JP6415390B2 - アルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置 - Google Patents

アルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、燃料中のアルコール濃度推定を用いて最適なエンジン制御を行うエンジン制御装置に関する。
自動車用筒内噴射式ガソリンエンジンでは、噴射する燃料中に混入するアルコール濃度に依存して、空燃比が変化する。そのため、高効率にエンジンを制御し、燃費の向上を図るためには、燃料中のアルコール濃度を推定し、その値に応じて、エンジンを制御する仕組みが必要となる。
従来から行われている、ラムコン(空燃比(A/F)センサを使用した空燃比フィードバック制御)においても、燃料中のアルコール濃度を推定し、その値に応じて、各種のエンジン制御パラメータの補正が行われてきた。
燃料中のアルコール濃度の推定方法としては、アルコール濃度センサを用いて、燃料タンク内の燃料のアルコール濃度を検出する手法や、同じく、アルコール濃度センサを用いて、燃料吸気管を通る燃料内のアルコール濃度を検出する手法が公知となっている。
これらの推定方法を用いることによって、燃料中のアルコール濃度を推定し、その値に応じて、各種のエンジン制御パラメータの補正を行うことが可能となる。
しかしながら、アルコール濃度センサは、応答性や検出精度が低く、高効率にエンジンを制御し、燃費の向上を図る目的で用いるには、不向きであると考えられ、用いることができない。
このような課題に対する技術として、特許文献1に記載されたアルコール濃度推定手法がある。この手法では、燃料中のアルコール濃度が、燃料の供給により生ずる排気ガス中の湿度と一対一の関係で定まることを利用しており、吸気側と排気側の各々に湿度センサを用いている。
特開昭62−189333号公報
上記特許文献1に記載の技術は、排気ガス中の湿度から、吸入空気中の湿度を差し引くことによって、燃料の供給により生ずる排気ガス中の湿度を計算し、排気ガス中の湿度とアルコール体積割合の関係グラフから、燃料中のアルコール濃度を推定する技術である。
しかしながら、吸気側と排気側の各々に湿度センサを配置することは、湿度センサが2つ必要であり、コスト高となる。また、吸入空気がエンジン筒内にて、燃料ととともに燃焼し、排気ガスとして出力されるまでには、時間差が生じるはずであり、両者の湿度の差分をもって算出された、燃料の供給により生ずる排気ガス中の湿度は、厳密なものではない可能性がある。
そのため、単一の湿度センサにて測定した、正確な湿度情報を用いて、推定されるアルコール濃度の精度を向上させ、各種制御パラメータのより正確な補正を行う技術が必要であった。
本発明の目的は、低コストでありながら、高精度なアルコール濃度を推定可能なアルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置を実現することである。
上記の目的を達成するため、本発明は、以下のように構成される。
アルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置において、車両のエンジンに吸入される吸入空気の湿度を検知する吸気湿度センサと、上記車両のエンジンに吸入される上記吸入空気の温度及び質量を検知するエアフローセンサと、上記エンジンの排気の空燃比を検出する空燃比センサと、上記車両のエンジンを制御するエンジンコントロールユニットとを備える。
エンジンコントロールユニットは、上記空燃比センサがストイキオメトリーを検知したときにおける、上記吸気湿度センサが検知した上記吸入空気の湿度と上記エアフローセンサが検知した上記吸入空気の温度及び質量とに基づいて上記吸入空気の酸素質量を算出し、上記車両のエンジンの燃料噴射装置に供給される燃料噴射パルスの幅に基づいて上記エンジンに供給されるエタノール又はメタノールとガソリンとの混合燃料の質量を算出し、算出した上記燃料の質量と上記吸入空気の酸素質量とから酸素と燃料とのモル比を算出し、算出した上記モル比から上記燃料のエタノール濃度又はメタノール濃度を推定し、推定したエタノール濃度又はメタノール濃度に従って上記エンジンの制御パラメータを補正し、上記車両のエンジンを制御する。


