JP2016062152A - 認証装置およびナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】認証装置に記憶させるデータ量を抑制しつつ、認証装置による医療従事者の認証を迅速に行うことができるようにする。
【解決手段】医療従事者の識別情報を記憶する識別情報記憶部11と、出退勤検出装置30から送信された、出勤者の識別情報を受信する出勤情報受信部12と、出勤情報受信部12が受信した出勤者の識別情報を識別情報記憶部11に記憶させる識別情報登録部13と、医療従事者からの認証要求を受け付ける認証要求受付部16と、認証要求を行った医療従事者の識別情報が識別情報記憶部11に記憶されている場合、認証要求を行った医療従事者を認証する認証部17とを備え、医療施設に出勤中の医療従事者の識別情報のみを識別情報記憶部11に記憶し、外部との通信を行うことなく、医療従事者の認証を行うことができるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、医療従事者の認証を行うことができるように構成された認証装置およびナースコールシステムに関する。
一般に、病院や介護施設等の医療施設では、患者や被介護者と、看護師、介護士、医師等の医療従事者との連絡に、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、例えば医療施設内の各病室に設置された廊下灯によって、医療従事者が所持する無線タグから医療従事者の識別情報を読み取り、医療従事者を認証するように構成することができる。これにより、医療従事者が病室を巡視したことを記録したり、認証された医療従事者が担当する患者の情報を廊下灯のディスプレイに表示したりすることができるようになる。
例えば、下記特許文献1には、廊下灯のID受信部によって看護師または医師が所持するIDカードからID情報を読み取り、ID情報から人物を特定して、特定した人物に関連する患者情報に関するオーダリングシステムの変更情報を廊下灯LCDに表示させる技術が開示されている。
特開2009−28443号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、ID情報から人物を特定するために、全ての看護師および医師のID情報を複数の廊下灯の各々に予め記憶させておく必要がある。このため、上記特許文献1の技術では、複数の廊下灯の各々に対し、全ての看護師および医師のID情報を記憶させるための大容量の記憶領域を確保しなければならないといった問題が生じていた。
このような問題を回避する方法として、廊下灯の外部に設けられたサーバに看護師および医師のID情報を記憶させておき、廊下灯が、通信ネットワークを介してこのサーバにアクセスして、ID情報から人物を特定する方法が考えられる。この方法により、看護師および医師のID情報を廊下灯に予め記憶させておく必要が無くなる。しかしながら、この場合、廊下灯とサーバとの間の通信速度が遅い場合には、人物の特定を迅速に行うことができないといった問題が生じてしまう。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、認証装置に記憶させるデータ量を抑制しつつ、認証装置による医療従事者の認証を迅速に行うことができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、医療従事者が医療施設に出勤したことを検出した出退勤検出装置から送信された、医療施設に出勤した医療従事者である出勤者の識別情報を認証装置が受信して、当該識別情報を認証装置の識別情報記憶部に記憶させる。そして、認証装置が医療従事者からの認証要求を受け付けると、認証要求を行った医療従事者の識別情報が識別情報記憶部に記憶されている場合、認証要求を行った医療従事者を認証するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、認証装置の識別情報記憶部に記憶された識別情報により、認証装置が外部との通信を行うことなく、医療従事者の認証を行うことができるため、通信の遅延を受けることがない。また、本発明によれば、医療施設に出勤中の医療従事者の識別情報のみが識別情報記憶部に記憶されるため、認証装置に記憶させるデータ量を軽減することができる。