JP6434328B2 - 配線基板及び電子部品装置とそれらの製造方法 - Google Patents

配線基板及び電子部品装置とそれらの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、配線基板及び電子部品装置とそれらの製造方法に関する。
従来、半導体チップなどの電子部品を実装するための配線基板がある。そのような配線基板の一例では、保護絶縁層から露出する接続端子に半導体チップのはんだバンプがフリップチップ接続される。
特開2001−110836号公報
後述する予備的事項に係る配線基板の製造方法では、柱状端子を被覆する感光性樹脂層の全面を厚みの途中まで除去することにより、柱状端子の上面を露出させた状態で複数の柱状端子の間に保護絶縁層を形成する。
そのような配線基板において、半導体チップのはんだバンプを柱状端子に接続する際に、はんだが外側に流出してはんだバンプ同士が電気ショートする課題がある。
配線基板及び電子部品装置とそれらの製造方法において、電子部品を接続する際にはんだの流出を防止できる新規な構造を提供することを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、上面及び側面が粗化面となった複数の端子と、前記端子の上面が露出した状態で前記端子の間に形成され、上面が凹状曲面となった絶縁層と、前記端子の周囲の前記絶縁層に形成され、前記端子の側面の一部を露出すると共に、前記端子からその周囲に向かって延びる複数の筋状突起部が並んで形成された内面を備えた凹部とを有する配線基板が提供される。
また、その開示の他の観点によれば、上面及び側面が粗化面となった複数の端子と、前記端子の上面が露出した状態で前記端子の間に形成され、上面が凹状曲面となった絶縁層と、前記端子の周囲の前記絶縁層に形成され、前記端子の側面の一部を露出すると共に、前記端子からその周囲に向かって延びる複数の筋状突起部が並んで形成された内面を備えた凹部とを備えた配線基板と、前記配線基板の端子の上面から前記凹部内に配置されたはんだを介して前記配線基板の端子に接続された電子部品とを有する電子部品装置が提供される。
また、その開示の他の観点によれば、配線部材の複数の端子の上面及び側面を粗化面にする工程と、前記配線部材の上に、前記端子を被覆すると共に、前記端子の段差に対応して上面が起伏する絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層を上面から厚みの途中まで除去することにより、前記端子の上面を露出させた状態で、前記端子の間に上面が凹状曲面となった前記絶縁層を残すと共に、前記端子の周囲の前記絶縁層に前記端子の側面の一部を露出すると共に、前記端子からその周囲に向かって延びる複数の筋状突起部が並んで形成された内面を備えた凹部を得る工程とを有する配線基板の製造方法が提供される。
さらに、その開示の他の観点によれば、配線部材の複数の端子の上面及び側面を粗化面にする工程と、前記配線部材の上に、前記端子を被覆すると共に、前記端子の段差に対応して上面が起伏する絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層を上面から厚みの途中まで除去することにより、前記端子の上面を露出させた状態で、前記端子の間に上面が凹状曲面となった前記絶縁層を残すと共に、前記端子の周囲の前記絶縁層に前記端子の側面の一部を露出すると共に、前記端子からその周囲に向かって延びる複数の筋状突起部が並んで形成された内面を備えた凹部を得る工程とを含む方法により配線基板を製造する工程と、電子部品をはんだを介して前記配線基板の端子に接続する工程とを有する電子部品装置の製造方法が提供される。
以下の開示によれば、配線基板を製造するには、配線部材の複数の端子の上面及び側面を粗化面とした後に、端子を被覆する絶縁層を形成する。さらに、絶縁層の全面を厚みの途中まで除去することにより、端子の上面を露出させた状態で端子の間に絶縁層が残される。このとき、端子の側面の粗化面の作用により、端子の周囲の絶縁層に凹部が形成される。
これにより、配線基板の端子にはんだを介して電子部品を接続する際に、絶縁層の凹部がダムとして機能してはんだの流出が防止され、電気ショートの発生が防止される。
また、はんだが絶縁層の凹部でせき止められるため、絶縁層にはんだの濡れ性が向上する処理を行うことができる。これにより、はんだは、端子上だけではなく絶縁層の凹部に密着性がよく形成されるため、はんだの接続強度を向上させることができる。