本発明によれば、低コストでありながら、高精度なアルコール濃度を推定可能なアルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置を実現することができる。
本発明の実施例1における燃料中のアルコール濃度推定方法のフローチャートである。 本発明の実施例1〜3によるエンジン全体のシステム図である。 本発明の実施例1〜3によるエンジンの制御装置の構成を示すシステムブロック図である。 本発明の実施例1〜2による絶対湿度、相対湿度、空気温度の関係を示すグラフである。 本発明の実施例1〜3による酸素/燃料のモル比と、燃料中のエタノール濃度の関係を示すグラフである。 本発明の実施例1〜3による酸素/燃料のモル比と、燃料中のメタノール濃度の関係を示すグラフである。 本発明の実施例1〜3による燃料噴射パルス幅と燃料噴射量の関係グラフである。 本発明の実施例1〜3によるアルコール濃度推定値を用いた補正係数を使用するフローチャートである。 本発明の実施例2による燃料中のアルコール濃度推定方法のフローチャートである。 本発明の実施例3による燃料中のアルコール濃度推定方法のフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(実施例1)
本発明の実施例1においては、湿度センサを吸気側のみに配置し、その湿度情報から算出される酸素質量と、燃料噴射パルス幅からわかる、燃料の体積をもとに算出した燃料質量を用いて、燃料中のアルコール濃度を推定する。
本発明の実施例1の原理について説明する。
吸入空気中の酸素と、燃料中のガソリン及びエタノールが、エンジン筒内にて燃焼する際の、化学反応式は、rをモルベースのエタノール含有率とすると、次式(1)のように表現できる。
xO+(1−r)*C+(r)*COH→yHO+zCO・・・(1)
上記式(1)において、x、y、z、n、mは変数である。
上記酸素とガソリン及びエタノールが、過不足なく反応し、化学反応式(1)が成立する時は、完全燃焼時、すなわち、空燃比(A/F)センサ9にてストイキオメトリー(理論空燃比)を検知した時となる。
ストイキオメトリーを検知した時の、理想空燃比は燃料中の組成、すなわち、ガソリンとエタノールの比率に依存しており、ガソリンのみ、エタノールのみの理想空燃比は既知の値として、一般的に存在している。そのため、これらの値から、それぞれの理想的な酸素燃比を算出することが可能であり、上記の化学反応式(1)が成立することを考慮に入れた場合、酸素燃比と燃料中のエタノール濃度の関係は、燃料に含まれるのがガソリンのみの場合の酸素燃比を最大値、燃料に含まれるのがエタノールのみの場合の酸素燃比を最小値とする、直線グラフとして表現することができる。
このことより、酸素と燃料のモル比を求めるために、それぞれの質量を算出することができれば、上述の直線グラフより、燃料中のエタノール濃度を、推定できることになる。
また、吸入空気中の酸素と、燃料中のガソリン及びメタノールが、エンジン筒内にて燃焼する際の、化学反応式は、tをモルベースのメタノール含有率とすると、次式(2)のように表現できる。
xO+(1−t)*C+(t)*CHOH→yHO+zCO・・・(2)
この場合も、上記と同様の考え方に基づき、直線グラフにより、燃料中のメタノール濃度を、推定できることになる。
まず、酸素の質量を算出する方法を記載する。
空燃比(A/F)センサ9にて検知した、ストイキオメトリー状態において、吸気湿度センサ3によって検出される、吸入空気の相対湿度[%]と、吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1によって検出される、吸気温度[K]によって、吸入空気の絶対湿度[g/l]を算出する。
その一方で、空燃比(A/F)センサ9にて検知した、ストイキオメトリー状態において、吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1によって検出される、吸気温度[K]と、吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1によって検出される空気質量[g/s]によって、吸入空気の体積[l/s]を算出する。
上述の、吸入空気の絶対湿度[g/l]と体積[l/s]から、吸入空気の組成、すなわち、窒素、酸素、水の比率を求めることが可能となり、それ故、吸入空気の酸素質量[g/s]を算出することができる。
