JP6435084B2 - 電動二輪・三輪車用非接触給電装置 - Google Patents

電動二輪・三輪車用非接触給電装置 Download PDF

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Description

本発明は、電動アシスト自転車や電動バイク等の電動二輪車や電動三輪車に対し、非接触で電力を給電して、それらに搭載されたバッテリーを充電する非接触給電装置に関し、電動二輪車や電動三輪車の駐輪操作に伴い、安定した給電が行われるようにしたものである。
近年、電動アシスト自転車が急速に普及し、レンタサイクルとして電動アシスト自転車を貸し出すケースも増えている。
自転車に搭載されたバッテリーを充電するために、自転車からバッテリーを取り外して充電装置にセットしたり、自転車に搭載された状態のバッテリーの充電端子と充電装置の出力端子とを長いケーブルで接続したりすることは、かなり手間が掛かる。
こうした不便を解消するため、下記特許文献1には、駐輪場に止めた自転車の支持スタンドを立てるだけで、電磁誘導作用により自転車に電力が給電され、自転車のバッテリーが充電される電動自転車の非接触給電システムが開示されている。
非接触給電の効率は、非接触給電トランスの送電コイルと受電コイルとの対向位置がずれると、急激に低下する。
こうした点を改善するため、本発明者等は、先に、駐輪スタンドの施錠機構で施錠される電動アシスト自転車の被施錠部の近傍に非接触給電トランスの受電コイルを配置し、電動アシスト自転車を駐輪スタンドに施錠したとき、駐輪スタンドの送電コイルと電動アシスト自転車の受電コイルとの間で非接触給電が行われる装置を提案している(下記特許文献2)。この装置では、被施錠部が施錠されて施錠機構と被施錠部とが結合すると、送電コイルと受電コイルとの位置が規制されて位置ずれの無い状態が保たれ、効率の高い給電が行われる。
この装置では、図18に示すように、電動アシスト自転車の前輪の軸位置に長方形の固定板66を取り付け、この固定板66に被施錠部(ロック金具)61と受電コイル65とを固定している。また、駐輪スタンドの側には、図11(a)に示すように、断面コ字状のコアにコイルを巻回した送電コイル73が設けられており、電動アシスト自転車を、ロック金具61が駐輪スタンドの施錠機構の位置に達するまで移動させると、図18(d)に示すように、受電コイル65が送電コイル73のコ字状コアの中に入り込み、非接触給電が開始される。
特開平10−75535公報 特願2014−27688
しかし、先に提案した装置は、実用化を図る上で次のような課題を有していることが明らかになった。
1.電動アシスト自転車は、ハンドルを操作して駐輪スタンドの所定位置にセットしなければならないが、ロック金具や受電コイルが固定された前輪の軸位置からハンドルまでの距離が長いため、ハンドル操作が容易でない。
2.ロック金具61や受電コイル65を固定した固定板66を前輪の軸位置に取付けるには、電動アシスト自転車の前輪の固定構造を分解して固定板66を組み込む必要があり、その取付操作が簡単でない。
3.ロック金具61と受電コイル65との位置をさらに近付けて、ロック金具の施錠により、送電コイルと受電コイルとの位置関係が一層強固に規制されるように構成することが望ましい。
本発明は、こうした点の改良を図るものであり、電動二輪車や電動三輪車(この明細書では、それらを合わせて“電動二輪・三輪車”と言う。)を駐輪場のスタンドに施錠して非接触給電を行わせる操作が容易であり、また、電動二輪・三輪車への取付けが簡単で、安定した非接触給電を行わせることができる電動二輪・三輪車用非接触給電装置を提供することを目的としている。
本発明は、駐輪中の電動二輪・三輪車に対して電磁誘導作用により電力を給電する電動二輪・三輪車用非接触給電装置であって、電動二輪・三輪車の施錠機構を備える駐輪スタンドの側に設置された、非接触給電トランスの送電コイルを有する送電側装置と、電動二輪・三輪車の側に設置された、非接触給電トランスの受電コイルを有する受電側装置と、
を備え、
受電側装置は、電動二輪・三輪車のフレームのヘッドチューブと、該ヘッドチューブから分岐して電動二輪・三輪車の後方に延びる分岐チューブとの分岐位置において、ヘッドチューブ及び分岐チューブの一部を覆う状態でフレームに固定された固定部と、固定部から電動二輪・三輪車の側方方向に突出した筒状部から成る受電コイル保持部と、筒状部の先端の端面に固定された受電コイルと、筒状部の先端の側面から電動二輪・三輪車の前方に延びた被施錠部と、を備え、
