JP6415379B2 - エスカレータの踏段装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の踏段が循環移動するエスカレータの踏段装置に関する。
従来、下階側端部に角部が形成される踏板を有する複数の踏段を備え、踏段が主枠の傾斜部にある場合に、隣り合う一対の踏段のそれぞれの踏板が高さ方向にずれて配置され、踏段が主枠の上階側水平部または下階側水平部にある場合に、隣り合う一対の踏段のそれぞれの踏板が同一平面上に配置されるエスカレータの踏段装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−155573号公報
しかしながら、踏板の下階側端部に角部が形成されているので、隣り合う一対の踏段のそれぞれが傾斜部にある場合に、それぞれの踏段の踏板が高さ方向にずれて配置されて踏板の角部が露出し、利用者が転倒すると踏板の角部に接触してしまう恐れがある。一方、踏板の角部が露出することを防止するために踏板の下階側端部に円弧部を形成すると、隣り合う一対の踏段のそれぞれが上階側水平部または下階側水平部にある場合に、それぞれの踏段の踏板が同一平面上に配置され、それぞれの踏段の踏板の間に凹部が形成されるので、利用者の足または衣服等の異物が凹部に進入すると、その異物がランディングプレートと踏段との間に挟まれてしまう恐れがあるという問題点があった。
この発明は、踏板の下階側端部に円弧部を形成するとともに、隣り合う一対の踏段のそれぞれが上階側水平部または下階側水平部にある場合にそれぞれの踏段の踏板の間に形成される凹部を塞ぐことができるエスカレータの踏段装置を提供するものである。
この発明に係るエスカレータの踏段装置は、上階側水平部、傾斜部および下階側水平部を有する主枠に設けられ、上階側水平部、傾斜部および下階側水平部を循環移動する複数の踏段を備え、踏段における踏板の下階側端部には、円弧部が形成されるエスカレータの踏段装置であって、隣り合う一対の踏段の中の上階側踏段に設けられ、上階側踏段および隣り合う一対の踏段の中で上階側踏段の下階側に隣り合う踏段である下階側踏段が上階側水平部または下階側水平部にある場合に上階側踏段と下階側踏段との間に形成される凹部に配置される閉塞位置と上階側踏段の内側に配置される収納位置との間で変位する閉塞部と、閉塞部を変位させる変位装置とを備え、変位装置は、上階側踏段および下階側踏段が上階側水平部または下階側水平部にある場合に閉塞部の位置を閉塞位置にし、上階側踏段および下階側踏段が傾斜部にある場合に閉塞部の位置を収納位置にする。
この発明に係るエスカレータの踏段装置によれば、隣り合う一対の踏段の中の上階側踏段に設けられ、上階側踏段および隣り合う一対の踏段の中で上階側踏段の下階側に隣り合う踏段である下階側踏段が上階側水平部または下階側水平部にある場合に上階側踏段と下階側踏段との間に形成される凹部に配置される閉塞位置と上階側踏段の内側に配置される収納位置との間で変位する閉塞部と、閉塞部を変位させる変位装置とを備え、変位装置は、上階側踏段および下階側踏段が上階側水平部または下階側水平部にある場合に閉塞部の位置を閉塞位置にし、上階側踏段および下階側踏段が傾斜部にある場合に閉塞部の位置を収納位置にするので、隣り合う一対の踏段のそれぞれが傾斜部にある場合に、踏板の下階側端部に角部が形成されず、隣り合う一対の踏段のそれぞれが上階側水平部または下階側水平部にある場合にそれぞれの踏段の踏板の間に形成される凹部が塞がれる。その結果、踏板の下階側端部に円弧部を形成するとともに、隣り合う一対の踏段のそれぞれが上階側水平部または下階側水平部にある場合にそれぞれの踏段の踏板の間に形成される凹部を塞ぐことができる。
この発明の実施の形態1に係るエスカレータを示す構成図である。 図1の踏段を示す拡大図である。 図1の踏段を下階側から視た背面図である。 図1の上階側踏段および下階側踏段が上階側水平部にある場合のエスカレータを示す拡大図である。 図3の閉塞装置を示す正面図である。 図4の上階側踏段および下階側踏段が移動経路における反転部分にある状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係るエスカレータの要部を示す構成図である。 図7の閉塞部が閉塞位置にある場合の上階側踏段および下階側踏段を示す正面図である。 この発明の実施の形態3に係るエスカレータの要部を示す構成図である。 図9の踏段が傾斜部にある場合のエスカレータを示す正面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータを示す構成図である。図において、エスカレータは、上階側階床100と下階側階床101とに渡って設けられ、上階側水平部11、傾斜部12および下階側水平部13を有する主枠1と、主枠1に設けられ、上階側水平部11、傾斜部12および下階側水平部13を循環移動する複数の踏段2と、複数の踏段2を連結する踏段チェーン3とを備えている。図1では、複数の踏段2の中で移動経路の往路側部分に位置する踏段2のみを示しているが、複数の踏段2は、移動経路の帰路側部分および反転部分にも配置されている。