次に、燃料の質量[g/s]を算出する方法を示す。
燃料噴射量を制御する、燃料噴射パルス幅から、燃料の体積[mm]を算出することが可能である。
これに対して、既知の値である燃料の比重を掛け算することによって、燃料の質量[g/s]を算出することができる。
上記で算出した吸入空気の酸素質量[g/s]と燃料の質量[g/s]から、酸素と燃料の物質量(mol)を、それぞれ算出することが可能であり、それ故、酸素と燃料のモル比を求めることができ、直線グラフより、燃料中のエタノール濃度、もしくは、メタノール濃度を推定できる。
以下に、上記原理に基づいた本発明の実施例1について説明する。
図1は本発明の実施例1による、燃料中のアルコール濃度推定方法のフローチャート、図2は本発明の実施例1によるエンジン全体のシステム図、図3は本発明の実施例1によるエンジンの制御装置の構成を示すシステムブロック図である。
まず、図2、図3を参照して、本発明の実施例1によるエンジン全体のシステムと、エンジンの制御装置の構成とを説明する。
図2において、エンジン100は、火花点火式燃焼を実行する自動車用のガソリンエンジンである。エンジン100には、吸入空気質量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1と、吸気管圧力を調整する電子制御スロットル2と、吸気湿度を検出する吸気湿度センサ3と、酸素量を検出する吸気Oセンサ4と、大気圧を検出する吸気圧センサ7とが吸気管の適宜位置に備えられている。
ここで、吸気湿度センサ3は相対湿度及び絶対湿度が検出可能なセンサである。また、エンジン100には、各気筒のシリンダ14の中に燃料を噴射する燃料噴射装置(インジェクタ)13と、点火エネルギーを供給する点火プラグ16が備えられている。
また、筒内に流入、または筒内から排出するガスを調整する可変バルブ5が、シリンダヘッドに備えられている。可変バルブ5を調整することにより、全気筒の吸気量を調整する。また、図示していないが燃料噴射装置13に高圧燃料を供給するための高圧燃料ポンプが燃料配管によって燃料噴射装置13と接続されており、燃料配管中には、燃料噴射圧力を計測するための燃料圧力センサが備えられている。
さらに、排気を浄化する三元触媒10と、空燃比検出器の一態様であって、三元触媒10の上流側にて排気の空燃比を検出する空燃比(A/F)センサ9が排気管15の各々の適宜位置に配置されている。
エアフローセンサ1と吸気湿度センサ3と吸気O2センサ4と吸気圧センサ7と燃料レベルセンサ8と空燃比(A/F)センサ9とバッテリ電圧センサ17とから得られる信号は、エンジンコントロールユニット(ECU)20に送られる。また、アクセル開度センサ12から供給される信号がECU20に送られる。アクセル開度センサ12は、アクセルペダルの踏み込み量、すなわち、アクセル開度を検出する。ECU20は、アクセル開度センサ12の出力信号に基づいて、要求トルクを演算する。すなわち、アクセル開度センサ12は、エンジンへの要求トルクを検出する要求トルク検出センサとして用いられる。また、ECU20は、クランク角度センサの出力信号に基づいて、エンジンの回転速度を演算する。
ECU20は、上記各種センサの出力から得られるエンジンの運転状態に基づき、空気流量、燃料噴射量、点火時期、燃料圧力等のエンジンの主要な作動量を最適に演算する。
ECU20で演算された燃料噴射量は開弁パルス信号に変換され、インジェクタ13に送られる。また、ECU20で演算された点火時期で点火されるように、点火信号が点火プラグ16に送られる。また、ECU20で演算されたスロットル開度は、スロットル駆動信号として電子制御スロットル2に送られる。
吸気管から吸気バルブを経てシリンダ14内に流入した空気に対し、燃料が噴射され、混合気を形成する。混合気は所定の点火時期で点火プラグ16から発生される火花により爆発し、その燃焼圧によりピストンを押し下げてエンジンの駆動力となる。更に、爆発後の排気ガスは排気管15を経て、三元触媒10に送りこまれ、排気成分は三元触媒10内で浄化され、外部へと排出される。
図2において、符号6は吸気マニホールド、8は燃料レベルセンサ、17はバッテリ電圧センサである。燃料レベルセンサ8は、エンジンの燃料を蓄える燃料タンク内の燃料のレベルを検知する。