送電側装置は、電動二輪・三輪車に設けられた受電側装置の被施錠部と筒状部の先端とを受け入れる、被施錠部及び筒状部の進入する側面を除く三方が壁面で囲まれた凹状部から成るガイド部と、凹状部に進入した筒状部の前進を阻む位置にある壁面から成る位置規制部と、位置規制部を構成する壁面に設けられた、被施錠部の挿入が可能な被施錠部挿入孔と、被施錠部挿入孔に挿入された被施錠部をロックするロック機構と、被施錠部がロックされたときの筒状部の端面に固定された受電コイルと対向するように、凹状部の底面に固定された送電コイルと、を備えることを特徴とする。
この電動二輪・三輪車用非接触給電装置では、受電側装置が、電動二輪・三輪車のハンドルから近い位置に固定されているため、電動二輪・三輪車を駐輪スタンドにセットする際のハンドル操作が容易である。また、このとき、受電コイルは、送電コイルに対向する非接触給電位置に誘導・位置決めされるため、安定した非接触給電が可能である。また、受電側装置の受電コイルと被施錠部とが近接しているため、被施錠部が送電側装置にロックされたとき、受電コイルは、送電側装置の送電コイルと正対するように位置決めされる。
また、本発明の電動二輪・三輪車用非接触給電装置では、受電側装置の固定部が、ヘッドチューブ及び分岐チューブの軸芯を含む平面を分割面とする複数の分割部材で構成され、この複数の分割部材が、ヘッドチューブ及び分岐チューブの周囲を覆う状態で結合される。
そのため、電動二輪・三輪車に受電側装置を取付ける際に、電動二輪・三輪車の分解が不要であり、受電側装置の取付けが容易である。
また、本発明の電動二輪・三輪車用非接触給電装置では、送電コイル及び受電コイルが、フェライトから成るコア部材と、コア部材に巻回される電線とを有し、コア部材は、矩形状の外形を有する板状部と、この板状部の対向する辺に沿って、板状部の同一面側に平行に配置された直方体状の磁極部とを有し、電線は、磁極部間の板状部の部分に巻回される。そして、送電コイル及び受電コイルは、非接触給電時に磁極部が互いに対向するように、送電側装置の凹状部の底面、及び、受電側装置の筒状部の端面に固定される。
この平型の送電コイル及び受電コイルは、小形に構成できる。また、それらの磁極部が互いに接近するように送電コイル及び受電コイルを位置決めすることで、高い給電効率が得られる。
また、本発明の電動二輪・三輪車用非接触給電装置では、送電コイル及び受電コイルを、磁極部の長手方向が、送電側装置の凹状部に進入した受電側装置の筒状部の前進方向と一致するように固定することが望ましい。
この送電コイル及び受電コイルは、それらの位置が筒状部の前進方向に多少ずれても、高い給電効率が維持できる。
また、本発明の電動二輪・三輪車用非接触給電装置では、受電側装置は、電動二輪・三輪車の前カゴを支持する前カゴ受け、または、前輪の泥除けに固定された固定部と、固定部から電動二輪・三輪車の前方に突出した受電コイル保持部と、受電コイル保持部の先端側に保持された受電コイルと、を有し、
送電側装置は、電動二輪・三輪車の施錠時に、受電コイルに対向する送電コイルが内包された第の板状部と、電動二輪・三輪車の施錠時に、受電コイル保持部の先端を第の板状部に当接する位置まで誘導する、第の板状部の両側端から電動二輪・三輪車の方向に延出した第のガイド面及び第2のガイド面と、を有し、第の板状部が、受電コイル保持部の前進を阻む位置規制部として機能することを特徴とする。
この電動二輪・三輪車用非接触給電装置では、受電側装置が、電動二輪・三輪車のハンドルから近い前カゴ受け、または、前輪の泥除けに固定されているため、電動二輪・三輪車を駐輪スタンドにセットする際のハンドル操作が容易である。また、このとき、受電コイル保持部の先端が第1のガイド面及び第2のガイド面に誘導されて、受電コイルが非接触給電位置に到達するため、安定した非接触給電が可能である。
また、本発明の電動二輪・三輪車用非接触給電装置では、送電コイルは、矩形状の板状コア部材と、板状コア部材に巻回された電線とを有し、第1のガイド面を備える部材には、板状コア部材の電線が巻回されていない端面の一方に接続する第1の板状コアが内包され、第2のガイド面を備える部材には、板状コア部材の電線が巻回されていない端面の他方に接続する第2の板状コアが内包され、受電コイルは、柱状コア部材と、柱状コア部材に巻回された電線とを有し、電動二輪・三輪車の施錠時に、柱状コア部材の端面の一方が第1の板状コアと対向し、柱状コア部材の端面の他方が第2の板状コアと対向するように受電コイル保持部に保持されている。
