JP6422443B2 - すべり軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂材料を用いたすべり軸受装置に係り、特にポンプ等の回転機械のラジアル軸受として好適に使用されるすべり軸受装置に関する。
樹脂材料を用いたすべり軸受装置は、樹脂の有する良好な潤滑性能のため、ターボ機械等の回転機械や事務機械に広く使用されている。樹脂材料を用いたすべり軸受装置を土砂等の異物が混入した水を取扱うためのポンプ等に使用する場合には、異物混入水が軸受すべり面に侵入してくることがあるが、土砂の主成分は樹脂材料と比較して硬度が高いため、樹脂材料が摩耗する。そのため、樹脂材料を用いたすべり軸受装置には、優れた耐摩耗性が求められる。また、立形ポンプ等においては、すべり軸受装置は、軸受すべり面が水中で運転される場合ばかりでなく大気中で運転される場合がある。このようにすべり軸受装置の軸受すべり面が大気中に露出するドライ条件で運転される場合には、ドライ条件で優れた摩擦摩耗特性が求められている。
特許文献1では樹脂コーティングした長尺の炭素繊維を軸芯に対してコイル状に巻回した材料からなるすべり軸受とすることで、ドライ運転時の耐摩耗性を向上させ、また、すべり軸受のすべり面に溝を施すことで異物の除去効果を向上させ、軸受としてのスラリー耐摩耗性を向上させている。
しかし、長尺の炭素繊維を軸芯に対してコイル状に巻回した材料自体は、異物によって繊維が切断されると繊維が脱落していくため、耐スラリー摩耗性が非常に低い。従って、すべり面に溝を施しても長寿命が期待できないことが課題である。
また、特許文献1では、ドライ条件での運転における摺動部の摩擦熱による高温化を回避するために、すべり軸受の冷却効果の向上に着眼して議論されているが、ドライ条件での運転におけるすべり軸受の耐摩擦摩耗特性の向上という観点での議論はみられない。
特開2001−173660号公報
ドライ条件での運転においては、摩耗粉がすべり面に滞留することが、耐摩耗性の低下や、起動直後の摩擦係数が高い状態で運転するときの、摺動部同士のなじみにくさの原因となる。従って、すべり面に摩耗粉が滞留する時間を短くすることは、耐摩耗性に優れた状態にし、摺動部同士をなじみやすくする「なじみ運転」の時間を短くすることにつながる。このことは、すべり軸受の冷却効果の観点からは、摺動部同士の「なじみ」が速やかに進むことにより、摩擦係数が低い状態となって軸受温度上昇を低く抑えることが期待できる。
一方、炭素繊維を含まない、あるいは炭素繊維を含むにしても細かい炭素繊維を強化剤として含む程度の樹脂材料の摺動部材は、スラリー中の耐摩耗性が良好なものがあるが、ドライ条件での摩擦摩耗特性の低下や、摺動部における摩擦熱による高温化をおさえることが課題である。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、従来の長尺の炭素繊維を軸芯に対してコイル状に巻回した材料によるすべり軸受の欠点、即ち耐スラリー摩耗性が低いという欠点を解消し、異物が混入した水中での異物除去効果が高く耐摩耗性に優れ、しかもドライ条件(空気中)で摺動時の摩擦摩耗特性に優れ、摩擦熱による高温化を抑制する軸受すべり面を有したすべり軸受装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、すべり軸受装置の軸受すべり面が大気中に露出するドライ条件で用いられる場合、軸受すべり面に摩耗粉が滞留する時間を短くすることができ、かつ摩耗粉を除去する効果が得られ、さらに起動直後の摩擦係数が高い状態で運転するなじみ運転の時間を短くすることにより軸受温度上昇を防止し、耐摩耗性に優れているすべり軸受装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