JP6434324B2 - 浴室用カウンター - Google Patents
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Description
この支持部材に一端部側が軸支されており、前記支持部材が前記壁面に取り付けられた状態で垂下した非使用位置と上面が水平方向に広がった使用位置との間で回動する可動台と、
左右両側に設けられた一対の操作ボタンと、
前記可動台を前記使用位置に保持し、前記操作ボタンの両方が操作されると、前記可動台を前記使用位置に保持した状態を解除する保持装置と、
を備え、
前記保持装置は、
前記可動台の左右両側に設けられた一対の挿入孔に挿入されており、前記挿入孔から突出した先端部が前記可動台を前記使用位置に位置させた際に前記支持部材の左右両側に設けられた一対の係止孔に挿入され係止した係止状態と前記操作ボタンが操作されて前記先端部が前記係止孔から押し出された非係止状態との間を移動する一対の係止部材と、
これら係止部材の先端部が前記挿入孔から突出する方向に前記係止部材に弾性力を付与する一対の第1弾性部材と、
を有し、
前記操作ボタンは、
前記係止部材が前記係止状態であり前記支持部材の左右両端面に開口した前記係止孔の開口部から突出した突出位置と、この突出位置よりも内側に移動した押し込み位置との間を移動し、
前記突出位置にある前記操作ボタンが押し込み操作されると、前記操作ボタンが前記係止部材を前記係止孔の係止部から押し出して前記係止部材が前記非係止状態になることを特徴とする。
さらに、この浴室用カウンターは、可動台を使用位置に回動させると係止部材が第1弾性部材の弾性力によって係止孔に挿入され、係止部材が係止孔に係止した係止状態になる。つまり、この浴室用カウンターは、可動台を使用位置に回動させるだけで、保持装置が可動台を使用位置に保持した状態にすることができる。また、この浴室用カウンターは、操作ボタンを操作して係止部材の先端部を係止孔から押し出すことによって、可動台を使用位置に保持した状態を解除することができる。このように、この浴室用カウンターは、可動台の使用位置の保持、及び可動台の使用位置の保持の解除を容易に行うことができる。
さらに、この浴室用カウンターは、係止部材が係止状態である場合には支持部材の左右両端面に開口した係止孔の開口部から突出した突出位置に操作ボタンが設けられており、この操作ボタンが押し込み操作されると係止部材が非係止状態になる。すなわち、この浴室用カウンターは、保持装置を解除するための操作ボタンが係止状態において係止孔の開口部から突出しており、この突出した操作ボタンが押し込み操作されることで保持装置が解除されるので、保持装置を解除するための操作が行いやすい。
実施例1の浴室用カウンターは、図1及び図2に示すように、支持部材10、可動台30、一対の操作ボタン50,50を備えている。支持部材10は、壁面に取り付けられたブラケット11を介して背面が浴室の壁面に対向する状態で取り付けられる(図4参照)。支持部材10は、壁面に取り付けられた状態で壁面に沿って水平方向に伸びた中央部13と、中央部13の左右に位置する左右側部15,15とを有している。支持部材10の中央部13及び左右側部15,15は外側面を覆うカバー13A,15A,15Aを有している。また、支持部材10は、図3に示すように、左右側部15,15に両端が固定された円柱状の軸部材17を有している。軸部材17は支持部材10が壁面に取り付けられた状態で壁面に沿って水平方向に伸びている。
浴室用カウンターは、非使用時において、図2に示すように、可動台30が垂下した非使用位置に位置している。入浴者等は、可動台30の天板部31の上面に洗面器等を載置するために、可動台30の前側を把持し、可動台30を垂下した非使用位置から、図1に示すように、天板部31の上面が水平方向に広がる使用位置に回動させる。すると、図3に示すように、支持部材10の左右側部15に設けられた一対の係止孔90の中心軸と、可動台30の一対の挿入孔75に挿入された一対の係止部材71の中心軸とが同一線上に位置する。この状態になると、第1コイルばね73の弾性力によって、各係止部材71は、先端部が各挿入孔75から押し出され、各係止孔90の係止部91に挿入されて係止した係止状態なる。この際、第1コイルばね73の弾性力が第2コイルばね53の弾性力よりも大きいため、各係止部材71の先端部が操作ボタン50のボタン本体51を外方向に押し、操作ボタン50は突出位置に位置する。このようにして、可動台30は使用位置に保持される。
(1)実施例1では、可動台の天板が四角形状であったが、他の形状であってもよい。
(2)実施例1では、係止部材が円柱状であったが、棒状であれば他の形状であってもよい。
(3)実施例1では、係止部材の両端部の周縁部が傾斜面で形成されていたが、一方の端部の周縁部のみ傾斜面で形成してもよい。この場合、周縁部が傾斜面で形成された端部が挿入孔から突出するように、係止部材を挿入孔に挿入する。
(4)実施例1では、係止部材の傾斜面が外側にわずかに膨らんだ湾曲面であったが、係止孔の内側の開口縁部に係止することができる傾斜面であればよく、平面状であってもよい。
(5)実施例1では、係止部材の両端部の周縁部が傾斜面で形成されていたが、係止部材の両端部の周縁部を傾斜面で形成しなくてもよい。
(6)実施例1では、第1弾性部材が第1コイルばねであったが、係止部材の先端部が挿入孔から突出する方向に弾性力を付与することができれば他の形態の弾性部材であってもよい。
