JP2017066819A - ドアストッパー - Google Patents

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Abstract

【課題】
扉を仮止めする仮止め機構と、扉を本止めする本止め機構を有し、状況に合わせて選択することができるドアストッパーを提供する。
【解決手段】
ドアストッパー1は、開閉する扉Dに取り付けられるケース本体10と、ケース本体10に設けられ、扉Dが開閉して、ケース本体10が床面に回動可能に設けられた金属製ストッパー板81の上方に位置すると、金属製ストッパー板81をケース本体10に引き寄せる磁石34と、ケース本体10に出没可能かつ回動可能に設けられ、前記磁石34により引き寄せた金属製ストッパー板81を係止して扉Dの開閉を規制する係止部材51と、前記係止部材51を突出する方向に付勢する弾性部材60とを備えている。ケース本体10には、突出時の前記係止部材51をロックするロック位置とロックしない非ロック位置に移動可能なロック部材70と、このロック部材70を操作する操作部材40とが設けられている。
【選択図】図1

Description

本願発明は、扉を床面等に設けられた金属製ストッパー板の上方の位置まで開くと、金属製ストッパー板を磁石により引き上げて係止させ、扉の開閉を規制させるドアストッパーに関する。
従来のドアストッパーは、開閉する扉に取り付けられるケース本体を有する。ケース本体には、床面に回動可能に設けられた金属製ストッパー板を引き寄せてケース本体の底面に係合させる磁石と、この磁石により引き寄せた金属製ストッパー板の先端を当接させて扉の開放を阻止する係止凸部と、金属製ストッパー板の一側を係止して扉の閉鎖を阻止する係止部材とが設けられている。このように、従来のドアストッパーは、開閉する扉の回転を規制する。
上記した係止部材には、ケース本体の下部に固定して設けられたものや(例えば、特許文献1)、ケース本体の開口から突出する操作レバーによって、ケース本体の下部から出没するものが存在する(例えば、特許文献2)。また、ケース本体に摺動可能に取り付けられたカバー体によって、ケース本体の下部から出没するものが存在する(例えば、特許文献3)。
特開2003−336425号公報 特開2013−130024号公報 特開2010−48053号公報
従来のドアストッパーは、上記したように、扉を開くと、扉に取り付けたケース本体の磁石が、床面に設けられた金属製ストッパー板を引き寄せてケース本体の係止凸部に当接させ、扉がこれ以上開くのを阻止し、扉の閉じ方向への回動を係止部材が阻止する。係止部材が下部に固定されているドアストッパーの場合は、磁石によって引き寄せられた金属製ストッパー板が係止部材を乗り越えてケース本体の底面に係合し、係止凸部に当接するのであるが、この乗り越え時に金属製ストッパー板が磁石から離されてケース本体から外れてしまう場合があった。そのため、扉の開放を阻止することができないという不都合が生じるという問題点があった。
従って、従来のドアストッパーは、操作レバー又はカバー体のロック操作によって、係止部材をケース本体の下部から出没させて扉をロックするようにしているが、使用者は、身体を屈ませてドアの下部に設けたドアストッパーを操作しなければならず、手間がかかるという問題点があった。従来のドアストッパーは、扉をドアストッパーに仮止めさせる機構を備えておらず、扉をドアストッパーに固定するためには上記した面倒なロック操作を行わなければならない。従来のドアストッパーは、一時的に扉を開けておく場合は、ロックしないことがほとんどであった。特に、荷物の出し入れで両手が塞がっている場合はドアストッパーをロックすることがほとんどなかった。そのため、通過中に扉が閉まって作業の障害になるという問題点があった。
本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、扉を仮止めする仮止め機構と、扉を本止めする本止め機構を有し、状況に合わせて選択することができるドアストッパーを提供することを目的とする。
本願請求項1に係るドアストッパーは、上記目的を達成するため、開閉する扉に取り付けられるケース本体と、ケース本体に設けられ、扉が開閉して、ケース本体が床面に回動可能に設けられた金属製ストッパー板の上方に位置すると、金属製ストッパー板をケース本体に引き寄せる磁石と、ケース本体に出没可能かつ回動可能に設けられ、前記磁石により引き寄せた金属製ストッパー板を係止して扉の開閉を規制する係止部材と、前記係止部材を突出する方向に付勢する弾性部材とを備えたドアストッパーであって、ケース本体には、突出時の前記係止部材をロックするロック位置とロックしない非ロック位置に移動可能なロック部材と、このロック部材を操作する操作部材とが設けられていることを特徴とする。
本願請求項2に係るドアストッパーは、上記目的を達成するため、前記操作部材は、ケース本体に摺動可能に取り付けられたカバー体であって、前記ロック部材は、前記カバー体の一側に取り付けられていることを特徴とする。
本願請求項3に係るドアストッパーは、上記目的を達成するため、前記操作部材は、ケース本体の一側に形成された開口から突出する操作レバーであって、当該操作レバーは、前記ロック部材に取り付けられていることを特徴とする。
本願請求項4に係るドアストッパーは、上記目的を達成するため、前記係止部材は、ケース本体から突出する突出部の一方の面に前記金属製ストッパー板と摺接する傾斜面が形成され、突出部の他方の面に前記金属製ストッパー板を係止する係止部が形成されていることを特徴する。
本願請求項5に係るドアストッパーは、上記目的を達成するため、前記係止部材は、磁石を挟んで両側であって、係止部が対向するようにケース本体に配置されていることを特徴とする。
本願発明に係るドアストッパーは、開閉する扉に取り付けられるケース本体と、ケース本体に設けられ、扉が開閉して、ケース本体が床面に回動可能に設けられた金属製ストッパー板の上方に位置すると、金属製ストッパー板をケース本体に引き寄せる磁石と、ケース本体に出没可能かつ回動可能に設けられ、前記磁石により引き寄せた金属製ストッパー板を係止して扉の開閉を規制する係止部材と、前記係止部材を突出する方向に付勢する弾性部材とを備えたドアストッパーであって、ケース本体には、突出時の前記係止部材をロックするロック位置とロックしない非ロック位置に移動可能なロック部材と、このロック部材を操作する操作部材とが設けられている。
