JP6434572B2 - 腕時計用外装部品のサブアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、腕時計用外装部品のサブアセンブリに関し、該サブアセンブリは、第1コンポーネントと第2コンポーネントとの間に少なくとも1つの防水ジョイントを含み、第1コンポーネントと第2コンポーネントを、軸方向に沿って少なくとも1つの上記防水ジョイントを最大圧縮した防水位置で一緒に防水構造体を形成するために、各上記防水ジョイントを囲んで、上下に重ねて螺着するように設ける、外装部品のサブアセンブリに関する。
また、本発明は、かかる外装部品のサブアセンブリを含む腕時計にも関する。
腕時計及び同様な装置の外装部品は、特に、防水、耐用性(sturdiness)、外観に関して、多くの制約を受け、また防水ジョイント交換、清掃、注油、又は修理のための販売後の介入による以外の、修繕不可能と認められる故意でない分解を回避するように製造されなければならない。
幾つかの外装部品又は制御コンポーネントは、さらに、元の基準位置、非作用位置又は起動位置に配置するため、表示部や目盛りを読み易くするため、若しくは湾曲した及び/又は装飾的な表面の連続性を確保するために、互いに対して角度的に割出しを行う(indexed)必要がある。この角度の割出しを、コンポーネント同士を良好に締着すると共に、ジョイントで完全防水して、上手く行なうのは、厄介なことが多い。
MONTAVON名義のスイス国特許第665522G号(特許文献1)では、ケースのケース中間部の一部である固定ベゼルの円筒形肩部周りに回転可能に取付ける回転ベゼルを有する腕時計について記載している。この回転ベゼルは、軸方向肩部を有し、該肩部を介して、回転ベゼルを固定ベゼル上に、該固定ベゼルの円環状軸方向肩部によって軸方向に保持し;回転ベゼルは、ベゼルを一方向にだけ回転可能にするために、且つこの回転ベゼルを手動で設置位置に維持するために、固定リングと一体化した爪と協働する鋸歯状歯を備える。回転ベゼルの歯は、回転ベゼルに直接形成した放射状の歯であり、爪支持リングの爪は、径方向に作用する。
CARTIER名義のスイス国特許第703400A2号(特許文献2)では、ケース中間部、該ケース中間部上で枢動するベゼル、ケースの最上部方向に、ケース中間部のベゼルを軸方向に保持する保持部材、及びケース中間部上でベゼルの安定した角度位置を画定する割出し(indexing)手段を含む腕時計ケースについて、記載している。ベゼル、保持部材及び割出し手段を、通常動作時に、ユーザがベゼルを回転させると、ベゼルが、ベゼルと共に保持部材を回転させる一方で、ベゼルを保持部材によって軸方向に保持するように、設ける。また、ベゼル、保持部材及び割出し手段を、ケース中間部上でベゼルの不安定な角度位置を画定するために設け、それにより、ベゼルがそうした不安定な角度位置の1つで停止した際にのみ、ベゼルが、ケースのベース方向における軸方向運動及び回転運動のシーケンスを介して、保持部材から軸方向に自由になる位置に、従ってケース中間部から分離する位置に来るまで、保持部材に対して変位できるようにしている。
スイス国特許第665522G号 スイス国特許第703400A2号
本発明は、角度の割出しが規制し易く、且つ正確な方法で位置を調整するための増分が少ない外装部品コンポーネントの防水で確実な組立体を製造することを提案する。
このために、本発明は、請求項1に記載の腕時計用外装部品のサブアセンブリに関する。
また、本発明は、外装部品のかかるサブアセンブリを含む腕時計にも関する。
本発明の他の特徴及び効果については、添付図を参照して、以下に続く詳細な説明を読むと、明らかになるであろう。
本発明による外装部品のサブアセンブリを含む腕時計を、図式的、部分的に、ムーブメントの軸を通る断面で表しており、該サブアセンブリは、ケース中間部及びベースを含み、ケース中間部とベースは、防水ジョイントを囲み、傾斜歯及び弾性手段を含む機構によって接続され、該機構は、位置の割出しを可能にし、割出し位置を一方向に変化可能にする。 図1の外装部品のサブアセンブリを、図式的、部分的に、分解斜視図で表している。 図2と同様に、下部へと指向する第1傾斜歯を支持する第1リングを収容するように設けた第1ストラットと、上部へと指向する第2傾斜歯の第2軸受ストラットとの協働に関する詳細を表している。 図3と同様に、第1ストラットに収容した第1リングを表しており、第1リングの一方の上部環状面を、その上方に表した第2弾性リングを受容するように設けている。 安定した割出し位置にある、図4のコンポーネントの組立体を、図式的、部分的に、断面図で表している。 図5と同様に、割出しを変化させるための遷移位置にある同じコンポーネントを表している。 図5と同様な、平面的な協働に関する傾斜歯の基本図である。 円柱の協働について、傾斜歯の、上から見た基本図である。