したがって、本発明によれば、認証装置に記憶させるデータ量を抑制しつつ、認証装置による医療従事者の認証を迅速に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る認証装置による識別情報の登録および削除処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る認証装置による認証処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る識別情報記憶部に記憶された識別情報の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔ナースコールシステムの全体構成〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは医療施設の一例として病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等の他の医療施設に設置される場合にも適用可能である。
図1に示すように、本実施形態に係るナースコールシステムは、ナースコール親機1、制御機2、廊下灯3、壁埋込形子機4、ハンド形子機5、認証装置10、無線タグ20、出退勤検出装置30を備えて構成されている。
ナースコール親機1は、患者(ナースコール子機)からのナースコールの呼び出しに対する応答の操作または患者の呼び出しの操作を行うためのものであり、例えばナースセンタに設置される。ナースコール親機1は、この応答や呼び出しを行うためのハンドセット1aを備えている。また、ナースコール親機1は、各種情報(例えば、ナースコールの呼出通知画面等)を表示するためのディスプレイ1bを備えている。
制御機2は、ナースコール親機1と廊下灯3との間に配置され、通話やデータの送受信に関する制御を行う。また、制御機2は、病院内ネットワーク40に接続されている。制御機2は、病院内ネットワーク40を介した出退勤検出装置30と、廊下灯3を介した認証装置10との間のデータ(例えば、後述する出勤情報および退勤情報)の送受信に関する制御を行う。
廊下灯3は、各病室の入り口付近に設置され、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が看護師の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことが表示されるようになっている。
壁埋込形子機4およびハンド形子機5は、患者がナースコールの呼び出しの操作を行うためのものである。壁埋込形子機4は、病室の各ベッドサイドの壁に埋め込み設置される。この壁埋込形子機4は、廊下灯3に接続されている。壁埋込形子機4は、患者がナースコールの呼び出しを行うための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカ、ハンド形子機5を接続するための接続端子を備えている。
ハンド形子機5は、患者がナースコールの呼び出しを行うための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカを備えている。ハンド形子機5は、壁埋込形子機4の接続端子に接続されることにより、利用可能となる。
無線タグ20は、複数の医療従事者の各々が所持する。無線タグ20には、その無線タグ20を所持する医療従事者の識別情報が記憶されている。無線タグ20は、当該無線タグ20が認証装置10の無線タグリーダ装置50に翳されたとき、医療従事者の識別情報を無線タグリーダ装置50へ送信するようになっている。
認証装置10は、無線タグリーダ装置50を備えている。認証装置10は、無線タグ20から送信された医療従事者の識別情報を、無線タグリーダ装置50によって受信する。そして、認証装置10は、受信した医療従事者の識別情報に基づいて、その医療従事者の認証を行う。本実施形態のナースコールシステムでは、複数の廊下灯3の各々に対して認証装置10が設けられている。なお、図1に示す例では、認証装置10が廊下灯3の外部に設けられているが、認証装置10は、廊下灯3に内蔵されていてもよい。また、認証装置10は、廊下灯以外の機器(例えば、壁埋込形子機4)に対して設けられていてもよい。
出退勤検出装置30は、医療従事者が出勤および退勤したことを検出することが可能な装置である。例えば、出退勤検出装置30には、タイムカードまたは無線タグ20による打刻が医療従事者によって行われることにより、医療従事者の出勤および退勤を検出するタイムレコーダ装置が用いられる。
このように構成された本実施形態のナースコールシステムは、出退勤検出装置30によって医療従事者が出勤したことが検出されると、その医療従事者の識別情報が出退勤検出装置30から各認証装置10へ送信されて、各認証装置10に記憶される。これにより、各認証装置10は、当該認証装置10に対して医療従事者が無線タグ20を翳したとき、その医療従事者の識別情報が自装置に記憶されていることをもって、その医療従事者を認証することができるようになる。そして、認証装置10によって医療従事者が認証されると、その認証装置10に接続されている廊下灯3は、認証された医療従事者に応じた処理(例えば、医療従事者が巡視を行った病室を記録する処理)を行ったり、認証された医療従事者に応じた情報(例えば、認証された医療従事者が担当する患者に関する情報)を表示したりすることができるようになる。
