JP6910054B2 - 関連医療従事者報知システム - Google Patents

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Description

本発明は、関連医療従事者報知システムに関し、特に、患者の担当または受け持ちとして関連付けられている医療従事者を患者に報知するためのシステムに関するものである。
従来、医療従事者が病室に入ってきたときに、病室内にいる患者が、その医療従事者が自分の担当であることを判別することができるようにするために、患者のベッド近傍に配置されたナースコール子機の表示部に対し、医療従事者の名前と共に顔画像を表示するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この特許文献1に記載の技術では、患者は、病室に入ってきた医療従事者が自分の担当か否かを確認するために、病室に入ってきた医療従事者の顔と、ナースコール子機の表示部に表示された担当の医療従事者の顔画像とを比較しなければならず、患者に負担をかけてしまうという問題があった。
特開2007−143843号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、病室に入ってきた医療従事者が自分の担当または受け持ちか否かを患者が容易に把握できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、患者を特定可能な患者識別情報、患者のいる部屋を特定可能な部屋識別情報および患者が使用する機器を特定可能な機器識別情報を患者情報記憶部に記憶するとともに、患者の患者識別情報と患者の担当または受け持ちの医療従事者を特定可能な従事者識別情報とを関連付けて関連付け情報記憶部に記憶しておく。この状態で、患者のいる部屋に設置された読取装置において、医療従事者が携行する被読取装置に記憶されている従事者識別情報が読み取られた場合、当該読み取られた従事者識別情報および当該読み取りが行われた読取装置に付されている部屋識別情報をもとに、患者情報記憶部および関連付け情報記憶部を参照し、読取装置により読み取られた従事者識別情報で示される医療従事者を担当または受け持ちとする患者が、読取装置により読み取りが行われた部屋の患者であるか否かを判定し、当該部屋の患者であると判定された場合、当該判定された患者が使用する機器に対し、担当または受け持ちとして関連付けられた医療従事者であることを報知するための所定の表示を行うようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、患者のいる部屋に医療従事者が入ってきたときに、医療従事者が携行する被読取装置に記憶されている従事者識別情報の読み取りが行われると、その医療従事者が担当または受け持ちとなっている患者が使用する機器に所定の表示が行われる。これにより、その表示が行われた機器を使用している患者は、部屋に入ってきた医療従事者が自分の担当または受け持ちであることを把握することができる。このように、本発明によれば、患者は、自分が使用する機器に所定の表示が行われるか否かを確認するだけで、部屋に入っていた医療従事者が自分の担当または受け持ちか否かを容易に把握することができる。
第1の実施形態による関連医療従事者報知システムの全体構成例を示す図である。 第1の実施形態によるナースコール親機の機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態による関連付け情報記憶部に記憶される関連付け情報の一例を示す図である。 第2の実施形態によるナースコール親機の機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態による関連付け情報記憶部に記憶される関連付け情報の一例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態による関連医療従事者報知システムの全体構成例を示す図である。第1の実施形態による関連医療従事者報知システムは、病院内で一般的に使用されているナースコールシステムを利用して構成したものである。なお、ここでは関連医療従事者報知システムを病院に設置する例について説明するが、介護施設等に設置することも可能である。
図1に示すように、第1の実施形態による関連医療従事者報知システムを含むナースコールシステムは、ナースコール親機1、制御機2、廊下灯3、壁埋込形子機4、ハンド形子機5、表示装置6およびタグリーダ7(特許請求の範囲の読取装置に相当)を備えて構成されている。また、第1の実施形態による関連医療従事者報知システムは、医療従事者の一人ひとりが携行するタグ装置10(特許請求の範囲の被読取装置に相当)を備えている。
ナースコール親機1は、患者からの呼び出しに対する応答の操作または患者の呼び出しの操作を行うためのものであり、例えばナースステーションに設置される。第1の実施形態において、ナースコール親機1は、病室に入ってきた医療従事者が、その病室内にいる患者の担当または受け持ちであることを患者に知らせるための報知処理も行う。この報知処理の詳細については後述する。