本発明は、角度の割出しが制御し易く、且つ正確な方法で位置を調整するための増分が少ない外装部品コンポーネントの防水で確実な組立体を製造することを提案する。
図面は、腕時計ケース中間部に対するベースの角度の割出しに関する非限定的な実施例を示している。
よって、本発明は、腕時計用外装部品のサブアセンブリ100に関し、該サブアセンブリは、第1コンポーネント1と第2コンポーネント2との間に少なくとも1つの防水ジョイント9を含み、第1コンポーネント1と第2コンポーネント2を、軸方向Dに沿った少なくとも1つの防水ジョイント9の最大圧縮の防水位置において防水構造体を一緒に形成するために、各防水ジョイント9を囲んで、上下に重ねて、組付ける、特に螺着するように設ける。
本明細書では、「コンポーネント」について、基本コンポーネント、若しくは、数要素を合体させたコンポーネント、又は複数の基本コンポーネント、又はサブアセンブリとも解釈されるものとする。
この防水位置では、第1コンポーネント1と第2コンポーネント2を、もうこれ以上互いに接近移動できず、防水位置は、両コンポーネントの物性と適合する防水ジョイント9の最大圧縮時に相当する。
本発明によると、第1コンポーネント1は、直接的又は間接的に、第1傾斜歯11を支持し、該第1傾斜歯11を、第2コンポーネント2が、直接的又は間接的に、支持する、対向する第2傾斜歯21と協働するように設ける。
また、第1コンポーネント1及び/又は第2コンポーネント2及び/又は第1コンポーネント1と第2コンポーネント2との間に介在する第2リング5は、第1コンポーネント1が第2コンポーネント2に対して、軸方向D周りに、相対回転する作用下で、弾性変形する少なくとも1つの弾性変形ゾーンを含む。この相対回転は、外装部品のサブアセンブリ100に対する外力によって、特に、第1コンポーネントと第2コンポーネントの一方から他方に対して印加するトルクによって、発生する。この少なくとも1つの弾性変形ゾーンの変形範囲を、かかる外力の作用中に該範囲の圧縮を可能にすると共に、一方の歯が他方の歯に対して相対回転中には、歯先のクリアランスができるように十分移動できる寸法にする。また、この変形範囲は、新たな相対角度位置で、一方の歯の歯先110、210を他方の歯の歯凹部(tooth hollow)220、120と完全に協働するように復帰可能にするために、外力を解放中には、弾性復元もできる。
要するに、外力、特にトルクを印加することで、歯のピッチ中少なくとも1ピッチ分のクリアランスができ、該ピッチが、最小である。特に、第1歯11のピッチは、第2歯21のピッチと同じだが、第2歯21の整数倍又は約数とすることもできる。かかるピッチの各ジャンプは、歯先のクリアランスに対応する。ジャンプ後に弾性復元することで、到達した新位置は、安定する。
好適には、傾斜歯11及び21は其々、図面で説明するように、長い傾斜部118、218及びこれら長い傾斜部よりも短くかつ該長い傾斜部の勾配より、若しくは垂線よりも急峻な面(傾斜部)119、219を交互に含み(図5)、第1歯11及び第2歯21を、割出し位置では、第1コンポーネント1を第2コンポーネント2と一体化可能にし、係止圧縮位置では、各防水ジョイント9と一体化可能にし、ツールを用いず第2コンポーネント2に対して第1コンポーネント1を相対的に分解するのを妨害可能にするように、設ける。分解は、ユーザが素手で直接、第1コンポーネント1及び第2コンポーネント2に直圧でかけ得るより大きなトルクを伝達するよう構成したツールを使用してのみ、可能である。特に、ケース中間部にベースを割出しにより一体化する本発明の好適な適用例では、ベースを分解する刻み目付きツールは、所望位置で精確に角度を位置決めするためと組立体を分解するための両方に必須である。
この配置は、確実に機構を逆係止でき、第1コンポーネント1及び第2コンポーネント2を誤って解放するのを妨害でき、第1コンポーネント1と第2コンポーネント2の相対回転は、弾性復帰力と弾性変形ゾーンの歯角度との組合せによって形成する抵抗力より大きい力、特にトルクを両コンポーネントに印加することを条件として、第1方向に相対的に角度を調整するためなら、可能となるが、逆方向に両コンポーネントを回転するには、極めて大きな力を印加することが必要となり、特に、図面で説明した非限定的な変形例でのように、垂直である急峻な面119、219の場合、又はそれほど急峻ではない傾斜歯の形状を、逆方向の、若しくは歯の凹部に降下する傾斜部より急峻でない第1勾配傾斜部118、218で選択した場合でも、極めて大きな力を印加することが必要となる。
従って、実装に関して様々な変形例、特に、以下が可能である:
−鋸歯状止め座金と同様に、例えばプラスチック材料又は打ち抜き金属板から作製する対向する2弾性歯;