本願発明に係るドアストッパーは、操作部材を操作してロック部材を非ロック位置に移動しておき、扉を開くと、扉に取り付けたケース本体の磁石が、床面に設けられた金属製ストッパー板を引き寄せる。係止部材は、弾性部材によって突出方向に付勢されており、金属製ストッパー板が接触すると、弾性部材の弾性に抗して反突出方向に移動し、金属製ストッパー板が乗り越え易くなっている。金属製ストッパー板は、係止部材を乗り越えると、係止部材が弾性部材によって突出し係止される。係止部材は、弾性部材の弾性力により突出方向に付勢されているだけなので、この弾性力以下の力で扉を回動させようとしても金属製ストッパー板を係止し続けている。係止部材は、弾性部材の弾性力以上の力で扉を回動させると、金属製ストッパー板によって、回転若しくは上動し、金属製ストッパー板の係止を解除して扉は回転する。本願発明に係るドアストッパーは、操作部材を操作してロック部材をロック位置に移動しておくと、係止部材は弾性部材によって突出方向に付勢された位置でロックされており、金属製ストッパー板が接触しても、係止部材は回転も上動もせず、扉は回転しない。このように、本願発明に係るドアストッパーは、ロック部材を非ロック位置に移動させておくと、扉を仮止めしておき、扉に強めの力を加えると回動させることができる一方、ロック部材をロック位置に移動させておくと、扉を本止めしておくことができ、二種類の止め方を選択することができるという効果がある。
本願発明に係るドアストッパーは、前記操作部材が、ケース本体に摺動可能に取り付けられたカバー体であって、前記ロック部材が、前記カバー体の一側に取り付けられている。本願発明に係るドアストッパーは、上記効果に加え、操作部材がカバー体であるので、部品点数を減らして安価に製造することができ、扉の側面に取り付けることができるという効果がある。
本願発明に係るドアストッパーは、前記操作部材が、ケース本体の一側に形成された開口から突出する操作レバーであって、当該操作レバーが、前記ロック部材に取り付けられている。本願発明に係るドアストッパーは、上記効果に加え、操作部材がケース本体の一側から突出する操作レバーであるので、扉の底壁に形成された凹部に収納することができ、邪魔にならず、扉の外観を損なわないという効果がある。
本願発明に係るドアストッパーは、前記係止部材が、ケース本体から突出する突出部の一方の面に前記金属製ストッパー板と摺接する傾斜面が形成され、突出部の他方の面に前記金属製ストッパー板を係止する係止部が形成されている。本願発明に係るドアストッパーは、上記効果に加え、操作部材を操作してロック部材を非ロック位置に移動しておき、扉を開くと、扉に取り付けたケース本体の磁石が、床面に設けられた金属製ストッパー板を引き寄せる。係止部材は、弾性部材によって突出方向に付勢されており、金属製ストッパー板が傾斜面に摺接すると、弾性部材の弾性に抗して反突出方向に移動し、金属製ストッパー板が乗り越え易くなっている。金属製ストッパー板は、係止部材を乗り越えると、係止部材が弾性部材によって突出し、係止部材の係止部に係止される。係止部材は、弾性部材の弾性力により突出方向に付勢されているだけなので、この弾性力以下の力で扉を回動させようとしても金属製ストッパー板を係止し続けている。係止部材は、弾性部材の弾性力以上の力で扉を回動させると、金属製ストッパー板によって回転し、金属製ストッパー板の係止を解除して扉は開閉する。
本願発明に係るドアストッパーは、操作部材を操作してロック部材をロック位置に移動しておくと、係止部材は弾性部材によって突出方向に付勢された位置でロックされており、金属製ストッパー板が接触しても、係止部材は回転も上動もせず、扉は開閉しない。このように、本願発明に係るドアストッパーは、ロック部材を非ロック位置に移動させておくと、扉を仮止めしておき、扉に強めの力を加えると回動させることができる一方、ロック部材をロック位置に移動させておくと、扉を本止めしておくことができ、二種類の止め方を選択することができる。
本願発明に係るドアストッパーは、前記係止部材が、磁石を挟んで両側であって、係止部が対向するようにケース本体に配置されているので、一つで、開閉方向の異なるどの扉にも対応させることができるという効果がある。
本願発明に係るドアストッパーの一つの実施の形態を示す分解斜視図である。 図1のドアストッパーの組立説明図であって、(a)が正面図、(b)が側面図、(c)が上面図である。 図1のドアストッパーの組立斜視図であって、(a)が上方から見た斜視図、(b)が下方から見た斜視図である。 図1のドアストッパーの組立説明斜視図であって、(a)が正面図、(b)が下から見た斜視図である。 図1のドアストッパーのケース本体の説明図であって、(a)が正面図、(b)が左側面図、(c)が右側面図、(d)が背面図、(e)が上面図、(f)が底面図、(g)がA−A断面図である。 図1のドアストッパーのカバー体の説明図であって、(a)が正面図、(b)が左側面図、(c)が右側面図、(d)が背面図、(e)が上面図、(f)が底面図である。 図1のドアストッパーの動作説明図である。 本願発明に係るドアストッパーの他の実施の形態を示す分解斜視図である。 図8のドアストッパーの組立説明図であって、(a)が略中央で裁断した斜視図、(b)が側面断面図である。 図8のドアストッパーの組立斜視図であって、(a)が正面図、(b)が左上方から見た斜視図、(c)が右上方から見た斜視図、(d)が左下方から見た斜視図、(e)が右下方から見た斜視図である。 図8のドアストッパーの組立説明斜視図であって、(a)が左下方から見た斜視図、(b)が右下方から見た斜視図である。 図8のドアストッパーのケース本体の説明図であって、(a)が正面図、(b)が左側面図、(c)が右側面図、(d)が上面図、(e)が底面図、(f)がA−A断面図である。 図8のドアストッパーのカバー体の説明図であって、(a)が正面図、(b)が左側面図、(c)が右側面図、(d)が上面図、(e)が底面図、(f)がA−A断面図である。 図8のドアストッパーの内部構造を説明する斜視図である。 図8のドアストッパーの動作説明図である。
本願発明に係るドアストッパーの概要を説明する。図1,8に示すように、ドアストッパー1,101は、開閉する扉Dに取り付けられるケース本体10,110と、ケース本体10,110に設けられ、扉Dが開閉して、ケース本体10,110が床面に回動可能に設けられた金属製ストッパー板81の上方に位置すると、金属製ストッパー板81をケース本体10,110に引き寄せる磁石34,142と、ケース本体10,110に出没可能かつ回動可能に設けられ、前記磁石34,142により引き寄せた金属製ストッパー板81を係止して扉Dの開閉を規制する係止部材51,151と、前記係止部材51,151を突出する方向に付勢する弾性部材60,160とを備えている。ケース本体10,110には、突出時の前記係止部材51,151をロックするロック位置とロックしない非ロック位置に移動可能なロック部材70、170と、このロック部材70、170を操作する操作部材40,181とが設けられている。