この非接触給電装置は、送電コイルと受電コイルとの間に多少の位置ずれがあっても、効率の高い給電が可能である。
また、本発明の電動二輪・三輪車用非接触給電装置では、電線が巻回された板状コア部材と第1の板状コアとの間の角度、及び、板状コア部材と第2の板状コアとの間の角度が、それぞれ鈍角であり、第1のガイド面は、第1の板状コアの面に平行し、第2のガイド面は、第2の板状コアの面に平行し、第1のガイド面及び第2のガイド面に誘導される受電コイル保持部の先端は、第1のガイド面と第2のガイド面との成す角度に対応するテーパーを有し、受電コイルの柱状コア部材の端面は、電動二輪・三輪車の施錠時に、第1の板状コアの面及び第2の板状コアの面に平行するように傾斜している。
この装置では、受電コイル保持部の先端を、送電コイルが内包された第1の板状部に当接させることが容易である。
本発明の電動二輪・三輪車用非接触給電装置では、受電側装置を電動二輪・三輪車に安定的に取付けることができ、また、受電側装置を装着した電動二輪・三輪車を簡単なハンドル操作で駐輪スタンドにセットすることができ、そのセットにより、電動二輪・三輪車に搭載されたバッテリーの非接触充電を高い給電効率で実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る非接触給電装置の受電側装置が装着された電動アシスト自転車を示す図 図1の受電側装置を示す図 図2の受電側装置を異なる視点から見た図 本発明の第1の実施形態に係る非接触給電装置の送電側装置が設置された駐輪スタンドを示す図 図4の送電側装置を示す図 図2の受電側装置と図4の送電側装置とが係合する状態を示す図 受電側装置と送電側装置とが係合した時の電動アシスト自転車と駐輪スタンドとの関係を示す図 図5の送電側装置の裏側を示す図 送電コイル及び受電コイルの構造を示す図 図9の送電コイル及び受電コイルの断面図 異なる構造の送電コイル及び受電コイルを示す図 自転車のフレームを説明する図 図11(a)の送電コイル及び受電コイルを備える第1の実施形態に係る非接触給電装置の送電側装置及び受電側装置を示す図 本発明の第2の実施形態に係る非接触給電装置の送電側装置及び受電側装置を備える駐輪スタンド及び電動アシスト自転車を示す図 本発明の第2の実施形態に係る非接触給電装置の送電側装置及び受電側装置を備える駐輪スタンド及び電動アシスト自転車の他の例を示す図 図14及び図15の送電側装置及び受電側装置を示す図 図16の送電側装置及び受電側装置の変形例を示す図 従来の電動自転車に装着された受電側装置を示す図
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電動アシスト自転車用非接触給電装置の受電側装置10を備える電動アシスト自転車を模式的に示している。受電側装置10は、電動アシスト自転車のフレームに装着されている。図1では、受電側装置10と電池パック50とを接続する電線や、電池パック50に蓄えられた電力で駆動するモータ等の図示を省略している。
自転車のフレームは、図12に示すように、フロントフォーク82のフォークコラム83が挿し込まれるヘッドチューブ81、ヘッドチューブ81から分岐して後方に延びるトップチューブ84やダウンチューブ85(本明細書では、これらを“分岐チューブ”と言う。)、シートポストが挿し込まれるシートチューブ86等で構成されているが、この受電側装置10は、電動アシスト自転車のヘッドチューブ81と分岐チューブ87との分岐位置に取付けられており、ヘッドチューブ81及び分岐チューブ87の一部を取り囲むようにフレームに装着されている。
図2は、受電側装置10を単独で示している。また、図3(a)(b)は、ヘッドチューブ81及び分岐チューブ87に装着された受電側装置10を、視点を違えて示している。
受電側装置10は、ヘッドチューブ81及び分岐チューブ87の一部を覆う状態でフレームに固定される固定部11と、固定部11から電動アシスト自転車の側方方向に突出する円筒部12と、円筒部12の前端の端面に固定される受電コイル13と、円筒部12の前端の側面から電動アシスト自転車の前方方向に延びる被施錠部15と、円筒部12の端面を塞ぐ保護板14とを備えている。
固定部11は、ヘッドチューブ81の周囲を覆う貫通孔115と、この貫通孔115に固定部11内で接続する、分岐チューブ87の周囲を覆う孔116とを有している。
