JP6419628B2 - インターホン装置およびインターホンシステム - Google Patents

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本発明は、インターホン装置およびインターホンシステムに関する。
玄関子機に来訪者を撮像するためのカメラを設けると共に、居室親機にカメラが撮像した映像を表示するモニタを設けて、居住者が呼び出しに応答する際、来訪者をモニタで確認できるインターホン装置が普及している。このようなインターホン装置では、モニタに他の情報を表示させて利便性を高めたものがあり、例えば特許文献1では、体重計や歩数計等からデータを読み取って、表示させている。
特開2010−226492号公報
健康に対する意識の向上や訪問介護のニーズ拡大に伴い、居住者の日々の生活を支援するためにインターホン装置を用いることが考えうる。
そこで、本発明は、簡易な操作で居住者の健康管理および介護支援に寄与できるインターホン装置および当該インターホン装置を用いたインターホンシステムを提供することを目的とする。
本発明にかかるインターホン装置は、
来訪者が居住者を呼び出して通話するための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機と、を備えたインターホン装置であって、
前記居室親機は、体重計、血圧計等の生体情報測定機器、あるいは歩数計や電動ウォーカー等の健康管理機器に備えられた無線送信部から送信される生体情報データを受信する無線受信部と、前記生体情報測定機器あるいは前記健康管理機器から受信した生体情報データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記生体情報データを前記来訪者が所持するICカードに書き込む親機書込部と、を備えている。
上記構成によれば、生体情報測定機器等から受信されて記憶部に記憶された生体情報データを、来訪者が所持するICカードに書き込んで居住者宅より持ち出すことができる。これにより、簡易な操作で居住者の健康管理および介護力の向上に寄与することができる。
また、本発明のインターホン装置において、
前記居室親機は、前記生体情報データを所定の表示形態に加工するためのアプリケーションと、前記アプリケーションにより加工された前記生体情報データを表示する表示部と、を備えている構成としてもよい。
上記構成によれば、居室親機の表示部に、生体情報データを適切なグラフ等に加工して表示できるので、パーソナルコンピュータ等を使用してデータ管理をする必要がない。そのため、ネットワーク回線を敷設せずに、ランニングコスト無しで居住者の日々の生活を支援することができる。
また、本発明のインターホン装置において、
前記居室親機は、前記記憶部に記録された前記生体情報データに基づき、前記居住者または前記来訪者に音声案内を通知する音声通知部をさらに備える構成としてもよい。
上記構成によれば、音声案内により、例えば生体情報データが居室親機に保存されたことや、生体情報データ確認のために必要な操作を、居住者あるいは来訪者が容易に認識することができる。
また、本発明のインターホン装置において、
前記来訪者は、前記居住者を介護する訪問介護者であってもよい。
上記構成によれば、訪問介護者がICカードに居住者の生体情報データを記録して持ち帰ることで、当該生体情報データに基づき適切な介護支援を継続的に行うことができる。
また、本発明のインターホンシステムは、
上記に記載のインターホン装置と、
前記ICカードと通信可能な電子計算機と、を備え、
前記電子計算機は、
前記ICカードに記録された前記生体情報データを管理する管理部を備えている。
上記構成によれば、例えば訪問介護者が勤務する介護施設に設置された電子計算機により、居住者の生体情報データを管理することができ、介護支援や施設経営に役立たせることができる。
本発明によれば、簡易な操作で居住者の健康管理および介護支援に寄与できるインターホン装置および当該インターホン装置を用いたインターホンシステムを提供することができる。
本発明の実施形態を示すインターホンシステムの概略構成図である。 図1に示されるインターホンシステムの概略ブロック図である。 実施例1に係るインターホンシステムの動作パターンを示すフローチャートである。 図3から続く実施例1に係るインターホンシステムの動作パターンを示すフローチャートである。 図1のインターホンシステムに用いられるインターホン装置を構成する居室親機の概略構成図である。 居室親機の別の表示例を示す概略図である。 居室親機のさらに別の表示例を示す概略図である。 実施例2に係るインターホンシステムの概略ブロック図である。 実施例2に係るインターホンシステムの動作パターンを示すフローチャートである。
以下、本発明に係るインターホン装置およびインターホンシステムの実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
(全体構成)
図1および図2に示すように、本実施形態に係るインターホンシステム1は、玄関子機20および居室親機30を備えたインターホン装置10と、ICカード40と、電子計算機50と、サーバ60と、生体情報測定機器70とから構成されている。インターホン装置10の玄関子機20および居室親機30は、マンション等の集合住宅や一戸建てなどの住戸Jに設置される。