図7,15に示すように、ドアストッパー1,101は、操作部材40,181を操作してロック部材70、170を非ロック位置に移動しておき、扉Dを開くと、扉Dに取り付けたケース本体10,110の磁石34,142が、床面に設けられた金属製ストッパー板81を引き寄せる。係止部材51,151は、弾性部材60,160によって突出方向に付勢されており、金属製ストッパー板81が接触すると、弾性部材60,160の弾性に抗して反突出方向に移動し、金属製ストッパー板81が乗り越え易くなっている。金属製ストッパー板81は、係止部材51,151を乗り越えると、係止部材51,151が弾性部材60,160によって突出し係止される。係止部材51,151は、弾性部材60,160の弾性力により突出方向に付勢されているだけなので、この弾性力以下の力で扉を回動させようとしても金属製ストッパー板81を係止し続けている。係止部材51,151は、弾性部材60,160の弾性力以上の力で扉を回動させると、金属製ストッパー板81によって、回転若しくは上動し、金属製ストッパー板81の係止を解除して扉は回転する。
ドアストッパー1,101は、操作部材40,181を操作してロック部材70、170をロック位置に移動しておくと、係止部材51,151は弾性部材60,160によって突出方向に付勢された位置でロックされており、金属製ストッパー板81が接触しても、係止部材51,151は回転も上動もせず、扉Dは回転しない。このように、ドアストッパー1,101は、ロック部材70、170を非ロック位置に移動させておくと、扉Dを仮止めしておき、扉Dに強めの力を加えると回動させることができる一方、ロック部材70、170をロック位置に移動させておくと、扉を本止めしておくことができ、二種類の止め方を選択することができる。
ドアストッパー1は、前記操作部材が、ケース本体10に摺動可能に取り付けられたカバー体40であって、前記ロック部材70が、前記カバー体40の一側に取り付けられている。ドアストッパー1は、操作部材がカバー体40であるので、部品点数を減らして安価に製造することができ、扉Dの側面に取り付けることができる。
ドアストッパー101は、前記操作部材が、ケース本体110の一側に形成された開口113bから突出する操作レバー181であって、当該操作レバー181が、前記ロック部材170に取り付けられている。ドアストッパー101は、操作部材がケース本体110の一側から突出する操作レバー181であるので、扉Dの底壁に形成された凹部に収納することができ、邪魔にならず、扉の外観を損なわない。
ドアストッパー1,101は、前記係止部材51,151が、ケース本体10,110から突出する突出部の一方の面に前記金属製ストッパー板81と摺接する傾斜面55,155が形成され、突出部の他方の面に前記金属製ストッパー板81を係止する係止部56,156が形成されている。ドアストッパー1,101は、操作部材40,181を操作してロック部材70、170を非ロック位置に移動しておき、扉をD開くと、扉Dに取り付けたケース本体10,110の磁石34,142が、床面に設けられた金属製ストッパー板81を引き寄せる。係止部材51,151は、弾性部材60,160によって突出方向に付勢されており、金属製ストッパー板81が傾斜面55,155に摺接すると、弾性部材60,160の弾性に抗して反突出方向に移動し、金属製ストッパー板81が乗り越え易くなっている。金属製ストッパー板81は、係止部材51,151を乗り越えると、係止部材51,151が弾性部材60,160によって突出し、係止部材51,151の係止部56,156に係止される。係止部材51,151は、弾性部材60,160の弾性力により突出方向に付勢されているだけなので、この弾性力以下の力で扉Dを回動させようとしても金属製ストッパー板81を係止し続けている。係止部材51,151は、弾性部材60,160の弾性力以上の力で扉Dを回動させると、金属製ストッパー板81によって回転し、金属製ストッパー板81の係止を解除して扉Dは回転する。
ドアストッパー1,101は、操作部材40,181を操作してロック部材70、170をロック位置に移動しておくと、係止部材51,151は弾性部材60,160によって突出方向に付勢された位置でロックされており、金属製ストッパー板81が接触しても、係止部材51,151は回転も上動もせず、扉Dは回転しない。このように、ドアストッパー1,101は、ロック部材70、170を非ロック位置に移動させておくと、扉Dを仮止めしておき、扉Dに強めの力を加えると回動させることができる一方、ロック部材70、170をロック位置に移動させておくと、扉Dを本止めしておくことができ、二種類の止め方を選択することができる。
ドアストッパー101は、前記係止部材151が、磁石142を挟んで両側であって、係止部156が対向するように配置されているので、一つで、開閉方向の異なるどの扉Dにも対応させることができる。
さらにドアストッパーについて詳細に説明する。図1に示すように、ドアストッパー1は、ケース本体10とカバー体40とからなる。ケース本体10は、図5に示すように、合成樹脂により一体成形され、背面壁11と、背面壁11の下端に設けられた底壁12とを有する。ケース本体10は、略中央の上下方向に向かって、断面矩形状のガイド路13が貫通して形成されている。
ガイド路13は、左右両側に形成された左側壁15及び右側壁16と、左側壁15及び右側壁16に挟まれて前後両側に形成された前側壁21及び後側壁25とで構成されている。ガイド路13の左右両側に形成された左及び右側壁15,16には、略U字状の軸受け凹部17,18が設けられている。また、ガイド路13の前側に形成された前側壁21の前面の上下には、左右方向に伸びる係止溝22,23が設けられている。
ガイド路13の後側に形成された後側壁25の上方には、取付突起26が設けられている。取付突起26と左側壁15及び右側壁16の上端の間には、差し込み空間27が形成される。取付突起26の下面略中央には、係止段部29が形成されている。前記底壁12の後端部には、左右方向に伸びる係止凸部30が突設されている。また、底壁12の右側には、磁石収納部31が形成されている。当該磁石収納部31には、背面壁11に設けられた開口32と連通する磁石収納室33が形成されている。当該磁石収納室33内には、開口32から磁石34が収納されている。また、背面壁11のガイド路13を挟んで左右両側には、ねじ穴35,36が形成されている。
カバー体40は、ケース本体10に摺動可能に取り付けられる構成となっている。カバー体40は、図6に示すように、合成樹脂により一体成形され、前板41と、前板41の上端に形成された上板42と、前板41と上板42の左端に形成された左板43と、前板41と上板42の右端に形成された右板44とからなる。左板43と右板44の後端には、前記ケース本体10の背面壁11に摺動可能に係合する係合片45,46が設けられている。前板41の内面上部には、連結突起47が突設形成されている。