〔ナースコールシステムの機能構成〕
図2は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、出退勤検出装置30は、検出部31および送信部32を備える。また、認証装置10は、識別情報記憶部11を備える。また、認証装置10は、その機能構成として、出勤情報受信部12、識別情報登録部13、退勤情報受信部14、識別情報削除部15a、認証要求受付部16、認証部17および認証結果出力部18を備える。
出退勤検出装置30の検出部31は、医療従事者の出勤および退勤を検出する。例えば、検出部31は、出退勤検出装置30においてタイムカードまたは無線タグ20による打刻が医療従事者によって行われることにより、医療従事者の出勤および退勤を検出する。
出退勤検出装置30の送信部32は、医療従事者が出勤したことを検出部31が検出すると、その出勤した医療従事者である出勤者の識別情報を含む出勤情報を、制御機2へ送信する。これに応じて、制御機2は、当該出勤情報を、ナースコールシステムが備える複数の認証装置10の各々へ送信する。また、送信部32は、医療従事者が退勤したことを検出部31が検出すると、その退勤した医療従事者である退勤者の識別情報を含む退勤情報を、制御機2へ送信する。これに応じて、制御機2は、当該退勤情報を、ナースコールシステムが備える複数の認証装置10の各々へ送信する。特に、送信部32は、医療従事者が出勤または退勤したことを検出部31が検出すると、出勤情報または退勤情報を直ちに制御機2へ送信する。
認証装置10の出勤情報受信部12は、出退勤検出装置30から送信された出勤情報を、制御機2および廊下灯3を介して受信する。認証装置10の識別情報登録部13は、出勤情報受信部12が出勤情報を受信すると、その出勤情報に含まれている出勤者の識別情報を、識別情報記憶部11に記憶させる。
認証装置10の識別情報記憶部11は、出勤者の識別情報を記憶する。特に、識別情報記憶部11は、病院に所属する全医療従事者のうち、識別情報登録部13によって登録された出勤者の識別情報のみを記憶する。すなわち、識別情報記憶部11は、病院に出勤中の医療従事者の識別情報のみを記憶する。
認証装置10の認証要求受付部16は、無線タグリーダ装置50に対して医療従事者が無線タグ20を翳すことにより、無線タグリーダ装置50が無線タグ20から医療従事者の識別情報を読み取ると、その識別情報を無線タグリーダ装置50から取得することをもって、医療従事者からの認証要求を受け付ける。
認証装置10の認証部17は、医療従事者の認証を行う。具体的には、認証部17は、認証要求受付部16が医療従事者の識別情報を取得すると、その識別情報と同一の識別情報が、識別情報記憶部11に登録されているか否かを判断する。そして、認証部17は、同一の識別情報が識別情報記憶部11に登録されていると判断した場合、医療従事者の認証が成功したと判断する。一方、認証部17は、同一の識別情報が識別情報記憶部11に登録されていないと判断した場合、医療従事者の認証が失敗したと判断する。
認証装置10の認証結果出力部18は、認証部17による認証結果を廊下灯3へ出力する。具体的には、医療従事者の認証が成功したと認証部17が判断した場合、認証結果出力部18は、医療従事者の認証が成功した旨の認証結果を廊下灯3へ出力する。一方、医療従事者の認証が失敗したと認証部17が判断した場合、認証結果出力部18は、医療従事者の認証が失敗した旨の認証結果を廊下灯3へ出力する。
認証装置10の退勤情報受信部14は、出退勤検出装置30から送信された退勤情報を、制御機2および廊下灯3を介して受信する。認証装置10の識別情報削除部15aは、特許請求の範囲に記載の第1の識別情報削除部に相当する。識別情報削除部15aは、退勤情報受信部14が退勤情報を受信すると、その退勤情報に含まれている退勤者の識別情報と同一の識別情報を、識別情報記憶部11から削除する。
なお、上記各機能ブロック12〜18,31〜32は、ハードウェア構成、DSP、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、上記各機能ブロック12〜18,31〜32は、実際にはコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROM等を備えて構成され、RAM、ROM、ハードディスク、半導体メモリ等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
