JP2007178432A - 回転部品又は輪列の振動を調整する手段を有する機械式時計 - Google Patents

回転部品又は輪列の振動を調整する手段を有する機械式時計 Download PDF

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Abstract

【課題】 時計の回転部分特にテンプの振動を調整すること。
【解決手段】 本発明の時計によれば、テンプの軸受け一方がテンプ支持部材4内に配置される。この支持部材4は、第1部分16と第2部分18とを有する。第1部分16は、底部プレート14に可変に固定される。第2部分18は、調整ネジ部材34によるテンプ支持部材4を変形させる手段を有する。調整ネジ部材34の一端が、底部プレートに配置される。この調整ネジ部材34を回転することにより、第2部分と底部プレートの間の距離を変化させる。プレート10の中央部分20の両側に機械的強度が弱い領域22,24が形成される。調整ネジ部材34を動かすことにより、機械的強度が弱い領域22,24のみを変形させ、変形を局部的にする。プレート10が変形すると、軸受けが配置された中央部分20は、底部プレートに対し動き、回転部分の振動を調整する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、機械式時計に関し、特に、回転部品あるいは回転車セットの振動、特にテンプの振動を調整する手段を有する機械式時計に関する。
特許文献1は、テンプ・コックを弾性変形させることにより、テンプ真の軸方向の振動を調整する装置を開示している。テンプ・コックは、底部プレートに固定されるベースとプレートとから構成される。このプレートがテンプ真がその中で回転する2個の軸受けの内の一方を具備する。テンプ側にヘッドを有する調整ネジ部材は、前記プレートの自由端に具備される。この調整ネジ部材は、プレートの上部から駆動され、調整ネジのヘッドは、第2調整ネジの溝内に係合し、調整ネジ部材の支持部材として機能する。この調整ネジ部材を調整することにより、テンプ・コックのプレートは、その自由端の高さが変化し、変形する。このプレートは、一定の厚さを有するが、テンプ真のベースの側で若干厚くなっている。
スイス特許第 368 752 号明細書 フランス特許第 1 545 748 号明細書 スイス特許第 503 308 号明細書
上記振動調整装置のプレートの変形により、軸受けがプレートに配置される領域で応力を発生する。実際に、軸受けは、調整ネジの手段によりプレートが変形することにより応力が大きくなる領域に配置される。これが、軸受けに関連する要素に応力を発生させ、この応力が、テンプ真の自由回転に悪影響を及ぼす。
特許文献2は、時計のテンプの振動を調整する装置を開示する。テンプ・コックは、底部プレートに固定されたベースとプレートとで形成される。このプレートの中心部分に、テンプ真用の上部軸受けが配置される。テンプ・コックは、最終的にプレートを伸ばす端部部分により形成される。この端部部分は、より低い傾斜表面を有する。ピンに中心をずらして配置されたディスクが具備され、底部プレートに対する端子部分の高さを変える。この中心をずらして配置されたディスクが、前記のより低い傾斜表面に当たるために、ディスクが搭載されるピンを駆動すると、端部部分が垂直方向に沿って移動する。その結果、テンプ・コックのプレートが変形し、テンプの振動が調整される。特許文献1に記載されているように、テンプ・コックのプレートが変形することにより、軸受けが配置されるプレートの上部部分に大きな応力がかかる。この応力は、軸受け及びその関連部品に悪影響を及ぼす。この場合、変形は、中央部分にのみ限定されるが、それは、中央部分が、ひげゼンマイに重なり合う領域に形成されるより低い凹部を有するからである。その結果、プレートは、中央領域で曲げられ、テンプの自由回転に悪影響を及ぼす。