図1に示すように、ケース本体10のガイド路13には、係止部材51が上下方向に摺動可能且つ回動可能に設けられている。係止部材51は、合成樹脂により矩形軸状に形成され、前面51aの上下に半円状の当接突起52,53が形成されている。係止部材51の上壁54は、当接突起52と略同じ曲率で、当接突起52と連続して湾曲形成されている。係止部材51の前面51a下部には、前面51aから後面51bに向かって下降傾斜する傾斜面55が形成されている。係止部材51の後面51b下部には、係止部56が形成されている。この係止部56には、略V字状の係止突起57が形成されている。係止部材51は、上部の左右側面に支軸58,59が設けられている。
係止部材51は、左側の支軸58がケース本体10の左側壁15の軸受け凹部17に回動可能且つ上下方向に摺動可能に取り付けられ、右側の支軸59がケース本体10の右側壁16の軸受け凹部18に回動可能且つ上下方向に摺動可能に取り付けられようにして、ガイド路13に挿設されている。前記係止部材51は、弾性部材60によって下方に付勢され、下部がケース本体10の底壁12から突出する。
弾性部材60は、バネ部材であって、下端が係止部材51の上壁54に圧接し、上端がバネホルダー61に取り付けられている。バネホルダー61は、合成樹脂により一体成形され、固定板62と、固定板62の下面に形成された筒状のバネ受け部63と、固定板62の左右両側に設けられた係止縁64,65と、固定板62の後端に一対の切り欠きによって形成された弾性片66と、弾性片66の後部上端に形成された係止爪67とからなる。バネホルダー61は、固定板62が、取付突起26と左側壁15及び右側壁16の上端の間の差し込み空間27に差し込まれ、係止爪67が係止段部29に係止されて、ケース本体10に取り付けられている。バネホルダー61のバネ受け部63には、前記したバネ部材60が差し込んで取り付けられており、バネ部材60の下端が係止部材51の上壁54を圧接し、係止部材51を下方に付勢している。
また、図1に示すように、ケース本体10のガイド路13には、係止部材51と共にロック部材70が上下方向に摺動可能に設けられている。ロック部材70は、合成樹脂により一体成形され、矩形軸状に形成されたロック本体71と、ロック本体71の上部に形成された連結溝部72と、ロック本体71の前部に形成された弾性係止板73とからなる。弾性係止板73の内面には、前記したケース本体10の前側壁21の係止溝22(又は23)に、素材の弾性により係止される係止突起75が形成さている。
ロック部材70は、図7に示すように、ロック本体71がガイド路13内に摺動可能に配置され、ロック本体71の後面76が係止部材51の当接突起52(又は52と53)に接触する。ロック部材70は、カバー体40の連結突起47が連結溝部72に差し込み連結されて、カバー体40に取り付けられている。ロック部材70は、素材の弾性により係止突起75がケース本体10の前側壁21の係止溝22(又は23)に、係止されており、係止突起75が係止溝22に係止されている場合には、図7(b)に示すように、ロック本体71の後面76が係止部材51の当接突起52だけに接触し、係止突起75が係止溝23に係止されている場合には、図7(g)に示すように、ロック本体71の後面76が係止部材51の当接突起52及び23の両方に接触するようになっている。
金属製ストッパー板81は、図2に示すように、床面Fに固定される基台85に回動可能に取り付けられている。金属製ストッパー板81は、長板状に形成され、一端両側に取付軸83,83が形成され、他端側近傍に係合開口82が形成されている。基台85は、床面Fに固定される底板86と、底板86に接合固定されるカバー87とからなる。底板86は、平板状に形成され、一対のネジ通し穴86a,86aと、一対の係合穴86b,86bが設けられ、さらに軸受け部86c,86cが形成されている。金属製ストッパー板81は、底板86の軸受け部86c,86cに取付軸83,83が回動可能に枢着されて取り付けられ、カバー87に形成された矩形状凹部89内に位置している。底板86は、ネジ通し穴86a,86aにネジを挿通して床面Fに螺着して固定される。
ドアストッパー1は、上記構成を有し、上記ケース本体10は、図2に示すように、開閉する扉Dの下部側面にネジ等によって取り付けられる。即ち、ケース本体10からカバー体40を外し、ケース本体10のねじ穴35,36にネジを挿通して、このネジを扉Dにねじ込むことによって、ケース本体10が扉Dに固定して取り付けられる。扉Dに固定したケース本体10の背面壁11にカバー体40の係合片45,46を係合させ、カバー40をケース本体10に上下方向に摺動可能に取り付ける。金属製ストッパー板81は、床面Fに回動可能に取り付けられている。
ドアストッパー1の初期状態は、図7(a)に示すように、ロック部材70の係止突起75がケース本体10の前側壁21の上側の係止溝22に係止されており、ロック本体71の後面76が係止部材51の当接突起52だけに接触している。係止部材51は、弾性部材60の下端が上壁54に弾接されて下方に付勢され、後面51bがガイド路13の後側壁25に案内され、支軸58,59が軸受け凹部17,18の下端に圧接して、この状態で止められている。さらに、弾性部材60の弾性力は、支軸58,59の中心より前部に作用し、係止部材51の後面51bがガイド路13の後側壁25に圧接する。この状態は、仮止め状態(仮保持状態)である。
係止部材51は、弾性部材60によって下方且つ反時計方向(ガイド路13の後側壁25に圧接する方向)に付勢されているが、当接突起53がロック本体71の後面76に接触していないので、回動可能である。即ちこの初期状態は、ロック部材70が非ロック位置にある非ロック状態である。
扉Dを開放方向Xに回動し、ドアストッパー1が金属製ストッパー板81の上方に移動すると、図7(b)に示すように、磁石34によって金属製ストッパー板81が上方に引き上げられ、金属製ストッパー板81の先端84がケース本体10の底壁12に当接し、さらに底壁12から突出している係止部材51の傾斜面55に接触する。磁石34により金属製ストッパー板81を底壁12に引き付ける吸引力が、弾性部材60の弾性復元力より強く設定していると、金属製ストッパー板81の先端84が係止部材51の傾斜面55に摺接して、図7(c)に示すように、係止部材51を弾性部材60の弾性に抗して押し上げる。金属製ストッパー板81の先端84は、ケース本体10の底壁12に摺接して、底壁12の係止凸部30に係止される。
金属製ストッパー板81の先端84が係止凸部30に係止されると、金属製ストッパー板81の係合開口82が係止部材51の下方に位置し、図7(d)に示すように、係止部材51の下部が金属製ストッパー板81の係合開口82内に突出する。 扉Dは、このようにして、ドアストッパー1により開放が規制される。
