JP6428561B2 - 電動機用ステータ - Google Patents

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本発明は、電動機用ステータに関する。
従来、この種の電動機用ステータとしては、固定子鉄心と、固定子コイルと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。固定子鉄心は、複数のティースと、複数のティースの間に形成される複数のスロットを備えている。固定子コイルは、各スロットに挿入されて、スロットから外部に延在してティースの軸方向の端面の高さで屈曲してティースに巻回されている。この電動機用ステータでは、ティースの軸方向の端面から所定深さまでの周方向における幅を、所定深さより深い位置より狭くすることにより、スロットの軸方向の端面から所定深さまでの幅を、所定深さより深い位置より広くしている。これにより、ティースの軸方向の端面付近での固定子鉄心と固定子コイルとの接触を抑制している。
特開2010−124637号公報
しかしながら、上述の電動機用ステータでは、ティースの軸方向の端面から所定深さまでの周方向における幅を狭くするため、ティースの軸方向の端面から所定深さまでの磁路が狭くなり、磁束の流れが阻害される。磁束の流れが阻害されると、電動機の特性に影響が生じることから、こうした磁束の流れが阻害されることは抑制されることが望まれている。
本発明の電動機用ステータでは、磁束の流れが阻害されることを抑制することを主目的とする。
本発明の電動機用ステータは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電動機用ステータは、
複数のティースと、隣合う前記ティースの間に形成される複数のスロットと、を有するステータコアと、
前記複数のティースに巻回される複数のセグメントコイルを有するステータコイルと、
を備える電動機用ステータであって、
前記セグメントコイルは、前記スロットを挿通し、巻回される前記ティース側に屈曲して軸方向の外側に延びるように形成されており、
前記ティースに巻回される複数のセグメントコイルは、前記スロット内で前記ステータコアの径方向に並ぶように配置されており、
前記ティースの周方向の側面の軸方向の端部には、巻回される前記セグメントコイルが屈曲する位置に対応する位置のみに、切り欠きが形成されている、
ことを要旨とする。
この本発明の電動機用ステータでは、セグメントコイルは、スロットを挿通し、巻回されるティース側に屈曲して軸方向の外側に延びるように形成されている。ティースに巻回される複数のセグメントコイルは、スロット内でステータコアの径方向に並ぶように配置されている。ティースの周方向の側面の軸方向の端部には、巻回されるセグメントコイルの屈曲する位置に対応する位置のみに、切り欠きを形成する。こうした切り欠きを形成することにより、セグメントコイルとこのセグメントコイルが巻回されるティースとの接触を抑制することができる。また、ティースの周方向の側面の軸方向の端部には、巻回されるセグメントコイルが屈曲する位置と異なる位置には切り欠きを形成していないから、巻回されるセグメントコイルが屈曲する位置と異なる位置にも切り欠きを形成するものと比較すると、ティースの周方向の幅を確保することができる。これにより、磁束の流れが阻害されることを抑制することができる。
本発明の一実施例としての電動機用ステータ10の断面の概略を説明するための概略図である。 図1における要部の拡大図である。 図2のAA線での断面の一例を示す説明図である。 図2のBB線での断面の一例を示す説明図である。 変形例の電動機用ステータ10の断面の要部を説明するための説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電動機用ステータ10の断面の概略を説明するための概略図である。なお、図1においては、ステータコア20の複数のティース22とスロット24,ステータコイル30のうち一部のみを図示している。図2は、図1における要部の拡大図である。図3は、図2のAA線での断面の一例を示す説明図である。図4は、図2のBB線での断面の一例を示す説明図である。
電動機用ステータ10は、図示しないロータと共に、例えば電気自動車やハイブリッド自動車の走行用の駆動源あるいは発電機として用いられる3相交流電動機のステータ(固定子)として構成されており、図1に示すように、ステータコア20と、ステータコイル30と、を備えている。
ステータコア20は、図1〜図4に示すように、電磁鋼板20aを複数積層することにより構成され、全体として円筒形状に形成されている。ステータコア20は、径方向内側に突出する複数のティース22と、複数のティース22の間に形成される複数のスロット24と、を備える。