固定部11、円筒部12及び被施錠部15は金属から成り、これらは一体的に成形されている。ただ、固定部11は、分割線111に沿って二つに分割できるように形成されており、分割片を組み合わせて図2、図3の形状(貫通孔115及び孔116を有する形状)を保つために、固定部11には、分割片をボルトで結合する結合部112、113、114が3箇所に設けられている。
分割線111が現れる分割面は、ヘッドチューブ81の中心軸と分岐チューブ87の中心軸とを含む平面に一致している。そのため、ヘッドチューブ81及び分岐チューブ87の左右から、それらを抱き込むように分割片を組み合わせて結合部112、113、114をボルトで結合すれば、ヘッドチューブ81及び分岐チューブ87を覆う状態で固定部11をフレームに固着することができる。
円筒部12の端面に固定された受電コイル13のリード線は、円筒部12の内部を通って反対側に導出される。
被施錠部15は、矩形状の板状部151の中央に、後述する送電側装置30のロック機構でロックされる係止孔152を有している。板状部151の先端の辺の長さ及び厚さは、後述する被施錠部挿入孔32(図5)への挿入が可能な寸法に設定されており、また、円筒部12に接続する板状部151の根本部分は、被施錠部挿入孔32に挿入できない厚さに設定されている。
図4は、本発明の実施形態に係る電動アシスト自転車用非接触給電装置の送電側装置30を備える駐輪スタンド3を模式的に示している。駐輪スタンド3における送電側装置30の設置高さは、電動アシスト自転車に取付けられた受電側装置10の地面からの高さと対応するように設定されている。図5には、送電側装置30を単独で示している。また、図8には、送電側装置30の内部構造を示している。
この送電側装置30は、三方が壁面311、312、313で囲まれた凹状部31と、壁面312に設けられた被施錠部挿入孔32と、凹状部31の底面に固定される送電コイル33と、送電コイル33の保護のために凹状部31の底面に固定される保護板34と、被施錠部挿入孔32から進入した受電側装置10の被施錠部15の係止孔152と係合するラッチ部材35(図8)とを備えている。
凹状部31は、壁面の存在しない側から受電側装置10の被施錠部15と筒状部12の前端とを受け入れる。上下の壁面311、313は、それらを受け入れるときのガイドの役割を果たし、また、凹状部31の底面に固定される送電コイル33や壁面312の被施錠部挿入孔32を外部から守る役割を果たしている。
壁面312の被施錠部挿入孔32は、受電側装置10の被施錠部15の板状部151だけが入り込める形状を有している。そのため、凹状部31に進入した受電側装置10の筒状部12の前進は壁面312により阻まれ、被施錠部15の板状部151だけが被施錠部挿入孔32から進入する。
図6では、電動アシスト自転車に装着された受電側装置10が駐輪スタンドに設置された送電側装置30に近付いた状態を図6(a)に示し、受電側装置10の被施錠部15の板状部151が送電側装置30の被施錠部挿入孔32に挿入された状態を図6(b)に示している。また、図7は、受電側装置10と送電側装置30とが図6(b)の状態にあるときの電動アシスト自転車と駐輪スタンドとの関係を示している。
ラッチ部材35は、図8に示すように、被施錠部挿入孔32から進入した被施錠部15の板状部151の係止孔152に係合し、被施錠部15をロックする。
送電コイル33は、被施錠部15がロックされた受電側装置10の筒状部12の端面と対向する凹状部31の底面の位置に固定されている。そのため、被施錠部15がロックされると、送電側装置30の送電コイル33と受電側装置の受電コイル13とは正対する。
受電側装置10の被施錠部15と受電コイル13が固定された筒状部12の端面との距離は近接しているため、被施錠部15が送電側装置30に固定されて被施錠部15の位置が規制されると、受電コイル13の位置も、送電コイル33と正対するように規制される。
次に、送電コイル33及び受電コイル13の構造について説明する。
送電コイル33及び受電コイル13は、図9の斜視図及び図10の断面図に示すように、同一の平型形状を有しており、フェライトから成るコア部材41に電線42が巻回されて構成されている。コア部材41は、矩形状の外形を有する板状部411と、この板状部411の対向する辺に沿って、板状部411の同一面側に平行に配置された直方体状の磁極部412とから成り、電線42は、磁極部412の間の板状部411の部分に巻回されている。
送電コイル33及び受電コイル13は、それらが正対したとき、互いの磁極部412が対向するように、送電コイル33が送電側装置30の凹状部31の底面に、また、受電コイル13が受電側装置10の筒状部12の端面に、それぞれ固定される。