制御機2は、ナースコール親機1と廊下灯3との間に配置され、通話やデータの送受信に関する制御を行う。廊下灯3は、病院の各病室の入口付近外部に設置される。この廊下灯3は、表示装置を備え、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が壁埋込形子機4またはハンド形子機5を用いて医療従事者の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことが表示されるようになっている。
壁埋込形子機4は、病室の各ベッド近傍の壁に埋め込み設置される。壁埋込形子機4は、患者が医療従事者を呼び出すための呼出ボタン、患者が医療従事者と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカ、ハンド形子機5や表示装置6を接続するための接続端子を備えている。この壁埋込形子機4は、廊下灯3に接続されており、ハンド形子機5で発生した呼出信号を廊下灯3に送信したり、ナースコール親機1から送られてきたデータを廊下灯3から受信したりする。
壁埋込形子機4の接続端子には、ハンド形子機5および表示装置6が接続される。ハンド形子機5は、患者が医療従事者を呼び出すための呼出ボタン、患者が医療従事者と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカを備えている。患者が呼出ボタンを操作すると、ハンド形子機5にて呼出信号が発生され、壁埋込形子機4、廊下灯3および制御機2を介してナースコール親機1に送信される。ナースコール親機1では、呼出信号に応じて、呼出音を鳴らしたり、呼び出しを行った患者の情報を画面に表示したりするといった所定の呼出動作を実行する。
表示装置6は、病室の各ベッド近傍に設置され、種々の情報を表示する。第1の実施形態では特に、表示装置6は、ナースコール親機1からの制御に従って、病室に入ってきた医療従事者が患者の担当または受け持ちであることを知らせるための表示を行う。この表示は、例えば、「いま病室に入ってきたのは、あなたの担当です」といったメッセージをLCD等に画面表示する態様とすることが可能である。あるいは、単に画面上に所定のマークを表示させるものとしてもよい。さらに、画面表示に代えて、LED等を単に表示あるいは点滅させる態様としてもよい。
タグリーダ7は、病院の各病室の入口付近内部に設置されており、病室に入ってきた医療従事者が携行しているタグ装置10を読み取り、タグ装置10に記憶されている情報を取得する。タグ装置10から取得する情報は、医療従事者を特定可能な従事者識別情報(以下、従事者IDという)である。タグリーダ7には、これが設置されている病室を特定可能な部屋識別情報(以下、部屋IDという)が記憶されている。タグリーダ7は、廊下灯3に接続されており、タグ装置10から取得した従事者IDを、タグリーダ7に記憶されている部屋IDと共に廊下灯3に送信する。この従事者IDおよび部屋IDは、廊下灯3から制御機2を介してナースコール親機1に送信される。
図2は、第1の実施形態によるナースコール親機1の機能構成例を示すブロック図である。なお、通常のナースコールに関する機能については、本発明の主題ではないので、図示を省略している。
図2に示すように、第1の実施形態によるナースコール親機1は、その機能構成として、読取情報受信部11、患者所在判定部12、表示指示部13および指示送信部14を備えている。また、ナースコール親機1は、記憶媒体として、患者情報記憶部101、従事者情報記憶部102および関連付け情報記憶部103を備えている。
上記各機能ブロック11〜14は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック11〜14は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶されたプログラムが動作することによって実現される。なお、当該プログラムは、ハードディスクや半導体メモリ等の他の記録媒体に記憶されていてもよい。
患者情報記憶部101は、患者に関する情報を記憶する。この患者情報は、例えば、患者の氏名、患者を特定可能な患者識別情報(以下、患者IDという)、患者のいる部屋を特定可能な部屋ID、患者が使用しているベッドを特定可能なベッドID、患者が使用する機器を特定可能な機器識別情報(ハンド形子機5を特定可能な子機ID、表示装置6を特定可能な表示装置ID)などを含む。
従事者情報記憶部102は、医療従事者に関する情報を記憶する。この医療従事者情報は、例えば、医療従事者の氏名、医療従事者を特定可能な従事者IDなどを含む。
関連付け情報記憶部103は、各患者の患者IDと、各患者の担当または受け持ちとなる医療従事者の従事者IDとを関連付けて記憶する。第1の実施形態において「担当」とは、ある患者の担当に設定された医療従事者がその患者の入院から退院まで一貫してサポートすることを意味する。また、「受け持ち」とは、ある患者の受け持ちに設定された医療従事者が特定の日または時間にのみその患者をサポートすることを意味する。
