JP6425946B2 - キャブオーバー自動車の吸気装置の吸気口配置構造 - Google Patents

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本発明は、キャブオーバー車等の自動車において、エンジンに空気を供給する吸気装置のエアクリーナへの吸気口の配置構造に関する。
トラック等のキャブオーバー車において、エアクリーナへの吸気口をサイドメンバのキックアップ部に設定したものが知られているが、この構造を備えた車両で冠水路を走行すると、水がサイドメンバ内に流入し、吸気口からエアクリーナ内に進入し、その結果、エンジン不調の原因となる場合がある。
この問題を解消するようにした従来構造として、キャビンの背面に上下方向に長い吸気ダクトを配置し、該吸気ダクトの上端の吸気口にレインキャップを被せ、もってエアクリーナの吸気口を高い位置に配置した構造(例えば特許文献1参照)や、ピラーアウタに吸気取入口を形成し、ピラー内を吸気通路とし、ピラーインナに連通管を接続する場合に、ピラー内に、カバー部材と、吸気ガイド板を配設した構造(例えば特許文献2参照)がある。
実開平3−82627号公報 実開昭62−184030号公報
前記特許文献1の構造では、長い吸気ダクトやレインキャップを要する分、構造が複雑で、コスト高となり、さらに見栄えが悪化する問題がある。
また、前記特許文献2の構造では、下方からの水入りを防止するには、カバー部材やガイド部材からなる複雑な構造が必要であり、さらに車室内側の空気を吸い込むため吸気音が大きいという問題がある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、簡単かつ低コストの構造により、冠水路を走行しても水がエアクリーナに吸い込まれ難く、また吸気音の問題が生じることもない自動車の吸気装置の吸気口配置構造を提供することを課題としている。
本発明は、車体フレームの前部上に搭載された車室と、該車室に配置されたシートの下方に搭載されたエンジンユニットとを備えたキャブオーバー自動車の前記エンジンユニットへの空気を取り入れる吸気装置の吸気口配置構造において、
閉断面をなし、車幅方向に延びる閉断面部材を、前記車室の底部後方かつエンジンユニットの上方に配置固定し、該閉断面部材の両端部を閉塞すると共に少なくとも一端部に外気取り入れ口を形成し、該閉断面部材内に前記吸気装置のエアクリーナへの吸気口を開口させたことを特徴としている。
本発明によれば、車室の底部後方かつエンジンユニットの上方に、車幅方向に延びる閉断面部材を配置固定し、該閉断面部材の両端部を閉塞すると共に少なくとも一端部に外気取り入れ口を形成し、該閉断面部材内に吸気口を開口させたので、冠水路を走行した場合でも、閉断面部材が水の流れ方向と直交する方向に延びていることから、水が閉断面部材内に進入し難く、従ってエアクリーナの吸気口に水が侵入するのを防止できる。ちなみに車両前後方向に延びる閉断面部材の場合は、閉断面部材が水の流れ方向に延びていることから、水が閉断面部材内に進入し易く、その結果水がエアクリーナを介してエンジン内に侵入し、エンジン不調の問題が生じる。
また、車室の底部後方に閉断面部材を固定したので、車室の剛性及びシートの支持剛性を向上できる。
また、吸気口が閉断面部材内に開口しているので、吸気音が室内に侵入することはなく、吸気音がうるさいといった問題が生じることはない。
また、閉断面部材内に吸気口を開口させるだけの構造で前記効果が得られ、従って構造が簡単で、低コストであり、また見栄えが悪化する問題もない。
本発明の実施例1に係る吸気口配置構造を備えた小型トラックの側面図である。 前記吸気口配置構造の断面側面図である。 前記吸気口配置構造を有する吸気装置の平面図である。 前記吸気口配置構造の断面側面図である。 前記吸気口配置構造の断面背面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は本発明の実施例1に係る自動車の吸気装置の吸気口配置構造を説明するための図である。
図において、1は本発明の実施例1に係る吸気口配置構造を備えた小型トラックである。該小型トラック1は、車体フレーム2の、前部上に車室3を搭載し、後部上に荷箱4を搭載した概略構造を有する。なお、14aは前輪、14bは後輪である。
前記車体フレーム2は、左,右一対のサイドメンバ2a,2aを複数のクロスメンバ(図示せず)で結合したいわゆるラダータイプのフレームである。
前記荷箱4は、荷箱フロア4aの、左,右縁部にサイドゲート4b,4bを、後縁にリヤゲート4cをそれぞれ開閉可能に配設した概略構造を有する。
前記荷箱フロア4aは、荷箱フレーム4d上にフロアパネル4eを固定したものである。前記荷箱フレーム4dは、車幅方向に延びる複数のクロスフレーム4fを有し、該クロスフレーム4fは前記フロアパネル4eとで車幅方向に延びる閉断面を形成している。