図1(a)及び(b)は予備的事項に係る配線基板の課題を説明するための断面図(その1)である。 図2(a)及び(b)は予備的事項に係る配線基板の製造方法の課題を説明するための断面図(その2)である。 図3は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図(その1)である。 図4は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図及び平面図(その2)である。 図5(a)〜(c)は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図(その3)である。 図6(a)及び(b)は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図(その4)である。 図7(a)及び(b)は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図(その5)である。 図8(a)及び(b)は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図(その6)である。 図9(a)及び(b)は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図(その7)である。 図10(a)及び(b)は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図(その8)である。 図11(a)及び(b)は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図(その9)である。 図12(a)〜(c)は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図(その10)である。 図13(a)及び(b)は実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図(その10)である。 図14(a)及び(b)は実施形態の配線基板を示す断面図である。 図15は実施形態の電子部品装置を示す断面図である。 図16は図15の配線基板の柱状端子を含む領域の部分拡大断面図である。 図17は図15の電子部品装置に上側電子部品装置を積層する様子を示す断面図である。 図18は実施形態の積層型の電子部品装置を示す断面図である。
以下、実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
実施形態を説明する前に、基礎となる予備的事項について説明する。図1及び図2は、予備的事項に係る配線基板の課題を説明するための図である。予備的事項の記載は、発明者の個人的な実験結果であり、公知技術ではない。
図1(a)には、製造途中の配線基板の表面側の様子が部分的に示されている。図1(a)に示すように、配線基板の表面側では、配線層100の上に絶縁層200が形成されており、配線層100の接続部上にビアホールVHが配置されている。
また、絶縁層200の上にはビアホールVH内のビア導体を介して配線層100に接続される柱状端子300が形成されている。柱状端子300は外部接続端子として形成される。
次いで、図1(b)に示すように、絶縁層200及び柱状端子300の上に液状の感光性樹脂層400aを塗布する。このとき、感光性樹脂層400aの上面は、柱状端子300の段差に対応して、柱状端子300上で高くなり、複数の柱状端子300の間で低くなるように起伏して形成される。
さらに、図2(a)に示すように、現像液によって感光性樹脂層400aの上面側を溶解させて除去することにより、柱状端子300の上面を露出させる。その後に、感光性樹脂400aを加熱処理することにより、保護絶縁層400を得る。
これにより、複数の柱状端子300の間に保護絶縁層400が形成される。このとき、保護絶縁層400の上面は、複数の柱状端子300の間の領域で凹状曲面CSとなって形成される。
このようにすることにより、柱状端子300の上面全体を露出させることができるので半導体チップのはんだバンプとの接触面積を大きく確保することができる。また、セルフアラインで柱状端子300の上面を露出させることができるため、狭ピッチの柱状端子300を採用することができる。
続いて、図2(b)に示すように、図2(a)の配線基板の柱状端子300の上に、半導体チップ500のはんだバンプ520を配置し、リフロー加熱によってはんだバンプ520を溶融させる。これにより、半導体チップ500のはんだバンプ520が配線基板の柱状端子300にフリップチップ接続される。
このとき、保護絶縁層400の上面が凹状曲面CSとなっているため、複数の柱状端子300の間の保護絶縁層400の上面に沿った距離は、保護絶縁層400の上面が平坦面である場合よりも長く設定される。