玄関子機20は、住戸J内に在宅中の居住者Rを呼び出す際に、来訪者Vが所定の呼出操作を行うためのものであり、住戸Jの玄関における外壁面等に設けられている。玄関子機20は、玄関子機マイク21、玄関子機スピーカ22、玄関子機操作部23、玄関子機カメラ24(撮像部の一例)、玄関子機カードリーダ・ライタ25(子機読取部および子機書込部の一例)、玄関子機CPU26、玄関子機アプリケーション格納部27および玄関子機通信インターフェース28(子機受信部および子機送信部の一例)を備えている。
玄関子機マイク21および玄関子機スピーカ22は、来訪者Vが住戸Jの居住者Rとの間で通話をする際に、音声を入出力するためのものである。玄関子機操作部23は、来訪者Vが居住者Rを呼び出すための呼出操作を行う際に来訪者Vによって操作される部分である。玄関子機カメラ24は、呼出操作を行う来訪者Vを撮影するためのものである。玄関子機カードリーダ・ライタ25は、来訪者Vが所持するICカード40をかざしてICカード40に記録されたデータ(例えば、ID情報)を読み取ったり、玄関子機CPU26に記録された各種データをICカード40に書き込んだりするためのものである。
玄関子機マイク21、玄関子機スピーカ22、玄関子機操作部23、玄関子機カメラ24および玄関子機カードリーダ・ライタ25は、玄関子機CPU26に接続されている。玄関子機CPU26には、玄関子機マイク21からの音声信号、玄関子機カメラ24からの映像信号および玄関子機カードリーダ・ライタ25からのデータ信号が送信される。また、玄関子機操作部23が操作されることで玄関子機操作部23から入力信号が玄関子機CPU26に送信される。また、玄関子機CPU26は、玄関子機スピーカ22へ音声信号を出力する。玄関子機CPU26には、玄関子機アプリケーション格納部27が接続されており、玄関子機CPU26は、玄関子機アプリケーション格納部27に格納されているアプリケーションに基づいて、玄関子機20を制御する。玄関子機CPU26には、玄関子機通信インターフェース28が接続されており、これにより、玄関子機20は、玄関子機通信インターフェース28を介して玄関子機CPU26が居室親機30との間で信号の送受信を行う。
居室親機30は、玄関子機20からの来訪者Vによる呼出に居住者Rが応答するためのものであり、住戸Jの室内における壁面等に設けられている。居室親機30は、居室親機マイク31、居室親機スピーカ32(音声通知部の一例)、居室親機操作部33、居室親機表示部34、居室親機カードリーダ・ライタ35(親機読取部および親機書込部の一例)、無線受信部36、居室親機CPU37、居室親機アプリケーション格納部38および居室親機通信インターフェース39(親機受信部および親機送信部の一例)を備えている。
また、居室親機30は、音声操作部33aおよびタッチ操作部33b(メッセージ確認部の一例)を備えている。音声操作部33aは、音声による操作が可能であり、居住者Rが居室親機30の居室親機マイク31に向かって話すことで、その音声によって居室親機30が操作される。タッチ操作部33bは、タッチパネルからなる居室親機表示部34の一部からなるもので、このタッチ操作部33bをタッチ操作することで居室親機30が操作される(図5参照)。
居室親機マイク31および居室親機スピーカ32は、居住者Rが来訪者Vとの間で通話をする際に、音声を入出力するためのものである。居室親機操作部33は、居住者Rによって操作される部分である。この居室親機操作部33は、玄関子機20からの呼出へ応対するための応対操作を受け付ける。例えば、居住者Rが居室親機操作部33を操作することで、玄関子機20からの呼出に応対すべく、来訪者Vとの間での通話を可能とし、玄関扉を開放する解除操作が行われる。居室親機表示部34は、玄関子機20の玄関子機カメラ24で撮影された来訪者Vの映像を表示するためのものである。居室親機カードリーダ・ライタ35は、来訪者Vが所持するICカード40をかざしてICカード40内のデータ信号を読み取ったり、居室親機CPU37に記録された各種データをICカード40に書き込んだりするためのものである。
居室親機マイク31、居室親機スピーカ32、居室親機操作部33、居室親機表示部34、居室親機カードリーダ・ライタ35および無線受信部36は、居室親機CPU37に接続されている。居室親機CPU37には、居室親機マイク31からの音声信号、居室親機カードリーダ・ライタ35からのデータ信号および無線受信部36からのデータ信号が送信される。また、居室親機操作部33が操作されることで居室親機操作部33から入力信号が居室親機CPU37に送信される。また、居室親機CPU37は、居室親機スピーカ32へ音声信号を出力し、居室親機表示部34へ映像信号を出力する。居室親機CPU37には、居室親機アプリケーション格納部38が接続されており、居室親機CPU37は、居室親機アプリケーション格納部38に格納されているアプリケーションに基づいて、居室親機30を制御する。居室親機CPU37には、居室親機通信インターフェース39が接続されている。居室親機CPU37は、居室親機通信インターフェース39を介して玄関子機20との間で信号の送受信を行う。