明のすべり軸受装置は、羽根車を支持する回転軸をすべり軸受装置で支持し、前記すべり軸受装置の軸受すべり面が大気中に露出するドライ条件で運転されるポンプに使用するすべり軸受であって、軸受部分は、炭素繊維を含まない樹脂材料または炭素繊維を含まない樹脂材料に軸受すべり面の円周長さより短い長さの炭素繊維を複数本含む複合材料からなり、軸受すべり面には軸方向に貫通した複数の溝が設けられ、前記複数の溝は、軸受すべり面のすべり面全体の面積に対して溝の占める全面積の割合(溝の面積率)が15〜50%になるように形成され、かつ隣り合う溝間の距離が10〜60mmあるいは5〜60mmになるように形成されていることを特徴とする。
ここで、炭素繊維は、軸受すべり面の円周長さより短ければよく、具体的数値を記すと、炭素繊維の長さは10μm〜10mmが好ましい。炭素繊維の直径は、5μm〜15μmが好ましい。また、炭素繊維の本数は複数本であればよいが、すべり軸受の軸受部分の全体の重量に対して5〜30重量%の炭素繊維を含むように炭素繊維の本数を決定する。このように炭素繊維を選ぶことで、異物によって樹脂中のある炭素繊維が切断されて脱落しても、樹脂中には別の炭素繊維があるため、耐スラリー摩耗性が高い状態を維持できるので長寿命化が可能となる。
溝の面積率が15%以上になると、軸受すべり面の摩耗量は概略比例的に減少していき、すなわち、溝の面積率が大きいほど異物混入水中での耐摩耗性は向上する傾向を示す。溝の面積率が15%未満の場合、耐摩耗性の効果はあまり変わらないため、溝の面積率の下限値を15%とする。溝の面積率が50%を越える場合、軸を支えるすべり面面積が少な過ぎ、軸の挙動が不安定になるため、溝の面積率の上限値を50%とする。このように溝の面積率を15〜50%とすることにより、溝による異物の除去効果およびすべり面に異物が入りにくくなる効果により耐摩耗性が向上する。
特許文献1では樹脂コーティングした長尺の炭素繊維を軸芯に対してコイル状に巻回した材料からなるすべり軸受では、ドライ運転時の摺動摩擦熱を冷却することに主眼が置かれていたので、伝熱のために、溝でない部分の面積の確保が必要となり、溝の面積率は10〜25%までが限界でそれより大きく溝の面積率を設けることはできなかった。
しかしながら、本発明では、軸受部分は、炭素繊維を含まない樹脂材料または炭素繊維を含まない樹脂材料に複数本の炭素繊維を含む複合材料として、ドライ運転時の摺動摩擦熱を冷却に主眼をおくよりも、摩擦係数を上昇させる原因となる異物や摩耗粉の除去を速やかに行えることに着眼したものである。そのため、溝の面積率を25%より大きく50%以下まで拡大して溝の面積率の拡大により異物や摩耗粉の除去を速やかに行えることが可能となり、ひいては摩耗量を減少させることができた。尚、溝の面積率をそこまで拡大しても軸の挙動は安定であった。
隣り合う溝間の距離(溝間距離)が10mm未満では軸受摩耗率が大きいため、溝間距離の下限値を10mmとする。一方、溝間距離が小さいほど軸受温度上昇値(運転中の軸受最大温度から室温を引いた値)は小さくなる。したがって、PV(P:面圧、V:すべり速度)値が高く軸受温度上昇値の抑制を比較的優先する必要のある場合は、隣り合う溝間距離の下限値を更に5mmとすることにより軸受温度上昇を低く抑えることができる。
軸受構造は軸受の背面にゴムなどの緩衝材(耐熱限界温度約120℃)を配置する場合があり、この緩衝材の耐熱限界温度以下で使用するため、軸受温度上昇値が80℃以下(雰囲気温度40℃を想定)とするには溝間距離が60mm以下である必要がある。従って溝間距離の上限値を60mmとする。
このように、隣り合う溝間の距離を10〜60mmとすることにより、すべり面に摩耗粉が滞留する時間を短くし、溝によって摩耗粉が除去される効果により、耐摩耗性に優れ、起動直後の摩擦係数が高い状態で運転するなじみ運転の時間を短くする効果により軸受温度上昇を低く抑えることができる。