図7(e)に示すように、扉Dを閉鎖方向Yに回動すると、係止部材51の係止突起57が係合開口82の周縁に係合し、扉Dの閉鎖方向Yへの回動が規制される。この回動規制は、弾性部材60の弾性力によるもので、仮保持状態(仮止め状態)となっている。図7(f)に示すように、扉Dを閉鎖方向Yに、弾性部材60の弾性力より強く回動すると、係止部材51が支軸58,59を中心として時計方向(ガイド路13の後側壁25から離れる方向)に回転し、係止部材51の係止突起57が係合開口82の周縁から外れ、扉Dは閉鎖方向Yに回動する。このように、ドアストッパー1は、初期状態において、扉Dの仮止めを行うことができる。
図7(d)に示すように、係止部材51の下部が金属製ストッパー板81の係合開口82内に突出した状態において。図7(g)に示すように、カバー体40を押圧すると、ロック部材70の係止突起75がケース本体10の前側壁21の下側の係止溝23に係止され、ロック本体71の後面76が係止部材51の当接突起52及び当接突起53に接触する。係止部材51は、弾性部材60の下端が上壁54に弾接されて下方に付勢され、後面51bがガイド路13の後側壁25に案内され、支軸58,59が軸受け凹部17,18の下端に圧接して、この状態で止められている。さらに、弾性部材60の弾性力は、支軸58,59の中心より前部に作用し、係止部材51の後面51bがガイド路13の後側壁25に圧接する。係止部材51は、ロック本体71とガイド路13の後側壁25に挟み込まれ、回動不能のロック状態(本止め状態)となっている。扉Dは、このようにして、ドアストッパー1の係止凸部30及び係止部材51により開放及び閉鎖が規制される。
図7(h)に示すように、扉Dを閉鎖方向Yに回動すると、係止部材51の係止突起57が係合開口82の周縁に係合し、扉Dの閉鎖方向Yへの回動が完全に規制される。この回動規制は、ロック部材70によるもので、完全保持状態(本止め状態)となっている。従って、扉Dを閉鎖方向Yにより強く回動しても、係止部材51の係止突起57が係合開口82の周縁から外れることはない。このように、ドアストッパー1は、ロック状態において、扉Dの開閉を完全に阻止することができる。なお、図7(i)に示すように、カバー体40を引き上げると、ロック部材70の係止突起75がケース本体10の前側壁21の上側の係止溝22に係止され、ロック本体71の後面76が係止部材51の当接突起52のみに接触し、初期状態に戻るので、図7(f)に示すように、扉Dを閉鎖方向Yに回動させることができる。
図7(j)に示すように、カバー体40を押圧し、ロック部材70の係止突起75がケース本体10の前側壁21の下側の係止溝23に係止され、ロック本体71の後面76が係止部材51の当接突起52及び当接突起53に接触する。このロック本体71が係止部材51の当接突起52及び当接突起53に接触して係止部材51が回動不能にロックされた状態において、係止部材51は、弾性部材60の下端が上壁54に弾接されて下方に付勢され、後面51bがガイド路13の後側壁25に案内され、支軸58,59が軸受け凹部17,18の下端に圧接している。
ドアストッパー1をロック状態で扉Dを開放方向Xに回動し、ドアストッパー1が金属製ストッパー板81の上方に移動すると、図7(k)に示すように、磁石34によって金属製ストッパー板81が上方に引き上げられ、金属製ストッパー板81の先端84がケース本体10の底壁12に当接し、さらに底壁12から突出している係止部材51の傾斜面55に接触する。磁石34により金属製ストッパー板81を底壁12に引き付ける吸引力が、弾性部材60の弾性復元力より強く設定していると、金属製ストッパー板81の先端84が係止部材51の傾斜面55に摺接して、図7(l)に示すように、係止部材51を弾性部材60の弾性に抗して押し上げる。金属製ストッパー板81の先端84は、ケース本体10の底壁12に摺接して、底壁12の係止凸部30に係止される。
金属製ストッパー板81の先端84が係止凸部30に係止されると、金属製ストッパー板81の係合開口82が係止部材51の下方に位置し、図7(m)に示すように、係止部材51の下部が金属製ストッパー板81の係合開口82内に突出する。 扉Dは、このようにして、ドアストッパー1により開放が規制される。この係止部材51は、弾性部材60の弾性に抗して上下動可能であるが、ロック本体71とガイド路13の後側壁25に挟み込まれ、回動不能となっている。扉Dは、このようにして、ドアストッパー1の係止凸部30及び係止部材51により開放及び閉鎖が規制される。なお、図7(i)に示すように、カバー体40を引き上げると、ロック部材70の係止突起75がケース本体10の前側壁21の上側の係止溝22に係止され、ロック本体71の後面76が係止部材51の当接突起52のみに接触し、初期状態に戻るので、図7(f)に示すように、扉Dを閉鎖方向Yに回動させることができる。
さらにドアストッパーの他の実施の形態について詳細に説明する。図8に示すように、ドアストッパー101は、カバー体102とケース本体110とからなる。カバー体102は、図13に示すように、前壁103と、後壁104と、右壁105と、左壁106と、上壁107とからなる。前壁103は、下部に開口103aが形成され、開口103aの上部に縦長のネジ挿通孔103bが設けられ、右壁105、左壁106及び上壁107の前部に囲まれて凹部109の底を形成する。後壁104は、内面両側に略コ字状のガイド凹部104a,104bが形成されている。右壁105及び左壁106には、下端から上部に向かって切り欠き105a,106aが形成されている。上壁107は、半円軸状に形成され、長手方向に向かって、挿通孔107aが設けられている。
ケース本体110は、図12に示すように、底壁112と、前側壁113と、後側壁114と、右側壁115と、左側壁116とからなる。前側壁113は、上端から下部に向かって切り欠き113aが形成され、略中央に開口113bが設けられている。後側壁114は、前記カバー体102の後壁104のガイド凹部104a,104bに案内されるガイド凸部114a,114bが設けられている。右側壁115及び左側壁116には、前記カバー体102の切り欠き105a,106aに摺動可能に案内される摺動凸面115b,116bが設けられている。従って、ケース本体110は、カバー体102の上下方向に摺動可能に案内される構成となっている。
ケース本体110の前記右側壁115と左側壁116の内側前部には、摺動溝115c,116cが上下方向に伸びるように形成されている。また、ケース本体110の下部には、磁石装着室117が形成されている。右側壁115と左側壁116の下部には、磁石装着室117に連通する装着孔118a,118bが形成されている。右側壁115と左側壁116の下端外側には、板状の係合部材119,120が突設されている。
