JP6428487B2 - 乗物シート用ロック装置 - Google Patents
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Description
前記乗物本体側に固定され、第1棒状係合部と、該第1棒状係合部よりも倒れた側に位置する第2棒状係合部が前記シートバックの回動軌跡上に並立して配設されたストライカと、前記シートバック側に固定され、前記第1位置において前記第1棒状係合部と、前記第2位置において前記第2棒状係合部と係合可能なロック機構と、を備え、該ロック機構は、前記シートバックに固定されたケース部材と、該ケース部材に水平方向に延びる第1軸をもって回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部の前記シートバックの倒れ方向と反対側の部位に当接する誘導面部と、該誘導面部に連続して該誘導面部より前記第1軸に近い位置に形成された第1当接面部とを有する第1フック部材と、前記第1軸に回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部の前記シートバックの倒れ方向側の部位に当接する第2当接面部を有する第2フック部材と、前記ケース部材に水平方向に延びる第2軸をもって回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に前記第1当接面部と前記第2当接面部が当接した状態で前記第1フック部材の一部と前記第2フック部材の一部に係合して前記第1フック部材と前記第2フック部材の回動を止めるロック位置と、係合を解除して前記第1フック部材の一部と前記第2フック部材の回動を許容するアンロック位置と、の間で回動可能なラチェットと、前記シートバックに設けられ、外部からの操作によって前記ラチェットをロック位置とアンロック位置との間で回動させることが可能な操作レバーと、を備え、前記第1フック部材は、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して前記誘導面部及び前記第1当接面部を押し付ける方向に回動付勢されていて、前記第1当接面部は前記誘導面部より回動付勢方向に位置しており、前記ラチェットが前記アンロック位置にあるとき、前記誘導面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接する位置において回動付勢が止められていて、前記シートバックを倒し込んで前記誘導面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接した後、さらに前記シートバックを倒し込むにしたがって回動して、前記第1当接面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接する位置になったとき、前記ラチェットが前記ロック位置となるよう構成されており、前記第2フック部材は、前記ラチェットが前記アンロック位置にあるとき、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して前記第2当接面部を押し付ける方向と反対方向に回動付勢されていて、前記ラチェットが前記ロック位置に回動する動きに伴って回動して第2当接面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接するように構成されていることを特徴とする。
これによって、シートバックを第1位置から第2位置に移行させていく過程において常に操作レバーを操作し続ける必要がなくなるのでシートバックの傾け角度調整が容易となる。
前後方向中央部やや前方寄りに第2軸パイプ41gが挿入される軸孔45aと、前後方向中央部やや前方寄りの上部に軸孔45aを中心とした円弧状長孔45bと、を備える。また、カムプレート45は、円弧状長孔45bの下部に矩形状の切り欠き45cと、切り欠き45c上端部から右方に延びるとともに右端部から下方に延びる断面L字形のブラケット45c1と、ブラケット45c1の上下方向に延びる部分に水平方向に延びる軸で回動可能に支持されたローラ45c2と、を備える。さらに、カムプレート45は、その後端上部に右方向に向かって垂直に延びる操作軸45dと、その前端部に右方向に向かって垂直に延びる係止部45fと、を備える。さらに、カムプレート45は、その前端下部に軸孔45aから径方向に延びる線に垂直な線から図5において時計回りに軸孔45a方向に向かって傾くカム面45eと、カム面45eの上端部から上方に向かって略軸孔45aを中心とする径が徐々に大きくなるように延びるカム面45gと、を備える。カムプレート45は、その肉厚がフロントフック42、リアフック43、ラチェット44に比べて薄く設定されている。円弧状長孔45bにはラチェット44の突出部44dが挿入される。ローラ45c2は、ガイドプレート47のローラ支持面47eに当接して所定の場合にガイドプレート47によって図5において反時計回りに押圧支持される部材である。操作軸45dは、操作レバー41nの蟹挟みプレート41n1の係合部41n3の中に配設される。係止部45fには、カムプレート45を図5において時計回りに回動付勢するカムプレート付勢ばね48eの右端部48e2が係止される。カムプレート45は、軸孔45aに第2軸パイプ41gの第2円筒部41g3が挿入された状態で、その左側の面をラチェット44の右側面に当接させた状態で第2軸パイプ41gに対し回動可能に取付けられる。ここで、カムプレート45が特許請求の範囲の「カム部材」に相当する。
第2状態と第5状態は、シートバック1の傾き角度が異なるのみなので細かい説明を省略する。
2 バックフレーム
30 ストライカ
30a 前棒状部(第1棒状係合部)
30b 後棒状部(第2棒状係合部)
40 ロック機構
41 ケース部材