−片方を弾性ストラットで支持する2弾性歯;
−其々を弾性ストラットで支持する2弾性歯;
−片方は剛性歯及び他方は弾性歯;
−片方は剛性歯及び他方は弾性歯で、どちらか一方を、弾性ストラットで支持する;
−片方は剛性歯及び他方は弾性歯で、其々を弾性ストラットで支持する;
−片方を弾性ストラットで支持する2剛性歯;
−其々を弾性ストラットで支持する2剛性歯。
本発明について、非限定的な方法で、これらの変形例の中一例だけを説明するが、該変形例では、2つの歯を、其々等しく弾性又は剛性にし、第2リング5により、歯先のクリアランスに対する弾性機能及び弾性復元力を確保する。
この特定の実施形態では、第1コンポーネント1は、第1傾斜歯11を支持する第1ストラット3を含み、第2コンポーネント2は、第2傾斜歯21を支持する第2ストラット4を含む。本明細書では、逆の代替例については記載しないが、当業者は、本発明による外装部品のサブアセンブリ100の様々なコンポーネントに関する機能を交換するのに支障はないであろう。
特に、この第1コンポーネント1は、第1ストラット3を含み、この第1ストラット3が含む第1相補的ねじ山35と協働するように設ける第1ねじ山15を含む。また、第1コンポーネント1は、第1軸方向留め支持面16を含み、該支持面を、留め支持部として、第1ストラット3が含む第1相補的軸方向留め支持面36と協働するように設ける。
特に、第1コンポーネント1は、第1ストラット3を含み、第1傾斜歯11を含む第1リング6を含むが、この第1ストラット3は、第1リング6が含む第1相補的作動手段68と協働するように設けた第1作動手段38を含む。
特定の実施形態では、第1ストラット3と第1リング6は、一体鋳造コンポーネントを形成する。
同様に、特定の実施形態では、第2コンポーネント2は、第2ストラット4を含み、該第2ストラット4が含む第2相補的ねじ山45と協働するように設けた第2ねじ山25を含む。この第2コンポーネント2は、第2軸方向留め支持面26を含み、該支持面を、留め支持部として、第2ストラット4が含む第2相補的軸方向留め支持面46と協働するように設ける。
特に、外装部品のサブアセンブリ100は、第2リング5を含み、該第2リング5は、第1コンポーネント1と第2コンポーネント2との間に介在し、少なくとも1つの弾性変形ゾーンを含む。特に、この第2リング5を、全体的に弾性変形可能な材料で製造する。この第2リング5を、該第2リング5が含む接触面57によって、第1ストラット3が含む相補的接触面37上で、支持する。
機能させる方法は、特に簡単である。まず初めに、第1コンポーネント1を螺着し、第1コンポーネント1を係止するのが必要で、その後続いて角度の割出しを行う。
第2ストラット4を、好適には、説明した実施形態のように、螺着によって、第2コンポーネント2に固定する。第1ストラット3及び第1リング6を、第2リング5と第2ストラット4との間に挟んだ状態で、囲む。第2リング5は、シリコン又は別の弾性材料から作製でき、第2リング5を、第2コンポーネント2と第1ストラット3との間で圧縮する。第1ストラット3を、第2リング5と第2ストラット4との間で保持する。
第1リング6及び第2ストラット4は、其々第1歯11及び第2歯21を備える。歯の数は、第2コンポーネント2、特にケース中間部を固定すると見なした場合、指向可能な要素、ここでは第1コンポーネント1、特にベースの位置決めの精度を左右する。従って、180の歯を有する実施形態では、2度の精度が可能となる。
第1歯11及び第2歯21によって、爪の作用で、第2リング5の弾力性により、第1ストラット3が、及び第1リング6が、単一方向に互いに対して回転可能になるため、システムは、一方向にのみ動作する(unidirectional)。
第1コンポーネント1は、第1ストラット3に螺入する。第1相補的軸方向留め支持面36と第1軸方向留め支持面16とが協働して留まることによって、第1ストラット3が第1コンポーネント1の留め位置になると、2部品は一体化し、防水ジョイント9は、第2コンポーネント2の防水ジョイント9のハウジング29内で、第1コンポーネントのジョイント留め面19上に配置され、圧縮される。一方で第1コンポーネント1と第1ストラット3との間で、他方で第2コンポーネント2と第2ストラット4との間で機構を留めるために様々に協働することで、とりわけ、確実にこの防水ジョイント9を最大レベルで圧縮できる。
オペレータが、第1コンポーネント1を回転させるために、第1コンポーネント1にトルクを加え続けた場合、一体的な取付け状態を形成する第1コンポーネント1及び第1ストラット3及び第1リング6は、第1コンポーネント1の軸方向位置決めを可能にする第2ストラット4の爪として機能する傾斜部上を摺動し始める。
