JP2014107875A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルエンドをより十分に冷却可能な構成を提案する。
【解決手段】ステータ40のステータコア42の内周側に形成された複数のティース44に複数のカセットコイル50がそれぞれ巻回されると共に各カセットコイル50が同相の隣接するカセットコイル50とバスバー54によって接続されて3相の電気回路が形成されるものにおいて、バスバー54に、ステータ40の内周側から見たときにバスバー54周辺の空間が塞がるよう形成された背面部62と、背面部62の周方向端部からステータ40の内周側に延出する第1側面部64と、を有するフィン60を設置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転電機に関し、詳しくは、ステータコアの内周側に形成された複数のティースに複数のカセットコイルがそれぞれ巻回されると共に複数のカセットコイルが電気回路が形成されるようバスバーによって接続されて構成されるステータと、ステータの内周側に配置されて回転軸に取り付けられるロータと、を備える回転電機に関する。
する。
従来、この種の回転電機としては、ステータコアの内周面に形成された複数のティースのそれぞれにコイルが集中的に巻回され、各コイルの第1および第2の開放端部がステータコアの内周側のコイル端部および外周側のコイル端部から同一のコイルエンドに引き出され、各コイルが第1の開放端部において延線されるコイル線を用いてステータコアの周方向の一方向に隣接する同相コイルの第2の開放端部と接続されたステータを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−6393号公報
上述の回転電機では、ロータ(ロータが取り付けられた回転軸)の回転による遠心力によって冷却液体を回転軸から径方向外側に飛散させてコイルのコイルエンドの冷却を行なう場合、冷却液体が、各コイルの第1の開放端部において延線されるコイル線の隙間などから径方向外側に抜けてしまい、コイルエンドの冷却が不十分になり得るという課題があった。
本発明の回転電機は、コイルエンドをより十分に冷却可能な構成を提案することを主目的とする。
本発明の回転電機は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の回転電機は、
ステータコアの内周側に形成された複数のティースに複数のカセットコイルがそれぞれ巻回されると共に該複数のカセットコイルが電気回路が形成されるようバスバーによって接続されて構成されるステータと、該ステータの内周側に配置されて回転軸に取り付けられるロータと、を備える回転電機であって、
前記バスバーには、前記ステータの内周側から見たときに前記バスバー周辺の空間が塞がるよう形成された背面部と、該背面部の周方向の端部から前記ステータの内周側に延出する側面部と、を有するフィンが設置されてなる、
ことを特徴とする。
この本発明の回転電機では、バスバーに、ステータの内周側から見たときにバスバー周辺の空間が塞がるよう形成された背面部と、その背面部の周方向の端部からステータの内周側に延出する側面部と、を有するフィンを設置する。これにより、回転軸(ロータ)の回転による遠心力によって冷却液体を回転軸から径方向外側に飛散させてコイルのコイルエンドの冷却を行なう場合、冷却液体をコイルエンドにより十分に供給することができる。この結果、コイルエンドをより十分に冷却することができる。
本発明の一実施例としての回転電機としてのモータ20の構成の概略を示す構成図である。 本発明の一実施例としての回転電機としてのモータ20の構成の概略を示す構成図である。 ステータ40の一部を拡大した拡大図である。 ステータ40の一部を拡大した拡大図である。 回転軸22(図示せず)が反時計回りに回転する場合の冷却オイルの飛散の様子の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1および図2は、本発明の一実施例としての回転電機としてのモータ20の構成の概略を示す構成図であり、図3および図4は、ステータ40の一部を拡大した拡大図である。なお、図4では、見やすさを考慮して、1つのフィン60の背面部62のうちステータ40の内周側から見える部分にハッチングを付した。
実施例のモータ20は、周知の3相交流電動機として構成されており、図1および図2に示すように、回転軸22に取り付けられたロータ30と、ロータ30の外周側に配置されてステータコア42に3相コイル46が集中巻方式によって巻回されたステータ40と、を備える。なお、以下、モータ20の軸方向(回転軸22の延伸方向)を単に「軸方向」という。
回転軸22は、中空の円筒状に形成されており、内部に冷却液体としての冷却オイルが流れる内部流路24が形成されると共に、3相コイル46のコイルエンドに対向する位置(ロータ30の軸方向端部より軸方向の若干外側)に内部流路24と外周側とを連通する連通路26が形成されている。
ロータ30は、無方向性電磁鋼板に打ち抜き加工を施して形成した複数のロータ部材を積層してなるロータコア32と、ロータコア32の複数のスロットにそれぞれ嵌挿される永久磁石(図示せず)と、を備える。
ステータ40は、図1〜図4に示すように、無方向性電磁鋼板に打ち抜き加工を施して形成した複数のステータ部材を積層してなるステータコア42と、ステータコア42の内周側に形成された複数のティース44に集中巻によって巻回されて電気回路が形成される3相コイル46と、を備える。3相コイル46は、複数のティース44にそれぞれ巻回される複数のカセットコイル50と、複数のカセットコイル50を3相の電気回路が形成されるよう連結するバスバー54と、を備える。
複数のカセットコイル50は、それぞれ、平角線のカセットコイルとして構成されており、両端部50a,50bがステータコア42の内周側と外周側とから軸方向の同一側に引き出されるよう形成されている。そして、各カセットコイル50は、両端部50a,50bがステータコア42に対する軸方向の同一側で揃うようティース44に巻回(装着)され、ステータコア42(ティース44)の周方向にU相,V相,W相の順となるよう一方の端部(ステータコア42の内周側から引き出された端部)50aが同相の隣接するカセットコイル50(全体で見たときには3つ隣のカセットコイル50)の他方の端部(ステータコア42の外周側から引き出された端部)50bとバスバー54によって連結されている。