前記車室3は、フロアパネル3a,バックパネル3b,左,右のサイドパネル3c,フロントパネル3d及びルーフパネル3eで構成されており、サイドパネル3cに形成されたドア開口3fはドア3gにより開閉される。
前記フロアパネル3aの後部には段部3hが一段高くなるように形成され、該段部3hには、シートクッション7a,シートバック7b及びヘッドレスト7cからなるシート7が搭載されている。
なお、3iは後述するエンジンユニット5用のメンテナンス開口であり、該開口3iは前記シート7のシートクッション7aにより開閉可能となっている。
前記バックパネル3bの、上部の車幅方向中央部にはバックウインドガラス15が配設され、下端部3b′は前記荷箱4のフロアパネル4eに接続されている。また、該接続部には前記段部3hの後半部である後段部3kが接続されている。さらに該後段部3k上には、横断面L字形状で車幅方向に延びる補強プレート6が配置されており、該補強プレート6の、一端6aは前記バックパネル3bの下端部3b′に、他端6bは前記後段部3kにそれぞれ溶接固定されている。これにより前記サイドメンバ2aより高所にて車幅方向に延びる閉断面部材8が構成されている。
前記車室3と荷箱4との境界付近の下方に、前記エンジユニット5が搭載されている。このエンジンユニット5は、エンジン本体5aと、これに接続された変速機5bとを有する。
前記エンジン本体5aには、吸気装置9が接続されている。この吸気装置9は、前記エンジン本体5aの吸気マニホールド5cにジョイントダクト10aを介して接続されたエアクリーナ10と、該エアクリーナ10に空気を導入する吸気ダクト11と、該吸気ダクト11の途中に介在された吸気音低減機能を有するレゾネータ12とで構成されている。前記エアクリーナ10はサイドメンバ2aの車幅方向内側に、レゾネータ12は外側にそれぞれ配置され、前記吸気ダクト11は前記エアクリーナ10の後側からサイドメンバ2aの上側を車幅方向外側に屈曲し、ここから車両前方に延びている。
そして前記吸気ダクト11の上流端開口11aは吸気管13に接続されている。この吸気管13は前記後段部3kを貫通し、該吸気管13の上端開口である吸気口13aは前記閉断面部材8内に開口している。なお、前記吸気管13は、これに固定されたフランジ部13bを前記後段部3kに溶接することで該後段部3k、ひいては前記閉断面部材8に固定されている。
また、前記補強プレート6の車幅方向外端部6c、前記後段部3kの車幅方向外端部3k′は、前記サイドパネル3cのインナパネル3c′にそれぞれ溶接固定されている。さらにまた、前記補強プレート6の車幅方向右端部には、外気取り入れ口6dが車両前方に向かって開口するように形成されている。なお、図示していないが、前記外気取り入れ口6dの前方には前輪14aのホイールハウスが該外気取り入れ口6dを前方から覆うように近接させて配置されている。
以上のように、本実施例では、サイドメンバ2aより高所に位置し、車幅方向に延びる閉断面部材8内に吸気口13aを開口させたので、冠水路を走行しても閉断面部材8が車幅方向に、つまり水の流れ方向に直交する方向に延びているため水が閉断面部材8内に進入し難く、従って吸気口13aからエアクリーナ10内、ひいてはエンジン本体5a内に水が侵入するのを防止できる。また、外気取り入れ口6dを車幅方向右端部に配置し、該外気取り入れ口6dをホイールハウスで覆うように構成したので、閉断面部材8内に水が進入するのをより一層確実に防止できる。
また、吸気口13aを閉断面部材8内に開口させたので、吸気音が室内に侵入することはなく、吸気音の問題が生じることはない。
また、閉断面部材8内に吸気口13aを開口させるだけの簡単な構造で前記効果を実現しており、構造が簡単で、低コストであり、また見栄えが悪化する問題もない。
1 小型トラック(自動車)
2a サイドメンバ
8 閉断面部材
9 吸気装置
10 エアクリーナ
13a 吸気口

Claims (1)

  1. 車体フレームの前部上に搭載された車室と、該車室に配置されたシートの下方に搭載されたエンジンユニットとを備えたキャブオーバー自動車の前記エンジンユニットへの空気を取り入れる吸気装置の吸気口配置構造において、
    閉断面をなし、車幅方向に延びる閉断面部材を、前記車室の底部後方かつエンジンユニットの上方に配置固定し、該閉断面部材の両端部を閉塞すると共に少なくとも一端部に外気取り入れ口を形成し、該閉断面部材内に前記吸気装置のエアクリーナへの吸気口を開口させた
    ことを特徴とするキャブオーバー自動車の吸気装置の吸気口配置構造。
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