図3は、関連付け情報記憶部103に記憶される関連付け情報の一例を示す図である。図3に示す例では、関連付け情報は、患者IDと従事者IDとを関連付けて記憶するテーブル情報により構成されている。例えば、一人の患者を複数の医療従事者でサポートするチームナーシングを行う場合は、一人の患者の患者ID(P001)と、複数の医療従事者の従事者ID(S001〜S003)とが関連付けられて記憶される。また、一人の患者を一人の医療従事者でサポートする場合は、一人の患者の患者ID(P002)と、一人の医療従事者の従事者ID(S004)とが関連付けられて記憶される。
なお、ここでは患者IDを基準として従事者IDを関連付けたテーブル情報の構成を示したが、これとは逆に、従事者IDを基準として患者IDを関連付けたテーブル情報としてもよい。
患者情報記憶部101および関連付け情報記憶部103の記憶内容は、患者の入退院の状況、個々の医療従事者に対して割り当てられる役割(担当または受け持ちの何れか)に応じて、日次で更新される。
なお、ここでは、患者情報記憶部101および従事者情報記憶部102とは別に関連付け情報記憶部103を設ける構成を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、患者情報記憶部101の中に、担当または受け持ちとなる医療従事者の従事者IDを併せて記憶するようにしてもよい。この場合、患者情報記憶部101が関連付け情報記憶部に相当する。あるいは、従事者情報記憶部102の中に、その医療従事者を担当または受け持ちとする患者の患者IDを併せて記憶するようにしてもよい。この場合、従事者情報記憶部102が関連付け情報記憶部に相当する。
読取情報受信部11は、患者のいる病室に設置されたタグリーダ7において、医療従事者が携行するタグ装置10に記憶されている従事者IDが読み取られた場合、読み取りが行われたタグリーダ7に付されている部屋IDと共に送られてくる従事者IDを受信する。
患者所在判定部12は、読取情報受信部11により受信された従事者IDおよび部屋IDをもとに、患者情報記憶部101および関連付け情報記憶部103を参照し、タグリーダ7により読み取られた従事者IDで示される医療従事者を担当または受け持ちとする患者が、タグリーダ7により読み取りが行われた病室の中にいるか否かを判定する。この判定は、タグリーダ7により読み取られた従事者IDで示される医療従事者が、タグリーダ7により読み取りが行われた病室の中にいる患者の担当または受け持ちであるか否かを判定するのと同義である。
例えば、患者所在判定部12は、まず、読取情報受信部11にて受信した部屋IDをもとに患者情報記憶部101を参照し、その部屋IDに対応する病室にいる患者の患者IDを特定する。次に、患者所在判定部12は、特定した患者IDをもとに関連付け情報記憶部103を参照し、その患者IDに関連付けられている従事者IDを特定する。そして、患者所在判定部12は、このようにして特定した従事者IDの中に、読取情報受信部11にて受信した従事者IDがあるか否かを判定し、ある場合には、タグリーダ7により読み取られた従事者IDで示される医療従事者が担当または受け持ちとする患者が、タグリーダ7により読み取りが行われた病室の中にいると判定する。
また、患者所在判定部12は、以上とは別の手順で判定を行うことも可能である。すなわち、患者所在判定部12は、まず、読取情報受信部11にて受信した従事者IDをもとに関連付け情報記憶部103を参照し、その従事者IDに関連付けられている患者IDを特定する。次に、患者所在判定部12は、特定した患者IDをもとに患者情報記憶部101を参照し、その患者IDと共に記憶されている部屋IDを特定する。そして、患者所在判定部12は、このようにして特定した部屋IDの中に、読取情報受信部11にて受信した部屋IDがあるか否かを判定し、ある場合には、タグリーダ7により読み取られた従事者IDで示される医療従事者を担当または受け持ちとする患者が、タグリーダ7により読み取りが行われた病室の中にいると判定する。
表示指示部13は、医療従事者を担当または受け持ちとする患者が部屋の中にいると患者所在判定部12により判定された場合、当該判定された患者が使用する表示装置6に対し、病室内に入ってきた医療従事者が、その患者に対して担当または受け持ちとして関連付けられた医療従事者であることを報知するための所定の表示を行うように指示する。すなわち、表示指示部13は、上述した表示を表示装置6に対して行わせるための指示信号を発生する。
指示送信部14は、表示指示部13により発生された指示信号を、制御機2、廊下灯3および壁埋込形子機4を介して表示装置6に送信する。送信すべき表示装置6は、患者情報記憶部101に記憶されている表示装置IDにより特定することが可能である。表示装置6は、ナースコール親機1から送信された指示信号を受信すると、病室に入ってきた医療従事者が患者の担当または受け持ちであることを知らせるための表示を行う。この表示の態様については上述した通りである。