また、居室親機CPU37は、記憶部37a、情報生成部37bおよび判断部37cを有している。記憶部37aは、ICカード40が適切なものであるか否かを判断するために用いられる登録済みID情報や後述の介護記録データ等を記憶する。情報生成部37bは、記憶部37aに記憶されている介護記録データ等を居室親機操作部33の操作に基づいて更新する。判断部37cは、ICカード40のID情報があらかじめ記憶部37aに登録されている登録済みID情報と一致するか否かを判断する。
ICカード40は、例えばRFIDタグを内蔵したカードであり、来訪者V(例えば、訪問介護者や安否確認者)により携行される。このICカード40には、来訪者Vの識別番号であるID情報、および居住者Rの介護スケジュールを含む介護記録データ等が記録されている。来訪者VがICカード40を玄関子機20の玄関子機カードリーダ・ライタ25や居室親機30の居室親機カードリーダ・ライタ35にかざすことにより、ICカード40に記録されたID情報や介護記録データが玄関子機カードリーダ・ライタ25や居室親機カードリーダ・ライタ35により読み取られる。一方、玄関子機20や居室親機30に記録されている各種データが、玄関子機カードリーダ・ライタ25や居室親機カードリーダ・ライタ35によりICカード40に書き込まれる。
電子計算機50は、住戸Jとは異なる建物に設けられたものであり、本実施形態においては、例えば訪問介護者である来訪者Vの勤務する介護施設Kに設けられていることが好ましい。この電子計算機50は、計算機カードリーダ・ライタ51(計算機読取部および計算機書込部の一例)、計算機CPU55、計算機アプリケーション格納部56、計算機記録部57および計算機通信インターフェース58を備えている。
計算機カードリーダ・ライタ51は、来訪者VがICカード40をかざすことでICカード40のID情報や介護記録データを読み取ったり、電子計算機50に記憶された各種データをICカード40に書き込んだりするためのものである。計算機CPU55には、計算機アプリケーション格納部56が接続されており、計算機CPU55は、計算機アプリケーション格納部56に格納されているアプリケーションに基づいて、各種の制御を行う。計算機記録部57には、各種の情報が記憶可能とされており、計算機CPU55によって情報の書き込みおよび読み出しが行われる。計算機CPU55は、計算機管理部55aを備えており、計算機CPU55は計算機記録部57に記録された介護記録データ等の情報を当該計算機管理部55aにより管理および更新する。また、計算機CPU55には、計算機通信インターフェース58が接続されている。この計算機通信インターフェース58は、通信ネットワークInに接続されており、電子計算機50は、通信ネットワークInを介して通信が可能とされている。
サーバ60は、住戸Jとは異なる建物に設けられたものであって、電子計算機50と通信可能となるように通信ネットワークInに接続されている。このサーバ60は、サーバCPU65、サーバアプリケーション格納部66、サーバ通信インターフェース67およびサーバ記録部68を備えている。
サーバCPU65には、サーバアプリケーション格納部66が接続されており、サーバCPU65は、サーバアプリケーション格納部66に格納されているアプリケーションに基づいて、各種の制御を行う。また、サーバCPU65には、サーバ通信インターフェース67が接続されている。サーバ通信インターフェース67は、通信ネットワークInに接続され、通信ネットワークInを介して電子計算機50の計算機通信インターフェース58と通信が可能となっている。サーバ記録部68は、サーバCPU65に接続されている。このサーバ記録部68には、各種情報を含む管理データが記憶可能とされており、サーバCPU65によって管理データの更新が行われる。
生体情報測定機器70は、住戸Jの居住者Rの生体情報を測定するための機器であって、例えば体重計や血圧計である。生体情報測定機器70は、生体情報データ(体重データや血圧データ)を無線で送信する無線送信部71を有し、測定した生体情報データを所定の送信操作により居室親機30に設けられた無線受信部36に送信できるよう構成されている。なお、無線による送受信は、例えばBluetooth(登録商標)で行うことができる。Bluetoothの代わりに赤外線通信等で送受信を行っても良い。居室親機30の無線受信部36で受信された生体情報データは、記憶部37aに記憶されるとともに、図7に示すように居室親機表示部34に表示することが可能である。
(実施例1)
次に、実施例1として、上記構成のインターホンシステム1における動作パターンの一例を図3〜7を参照して説明する。
実施例1においては、来訪者Vは住戸Jを訪問して居住者Rの介護を行う訪問介護者VAであり、居住者Rは訪問介護を受ける被介護者である。訪問介護者VAは、例えば介護施設Kに勤務する介護士である。
最初に、訪問介護者VAは、勤務先の介護施設Kに設置された電子計算機50を用い、居住者R(以下、被介護者Rとする。)の介護内容の確認や介護スケジュールを含む介護記録データの作成を行う(図3のステップS1)。その後、訪問介護者VAは、計算機カードリーダ・ライタ51にICカード40をかざし、電子計算機50内に記録された被介護者Rの介護内容や介護スケジュール等の介護記録データをICカード40に書き込む(ステップS2)。