これにより、はんだバンプ520をリフロー加熱する際に、はんだが外側に流出しても複数のはんだバンプ520の間で電気ショートが発生しにくい構造とすることができる。
しかし、図2(b)に示すように、はんだ520aの流出量が多くなったり、柱状端子300のさらなる狭ピッチ化が進められると、複数のはんだバンプ520の間で電気ショートが発生しやすくなるため、はんだ520aの流出を防止する構造が必要となる。
以下に説明する実施形態の配線基板では、前述した課題を解消することができる。
(実施形態)
図3〜図13は実施形態の配線基板の製造方法を説明するための図、図14は実施形態の配線基板を示す図、図15〜図18は実施形態の電子部品装置を説明するための図である。以下、配線基板及び電子部品装置の製造方法を説明しながら、配線基板及び電子部品装置の構造について説明する。
実施形態の配線基板の製造方法では、まず、図3に示すような製造途中の配線部材1aを用意する。配線部材1aは、厚み方向の中央部にガラスエポキシ樹脂などから形成されるコア基板10を備えている。コア基板10の厚みは、例えば、0.2mm〜0.8mmである。
コア基板10には厚み方向に貫通するスルーホールTHが形成されている。スルーホールTHの側壁にスルーホールめっき層12が形成され、スルーホールTHの残りの孔に樹脂体Rが充填されている。
また、コア基板10の両面側には第1配線層21がそれぞれ形成されている。第1配線層21の厚みは、例えば15μm〜25μmである。両面側の第1配線層21はスルーホールめっき層12を介して相互接続されている。
あるいは、スルーホールTH内の全体に貫通導体が充填され、両面側の第1配線層21が貫通導体を介して相互接続されていてもよい。
コア基板10の上面側には、第1配線層21の接続部上に第1ビアホールVH1が配置された第1絶縁層31が形成されている。第1絶縁層31は非感光性樹脂層から形成され、第1ビアホールVH1はレーザ加工によって形成される。第1絶縁層31は、エポキシ樹脂又はポリイミド樹脂などから形成される。第1絶縁層21の厚みは、例えば20μm〜40μmである。
さらに、第1ビアホールVH1内にはビア導体VCが充填されている。ビア導体VCは、第1ビアホールVH1内から第1絶縁層31の上面にブランケット状に形成された金属層(不図示)がCMPによって研磨されて第1ビアホールVH1内に充填される。このとき、第1絶縁層31の表層部もCMPによって研磨される。
これにより、第1絶縁層31及びビア導体VCの上面は平坦化されて形成されている。
また、第1絶縁層31の上にはビア導体VCに接続される第2配線層22が形成されている。第1絶縁層31の上面は平坦化されているため、セミアディティブ法で配線層を形成する際に、フォトリソグラフィにおけるフォトレジスト層のパターニング精度を向上させることができる。セミアディティブ法については、後の柱状端子を形成する際に詳しく説明する。
このため、第2配線層22は第1配線層21よりも微細な設計ルールで形成される。例えば、第2配線層2の厚みは2μm程度であり、第2配線層2のライン(幅):スペース(間隔)は例えば2μm:2μmである。
さらに、コア基板10の上面側の第1絶縁層31の上には、第2配線層22の接続部上に第2ビアホールVH2が配置された第2絶縁層32が形成されている。第2絶縁層32は感光性樹脂層から形成され、第2ビアホールVH2は感光性樹脂層がフォトリソグラフィに基づいてパターン化されて形成される。感光性樹脂としては、フェノール系樹脂、ポリイミド樹脂又はエポキシ樹脂などが使用される。
第2絶縁層32は第1絶縁層31より薄く形成され、第2ビアホールVH2は第1ビアホールVH1よりも微細な設計ルールで形成される。例えば、第2絶縁層32の厚みは3μm〜7μm、好適には5μmであり、第2ビアホールVH2の直径は10μm程度である。
また、コア基板10の上面側の第2絶縁層32の上には、第2ビアホールVH2内のビア導体を介して第2配線層22に接続される第3配線層23が形成されている。第3配線層23においても、第2配線層22と同様に微細な設計ルールで形成される。
一方、コア基板10の下面側には、第1配線層21の接続部上に第1ビアホールVHが配置された第1絶縁層31が形成されている。そして、コア基板10の下面側の第1絶縁層31の上に、第1ビアホールVH内のビア導体を介して第1配線層21に接続される第2配線層22が形成されている。
コア基板10の下面側の第2配線層22の設計ルールは、上記したコア基板10の上面側の第1配線層21と同程度であってもよい。
コア基板10の下面側の第1絶縁層31の上には、第2配線層22の接続部上に開口部14aが設けられたソルダレジスト層14が形成されている。