次に、図3において、エアフローセンサ1、吸気湿度センサ3、吸気O2センサ4、吸気圧センサ7、燃料レベルセンサ8、空燃比(A/F)センサ9、アクセル開度センサ12、バッテリ電圧センサ17の出力信号は、ECU20の入力回路20aに入力される。但し、入力信号はこれらだけに限られない。入力された各センサの入力信号は入出力ポート20b内の入力ポートに送られる。入力ポート20bに送られた値は、RAM20cに保管され、CPU20eで演算処理される。演算処理内容を記述した制御プログラムは、ROM20dに予め書き込まれている。また、ROM20dには、絶対湿度と相対湿度と空気温度との関係(図4)、酸素/燃料のモル比と燃料中のエタノール濃度との関係(図5)、酸素/燃料のモル比と燃料中のメタノール濃度との関係(図6)、燃料噴射量と燃料噴射パルス幅との関係(図7)が記憶されている。
制御プログラムに従って演算された各アクチュエータの作動量を示す値は、RAM20cに保管された後、入出力ポート20b内の出力ポートに送られ、各駆動回路を経て各アクチュエータに送られる。本発明の実施例1の場合は、駆動回路として、電子制御スロットル駆動回路20f、インジェクタ駆動回路20g、点火装置駆動回路20hがある。各回路は、それぞれ、電子制御スロットル2、燃料噴射装置(インジェクタ)13、点火プラグ16を制御する。本発明の実施例1においては、ECU20内に上記駆動回路を備えた装置であるが、これに限るものではなく、上記駆動回路のいずれかをECU20内に備えるものであってもよい。
次に、本発明の実施例1による燃料中のアルコール濃度推定方法について説明する。燃料中のアルコール濃度推定方法は、ECU20内のCPU20eが、入力回路20aに入力された入力と、ROM20dに格納された処理プログラム、燃料中のエタノール濃度と酸素/燃料のモル比との関係、燃料中のメタノール濃度と酸素/燃料のモル比との関係、燃料噴射パルス幅と燃料噴射量との関係に基づいて実行する。
図1のステップS101において、空燃比(A/F)センサ9にて、ストイキオメトリーを検知後、ステップS102において、後述する燃料噴射パルス幅と燃料噴射量との関係グラフ(図7)を用いて、燃料噴射装置13に指令した燃料噴射パルス幅から、燃料の体積[mm]を算出し、これをステップS103にて、燃料の比重と掛け算することによって、燃料の質量[g/s]を算出する。
また、それと同時に、ステップS104において、吸気湿度センサ3によって、検知された相対湿度「%」と、ステップS105において、吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1によって、検知された空気温度[K]と、ステップS106において、吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1によって、検知された空気質量[g/s]を用いて、ステップS109の吸入空気中の酸素質量[g/s]を算出する。
次に、ステップS109の吸入空気中の酸素質量[g/s]を算出するまでのフローについて、説明する。
ステップS107において、吸入空気の絶対湿度[g/l]を算出するために、ステップS104において、吸気湿度センサ3によって、検知された相対湿度「%」と、ステップS105において、吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1によって、検知された空気温度[K]とを用いる。算出には、後述する、絶対湿度、相対湿度、空気温度の関係グラフ図4(湿り空気線図)を使用する。図4では、大気圧101.325kPa(海水面)を条件としているが、より正確な値を算出するため、吸気圧センサ7にて検知された大気圧の値を考慮に入れる必要がある。
相対湿度「%」は、その空気が最大含むことのできる水分量に対する割合を示す指標であるが、ステップS109において、吸入空気の組成を推定するためには、具体的な水分量の数値が必要であり、それ故、吸入空気の絶対湿度[g/l]を算出する、このステップが必要となる。
また、ステップS108において、吸入空気の体積[l/s]を算出するために、ステップS105にて、吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1によって、検知された空気温度[K]と、ステップS106にて、吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1によって、検知された空気質量[g/s]とを用いる。算出には、以下の気体の状態方程式(3)を使用する。ここで、圧力Pは、吸気圧センサ7にて検知された大気圧の値を用いる。