41c ストッパプレート(ストッパ)
41n 操作レバー
41f 第1軸パイプ(第1軸)
41g 第2軸パイプ(第2軸)
42 フロントフック(第1フック部材)
42a 軸孔
42c2 第1誘導面(誘導面部)
42c3 第2誘導面(誘導面部)
42c1 頂部
42c4 ストライカ係止面(第1当接面)
43 リアフック(第2フック部材)
43a 軸孔
43d1 ストライカ係止面(第2当接面)
44 ラチェット
44a 軸孔
45 カムプレート(カム部材)
45a 軸孔
46 ストライカ当接レバー(保持機構)
46a 軸孔
47 ガイドプレート(保持機構)
47a 軸孔
47e ローラ支持面(支持面)
Claims (4)
- シートバックを乗物本体に対して起倒可能に支持し、第1位置及び該第1位置よりも倒れた側の第2位置に保持可能な乗物用シートロック装置であって、
前記乗物本体側に固定され、第1棒状係合部と、該第1棒状係合部よりも倒れた側に位置する第2棒状係合部が前記シートバックの回動軌跡上に並立して配設されたストライカと、前記シートバック側に固定され、前記第1位置において前記第1棒状係合部と、前記第2位置において前記第2棒状係合部と係合可能なロック機構と、を備え、
該ロック機構は、前記シートバックに固定されたケース部材と、該ケース部材に水平方向に延びる第1軸をもって回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部の前記シートバックの倒れ方向と反対側の部位に当接する誘導面部と、該誘導面部に連続して該誘導面部より前記第1軸に近い位置に形成された第1当接面部とを有する第1フック部材と、前記第1軸に回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部の前記シートバックの倒れ方向側の部位に当接する第2当接面部を有する第2フック部材と、前記ケース部材に水平方向に延びる第2軸をもって回動可能に支持されるとともに、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に前記第1当接面部と前記第2当接面部が当接した状態で前記第1フック部材の一部と前記第2フック部材の一部に係合して前記第1フック部材と前記第2フック部材の回動を止めるロック位置と、係合を解除して前記第1フック部材の一部と前記第2フック部材の回動を許容するアンロック位置と、の間で回動可能なラチェットと、前記シートバックに設けられ、外部からの操作によって前記ラチェットをロック位置とアンロック位置との間で回動させることが可能な操作レバーと、を備え、
前記第1フック部材は、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して前記誘導面部及び前記第1当接面部を押し付ける方向に回動付勢されていて、前記第1当接面部は前記誘導面部より回動付勢方向に位置しており、前記ラチェットが前記アンロック位置にあるとき、前記誘導面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接する位置において回動付勢が止められていて、前記シートバックを倒し込んで前記誘導面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接した後、さらに前記シートバックを倒し込むにしたがって回動して、前記第1当接面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接する位置になったとき、前記ラチェットが前記ロック位置となるよう構成されており、
前記第2フック部材は、前記ラチェットが前記アンロック位置にあるとき、前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して前記第2当接面部を押し付ける方向と反対方向に回動付勢されていて、前記ラチェットが前記ロック位置に回動する動きに伴って回動して第2当接面部が前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に当接するように構成されている乗物用シートロック装置。 - 請求項1において、前記ケース部材の前記シートバックを倒し込む方向と反対方向の端部には、前記第2位置よりも前記シートバックが倒し込まれたときに、前記第1棒状係合部が当接してそれ以上の倒れ込みを防止するストッパが設けられている乗物用シートロック装置。
- 請求項1又は請求項2において、前記ケース部材に前記第2軸をもって回動可能に支持されるカム部材が取付けられており、該カム部材は前記ラチェットが前記ロック位置にあるとき前記第2フック部材の一部に当接して第2当接面部を前記第1棒状係合部もしくは前記第2棒状係合部に対して押し付ける向きに前記第2フック部材を回動させるべく前記ケース部材に対して回動付勢されており、前記操作レバーの操作によって回動されるとともに前記ラチェットを連動して回動させるように構成されている乗物用シートロック装置。
- 請求項1から請求項3のいずれか1項において、前記ラチェットは、前記ロック位置に向って回動付勢されており、シートバックが前記第1位置から前記第2位置に移行する過程において、前記第1位置において前記操作レバーの操作によって前記アンロック位置にある前記ラチェットを前記第1フック部材の前記誘導面部が前記第1棒状係合部と前記第2棒状係合部の間の位置に来るまで、前記操作レバーの操作を止めても前記ラチェットを前記アンロック位置に保持する保持機構が設けられており、
該保持機構は前記第1棒状係合部に当接しながら回動して前記ラチェットもしくは前記カム部材を前記ラチェットもしくは前記カム部材の回動付勢力に抗して支持する支持面を有している乗物用シートロック装置。
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