溝幅は、軸受内径と15〜50%の範囲の溝の面積率と10〜60mmの範囲の溝間距離との関係から決まる。あるいは、軸受温度上昇値の抑制を優先したい場合は隣り合う溝間距離を5mmまで短くしてもよい。
本発明の好ましい態様によれば、前記樹脂材料は、PA,POM,PBT,PET,PPE,PC,UHMw−PE,PTFE,PPS,PI,PEEK,PAR,PSF,PEI,PAI,PESのうち少なくとも1種類を含むものであることを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記溝は、軸受すべり面から径方向への深さが1.0mm以上で且つ前記樹脂材料または複合材料の厚さの2/3以下になるように形成されていることを特徴とする。
前記溝は、軸受すべり面から径方向への溝深さが1mm以下の場合、スラリー粒子や摩耗粉が溝に詰まる恐れがあるため、溝深さの下限値を1mmとする。溝深さは大きすぎると、軸受の強度的に問題が生じるため、溝深さの上限値を樹脂材料又は複合材料の厚さの2/3以下とする。ただし、軸受がセグメントタイプの場合、軸受パッドを軸受材料とは異なる材質の部品に取り付ける場合は、溝深さは特に規定されない。
本発明のポンプは、羽根車を支持する回転軸をすべり軸受装置で支持し、前記すべり軸受装置の軸受すべり面が大気中に露出するドライ条件で運転されるポンプであって、前記すべり軸受装置の軸受部分は、炭素繊維を含まない樹脂材料または炭素繊維を含まない樹脂材料に軸受すべり面の円周長さより短い長さの炭素繊維を複数本含む複合材料からなり、軸受すべり面には軸方向に貫通した複数の溝が設けられ、前記複数の溝は、軸受すべり面のすべり面全体の面積に対して溝の占める全面積の割合(溝の面積率)が15〜50%になるように形成され、かつ隣り合う溝間の距離が10〜60mmになるように形成されていることを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、羽根車を支持する回転軸をすべり軸受装置で支持し、前記すべり軸受装置の軸受すべり面が大気中に露出するドライ条件で運転されるポンプに使用するすべり軸受であって、軸受部分は、炭素繊維を含まない樹脂材料または炭素繊維を含まない樹脂材料に軸受すべり面の円周長さより短い長さの炭素繊維を複数本含む複合材料からなり、軸受すべり面には軸方向に貫通した複数の溝が設けられ、前記複数の溝は、隣り合う溝間の距離が5〜60mmになるように形成されている。
本発明は、以下に列挙する効果を奏する。
(1)すべり軸受装置が土砂等の異物が混入した水中で用いられる場合、軸受すべり面から異物を除去する異物除去効果が高く、耐摩耗性に優れている。
(2)軸受部分は、長尺の炭素繊維ではなく、炭素繊維を含まない樹脂材料または炭素繊維を含まない樹脂材料に軸受すべり面の円周長さより短い長さの炭素繊維を複数本含む複合材料としたので、炭素繊維の脱落による軸受材料のスラリー摩耗量の増大は起こりにくくなると考えられる。そのため、耐スラリー摩耗性は向上する。
(3)軸受部分は、長尺の炭素繊維ではなく、炭素繊維を含まない樹脂材料または炭素繊維を含まない樹脂材料に軸受すべり面の円周長さより短い長さの炭素繊維を複数本含む複合材料としたが、軸受すべり面には軸方向に貫通した複数の溝が設けられ、隣り合う溝間の距離が10〜60mmあるいは5〜60mmになるようにしたので、軸受摩耗率と軸受温度上昇値が適切にコントロールできる。
(4)隣り合う溝間の距離が10〜60mmあるいは5〜60mmになるようにしたので、すべり軸受装置の軸受すべり面が大気中に露出するドライ条件で用いられる場合、軸受すべり面に摩耗粉が滞留する時間を短くすることができ、かつ摩耗粉を除去する効果が得られ、さらに起動直後の摩擦係数が高い状態で運転するなじみ運転の時間を短くすることにより軸受温度上昇を防止し耐摩耗性に優れている。
