JP6118219B2 - ロック機構 - Google Patents

ロック機構 Download PDF

Info

Publication number
JP6118219B2
JP6118219B2 JP2013192093A JP2013192093A JP6118219B2 JP 6118219 B2 JP6118219 B2 JP 6118219B2 JP 2013192093 A JP2013192093 A JP 2013192093A JP 2013192093 A JP2013192093 A JP 2013192093A JP 6118219 B2 JP6118219 B2 JP 6118219B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
slider
opening
lock
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013192093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015059312A (ja
Inventor
充 福本
充 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP2013192093A priority Critical patent/JP6118219B2/ja
Priority to KR1020140116283A priority patent/KR101593321B1/ko
Priority to PCT/JP2014/004621 priority patent/WO2015040820A1/ja
Publication of JP2015059312A publication Critical patent/JP2015059312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6118219B2 publication Critical patent/JP6118219B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/28Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like
    • E05B83/30Locks for glove compartments, console boxes, fuel inlet covers or the like for glove compartments
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C9/00Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
    • E05C9/04Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with two sliding bars moved in opposite directions when fastening or unfastening
    • E05C9/045Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with two sliding bars moved in opposite directions when fastening or unfastening with inclined surfaces, e.g. spiral or helicoidal
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C9/00Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
    • E05C9/18Details of fastening means or of fixed retaining means for the ends of bars
    • E05C9/1825Fastening means
    • E05C9/1833Fastening means performing sliding movements
    • E05C9/1841Fastening means performing sliding movements perpendicular to actuating bar

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、開口を開閉するリッドを閉位置に維持するロック機構に関する。
自動車のインストルメントパネルに設けられるグローブボックスにおいて、リッドを閉位置に維持するロック機構が設けられている(例えば、特許文献1)。特許文献1に係るロック機構は、開口が形成されたインストルメントパネル(支持体)と、インストルメントパネルに回動自在に支持されたリッドとの間に設けられている。ロック機構は、インストルメントパネルに形成されたロック孔と、リッドに設けられたラッチとを有する。ラッチは、圧縮コイルばねの付勢力によってリッドから突出し、ロック孔に係合する。また、ラッチは、リッドに設けられた操作ハンドルの回動に応じて回転するカム部材によって、圧縮コイルばねの付勢力に抗して移動し、ロック孔から離脱可能になっている。このように、ロック機構は、操作ハンドルの操作によって進退するラッチと、ロック孔との係合によってリッドを閉位置に維持している。
しかしながら、特許文献1に係るロック機構は、ラッチとロック孔との隙間に起因してリッドがインストルメントパネルに対してがた付くという問題がある。また、リッドの回動軸に起因するスラスト方向及びラジアル方向のがた付きも生じるという問題がある。