次に、訪問介護者VAがICカード40を持って被介護者Rの住戸Jを訪問し、ICカード40を住戸Jの玄関子機20に設けられた玄関子機カードリーダ・ライタ25にかざす(ステップS3)。このとき、玄関子機カードリーダ・ライタ25はICカード40に記録されているID情報を読み取る(ステップS4)。そして、玄関子機CPU26は、読み取られたID情報を、玄関子機通信インターフェース28を通じて居室親機通信インターフェース39に送信する(ステップS5)。
次に、居室親機CPU37は、居室親機通信インターフェース39により受信したICカード40のID情報が記憶部37aにあらかじめ登録された登録済みID情報と一致するかどうかを、判断部37cに判断させる(ステップS6)。判断部37cにおいて、ICカード40のID情報が登録済みID情報と一致しないと判断された場合には(ステップS6のNo)、居室親機CPU37は、処理を終了する(ステップS7)。なお、この場合、居室親機CPU37はID情報が不一致である旨の情報を玄関子機通信インターフェース28に送信し、その旨を玄関子機20から訪問介護者VAに対して報知する構成としてもよい。一方、判断部37cにおいて、ICカード40のID情報が登録済みID情報と一致すると判断された場合には(ステップS6のYes)、居室親機CPU37は、居室親機表示部34に訪問介護者VAから呼び出しを受けた旨のメッセージを表示する(ステップS8)。また、このとき、居室親機CPU37は、居室親機スピーカ32により訪問介護者VAから呼び出しを受けた旨の音声案内を通知してもよい。
次に、居室親機CPU37は、ICカード40のID情報が登録済みID情報と一致した旨の一致確認情報を、居室親機通信インターフェース39を介して玄関子機通信インターフェース28に送信する(ステップS9)。玄関子機CPU26は、受信した一致確認情報に基づき、その時の日時(時刻情報)を入室時刻として玄関子機カードリーダ・ライタ25によりICカード40に書き込ませる(ステップS10)。これにより、訪問介護者VAが被介護者Rの住戸Jを訪問した日時(入室時刻)がICカード40に記録される。なお、ICカード40のID情報が登録済みID情報と一致していると判断された場合には、玄関子機CPU26あるいは居室親機CPU37は、住戸Jの玄関扉を空気錠(図示省略)により自動で開錠するようにしてもよい。
次に、訪問介護者VAが住戸Jに入室し、居室親機30に設けられた居室親機カードリーダ・ライタ35にICカード40をかざす(図4のステップS11)。これにより、居室親機カードリーダ・ライタ35はICカード40に記録されているID情報および介護記録データを読み取る(ステップS12)。そして、居室親機カードリーダ・ライタ35はその時の日時(時刻情報)をICカード40に書き込む(ステップS13)。
次に、居室親機CPU37は、ICカード40から読み取った介護記録データを記憶部37aに記憶させるとともに、居室親機アプリケーション格納部38にインストールされた専用のアプリケーションによって介護記録データを適切なデータ形式に変更する(ステップS14)。そして、居室親機CPU37は、変更した介護記録データを居室親機表示部34に表示させる(ステップS15)。居室親機表示部34に表示された介護記録データに基づき、訪問介護者VAまたは被介護者Rは介護内容や介護スケジュールを確認することができる。訪問介護者VAまたは被介護者Rによるタッチ操作部33bの操作等により、居室親機CPU37は、情報生成部37bに介護記録データを更新させる(ステップS16)。例えば、図5に示すように、訪問介護者VAが排泄介助、食事介助、入浴介助などの介助実施後にタッチ操作部33bを操作することで、居室親機CPU37は介護記録データを更新する。
また、居室親機CPU37は、記憶部37aに記憶された介護記録データ中の介護スケジュールに基づき所定の時刻にメッセージを居室親機表示部34に表示する。このとき、居室親機CPU37は、居室親機スピーカ32から音声案内を通知してもよい。例えば、図6に示されるように、「お薬の時間です。」というメッセージを居室親機表示部34に表示するとともに、居室親機スピーカ32を通して音声案内を行う。このようなメッセージを見たり音声案内を聞いたりした被介護者R(または訪問介護者VA)がタッチ操作部33bを操作する、または居室親機マイク31を介して音声操作部33aに対して返答することで、居室親機CPU37は被介護者R等がメッセージや音声案内を把握したことを確認して次の処理に進むことができる。
また、居室親機CPU37は、生体情報測定機器70の無線送信部71から無線受信部36へ送信された生体情報データを記憶部37aに記憶させるとともに、居室親機アプリケーション格納部38にインストールされた専用のアプリケーションによって生体情報データを適切なデータ形式に変更する。そして、居室親機CPU37は、図7に示すように、血圧履歴等の生体情報データを居室親機表示部34に表示させることができる。居室親機CPU37は、生体情報データの受信やデータ表示を、ICカード40から読み取った介護記録データの処理とは独立して行うことができる。