バスバー54には、樹脂によって形成されたフィン60が設置されている。フィン60は、ステータ40の内周側から見たときにバスバー54周辺の空間(隣接するカセットコイル50間の隙間やバスバー54より軸方向外側の空間)が塞がるよう形成された背面部62(特に図4参照)と、背面部62の周方向端部(カセットコイル50の端部50b側の端部)からステータ40の内周側(径方向内側)に延出する第1側面部64と、背面部62の軸方向外側の端部からステータ40の内周側に延出する第2側面部66と、を備える。なお、実施例では、このフィン60は、バスバー54を製造する工程の後で、バスバー54を2つのカセットコイル50の連結に用いる工程の前に、バスバー54と一体成形するものとした。これにより、バスバー54を2つのカセットコイル50の連結に用いる工程において、部品点数が多くなるのを回避することができる。
こうして構成された実施例のモータ20では、回転軸22(ロータ30)が回転すると、遠心力により、回転軸22の内部流路24の冷却オイルが連通路26を介して径方向外側(コイルエンド側)に飛散することにより、コイルエンドを冷却することができる。しかも、実施例では、バスバー54に、ステータ40の内周側から見たときにバスバー54周辺の空間(隣接するカセットコイル50間の隙間やバスバー54より軸方向外側の空間)が塞がるよう形成された背面部62を有するフィン60を設置するから、遠心力により径方向外側に飛散した冷却オイルをフィン60(背面部62)で受け止めることができ、コイルエンドを十分に冷却することができる。さらに、回転軸22が反時計回りに回転する場合、図5に例示するように、冷却オイルが反時計回りに径方向外側に飛散してフィン60に沿って移動するが、フィン60に、背面部62のうち周方向端部(カセットコイル50の端部50b側の端部)からステータ40の内周側に延出する第1側面部64を形成したことにより、冷却オイルをフィン60の第1側面部64で受け止めることができ、コイルエンドをより十分に冷却することができる。
以上説明した実施例のモータ20によれば、ステータ40のステータコア42の内周側に形成された複数のティース44に複数のカセットコイル50がそれぞれ巻回されると共に各カセットコイル50が同相の隣接するカセットコイル50とバスバー54によって接続されて3相の電気回路が形成されるものにおいて、バスバー54に、ステータ40の内周側から見たときにバスバー54周辺の空間が塞がるよう形成された背面部62と、背面部62の周方向端部からステータ40の内周側に延出する第1側面部64と、を有するフィン60を設置するから、回転軸22(ロータ30)の回転による遠心力によって回転軸22の内部流路24から連通路26を介して径方向外側に飛散するの冷却オイルをコイルエンドにより十分に供給することができる。この結果、コイルエンドをより十分に冷却することができる。
実施襟のモータ20では、複数のバスバー54にそれぞれ取り付けられる複数のフィン60は、同一形状に形成されるものとしたが、ステータ40おける位置に応じて異なる形状に形されるものとしてもよい。この場合、例えば、図5で見たときの右半分と左半分などで異なる形状に形成されるものとしてもよい。これは、回転軸22が反時計回りに回転する場合、図5の右半分と左半分とで冷却オイルの流れ(フィン60に到達する前後の流れ)が異なると考えられる、との理由に基づく。
実施例のモータ20では、フィン60は、バスバー54を製造する工程の後で且つバスバー54を2つのカセットコイル50の連結に用いる工程の前に、バスバー54と一体成形するものとしたが、フィン60だけで成形した後に、バスバー54に取り付けるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、ステータコア42が「ステータコア」に相当し、複数のティース44が「複数のティース」に相当し、複数のカセットコイル50が「複数のカセットコイル」に相当し、バスバー54が「バスバー」に相当し、ステータ40が「ステータ」に相当し、回転軸22が「回転軸」に相当し、ロータ30が「ロータ」に相当し、背面部62と第1側面部64とを有するフィン60が「フィン」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、モータの製造産業などに利用可能である。
20 モータ、22 回転軸、24 内部流路、26 連通路、30 ロータ、32 ロータコア、40 ステータ、42 ステータコア、44 ティース、46 3相コイル、50 カセットコイル、50a,50b端部、54 バスバー、60 フィン、62 背面部、64 第1側面部、第2側面部。

Claims (1)

  1. ステータコアの内周側に形成された複数のティースに複数のカセットコイルがそれぞれ巻回されると共に該複数のカセットコイルが電気回路が形成されるようバスバーによって接続されて構成されるステータと、該ステータの内周側に配置されて回転軸に取り付けられるロータと、を備える回転電機であって、
    前記バスバーには、前記ステータの内周側から見たときに前記バスバー周辺の空間が塞がるよう形成された背面部と、該背面部の周方向の端部から前記ステータの内周側に延出する側面部と、を有するフィンが設置されてなる、
    ことを特徴とする回転電機。
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DE102020117275A1 (de) 2020-07-01 2022-01-05 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Schaltring für einen Stator einer elektrischen Maschine, elektrische Maschine, Kraftfahrzeug
CN112994304B (zh) * 2019-12-13 2024-06-04 三菱电机株式会社 旋转电机

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