以上のような問題に対し、リッドとインストルメントパネルとの間に付勢装置を介装し、リッド及びインストルメントパネル間のがた付きを解消したものがある(例えば、特許文献2)。特許文献2に係る付勢装置は、リッドの側面に設けられるベースと、ベースに回動可能に連結された当接体と、ベース及び当接体の間に設けられた捻りコイルばねとを有し、捻りコイルばねに付勢された当接体がインストルメントパネルに摺接することによって、リッド及びインストルメントパネル間のがた付きが抑制される。
特許第3811626号公報 特開2010−215102号公報
しかしながら、リッドとインストルメントパネルとのがた付きを解消するために、特許文献2のような別部材である付勢装置を設けると、部品点数が増加するという問題がある。また、リッドに付勢装置を配置するためのスペースを確保すると共に、インストルメントパネルに付勢装置が摺接可能な部分を確保しなければならないという問題がある。
本発明は、以上の背景を鑑み、開口を開閉するリッドを閉位置に維持するロック機構において、独立した他の部品を設けることなく、リッドの支持体に対するがた付きを抑制することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、開口(2)が形成された支持体(3)と、前記開口を開閉するべく、前記支持体に回動可能に設けられたリッド(4)とを有する収納装置(1)に設けられ、前記開口を閉じる閉位置に前記リッドを維持するロック機構(5)であって、前記支持体に設けられた係止部(17)と、前記リッドに突出した第1位置及び没入した第2位置の間で変位可能に支持され、前記第1位置において前記係止部に係止されると共に、伸縮可能であり、第1付勢部材(53)によって伸びた状態に付勢されたロック部材(28)と、前記リッドに設けられ、前記リッドが閉位置近傍にあるときに前記開口の縁部(15、18A)に当接して変位し、前記ロック部材を前記第1位置に変位させる力伝達手段(27)と、前記リッドに変位可能に設けられた操作部(22、62)と、操作による前記操作部の変位に応じて変位し、前記第1位置にある前記ロック部材を前記第1付勢部材の付勢力に抗して縮め、前記ロック部材を前記係止部から離脱させるリンク部材(23)とを有することを特徴とする。
この構成によれば、リッドが閉位置近傍にあるときに、ロック部材を駆動する力伝達部材が開口の縁部に当接するため、リッドが支持体に対して所定の位置に配置され、リッドと支持体との面差が抑制される。また、支持体に対するリッドのがた付きが抑制される。また、力伝達部材によってロック部材が第1位置に変位した後は、リンク部材がロック部材を縮められることによって係止部から離脱し、リッドの開閉が可能になる。
上記の発明において、前記力伝達手段は、前記リッドから前記開口側に突出した第3位置と前記リッドに没入した第4位置との間で変位可能に前記リッドに支持されたスライダ(27)と、前記リッドと前記スライダとの間に設けられ、前記スライダを前記第3位置に付勢する第2付勢部材(29)とを有し、前記リッドが閉位置に変位すると、前記スライダが前記開口の縁部に当接し、前記第2付勢部材の付勢力に抗して前記第4位置側に変位するとよい。
この構成によれば、スライダが第2付勢部材によって付勢されているため、リッドが支持体に対して所定の位置により一層配置されるようになる。また、支持体に対するリッドのがた付きがより一層抑制される。
上記の発明において、前記スライダは、第1カム部(44)を有し、前記第1カム部において前記ロック部材と摺接し、前記スライダが前記第3位置にあるときに前記ロック部材は前記第2位置にあり、前記スライダが前記第4位置側に変位することによって、前記ロック部材が前記第1位置側に変位するとよい。
この構成によれば、簡素な構成で、スライダの変位に応じてロック部材を変位させることができる。
上記の発明において、前記ロック部材は、前記スライダの前記第1カム部と摺接する基端部材(52)と、前記基端部材と所定の範囲で変位可能に係合した先端部材(51)とを有し、前記第1付勢部材は前記基端部材と前記先端部材との間に設けられ、前記ロック部材の長さが長くなる方向に付勢するよい。
この構成によれば、ロック部材は伸縮可能になる。
上記の発明において、前記先端部材は、凸部(57)を有し、前記リンク部材は、前記ロック部材が前記第1位置にあるときに前記凸部に係合可能な第2カム部(71)を有し、前記ロック部材が前記第1位置にあるときに、前記リンク部材が変位することによって、前記第2カム部に前記凸部が押され、前記ロック部材が縮むとよい。
この構成によれば、第1位置において、リンク部材によってロック部材は縮むことが可能になり、係止部から離脱できるようになる。
上記の発明において、前記開口の縁部は、前記開口の中央側かつ外方側を向く傾斜面(18A)を有し、前記スライダは、前記傾斜面において前記開口の縁部に当接するとよい。
この構成によれば、傾斜面が開口の中央側かつ外側を向くため、傾斜面に当接するスライダが設けられたリッドは、開口の中央側かつ外側に付勢され、がた付きが抑制される。
以上の構成によれば、開口を開閉するリッドを閉位置に維持するロック機構において、独立した他の部品を設けることなく、リッドの支持体に対するがた付きを抑制することができる。