訪問介護者VAが住戸J内において被介護者Rの介護を行っている間(すなわち、ステップS16において介護記録データの更新が適宜行われている間)、訪問介護者VAはICカード40を居室親機カードリーダ・ライタ35に都度かざす。このとき、居室親機CPU37は、情報生成部37bにより更新された介護記録データや記憶部37aに記憶された生体情報データを居室親機カードリーダ・ライタ35によりICカード40に書き込ませる(ステップS17)。ステップS17においては、居室親機カードリーダ・ライタ35はその時の日時(時刻情報)をICカード40に書き込むこともできる。
次に、介護スケジュールが一通り終了し訪問介護者VAが被介護者Rの住戸Jを退室する際に、訪問介護者VAは玄関子機20の玄関子機カードリーダ・ライタ25にICカード40をかざす(ステップS18)。このとき、玄関子機カードリーダ・ライタ25はその時点での時刻(時刻情報)を退室時刻としてICカード40に書き込む。
次に、介護施設Kに戻った訪問介護者VAは、電子計算機50の計算機カードリーダ・ライタ51にICカード40をかざす(ステップS19)。このとき、計算機CPU55は、ICカード40に記録された介護記録データ(時刻情報や生体情報データ等を含む)を計算機カードリーダ・ライタ51により読み込む(ステップS20)。計算機CPU55は、計算機記録部57に介護記録データを記憶させ、計算機アプリケーション格納部56に格納されているアプリケーションに基づいて、各種のデータ処理を行う(ステップS21)。具体的には、計算機CPU55は、介護記録データに基づき勤怠管理表や介護給付費明細書(介護レセプト)を作成することが可能である。
最後に、計算機CPU55は、計算機通信インターフェース58から通信ネットワークInを介してサーバ60へ介護記録データ等を転送する(ステップS22)。以上により、実施例1のインターホンシステム1の動作パターンが終了する。
以上、説明したように、実施例1に係るインターホン装置10によれば、居室親機30は、訪問介護者VAである来訪者Vが所持するICカード40に記録されている介護記録データを読み取る居室親機カードリーダ・ライタ35と、介護記録データに基づく情報を表示する居室親機表示部34と、介護記録データを更新する情報生成部37bと、を備え、居室親機カードリーダ・ライタ35は、さらに情報生成部37bにより更新された介護記録データをICカード40に書き込む機能を備えている。この構成によれば、インターホン装置10を用いて、被介護者である居住者Rの住戸Jを訪問する訪問介護者VAが介護記録データの閲覧、更新、管理等を行うことができる。このように、インターホン装置10の居室親機30と訪問介護者VAが携行するICカード40とを連動させることで、訪問介護業務を効率化することができる。また、居住者Rは居室親機表示部34に表示された介護記録データにより介護スケジュール等を容易に把握することができる。
また、本実施例に係るインターホン装置10において、居室親機表示部34は、介護記録データに基づいて所定の時刻に来訪者Vまたは居住者Rに対するメッセージを表示可能である。この構成によれば、例えば介護スケジュールに沿って居室親機表示部34に表示されるメッセージにより、投薬時間や血圧測定時間が来たことを居住者Rあるいは来訪者Vに知らせることができる。
また、本実施例に係るインターホン装置10において、居室親機30は、居室親機表示部34に表示されたメッセージを居住者Rまたは来訪者Vが見たことを確認するためのタッチ操作部33bを備えている。この構成によれば、居室親機CPU37は、居室親機表示部34に表示されたメッセージ等を居住者R等が確認したことを容易に把握することができ、その後の処理を円滑に進められる。
また、本実施例に係るインターホン装置10において、居室親機30は、介護記録データに基づいて所定の時刻に来訪者Vまたは居住者Rに対する音声案内を通知可能な居室親機スピーカ32をさらに備えている構成としてもよい。この構成によれば、投薬時間や血圧測定時間が来たことを居室親機スピーカ32から報知することで居住者Rあるいは来訪者Vが容易に把握することができる。
また、本実施例に係るインターホン装置10において、玄関子機20は、ICカード40に記録されているID情報を読み取る玄関子機カードリーダ・ライタ25と、読み取ったID情報を居室親機30に送信する玄関子機通信インターフェース28と、を備えている。また、居室親機30は、玄関子機通信インターフェース28からID情報を受信する居室親機通信インターフェース39と、ID情報が居室親機30内にあらかじめ登録されている登録済みID情報と一致するか否かを判断する判断部37cと、を備えている。そして、受信したID情報が登録済みID情報と一致すると判断された場合に、居室親機スピーカ32によりID情報に基づく音声案内が通知される構成となっている。この構成によれば、来訪者VのID情報に基づき、適切な来訪者Vである場合にのみ居住者Rを呼び出すことができる。
また、本実施例に係るインターホン装置10において、居室親機30は、居室親機スピーカ32からの音声案内に対し居住者Rまたは来訪者Vが返答したことを認識する音声操作部33aを備えている。この構成によれば、居室親機CPU37は、居住者R等が居室親機スピーカ32からの音声案内を聞いたかどうかを容易に把握することができ、その後の処理を円滑に進めることができる。