次いで、図4に示すように、図3のコア基板10の上面側の第2絶縁層32の上に、第3配線層23の接続部上に第3ビアホールVH3が配置された第3絶縁層33を形成する。
第3絶縁層33及び第3ビアホールは、前述した第2絶縁層32と同様に感光性樹脂層をパターニングすることにより形成される。また、第3絶縁層33の厚み及び第3ビアホールVH3の直径は、前述した第2絶縁層32及び第2ビアホールVH2と同様に微細な設計ルールで設定される。
続いて、同じく図4に示すように、コア基板10の上面側の第3絶縁層33の上に、第3ビアホールVH3内のビア導体を介して第3配線層23に接続される柱状端子24を形成する。
柱状端子24はセミアディティブ法によって形成される。図5及び図6を参照して詳しく説明する。図5及び図6では、図4のコア基板10の上面側の第3配線層から上側の領域が部分的に示されている。
図5(a)に示すように、まず、図4の第3絶縁層33上及び第3ビアホールVH3の内面に、スパッタ法によりシード層24aを形成する。シード層24aの一例としては、下から順に、厚みが30nmのチタン(Ti)層/厚みが200nmの銅(Cu)層からなる積層膜が使用される。あるいは、下から順に、クロム(Cr)層/銅(Cu)層からなる積層膜を使用してもよい。
次いで、シード層24aの上に液状のポジ型レジスト(不図示)をスピンコータにより塗布し、フォトリソグラフィに基づいて露光、現像を行う。現像液としては、例えば、TMAH(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド)が使用される。
これにより、図5(b)に示すように、柱状端子24が配置される部分に開口部16aが設けられためっきレジスト層16が形成される。ポジ型のレジストを使用することにより、微細な設計ルールの開口部16aを備えためっきレジスト層16を高精度に形成することができる。
続いて、図5(c)に示すように、シード層24aをめっき給電経路に利用する電解めっきにより、めっきレジスト層16の開口部16aに銅などからなる金属めっき層24bを形成する。その後に、図6(a)に示すように、めっきレジスト層16を除去する。
さらに、図6(b)に示すように、金属めっき層24bをマスクにしてシード層24aをエッチングして除去する。
シード層24aがTi層/Cu層からなる場合は、Cu層は過酸化水素と硫酸アンモニウムとの混合液によりウェットエッチングされ、Ti層はCF/O系の混合ガスを使用するプラズマエッチングにより除去される。あるいは、Ti層をアンモニア系のエッチング液で除去してもよい。
これにより、シード層24a及び金属めっき層24bから柱状端子24が形成される。セミアディティブ法を使用することにより、狭ピッチな設計ルールの柱状端子24を形成することができる。
柱状端子24の直径は25μm程度であり、柱状端子24の配置ピッチは40μm程度である。また、柱状端子24の高さは、5μm〜20μm、例えば10μmに設定される。
図4に戻って説明すると、図4の下側図は、図4の断面図を上側からみた縮小平面図である。図4の断面図は縮小平面図のI−Iに沿った断面に相当する。
図4に示すように、配線部材1aには、電子部品搭載領域A、外部接続領域B、及びアライメント領域Cが画定されている。
電子部品搭載領域Aに柱状端子24が配置される。また、外部接続領域Bには、柱状端子24と同一層から形成される外部接続端子24xが配置される。さらに、アライメント領域Cには、柱状端子24と同一層から形成されるアライメントマークAMが配置される。アライメントマークAMの下にはビアホールは配置されておらず、アライメントマークAMは第3絶縁層33の平坦な上面に形成される。
図4の縮小平面図に示すように、アライメントマークAMは中央に開口部が配置されたドーナッツ状の形状で形成される。あるいは、アライメントマークAMを十字状などの形状で形成してもよい。
次に説明する図7以降では、図4の第3配線層23から上側の領域を部分的に示して説明する。
図7(a)に示すように、柱状端子24の露出面をウェットエッチングすることにより、柱状端子24の上面及び側面を粗化する。これにより、図7(b)の部分拡大断面図に示すように、柱状端子24の上面及び側面に粗化面RSが形成される。柱状端子24の粗化面RSの表面粗さ:Raは0.2μm〜1.0μmに設定される。
例えば、スプレー方式で柱状端子24の露出面にエッチング液を吹きかけることにより、柱状端子24の上面及び側面の全体を均一に粗化することができる。ウェットエッチングのエッチャントとしては、蟻酸系のエッチング液が使用される。柱状端子24のエッチング量は1μm程度以下である。