グローブボックスの分解斜視図 ロック機構の正面図 ロック機構の平面図 ロック機構の操作部を示す斜視図(操作部ハウジングを省略して示す) ロック機構の作動部を後方から見た斜視図 ロック機構の作動部を前方から見た斜視図 作動部ハウジングを透視して作動部を後方から見た斜視図 ロックピンの分解斜視図 インストルメントパネルの開口縁の一部を示す斜視図 ロック機構の作動部とインストルメントパネルの開口縁との位置関係を示す断面図 リッドを閉じる際の第1状態におけるロック機構の作動を示す断面図(図10のA−A断面に相当する) リッドを閉じる際の第1状態におけるロック機構の作動を示す断面図(図10のB−B断面に相当し、作動部ハウジングを省略して示す) リッドを閉じる際の第2状態におけるロック機構の作動を示す断面図(図10のA−A断面に相当する) リッドを閉じる際の第2状態におけるロック機構の作動を示す断面図(図10のB−B断面に相当し、作動部ハウジングを省略して示す) リッドを閉じる際の第3状態におけるロック機構の作動を示す断面図(図10のA−A断面に相当する) リッドを閉じる際の第3状態におけるロック機構の作動を示す断面図(図10のB−B断面に相当し、作動部ハウジングディを省略して示す) リッドを閉じる際のロック機構の作動を示す断面図(図10のA−A断面に相当する) リッドを閉じる際のロック機構の作動を示す断面図(図10のB−B断面に相当し、作動部ハウジングを省略して示す)
以下、図面を参照して、本発明を自動車のグローブボックスのロック機構に適用した実施形態を詳細に説明する。以下の説明では、図1に示す座標軸に基づいて各方位を定める。
図1は、グローブボックスの分解斜視図である。図1に示すように、収納装置であるグローブボックス1は、後方に向けて開口2が形成されたインストルメントパネル(支持体)3と、インストルメントパネル3に回動可能に支持され、開口2を開閉するリッド4と、リッド4とインストルメントパネル3の間に設けられ、インストルメントパネル3に対して、リッド4が開口2を閉じた閉位置に維持するロック機構5とを有する。
リッド4は、互いに接合された表部材11と裏部材12とを有する。裏部材12は、略四角形状に形成された板状部12Aと、板状部12Aの周縁に沿って表側に立設された上側壁12B、左右の側壁12C、下側壁(不図示)とを有し、浅い皿状に形成されている。表部材11は、略四角形に形成された板状をなし、裏部材12の各側壁12B、12Cの突出端に接合される。これにより、リッド4は表部材11と裏部材12との間に内部空間を形成する。裏部材12の左右の側壁12Bの下部のそれぞれには、左右方向に突出する支持軸14が互いに同軸に形成されている。各支持軸14がインストルメントパネル3に形成された軸受孔(不図示)に支持されることによって、リッド4はインストルメントパネル3に回動可能に支持される。
インストルメントパネル3の開口2は、閉位置にあるリッド4を受容可能に略四角形に形成されている。開口2の縁部15には、閉位置にあるリッド4の上側壁12Bと所定の隙間をおいて対向する上壁15Aと、左右の側壁12Bと所定の隙間をおいて対向する横壁15Bとが形成されている。左右の横壁15Bの開口端から奥側に所定の距離変位した部分には、開口2の中央側に突出すると共に、上下に延在する規制壁15Cが設けられている。規制壁15Cは、開口2の外方を向く側面を有している。
図9は、インストルメントパネルの開口縁の一部を示す斜視図である。図9に示すように、上壁15Aの左右両端部には、上方へと凹設されたロック孔(係止部)17が形成されている。ロック孔17は、貫通孔及び有底孔のいずれでもよい。図1及び図9に示すように、左右の横壁15Bと規制壁15Cとの境界部には、横壁15Bと規制壁15Cと連結するリブ18が突設されている。リブ18は、上下方向から見て略直角三角形に形成され、上下方向に厚みを有する。リブ18は、直角三角形の斜辺に相当する部分に、開口2の中央側(左右方向における中央側)かつ開口2の外側(後方)を向く傾斜面18Aを有している。傾斜面18Aに直交する直線は、平面視において、開口2の軸線方向(前後方向)に対して0°より大きく90°より小さい所定の角度を有している。
図2はロック機構の正面図であり、図3はロック機構の平面図である。図2及び図3に示すように、ロック機構5は、インストルメントパネル3のロック孔17と係合する左右一対の作動部21と、人の手等によって操作される操作部22と、操作部22の操作入力を左右一対の作動部21に伝達する左右一対のリンク部材23とを有している。以下の説明では、リッド4が閉位置にある状態を基準として、各部材の上下、前後を規定する。作動部21、操作部22、及びリンク部材23はリッド4の内部空間内において裏部材12に設けられている。作動部21は、裏部材12の表側面の上部かつ左右方向における中央部に設けられている。左右一対の作動部21は、裏部材12の表側面の上部かつ左右方向における左端部及び右端部に設けられている。
左右一対の作動部21は、左右対称形をなすため、代表して右側の作動部21について以下に説明する。図5はロック機構の作動部を後方から見た斜視図であり、図6はロック機構の作動部を前方から見た斜視図であり、図7は作動部ハウジングを透視して作動部を後方から見た斜視図である。図5〜図7に示すように、作動部21は、作動部ハウジング26と、スライダ(力伝達手段)27と、ロックピン28(ロック部材)と、スライダ付勢部材(第2付勢部材)29とを有している。作動部ハウジング26は、複数の締結座31を有し、ボルトやねじ等によって裏部材12の表側面に締結される。
作動部ハウジング26には、ロックピン28を受容するピン孔32と、スライダ27を受容するスライダ孔33とが形成されている。ピン孔32は、上下方向に延び、上端が作動部ハウジング26の上端部に開口している。スライダ孔33は、左右に傾斜して前後方向に対して延び、その前端が作動部ハウジング26の前端部に開口し、その後端が作動部ハウジング26の後端部に開口している。スライダ孔33は、その前端が後端よりも右方に配置されるように、前後方向に対して左右に傾斜している。ピン孔32の下端は、スライダ孔33の前後方向における中間部に連通している。作動部ハウジング26は、その上端部が裏部材12の上側壁12Bと対向し、その前端部が裏部材12の板状部12Aと対向し、その右端部が裏部材12の右の側壁12Bと対向している。裏部材12の上側壁12Bは、ピン孔32の上端と対応する部分に第1貫通孔35を有する。また、裏部材12の板状部12Aは、スライダ孔33の前端と対応する部分に第2貫通孔36を有する。裏部材12の板状部12Aの第2貫通孔36は、右方に延び、右端が右の側壁12B内に延びている。