特許文献3は、時計のムーブメントのテンプ支持部材の高さ、特にテンプ・コックの高さを位置決める調整装置に関する。テンプ・コックは、ベースとプレートから形成される。プレートは、ベースに対向する側にネジ部材を有する。このネジ部材が、ムーブメントの底部プレート上の支持部材上に静止部分を有する。このネジを動かすことにより、プレートの相対高さが変わる。これにより、プレートの変形を引き起こし、プレートの中央部分に配置される軸受けの位置を変化させる。かくしてテンプの振動が調整される。調整ネジ部材が、第2ネジ部材により規定された位置に保持され、第2ネジ部材のヘッドが、調整ネジ部材のヘッド上で停止する。この特許文献3は、上記の特許文献1,2と類似し、同様な欠点を有する。
本発明の目的は、時計の回転部品即ち回転車セット特にテンプの振動を調整し、回転部品の振動を早急かつ効率的に調整する装置を提供することである。この振動の調整は、上部軸受けを有するテンプ支持部材の弾性変形により行う。この上部軸受け内を、この回転部品の真が回転し、これにより軸受けが配置される領域の変形応力を制限する。
それ故に本発明は、真即ち真棒を有する回転部品を有する機械式時計に関する。この真の一端は、テンプ支持部材が具備する第1軸受け内で回転し、他端は底部プレートに配置された第2軸受け内で回転する。本発明の時計は、回転部品の真即ち真棒の振動を調整する手段を有する。この調整手段は、第1手段と第2手段により形成される。第1手段は、テンプ支持部材の第1部分を底部プレートに固定する手段であり、これにより第1部分を底部プレートに対し所定の位置に配置する。第2手段は、テンプ支持部材を変形させる手段であり、この第2手段は、テンプ支持部材の第2部分と底部プレートとの間の相対的位置を、テンプ支持部材を変形させることにより、変える。これらの第1部分と第2部分は、変形手段を動かすことにより、第1軸受けの位置を第2軸受けに対し変化させるように、具備される。本発明の時計は、第1部分と第2部分の間に、機械的強度の弱い領域を有し、この領域が、第1部分と第2部分の間に、局部的な変形領域あるいは柔軟な折り曲げ領域を規定する。好ましい変形例においては、この局部変形領域は、テンプ支持部材プレートの底部プレートの側に形成された横方向溝で形成される。
本発明の一実施例においては、テンプ支持部材は、両脚式で、その第1部分と第2部分は、テンプ支持部材の2つのベースにより規定される。後者の場合、機械的強度の弱い2つの領域が具備される。この2つの領域は、プレートの両端に配置された、即ち2個のベースの極近傍に配置された2個の横方向溝により、形成される。
図1は、回転部品に適合し、この回転部品の振動調整装置を具備した本発明の機械式時計2の第1実施例を示す。
本発明の第1実施例を、図1−7を参照して以下説明する。この第1実施例においては、上記のテンプ支持部材とはテンプ支持部材4であり、上記の回転部品とはテンプ6である。従来と同様に、テンプ6は真棒を有する。この真棒の一端は、テンプ支持部材4のプレート10に形成された第1軸受け内で回転する。この第1軸受けは、ひげゼンマイ真ホルダ8の開口内に配置される。このひげゼンマイ真ホルダ8は、当業者に公知の衝撃吸収装置を具備する。ひげゼンマイ真ホルダ8は、テンプ支持部材4の中央シート12に配置される。テンプ6の真棒の第2端は、時計2の底部プレート14に配置される第2軸受け内で回転する。
テンプ支持部材4は、プレート10の両側に配置された2つのベース16、18を有するダブル(両脚式)テンプ支持部材である。第1軸受けが、テンプ支持部材4の中央部分20に配置される。ひげゼンマイ真ホルダ8用の中央シート12の厚さは、この実施例においては、中央シート12に隣接する2つの部分のプレート10の厚さよりも薄い。本発明によれば、テンプ支持部材4は、2つの機械的強度が弱い領域22,24を、プレート10の両端(即ち、ベース16,18とひげゼンマイ用の第1軸受けを搭載する中央部分20との間)に有する。これらの2つの機械的強度の弱い領域22,24は、それぞれある長さの溝により形成された横方向領域により形成される。次にこの機械的強度の弱い領域の機能について説明する。