図8に示すように、ケース本体110内には、磁石装置140が設けられている。磁石装置140は、矩形箱状の収容ケース141と、収容ケース141の上壁に形成された一対の係止爪143a、144aと、収容ケース141内に収容される磁石142とからなる。磁石装置140は、ケース本体110の底壁112開口112a(図12参照)から挿入して磁石装着室117に装着され、一対の係止爪143a,144aが磁石装着室117内の一側に係止されて、ケース本体110に取り付けられる。
ケース本体110の前記磁石装着室117を挟んだ前後には、上下方向に向かって断面矩形状のガイド路150A,150Bが貫通して形成されている(図12参照)。この前後のガイド路150A,150Bには、図8に示すように、一対の係止部材151が上下方向に摺動可能且つ回動可能に設けられている。係止部材151は、矩形軸状に形成され、前面151aの上下に半円状の当接突起152,153が形成されている。係止部材151の前面151a下部には、前面151aから後面151bに向かって下降傾斜する傾斜面155が形成されている。係止部材151の後面151b下部には、係止部156が形成されている。この係止部156には、略V字状の係止突起157が形成されている。
係止部材151は、上部の一方の面に支軸158が設けられている。一対の係止部材151は、前記支軸158が内側に配置されるように、対向して設けられている。係止部材151は、傾斜面155が外側を向いており、係止部156が内側を向いている。ケース本体110は、図14に示すように、一対の係止部材151を対向して配置することによって、前後に金属製ストッパー板81の先端84を係止する係止領域が形成されている。図11に示すように、前部の係止領域WAは、係止部材151の係止部156が右側を向いているので、ケース本体110の右側壁115側の底壁112に、前記金属製ストッパー板81の先端84を係止する係止凸部116fが形成されている。後部の係止領域WBは、係止部材151の係止部156が左側を向いているので、ケース本体110の左側壁116側の底壁112に、前記金属製ストッパー板81の先端84を係止する係止凸部115fが形成されている。
また、ケース本体110内には、ロック部材170が設けられている。ロック部材170は、図8に示すように、ケース本体110のガイド路150A,150Bに、係止部材151と共に上下方向に摺動可能に設けられた一対のロック本体171と、一対のロック本体171の上端を連結する連結板172と、連結板172の上面に形成された一対のガイド爪173,173を有する。ロック本体171は、矩形板状に形成され、外面にガイド突起175が設けられている。ロック部材170は、一対のガイド爪173,173が前記したケース本体110の摺動溝115c,116cに摺動可能に案内される。摺動溝115c,116cには、素材の弾性によりガイド爪173が係止される係止部122、123が形成されている(図12参照)。
ロック部材170は、一対のロック本体171がガイド路150A,150B内に摺動可能に配置され、ロック本体171の後面176が係止部材151の当接突起152(又は152と153)に接触する(図14参照)。ロック部材170は、素材の弾性によりガイド爪173,173がケース本体110の摺動溝115c,116cの係止部122(又は123)に係止されており、ガイド爪173,173が係止部122に係止されている場合には、図15(b)に示すように、ロック本体171の後面176が係止部材151の当接突起152だけに接触し、ガイド爪173,173が係止部123に係止されている場合には、図15(g)に示すように、ロック本体171の後面176が係止部材151の当接突起152及び153の両方に接触するようになっている。
ロック部材170の一側には、操作レバー181が取り付けられている。操作レバー181は、ロック部材170に係止される一対の係止爪182,182を有し、ケース本体110の開口113b及びカバー体102の開口103aから外側に突出する。
係止部材151は、弾性部材160によって下方に付勢され、下部がケース本体110の底壁112aから突出する。弾性部材160は、バネ部材であって、下端が係止部材151の支軸158を圧接し、上端がバネホルダー161に取り付けられている。前述したように、一対の係止部材151,151は、支軸158,158が内側に配置されており、弾性部材160が一対の支軸158,158を同時に押圧する。一対の係止部材151,151は、ガイド路150内に摺動可能に設けられ、弾性部材160によって下方に付勢され、一対の支軸158,158が磁石装置140の収容ケース141に圧接し、下部がケース本体110の底壁112から突出している。
バネホルダー161は、固定板162と、固定板162の下面に形成された筒状のバネ受け部163と、固定板162の左右両側に設けられた係止爪164,165とからなる。バネ受け部163は、ロック部材170の連結板172に形成された透孔174を挿通している。バネホルダー161は、係止爪164、165がケース本体110の右側壁115と、左側壁116に係止されて取り付けられている。バネホルダー161のバネ受け部163には、前記したバネ部材160が差し込んで取り付けられており、バネ部材160の下端が係止部材151の一対の支軸158,158を圧接し、一対の係止部材151を下方に付勢している。
ケース本体110内には、ナット部材130が設けれている。 ナット部材130は、略矩形状のナット本体131とナットケース132とからなる。ナット本体131の略中央には雌ねじ131aが形成されている。ナットケース132は、ナット本体131を収容する収容室132aと、収容室132aの前壁に形成され、収容したナット本体131の雌ねじ131aと対向する透孔132bとが形成されている。ナットケース132の両側には、嵌合突起133,133が形成され、嵌合突起133,133に係止爪135,135が設けられている。
ケース本体110の右側壁115と左側壁116の内側前部上方には、嵌合溝115d、116dが形成されている。ナット部材130は、ナットケース132の嵌合突起133,133が嵌合溝115d、116dに嵌合し、係止爪135,135が着脱可能に係止され、ケース本体110の切り欠き113aに嵌合して取り付けられ、雌ねじ131aがカバー体102の前壁103に設けられたネジ挿通孔103bに対向する。カバー体102のネジ挿通孔103bから固定ネジ136を差し込んで、固定ネジ136をナット部材130の雌ねじ131aに締め付けることにより、カバー体102をケース本体110に固定することができ、固定ネジ136を緩めることにより、カバー体102内でケース本体110を上下方向に摺動させることができる。