分解するには、第1コンポーネント1を螺脱すれば十分である。第1リング6の歯及び第2ストラット4の歯により、第1リング6と第2ストラット4は、互いに係止するようになり、第2コンポーネント2と一体化し、第1コンポーネント1を螺脱できる。
図1乃至図7で説明した特定の実施形態では、第1傾斜歯11及び第2傾斜歯21は、歯先を含み、該歯先は、其々軸方向Dに直交する第1平面P1及び第2平面P2を画定する。
図8で図式的に示した別の実施形態では、歯を含む両コンポーネントは、同軸であり、第1傾斜歯11及び第2傾斜歯21は、歯先を含み、該歯先は、第1円柱C1及び第2円柱C2を其々画定し、両円柱は、同軸であり、軸方向Dと平行である。
図1乃至図6で説明した特定の適用例では、第1コンポーネント1は、ベースであり、第2コンポーネント2は、腕時計のケース中間部である。勿論、逆の構成も全く達成可能である。
別の適用例では、第1コンポーネント1は、ケース中間部であり、第2コンポーネント2は、隆起部又は固定ベゼルである。この変形例は、更に単方向性ベゼルを含む潜水時計を対象としたものである。
また別の適用例では、第1コンポーネント1は、ケース中間部又はケース中間部に取付ける管であり、第2コンポーネント2は、リング支持部である。
同様に、本発明は、かかる外装部品のサブアセンブリ100を含む腕時計1000に関する。
要するに、本発明は、腕時計の外装部品又は外装部品構造によって腕時計に一体化できる科学的装置の2コンポーネント間の精確な角度調整を可能にし、角度調整の精度を、本発明による外装部品のサブアセンブリが含む傾斜歯の最小ピッチによって提供する。
本発明は、確実に、第1コンポーネント1と第2コンポーネント2との間に防水ジョイントを完全に挟着する。
また、本発明の設計では、組立より分解の方に極めて大きな力を加える必要があるため、本発明は、2コンポーネントに関する相対的な角度の不整合や、2コンポーネントの組立体に関する誤った意図しない分解を抑制できる。
1 第1コンポーネント
2 第2コンポーネント
3 第1ストラット
4 第2ストラット
5 第2リング
6 第1リング
9 防水ジョイント
11 第1傾斜歯
21 第2傾斜歯
29 ハウジング
38 第1作動手段
68 第1相補的作動手段
100 外装部品のサブアセンブリ
110、210 歯先
120、220 歯凹部
1000 腕時計

Claims (13)

  1. 第1コンポーネント(1)と第2コンポーネント(2)との間に少なくとも1つの防水ジョイント(9)を含む腕時計用外装部品のサブアセンブリ(100)であり、第1コンポーネント(1)と第2コンポーネント(2)を、軸方向(D)に沿って少なくとも1つの前記防水ジョイント(9)を最大圧縮した防水位置で一緒に防水構造体を形成するために、各前記防水ジョイント(9)を囲んで、上下に重ねて螺着するように設ける外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法であって、
    前記第1コンポーネント(1)は、第1傾斜歯(11)を支持し、該第1傾斜歯(11)を、前記第2コンポーネント(2)が支持する対向する第2傾斜歯(21)と協働するように設けること、及び
    前記第1コンポーネント(1)及び/又は前記第2コンポーネント(2)及び/又は前記第1コンポーネント(1)と前記第2コンポーネント(2)との間に介在する第2リング(5)は、前記外装部品のサブアセンブリ(100)への外力によって生じる前記第1コンポーネント(1)の前記第2コンポーネント(2)に対する、前記軸方向(D)周りでの、相対回転の作用下で、弾性変形する弾性変形可能な材料で製造された少なくとも1つの弾性変形ゾーンを含み、該弾性変形ゾーンの変形範囲を、前記外力の作用中に、前記少なくとも1つの弾性変形ゾーンを圧縮でき、該圧縮により、前記相対回転中に歯先のクリアランスができ、且つ外力を解放する際に、新たな相対的角度位置で、一方の歯の歯先(110、210)が、他方の歯の歯凹部(220、120)と完全に協働するように復帰可能にするような寸法にし、前記第1傾斜歯(11)及び第2傾斜歯(21)は其々、長い傾斜部(118、218)及び該長い傾斜部(118、218)より短くかつ勾配が急峻な傾斜部(119、219)を交互に含み、前記第1傾斜歯(11)及び前記第2傾斜歯(21)を、割出し位置で、前記第1コンポーネント(1)を前記第2コンポーネント(2)と一体化可能にし、ツールを用いずに前記両コンポーネントが角度的に不整合になるのを妨害し、ツールを用いずに前記両コンポーネントが相対的に分解するのを妨害できるように設けることを特徴とする、外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  2. 