PV=nRT=(w/M)RT→V=((w/M)RT)/P・・・(3)
ただし、上記式(3)において、Pは圧力、Vは体積、Rは気体定数、Tは温度、wは気体の質量、Mは気体のモル質量(分子量)、nは気体の物質量(モル数)である。
ステップS109において、吸入空気中の組成を推定し、酸素質量[g/s]を算出するために、ステップS107において算出された、吸入空気の絶対湿度[g/l]と、ステップS108において算出された、吸入空気の体積[l/s]を用いる。これらの情報により、空気中の水分量を算出することが可能であり、また、一般に空気中の窒素と酸素の比率は、既知であるため、吸入空気の組成、すなわち、窒素、酸素、水の比率を求めることが可能であり、それ故、吸入空気の酸素質量[g/s]を算出することができる。
ステップS110において、酸素/燃料のモル比を算出するために、ステップS103において算出された、燃料の質量[g/s]と、ステップS109において算出された、酸素質量[g/s]を用いる。上記で算出した各質量から、酸素と燃料の物質量(モル数)を算出することが可能であり、それ故、酸素/燃料のモル比を求めることができる。
ステップS111において、燃料中のアルコール濃度を推定するために、ステップS110において算出された、酸素/燃料のモル比を用いる。推定には、後述する図5に示される、酸素/燃料のモル比と燃料中のエタノール濃度の関係グラフ図、または、後述する図6に示される、酸素/燃料のモル比と燃料中のメタノール濃度の関係グラフ図を使用する。
ステップS112において、各種制御パラメータのより正確な補正を行うために、ステップS111で推定された、燃料中のアルコール濃度を用いる。
図4は、絶対湿度、相対湿度、空気温度の関係グラフ図(湿り空気線図)であり、図1のステップS107において、ステップS104で吸気湿度センサ3により検知された相対湿度「%」と、ステップS105で吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1により検知された空気温度[K]とを用いて、吸入空気の絶対湿度[g/l]を算出するために使用されるものである。
図5は、酸素/燃料のモル比と燃料中のエタノール濃度との関係を示すグラフであり、図1のステップS111において、ステップS110で算出された、酸素/燃料のモル比を用いて、燃料中のアルコール濃度を推定するために用いられる。
ストイキオメトリーを検知した時の理想空燃比は、燃料中の組成、すなわち、ガソリンとエタノールとの比率に依存しており、ガソリンのみ、エタノールのみの理想空燃比は既知の値として、一般的に存在している。
そのため、これらの値から、それぞれの理想酸素燃比を算出することが可能であり、酸素燃比と燃料中のエタノール濃度の関係は、ガソリンのみの酸素燃比を最大値、エタノールのみの酸素燃比を最小値とする、直線グラフとして表現することができる。
図6は、酸素/燃料のモル比と燃料中のメタノール濃度との関係を示すグラフであり、図1のステップS111において、ステップS110で算出された、酸素/燃料のモル比を用いて、燃料中のアルコール濃度を推定するために用いられる。
ストイキオメトリーを検知した時の理想空燃比は、燃料中の組成、すなわち、ガソリンとメタノールの比率に依存しており、ガソリンのみ、メタノールのみの理想空燃比は既知の値として、一般的に存在している。
そのため、これらの値から、それぞれの理想的な酸素燃比を算出することが可能であり、酸素燃比と燃料中のメタノール濃度の関係は、ガソリンのみの酸素燃比を最大値、メタノールのみの酸素燃比を最小値とする、直線グラフとして表現することができる。
図7は、燃料噴射パルス幅と燃料噴射量の関係を示すグラフであり、図1のステップS102において、燃料噴射パルス幅から、燃料の体積[mm]を算出する際に、用いられるものである。流量は、燃料噴射装置(インジェクタ)13の開弁パルス幅で決定され、図7では燃料噴射パルス幅と燃料噴射量の直線性を示している。パルス幅が小さい領域ではインジェクタ13のバルブ(ニードル)が開ききらないため、噴射量は安定せず、直線性も大きくずれている。
