻り動作を付与することをその要旨とする。
この発明では、身体支持手段の前方への動作及び後方への動作の少なくとも一方が開始されると同時に、回旋手段により使用者の身体に捻り動作が付与される。つまり、身体支持手段の揺動動作と回旋手段による捻り動作との連動感が更に増し、より効果的なリフレッシュ効果を付与することが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載のリラックス装置において、前記回旋手段は、前記使用者の身体の捻り動作中にその動作を所定時間停止させ、前記使用者の捻り動作中の姿勢を所定時間保持することをその要旨とする。
この発明では、回旋手段により、使用者の身体の捻り動作中にその動作が所定時間停止され、使用者の捻り動作中の姿勢が所定時間保持されるため、その姿勢保持の間は捻り動作の刺激を与えることができ、より効果的なリフレッシュ効果を付与することができる。
本発明によれば、身体を揺動させることでリラックス効果を付与した後にリフレッシュ効果を付与することができるリラックス装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のリラックス装置の概略構成図を示す。図1に示すように、リラックス装置10は、その基台11の底部11aが図示しない床面に載置されるとともに、基台11に設けられた揺動駆動手段としての揺動駆動装置12と該揺動駆動装置12により揺動される身体支持手段としての身体支持部材13とを備えている。
揺動駆動装置12は、モータ20と、減速機21と、クランク機構22と、リンク部材23とから構成されている。
モータ20は、基台11の底部11a上面に設けられるとともに、前記底部11a上面に設けられる制御手段としてのコントローラ24によりその駆動が制御されている。減速機21は、基台11の底部11a上面に設けられるとともに、前記モータ20と駆動連結され、モータ20の駆動力を減速出力するものである。
クランク機構22は、2つの接続部材22a,22bから構成されるとともに、減速機21の回転駆動を半径の極めて大きな円弧運動に変換するものである。接続部材22aは、その基端が減速機21の出力軸と一体回転可能に接続されるとともに、その先端が接続部材22bの基端と回転可能に接続されている。接続部材22bの先端は、身体支持部材13が固定される四角枠状のベース部25の下部と接続されている。
前記基台11には、その底部11aから上方向に突設される支持枠11bが備えられており、2つのリンク部材23はそれらの基端が各支持枠11b上部に所定間隔を有して回転可能に連結されるとともに、各先端がベース部25の下部と回転可能に連結されている。つまり、この2本のリンク部材23は、基端を中心として回動するようになっており、クランク機構22からの駆動力を基に、ベース部25に固定される身体支持部材13をロッキングチェア等のように前後方向に揺動させている。尚、本実施形態では、身体支持部材13が後方から前方へ移動する際の経路を往路とし、前方から後方へ移動する際の経路を復路としている。
ベース部25の上部には、椅子型の身体支持部材13を構成する座部30がベース部25と一体移動可能に固定されており、座部30の後部に傾動可能に固定された背もたれ部31と、座部30の前部に固定されたオットマン32と、座部30の左右両側に固定された肘掛け部33とが設けられている。
背もたれ部31は、図2に示すように、該背もたれ部31を傾動させる傾動機構としてのリクライニング機構34がコントローラ24により制御され、背もたれ部31を適宜傾動させるようになっている。
また、背もたれ部31には、上段両側に左右一対のエアバッグ40,41が使用者の左右肩部に対応して内装されるとともに、中段に背中用エアバッグとしてのエアバッグ42,43,44が使用者の背部(背中上段、背中中段及び背中下段)に対応して内装され、下段両側にエアバッグ45,46が使用者の左右腰部に対応して内装されている。座部30左右には、2つのエアバッグ47,48が使用者の臀部及び大腿部に対応して内装されている。オットマン32左右には、2つのエアバッグ49,50が使用者の脚部に対応して内装されている。使用者の各部位に対応して設けられたエアバッグ40〜50は、図示しない接続ホースを介し、座部30の下部に設けられたエアポンプ51に向けて取り回されている。エアポンプ51は、前記コントローラ24によりその駆動が制御され、各エアバッグ40〜50の膨縮動作が可能となっている。