前記第1コンポーネント(1)及び前記第2コンポーネント(2)は其々、前記外装部品のサブアセンブリ(100)への外力によって生じる、前記軸方向(D)周りでの、前記第1コンポーネント(1)の前記第2コンポーネント(2)に対する相対回転の作用下で弾性変形する弾性変形可能な材料で製造された少なくとも1つの弾性変形ゾーンを含むことを特徴とする、請求項1に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  3. 前記第1コンポーネント(1)は、前記第1傾斜歯(11)を支持する第1ストラット(3)を含み、前記第2コンポーネント(2)は、前記第2傾斜歯(21)を支持する第2ストラット(4)を含む、或いは前記第1コンポーネント(1)は、前記第2傾斜歯(21)を支持する第2ストラット(4)を含み、前記第2コンポーネント(2)は、前記第1傾斜歯(11)を支持する第1ストラット(3)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  4. 前記第1コンポーネント(1)は、1つの前記第1ストラット(3)を含み、該第1ストラット(3)が含む第1相補的ねじ山(35)と協働するように設ける第1ねじ山(15)を含むと共に、第1軸方向留め支持面(16)を含み、該支持面を、留め支持部として、前記第1ストラット(3)が含む第1相補的軸方向留め支持面(36)と協働するように設けることを特徴とする、請求項3に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  5. 前記第1コンポーネント(1)は、1つの前記第1ストラット(3)を含むと共に、前記第1傾斜歯(11)を含む第1リング(6)を含み、前記第1ストラット(3)は、前記第1リング(6)が含む第1相補的作動手段(68)と協働するように設ける第1作動手段(38)を含むことを特徴とする、請求項3に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  6. 前記第2コンポーネント(2)は、1つの前記第2ストラット(4)を含むと共に、該第2ストラット(4)が含む第2相補的ねじ山(45)と協働するように設けた第2ねじ山(25)、及び留め支持部として、前記第2ストラット(4)が含む第2相補的軸方向留め支持面(46)と協働するように設けた第2軸方向留め支持面(26)を含むことを特徴とする、請求項3に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  7. 前記第1コンポーネント(1)と前記第2コンポーネント(2)との間に介在し、少なくとも1つの前記弾性変形ゾーンを含む1つの前記第2リング(5)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  8. 前記第1傾斜歯(11)と前記第2傾斜歯(21)は、歯先を含み、該歯先は、其々前記軸方向(D)に直交する第1平面(P1)及び第2平面(P2)を画定することを特徴とする、請求項1に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  9. 前記第1傾斜歯(11)及び前記第2傾斜歯(21)は、歯先を含み、該歯先は、第1円柱(C1)及び第2円柱(C2)を其々画定し、該円柱は、同軸であり、前記軸方向(D)と平行であることを特徴とする、請求項1に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  10. 前記第1コンポーネント(1)は、ベースであり、前記第2コンポーネント(2)は、ケース中間部である、或いは前記第1コンポーネント(1)は、ケース中間部であり、前記第2コンポーネント(2)は、ベースであることを特徴とする、請求項1に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  11. 前記第1コンポーネント(1)は、ケース中間部であり、前記第2コンポーネント(2)は、隆起部又は固定ベゼルであることを特徴とする、請求項1に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  12. 前記第1コンポーネント(1)は、ケース中間部又はケース中間部に取付けた管であり、前記第2コンポーネント(2)は、リング支持部であることを特徴とする、請求項1に記載の外装部品のサブアセンブリ(100)のアセンブリ方法
  13. 請求項1に記載のアセンブリ方法によって製造された外装部品のサブアセンブリ(100)を使用することを含む腕時計(1000)の製造方法
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