テンプ支持部材4の第1部分であるベース16の剛性の固定ネジ部材30が、底部プレートに具備される。テンプ支持部材4の第2部分は、底部プレートに、固定ネジ部材32の手段により固定される第2ベース18である。この第2ベース18は、テンプ支持部材4を弾性変形させる手段に関係する。この弾性変形手段は、比較的大きな直径でその中心に貫通孔を開けた調整調整ネジ部材34により構成される。この調整ネジ部材34は、平坦なヘッド36を有する。この平坦なヘッド36は、テンプ支持部材4の底部部分からネジにねじ込むためのスロット(図5)を有する。調整ネジ部材34は、円筒部38を有する。この円筒部38は、細かいピッチで外側にネジが切られ、対向ヘッド36の外側表面37とテンプ支持部材4の底部表面5との間の距離(図4)を微妙に調整できる。調整ネジ部材34を貫通する孔40は、固定ネジ部材32の直径より大きな直径を有し、固定ネジ部材32は、貫通孔40内に自由に挿入される。
調整ネジ部材34が、テンプ支持部材4のベース18を貫通する孔42内にねじ込まれる。孔42は、ベース18の上部部分で拡大する部分を有する。この拡大部分は、固定ネジ部材32のヘッドの停止部材として機能する平坦な環状表面を有する。固定ネジ部材32の底部は、底部プレート14内にねじ込まれ、ベース18を底部プレート14に固定する。
調整ネジ部材34は、その上部端部で、対向ヘッド36と上部管状部分とを有する。この上部管状部分は、直径方向に対向した2個のスロット44を有する。スロット44内に、ねじ回しが、挿入されて、固定ネジ部材32が存在しない時に、テンプ支持部材4の上部表面46から、調整ネジ部材34を回転し調整できるようにしている(図4,6)。湾曲ワッシャ48の形状を有する摩擦スプリングが、調整ネジ部材34の対向ヘッド36とベース18の底部表面5との間(図4)に配置される。位置決め用ピン50が、ベース18を時計ムーブメント2の面に配置するために、具備される。
対向ヘッド36の外側表面37が底部プレート14上にある時は、調整ネジ部材34を回転することにより、ベース18と底部プレート14との間の相対距離が変わる。固定ネジ部材32を貫通孔40から取り除いて、ベース18のテンプ支持部材4の上部表面46からの高さを調整する。これを行うために、時計メーカーは、調整ネジ部材34を底部プレート14に当たるように保持する。これは、、必要に応じて、例えば適宜の工具を用いて行う。ベース16が任意の場所で底部プレート14に当てて固定されると、調整ネジ部材34を動かすことにより、テンプ支持部材4を変形(図7)させる。かくして調整ネジ部材34を動かすことにより、ベース18と底部プレート14との間の距離が変わり、プレート10が変形する。その結果、中央部分20(ここにテンプの軸真の上部軸受けが配置される)も動き、これによりテンプの振動を調整する。
前述したように、プレート10は、その両端に、2ヶ所の機械的強度が弱い領域22,24を有する。これらは、それぞれベース16とベース18の間に、局部的変形領域即ち柔軟な曲げ領域を規定する。これらの局部的変形領域は、プレート10の底部側に、2本の溝を機械加工することにより得られ、この2本の溝が、2つの隣接する領域54,56と、領域55,57よりも薄い肉厚の横方向領域を規定する。テンプ支持部材4の変形は、かくして機械的強度が弱い領域22,24に局所的に発生する。その結果、ベース16,18は、この変形に起因する応力を殆ど受けることなく、プレート10の中央部分20は、平坦な形状を維持する。更に機械的強度が弱い領域22,24は、ベース18がベース16に対し上下に動くときには、テンプ支持部材4内に生成される全般的な応力を低減させる。テンプの振動を調整することにより、プレート10の中央部分20が傾斜するが、この傾斜は極小さい。