次に、上記の様に構成されたリラックス装置10の動作について図1〜4を用いて説明する。
コントローラ24は、揺動駆動装置12を駆動して身体支持部材13のリラックス揺動を実施するモード単独、若しくはそのリラックス揺動と各エアバッグ40〜50及び背もたれ部31とを連動するモード等、各種の作動モードが設定されている。その中で、リフレッシュ機能を有するリラックス揺動モードがある。この作動モードでは、先ず使用者に対してリラックス効果を付与する[リラックス揺動]が実施され、所定時間経過すると[リラックス揺動]から[リフレッシュ揺動]へと切り替わって作動モードが終了するようになっている。
[リラックス揺動]
先ず、コントローラ24は、座部30と背もたれ部31との間のリクライニング角度θを起立状態(例えばリクライニング角度θ=120度)からリクライニング状態(例えばリクライニング角度θ=150度)となるように、リクライニング機構34を制御して背もたれ部31を所定角度(例えば30度)傾動させる。この時、背もたれ部31の作動速度は漸減するように制御される。
そして、コントローラ24は、使用者を覚醒状態からリラックス状態に導くように、時間経過に伴って身体支持部材13の揺動動作の揺動間隔(周波数)を例えば0.35Hzから開始し、所定時間Aまでの間で0.2Hzまで0.05Hz刻みで漸減させるようにモータ20を制御するとともに、揺動動作の揺れ幅(振幅)にランダムなゆらぎを付与するようにモータ20を制御してリラックス揺動を行う。さらに、コントローラ24は、所定時間Aまでエアポンプ51を駆動させて、背もたれ部31や座部30に設けた複数のエアバッグ40〜50を、適宜、膨脹収縮動作させて使用者の身体をさすったり、伸ばしたりして筋肉を弛緩させるようなマッサージ効果を付与するようにしている。
そして、所定時間A経過後、所定時間Bまで、コントローラ24は、前記の最終動作、つまり身体支持部材13を本実施形態の周波数の下限値である周波数0.2Hzで、振幅にゆらぎが生じるようにモータ20を制御し、使用者を更にリラックス状態から睡眠状態となるように揺動を続ける。また、所定時間A,B間では、コントローラ24はエアポンプ51の駆動を停止させてエアバッグ40〜50の動作を停止させて収縮させた状態としている。
[リフレッシュ揺動]
所定時間B経過後、コントローラ24は、使用者を睡眠状態(リラックス状態)から覚醒状態へと誘うように、揺動動作の周波数を0.2Hzから0.3Hz、0.3Hzから0.4Hz、0.4Hzから0.6Hzとなるように段階的に変化させるべくモータ20を制御する。この時、周波数の変化のタイミングは、身体支持部材13の揺動動作が例えば10往復した後に変化するようにコントローラ24にて制御されている。また、コントローラ24は、周波数の変化のタイミングと同期させて振幅の大きさを段階的に増加するようにモータ20を制御する。
そして、コントローラ24は、上述の動作と並行して、エアポンプ51を制御して、背もたれ部31に内装されたエアバッグ40〜50の内で、使用者の右半身を特に押し上げるエアバッグ41,46,48,50と、使用者の左半身を特に押し上げるエアバッグ40,45,47,49とを交互に膨縮動作させて使用者の身体に捻り動作を付与する構成とされている。詳述すると、コントローラ24は、先ず、エアポンプ51を制御してエアバッグ41,46,48,50を膨張動作させるとともに膨張状態を例えば5秒程度維持させる。その後、コントローラ24は、エアポンプ51を制御して、エアバッグ41,46,48,50を収縮動作させるとともに、エアバッグ40,45,47,49を膨張動作させ、その膨張状態が例えば5秒程度維持させる。これらエアバッグ41,46,48,50とエアバッグ40,45,47,49とを交互に膨縮させる動作を繰り返し実施し、使用者の身体が捻られる捻り動作が行われるようになっている。尚、本実施形態では、エアバッグ40,41及びエアバッグ45〜50とエアポンプ51と、コントローラ24とで回旋手段を構成している。