このようにして、柱状端子24の上面及び側面を粗化面RSにする。このとき、外部接続端子24x及びアライメントマークAMの上面及び側面も同様に粗化面RSとなる。
続いて、図8(a)及び(b)に示すように、第3絶縁層33の上に、柱状端子24、外部接続端子24x及びアライメントマークAMを被覆するようにスピンコータにより液状のポジ型の感光性樹脂層34aを塗布し、100℃程度の温度で加熱する。
感光性樹脂層34aの上面は、柱状端子24などのパターンの段差に対応して、柱状端子24などのパターン上で高くなりパターンの間で低くになるように起伏して形成される。
感光性樹脂層34aの厚みは、柱状端子24などのパターンの全体を被覆するように設定され、柱状端子24の高さが10μmの場合は、第3絶縁層33上で10μm程度になるように設定される。
続いて、図9(a)及び(b)、図10(a)及び(b)に示すように、図8(a)及び(b)の感光性樹脂層24aの全面を現像液によって溶解させることにより、感光性樹脂層24aを厚みの途中まで除去して柱状端子24の上面を露出させる。感光性樹脂層24aは未露光の状態で現像液によってエッチングされる。現像液としては、例えば、TMAHが使用される。
通常、ポジ型の感光性樹脂層では、露光された部分が現像液による溶解速度が速くなることでパターンの形成が行われる。このとき、露光されていない部分の感光性樹脂層24aにおいても溶解速度はかなり遅いが現像液によって溶解される。
本実施形態では、この特性を利用して感光性樹脂層24aの除去量を制御して、柱状端子24の上面を露出させた状態で、複数の柱状端子24の間に感光性樹脂層24aを残すことができる。
本実施形態と違って、ポジ型の感光性樹脂層24aに対して全面露光した後に現像液で除去すると、溶解速度が速すぎて除去量の制御が難しくなり、感光性樹脂層24aを十分に残すことは困難である。
このとき、図10(a)及び(b)に示すように、図9(a)及び(b)の感光性樹脂層24aの起伏の生じた上面が除去されて下がってくるため、柱状端子24の間の領域に上面が凹状曲面CSとなった感光性樹脂24aが残される。
またこのとき、図10(b)の部分拡大断面図に注目すると、感光性樹脂層24aを現像液で除去する際に、柱状端子24の上面が露出した直後では、側面の粗化面RSのへこみ部に形成された微小な部分の感光性樹脂層24aが他の部分よりも溶解しやすい。
このため、結果的に柱状端子24の側面の粗化面Rと感光性樹脂層24aとの界面から内部に多くの現像液が侵入する。
これにより、柱状端子24の周囲の部分の感光性樹脂層24aに凹部CPが形成される。後述するように、感光性樹脂層34aの凹部CPは、はんだの外側への流出をせき止めるダムとして機能する。
本願発明者は、柱状端子の上面及び側面が平滑面である場合は、柱状端子の周囲の感光性樹脂層の溶解速度は他の部分と同じであり、凹部は形成されないことを実際に確認した。
その後に、図11(a)及び(b)に示すように、感光性樹脂層34aを温度:200℃の窒素雰囲気で加熱処理して硬化させる。
これにより、柱状端子24の上面が露出した状態で、柱状端子24の周囲の部分に凹部CPが配置された保護絶縁層34が複数の柱状端子24の間に形成される。保護絶縁層34の凹部CPは、柱状端子24の側面の一部を露出して形成される。また、保護絶縁層34の凹部CPは、柱状端子22の上部側面と保護絶縁層24のへこみ面とによって形成される。
保護絶縁層34の凹部CPの深さは、例えば、保護絶縁層34の最上面から1μm〜3μm程度である。また、保護絶縁層34の凹部CPの幅は、例えば2μm〜5μm程度である。
柱状端子24の上面及び側面は粗化面RSとなっているため、保護絶縁層34はアンカー効果によって柱状端子24の側面と密着性よく形成される。
また、図12(a)を加えて参照すると、保護絶縁層34の凹部CPは、平面視すると柱状端子24の外周に沿った周囲に環状に繋がって形成される。さらに、図12(b)の部分拡大平面図に示すように、図12(a)の保護絶縁層34の凹部CPの内面には、幅方向に延びる複数の筋状突起部Mが波打つように並んで形成されている。筋状突起部Mは、最下の底面BSよりも上側に突出しており、複数の筋状突起部Mの間の領域に底面BSが分割されるように配置されている。
これにより、保護絶縁層34の凹部CPの底面側が凹凸となっている。このため、はんだが凹部CP内に流出してせき止められる際に、アンカー効果によってはんだが凹部CP内の保護絶縁層34の上に密着性よく形成される。
本願発明者の実験結果によれば、前述した図7(b)で説明した柱状端子24の金属めっき層24bの粗化面RSの表層には、ひび割れしたような微細な筋状溝が多数形成されていることが確認された。