図1は、本発明に係るすべり軸受装置を示す斜視図である。 図2は、図1に示すすべり軸受装置のII-II線断面図である。 図3は、図2のIII部拡大図である。 図4は、溝の面積率と耐摩耗性との関係を示すグラフである。 図5は、溝間距離と耐摩耗性との関係を示すグラフである。 図6は、溝間距離と軸受摩耗率(軸受内径変化率)との関係を示すグラフである。 図7は、溝間距離と軸受温度上昇値との関係を示すグラフである。 図8Aは、すべり軸受装置の縦断面図である。 図8Bは、すべり軸受装置の縦断面図である。 図8Cは、すべり軸受装置の縦断面図である。 図8Dは、すべり軸受装置の縦断面図である。 図8Eは、すべり軸受装置の水平断面図である。 図8Fは、すべり軸受装置の水平断面図である。 図8Gは、すべり軸受装置の水平断面図である。 図9は、本発明のすべり軸受装置が好適に使用される立形斜流ポンプを示す断面図である。 図10は、本発明の一実施形態のすべり軸受の使用状態を示す図である。
以下、本発明に係るすべり軸受装置の実施形態を図1乃至図10を参照して説明する。図1乃至図10において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明に係るすべり軸受装置を示す斜視図である。図1に示すように、すべり軸受装置1は、炭素繊維を含まない樹脂材料または炭素繊維を含まない樹脂材料に軸受すべり面の円周長さより短い長さの炭素繊維を複数本含む複合材料からなり、円筒形状に成形されている。ここで、炭素繊維は、軸受すべり面の円周長さより短ければよく、具体的数値を記すと、炭素繊維の長さは10μm〜10mmが好ましい。炭素繊維の直径は、5μm〜15μmが好ましい。また、炭素繊維の本数は複数本であればよいが、すべり軸受の軸受部分の全体の重量に対して5〜30重量%の炭素繊維を含むように炭素繊維の本数を決定する。このように炭素繊維を選ぶことで、異物によって樹脂中のある炭素繊維が切断されて脱落しても、樹脂中には別の炭素繊維があるため、耐スラリー摩耗性が高い状態を維持できるので長寿命化が可能となる。
円筒形状のすべり軸受装置1の内周面は軸受すべり面BSを構成している。図1では、軸受すべり面BSに形成された溝は図示を省略している。樹脂材料は、PA(ポリアミド),POM(ポリアセタール),PBT(ポリブチレンテレフタレート),PET(ポリエチレンテレフタレート),PPE(ポリフェニルン・エーテル),PC(ポリカーボネート),UHMw−PE(超高分子ポリエチレン),PTFE(ポリ四フッ化エチレン),PPS(ポリフェニレンサルファイド),PI(ポリイミド),PEEK(ポリ・エーテル・エーテル・テトン),PAR(ポリアリレート),PSF(ポリサルフォン),PEI(ポリエーテルイミド),PAI(ポリアミドイミド),PES(ポリエーテルスルホン)のうち少なくとも一種類を含むものである。
図2は、図1に示すすべり軸受装置1のII-II線断面図である。図2に示すように、すべり軸受装置1の軸受すべり面BSには、軸方向に貫通した複数の溝1gが形成されている。図2では、軸受すべり面BSに複数の溝が形成されている場合を図示したが、溝は1本であってもよい。