燃料噴射パルス幅が1.5msecから9.0msecまでは安定した流量特性となっている。燃料噴射パルス幅が9.0msec以上ではインジェクタ13のバルブが完全に閉じず、燃料噴射量が増大する。通常、パルス幅が1.5msec以下の小噴射域と、9.5msec以上の大噴射域の直線性が確保できない領域は使用しない。
図8は、本発明の実施例1におけるアルコール濃度推定値を用いた補正係数を使用するフローチャートであり、アルコール濃度推定値を用いた補正係数を使用する条件を示したものである。図8に示した動作は、ECU20のCPU20eにより実行される。
図8のステップS801において、イグニッションONを検知後、ステップS802にて、イグニッションOFF期間に燃料供給が行われたか否かを判断する。前回のイグニッションOFFの直前に、燃料レベルセンサ8にて、検知された燃料レベルをECU20内のROM(メモリ)20dに保持(格納)しておき、これと、今回のイグニッションON時に検知された燃料レベルを比較し、その値が増加していた場合には、燃料供給が行われたと判断できる。また、前回の燃料レベルが保持されていない場合、例えば、今回がその車両にとって初回のイグニッションONである場合にも、燃料レベルの比較結果に依らず、燃料供給が行われたと判断する。
ステップS802の結果、燃料供給が行われたと判断した場合には、ステップS803にて、アルコール濃度推定値を用いた補正係数を更新し、燃料供給が行われたと判断しなかった場合には、ステップS804にて、学習制御補正係数を更新する。その後、選択されたいずれかの補正係数を用いて、ステップS805にて、燃料噴射量の調整、点火タイミングの調整、吸入空気量の調整を行う。このことにより、2つの関連性のない補正係数の干渉を避け、より正確な調整を行うことが可能となる。
以上のように、本発明の実施例1は、吸気湿度センサ3が検知した相対湿度と、エアフローセンサ1が検知した空気温度とを用いて吸入空気の絶対湿度を算出し、エアフローセンサ1が検知した空気温度及び空気質量から吸入空気の体積を算出し、上記算出した吸入空気の絶対湿度と体積とから吸入空気中の酸素質量を算出する。一方、燃料噴射パルス幅から燃料の体積を算出し、算出した燃料の体積から燃料の質量を算出する。
そして、算出した吸入空気中の酸素質量と燃料の質量とから酸素/燃料のモル比を算出し、酸素/燃料のモル比と燃料中のアルコール濃度との関係から、燃料中のアルコール濃度を推定し、推定したアルコール濃度に従って各種のエンジン制御パラメータを補正するように構成されている。
したがって、本発明の実施例1によれば、単一の湿度センサにて測定した、正確な湿度情報を用いて、推定されるアルコール濃度の精度を向上させ、各種制御パラメータのより正確な補正を行うことができ、低コストでありながら、高精度なアルコール濃度を推定可能なアルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置を実現することができる。
(実施例2)
次に本発明の実施例2について説明する。なお、エンジン全体のシステム、エンジンの制御装置の構成、酸素/燃料のモル比と燃料中のエタノール濃度の関係、酸素/燃料のモル比と燃料中のメタノール濃度の関係、燃料噴射パルス幅と燃料噴射量の関係、アルコール濃度推定値を用いた補正係数の使用するフローについては、実施例1と同様であるので、図示及び詳細な説明は省略する。
図9は、本発明の実施例2による燃料中のアルコール濃度推定方法のフローチャートである。
本発明の実施例1と実施例2との相違点は、図1のステップS104に示す吸気湿度センサ3にて検知された相対湿度[%]を用いる代わりに、図9のステップS913に示す吸気湿度センサ3にて検知された絶対湿度[g/l]を用いることである。
一般に、湿度センサには、相対湿度のみ検出可能なものと、相対湿度と絶対湿度を検出可能なものがある。これは、用途に応じて、どのタイプの湿度センサを用いるかが決定される。例えば、燃料噴射について、流入空気量の制御に使用する場合は、相対湿度と絶対湿度とを検出可能な湿度センサが使用される。
上述した実施例1は、相対湿度のみ検出する湿度センサが使用される場合に、より適した例である。
これに対して、実施例2は、絶対湿度を検出可能な湿度センサを使用する場合の例である。