なお、表示装置6にメッセージを画面表示する場合、表示指示部13は、従事者IDをもとに従事者情報記憶部102から医療従事者の氏名を取得して、当該医療従事者の氏名を含む表示の指示信号を発生するようにしてもよい。信号送信部22がこの指示信号を表示装置6に送信することにより、表示装置6において、病室に入ってきた医療従事者が患者の担当または受け持ちであることを、当該医療従事者の氏名と共に知らせるための表示を行うことが可能である。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態によれば、患者のいる病室に医療従事者が入ってきたときに、医療従事者が携行するタグ装置10に記憶されている従事者IDの読み取りがタグリーダ7にて行われると、その医療従事者が担当または受け持ちとなっている患者が使用する表示装置6に所定の表示が行われる。これにより、その表示が行われた表示装置6を使用している患者は、病室に入ってきた医療従事者が自分の担当または受け持ちであることを把握することができる。このように、第1の実施形態によれば、患者は、自分が使用する表示装置6に所定の表示が行われるか否かを確認するだけで、病室に入っていた医療従事者が自分の担当または受け持ちか否かを容易に把握することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。第2の実施形態による関連医療従事者報知システムの全体構成は、図1と同様である。図4は、第2の実施形態によるナースコール親機1の機能構成例を示すブロック図である。なお、この図4において、図2に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図4に示すように、第2の実施形態によるナースコール親機1は、役割判定部15を更に備えている。また、第2の実施形態によるナースコール親機1は、表示指示部13および関連付け情報記憶部103に代えて、表示指示部13’および関連付け情報記憶部103’を備えている。
関連付け情報記憶部103’は、各患者の患者IDと、各患者の担当または受け持ちとなる医療従事者の従事者IDと、その医療従事者の役割(担当または受け持ちの何れか)とを関連付けて記憶する。
図5は、関連付け情報記憶部103’に記憶される関連付け情報の一例を示す図である。図5に示す例では、関連付け情報は、患者IDと従事者IDと医療従事者の役割とを関連付けて記憶するテーブル情報により構成されている。
上述したように、一人の患者を複数の医療従事者でサポートするチームナーシングを行う場合は、一人の患者の患者ID(P001)と、複数の医療従事者の従事者ID(S001〜S003)とが関連付けられて記憶される。この場合、チームナーシングを行う複数の医療従事者は、その患者の「担当」となる。よって、医療従事者の役割には「担当」が記憶される。なお、チームナーシングを行う複数の医療従事者の中で、受け持ちをする日が順番に決められるような場合は、その受け持ち日において、対応する医療従事者の役割として「受け持ち」も併せて記憶される。
また、一人の患者を一人の医療従事者でサポートする場合は、一人の患者の患者ID(P002)と、一人の医療従事者の従事者ID(S004)とが関連付けられて記憶される。この場合も、その一人の医療従事者は、その患者にとって専属の「担当」となり得る。また、特定の日のみサポートを行う「受け持ち」ともなり得る。よって、医療従事者の役割には「担当」または「受け持ち」が記憶される。図5の例では、従事者ID(S004)の医療従事者は、患者ID(P002)の患者の受け持ちであることが記憶されている。
役割判定部15は、タグリーダ7において従事者IDが読み取られた場合、すなわち、読取情報受信部11において従事者IDおよび部屋IDが受信された場合、当該従事者IDをもとに関連付け情報記憶部103’を参照し、従事者IDで示される医療従事者が、当該従事者IDに関連付けられた患者IDで示される患者の担当または受け持ちの何れの役割であるかを判定する。
表示指示部13’は、医療従事者を担当または受け持ちとする患者が部屋の中にいると患者所在判定部12により判定された場合、当該判定された患者が使用する表示装置6に対し、病室内に入ってきた医療従事者が、その患者に対して担当または受け持ちとして関連付けられた医療従事者であることを報知するための所定の表示を行うように指示する。このとき表示指示部13’は、役割判定部15により判定された役割に応じて異なる表示を行うように指示する。
例えば、表示指示部13’は、「いま病室に入ってきたのは、あなたの担当です」または「いま病室に入ってきたのは、あなたの本日の受け持ちです」といったように、担当または受け持ちの何れであるかを明示したメッセージを画面表示するような指示信号を発生する。あるいは、表示指示部13’は、担当または受け持ちの何れかに応じて、画面表示させる所定のマークの態様を異ならせるような表示の指示信号を発生するようにしてもよい。さらに、表示指示部13’は、担当または受け持ちの何れかに応じて、LED等の表示態様を異ならせるような表示の指示信号を発生するようにしてもよい。