このように、エアポンプ51を駆動してエアバッグ40,45,47,49による膨縮動作とエアバッグ41、46,48,50による膨縮動作を交互に行うことで、使用者の左半身と右半身が交互に押し上げられて、使用者の身体に捻り動作を付与することができる。また、この捻り動作は、揺動方向(前後方向)とは異なる方向(左右方向)への捻り動作であるため、使用者にリラックス揺動とは異なる刺激を付与することができる。そのため、使用者をリラックス状態から覚醒状態へと導くリフレッシュ効果を付与することができる。
上述したエアバッグ動作終了後、コントローラ24は、エアポンプ51を制御してエアバッグ42,43,44に空気を供給して背中を持ち上げるようにし、背中伸ばしを行うようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)身体支持部材13は、使用者が着座可能な座部30と、座部30の後部に設けられる背もたれ部31と、座部30の前部に設けられるオットマン32とから構成される。そして、回旋手段を構成するエアバッグ40,41及びエアバッグ45〜50は、座部30、背もたれ部31、及びオットマン32の内の少なくとも1つの部材(本実施形態では全ての部材)に備えられ、エアバッグ40,41及びエアバッグ45〜50が備えられる座部30、背もたれ部31、及びオットマン32に支持される使用者の身体に対して捻り動作が付与される。これにより、使用者の身体が揺動方向とは異なる方向に動作されるため、使用者にリラックス揺動とは異なる刺激を付与することでリラックス状態から覚醒状態へと導くリフレッシュ効果を付与することができる。
(2)回旋手段を構成するエアバッグ40,41及びエアバッグ45〜50は、座部30、背もたれ部31、及びオットマン32に備えられるとともに、そのエアバッグ40,41及びエアバッグ45〜50により、使用者の身体を同一方向に回旋して使用者の身体に捻り動作が付与される。これにより、使用者の身体の大部分に対して捻り動作を行うことができるため、より効果的なリフレッシュ効果を付与することができる。
(3)回旋手段を構成するコントローラ24によりエアポンプ51が制御されてエアバッグ40,41及びエアバッグ45〜50が膨張されて所定時間(5秒程度)保持することで、使用者の身体の捻り動作中にその動作が停止された状態となり、使用者の捻り動作中の姿勢が保持されるため、その姿勢保持の間は捻り動作の刺激を与えることができ、より効果的なリフレッシュ効果を付与することができる。
(4)膨縮動作するエアバッグ40,41及びエアバッグ45〜50で構成される回旋手段にて、使用者の身体が揺動方向とは異なる方向に動作されるため、使用者にリラックス揺動とは異なる刺激を付与することでリラックス状態から覚醒状態へと導くリフレッシュ効果を付与することができる。また、エアバッグ40,41及びエアバッグ45〜50を用いて構成することで、比較的簡単な構成とでき、身体への捻り動作を容易に付与することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、回旋手段としてのエアバッグを座部30、背もたれ部31及びオットマン32とに内装したが、これに限らず、例えば背もたれ部31のみに設けて、使用者の身体(特に上半身)に捻り動作を行う構成としてもよい。つまり、使用者の上半身に対して捻り動作が行われることで、平衡感覚を司る三半規管が刺激されて、より効果的なリフレッシュ効果を付与することができる。
・上記実施形態では、使用者の右半身を押し上げるエアバッグ41,46,48,50と使用者の左半身を押し上げるエアバッグ40,45,47,49を設け、交互に膨縮動作させて、右半身の捻り動作と左半身の捻り動作とが交互に繰り返される構成としたが、これに限らない。例えば、背もたれ部31に設けた右上半身用のエアバッグ41,46と座部30に設けた左臀部及び左大腿部用のエアバッグ47とを膨張動作させた後に、収縮動作させ、更に左上半身用のエアバッグ40,45と座部30に設けた右臀部及び右大腿部用のエアバッグ48とを膨張動作させる構成を採用してもよい。つまり、座部30における捻り動作と、背もたれ部31おける捻り動作とが逆方向となるように動作される構成を採用してもよい。これにより、使用者の身体に対して付与される捻り動作の捻り量が大きくなり、使用者に対して強い刺激を与えることができ、より効果的なリフレッシュ効果を付与することができる。尚、座部30における捻り動作と、オットマン32における捻り動作とが逆方向となるように動作される構成においても同様の効果を奏することができる。