また、本実施例に係る居室親機30の居室親機CPU37は、ICカード40のID情報が居室親機30の記憶部37aに登録されている登録済みID情報と一致するか否かを判断部37cにより判断し、ICカード40のID情報が登録済みID情報と一致すると判断された場合には玄関子機20に時刻情報を居室親機通信インターフェース39を介して送信し、玄関子機20の玄関子機CPU26は、受信した時刻情報を玄関子機カードリーダ・ライタ25によりICカード40に書き込むように構成されている。この構成によれば、インターホン装置10を用いて、簡便な方法で訪問介護者VAの来訪日時を管理することができる。また、インターホン装置10を用いて、訪問介護者VAが住戸Jへ入室した日時および退室した日時をICカード40に記録しているため、これらの時刻情報を介護施設Kに持ち帰ることができ、訪問介護者VAの勤怠管理等をスムーズに行うことができる。
また、本実施例に係る玄関子機20は、玄関子機カードリーダ・ライタ25がICカード40のID情報を読み取る際に、訪問介護者VAを撮影する玄関子機カメラ24を、備えており、玄関子機カメラ24により撮像された訪問介護者VAの画像データは玄関子機カードリーダ・ライタ25によりICカード40に記録させることができる。この構成によれば、訪問介護者VAの成りすまし等を防止することができる。
また、本実施例に係る居室親機30は、体重計、血圧計等の生体情報測定機器70に備えられた無線送信部71から送信される生体情報データを受信する無線受信部36を備えている。居室親機CPU37は、記憶部37aに生体情報データを記憶するともに、生体情報データを居室親機カードリーダ・ライタ35によりICカード40に書き込せることができる。この構成によれば、訪問介護者VAは居室親機30を用いて生体情報データをICカード40に書き込んで住戸Jより持ち出すことができる。これにより、簡易な操作で居住者Rの健康管理および介護力の向上に寄与することができる。
また、本実施例に係る居室親機CPU37は、居室親機アプリケーション格納部38に格納されているアプリケーションにより生体情報データを所定の表示形態に加工して居室親機表示部34に表示させることができる。この構成によれば、居室親機表示部34に、生体情報データを適切なグラフ等に加工して表示できるので、パーソナルコンピュータ等を使用してデータ管理をする必要がない。そのため、ネットワーク回線を敷設せずに、ランニングコスト無しで居住者Rの日々の生活を支援することができる。
また、本実施例に係る居室親機30は、記憶部37aに記録された生体情報データに基づき、居室親機スピーカ32を通じて居住者Rまたは訪問介護者VAに音声案内を通知することができる。この構成によれば、例えば生体情報データが居室親機30の記憶部37aに保存されたことや、生体情報データを確認するために必要な操作を、居住者Rあるいは訪問介護者VAに容易に通知することができる。
さらに、本実施例に係るインターホンシステム1は、上記構成のインターホン装置10と、ICカード40と通信可能な電子計算機50と、を備えている。電子計算機50は、介護記録データや時刻情報および生体情報データをICカード40から読み込んだりICカード40に書き込んだりするための計算機カードリーダ・ライタ51と、介護記録データ等の情報を記録する計算機記録部57と、計算機記録部57に記録された介護記録データ等の管理や更新を行う計算機管理部55aと、を備えている。この構成によれば、例えば訪問介護者VAが勤務する介護施設Kに設置された電子計算機50により、介護記録データや生体情報データを管理することができ、介護支援や施設経営に役立たせることができる。また、電子計算機50は、入室・退出日時を含む時刻情報を計算機管理部55aにより管理することで、当該時刻情報を勤怠管理や介護レセプトの発行に用いることができる。
(実施例2)
次に、図8および図9を参照して本実施形態に係る実施例2について説明する。実施例2においては、来訪者Vは居住者Rの安否確認を行う安否確認者VBである。
安否確認者VBは原則として住戸J内には立ち入らないため、実施例1とは異なり、実施例2においては、ICカード40Bは居室親機カードリーダ・ライタと近接される構成とはなっていない。また、居室親機30の記憶部37aには、居住者データ(管理データの一例)が記録されている。この居住者データには、例えば、居住者RのID情報、訪問介護者VAの最終訪問介護日時、介護スケジュールに基づく投薬などの確認時間記録、生体情報測定機器70から受信した生体情報データの取得状況等が含まれる。また、安否確認者VBは、例えばスマートフォン等の携帯端末80を所持しており、ICカード40Bと携帯端末80とが通信可能となっている。
携帯端末80は、携帯端末マイク81、携帯端末スピーカ82、携帯端末操作部83、携帯端末表示部84(データ表示部の一例)、携帯端末CPU85、携帯端末アプリケーション格納部86および携帯端末通信インターフェース87を備えている。携帯端末80の所有者(安否確認者VB)は、携帯端末マイク81および携帯端末スピーカ82により通話可能である。携帯端末操作部83は、携帯端末80の所有者によって各種操作される部分である。携帯端末表示部84は、ICカード40Bから読み込んだ各種のデータを表示するためのものである。携帯端末マイク81、携帯端末スピーカ82、携帯端末操作部83および携帯端末表示部84は、携帯端末CPU85に接続されている。携帯端末操作部83が操作されることで携帯端末操作部83から入力信号が携帯端末CPU85に送信される。また、携帯端末CPU85は、携帯端末表示部84へ映像等のデータ信号を出力する。携帯端末CPU85には、携帯端末アプリケーション格納部86が接続されており、携帯端末CPU85は、携帯端末アプリケーション格納部86に格納されているアプリケーションに基づいて、携帯端末80を制御する。携帯端末CPU85には、携帯端末通信インターフェース87が接続されている。携帯端末通信インターフェース87は、通信ネットワークInに接続可能であり、通信ネットワークInを介してサーバ60と通信が可能とされている。