スライダ27は、スライダ孔33にスライド移動可能に支持され、前右方向及び後左方向に移動可能になっている。スライダ27は、ストッパ(不図示)を有し、ストッパが作動部ハウジング26に当接することによって、前右方向への移動が所定位置で規制されている。すなわち、スライダ27は、ストッパによって、作動部ハウジング26に対する前端位置が定められている。スライダ27は、前端位置において、その前端部38がスライダ孔33の前端開口及び裏部材12の第2貫通孔36を通過して裏部材12よりも前方に突出する。スライダ27の前端部38は面取りがなされ、滑らかな曲面に形成されている。
スライダ27の左右の側部には前後に延在するガイドリブ41が突設されている。スライダ孔33の孔壁には、ガイドリブ41を受容するガイド溝42が形成されている。ガイドリブ41とガイド溝42との係合によって、スライダ27のスライダ孔33に対する姿勢が安定する。
作動部ハウジング26の下部には、スライダ孔33に連通するばね収容部43が形成されている。ばね収容部43は、上下に延びる凹部であり、上端がスライダ孔33に連通している。ばね収容部43には、捩じりコイルばねであるスライダ付勢部材29が収容されている。スライダ付勢部材29は、一端がばね収容部43の壁部に係合し、他端がスライダ孔33内に延びスライダ27に係合している。スライダ27は、スライダ付勢部材29によって前右側に付勢され、初期状態において前端位置に位置する。
図7に示すように、スライダ27の後部には、スライダ側カム部(第1カム部)44が形成されている。スライダ側カム部44は、前右に進むほど上方に進むように傾斜した傾斜板46を有している。傾斜板46には、上下に貫通すると共に、スライダ27の長手方向(前右方)に延びるスリット47が形成されている。スリット47の後端は、スライダ27の後端部に至り、開口端となっている。
図8は、ロックピンの分解斜視図である。図8に示すように、ロックピン28は、一端が開口し、他端が閉じられた筒状の先端部材51と、先端部材51に進退可能に受容された棒状の基端部材52と、先端部材51の内部において、先端部材51と基端部材52との間に設けられた圧縮コイルばねであるピン付勢部材(第1付勢部材)53とを有する。ピン付勢部材53は、先端部材51に対して基端部材52が突出する方向に付勢する。基端部材52は、ストッパ(不図示)を有し、ストッパが先端部材51に係止されることによって、先端部材51に対する突出位置が定められている。すなわち、ロックピン28は、伸縮可能であり、ピン付勢部材53によって最も延びた状態に付勢されている。基端部材52の突出端には、係止片54が突設されている。係止片54は、先端部がL字状に屈曲されたフック状に形成されている。
図5〜図7に示すように、ロックピン28は、先端部材51が上側、基端部材52が下側となるように、ロック孔17に受容される。ロックピン28がロック孔17に受容された状態で、基端部材52の突出端(下端)は、スライダ27のスライダ側カム部44の傾斜板46に当接する。基端部材52の突出端に形成された係止片54は、スライダ27のスリット47を通過し、下面側からスリット47の縁部と係合する。これにより、ロックピン28はスライダ27に係止され、ロック孔17からの抜け出しが抑制される。また、基端部材52の突出端と傾斜板46との係合、及び係止片54とスリット47の縁部(傾斜板46)との係合によって、スライダ27の前後方向へのスライド移動に応じて、ロックピン28は上下に移動する。スライダ27が前端位置に位置するとき、ロックピン28の基端部材52は最も下方の下端位置に位置する。この状態から、スライダ27が後方に移動すると、傾斜板46に基端部材52の突出端が押され、第2部材は上方に移動する。すなわち、スライダ27が後方に移動すると、スライダ側カム部44と基端部材52との係合によってロックピン28は上方に移動する。基端部材52の係止片54が、スリット47の前端の縁部に係止されるとき、基端部材52は最も上方の上端位置に位置する。
図6に示すように、作動部ハウジング26は、その前部からピン孔32の下部に貫通する露出孔56を有する。露出孔56によってロックピン28の先端部材51の前側面の下部が作動部ハウジング26の外側に露出している。図10は、ロック機構の作動部とインストルメントパネルの開口縁との位置関係を示す断面図である。図10に示すように、先端部材51の前面の下部には、前方に突出する円柱状の係止凸部57が設けられている。係止凸部57に対して露出孔56は上下に大きく、係止凸部57は露出孔56内を上下に移動可能になっている。
図4は、ロック機構の操作部を示す斜視図(操作部ハウジングを省略して示す)である。図1〜図4に示すように、操作部22は、裏部材12の後面に接合された操作部ハウジング61と、操作部ハウジング61に回動可能に支持されたレバー(ハンドル)62とを有している。レバー62は、その上部に左右方向に延在する回動軸を有し、下端が遊端となっている。レバー62と操作部ハウジング61との間には捩じりコイルばねであるレバー付勢部材65が介装され、レバー62は遊端が裏部材12側(前側)に接近する初期位置に付勢されている。表部材11はレバー62に対応する部分に貫通孔であるレバー孔63を有する。レバー62は、レバー孔63を通してリッド4の後方に露出しており、操作者はレバー孔63を通してレバー62を把持可能になっている。レバー62には、柱状に突出した凸部である左右一対の押圧片64が形成されている。