ステータコイル30は、図1〜図4に示すように、3相交流電動機のU相コイル、V相コイルおよびW相コイルを構成し、各ティース22に巻回される複数のセグメントコイル32を備えている。セグメントコイル32は、ステータコア20のスロット24を挿通し、巻回されるティース22側に屈曲して、ステータコア20の軸方向の外側に延びるように形成されている。隣合うティース22のそれぞれに巻回されるセグメントコイル32は、同一のスロット24内においてステータコア20の径方向において並ぶように配置されている。例えば、図3,図4に示すように、セグメントコイル32aは、ティース22a側に屈曲し、セグメントコイル32bは、ティース22b側に屈曲している。そして、図2に示すように、スロット24内において、ティース22aに巻回されるセグメントコイル32aとティース22bに巻回されるセグメントコイル32bは、径方向において交互に並ぶように配置されている。
実施例の電動機用ステータ10では、図2〜図4に示すように、ティース22の周方向の側面の軸方向の両端部に、巻回されるセグメントコイル32が屈曲する位置に対応する位置のみに、切り欠き46,48を形成する。例えば、図2、図3に示すように、ティース22aには、巻回されるセグメントコイル32aが屈曲する位置Paに対応する位置のみに切り欠き46a,48aを形成している。このように切り欠き46a,48aを形成することにより、セグメントコイル32aとセグメントコイル32aが巻回されるティース22aとの接触を抑制している。また、位置Paに対応する位置と異なる位置には切り欠き46a,48aを形成していないから、位置Paに対応する位置と異なる位置にも切り欠きを形成するものと比較すると、ティース22aの軸方向の端部において、周方向の幅を確保することができる。これにより、磁路が狭くなることが抑制されるから、磁束の流れが阻害されることを抑制することができる。図2,図4に示すように、ティース22bについても、ティース22aと同様に、巻回されるセグメントコイル32bが屈曲する位置Pbに対応する位置のみに切り欠き46b,48bを形成し、位置Pbに対応する位置と異なる位置には切り欠き46b,48bを形成していないから、セグメントコイル32aとセグメントコイル32aが巻回されるティース22aとの接触を抑制すると共に、磁束の流れが阻害されることを抑制することができる。このように、各ティース22の周方向の側面の軸方向の端部において、巻回されるセグメントコイル32が屈曲する位置に対応する位置のみに切り欠き46,48を形成することにより、ティース22の軸方向の端部において、磁路が狭くなることが抑制される。これにより、磁束の流れが阻害されることを抑制することができる。
以上説明した実施例の電動機用ステータ10によれば、ティース22に巻回されるセグメントコイル32を、スロット24内でステータコア20の径方向に並ぶように配置し、ティース22の周方向の側面の軸方向の端部には、巻回されるセグメントコイル32が屈曲する位置に対応する位置のみに切り欠き46,48を形成することにより、磁束の流れが阻害されることを抑制することができる。
実施例の電動機用ステータ10では、ティース22の周方向の側面の軸方向の端部には、巻回されるセグメントコイル32が屈曲する位置に対応する位置に切り欠き46,48を形成しているが、切り欠き46,48のうちの一方を形成しないものとしてもよい。
実施例の電動機用ステータ10では、例えば、図3,図4に示すように、同一のスロット24に配置されるセグメントコイル32a,32bについて、セグメントコイル32aは、ティース22a側に屈曲し、セグメントコイル32bは、ティース22b側に屈曲するものとしたが、図5の変形例の電動機用ステータ110に示すように、同一のスロット24内において、セグメントコイル32a,32bが共にティース22a側に屈曲するものとしてもよい。この場合、ティース22aの周方向における一方の側面(図5においてセグメントコイル32a,32bが右側に屈曲する場合にはティース22の左側の側面)のみに切り欠き146aを設けるものとすればよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、ステータコア20が「ステータコア」に相当し、ステータコイル30が「ステータコイル」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電動機用ステータの製造産業などに利用可能である。
10,110 電動機用ステータ、20 ステータコア、20a 電磁鋼板、22,22a,22b ティース、24 スロット、30 ステータコイル、32,32a,32b セグメントコイル、46,46a,46b,48,48a,48b,146a 切り欠き。

Claims (1)

  1. 複数のティースと、隣合う前記ティースの間に形成される複数のスロットと、を有するステータコアと、
    前記複数のティースに巻回される複数のセグメントコイルを有するステータコイルと、
    を備える電動機用ステータであって、
    前記セグメントコイルは、前記スロットを挿通し、巻回される前記ティース側に屈曲して軸方向の外側に延びるように形成されており、
    前記ティースに巻回される複数のセグメントコイルは、前記スロット内で前記ステータコアの径方向に並ぶように配置されており、
    前記ティースの周方向の側面の軸方向の端部には、巻回される前記セグメントコイルが屈曲する位置に対応する位置のみに、切り欠きが形成されている、
    電動機用ステータ。
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