本発明により、ひげゼンマイ真用の中央シート12は、平坦な形状を維持し、小さな引っ張り力しか受けない。機械的強度が弱い領域22,24の配置は、ひげゼンマイ真要のの中央シート12がプレート10を機械加工することにより形成される場合には、更に必要である。かくして中央シート12は、中央シート12の周辺領域54,55よりも薄肉厚であり、これにより中央部分20をより変形しやすくする。従って、図8に示す装置において、即ち本発明の横方向の機械的強度が弱い領域が存在しない場合には、テンプ支持部材4Aは、S字型に変形し、プレート10aの変形は、その中央部分20Aで起きる。この中央部分は、この変形による応力を強く受ける。これは、軸受けとこの軸受け内で回転する回転車セット(テンプ)に悪影響を及ぼす。当業者は、本明細書を参照することにより、他の形状のテンプ支持部材及びテンプの振動を調整する他の手段も、容易に想到することができる。
本発明の振動調整装置は、比較的シンプルで安価である。更に、固定ネジ部材30と調整ネジ部材32を同軸に配置する(図4)ことは、テンプ支持部材が必要とする空間を増加させることはない。
この振動調整装置は、テンプ支持部材4の底部表面5から調整ネジ部材34を、そのヘッドが所定の高さに達するまで、ねじ込むことにより、容易に搭載可能である。そして次に、テンプを2つの軸受けに搭載しながら、テンプ支持部材を底部プレートに搭載する。テンプ(あるいは他の回転部品)の振動は、調整ネジ部材34を回転することにより、簡単に調整できる。この調整は、対向ヘッド36に搭載されたスロット44を用いて行われる。この上部端部は、テンプ支持部材の上部表面46から、ベース18を貫通する孔42を介して、工具によりアクセスできる。調整が行われると、固定ネジ部材32が、調整ネジ部材34の孔40内に挿入され、ベース18が底部プレート14に固定されるまで、締め付けられる。弾性特性を有する湾曲ワッシャ48が、調整ネジ部材34を所望の位置に保持する。2つの軸受けの間の距離が調整ネジ部材34の手段により細かく調整されると、テンプ支持部材4の高さを調整するシステムは封止されて、テンプ支持部材は底部プレートにしっかりと固定される。
本発明は、ツゥールビヨンを具備する時計ムーブメントにも適用可能である。ツゥールビヨンの場合、ツゥールビヨン・キャリッジの振動は、ツゥールビヨン・キャリッジが回転する2個の軸受けの一方を、ツゥールビヨン支持部材が具備する本発明の装置で、調整される。
図9は本発明の時計の第2実施例の断面図を示す。
この実施例においては、テンプ支持部材64はシンプル(片持ち梁)タイプである。即ち、1個のベース68がプレート70の一端に形成され、他端である自由端72に第1軸受け74を有し、この第1軸受け74内をテンプ6の真棒76の一端が回転する。真棒76の第2端は、底部プレートの配置された第2軸受け78内を回転する。第1軸受け74と第2軸受け78は、図9に示す。従来と同様に、第1軸受け74は、当業者に公知の衝撃吸収装置を具備する。
テンプ6の振動を調整する手段は、本発明によれば、プレート70の傾斜の変動(従って軸受け74,78の間の距離の変動)を生成するテンプ支持部材64を変形させることにより、得られる。こうするために、ベース68は、2個の部分80,82有し、それらの間を中間領域84が分離する。この中間領域84が、ベースの部分80,82の間の局部的変形を引き起こす機械的強度の弱い横方向の領域を形成する。第1部分80は、第1軸受け74から最も遠い場所にあり、底部プレート14に剛性の固定ネジ部材30の手段によりしっかりと固定される。この第1部分80は、固定ネジ部材30がねじ込まれたときに、底部プレート14に対し一定かつ不変の位置に保持される。第2部分82は、この第2部分82と底部プレート14との相対的位置を変化させる装置を具備する。これにより、テンプ支持部材の変形特に中間領域84の変形を引き起こす。かくして、テンプ支持部材64の部分80,82の間の相対位置が変化し、これによりプレート70の移動、特に底部プレート14に対する第1軸受け74の移動を発生させる。第2部分82に機能するこのテンプ支持部材変形手段は、本発明の第1実施例に含まれる故に、これ以上の詳細な説明は割愛する。