左右一対のリンク部材23は、それぞれ左右方向に延びる部材であり、互いに対称形に形成されている。右のリンク部材23の左端部は、左右方向に沿って所定の範囲で変位可能に操作部ハウジング61に支持されている。同様に、左のリンク部材23の右端部は、左右方向に沿って所定の範囲で変位可能に操作部ハウジング61に支持されている。右のリンク部材23は、ストッパ(不図示)を有し、このストッパが操作部ハウジング61に当接することによって、右方への移動が所定位置で制限されている。同様に、左のリンク部材23は、ストッパ(不図示)を有し、このストッパが操作部ハウジング61に当接することによって、左方への移動が所定位置で制限されている。左右のリンク部材23の間には捩じりコイルばねであるリンク付勢部材66が介装されており、左右のリンク部材23は互いに離間する方向に付勢されている。これにより、通常時には、右のリンク部材23は変位可能な範囲内で最も右側に位置し、左のリンク部材23は変位可能な範囲内で最も左側に位置する。
図4に示すように、右側のリンク部材23の左端部、及び左側のリンク部材23の右端部には、それぞれ傾斜面である第1リンク側カム部68が形成されている。それぞれの第1リンク側カム部68には、レバー62の押圧片64が当接可能になっている。操作者の操作によって、レバー62が捩じりコイルばねの付勢力に抗して初期位置から回動すると、左右の押圧片64は左右のリンク部材23の第1リンク側カム部68をそれぞれ押す。各第1リンク側カム部68は、押圧片64によって加えられる荷重を、各リンク部材23が互いに近付く方向の荷重に変換する。これにより、レバー62の回動に応じて、各リンク部材23はリンク付勢部材66の付勢力に抗して互いに近付く方向、すなわち左右方向における中央側に移動する。すなわち、レバー62の初期位置からの回動に応じて、右のリンク部材23は左方に移動し、左のリンク部材23は右方に移動する。レバー62が初期位置側に回動すると、押圧片64が後退し、リンク付勢部材66の付勢力によって右のリンク部材23は右方に移動し、左のリンク部材23は左方に移動する。
図6及び後述する図12に示すように、右のリンク部材23の右端部の後面には前方に凹設された有底のカム溝である第2リンク側カム部(第2カム部)71が形成されている。第2リンク側カム部71は、下部がリンク部材23の下端に開口している。第2リンク側カム部71の右部は、面が左方かつ下方を向くカム面72が形成されている。ロックピン28が下端位置にあるときには、係止凸部57は、第2リンク側カム部71の下方に位置している。ロックピン28が下端位置から上端位置に移動することによって、係止凸部57は第2リンク側カム部71内に移動する。ロックピン28が上端位置にあるときには、係止凸部57は第2リンク側カム部71内においてカム面72の上端近傍に位置する。これにより、ロックピン28が上端位置にあるときに、右のリンク部材23が左方に移動すると、カム面72は係止凸部57を下方に押し、先端部材51は圧縮コイルばねの付勢力に抗して基端部材52側に変位する。基端部材52は、スライダ27と係合し、位置がスライダによって規制されているため、先端部材51が基端部材52側に変位することによって、ロックピン28が通常時の長さよりも収縮する。右のリンク部材23が再び右方に移動すると、カム面72が係止凸部57から離れるため、ピン付勢部材53の付勢力によってロックピン28は伸び、通常の長さに戻る。
このように、ロックピン28が上端位置にあるときには、レバー62の操作によってロックピン28が収縮する。一方、ロックピン28が下端位置にあるときには、係止凸部57が第2リンク側カム部71の係止面と離れているため、レバー62を操作してもロックピン28は伸縮せず、通常時の長さを維持する。
左のリンク部材23には、右のリンク部材23の第2リンク側カム部71と左右対称形となり、同様の機能を奏する第2リンク側カム部71が設けられている。
次に図11〜図18を参照して、リッド4を開閉する際のロック機構5の作動を説明する。図11〜図16は、リッド4を閉じる際の各状態におけるロック機構5の作動部21を示す断面図である。図17、図18は、グローブボックスを開く際のロック機構5の作動部21を示す断面図である。
図11に示すように、リッド4が閉位置に到達しておらず、かつスライダ27がリブ18から離れた状態、すなわちリッド4が開かれた状態(第1状態)では、スライダ付勢部材29に付勢されたスライダ27は前端位置に位置する。これにより、スライダ27のスライダ側カム部44に係合したロックピン28は下端位置に位置する。ロックピン28は、圧縮コイルばねに付勢されて伸張状態にあり、その上端面は裏部材12の上側壁12Bの上面と略面一となる位置に配置される。このとき、図12に示すように、ロックピン28の係止凸部57は、リンク部材23の第2リンク側カム部71から離脱した位置に配置され、カム面72から離れている。そのため、レバー62が操作され、リンク部材23が左右に移動しても係止凸部57はカム面72と当接することはない。
図11及び図12に示す第1状態からリッド4の閉方向への移動が進み、スライダ27の前端部38がリブ18に当接すると、図13及び図14に示す第2状態になる。図13に示すように、第2状態では、スライダ27の前端がリブ18の傾斜面18Aに当接しているため、リッド4が閉方向(前方)に移動すると、スライダ27はスライダ付勢部材29の付勢力に抗してスライダ孔33内を後方に移動する。これにより、スライダ27のスライダ側カム部44に係合したロックピン28は下端位置から上方に移動し、その上端をなす先端部材51は裏部材12の上面よりも上方に突出する。ロックピン28(基端部材52)の上方への移動が進むと、第1部材の上端面は上壁15Aに当接するようになる。このとき、リッド4は未だ閉位置に到達していないため、先端部材51はロック孔17と正対しておらず、ロック孔17内に突入することはできない。基端部材52の上方への移動が進むと、ピン付勢部材53が収縮し、ロックピン28は収縮する。これにより、リッド4の閉位置への移動に応じて、ピン付勢部材53に付勢された先端部材51は上壁15Aとの接触を維持しつつ、上壁15A上を摺動する。図14に示すように、第2状態では、先端部材51に設けられた係止凸部57は、上方に移動し、第2リンク側カム部71内に進入する。