・上記実施形態では、各エアバッグにより回旋手段を構成したが、これに限らない。例えば、図4に示すように背もたれ部31及び座部30に湾曲形状の回旋部材60を設け、図5(a)(b)に示すように各回旋部材60の左右背面に配した押し上げ機構61a,61bにより交互に押し上げて使用者の身体(体幹C)を回旋させる(捻る)ように構成してもよい。尚、押し上げ機構61a,61bは、回旋部材60を支持する支持プレート62と、例えばコントローラ24により前後方向の伸縮駆動が制御されるボールねじ機構からなる電動伸縮機構63とで構成されている。そして、例えば、図5(b)に示すように回旋部材60の右背面に押し上げる押し上げ機構61bを前方に伸長させることで、回旋部材60が回旋して使用者の身体(体幹C)の右半身を押し上げて左方向に捻り動作を行うことができるようになっている。尚、回旋部材60は、使用者の体幹Cの左右全幅に亘る幅を有しており、使用者の体幹Cを安定して支持し、確実に回旋(捻り)動作を行うことが可能となっている。更に、回旋部材60の前面にウレタンウォーム等の発泡体、その他弾性体や低反発性材料を設ける構成を採用してもよく、この場合動作中における使用者の体幹Cへの負担が抑制される。
尚、上述の構成では、例えばボールねじ機構からなる電動伸縮機構63で構成したが、要は、回旋部材60を左右方向に押し上げる機構であればよい。
また、上述の構成に加え、回旋部材60の例えば左右方向中心の後部側に回動軸を設けて、その回動軸を中心に回旋可能に支持され、その回動軸中心に回旋部材を回旋させて、捻り動作を付与する構成を採用してもよい。尚、この場合、前記回動軸を左右方向中心からずらした位置に配置しても捻り動作を行うことは可能である。
また、上述の回旋部材60をエアバッグにて動作させる構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、リフレッシュ揺動時(所定時間B経過後)に、例えば身体支持部材13の前方への動作及び後方への動作の少なくとも一方の動作中に使用者の身体に捻り動作が付与される構成を採用してもよい。上記実施形態に適用するならば、身体支持部材13の前方への動作中に使用者の右半身を押し上げるエアバッグ41,46,48,50を膨張動作させ、身体支持部材13の後方への動作中に、エアバッグ41,46,48,50を収縮動作させるとともに使用者の左半身を押し上げるエアバッグ41,46,48,50を膨張させて捻り動作を付与するようにするとよい。このような構成とすることで、身体支持部材13の揺動動作(前後方向への動作)と回旋手段を構成する各エアバッグによる捻り動作との連動感が増し、より効果的なリフレッシュ効果を付与することが可能となる。
また、リフレッシュ揺動時に、身体支持部材13の前方への動作及び後方への動作の少なくとも一方が開始されると同時に、回旋手段(エアバッグ)により使用者の身体に捻り動作が付与される構成を採用してもよい。このような構成とすることで、身体支持部材13の揺動動作と回旋手段を構成する各エアバッグによる捻り動作との連動感が更に増し、より効果的なリフレッシュ効果を付与することが可能となる。
・上記実施形態では、特に言及していないが、時間経過に伴って捻り量が漸増されるように使用者の身体に捻り動作が行われる構成を採用してもよい。このような構成とすることで、徐々に捻り量(捻り動作の刺激量)を増やされ、リラックス状態(睡眠状態)から徐々に覚醒状態へと導くことができるため、不快な目覚め(覚醒)を誘発することを抑制することができる。
・上記実施形態では、各エアバッグにより回旋手段を構成したが、身体支持部材13を構成させる座部30、背もたれ部31及びオットマン32を直接回旋させて回旋手段を構成してもよい。
・上記実施形態では、身体支持部材13を前後方向に揺動動作させているが、例えば左右方向に揺動動作させてもよい。この場合、回旋手段としては前後方向に回旋されるものとする。
・上記実施形態では、リラックス揺動時に、身体支持部材13の揺動動作の周波数を0.35Hzから0.2Hzの間になるようにコントローラ24により揺動駆動装置12を制御しているが、リラックスさせるその他の周波数帯域で揺動駆動装置12を制御してもよい。
・上記実施形態では、リフレッシュ揺動(リフレッシュ動作)時に、身体支持部材13の揺動動作の周波数を0.2Hzから段階的に0.6Hzまで変化するようにコントローラ24にて揺動駆動装置12を制御しているが、リフレッシュさせるその他の周波数帯域を利用してもよい。