以下、実施例2に係るインターホンシステム1における動作パターンの一例を説明する。
最初に、安否確認者VBがICカード40Bを持って居住者Rの住戸Jを訪問し、ICカード40Bを玄関子機20に設けられた玄関子機カードリーダ・ライタ25にかざす(図9のステップS101)。玄関子機カードリーダ・ライタ25はICカード40に記録されているID情報を読み取る(ステップS102)。次いで、玄関子機CPU26は、読み取られたID情報を、玄関子機通信インターフェース28を通じて居室親機通信インターフェース39に送信する(ステップS103)。
次に、居室親機CPU37は、居室親機通信インターフェース39を介して受信したID情報について、記憶部37aにあらかじめ記録されている登録済みID情報と一致するか否かを判断部37cに判断させる(ステップS104)。ICカード40BのID情報が登録済みID情報と一致しないと判断部37cにより判断された場合には(ステップS104のNo)、居室親機CPU37は、処理を終了する(ステップS105)。なお、この場合、ID情報が不一致である旨の情報を玄関子機通信インターフェース28に送信し、玄関子機20がその旨を安否確認者VBに対して通知する構成としてもよい。一方、ICカード40BのID情報が登録済みID情報と一致すると判断部37cにより判断された場合には(ステップS104のYes)、居室親機CPU37は、記憶部37aに記録されている居住者データを収集する(ステップS106)。次いで、居室親機CPU37は、収集した居住者データを居室親機通信インターフェース39を介して玄関子機通信インターフェース28に送信する(ステップS107)。
次に、玄関子機CPU26は、受信した居住者データを、玄関子機カードリーダ・ライタ25により安否確認者VBが所持するICカード40Bに書き込ませる(ステップS108)。また、これと同時に安否確認者VBが住戸Jを訪問した日時がICカード40Bに記録される。
次に、居住者データが書き込まれたICカード40Bは、Felicaポート(登録商標)FP等の通信手段を介して携帯端末80と接続される(ステップS109)。携帯端末80の携帯端末通信インターフェース87を介して読み取られた居住者データは、携帯端末CPU85により処理されるとともに、携帯端末通信インターフェース87を介してサーバ60に転送される(ステップ110)。
サーバCPU65は、受信した居住者データに基づき安否判断部65aにおいて居住者Rの安否を判断し、安否確認データを作成する(ステップS111)。次いで、サーバCPU65は、サーバ通信インターフェース67を通じて安否確認データを携帯端末80へ送信する(ステップS112)。最後に、携帯端末CPU85は、受信した安否確認データを携帯端末表示部84に表示する(ステップS113)。
以上、説明したように、実施例2に係るインターホン装置10において、居室親機30は、居住者情報を含む居住者データ(管理データ)を記録する記憶部37aと、居住者データを玄関子機20に送信する居室親機通信インターフェース39と、を備えている。玄関子機20は、安否確認者VBが所持するICカード40Bに記録されたID情報を読み出す玄関子機カードリーダ・ライタ25と、ID情報を居室親機30に送信する玄関子機通信インターフェース28と、を備え、玄関子機カードリーダ・ライタ25は、居室親機通信インターフェース39から送信された居住者データをICカード40Bに書き込むことができる。この構成によれば、安否確認者VBが保持するICカード40Bに居住者Rの居住者データを記録させることで、安否確認者VBが居住者Rを呼び出すことなくスムーズに安否情報等を取得することができる。
また、本実施例に係るインターホン装置10において、居室親機30は、ICカード40BのID情報が記憶部37aに登録されている登録済みID情報と一致するかどうかを判断する判断部37cを備えており、ICカード40のID情報が登録済みID情報と一致すると判断された場合に玄関子機20に居住者データが送信される構成となっている。この構成によれば、安否確認者VBが所持するICカード40BのID情報が居室親機30の記憶部37aに記録された登録済みID情報と一致する場合にのみ、ICカード40bに居住者データを記録させる構成であるため、セキュリティを確保することができる。
また、本実施例に係るインターホン装置10において、居住者データには、さらに、居住者Rの介護記録データおよび生体情報データが含まれている。この構成によれば、安否確認者VBはICカード40Bを玄関子機20にかざすだけで、介護スケジュールなどの介護記録データや生体情報データを取得でき、容易に安否確認を行うことができる。なお、居住者Rの生体情報データ自体は個人情報であるため、個人情報保護の観点からICカード40Bへ書き込まれる居住者データには含めない構成としてもよい。