このため、実施例2においては、図1のステップS107にて、ステップS104で吸気湿度センサ3によって検知された相対湿度「%」と、ステップS105で吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ1によって検知された空気温度[K]を基に絶対湿度[g/l]を算出する演算のステップが省略される。
本発明の実施例2は、より少ないステップ数で応答性良く、アルコール濃度推定値を用いた補正係数を算出することができるようになる。
図1に示したステップS101〜S103、S105、S106、S108〜S112は、図9に示したステップS901〜S903、S905、S906、S908〜S912と同様な内容であり、図1のステップS104、S107に代えて、吸気湿度センサ3により絶対湿度を検知するステップS913が図9に示されている。
本発明の実施例2においては、実施例1と同様に、図9のステップS909において、吸入空気中の組成を推定し、酸素質量[g/s]を算出するために、ステップS913で算出された、吸入空気の絶対湿度[g/l]と、ステップS908で算出された、吸入空気の体積[l/s]を用いる。これらの情報により、空気中の水分量を算出することが可能であり、また、一般に空気中の窒素と酸素の比率は、既知であるため、吸入空気の組成、すなわち、窒素、酸素、水の比率を求めることが可能であり、それ故、吸入空気の酸素質量[g/s]を算出することができる。
その後、ステップS911において、燃料中のアルコール濃度を推定するために、ステップS910で算出された、酸素/燃料のモル比を用いる。推定には、図5に示される、酸素/燃料のモル比と燃料中のエタノール濃度の関係を示すグラフ、または、図6に示される、酸素/燃料のモル比と燃料中のメタノール濃度の関係を示すグラフが使用される。
本発明の実施例2においても、実施例1と同様な効果を得ることができ、より少ないステップ数で応答性良く、アルコール濃度推定値を用いた補正係数を算出することができるようになる。
(実施例3)
次に、本発明の実施例3について説明する。なお、エンジン全体のシステム、エンジンの制御装置の構成、酸素/燃料のモル比と燃料中のエタノール濃度の関係、酸素/燃料のモル比と燃料中のメタノール濃度の関係、燃料噴射パルス幅と燃料噴射量の関係、アルコール濃度推定値を用いた補正係数の使用するフローについては、実施例1と同様であるので、図示及び詳細な説明は省略する。
図10は、本発明の実施例3による燃料中のアルコール濃度推定方法のフローチャートである。
本発明の実施例1と実施例3の相違点は、図1のステップS104に示す吸気湿度センサ3にて検知された相対湿度[%]を用いる代わりに、図10のステップS1014に示す吸気Oセンサ4により算出された酸素質量[g/s]を用いることである。エンジン制御用に高精度の吸気Oセンサ4が使用されている場合は、吸気Oセンサ4により、酸素質量の算出が可能である。
吸気Oセンサ4により、酸素質量を算出することにより、図1のステップS104、ステップS105、ステップS106、ステップS107、ステップS108、ステップS109の各ステップが省略され、より少ないステップ数で応答性良く、アルコール濃度推定値を用いた補正係数を算出することができるようになる。
図1に示したステップS101〜S103、S110〜S112は、図10に示したステップS1001〜S1003、S1010〜S1012と同様な内容であり、図1のステップS104〜S109に代えて、吸気Oセンサ4により酸素質量を算出するステップS1014が図10に示されている。
本発明の実施例3においては、本発明の実施例1と同様に、図10の、ステップS1011において、燃料中のアルコール濃度を推定するために、ステップS1010で算出された、酸素/燃料のモル比を用いる。推定には、図5に示される、酸素/燃料のモル比と燃料中のエタノール濃度の関係を示すグラフ、または、図6に示される、酸素/燃料のモル比と燃料中のメタノール濃度の関係を示すグラフを使用する。
本発明の実施例3においても、実施例1と同様な効果を得ることができ、より少ないステップ数で応答性良く、アルコール濃度推定値を用いた補正係数を算出することができるようになる。