図13及び図14に示す第2状態からリッド4の閉方向への移動が更に進むと、図15及び図16に示す第3状態になる。図15に示すように、リッド4が閉位置に到達すると、ロックピン28の先端部材51とロック孔17とが正対し、ピン付勢部材53に付勢された先端部材51は伸張し、ロック孔17に突入する。このように、ロックピン28がロック孔17に係止されることによって、リッド4は閉位置に維持される。図16に示すように、ロックピン28の先端部材51がロック孔17内に突入すると、先端部材51に設けられた係止凸部57は、第2リンク側カム部71内を上方に移動し、カム面72の上端近傍に配置される。
第3状態では、スライダ付勢部材29に付勢されたスライダ27がリブ18の傾斜面18Aに当接しているため、リッド4のインストルメントパネル3に対するがた付きが抑制される。左右一対の傾斜面18Aは、開口2の中央側(左右方向における中央側)かつ開口2の外方(後方)を向いているため、スライダ27及びスライダ付勢部材29によって、リッド4は開口2の中央側かつ開口2の外方に付勢される。これにより、リッド4の支持軸14とインストルメントパネル3の軸受孔との間のがた(隙間)に起因する支持軸14のラジアル方向へのがた付き、リッド4と開口2の左右方向におけるがた(隙間)に起因する支持軸14のスラスト方向へのがた付き、ロックピン28の先端部材51とロック孔17のがた(隙間)に起因する支持軸14の回転方向へのがた付きが抑制される。
ロック機構5によってリッド4が閉位置に維持された第3状態から、ロック機構5による係合を解除するには、レバー62を操作する。操作者がレバー62の遊端を把持し、後方に引くと、レバー62は回動し、左右一対の押圧片64が左右のリンク部材23の第1リンク側カム部68を押す。これにより、左右のリンク部材23は、レバー付勢部材65の付勢力に抗して左右方向における中央側、すなわち互いに近接する方向に移動する。右のリンク部材23が左に移動すると、図18に示すように、第2リンク側カム部71のカム面72にロックピン28の係止凸部57が当接する。そして、第2リンク側カム部71の右への移動に応じて、係止凸部57がカム面72上を摺動して下方に移動する。左のリンク部材23及び作動部21についても同様である。これにより、図17及び図18に示すように、先端部材51が下方に移動してロック孔17から離脱し、リッド4を開くことが可能になる。
リッド4を閉位置から開くと、スライダ付勢部材29の付勢力によってスライダ27は前右方向に突出し、スライダ27に基端部材52において係合するロックピン28は下方に移動する。これにより、ロック機構5は、図11及び図12に示す第1状態に復帰する。
本実施形態に係るグローブボックス1では、ロックピン28を駆動するスライダ27が、リッド4の閉位置において常に開口2の縁部15に係合し、リッド4と縁部15との間にスライダ付勢部材29の付勢力が作用するため、リッド4のインストルメントパネル3に対するがた付きが抑制される。スライダ27はリブ18との当接によって移動し、ロックピン28を駆動するため、リッド4の位置に応じてロックピン28は駆動されることになる。これにより、ロックピン28は、リッド4が開位置にある場合にはリッド4の外方に突出しないため、リッド4を閉じる際にロックピン28が開口2の開口端に引っ掛かることがない。また、リッド4が開かれた状態では、ロックピン28がリッド4内に収納されるため、リッド4の意匠性が向上する。
本実施形態に係るグローブボックス1では、スライダ27がリッド4のがた付きを抑制するため、別部材としてリッド4及びインストルメントパネル3の間にリッド4を所定の方向に付勢する部材を設けなくてよい。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、リッド4は、裏部材12の前側にバスケット(箱部材)が接合されていてもよい。バスケットは、リッド4が閉位置にあるときには全体が開口2内に収容され、リッド4が開位置にあるときには一部が開口2の外部に引き出されるようにするとよい。また、バスケットは開口2の奥側に接合されていてもよい。
上記の実施形態では、1つの操作部22に対して、作動部21及びリンク部材23を左右一対設けた構成としたが、作動部21及びリンク部材23の数は1つや、3以上であってもよい。
また、上記の実施形態では、本発明のロック装置をグローブボックス1に適用した例について説明したが、本発明のロック装置は、システムキッチン等の家具や収納ボックスといった回動可能なリッドによって開口を閉じる様々な収納装置に適用することができる。
1…グローブボックス(収納装置)、2…開口、3…インストルメントパネル(支持体)、4…リッド、5…ロック機構、11…表部材、12…裏部材、15…縁部、17…ロック孔(係止部)、18…リブ、18A…傾斜面、21…作動部、22…操作部、23…リンク部材、26…作動部ハウジング、27…スライダ(力伝達手段)、28…ロックピン(ロック部材)、29…スライダ付勢部材(第2付勢部材)、32…ピン孔、33…スライダ孔、44…スライダ側カム部(第1カム部)、46…傾斜板、47…スリット、51…第1部材、52…第2部材、53…ピン付勢部材(第1付勢部材)、54…係止片、57…係止凸部、61…操作部ハウジング、62…レバー、64…押圧片、65…レバー付勢部材、66…リンク付勢部材、68…第1リンク側カム部、71…第2リンク側カム部(第2カム部)、72…カム面