本発明においては、すべり軸受装置1の軸受すべり面BSに複数の溝1gが形成されている場合、前記複数の溝1gは、軸受すべり面のすべり面全体の面積に対して溝の占める全面積の割合(溝の面積率)が15〜50%になるように形成されている。図2に示す例において説明すると、軸受すべり面の内径をdとし、溝幅をwとすると、軸受すべり面には等間隔に8個の溝1gが形成されており、すべり面の円周長さはπdであり、溝の円周長さは8wである。図1に示すように、すべり軸受装置1の軸方向の長さをDとすると、軸受すべり面のすべり面全体の面積はπd×Dであり、溝の占める全面積は8w×Dである。したがって、軸受すべり面のすべり面全体の面積に対して溝の占める全面積の割合(溝の面積率)は、(8w/πd)×100(%)と表すことができる。この式を溝の個数をn(nは正の整数)として、より一般化すると、(nw/πd)×100(%)と表すことができる。本発明においては、複数の溝1gは、溝の面積率((nw/πd)×100(%))が15〜50%になるように形成されている。ここで、溝幅wとは円周上の長さで表す溝の幅をいう。
また、本発明においては、前記複数の溝1gは、隣り合う溝間の距離(溝間距離(L))が10〜60mmになるように形成されている。図2では便宜上、L(溝間距離)およびw(溝幅)をすべり面の円周上より半径方向内側に近接させて図示している。ここで、溝間距離Lとは溝と溝との間のすべり面の円周上の長さをいう。
図3は、図2のIII部拡大図である。図3の拡大図には、溝1gの深さ(dp)と樹脂材料又は複合材料の厚さ(T)が示されている。各溝1gは、軸受すべり面BSから径方向への深さ(dp)が1.0mm以上、樹脂材料又は複合材料の厚さ(T)の2/3以下になるように形成されている。すなわち、1.0mm≦dp≦(2/3)Tである。ただし、軸受がセグメントタイプの場合、軸受パッドを軸受材料とは異なる材質の部品に取り付ける場合には、隣接する軸受パッド間に溝を形成することができるため、溝深さは特に規定されない。
次に、溝の面積率、溝間距離、溝幅および溝深さを上記範囲に設定した理由について説明する。
(1)溝の面積率
PI樹脂と炭素繊維との複合材からなる軸受である炭素繊維複合PI軸受を用いて試験を行った結果を図4および図5に示す。
試験は下記の条件で行った。
軸受平均面圧:0.05MPa、周速度:5m/s、試験時間:8h、雰囲気:スラリー中、異物濃度:200ppm
図4は、溝の面積率と耐摩耗性との関係を示すグラフであり、横軸は溝の面積率(%)を示し、縦軸はスラリー中の軸受の摩耗量(軸受内径変化量)[mm]を示す。図4に示すように、溝の面積率が15%以上になると、摩耗量は概略比例的に減少していく。すなわち、溝の面積率が大きいほど耐摩耗性は向上する傾向を示す。溝の面積率が15%未満の場合、耐摩耗性の効果はあまり変わらないため、溝の面積率の下限値を15%とした。溝の面積率が50%を越える場合、軸を支えるすべり面面積が少な過ぎ、軸の挙動が不安定になるため、溝の面積率の上限値を50%とした。溝による異物の除去効果およびすべり面に異物が入りにくくなる効果により耐摩耗性が向上するが、溝の面積率が15%未満の場合、その効果が小さくなり、耐摩耗性が向上しない。
図5は、溝間距離と耐摩耗性との関係を示すグラフであり、横軸は溝間距離(mm)を示し、縦軸はスラリー中の軸受の摩耗量(軸受内径変化量)[mm]を示す。図5に示すように、軸受すべり面の円周長さに対する溝間距離を10〜25mmの間で変化させても、スラリー中の軸受の摩耗量はばらついており、一定の傾向を示すことはない。すなわち、軸受すべり面の円周長さに対する溝間距離の割合は、スラリー中の耐摩耗性に対して相関がない。
図4および図5に示すように、試験結果から、樹脂材料または樹脂材料と炭素繊維の複合材料からなるすべり軸受においては、スラリー中の耐摩耗性には溝の面積率が影響を及ぼすことが確認された。
(2)溝間距離
PEEK系材料製軸受を用いて試験を行った結果を図6および図7に示す。
試験は、下記の条件で行った。
軸受平均面圧:0.1MPa、周速度:4m/s、試験時間:2h、雰囲気:大気中
図6は、溝間距離と軸受摩耗率との関係を示すグラフであり、横軸は溝間距離(mm)を示し、縦軸は大気中運転での軸受摩耗率(軸受内径変化率)(μm/h)を示す。