(7)実施例1では、第2弾性部材が第2コイルばねであったが、ボタン本体が押し込み位置に移動する方向に弾性力を付与することができれば他の形態の弾性部材であってもよい。
(8)実施例1では、パッド部材を有する制動装置を利用したが、制動装置としてオイルダンパー等を利用してもよい。
(9)実施例1では、支持部材の左右側部の間に可動台が回動自在に軸支され、操作ボタンが支持部材の左右側部に設けられていたが、支持部材の左右を挟み込むように可動台の左右後端部を形成し、可動台の左右後端部の夫々に操作ボタンを設けてもよい。
30…可動台
50…操作ボタン
51…ボタン本体
53…第2コイルばね(第2弾性部材)
70…保持装置
71…係止部材
71A…(係止部材の)傾斜面
73…第1コイルばね(第1弾性部材)
75…挿入孔
90…係止孔
95…(支持部材の左右両端面に開口した)開口部
Claims (3)
- 浴室の壁面に取り付けられる支持部材と、
この支持部材に一端部側が軸支されており、前記支持部材が前記壁面に取り付けられた状態で垂下した非使用位置と上面が水平方向に広がった使用位置との間で回動する可動台と、
左右両側に設けられた一対の操作ボタンと、
前記可動台を前記使用位置に保持し、前記操作ボタンの両方が操作されると、前記可動台を前記使用位置に保持した状態を解除する保持装置と、
を備え、
前記保持装置は、
前記可動台の左右両側に設けられた一対の挿入孔に挿入されており、前記挿入孔から突出した先端部が前記可動台を前記使用位置に位置させた際に前記支持部材の左右両側に設けられた一対の係止孔に挿入され係止した係止状態と前記操作ボタンが操作されて前記先端部が前記係止孔から押し出された非係止状態との間を移動する一対の係止部材と、
これら係止部材の先端部が前記挿入孔から突出する方向に前記係止部材に弾性力を付与する一対の第1弾性部材と、
を有し、
前記操作ボタンは、
前記係止部材が前記係止状態であり前記支持部材の左右両端面に開口した前記係止孔の開口部から突出した突出位置と、この突出位置よりも内側に移動した押し込み位置との間を移動し、
前記突出位置にある前記操作ボタンが押し込み操作されると、前記操作ボタンが前記係止部材を前記係止孔の係止部から押し出して前記係止部材が前記非係止状態になる
ことを特徴とする浴室用カウンター。 - 前記係止部材は、棒状であり、前記先端部の周縁部が先端に向けて径を小さくする方向に傾斜した傾斜面で形成されていることを特徴とする請求項1記載の浴室用カウンター。
- 前記操作ボタンは、
前記係止孔に挿入されており、前記係止孔に挿入された前記係止部材に押されて前記支持部材の左右両端面に開口した前記係止孔の開口部から突出した突出位置とこの突出位置よりも内側に移動した押し込み位置との間を移動するボタン本体と、
このボタン本体が突出位置から押し込み位置へ移動する方向に弾性力を付与する第2弾性部材と、
を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の浴室用カウンター。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015016581A JP6434324B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 浴室用カウンター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015016581A JP6434324B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 浴室用カウンター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016140422A JP2016140422A (ja) | 2016-08-08 |
JP6434324B2 true JP6434324B2 (ja) | 2018-12-05 |
Family
ID=56569120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015016581A Active JP6434324B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 浴室用カウンター |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6434324B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3701446B2 (ja) * | 1997-10-03 | 2005-09-28 | タカノ株式会社 | 折り畳み式作業テーブル |
JP2000083847A (ja) * | 1998-09-16 | 2000-03-28 | Rirainsu:Kk | 洗面用具載置台 |
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2015
- 2015-01-30 JP JP2015016581A patent/JP6434324B2/ja active Active
Also Published As
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