Claims (6)

  1. 開口が形成された支持体と、前記開口を開閉するべく、前記支持体に回動可能に設けられたリッドとを有する収納装置に設けられ、前記開口を閉じる閉位置に前記リッドを維持するロック機構であって、
    前記支持体に設けられた係止部と、
    前記リッドに突出した第1位置及び没入した第2位置の間で変位可能に支持され、前記第1位置において前記係止部に係止されると共に、伸縮可能であり、第1付勢部材によって伸びた状態に付勢されたロック部材と、
    前記リッドに設けられ、前記リッドが閉位置近傍にあるときに前記開口の縁部に当接して変位し、前記ロック部材を前記第1位置に変位させる力伝達手段と、
    前記リッドに変位可能に設けられた操作部と、
    操作による前記操作部の変位に応じて変位し、前記第1位置にある前記ロック部材を前記第1付勢部材の付勢力に抗して縮め、前記ロック部材を前記係止部から離脱させるリンク部材とを有することを特徴とするロック機構。
  2. 前記力伝達手段は、前記リッドから前記開口側に突出した第3位置と前記リッドに没入した第4位置との間で変位可能に前記リッドに支持されたスライダと、前記リッドと前記スライダとの間に設けられ、前記スライダを前記第3位置に付勢する第2付勢部材とを有し、
    前記リッドが閉位置に変位すると、前記スライダが前記開口の縁部に当接し、前記第2付勢部材の付勢力に抗して前記第4位置側に変位することを特徴とする請求項1に記載のロック機構。
  3. 前記スライダは、第1カム部を有し、前記第1カム部において前記ロック部材と摺接し、
    前記スライダが前記第3位置にあるときに前記ロック部材は前記第2位置にあり、前記スライダが前記第4位置側に変位することによって、前記ロック部材が前記第1位置側に変位することを特徴とする請求項2に記載のロック機構。
  4. 前記ロック部材は、前記スライダの前記第1カム部と摺接する基端部材と、前記基端部材と所定の範囲で変位可能に係合した先端部材とを有し、前記第1付勢部材は前記基端部材と前記先端部材との間に設けられ、前記ロック部材の長さが長くなる方向に付勢することを特徴とする請求項3に記載のロック機構。
  5. 前記先端部材は、凸部を有し、
    前記リンク部材は、前記ロック部材が前記第1位置にあるときに前記凸部に係合可能な第2カム部を有し、
    前記ロック部材が前記第1位置にあるときに、前記リンク部材が変位することによって、前記第2カム部に前記凸部が押され、前記ロック部材が縮むことを特徴とする請求項4に記載のロック機構。
  6. 前記開口の縁部は、前記開口の中央側かつ外方側を向く傾斜面を有し、
    前記スライダは、前記傾斜面において前記開口の縁部に当接することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1つの項に記載のロック機構。
JP2013192093A 2013-09-17 2013-09-17 ロック機構 Active JP6118219B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013192093A JP6118219B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 ロック機構
KR1020140116283A KR101593321B1 (ko) 2013-09-17 2014-09-02 로크 기구
PCT/JP2014/004621 WO2015040820A1 (ja) 2013-09-17 2014-09-09 ロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013192093A JP6118219B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 ロック機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015059312A JP2015059312A (ja) 2015-03-30
JP6118219B2 true JP6118219B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=52688490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013192093A Active JP6118219B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 ロック機構

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6118219B2 (ja)
KR (1) KR101593321B1 (ja)
WO (1) WO2015040820A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017127774A2 (en) * 2016-01-22 2017-07-27 Centrix Aero, LLC Bin latch system
JP6628627B2 (ja) * 2016-02-12 2020-01-15 株式会社パイオラックス ロック構造
JP6649968B2 (ja) * 2018-01-18 2020-02-19 株式会社豊田自動織機 グラブボックス