図12(b)の部分拡大平面図では、柱状端子24の側面の筋状溝Gが描かれている。図12(b)の保護絶縁層34の凹部CP内の筋状突起部Mは、金属めっき層24bの表層の筋状溝Gの部分に現像液が多く供給されることに基づいて形成されると推測される。
12(c)は、図12(a)及び(b)の保護絶縁層34の凹部CPの全体の様子を模式的に示した斜視図である。図12(b)に図12(c)の斜視図を加えて参照すると、凹部C内の保護絶縁層34のへこみ面に多数の筋状突起部Mと筋状溝Gとが並んで配置されて、筋状の凹凸Cxが形成されている。
上記した例では、柱状端子24を被覆する絶縁層としてポジ型の感光性樹脂層34aを使用したが、ネガ型の感光性樹脂層を使用してもよい。この場合は、ポジ型とは逆に、ネガ型の感光性樹脂層に対して全面露光することで現像液による溶解速度がかなり遅くなり、除去量を同様に制御することができる。
あるいは、柱状端子24を被覆する絶縁層として非感光性樹脂層を使用し、最適なウェットエッチャントによって除去してもよい。
各種の絶縁層を使用しても、柱状端子24の粗化面RSの作用によって柱状端子24の周囲の絶縁層に凹部が同様に形成される。
次いで、図13(a)及び(b)に示すように、柱状端子24及び保護絶縁層34の各上面を等方性の酸素(O)プラズマによって処理する。
酸素プラズマ処理により、柱状端子24の上面の粗化面RSのへこみ部に残った保護絶縁層34の有機物の残渣が除去される。さらに、酸素プラズマ処理により、保護絶縁層34の凹部CP内の柱状端子24の側面の粗化面RSのへこみ部に残った保護絶縁層34の有機物の残渣が除去される。
また、酸素プラズマ処理により、柱状端子24の上面のはんだの濡れ性を向上させることができる。このとき同時に、保護絶縁層34の上面のはんだの濡れ性も向上するが、はだは保護絶縁層34の凹部CPでせき止められるため、保護絶縁層34の上面でのはんだの流出が防止される。
酸素プラズマで処理することにより、保護絶縁層34の上面の表面粗さ:Raは、10nm〜30nmとなる。酸素プラズマ処理を行う前の保護絶縁層34の上面の表面粗さ:Raは、2nm〜5nmである。
このように、酸素プラズマ処理を行うことにより、柱状端子24の粗化面RSをクリーンな状態で露出させることができる。これより、はんだが接触する柱状端子24の面積を増加させることができるため、はんだの接続強度を向上させることができる。
以上により、図14(a)に示すように、実施形態の配線基板1が製造される。図14(a)では配線基板1の全体が描かれている。
図14(a)に示すように、実施形態の配線基板1では、前述した図3で説明した配線部材1aを備えている。配線部材1aの第2絶縁層32の上に、第2配線層22の接続部上に第2ビアホールVH2が配置された第3絶縁層33が形成されている。
配線基板1には、電子部品搭載領域A、外部接続領域B、及びアライメント領域Cが画定されている。電子部品搭載領域Aの第3絶縁層33の上には、第2ビアホールVH2内のビア導体を介して第2配線層22に接続される柱状端子24が形成されている。
また、外部接続領域Bの第3絶縁層33の上には、第2ビアホールVH2内のビア導体を介して第2配線層22に接続される外部接続端子24xが形成されている。
さらに、アライメント領域Cの第3絶縁層33の上には、ドーナッツ状のアライメントマークAMが形成されている。
また、複数の柱状端子24の間の領域と、外部接続端子24x及びアライメントマークAMの横方向の領域とに保護絶縁層34が形成されている。保護絶縁層34の上面の高さは柱状端子24の上面の高さよりも低く設定される。また、保護絶縁層34の上面は複数の柱状端子24などの間の領域で凹状曲面CSとなって形成されている。
そして、柱状端子24、外部接続端子24x及びアライメントマークAMの各上面が保護絶縁層34から露出している。
図14(b)の部分拡大断面図に示すように、柱状端子24の上面及び側面は粗化面RSとなっている。また同様に、外部接続端子24x及びアライメントマークAMの上面及び側面も粗化面RSとなっている。
さらに、柱状端子24の周囲の部分の保護絶縁層34に環状の凹部CPが形成されている。保護絶縁層34の凹部CPは、柱状端子24の側面の一部を露出して形成される。また同様に、外部接続端子24x及びアライメントマークAMの周囲の部分の保護絶縁層34にも環状の凹部CPが形成されている。
前述した製造方法で説明したように、本実施形態の配線基板1では、感光性樹脂層34aの起伏した上面から厚みの途中まで除去することにより、セルフアラインで柱状端子24の上面の全体を露出させている。