なお、本発明は上記した実施例1〜3に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例1〜3は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。
また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
1・・・吸入空気量及び吸気温度を計測するエアフローセンサ、2・・・電子制御スロットル、3・・・吸気湿度センサ、4・・・吸気Oセンサ、5・・・可変バルブ、6・・・吸気マニホールド、7・・・吸気圧センサ、8・・・燃料レベルセンサ、9・・・空燃比(A/F)センサ、10・・・三元触媒、12・・・アクセル開度センサ、13・・・燃料噴射装置(インジェクタ)、14・・・シリンダ、15・・・排気管、16・・・点火プラグ、17・・・バッテリ電圧センサ、20・・・ECU、20a・・・入力回路、20b・・・入出力ポート、20c・・・RAM、20d・・・ROM、20e・・・CPU、20f・・・電子制御スロットル駆動回路、20g・・・インジェクタ駆動回路、20h・・・点火装置駆動回路、100・・・エンジン

Claims (4)

  1. 車両のエンジンに吸入される吸入空気の湿度を検知する吸気湿度センサと、
    上記車両のエンジンに吸入される上記吸入空気の温度及び質量を検知するエアフローセンサと、
    上記エンジンの排気の空燃比を検出する空燃比センサと、
    上記空燃比センサがストイキオメトリーを検知したときにおける、上記吸気湿度センサが検知した上記吸入空気の湿度と上記エアフローセンサが検知した上記吸入空気の温度及び質量とに基づいて上記吸入空気の酸素質量を算出し、上記車両のエンジンの燃料噴射装置に供給される燃料噴射パルスの幅に基づいて上記エンジンに供給されるエタノール又はメタノールとガソリンとの混合燃料の質量を算出し、算出した上記燃料の質量と上記吸入空気の酸素質量とから酸素と燃料とのモル比を算出し、算出した上記モル比から上記燃料のエタノール濃度又はメタノール濃度を推定し、推定したエタノール濃度又はメタノール濃度に従って上記エンジンの制御パラメータを補正し、上記車両のエンジンを制御するエンジンコントロールユニットと、
    を備えることを特徴とするアルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置。
  2. 請求項1に記載のアルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置において
    記吸気湿度センサは、相対湿度センサ又は絶対湿度センサであり、上記エンジンコントロールユニットは、上記空燃比センサがストイキオメトリーを検知したときにおける、上記吸気湿度センサが検知した吸入空気の湿度と、上記エアフローセンサが検知した上記吸入空気の温度及び質量とに基づいて上記吸入空気の酸素質量を算出することを特徴とするアルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置。
  3. 請求項2に記載のアルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置において、
    上記エンジンコントロールユニットは、推定した燃料中のエタノール濃度又はメタノール濃度に従って、上記燃料噴射装置の燃料噴射量の調整と、上記エンジンの点火タイミングの調整と、上記エンジンへの吸入空気量の調整とを行うことを特徴とするアルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置。
  4. 請求項3に記載のアルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置において、
    上記エンジンの燃料を蓄える燃料タンク内の燃料のレベルを検知する燃料レベルセンサと、上記エンジンの制御パラメータを補正する補正係数を格納するメモリを備え、上記エンジンコントロールユニットは、上記燃料レベルセンサにより検知された燃料のレベルに従って、上記燃料タンクに燃料が供給されたと判断した場合には、上記メモリに記憶された格納された上記補正係数を更新することを特徴とするアルコール・ガソリン混合燃料のエンジン制御装置。
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