〔認証装置10による登録および削除処理の手順〕
図3は、本発明の第1実施形態に係る認証装置10による識別情報の登録および削除処理の手順を示すフローチャートである。図3に例示する処理は、例えば、認証装置10において常時実行されているものであり、認証装置10が起動されたときに開始される。
まず、出勤情報受信部12が、出退勤検出装置30から出勤情報を受信したか否かを判断する(ステップS302)。ここで、出勤情報を受信したと出勤情報受信部12が判断した場合(ステップS302:Yes)、識別情報登録部13が、出勤情報に含まれている出勤者の識別情報を識別情報記憶部11に登録する(ステップS304)。そして、認証装置10は、ステップS302以降の処理を再度実行する。
一方、出勤情報を受信していないと出勤情報受信部12が判断した場合(ステップS302:No)、退勤情報受信部14が、出退勤検出装置30から退勤情報を受信したか否かを判断する(ステップS306)。ここで、退勤情報を受信したと退勤情報受信部14が判断した場合(ステップS306:Yes)、識別情報削除部15aが、退勤情報に含まれている退勤者の識別情報と同一の識別情報を識別情報記憶部11から削除する。そして、認証装置10は、ステップS302以降の処理を再度実行する。
一方、退勤情報を受信していないと退勤情報受信部14が判断した場合(ステップS306:No)、認証装置10は、ステップS302以降の処理を再度実行する。
図3の処理により、認証装置10が出勤情報を受信する毎(すなわち、医療従事者の出勤が出退勤検出装置30によって検出される毎)に、出勤者の識別情報が識別情報記憶部11に登録される。また、認証装置10が退勤情報を受信する毎(すなわち、医療従事者の退勤が出退勤検出装置30によって検出される毎)に、退勤者の識別情報が識別情報記憶部11から削除される。したがって、識別情報記憶部11には、常に、病院に出勤中の医療従事者の識別情報のみが記憶された状態となる。
〔認証装置10による認証処理の手順〕
図4は、本発明の第1実施形態に係る認証装置10による認証処理の手順を示すフローチャートである。図4に例示する処理は、例えば、医療従事者が無線タグ20を無線タグリーダ装置50に翳すことにより、無線タグリーダ装置50が医療従事者の識別情報を無線タグ20から読み取ったときに開始される。
まず、認証要求受付部16が、無線タグ20から読み取られた医療従事者の識別情報を無線タグリーダ装置50から取得する(ステップS402)。次に、認証部17が、ステップS402で取得された医療従事者の識別情報と同一の識別情報が識別情報登録部13に登録されているか否かを判断する(ステップS404)。ここで、同一の識別情報が識別情報登録部13に登録されていると認証部17が判断した場合(ステップS404:Yes)、認証部17は、医療従事者の認証が成功したと判断し(ステップS406)、認証結果出力部18が、医療従事者の認証が成功した旨の認証結果を廊下灯3へ出力する(ステップS408)。そして、認証装置10は、図4に示す一連の処理を終了する。
一方、同一の識別情報が識別情報登録部13に登録されていないと認証部17が判断した場合(ステップS404:No)、認証部17は、医療従事者の認証が失敗したと判断し(ステップS410)、認証結果出力部18が、医療従事者の認証が失敗した旨の認証結果を廊下灯3へ出力する(ステップS412)。そして、認証装置10は、図4に示す一連の処理を終了する。
〔識別情報記憶部11に記憶された識別情報の一例〕
図5は、本発明の第1実施形態に係る識別情報記憶部11に記憶された識別情報の一例を示す図である。
識別情報記憶部11には、識別情報登録部13により、病院に出勤中の医療従事者の識別情報のみが登録される。例えば、図5(a)に示す例では、識別情報記憶部11には、病院に出勤中の医療従事者の識別情報として、「ID0001」、「ID0003」、「ID0007」・・・が登録されている。
この状態から、識別情報「ID0005」を有する医療従事者が病院に出勤したことを出退勤検出装置30が検出すると、識別情報記憶部11には、図5(b)に示すように、識別情報登録部13によって識別情報「ID0005」が登録される。
その後、識別情報「ID0003」を有する医療従事者が病院から退勤したことを出退勤検出装置30が検出すると、識別情報記憶部11からは、図5(c)に示すように、識別情報削除部15aによって識別情報「ID0003」が削除される。