図6に示すように、溝間距離(L)が10mm未満では、軸受摩耗率(μm/h)は1.2近傍またはそれ以上であり、軸受摩耗率が増加する。したがって、溝間距離(L)の下限値を10mmとする。溝間距離(L)が20mm〜46mmの間では、軸受摩耗率(μm/h)は0.8近傍またはそれ以下であり、軸受摩耗率が減少する。したがって、溝間距離(L)のより好ましい範囲は、20〜45mmである。
また、図6は、溝間距離と定常運転時の摩擦係数との関係も示している。図6に示すように、溝間距離(L)を3〜46mmの間で変化させても、摩擦係数は概略一定である。したがって、溝間距離は、定常運転時の摩擦係数に対して相関がない。
図7は、溝間距離と軸受温度上昇値(℃)との関係を示すグラフであり、横軸は溝間距離(mm)を示し、縦軸は大気中運転での軸受温度上昇値(運転中の軸受最大温度から室温(雰囲気温度)を引いた値)(℃)を示す。図7に示すように、溝間距離(L)が小さいほど軸受温度上昇値は小さくなり、溝間距離が増加するにつれて軸受温度上昇値はほぼ直線的に増加していく。本発明のすべり軸受装置は、軸受の背面にゴム材からなる緩衝材を配置する場合があり、このゴム材からなる緩衝材は耐熱限界温度が120℃である。したがって、すべり軸受装置を耐熱限界温度(120℃)以下で使用する必要がある。すべり軸受装置の使用環境の雰囲気温度は40℃を想定しているため、軸受温度上昇値を80℃以下とする必要がある。図7に示すように、軸受温度上昇値を80℃以下とするためには、溝間距離(L)の上限値を60mmとする。なお、図7には、溝間距離と起動直後の摩擦係数との関係も示されているが、摩擦係数は溝間距離を変化させても概略一定であり、溝間距離は、起動直後の摩擦係数に対して相関がない。
図6および図7の結果をまとめると、図6に示す溝間距離と軸受摩耗率との関係から溝間距離の下限値は10mmであり、図7に示す溝間距離と軸受温度上昇値との関係から溝間距離の上限値は60mmである。したがって、隣り合う溝間の距離(溝間距離)は、10〜60mmとする。そして、溝間距離のより好ましい範囲は、図6において軸受摩耗率が小さい値を示す20〜46mmである。図7に示すように、溝間距離が46mmであるとき、軸受温度上昇値は約65℃である。したがって、たとえ軸受の雰囲気温度が50℃に上昇するような苛酷な使用環境であっても軸受温度は115℃に留まり、緩衝材に悪影響を与えることはない。
なお、PV(P:面圧、V:すべり速度)値が高く軸受温度上昇値の抑制を優先したい場合は、隣り合う溝間距離を5mmまで短くすることにより、軸受温度上昇を低く抑えてもよい。
大気中運転においては、摩耗粉がすべり面に滞留することが、耐摩耗性の低下、なじみにくさの原因となる。従って、溝間距離を10〜60mmあるいは5〜60mmとすることにより、すべり面に摩耗粉が滞留する時間を短くし、溝によって摩耗粉が除去される効果により耐摩耗性に優れ、起動直後の摩擦係数が高い状態で運転するなじみ運転時間を短くする効果により、軸受温度上昇を低く抑えることができる。
図6および図7に示すように、試験結果から、樹脂材料または樹脂材料と炭素繊維の複合材料からなるすべり軸受においては、大気中の摩耗特性および軸受温度上昇には溝間距離が影響を及ぼすことが確認された。
(3)溝幅
溝幅は、軸受内径と15〜50%の範囲の溝の面積率と10〜60mmあるいは5〜60mmの範囲の溝間距離との関係から決まる。
(4)溝深さ
前記溝1gは、軸受すべり面から径方向への溝深さ(dp)が1mm以下の場合、スラリー粒子や摩耗粉が溝に詰まる恐れがあるため、溝深さ(dp)の下限値を1mmとした。溝深さ(dp)は特に上限はないが、大きすぎると軸受の強度的に問題が生じるため、溝深さ(dp)の上限値を樹脂材料又は複合材料の厚さ(T)の2/3以下とした。ただし、軸受がセグメントタイプの場合、軸受パッドを軸受材料とは異なる材質の部品に取り付ける場合には、隣接する軸受パッド間に溝を形成することができるため、溝深さは特に規定されない。