この送電コイル33及び受電コイル13から成る平型構造の非接触給電トランスは、96.3%の最大給電効率を有しており、これは、図11に示す構造の非接触給電トランスの最大給電効率(94%)よりも高い。
しかし、平型構造の非接触給電トランスは、送電コイルと受電コイルとの位置がずれると、給電効率が大きく低下すると言う弱点がある。特に、図9のy方向の位置ずれに対する許容度は、図9のx方向の位置ずれに対する許容度に比べて小さい。
図11の非接触給電トランスは、送電コイル73と受電コイル65とが標準位置から40mm位置ずれしても94%以上の給電効率を維持できるが、送電コイル33及び受電コイル13から成る平型構造の非接触給電トランスでは、94%以上の給電効率を維持しようとすると、図9のx方向の位置ずれをプラス・マイナス5mm以下に抑える必要があり、図9のy方向の位置ずれをさらに小さくする必要がある。
第1の実施形態の電動アシスト自転車用非接触給電装置では、送電コイル33及び受電コイル13が正対したとき、磁極部412の長手方向が、電動アシスト自転車の前進方向と一致するように、言い換えれば、送電側装置30の凹状部31に進入する受電装置10の筒状部12の前進方向と一致するように、送電コイル33を送電側装置30の凹状部31の底面に固定し、受電コイル13を受電側装置10の筒状部12の端面に固定している。
こうすることで、図9のx方向の位置ずれは、ラッチ部材35と被施錠部15の係止孔152との係合のガタツキに因るものだけとなる。ラッチ部材35と被施錠部15の係止孔152との係合のガタツキは、5mm以下に抑えることが十分に可能である。
また、図9のy方向の位置ずれは、被施錠部15の板状部151と被施錠部挿入孔32との隙間に因り発生するが、その隙間を極めて小さく抑えることは十分に可能である。
なお、平型構造の非接触給電トランスでは、送電コイル及び受電コイルの非対向面である背面側に漏洩磁束が生じることが知られており、これを遮断するため、送電コイル及び受電コイルの背面側にアルミ板を配置することが行われている。本発明の非接触給電装置においても、送電側装置30の送電コイル33の背面側や、受電側装置10の受電コイル13の背面側にアルミ板を配置して、外部への漏洩磁束の影響を除くことが望ましい。
このように、この電動アシスト自転車用非接触給電装置は、図18に示す装置に比べて、電動アシスト自転車のハンドルに近い位置に受電側装置10が装着されている。そのため、受電側装置10を駐輪スタンドの送電側装置30に係合させながら電動アシスト自転車を駐輪する際のハンドル操作が容易である。
また、受電側装置10は、既存の電動アシスト自転車に、簡単に、且つ、安定的に取付けることが可能であり、その取付けのために既存の電動アシスト自転車の一部を分解したり、再結合したりする必要がない。
また、受電側装置10の被施錠部15と受電コイル13との距離が近いため、電動アシスト自転車が駐輪スタンドのロック機構でロックされると、非接触給電トランスの送電コイル33と受電コイル13とが位置ずれの殆どない状態で対向する。そのため、高い効率での非接触給電が可能である。
なお、受電側装置10は、電動アシスト自転車のフレームのヘッドチューブとトップチューブの分岐位置、及び、ヘッドチューブとダウンチューブの分岐位置のいずれに装着しても良く、また、それらの分岐位置の両方を取り囲むように装着しても良い。要は、受電側装置10の電動アシスト自転車への装着を安定化するために、ヘッドチューブと、ヘッドチューブから分岐するチューブの両方を受電側装置10の固定部11が抱き込むようにすれば良い。
また、ここでは、送電コイル及び受電コイルとして平型構造のコイルを用いる場合について説明したが、図11(a)に示すコの字型構造のコイルや、図11(b)の変形例に示すように、コの字をやや開いたラッパ状コイルなどを用いても良い。図13には、送電側装置30に図11(a)に示すコの字型構造の送電コイル73を配置し、受電側装置の円筒部12に図11(a)に示す受電コイル65を配置した例を示している。
また、ここでは、専ら電動アシスト自転車について説明したが、本発明は、電動バイクや電動三輪車等にも適用できる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態では、電動アシスト自転車の前側に受電側装置を装着する場合について説明する。