図10は、テンプ支持部材4Bを変形させる手段の他の実施例を示す。この他の実施例は、本発明の時計の両方の実施例に適用可能である。しかし図10の実施例は、図1の第1実施例の両脚テンプ支持部材の場合に対応する。かくしてテンプ支持部材4Bは、図1の実施例のベース18に類似するベース18Bを有する。
図10の実施例がそれ以前の図の実施例と異なる点は、ベース18Bを底部プレート14に固定する固定ネジ32が、テンプの振動を調整するネジ部材94とは同軸にないことである。調整ネジ部材94は、テンプ支持部材4Bを変形させ、ベース18Bと底部プレート14の間の相対距離を変化させるが、固定ネジ32とテンプ支持部材4Bのプレート10との間に配置される。この調整ネジ部材94は、固定ネジ部材32の反対側に配置することもできる。図10の調整ネジ部材94が他の実施例の調整ネジ部材34から異なる点は、調整ネジ部材94は貫通孔を有さず、その上部端96が、テンプ支持部材4Bの上部表面46から見ることができ、アクセス可能である点である。この場合、固定ネジ部材32がベース18Bに形成された貫通孔98内に配置される。調整ネジ部材94の上部端96は、スロット44Bを有する。このスロット44Bにより、上部端96は回転し、かくしてベース18Bと底部プレート14Bの間の距離を変化させる。この距離を増加するために、時計製造業者は、固定ネジ部材32を緩める。
テンプ振動調整装置の後者の実施例は、ある利点と同時にある欠点も有する。ここでは、変形手段である調整ネジ部材94は、1個の要素で形成され、固定ネジ部材32を貫通孔98内に残したまま、動かすことができる。調整ネジ部材94は、中実で、第1実施例の貫通孔を有する調整ネジ部材34よりは製造コストは高価ではない。しかし、この実施例はより広いスペースが必要である、特にベース18Bの寸法が、第1実施例のベース18より大きくなることが必要である。
図9の第2実施例に類似する本発明の他の実施例においては、図10の調整ネジ部材94に類似する1個のネジ部材が、固定ネジ部材32に関連する調整ネジ部材34を置換する。この場合、テンプ支持部材64の機械加工は、テンプの振動を調整することは、第1軸受け74を第2軸受け78から離すために、必ず調整ネジ部材94のネジを緩めることが必要であるように、行われる。かくして調整ネジ部材94の対向ヘッド36は、底部プレート14の表面に、テンプ支持部材64の変形に起因する機械的抵抗力により、当たっている。中間領域84の一部は、調整ネジ部材94のネジを緩めることにより、この領域が変形するように選択され、一方、固定ネジ部材30がねじ込まれたときに、対向ヘッド36を底部プレート14に対し押しつけるように、十分な力が、対向ヘッド36にかかるように、行われる。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。
本発明のテンプの振動調整装置を具備したテンプ支持部材を有する時計ムーブメントの部分斜視図。 図1の実施例のテンプ支持部材の斜視図。 図1の時計ムーブメントに組み合わされた本発明のテンプ振動調整装置の横方向部品展開図。 図1の時計ムーブメントに組み合わされた本発明のテンプ振動調整装置の部分断面図。 図3のテンプ支持部材を裏面から見た斜視図。 図3のテンプ支持部材を上面から見た斜視図。 変形した状態にある本発明のテンプ支持部材の横方向断面図。 従来のテンプ支持部材の横方向断面図。 本発明のテンプ振動調整装置に適合したテンプ支持部材の第2実施例を表す断面図。 本発明のテンプ振動調整装置の変形例を表す断面図。
符号の説明
2 機械式時計
4 テンプ支持部材
5 底部表面
6 テンプ
8 ひげゼンマイ真ホルダ
10 プレート
12 中央シート
14 底部プレート
16,18 ベース
20 中央部分
22,24 機械的強度が弱い領域
30 固定ネジ部材
32 固定ネジ部材
34 調整ネジ部材
36 平坦なヘッド
37 外側表面
38 円筒部
40 孔
42 孔
44 スロット
46 上部表面