US10781612B2 (en) 2018-06-27 2020-09-22 Faurecia Interior Systems, Inc. Actuator for a vehicle compartment
US10738512B2 (en) 2018-06-27 2020-08-11 Faurecia Interior Systems, Inc. Actuator for a vehicle compartment
US10731382B2 (en) 2018-06-27 2020-08-04 Faurecia Interior Systems, Inc. Actuator for a vehicle compartment
US11585128B2 (en) 2019-05-29 2023-02-21 Faurecia Interior Systems, Inc. Actuator for a vehicle compartment
JP7152835B2 (ja) * 2019-09-30 2022-10-13 株式会社ニフコ ロック装置
US11541820B2 (en) 2020-03-30 2023-01-03 Faurecia Interior Systems, Inc. Actuator for a vehicle compartment
CN112389336B (zh) * 2020-11-21 2023-06-06 广州金大森汽车部件有限公司 一种锁定装置
JP7423508B2 (ja) * 2020-12-25 2024-01-29 森六テクノロジー株式会社 開閉体のロック装置、及び、車両用収納装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3811626B2 (ja) 2001-07-03 2006-08-23 株式会社パイオラックス 収納体のサイドロック装置
US7475929B2 (en) * 2004-09-15 2009-01-13 Piolax Onc. Lid open-close apparatus
KR20090049480A (ko) * 2007-11-13 2009-05-18 현대모비스 주식회사 글로브 박스
DE102007061055B4 (de) * 2007-12-18 2022-06-15 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Klappenanordnung
JP5555436B2 (ja) * 2009-03-17 2014-07-23 株式会社ニフコ 付勢体
JP2011231558A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Inoac Corp 内装付属部材

Also Published As

Publication number Publication date
KR101593321B1 (ko) 2016-02-11
KR20150032168A (ko) 2015-03-25
JP2015059312A (ja) 2015-03-30
WO2015040820A1 (ja) 2015-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6118219B2 (ja) ロック機構
US7455334B2 (en) Latch device requiring no complexly operating for preventing malfunction thereof
US8973956B2 (en) Latch device
EP3356626B1 (en) Vehicle interior component
US9850692B2 (en) Glove box for an automobile
AU2005325387A1 (en) Opening/closing lock device for glove box
JP2013067983A (ja) ロック装置
JP2007154418A (ja) 車両用ドアラッチの操作装置
US11454054B2 (en) Lock device
JP6603532B2 (ja) ドアストッパー
JP6301148B2 (ja) ロック装置
US9422750B2 (en) Range limited latch
US12109979B2 (en) Locking device for opening/closing body
US8848376B2 (en) Lock structure and control mechanism and method thereof
JP6711722B2 (ja) 車両ドアの開閉装置
CN212447322U (zh) 用于手套箱的机械式按钮解锁机构及手套箱
JP5084035B2 (ja) ラッチ機構
JP2020084430A (ja) ドアハンドル及びドア構造
JP4459977B2 (ja) コンソールボックス
JP2006307512A (ja) リッド開閉装置
JP5730712B2 (ja) コンソールボックス装置
JP6523127B2 (ja) ドアストッパー
JP6089299B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP5976502B2 (ja) 開閉装置
JP5309244B2 (ja) ラッチ機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170321

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6118219

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250