これにより、位置合わせが不要になるため、配置ピッチが40μm程度の微細な柱状端子24を採用することができ、高性能な半導体チップの実装に対応することができる。
また、上記した理由により、複数の柱状端子24の間の領域において、断面でみると保護絶縁層34の上面は左右対称の凹状曲面CPとなって形成される。
次に、図14(a)の配線基板1に電子部品を搭載して電子部品装置を構築する方法について説明する。
まず、図15に示すように、まず、電子部品として、下面側にはんだバンプ42を備えた第1半導体チップ40を用意する。第1半導体チップ40としては、例えばCPUチップが使用される。
そして、部品マウンタによって、アライメントマークAMを画像認識することに基づいて、第1半導体チップ40のはんだバンプ42を配線基板1の柱状端子24の上に位置合わせして配置する。配線基板1の柱状端子24の配置ピッチは、半導体チップ40のはんだバンプ42の配置ピッチに対応している。はんだバンプ42としては、例えば、錫(Sn)−銀(Ag)系の鉛フリーはんだが使用される。
さらに、260℃程度の温度でリフロー加熱してはんだバンプ42を溶融させることにより、第1半導体チップ40のはんだバンプ42を配線基板1の柱状端子24にフリップチップ接続する。
図16は図15の配線基板1の柱状端子24を含む領域の部分拡大断面図である。図16を加えて参照すると、第1半導体チップ40のはんだバンプ42が溶融する際に、柱状端子24の周囲の保護絶縁層34の凹部CPがはんだの流出をせき止めるダムとして機能する。
これにより、はんだバンプ42は保護絶縁層34の凹部CPでせき止められ、保護絶縁層34の凹部CPよりも外側領域にはんだが流出することが防止される。よって、第1半導体チップ40のはんだバンプ42が狭ピッチで配置される場合であっても、はんだバンプ42の間で電気ショートが発生することが防止される。
また、配線基板1の柱状端子24の接続部となる上面を粗化面RSとし、かつOプラズマ処理を行ってはんだの濡れ性を向上させている。これにより、柱状端子24の上に第1半導体チップ40のはんだバンプ42が密着性よく接続される。
さらには、保護絶縁層34の凹部CPを含む上面にもOプラズマ処理を行ってはんだの濡れ性を向上させている。これにより、保護絶縁層34の凹部CPにも第1半導体チップ40のはんだバンプ42が密着性よく形成される。
このように、本実施形態では、柱状端子24と第1半導体チップ40のはんだバンプ42との間のみで密着強度を確保する構造よりも密着性を強化することができ、さらなる信頼性の向上を図ることができる。
しかも、保護絶縁層34のはんだの濡れ性を向上させるとしても、はんだの流出を防止するダムとして凹部CPが形成されているため、はんだの密着性向上とはんだの流出防止との機能を併せもつ構造となる。
以上により、配線基板1の上に半導体チップ40がフリップチップ接続されて構築される実施形態の電子部品装置2が得られる。半導体チップ40と配線基板1との間にアンダーフィル樹脂を充填してもよい。
次いで、図17に示すように、上側電子部品装置4を用意する。上側電子部品装置4は、上側配線基板3と第2半導体チップ50とを備えている。上側配線基板3では、基板60の両面側に配線層62がそれぞれ形成されている。両面側の配線層62は基板60に形成されたスルーホールTHの側面のスルーホールめっき層64を介して相互接続されている。スルーホールTHの残りの孔には樹脂体Rが充填されている。
基板60の両面側には、配線層62の接続部上に開口部66aが設けられたソルダレジスト層66がそれぞれ形成されている。
また、第2半導体チップ50のバンプ電極52が上側配線基板3の配線層62にフリップチップ接続されている。第2半導体チップ50は、例えば、メモリチップである。さらに、上側配線基板3の下面側の配線層62にはんだバンプ68が形成されている。第2半導体チップ50と上側配線基板3との間にアンダーフィル樹脂を充填してもよい。
そして、図18を加えて参照すると、部品マウンタによって、アライメントマークAMを画像認識することに基づいて、上側電子部品装置4のはんだバンプ68を配線基板1の外部接続端子24xの上に位置合わせして配置する。
さらに、リフロー加熱することにより、上側電子部品装置4のはんだバンプ68を配線基板1の外部接続端子24xに接続する。これにより、上側電子部品装置4の下側領域に第1半導体チップが収容される。
このとき、図18に示すように、配線基板1の外部接続端子24x及びその周囲の構造は柱状端子24と同じであるため、前述した図15の工程と同様に、上側電子部品装置4のはんだバンプ68を配線基板1の外部接続端子24xに密着性よくかつ信頼性よく接続することができる。