このように識別情報記憶部11に記憶された識別情報は、医療従事者の認証を行う際に、認証部17によって参照される。認証部17は、認証要求を行った医療従事者の識別情報と同一の識別情報が識別情報記憶部11に記憶されている場合、その医療従事者を認証する。
以上説明したように、第1実施形態のナースコールシステムによれば、認証装置10の識別情報記憶部11に記憶された識別情報により、認証装置10が外部との通信を行うことなく、医療従事者の認証を行うことができるため、通信の遅延を受けることがない。また、病院に出勤中の医療従事者の識別情報のみが識別情報記憶部11に記憶されるため、認証装置10に記憶させるデータ量を軽減することができる。したがって、認証装置10に記憶させるデータ量を抑制しつつ、認証装置10による医療従事者の認証を迅速に行うことができる。
また、第1実施形態のナースコールシステムによれば、出勤者の識別情報が直ちに識別情報記憶部11に登録されるため、医療従事者が出勤した直後であっても、その医療従事者の認証を行うことができる。また、退勤者の識別情報が直ちに識別情報記憶部11から削除されるため、不要な識別情報が識別情報記憶部11に長時間残り続けることを防止することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図6を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。特に、第2実施形態の認証装置10’に関し、第1実施形態の認証装置10からの変更点について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。図6に示す認証装置10’は、判定部19および識別情報削除部15bをさらに備える点で、図2に示す認証装置10と異なる。
判定部19は、識別情報記憶部11に登録された複数の識別情報の各々について、識別情報記憶部11に登録されてから経過時間が所定の閾値を超えたか否かを判定する。例えば、判定部19は、定期的に、識別情報記憶部11に登録された複数の識別情報の各々について、現在日時と識別情報記憶部11への登録日時とに基づいて、識別情報記憶部11に登録されてからの経過時間を算出し、当該経過時間が所定の閾値を超えたか否かを判定する。
識別情報削除部15bは、特許請求の範囲に記載の第2の識別情報削除部に相当する。識別情報削除部15bは、識別情報記憶部11に登録されてからの経過時間が所定の閾値を超えたと判定部19によって判定された識別情報を、識別情報記憶部11から削除する。
この第2実施形態によれば、例えば、医療従事者が病院からの退勤時にタイムカードを打刻し忘れた場合であっても、識別情報が識別情報記憶部11に登録されてからの経過時間が所定の閾値を超えれば、その識別情報が識別情報記憶部11から自動的に削除される。このため、不要な識別情報が識別情報記憶部11に残り続けることを防止することができる。
なお、上記各実施形態では、出退勤検出装置30が医療従事者の出勤および退勤を検出する方法として、タイムカードまたは無線タグ20を用いた打刻による方法を例示しているが、本発明はこれに限らない。例えば、出退勤検出装置30が医療従事者の出勤状況または勤務予定が示されたデータ(例えば、出勤表データまたは勤務予定データ)を参照することにより、医療従事者の出勤および退勤を検出するようにしてもよい。この場合、タイムレコーダの代わりに、パーソナルコンピュータ等を出退勤検出装置30として用いてもよい。
また、上記各実施形態では、認証装置10,10’が医療従事者を認証する方法として、無線タグ20による方法を例示しているが、本発明はこれに限らない。例えば、バーコード、指紋認証、声紋認証等により、認証装置10,10’が医療従事者を認証するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、出退勤検出装置30において、医療従事者が出勤または退勤したことを検出部31が検出すると、出勤情報または退勤情報を直ちに複数の認証装置10の各々へ送信するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、所定時間毎に、その時間内に出勤した複数の出勤者の出勤情報、および、その時間内に退勤した複数の退勤者の退勤情報をまとめて複数の認証装置10の各々へ送信するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、出勤情報および退勤情報を全ての認証装置10へ送信するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、医療従事者の認証を行う可能性がある認証装置10(例えば、医療従事者が担当する診療科に設置されている認証装置10)のみに、出勤情報および退勤情報を送信するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、認証装置10に識別情報削除部15aを設け、上記第2実施形態では、認証装置10’に識別情報削除部15aおよび15bを設けるようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、認証装置10,10’に識別情報削除部15bのみを設けるようにしてもよい。