ドアストッパー101は、上記構成を有し、図10(a),15(a)に示すように、扉Dの下端に形成された凹部D1内に設け、カバー体102の挿通孔107aに取付ネジを挿通して扉Dにねじ込むことにより、扉Dに固定して取り付けられる。金属製ストッパー板81は、床面Fに回動可能に取り付けられている。ドアストッパー101は、開放方向によって係止される係止部材151が異なる。図15に示すように、扉Dが左側に開放される場合は、後部係止領域WBの係止部材151が使用され、扉Dが右側に開放される場合は、前部係止領域WAの係止部材151が使用されるので、ドアストッパー101は、扉Dのどの開放方向にも対応させることができる。
図15に示すように、扉Dが左側に開放される場合のドアストッパー101について説明するが、右側に開放される場合は、扉Dが左側に開放される場合と同じ動きなので説明を省略する。ドアストッパー101の初期状態は、図15(a)に示すように、ロック部材170のガイド爪173,173がケース本体110の摺動溝115c,116cの係止部122に係止されている。ロック本体171の後面176が係止部材151の当接突起152だけに接触している。係止部材151は、弾性部材160の下端が支軸158に弾接されて下方に付勢され、後面151bがガイド路150Bの後側壁に案内され、支軸158,158が磁石装置140の収容ケース141に圧接して、この状態で止められている。さらに、弾性部材160の弾性力は、支軸158,158の中心より前部に作用し、係止部材151の後面151bがガイド路150Bの後側壁に圧接する。この状態は、仮止め状態(仮保持状態)である。係止部材151は、弾性部材160によって下方且つ反時計方向(ガイド路150Bの後側壁に圧接する方向)に付勢されているが、当接突起153がロック本体171の後面176に接触していないので、回動可能である。即ちこの初期状態は、ロック部材170が非ロック位置にある非ロック状態である。
図15(b)に示すように、扉Dを開放方向Xに回動し、ドアストッパー101が金属製ストッパー板81の上方に移動すると、磁石142によって金属製ストッパー板81が上方に引き上げられ、金属製ストッパー板81の先端84がケース本体110の底壁112に当接し、さらに底壁112から突出している係止部材151の傾斜面155に接触する。磁石142により金属製ストッパー板81を底壁112に引き付ける吸引力が、弾性部材160の弾性復元力より強く設定していると、金属製ストッパー板81の先端84が係止部材151の傾斜面155に摺接して、図15(c)に示すように、係止部材151を弾性部材160の弾性に抗して押し上げる。金属製ストッパー板81の先端84は、ケース本体110の底壁112に摺接して、底壁112の係止凸部115fに係止される。
金属製ストッパー板81の先端84が係止凸部115fに係止されると、金属製ストッパー板81の係合開口82が係止部材151の下方に位置し、図15(d)に示すように、係止部材151の下部が金属製ストッパー板81の係合開口82内に突出する。 扉Dは、このようにして、ドアストッパー101により開放が規制される。
図15(e)に示すように、扉Dを閉鎖方向Yに回動すると、係止部材151の係止突起157が係合開口82の周縁に係合し、扉Dの閉鎖方向Yへの回動が規制される。この回動規制は、弾性部材160の弾性力によるもので、仮保持状態(仮止め状態)となっている。図15(f)に示すように、扉Dを閉鎖方向Yに、弾性部材160の弾性力より強く回動すると、係止部材151が支軸158を中心として時計方向(ガイド路150Bの後側壁から離れる方向)に回転し、係止部材151の係止突起157が係合開口82の周縁から外れ、扉Dは閉鎖方向Yに回動する。このように、ドアストッパー101は、初期状態において、扉Dの仮止めを行うことができる。
図15(d)に示すように、係止部材151の下部が金属製ストッパー板81の係合開口82内に突出した状態において。図15(g)に示すように、操作レバー181を押し下げると、ロック部材170のガイド爪173,173がケース本体110の摺動溝115c,116cの係止部123に係止され、ロック本体171の後面176が係止部材151の当接突起152及び当接突起153に接触する。係止部材151は、弾性部材160の下端が支軸158に弾接されて下方に付勢され、後面151bがガイド路150Bの後側壁に案内され、支軸158が磁石装置140の収容ケース141に圧接して、この状態で止められている。さらに、弾性部材160の弾性力は、支軸158の中心より前部に作用し、係止部材151の後面151bがガイド路150Bの後側壁に圧接する。係止部材151は、ロック本体171とガイド路150Bの後側壁に挟み込まれ、回動不能のロック状態(本止め状態)となっている。扉Dは、このようにして、ドアストッパー101の係止凸部115f及び係止部材115により開放及び閉鎖が規制される。
図15(h)に示すように、扉Dを閉鎖方向Yに回動すると、係止部材151の係止突起157が係合開口82の周縁に係合し、扉Dの閉鎖方向Yへの回動が完全に規制される。この回動規制は、ロック部材170によるもので、完全保持状態(本止め状態)となっている。従って、扉Dを閉鎖方向Yにより強く回動しても、係止部材151の係止突起157が係合開口82の周縁から外れることはない。このように、ドアストッパー101は、ロック状態において、扉Dの開閉を完全に阻止することができる。なお、図15(i)に示すように、操作レバー181を引き上げると、ロック部材170のガイド爪173,173がケース本体110の摺動溝115c,116cの係止部122に係止され、ロック本体171のガイド突起175がケース本体110の係合段部124に係合し、ロック本体171の後面176が係止部材151の当接突起152のみに接触し、初期状態に戻るので、図15(f)に示すように、扉Dを閉鎖方向Yに回動させることができる。
図15(j)に示すように、操作レバー181を押し下げ、ロック部材170のガイド爪173,173がケース本体110の摺動溝115c,116cの係止部123に係止され、ロック本体171の後面176が係止部材151の当接突起152及び当接突起153に接触する。このロック本体171が係止部材151の当接突起152及び当接突起153に接触して係止部材151が回動不能にロックされた状態において、係止部材151は、弾性部材160の下端が支軸158に弾接されて下方に付勢され、後面151bがガイド路150Bの後側壁に案内され、支軸158が磁石装置140の収容ケース141に圧接している。