次に、図2に示すすべり軸受装置と異なる断面形状を有するすべり軸受装置の例を図8A〜図8Gに示す。図8A〜図8Dは、すべり軸受装置1の縦断面図であり、図2に相当する図である。図8E〜図8Gは、すべり軸受装置1の水平断面図である。
図8A,図8Bに示すすべり軸受装置1は、溝1gの溝幅(w)が均一ではなく大、小(図8A)および大、中、小(図8B)の組み合わせからなっている。図8C,図8Dに示すすべり軸受装置1は、溝幅(w)が均一ではなく、溝の位置もずらして配置している。
図8E,図8F,図8Gに示すすべり軸受装置1は、軸方向に貫通している貫通溝1gの形状が直線形状ではなく、中央部に段差をもった直線形状(図8E)、波状の形状(図8F)、やまがた状(図8G)である。図8E,図8F,図8Gの溝の場合、溝間距離が10〜60mmあるいは5〜60mmの範囲になるように自由に配置できる。この場合の溝間距離はすべり方向(周方向)と平行な距離で、隣り合う溝の近接縁を結ぶ距離である。この隣り合う溝の近接縁を結ぶ距離が複数ある場合や、溝間距離が複数ある場合は、平均距離を選ぶものとする。
図9は、本実施形態に係るすべり軸受装置を備えた、排水機場で用いられるポンプの例である立形斜流ポンプを示す断面図である。
図9に示すように、立形斜流ポンプは、ポンプ設置床に設置固定される吐出エルボ30と、この吐出エルボ30の下端に接続される吊り下げ管29と、吊り下げ管29の下端に接続され、後述するインペラ22を内部に格納する吐出ボウル28と、吐出ボウル28の下端に接続され、水を吸い込むための吸い込みベル27と、を備えている。
立形斜流ポンプの、吊り下げ管29、吐出ボウル28及び吸い込みベル27の径方向略中心部には、軸継手26によって互いに接続された軸10,10´が配置されている。軸10,10´は、上部軸受32及び下部軸受33によって支持されている。軸10,10´の一端側(吸い込みベル27側)には、水をポンプ内に吸い込むためのインペラ22が接続されている。軸10,10´の他端側は、吐出エルボ30に設けられた孔から立形斜流ポンプの外部へ通じ、インペラ22を回転させる図示しない駆動用モータへ接続される。
軸10,10´と吐出エルボ30に設けられた孔との間にはフローティングシール34が設けられており、これにより立形斜流ポンプが扱う水が立形斜流ポンプの外部に流出することが防止される。
駆動用モータは、保守点検を容易に行うことができるように陸上に設けられ、駆動用モータの回転は軸10,10´に伝達され、インペラ22を回転させることができる。インペラ22の回転によって水は吸込みベル27から吸い込まれ、吐出ボウル28、吊下げ管29を通過して吐出エルボ30から吐出される。
図9に示す立形斜流ポンプは、ポンプ起動時にはポンプ内部に流体が無い状態、即ちドライ条件で運転される。また、起動後の定常運転時においては、ポンプ内部に異物が混入した水が存在する状態で運転される。
図10は、本実施形態に係る軸受32,33に適用されたすべり軸受装置の拡大図である。図10に示すように、軸10,10´には、その外周に軸受の相手材料であるステンレス鋼、焼結金属又は表面改質された金属からなるスリーブ11を有している。スリーブ11の外周側には、樹脂材料、セラミックス、焼結金属又は表面改質された金属からなるすべり軸受1が設けられている。スリーブ11の外周面は、すべり軸受1の内周面(すべり面)と非常に狭いクリアランスを介して対面し、すべり軸受1に対して摺動するように構成されている。すべり軸受1は、金属又は樹脂からなる軸受ケース12によりつば部12aを介してポンプの吊り下げ管29等へ繋がる支持部材13に固定されている。