図14は、電動アシスト自転車の前カゴ91を支持する前カゴ受け92に受電側装置10の固定部を取付けた状態を模式的に示し、図15は、前輪の泥除け93の先端に受電側装置10の固定部を取付けた状態を模式的に示している。駐輪スタンド3には、送電側装置30が装着されている。駐輪スタンド3は、電動アシスト自転車の前輪等を施錠する周知の施錠機構(不図示)を備えており、送電側装置30は、施錠された電動アシスト自転車の受電側装置10との間で非接触給電を実行する。
この送電側装置30及び受電側装置10は、送電コイルと受電コイルとが位置ずれしても高い給電効率が維持できる図11に示す送電コイル73及び受電コイル65を用いて構成される。
図16は、樹脂でモールドされた図11(a)の送電コイル73を備える送電側装置30と、樹脂でモールドされた図11(a)の受電コイル65を備える受電側装置10とを示している。
送電側装置30は、電線が巻回された送電コイルの板状コア部材731が埋設(樹脂モールド)された第1板状部301と、板状コア部材731の電線が巻回されていない端面の一方に接続する板状コア732が埋設された第2板状部302と、板状コア部材731の電線が巻回されていない端面の他方に接続する板状コア733が埋設された第3板状部303とを有しており、第1板状部301の外側の面が駐輪スタンド3に固定される。
受電側装置10は、自転車の前カゴ受け92や前輪の泥除け93に固定された固定部から電動アシスト自転車の前方に突出する受電コイル保持部121を有し、受電コイル保持部121の先端側に、柱状コアに電線を巻回した受電コイル65が埋設されている。
電動アシスト自転車を駐輪スタンド3の施錠位置に移動するとき、受電コイル保持部121は、電動アシスト自転車の方向に延びる第2板状部302と第3板状部303との間に進入し、第2板状部302及び第3板状部303の内面に誘導されて、受電コイル保持部121の先端が第1板状部301の面に当接する。
このとき、板状コア732、733を備えるコの字型構造の送電コイル73と、柱状コアに電線が巻回された受電コイル65とは、図11(a)に示す状態に維持され、受電コイル65の柱状コアの二つの端面は、その一方が板状コア732の中央位置で板状コア732の面に対向し、その他方が板状コア733の中央位置で板状コア733の面に対向する。
このように、この非接触給電装置では、第2板状部302及び第3板状部303の内面が、受電コイル保持部121の先端を誘導するガイド面として機能し、また、第1板状部301が、送電コイル73に対して受電コイル65を適正位置に保つように、受電コイル保持部121の位置を規制する位置規制部として機能する。
これらの機能により、施錠された電動アシスト自転車の受電側装置10の受電コイル65と、駐輪スタンドの送電側装置30の送電コイル73とは、図11(a)に示す状態で対向し、送電コイル73と受電コイル65との間で、高い給電効率で非接触給電が行われる。
図17は、第2の実施形態の変形例を示している。
この非接触給電装置では、受電コイル保持部1210を、第2板状部3020と第3板状部3030との間に進入させ易い。
この装置では、樹脂でモールドされた送電コイル及び受電コイルが図11(b)に示す形状を有している。
即ち、図17に示すように、第1板状部3010に埋設された、電線が巻回された板状コア部材7310と、第2板状部3020に埋設された板状コア7320との間の角度は、直角より多少大きい鈍角を成しており、板状コア部材7310と、第3板状部3030に埋設された板状コア7330との間の角度も同じ鈍角を成している。
また、第2板状部3020のガイド面として機能する内面は、板状コア7320の面に平行し、第3板状部3030のガイド面として機能する内面は、板状コア7330の面に平行している。
一方、受電コイル保持部1210の先端は、第2板状部3020の内面と第3板状部3030の内面との成す角度に対応するテーパーを有している。また、受電コイル保持部1210に埋設された受電コイル650の柱状コアの端面6501、6502は、それぞれ、板状コア7320、7330の角度に対応するように傾斜している。
この装置では、電動アシスト自転車を駐輪スタンド3の施錠位置に移動するとき、第2板状部3020及び第3板状部3030のガイド面が、受電コイル保持部1210の進入口を拡げているため、受電コイル保持部1210を第2板状部3020と第3板状部3030との間に容易に進入させることができる。
また、第2板状部3020と第3板状部3030との間に進入した受電コイル保持部1210を更に進めて行くと、先端のテーパーが第2板状部3020及び第3板状部3030のガイド面の誘導を受けることにより、受電コイル保持部1210の先端部が第1板状部3010の適正位置に当接する。