この例では、隣り合う一対の踏段2の中で上階側に位置する踏段2を上階側踏段2Aとし、隣り合う一対の踏段2の中で上階側踏段2Aの下階側に隣り合う踏段2を下階側踏段2Bとする。
図2は図1の踏段2を示す拡大図、図3は図1の踏段2を下階側から視た背面図、図4は図1の上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11にある場合のエスカレータを示す拡大図である。踏段2は、利用者が乗る踏板21と、踏板21に固定されたライザ22とを有している。踏板21は、踏段2が移動経路における往路側部分に位置する場合に、上面が水平面と一致するように配置される。ライザ22は、踏段2が移動経路における往路側部分に位置する場合に、踏板21の下階側端部から下方に延びるように配置される。この例で、踏板21の下階側端部とは、踏段2が移動経路における往路側部分に位置する場合であって上方から踏段2を視た場合に、踏板21における下階側階床101側の端部となる部分である。
踏板21の下階側端部には、円弧部211が形成されている。上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11または下階側水平部13にある場合に、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bの間には、凹部212が形成される。
踏板21の下階側端部およびライザ22には、高さ方向に延びた第1溝23が形成されている。第1溝23は、踏板21の下階側端部からライザ22まで連続して形成されている。ライザ22に形成された第1溝23の部分は、ライザ22における高さ方向全域に渡って形成されている。第1溝23は、踏段2の幅方向両端部のそれぞれに形成されている。
また、踏板21の下階側端部およびライザ22には、高さ方向に延びた第2溝24が形成されている。第2溝24は、踏板21の下階側端部からライザ22まで連続して形成されている。ライザ22に形成された第2溝24の部分は、ライザ22の上部にのみ形成されている。第2溝24は、一対の第1溝23の間に形成されている。複数の第2溝24が幅方向に並べて形成されている。
また、エスカレータは、踏段2に設けられる閉塞装置4と、閉塞装置4を変位させる変位装置5Aとを有している。
図5は図3の閉塞装置4を示す正面図である。閉塞装置4は、踏段2の幅方向に並べられた複数の閉塞部41と、それぞれの閉塞部41に連結された回動軸42とを有している。それぞれの閉塞部41は、回動軸42が回動することによって、同時に回動する。また、それぞれの閉塞部41は、凹部212に配置される閉塞位置と、踏段2の内側に配置される収納位置との間で変位する。
図2、図3および図4に示すように、それぞれの閉塞部41は、第1溝23または第2溝24を通って、閉塞位置と収納位置との間で変位する。
変位装置5Aは、上階側踏段2Aに設けられ閉塞部41の位置が収納位置となるように閉塞部41を付勢する引張ばね(弾性部材)51と、下階側踏段2Bに設けられ、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11または下階側水平部13にある場合に引張ばね241の付勢力に逆らって閉塞部41を持ち上げて閉塞部41の位置を閉塞位置にする連動腕52とを有している。
連動腕52は、下階側踏段2Bにおける幅方向両端部のそれぞれに配置されている。それぞれの連動腕52は、第1溝23に挿入されている。また、それぞれの連動腕52は、複数の閉塞部41における幅方向両端部のそれぞれに配置された一対の閉塞部41の下方に配置されている。
図6は図4の上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが移動経路における反転部分にある状態を示す正面図である。連動腕52は、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11および下階側水平部13にある場合に閉塞部41の位置を閉塞位置にする支持位置と、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが移動経路における反転部分にある場合に閉塞部41に接触する部分521が支持位置にある連動腕52における閉塞部41と接触する部分521よりも反転中心部側に位置する傾倒位置との間で変位する。