・上記実施形態では、所定時間Aや所定時間Bとでコントローラ24による各部の制御が切り替わるように構成されているが、これに限らず、例えば使用者がコントローラ24による各部の制御を切り替え可能なスイッチを設けて、使用者の所望のタイミングで切り替えを行ってもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、リラックス揺動やリフレッシュ揺動に対応した音楽や振動を付与する構成を追加してもよい。
本実施形態におけるリラックス装置の概略構成図である。 身体支持部材の斜視図である。 揺動動作の振幅及び周波数について説明するための説明図である。 別例における回旋手段について説明するための説明図である。 (a)(b)別例における回旋手段について説明するための説明図である。
符号の説明
10…リラックス装置、24…回旋手段を構成するコントローラ、30…身体支持手段としての座部、31…身体支持手段としての背もたれ部、32…身体支持手段としてのオットマン、40,41,45,46,47,48,49,50…回旋手段を構成するエアバッグ、51…回旋手段を構成するエアポンプ。

Claims (6)

  1. 使用者の身体を支持する身体支持手段と、該身体支持手段を一方向に揺動動作させる揺動駆動手段と、該揺動駆動手段を制御して揺動動作の周波数を漸減させるリラックス揺動及び揺動動作の周波数を漸増させるリフレッシュ揺動を行う制御手段とを備えたリラックス装置であって、
    前記身体支持手段は、前記使用者が着座可能な座部と、該座部の後部に設けられる背もたれ部と、前記座部の前部に設けられるオットマンとから構成され、
    前記座部、前記背もたれ部、及び前記オットマンの内の少なくとも1つの部材には、該部材に支持される前記使用者の身体を前記揺動動作の揺動方向とは異なる方向に捻る回旋手段が備えられ、
    前記回旋手段は、膨縮動作するエアバッグで構成され、前記リラックス揺動からリフレッシュ揺動へと切り替わってリラックス状態にあった前記使用者をリフレッシュさせるべく、前記リフレッシュ揺動と並行して前記使用者の身体に捻り動作を付与するものであり、
    前記揺動駆動手段は、前記身体支持手段を前後方向に揺動動作させるものであり、
    前記回旋手段は、前記身体支持手段の前方への動作及び後方への動作の少なくとも一方の動作中に時間経過に伴って捻り量が漸増するように前記使用者の身体に捻り動作を付与することを特徴とするリラックス装置。
  2. 請求項1に記載のリラックス装置において、
    前記回旋手段は、前記背もたれ部に備えられ、前記使用者の上半身に対して捻り動作を付与することを特徴とするリラックス装置。
  3. 請求項1に記載のリラックス装置において、
    前記回旋手段は、前記座部、前記背もたれ部、及び前記オットマンの内の少なくとも2つ以上の部材に備えられるとともに、同一方向に回旋して前記使用者の身体に捻り動作を付与することを特徴とするリラックス装置。
  4. 請求項1に記載のリラックス装置において、
    前記回旋手段は、前記背もたれ部及び前記オットマンの少なくとも一方の部材と、前記座部とに備えられるものであり、前記座部における捻り動作と、前記背もたれ部及び前記オットマンの少なくとも一方の部材における捻り動作とが逆方向となるように動作され、
    前記使用者の身体に捻り動作を付与することを特徴とするリラックス装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のリラックス装置において、
    前記回旋手段は、前記身体支持手段の前方への動作及び後方への動作の少なくとも一方が開始されると同時に、前記使用者の身体に捻り動作を付与することを特徴とするリラックス装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のリラックス装置において、
    前記回旋手段は、前記使用者の身体の捻り動作中にその動作を所定時間停止させ、前記使用者の捻り動作中の姿勢を所定時間保持することを特徴とするリラックス装置。
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