また、本実施例に係るインターホン装置10において、居室親機30は、玄関子機通信インターフェース28から受信したICカード40BのID情報に基づき、安否確認者VBに関するメッセージを表示する居室親機表示部34を備えている。この構成によれば、必要な場合には、ICカード40BのID情報に基づき、安否確認者VBの訪問を居住者Rに知らせることができる。
また、本実施例に係るインターホンシステム1は、上記構成のインターホン装置10と、ICカード40Bと通信可能な携帯端末80と、携帯端末80と通信可能なサーバ60と、を備えており、サーバ60は、ICカード40Bに記録されたID情報または居住者データを記録して安否結果を判断する安否判断部65aを有している。この構成によれば、ICカード40Bに記録された安否情報等の管理データを、携帯端末80を通してサーバ60に記録し、安否結果や安否確認日時を容易に管理することができる。サーバ60から安否確認データを受信して携帯端末表示部84に表示させることで、安否確認者VBは居住者Rの安否情報を容易に確認することができる。また、安否確認者VBが居住者Rの安否を確認した日時(時刻情報)をサーバ60に記録することもできる。
なお、上記実施例2においては、ICカード40Bに記録された居住者データは携帯端末80に送信される構成となっているが、当該居住者データを携帯端末80の代わりに安否確認者VBの自宅等に設置された電子計算機に送信し、電子計算機からサーバ60へ転送する構成としてもよい。電子計算機を介してサーバ60と居住者データや安否確認データをやり取りすることで、携帯端末80よりも詳細なデータをサーバ60から受け取り安否確認者VBが管理することができる。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
上記の実施形態においては、生体情報測定機器70から体重や血圧等のデータが無線送信により居室親機30に送信される構成としているが、生体情報測定機器70に代えて歩数計や電動ウォーカー等の健康管理機器から歩数データ等が送信される構成としてもよい。
10:インターホンシステム、20:玄関子機、24:玄関子機カメラ(撮像部の一例)、25:玄関子機カードリーダ・ライタ(子機読取部および子機書込部の一例)、26:玄関子機CPU、28:玄関子機通信インターフェース(子機受信部および子機送信部の一例)、30:居室親機、32:居室親機スピーカ(音声通知部の一例)、33:操作部、33a:音声操作部、33b:タッチ操作部(メッセージ確認部の一例)、35:居室親機カードリーダ・ライタ(親機読取部および親機書込部の一例)、36:無線受信部、37:居室親機CPU、37a:記憶部、37b:情報生成部、37c:判断部、39:居室親機通信インターフェース(親機受信部および親機送信部の一例)、40:ICカード、50:電子計算機、51:計算機カードリーダ・ライタ(計算機読取部および計算機書込部の一例)、55:計算機CPU、55a:情報管理部、58:計算機通信インターフェース、60:サーバ、65:サーバCPU、67:サーバ通信インターフェース、70:生体情報測定機器、71:無線送信部、80:携帯端末、84:携帯端末表示部(データ表示部の一例)、85:携帯端末CPU、87:携帯端末通信インターフェース、In:通信ネットワーク、V:来訪者、VA:訪問介護者、R:居住者(被介護者)、J:住戸、K:介護施設

Claims (5)

  1. 来訪者が居住者を呼び出して通話するための玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに居住者が応答するための居室親機と、を備えたインターホン装置であって、
    前記居室親機は、体重計、血圧計等の生体情報測定機器、あるいは歩数計や電動ウォーカー等の健康管理機器に備えられた無線送信部から送信される生体情報データを受信する無線受信部と、前記生体情報測定機器あるいは前記健康管理機器から受信した生体情報データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記生体情報データを前記来訪者が所持するICカードに書き込む親機書込部と、を備えている、インターホン装置。
  2. 前記居室親機は、前記生体情報データを所定の表示形態に加工するためのアプリケーションと、前記アプリケーションにより加工された前記生体情報データを表示する表示部と、を備えている、請求項1に記載のインターホン装置。
  3. 前記居室親機は、前記記憶部に記録された前記生体情報データに基づき、前記居住者または前記来訪者に音声案内を通知する音声通知部をさらに備える、請求項1または2に記載のインターホン装置。
  4. 前記来訪者は、前記居住者を介護する訪問介護者である、請求項1から3のいずれか一項に記載のインターホン装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のインターホン装置と、
    前記ICカードと通信可能な電子計算機と、を備え、
    前記電子計算機は、
    前記ICカードに記録された前記生体情報データを管理する管理部を備えている、インターホンシステム。
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