変位装置5Aは、踏板21と連動腕52とに渡って設けられた連動腕維持部材53をさらに有している。連動腕維持部材53は、ばねを有している。連動腕維持部材53は、ばねの弾性力を用いて、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11および下階側水平部13にある場合に連動腕52の位置を支持位置にする。また、連動腕維持部材53は、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが移動経路における反転部分にある場合に、上階側踏段2Aが下階側踏段2Bよりも下方に移動することにともなって、連動腕52の位置を傾倒位置にする。これにより、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが移動経路における帰路側部分から往路側部分に戻った場合に、連動腕52が閉塞部41よりも下方に配置される。連動腕維持部材53の弾性力は、引張ばね51の付勢力よりも大きくなっている。したがって、連動腕52は、引張ばね51の付勢力に逆らって閉塞部41の位置を閉塞位置にすることができる。なお、閉塞位置にある閉塞部41が利用者に踏まれる等の強い力が上方から加えられた場合には、連動腕52は、連動腕維持部材53の弾性力に逆らって、支持位置から傾倒位置に向かって変位する。これにより、閉塞部41に加えられる衝撃を緩和することができる。
また、エスカレータは、閉塞部41が利用者によって踏まれていることを検出する検出部(図示せず)と、検出部の検出結果に基づいて警報する警報装置(図示せず)をさらに備えている。これにより、利用者が閉塞部41を踏んでいる場合に、利用者に注意を喚起させることができる。
また、エスカレータは、閉塞部41の内部に設けられた照明装置(図示せず)をさらに備えている。これにより、閉塞部41に対する注意を利用者に喚起させることができる。
なお、エスカレータは、閉塞部41と踏板21との間の隙間に設けられるローラをさらに備えてもよい。これにより、閉塞部41と踏板21との間に異物が挟まれることを抑制することができる。
エスカレータの踏段装置は、踏段2、閉塞装置4、変位装置5A、閉塞部41が利用者によって踏まれていることを検出する検出部、警報装置および照明装置から構成されている。
次に、エスカレータの動作について説明する。上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが傾斜部12に位置する場合には、踏板21の下階側端部に円弧部211が形成されており、閉塞部41の位置が引張ばね51の付勢力によって収納位置になるので、円弧部211が露出される。
一方、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11および下階側水平部13に位置する場合には、下階側踏段2Bの連動腕52が引張ばね241の付勢力に逆らって上階側踏段2Aに設けられた閉塞部41を収納位置から閉塞位置に変位させる。これにより、凹部212に閉塞部41が配置され、凹部212が塞がれる。
上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが移動経路における反転部分に位置する場合には、連動腕52が閉塞部41を支持した状態で支持位置から傾倒位置に変位する。これにより、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが帰路側部分から往路側部分に戻った場合に、連動腕52が閉塞部41よりも下方に配置される。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエスカレータの踏段装置によれば、上階側踏段2Aに設けられ、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11および下階側水平部13にある場合に上階側踏段2Aと下階側踏段2Bとの間に形成される凹部212に配置される閉塞位置と上階側踏段2Aの内側に配置される収納位置との間で変位する閉塞部41と、閉塞部41を変位させる変位装置5Aとを備え、変位装置5Aは、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11および下階側水平部13にある場合に閉塞部41の位置を閉塞位置にし、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが傾斜部12にある場合に閉塞部41の位置を収納位置にするので、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが傾斜部12にある場合に、上階側踏段2Aの踏板21の下階側端部に角部が形成されず、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11または下階側水平部13にある場合に上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bのそれぞれの踏板21の間に形成される凹部212が塞がれる。その結果、上階側踏段2Aの踏板21の下階側端部に円弧部211を形成するとともに、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11または下階側水平部13にある場合に上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bの踏板21の間に形成される凹部212を塞ぐことができる。