ドアストッパー101をロック状態で扉Dを開放方向Xに回動し、ドアストッパー101が金属製ストッパー板81の上方に移動すると、図15(k)に示すように、磁石142によって金属製ストッパー板81が上方に引き上げられ、金属製ストッパー板81の先端84がケース本体110の底壁112に当接し、さらに底壁112から突出している係止部材151の傾斜面155に接触する。磁石142により金属製ストッパー板81を底壁112に引き付ける吸引力が、弾性部材160の弾性復元力より強く設定されていると、金属製ストッパー板81の先端84が係止部材151の傾斜面155に摺接して、図15(l)に示すように、係止部材151を弾性部材160の弾性に抗して押し上げる。金属製ストッパー板81の先端84は、ケース本体110の底壁112に摺接して、底壁112の係止凸部115fに係止される。
金属製ストッパー板81の先端84が係止凸部115fに係止されると、金属製ストッパー板81の係合開口82が係止部材151の下方に位置し、図15(m)に示すように、係止部材151の下部が金属製ストッパー板81の係合開口82内に突出する。 扉Dは、このようにして、ドアストッパー101により開放が規制される。この係止部材151は、弾性部材160の弾性に抗して上下動可能であるが、ロック本体171とガイド路150Bの後側壁に挟み込まれ、回動不能となっている。扉Dは、このようにして、ドアストッパー101の係止凸部115f及び係止部材151により開放及び閉鎖が規制される。なお、図15(i)に示すように、操作レバー181を引き上げると、ロック部材170のガイド爪173,173がケース本体110の摺動溝115c,116cの係止部122に係止され、ロック本体171のガイド突起175がケース本体110の係合段部124に係合し、ロック本体171の後面176が係止部材151の当接突起152のみに接触し、初期状態に戻るので、図15(f)に示すように、扉Dを閉鎖方向Yに回動させることができる。
本発明は、開閉する扉を開いた状態でロックするドアストッパーに利用可能である。
F 床面
D 扉
E 取付ネジ
WA 前部係止領域
WB 後部係止領域
1 ドアストッパー
10 ケース本体
11 背面壁
12 底壁
13 ガイド路
15 左側壁
16 右側壁
17 軸受け凹部
18 軸受け凹部
21 前側壁
22 係止溝
23 係止溝
25 後側壁
26 取付突起
27 差し込み空間
29 係止段部
30 係止凸部
31 磁石収納部
32 開口
33 磁石収納室
34 磁石
35 ねじ穴
36 ねじ穴
40 カバー体
41 前板
42 上板
43 左板
44 右板
45 係合片
46 係合片
47 連結突起
51 係止部材
51a 前面
51b 後面
52 当接突起
53 当接突起
54 上壁
55 傾斜面
56 係止部
57 係止突起
58 支軸
59 支軸
60 弾性部材(バネ部材)
61 バネホルダー
62 固定板
63 バネ受け部
64 係止縁
65 係止縁
66 弾性片
67 係止爪
70 ロック部材
71 ロック本体
72 連結溝部
73 弾性係止板
75 係止突起
76 後面
81 金属製ストッパー板
82 係合開口
83 取付軸
84 先端
85 基台
86 底板
86a ネジ通し穴
86b 係合穴
86c 軸受け部
87 カバー
89 矩形状凹部
101 ドアストッパー
102 カバー体
103 前壁
103a 開口
103b ネジ挿通孔
104 後壁
104a ガイド凹部
104b ガイド凹部
105 右壁
105a 切り欠き
106a 切り欠き
106 左壁
107 上壁
107a 挿通孔
109 凹部
110 ケース本体
112 底壁
112a 開口
113 前側壁
113a 切り欠き
113b 開口
114 後側壁
114a ガイド凸部
114b ガイド凸部
115 右側壁
115b 摺動凸面
115c 摺動溝
115d 嵌合溝
115f 係止凸部
116 左側壁
116b 摺動凸面
116c 摺動溝
116d 嵌合溝
116f 係止凸部
117 磁石装着室
118a 装着孔
118b 装着孔
119 係合部材
120 係合部材
122 係止部
123 係止部
124 係合段部
130 ナット部材
131 ナット本体
131a 雌ねじ
132 ナットケース
132a 収容室
132b 透孔
133 嵌合突起
135 係止爪
136 固定ネジ
140 磁石装置
141 収容ケース
142 磁石
143a 係止爪
144a 係止爪
150A ガイド路
150B ガイド路
151 係止部材
151a 前面
151b 後面
152 当接突起
153 当接突起
155 傾斜面
156 係止部
157 係止突起
158 支軸
160 弾性部材(バネ部材)
161 バネホルダー
162 固定板
163 バネ受け部
164 係止爪
165 係止爪
170 ロック部材
171 ロック本体
172 連結板
173 ガイド爪
174 透孔
175 ガイド突起
176 後面
181 操作レバー
182 係止爪

Claims (5)

  1. 開閉する扉に取り付けられるケース本体と、
    ケース本体に設けられ、扉が開閉して、ケース本体が床面に回動可能に設けられた金属製ストッパー板の上方に位置すると、金属製ストッパー板をケース本体に引き寄せる磁石と、
    ケース本体に出没可能かつ回動可能に設けられ、前記磁石により引き寄せた金属製ストッパー板を係止して扉の開閉を規制する係止部材と、
    前記係止部材を突出する方向に付勢する弾性部材とを備えたドアストッパーであって、
    ケース本体には、
    突出時の前記係止部材をロックするロック位置とロックしない非ロック位置に移動可能なロック部材と、
    このロック部材を操作する操作部材とが設けられていることを特徴とするドアストッパー。
  2. 前記操作部材は、ケース本体に摺動可能に取り付けられたカバー体であって、
    前記ロック部材は、前記カバー体の一側に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のドアストッパー。
  3. 前記操作部材は、ケース本体の一側に形成された開口から突出する操作レバーであって、
    当該操作レバーは、前記ロック部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のドアストッパー。
  4. 前記係止部材は、ケース本体から突出する突出部の一方の面に前記金属製ストッパー板と摺接する傾斜面が形成され、突出部の他方の面に前記金属製ストッパー板を係止する係止部が形成されていることを特徴する請求項1、2又は3記載のドアストッパー。
  5. 前記係止部材は、磁石を挟んで両側であって、係止部が対向するようにケース本体に配置されていることを特徴とする請求項4記載のドアストッパー。
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