このとき、受電コイル650の柱状コアの端面6501、6502は、それぞれ、板状コア7320、板状コア7330の面に平行し、図11(b)の状態が維持される。
このように、この装置では、送電側装置と受電側装置との水平方向の位置が多少ずれていても、受電コイル保持部1210の先端を第1板状部3010の適正位置に容易に当接させることができる。
なお、ここでは、第2板状部3020、第3板状部3030に板状コアが埋設されている場合について説明したが、第2板状部3020及び第3板状部3030に板状コアを含ませずに、ガイドとしての役割だけを持たせるようにしても良い。この場合、第1板状部3010に、図9に示す平型形状の送電コイルを埋設する。また、受電コイル保持部1210には、同形状の受電コイルを、受電コイル保持部1210の先端が第1板状部3010の面に当接したとき、互いの磁極部412が対向するように埋設する。
本発明の電動二輪・三輪車用非接触給電装置は、駐輪時の電動二輪車や電動三輪車に搭載されたバッテリーの充電を簡便に行うことが可能であり、レンタサイクルとして貸し出す電動二輪車や電動三輪車の充電等に広く利用することができる。また、この装置は、自家用電動二輪車の充電用に個人の自宅に設置される専用スタンドや、企業が社員や顧客の利用に供する電動二輪車の充電用に用意する駐輪スタンドなどにも活用することが可能であり、こうしたスタンドが屋外に設置される場合でも、この装置には施錠機構(ロック機能)が備わっているため、電動二輪車の盗難防止にも役立つ。
3 駐輪スタンド
10 受電側装置
11 固定部
12 円筒部
13 受電コイル
14 保護板
15 被施錠部
30 送電側装置
31 凹状部
32 被施錠部挿入孔
33 送電コイル
34 保護板
35 ラッチ部材
41 コア部材
42 電線
50 電池パック
61 ロック金具
65 受電コイル
66 固定板
73 送電コイル
81 ヘッドチューブ
82 フロントフォーク
83 フォークコラム
84 トップチューブ
85 ダウンチューブ
86 シートチューブ
87 分岐チューブ
91 前カゴ
92 前カゴ受け
93 泥除け
111 分割線
112 結合部
113 結合部
114 結合部
115 貫通孔
116 孔
121 受電コイル保持部
151 板状部
152 係止孔
301 第1板状部
302 第2板状部
303 第3板状部
311 壁面
312 壁面
313 壁面
411 板状部
412 磁極部
650 受電コイル
731 板状コア部材
732 板状コア
733 板状コア
1210 受電コイル保持部
3010 第1板状部
3020 第2板状部
3030 第3板状部
7310 板状コア部材
7330 板状コア

Claims (7)

  1. 駐輪中の電動二輪・三輪車に対して電磁誘導作用により電力を給電する電動二輪・三輪車用非接触給電装置であって、
    前記電動二輪・三輪車の施錠機構を備える駐輪スタンドの側に設置された、非接触給電トランスの送電コイルを有する送電側装置と、
    前記電動二輪・三輪車の側に設置された、非接触給電トランスの受電コイルを有する受電側装置と、
    を備え、
    前記受電側装置は、
    前記電動二輪・三輪車のフレームのヘッドチューブと、該ヘッドチューブから分岐して前記電動二輪・三輪車の後方に延びる分岐チューブとの分岐位置において、前記ヘッドチューブ及び分岐チューブの一部を覆う状態で前記フレームに固定された固定部と、
    該固定部から前記電動二輪・三輪車の側方方向に突出した筒状部から成る受電コイル保持部と、
    該筒状部の先端の端面に固定された受電コイルと、
    該筒状部の先端の側面から前記電動二輪・三輪車の前方に延びた被施錠部と、
    を備え、
    前記送電側装置は、
    前記電動二輪・三輪車に設けられた前記受電側装置の前記被施錠部と前記筒状部の先端とを受け入れる、該被施錠部及び筒状部の進入する側面を除く三方が壁面で囲まれた凹状部から成るガイド部と、
    前記凹状部に進入した前記筒状部の前進を阻む位置にある前記壁面から成る位置規制部と、
    前記位置規制部を構成する前記壁面に設けられた、前記被施錠部の挿入が可能な被施錠部挿入孔と、
    前記被施錠部挿入孔に挿入された前記被施錠部をロックするロック機構と、
    前記被施錠部がロックされたときの前記筒状部の端面に固定された前記受電コイルと対向するように、前記凹状部の底面に固定された送電コイルと、