また、このエスカレータの踏段装置は、変位装置5Aが、上階側踏段2Aに設けられ閉塞部41の位置が収納位置となるように閉塞部41を付勢する引張ばね51と、下階側踏段2Bに設けられ、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11または下階側水平部13に位置する場合に引張ばね51の付勢力に逆らって閉塞部41を持ち上げて閉塞部41の位置を閉塞位置にする連動腕52とを有しているので、踏段2に変位装置5Aを取り付けることができる。
また、連動腕52は、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11および下階側水平部13にある場合に閉塞部41の位置を閉塞位置にする支持位置と、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが移動経路における反転部分にある場合に閉塞部41に接触する部分521が支持位置にある連動腕52の部分521よりも反転中心部側に位置する傾倒位置との間で変位するので、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが帰路側部分から往路側部分に移動した場合に、連動腕52が閉塞部41の下方に配置される。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2に係るエスカレータの要部を示す構成図である。変位装置5Bは、一端部541が閉塞部41に回動可能に接続された第1回動軸54と、一端部551が第1回動軸54の他端部542に回動可能に接続された第2回動軸55とを有している。第2回動軸55の他端部552は、下階側踏段2Bの踏板21の上階側端部に回動可能に接続されている。第1回動軸54は、閉塞部41における回動軸から離れた部分であって、回動軸よりも、閉塞部41における凹部212内に配置される部分に近い部分に接続されている。
上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが傾斜部12にある場合に、変位装置5Bは、閉塞部41の位置を収納位置にする。
図8は図7の閉塞部41が閉塞位置にある場合の上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bを示す正面図である。上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11および下階側水平部13にある場合に、第1回動軸54および第2回動軸55が折りたたまれる。このとき、閉塞部41は、収納位置から閉塞位置に変位する。上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが移動経路における反転部分にある場合には、上階側踏段2Aと下階側踏段2Bとの間の距離の変化に対応して、第1回動軸54および第2回動軸55が回動する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。なお、第2回動軸55の他端部552と下階側踏段2Bの踏板21との間には、実施の形態1に記載の連動腕維持部材53のようなばねを備えてもよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るエスカレータの踏段装置によれば、上階側踏段2Aの踏板21の下階側端部に円弧部211を形成するとともに、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11または下階側水平部13にある場合に上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bの踏板21の間に形成される凹部212を塞ぐことができる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3に係るエスカレータの要部を示す構成図、図10は図9の踏段2が傾斜部にある場合のエスカレータを示す正面図である。変位装置5Cは、上階側水平部11、傾斜部12および下階側水平部13に設けられる案内レール56と、閉塞部41に設けられ、案内レール56に案内される作動部材57とを有している。作動部材57は、一端部が閉塞部41に回動可能に接続された回動軸571と、回動軸571の他端部に設けられ、案内レール56を転動するローラ572とを有している。案内レール56は、踏段2が上階側水平部11および下階側水平部13にある場合に閉塞部41が閉塞位置になるように作動部材57を案内する。また、案内レール56は、踏段2が傾斜部12にある場合に閉塞部41が収納位置になるように作動部材57を案内する。その他の構成は、実施の形態1と同様である。なお、図9および図10には、隣り合う踏段2の中で上階側踏段2Aのみを示している。