JP6428225B2 - サスペンションクロスメンバ - Google Patents
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(3)前記二つのロアプレートが、前記補強部材と一体化された状態で締結部材により前記アッパプレートに固定されることが好ましい。
(4)前記サスペンションクロスメンバが、前記補強部材と前記二つのロアプレートのそれぞれとを接続する二つの伝達部材を備えることが好ましい。
(6)車幅方向に延設された前記アッパプレートは、前記アッパプレートの上方に配置されるステアリングギヤボックスが取り付けられる二つの取付部を車幅方向に互いに間隔をあけて有することが好ましい。この場合、前記サスペンションクロスメンバが、前記ステアリングギヤボックスと前記伝達部材とを、前記取付部を介して連結する連結部材を備えることが好ましい。
(8)前記アッパプレートは、前記アッパプレートの上方に配置されるステアリングギヤボックスが取り付けられる二つの取付部を、前記二つの取付ブラケットの前記固定部と重なる位置に有することが好ましい。
[1−1.全体構成]
本実施形態に係るサスペンションクロスメンバは、車軸を支持するアーム部材と車体とを連結するものである。図1に示すように、サスペンションクロスメンバ1(以下、サスクロス1という)は、左右輪が独立して動作する独立懸架式のサスペンション装置を備えた車両に設けられる。本実施形態のサスペンション装置は、所謂ストラット式のサスペンション装置であり、前輪FWに設けられる。サスペンション装置は、ショックアブソーバを内部に収めたコイルスプリング(何れも図示略)の上端が車体に接続されて支持される。また、このサスペンション装置は、上面視で略L字状に形成され、図示しない車軸を支えるロアアーム10(アーム部材)を有する。
次に、サスクロス1とロアアーム10との連結部11の構成について、図4も用いて説明する。連結部11は、サスクロス1の左右両側の前後二箇所に設けられる。図4は、サスクロス1の左前側の連結部11の前後方向に沿う縦断面図(図3のA−A矢視断面図)である。図2に示すように、ロアアーム10は、各開口部10dにブッシュ20が圧入固定された状態で、サスクロス1に連結される。
このように構成されたサスクロス1及び左右のロアアーム10,10は、以下の手順で連結されて左右のサイドメンバ30,30に取り付けられる。
まず、ロアアーム10の各開口部10dに、内筒21の下端部21cが下方を向く姿勢でブッシュ20を圧入して結合させる。次に、アッパプレート2に対してロアアーム10,10を連結する。具体的には、アッパプレート2の固定面部2cの下面に、孔部2hと内筒21とを連通させた状態で内筒21の端面21aを当接させ、この状態でアッパプレート2の上方から孔部2hにボルト25Aを挿入する。そして、ボルト25Aを内筒21のねじ溝21pに螺合して、アッパプレート2とロアアーム10とを固定(連結)する。なお、アッパプレート2の上面には、ステアリングギヤボックス31を取り付ける。
したがって、上述のサスクロス1では、ロアアーム10に固定されたブッシュ20の内筒21をアッパプレート2の下方から当接させた状態で、アッパプレート2の上方から内筒21に挿入したボルト25Aを内周面のねじ溝21pに螺合することで、アッパプレート2とロアアーム10とを固定することができる。すなわち、部品点数の増加を招くことなく、アッパプレート2とロアアーム10との相対位置のずれを防止することができる。
なお、本実施形態では、内筒21の内周面のねじ溝21pが、中間部21bのうち下端部21c寄りに形成されるため、ボルト25Aが内筒21の下端部21c寄りの部分で螺合する。これにより、内筒21とボルト25Aとの締結力を高めることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図5(a),(b)に、上述のサスクロス1の変形例を示す。このサスクロス1′は、衝突時に前方から入力される荷重を受け止めて、その荷重を効率よくサイドメンバ30に伝達するための構成を備える。
上記のブッシュ20は、内筒21の中間部21bにおける内周面の一部にねじ溝21pを有しているが、中間部21bの内周面全体にねじ溝21pが設けられていてもよい。
また、補強部材4が、ロアプレート3を車体に取り付けた後にロアプレート3に固定される構成であってもよいし、補強部材4自体を省略してもよい。
なお、上述のトランスファ32や排気管33等の周辺機器の配置は特に限定されない。
2 アッパプレート
2d 取付孔(取付部)
3 ロアプレート
4 補強部材
5,5′ 取付ブラケット
5a 固定部
5d 接続部
6 伝達部材
7 連結部材
10 ロアアーム(アーム部材)
20 ブッシュ
21 内筒
21b 中間部
21c 下端部
21d 段差面
21p ねじ溝
21r ねじ山
22 外筒
23 弾性部材
25A ボルト(締結部材)
25B ナット(締結部材)
30 サイドメンバ(車体)
31 ステアリングギヤボックス
Claims (8)
- 車軸を支えるアーム部材と車体とを連結するサスペンションクロスメンバにおいて、
前記アーム部材の上方に配置され前記車体に支持されるアッパプレートと、
前記アーム部材の下方に配置され前記車体に支持されるロアプレートと、
前記アーム部材に外筒を固定され、その内側に弾性部材を内嵌されるとともに、その内側に内嵌された内筒を介して前記アッパプレートと前記ロアプレートとに連結されるブッシュと、を備え、
前記内筒が、前記アッパプレートと前記ロアプレートとに挟持される中間部と、前記中間部よりも小径に形成されて前記ロアプレートを貫通する下端部とを有し、前記中間部の内周面にねじ溝が形成されるとともに、前記下端部の外周面にねじ山が形成される
ことを特徴とする、サスペンションクロスメンバ。 - 車幅方向に延設され、左右の前記車軸を支える一対の前記アーム部材の各々に取り付けられる二つのロアプレートの前部同士を接続する補強部材を備える
ことを特徴とする、請求項1記載のサスペンションクロスメンバ。 - 前記二つのロアプレートが、前記補強部材と一体化された状態で締結部材により前記アッパプレートに固定される
ことを特徴とする、請求項2記載のサスペンションクロスメンバ。 - 前記補強部材と前記二つのロアプレートのそれぞれとを接続する二つの伝達部材を備える
ことを特徴とする、請求項2又は3記載のサスペンションクロスメンバ。 - 前記伝達部材が、前記ブッシュを介した連結部において前記ロアプレートに固定される
ことを特徴とする、請求項4記載のサスペンションクロスメンバ。 - 車幅方向に延設された前記アッパプレートは、前記アッパプレートの上方に配置されるステアリングギヤボックスが取り付けられる二つの取付部を車幅方向に互いに間隔をあけて有し、
前記ステアリングギヤボックスと前記伝達部材とを、前記取付部を介して連結する連結部材を備える
ことを特徴とする、請求項4又は5記載のサスペンションクロスメンバ。 - 車幅方向に延設された前記アッパプレートの上面において車幅方向に間隔をあけて固定され、前記アッパプレートを前記車体に支持するための二つの取付ブラケットを備え、
前記二つの取付ブラケットが、車幅方向に延設されて前記アッパプレートとの固定部同士を接続する接続部とともに一体成形される
ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載のサスペンションクロスメンバ。 - 前記アッパプレートは、前記アッパプレートの上方に配置されるステアリングギヤボックスが取り付けられる二つの取付部を、前記二つの取付ブラケットの前記固定部と重なる位置に有する
ことを特徴とする、請求項7記載のサスペンションクロスメンバ。
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