    を備えることを特徴とする電動二輪・三輪車用非接触給電装置。
  2. 請求項に記載の電動二輪・三輪車用非接触給電装置であって、前記受電側装置の固定部は、前記ヘッドチューブ及び分岐チューブの軸芯を含む平面を分割面とする複数の分割部材により構成され、前記複数の分割部材が、前記ヘッドチューブ及び分岐チューブの周囲を覆う状態で結合されることを特徴とする電動二輪・三輪車用非接触給電装置。
  3. 請求項またはに記載の電動二輪・三輪車用非接触給電装置であって、前記送電コイル及び受電コイルは、フェライトから成るコア部材と、該コア部材に巻回される電線とを有し、
    前記コア部材は、矩形状の外形を有する板状部と、該板状部の対向する辺に沿って、該板状部の同一面側に平行に配置された直方体状の磁極部とを有し、
    前記電線は、前記磁極部間の前記板状部の部分に巻回され、
    前記送電コイル及び受電コイルは、非接触給電時に前記磁極部が互いに対向するように、前記送電側装置の前記凹状部の底面、及び、前記受電側装置の前記筒状部の端面に固定されることを特徴とする電動二輪・三輪車用非接触給電装置。
  4. 請求項に記載の電動二輪・三輪車用非接触給電装置であって、前記送電コイル及び受電コイルは、前記磁極部の長手方向が、前記送電側装置の前記凹状部に進入した前記受電側装置の前記筒状部の前進方向と一致するように固定されることを特徴とする電動二輪・三輪車用非接触給電装置。
  5. 駐輪中の電動二輪・三輪車に対して電磁誘導作用により電力を給電する電動二輪・三輪車用非接触給電装置であって、
    前記電動二輪・三輪車の施錠機構を備える駐輪スタンドの側に設置された、非接触給電トランスの送電コイルを有する送電側装置と、
    前記電動二輪・三輪車の側に設置された、非接触給電トランスの受電コイルを有する受電側装置と、
    を備え、
    前記受電側装置は、
    前記電動二輪・三輪車の前カゴを支持する前カゴ受け、または、前輪の泥除けに固定された固定部と、
    該固定部から前記電動二輪・三輪車の前方に突出した受電コイル保持部と、
    前記受電コイル保持部の先端側に保持された受電コイルと、
    を有し、
    前記送電側装置は、
    前記電動二輪・三輪車の施錠時に、前記受電コイルに対向する送電コイルが内包された第の板状部と、
    前記電動二輪・三輪車の施錠時に、前記受電コイル保持部の先端を前記第の板状部に当接する位置まで誘導する、前記第の板状部の両側端から前記電動二輪・三輪車の方向に延出した第のガイド面及び第2のガイド面と、
    を有し、前記第の板状部が、前記受電コイル保持部の前進を阻む位置規制部として機能することを特徴とする電動二輪・三輪車用非接触給電装置。
  6. 請求項に記載の電動二輪・三輪車用非接触給電装置であって、
    前記送電コイルは、矩形状の板状コア部材と、該板状コア部材に巻回された電線とを有し、
    前記第1のガイド面を備える部材には、前記板状コア部材の電線が巻回されていない端面の一方に接続する第1の板状コアが内包され、
    前記第2のガイド面を備える部材には、前記板状コア部材の電線が巻回されていない端面の他方に接続する第2の板状コアが内包され、
    前記受電コイルは、柱状コア部材と、該柱状コア部材に巻回された電線とを有し、前記電動二輪・三輪車の施錠時に、前記柱状コア部材の端面の一方が前記第1の板状コアと対向し、前記柱状コア部材の端面の他方が前記第2の板状コアと対向するように前記受電コイル保持部に保持されていることを特徴とする電動二輪・三輪車用非接触給電装置。
  7. 請求項に記載の電動二輪・三輪車用非接触給電装置であって、
    前記電線が巻回された前記板状コア部材と前記第1の板状コアとの間の角度、及び、前記板状コア部材と前記第2の板状コアとの間の角度が、それぞれ鈍角であり、
    前記第1のガイド面は、前記第1の板状コアの面に平行し、前記第2のガイド面は、前記第2の板状コアの面に平行し、
    前記第1のガイド面及び第2のガイド面に誘導される前記受電コイル保持部の先端は、前記第1のガイド面と前記第2のガイド面との成す角度に対応するテーパーを有し、
    前記受電コイルの前記柱状コア部材の端面は、前記電動二輪・三輪車の施錠時に、前記第1の板状コアの面及び前記第2の板状コアの面に平行するように傾斜していることを特徴とする電動二輪・三輪車用非接触給電装置。
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