以上により、図18に示すように、電子部品装置2の上にはんだバンプ68を介して上側電子部品装置4が積層されて構築される実施形態の積層型の電子部品装置5が得られる。
図18の積層型の電子部品装置5は好適な一例であり、実施形態の図14(a)の配線基板1を使用して各種の構造の電子部品装置を構築することができる。
例えば、配線基板1の上に複数のCPUチップを横方向に並べてフリップチップ接続し、配線基板1の上にCPUチップを収容するようにメモリモジュールやCSPをはんだバンプを介して積層してもよい。あるいは、配線基板1上の半導体チップの横方向にチップキャパシタなどの受動素子を実装してもよい。
1…配線基板、1a…配線部材、2…電子部品装置、3…上側配線基板、4…上側電子部品装置、5…積層型の電子部品装置、10…コア基板、12,64…スルーホールめっき層、14,66…ソルダレジスト層、16…めっきレジスト層、14a,16a,66a…開口部、21…第1配線層、22…第2配線層,23…第3配線層、24…柱状端子、24x…外部接続端子、24a…シード層、24b…金属めっき層、31…第1絶縁層,32…第2絶縁層,33…第3絶縁層、34…保護絶縁層、34a…感光性樹脂層、40…第1半導体チップ、42…はんだバンプ、50…第2半導体チップ、52…バンプ電極、60…基板、62…配線層、A…電子部品搭載領域、B…外部接続領域、BS…底面、C…アライメント領域、AM…アライメントマーク、CP…凹部、Cx…凹凸、G…筋状溝、M…筋状突起部、R…樹脂体、RS…粗化面、TH…スルーホール、VH1,VH2,VH3…ビアホール。

Claims (6)

  1. 上面及び側面が粗化面となった複数の端子と、
    前記端子の上面が露出した状態で前記端子の間に形成され、上面が凹状曲面となった絶縁層と、
    前記端子の周囲の前記絶縁層に形成され、前記端子の側面の一部を露出すると共に、前記端子からその周囲に向かって延びる複数の筋状突起部が並んで形成された内面を備えた凹部と
    を有することを特徴とする配線基板。
  2. 前記端子の粗化面の表面粗さは、0.2μm〜1.0μmであることを特徴とする請求項に記載の配線基板。
  3. 上面及び側面が粗化面となった複数の端子と、
    前記端子の上面が露出した状態で前記端子の間に形成され、上面が凹状曲面となった絶縁層と、
    前記端子の周囲の前記絶縁層に形成され、前記端子の側面の一部を露出すると共に、前記端子からその周囲に向かって延びる複数の筋状突起部が並んで形成された内面を備えた凹部と
    を備えた配線基板と、
    前記配線基板の端子の上面から前記凹部内に配置されたはんだを介して前記配線基板の端子に接続された電子部品と
    を有することを特徴とする電子部品装置。
  4. 配線部材の複数の端子の上面及び側面を粗化面にする工程と、
    前記配線部材の上に、前記端子を被覆すると共に、前記端子の段差に対応して上面が起伏する絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層を上面から厚みの途中まで除去することにより、前記端子の上面を露出させた状態で、前記端子の間に上面が凹状曲面となった前記絶縁層を残すと共に、前記端子の周囲の前記絶縁層に前記端子の側面の一部を露出すると共に、前記端子からその周囲に向かって延びる複数の筋状突起部が並んで形成された内面を備えた凹部を得る工程とを有することを特徴とする配線基板の製造方法。
  5. 前記絶縁層を形成する工程において、前記絶縁層はポジ型の感光性樹脂層であり、
    前記絶縁層を上面から厚みの途中まで除去する工程において、前記ポジ型の感光性樹脂層を未露光の状態で現像液によって溶解させることを特徴とする請求項に記載の配線基板の製造方法。
  6. 配線部材の複数の端子の上面及び側面を粗化面にする工程と、
    前記配線部材の上に、前記端子を被覆すると共に、前記端子の段差に対応して上面が起伏する絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層を上面から厚みの途中まで除去することにより、前記端子の上面を露出させた状態で、前記端子の間に上面が凹状曲面となった前記絶縁層を残すと共に、前記端子の周囲の前記絶縁層に前記端子の側面の一部を露出すると共に、前記端子からその周囲に向かって延びる複数の筋状突起部が並んで形成された内面を備えた凹部を得る工程と
    を含む方法により配線基板を製造する工程と、
    電子部品をはんだを介して前記配線基板の端子に接続する工程と
    を有する電子部品装置の製造方法。
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