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係るエスカレータの踏段装置によれば、変位装置5Cは、上階側水平部11および下階側水平部13に設けられる案内レール56と、閉塞部41に設けられ、案内レール56に案内される作動部材57とを有し、案内レール56は、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11および下階側水平部13にある場合に閉塞部41が閉塞位置になるように作動部材57を案内するので、踏段2の踏板21の下階側端部に円弧部211を形成するとともに、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11または下階側水平部13にある場合に上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bの踏板21の間に形成される凹部212を塞ぐことができる。
なお、上記実施の形態3では、案内レール56が上階側水平部11、傾斜部12および下階側水平部13に設けられる構成について説明したが、案内レール56が上階側水平部11および下階側水平部13に設けられる構成、または、案内レール56が上階側水平部もしくは下階側水平部13に設けられる構成であってもよい。
また、各上記実施の形態では、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11および下階側水平部13の何れにある場合であっても、閉塞部41が凹部212を塞ぐ構成について説明したが、上階側踏段2Aおよび下階側踏段2Bが上階側水平部11および下階側水平部13の何れか一方にある場合に、閉塞部41が凹部212を塞ぐ構成であってもよい。
1 主枠、2 踏段、2A 上階側踏段、2B 下階側踏段、3 踏段チェーン、4 閉塞装置、5A、5B、5C 変位装置、11 上階側水平部、12 傾斜部、13 下階側水平部、21 踏板、22 ライザ、23 第1溝、24 第2溝、41 閉塞部、42 回動軸、51 引張ばね(弾性部材)、52 連動腕、53 連動腕維持部材、54 第1回動軸、55 第2回動軸、56 案内レール、57 作動部材、100 上階側階床、101 下階側階床、211 円弧部、212 凹部、521 部分、541 一端部、542 他端部、551 一端部、552 他端部、571 回動軸、572 ローラ。

Claims (4)

  1. 上階側水平部、傾斜部および下階側水平部を有する主枠に設けられ、前記上階側水平部、前記傾斜部および前記下階側水平部を循環移動する複数の踏段を備え、前記踏段における踏板の下階側端部には、円弧部が形成されるエスカレータの踏段装置であって、
    隣り合う一対の前記踏段の中の上階側踏段に設けられ、前記上階側踏段および隣り合う一対の前記踏段の中で前記上階側踏段の下階側に隣り合う前記踏段である下階側踏段が前記上階側水平部または前記下階側水平部にある場合に前記上階側踏段と前記下階側踏段との間に形成される凹部に配置される閉塞位置と前記上階側踏段の内側に配置される収納位置との間で変位する閉塞部と、
    前記閉塞部を変位させる変位装置とを備え、
    前記変位装置は、前記上階側踏段および前記下階側踏段が前記上階側水平部または前記下階側水平部にある場合に前記閉塞部の位置を前記閉塞位置にし、前記上階側踏段および前記下階側踏段が前記傾斜部にある場合に前記閉塞部の位置を前記収納位置にすることを特徴とするエスカレータの踏段装置。
  2. 前記変位装置は、前記上階側踏段に設けられ前記閉塞部の位置が前記収納位置となるように前記閉塞部を付勢する弾性部材と、前記下階側踏段に設けられ、前記上階側踏段および前記下階側踏段が前記上階側水平部または前記下階側水平部にある場合に前記弾性部材の付勢力に逆らって前記閉塞部を持ち上げて前記閉塞部の位置を前記閉塞位置にする連動腕とを有していることを特徴とする請求項1に記載のエスカレータの踏段装置。
  3. 前記連動腕は、前記上階側踏段および前記下階側踏段が前記上階側水平部または前記下階側水平部にある場合に前記閉塞部の位置を前記閉塞位置にする支持位置と、前記上階側踏段および前記下階側踏段が移動経路における反転部分にある場合に前記閉塞部に接触する部分が前記支持位置にある前記部分よりも反転中心部側に位置する傾倒位置との間で変位することを特徴とする請求項2に記載のエスカレータの踏段装置。
  4. 前記変位装置は、前記上階側水平部または前記下階側水平部に設けられる案内レールと、前記閉塞部に設けられ、前記案内レールに案内される作動部材とを有し、
    前記案内レールは、前記上階側踏段および前記下階側踏段が前記上階側水平部または前記下階側水平部にある場合に前記閉塞部の位置が前記閉塞位置となるように前記作動部材を案内することを特徴とする請求項1に記載のエスカレータの踏段装置。
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