本発明者らは、図9に示す構造の立形斜流ポンプの軸受32,33に、本発明に係るすべり軸受装置を配置し、ポンプ起動時の大気中でのドライ運転、起動後の異物が混入したスラリ水を排水する定常運転を行った。その結果、軸受の摩耗や摩擦が抑えられ、スラリ水中の異物や、摩耗粉の除去が速やかに排出されるようになっているので、過酷な条件であるにもかかわらず良好な運転ができた。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
本発明は、樹脂材料を用いたすべり軸受装置に係り、特にポンプ等の回転機械のラジアル軸受として好適に使用されるすべり軸受装置に利用可能である。
1 すべり軸受装置
1g 溝
10,10´ 軸
11 スリーブ
12 軸受ケース
12a つば部
13 支持部材
22 インペラ
26 軸継手
27 吸い込みベル
28 吐出ボウル
29 吊り下げ管
30 吐出エルボ
32 上部軸受
33 下部軸受
34 フローティングシール
w 溝幅
L 溝間距離
dp 溝深さ
BS 軸受すべり面

Claims (5)

  1. 羽根車を支持する回転軸をすべり軸受装置で支持し、前記すべり軸受装置の軸受すべり面が大気中に露出するドライ条件で運転されるポンプに使用するすべり軸受であって、
    軸受部分は、炭素繊維を含まない樹脂材料または炭素繊維を含まない樹脂材料に軸受すべり面の円周長さより短い長さの炭素繊維を複数本含む複合材料からなり、軸受すべり面には軸方向に貫通した複数の溝が設けられ、
    前記複数の溝は、軸受すべり面のすべり面全体の面積に対して溝の占める全面積の割合(溝の面積率)が15〜50%になるように形成され、かつ隣り合う溝間の距離が10〜60mmになるように形成されていることを特徴とするすべり軸受装置。
  2. 羽根車を支持する回転軸をすべり軸受装置で支持し、前記すべり軸受装置の軸受すべり面が大気中に露出するドライ条件で運転されるポンプに使用するすべり軸受であって、
    軸受部分は、炭素繊維を含まない樹脂材料または炭素繊維を含まない樹脂材料に軸受すべり面の円周長さより短い長さの炭素繊維を複数本含む複合材料からなり、軸受すべり面には軸方向に貫通した複数の溝が設けられ、
    前記複数の溝は、軸受すべり面のすべり面全体の面積に対して溝の占める全面積の割合(溝の面積率)が15〜50%になるように形成され、かつ隣り合う溝間の距離が5〜60mmになるように形成されていることを特徴とするすべり軸受装置。
  3. 前記樹脂材料は、PA,POM,PBT,PET,PPE,PC,UHMw−PE,PTFE,PPS,PI,PEEK,PAR,PSF,PEI,PAI,PESのうち少なくとも1種類を含むものであることを特徴とする請求項1または2に記載のすべり軸受装置。
  4. 前記溝は、軸受すべり面から径方向への深さが1.0mm以上で且つ前記樹脂材料または複合材料の厚さの2/3以下になるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のすべり軸受装置。
  5. 羽根車を支持する回転軸をすべり軸受装置で支持し、前記すべり軸受装置の軸受すべり面が大気中に露出するドライ条件で運転されるポンプであって、
    前記すべり軸受装置の軸受部分は、炭素繊維を含まない樹脂材料または炭素繊維を含まない樹脂材料に軸受すべり面の円周長さより短い長さの炭素繊維を複数本含む複合材料からなり、軸受すべり面には軸方向に貫通した複数の溝が設けられ、
    前記複数の溝は、軸受すべり面のすべり面全体の面積に対して溝の占める全面積の割合(溝の面積率)が15〜50%になるように形成され、かつ隣り合う溝間の距離が10〜60mmになるように形成されていることを特徴とするポンプ。
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