その他、上記各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール親機
1a ハンドセット
1b ディスプレイ
2 制御機
3 廊下灯
4 壁埋込形子機
5 ハンド形子機
10,10’ 認証装置
11 識別情報記憶部
12 出勤情報受信部
13 識別情報登録部
14 退勤情報受信部
15a 識別情報削除部(第1の識別情報削除部)
15b 識別情報削除部(第2の識別情報削除部)
16 認証要求受付部
17 認証部
18 認証結果出力部
19 判定部
20 無線タグ
30 出退勤検出装置
31 検出部
32 送信部
40 病院内ネットワーク
50 無線タグリーダ装置

Claims (5)

  1. 医療従事者の識別情報を記憶する識別情報記憶部と、
    前記医療従事者が医療施設に出勤したことを検出した出退勤検出装置から送信された、前記医療施設に出勤した医療従事者である出勤者の識別情報を受信する出勤情報受信部と、
    前記出勤情報受信部が受信した前記出勤者の識別情報を前記識別情報記憶部に記憶させる識別情報登録部と、
    前記医療従事者からの認証要求を受け付ける認証要求受付部と、
    前記認証要求を行った前記医療従事者の識別情報が、前記識別情報記憶部に記憶されている場合、前記認証要求を行った前記医療従事者を認証する認証部と
    を備えることを特徴とする認証装置。
  2. 前記医療従事者が前記医療施設から退勤したことを検出した前記出退勤検出装置から送信された、前記医療施設から退勤した医療従事者である退勤者の識別情報を受信する退勤情報受信部と、
    前記退勤情報受信部が受信した前記退勤者の識別情報と同一の識別情報を、前記識別情報記憶部から削除する第1の識別情報削除部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
  3. 前記識別情報記憶部に記憶された前記出勤者の識別情報の各々について、前記識別情報記憶部に記憶されてからの経過時間が所定の閾値を超えたか否かを判定する判定部と、
    前記経過時間が前記閾値を超えたと前記判定部によって判定された前記出勤者の識別情報を、前記識別情報記憶部から削除する第2の識別情報削除部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の認証装置。
  4. 医療従事者が医療施設に出勤したことを検出可能な出退勤検出装置と、前記医療従事者の認証を行う認証装置とを備えたナースコールシステムであって、
    前記出退勤検出装置は、
    前記医療従事者が前記医療施設に出勤したことを検出する検出部と、
    前記医療従事者が前記医療施設に出勤したことを前記検出部が検出した場合、当該出勤した医療従事者である出勤者の識別情報を前記認証装置へ送信する送信部と
    を有し、
    前記認証装置は、
    前記医療従事者の識別情報を記憶する識別情報記憶部と、
    前記出退勤検出装置から送信された前記出勤者の識別情報を受信する出勤情報受信部と、
    前記出勤情報受信部が受信した前記出勤者の識別情報を前記識別情報記憶部に記憶させる識別情報登録部と、
    前記医療従事者からの認証要求を受け付ける認証要求受付部と、
    前記認証要求を行った前記医療従事者の識別情報が、前記識別情報記憶部に記憶されている場合、前記認証要求を行った前記医療従事者を認証する認証部と
    を有することを特徴とするナースコールシステム。
  5. 前記送信部は、
    前記医療従事者が前記医療施設に出勤したことを前記検出部が検出する毎に、当該出勤が検出された前記出勤者の識別情報を、前記認証装置へ直ちに送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載のナースコールシステム。
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