このように構成した第2の実施形態によれば、患者は、自分が使用する表示装置6に所定の表示が行われるか否かを確認するだけで、病室に入っていた医療従事者が自分の担当または受け持ちか否かを容易に把握することができることに加え、表示の態様の違いにより、担当または受け持ちかの何れであるかについても容易に把握することができる。
なお、上記第1および第2の実施形態では、図2または図5に示した構成をナースコール親機1が備える例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図2または図5に示した構成を制御機2が備えるようにしてもよい。あるいは、図1に示していない専用の処理装置を設け、当該処理装置が図2または図5に示した構成を備えるようにしてもよい。
また、上記第1および第2の実施形態では、病院内で一般的に使用されているナースコールシステムを利用して関連医療従事者報知システムを構成する例について説明したが、ナースコールシステムとは独立した別システムとして構成するようにしてもよい。この場合、図2または図4に示した機能構成を有する情報処理装置、患者が使用する表示装置6、各病室に設置するタグリーダ7は必須であり、情報処理装置と表示装置6との間、情報処理装置とタグリーダ7との間をネットワークにより接続することにより、関連医療従事者報知システムを構成することが可能である。
また、上記第1および第2の実施形態では、ハンド形子機5の他に表示装置6を備える構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ハンド形子機5にLCDまたはLED等の表示部を設け、当該ハンド形子機5の表示部に対して表示を行うようにしてもよい。
また、上記第1および第2の実施形態では、読取装置としてタグリーダ7、被読取装置としてタグ装置10を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、読取装置として、バーコードや2次元コードなどのコードリーダ、NFC(Near field communication)リーダ、Wi−FiやBluetooth(登録商標)などの無線読取装置を用いてもよい。また、被読取装置として、バーコードや2次元コードなどのコードを印刷した記録媒体、コード等の情報を画面表示させたり、従事者IDを無線送信したりする機能を備えたスマートフォンやタブレットなどの携帯端末などを用いてもよい。
その他、上記第1および第2の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール親機
2 制御機
3 廊下灯
4 壁埋込形子機
5 ハンド形子機
6 表示装置
7 タグリーダ
10 タグ装置
11 読取情報受信部
12 患者所在判定部
13,13’ 表示指示部
14 指示送信部
15 役割判定部
101 患者情報記憶部
102 従事者情報記憶部
103,103’ 関連付け情報記憶部

Claims (2)

  1. 患者を特定可能な患者識別情報、上記患者のいる部屋を特定可能な部屋識別情報および上記患者が使用する機器を特定可能な機器識別情報を記憶する患者情報記憶部と、
    上記患者の上記患者識別情報と上記患者の担当または受け持ちの医療従事者を特定可能な従事者識別情報とを関連付けて記憶する関連付け情報記憶部と、
    上記患者のいる部屋に設置された読取装置において、上記医療従事者が携行する被読取装置に記憶されている従事者識別情報が読み取られた場合、当該読み取られた従事者識別情報および当該読み取りが行われた上記読取装置に付されている部屋識別情報をもとに、上記患者情報記憶部および上記関連付け情報記憶部を参照し、上記読取装置により読み取られた従事者識別情報で示される医療従事者を担当または受け持ちとする患者が、上記読取装置により読み取りが行われた部屋の患者であるか否かを判定する患者所在判定部と、
    上記患者所在判定部により、上記医療従事者を担当または受け持ちとする患者が当該部屋の患者であると判定された場合、当該判定された患者が使用する上記機器に対し、担当または受け持ちとして関連付けられた医療従事者であることを報知するための所定の表示を行うように指示する表示指示部とを備えたことを特徴とする関連医療従事者報知システム。
  2. 上記読取装置において上記従事者識別情報が読み取られた場合、当該読み取られた上記従事者識別情報をもとに上記関連付け情報記憶部を参照し、上記従事者識別情報で示される医療従事者が、当該従事者識別情報に関連付けられた患者識別情報で示される患者の担当または受け持ちの何れの役割であるかを判定する役割判定部を更に備え、
    上記表示指示部は、上記役割判定部により判定された役割に応じて異なる表示を行うように指示することを特徴とする請求項1に記載の関連医療従事者報知システム。
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