48 湾曲ワッシャ
50 位置決めピン
54,56 領域
55,57 領域
64 テンプ支持部材
68 ベース
70 プレート
72 自由端
74 第1軸受け
76 真棒
78 第2軸受け
74,78 軸受け
80,82 部分
84 中間領域
94 調整ネジ部材
96 上端部
98 孔

Claims (7)

  1. 回転部品(6)を有する機械式時計において、
    前記回転部品(6)は、真を有し、
    前記真の一端は、回転部品支持部材(4,4A,4B,64)が具備する第1軸受け内で回転し、他端は、底部プレート(14)に配置される第2軸受け内で回転し、
    前記機械式時計は、前記回転部品の振動を調整する振動調整手段を有し、
    前記振動調整手段は、固定手段(30)と支持部材変形手段(34,94)とで形成され、
    前記固定手段(30)は、前記回転部品支持部材の第1部分(16,18)を、底部プレート対し一定位置となるよう、底部プレートに固定し、
    前記支持部材変形手段(34,94)は、前記回転部品支持部材の第2部分(18,18B,82)と底部プレートとの間の相対位置を、前記回転部品支持部材を変形させることにより、変えるよう配置され、
    前記回転部品支持部材の第1部分と第2部分は、前記支持部材変形手段を動かすことにより、前記第1軸受けと第2軸受けの間の距離を変化させるよう、具備され、
    前記機械式時計は、前記回転部品支持部材の第1部分と第2部分との間に、少なくとも1個の機械的強度が弱い領域(22,24,84)を有し、
    前記機械的強度が弱い領域は、前記第1軸受けが配置される領域外に配置され、第1部分と第2部分の間に、局部的変形領域又は柔軟な折り曲がり領域を形成する
    ことを特徴とする機械式時計。
  2. 前記機械的強度の弱い領域は、前記支持部材の横方向領域により形成され、
    前記横方向領域の厚さは、前記横方向領域の両側にある2つの隣接領域領域(54,56,55,57)のそれよりも薄い
    ことを特徴とする請求項1記載の機械式時計。
  3. 前記第1部分と第2部分は、それぞれ前記第1軸受けの一方の側と他方の側に、配置され、
    前記機械的強度の弱い2つの領域は、それぞれ第1部分と第1軸受けとの間、及び第2部分と第2軸受けとの間に、配置される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の機械式時計。
  4. 前記支持部材は、プレート(10)を有し、
    前記プレート(10)に、第1軸受けと前記機械的強度の弱い2つの領域が、配置される
    ことを特徴とする請求項3記載の機械式時計。
  5. 前記支持部材変形手段は、1個の要素の位置を変化させることにより、動かされることを特徴とする請求項1−4いずれか記載の機械式時計。
  6. 前記支持部材変形手段は、前記支持部材の第2部分と前記底部プレートとの間の距離を調整する調整ネジ部材(34)により、形成され、
    前記調整ネジ部材は、前記底部プレートに当たる平坦なヘッド(36)と、前記底部プレートの反対側の前記支持部材の上部表面(46)からアクセス可能な第2端部とを有し、
    前記第2端部は、前記支持部材の第2部分と底部プレートの間の距離を変化させるために、前記調整ネジ部材を回転する工具に適合できる形状を有する
    ことを特徴とする請求項1−5いずれか記載の機械式時計。
  7. 前記支持部材は、テンプ支持部材、或いはツゥールビヨン支持部材であり、
    前記回転部品は、テンプ、或いはツゥールビヨン・キャリッジである
    ことを特徴とする請求項1−6いずれか記載の機械式時計。
JP2006347342A 2005-12-28 2006-12-25 回転部品又は輪列の振動を調整する手段を有する機械式時計 Active JP5020626B2 (ja)

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