JP6413726B2 - 硬貨搬送装置、及び、現金取扱装置 - Google Patents
硬貨搬送装置、及び、現金取扱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6413726B2 JP6413726B2 JP2014249912A JP2014249912A JP6413726B2 JP 6413726 B2 JP6413726 B2 JP 6413726B2 JP 2014249912 A JP2014249912 A JP 2014249912A JP 2014249912 A JP2014249912 A JP 2014249912A JP 6413726 B2 JP6413726 B2 JP 6413726B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- transport
- unit
- coins
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
ここでは、硬貨搬送装置が硬貨精査補助ユニットとして構成されており、硬貨精査補助ユニットが釣銭機に装着されることによって、釣銭機が硬貨精査補助ユニットと協働して釣銭機の内部に収納された硬貨の精査処理(すなわち、釣銭機の内部に収納されている硬貨の有高を金種別に計数する処理)を行う場合を想定して説明する。
以下、図1〜図3を参照して、本実施形態で用いる釣銭機及び本実施形態に係る硬貨精査補助ユニットの全体の構成につき説明する。本発明は、硬貨の取り扱いに関連するものであるため、ここでは、硬貨の取り扱いに関連する構成要素を重点的に説明する。
操作部3は、各種の設定の入力や表示を行う入力装置である。操作部3は、入力キーやタッチパネル等を備えている。
硬貨出金口5は、収納庫に収納されている硬貨が放出(出金)される部位である。
硬貨リジェクト口6は、鑑別部15によりリジェクトされたリジェクト硬貨(再使用困難な不良硬貨)が放出される部位である。
搬送部14は、現金である貨幣(硬貨及び紙幣)を装置の内部の所定の場所に搬送する機構である。
鑑別部15は、貨幣(硬貨及び紙幣)を鑑別しながら計数する構成要素である。
図示せぬ収納庫は、貨幣(硬貨及び紙幣)を収納する部位である。
硬貨出金口5は、釣銭機1の前部の下部に設けられており、釣銭機1の前部から突出するように形成されている。硬貨出金口5の底部には、シャッタ8が設けられている。シャッタ8は、硬貨精査補助ユニット100が釣銭機1に装着されたときに、開放される。
硬貨リジェクト口6は、釣銭機1の前部の下部に設けられており、釣銭機1の前部から突出するように形成されている。
取込口103は、釣銭機1から硬貨を取り込む部位である。
シュート部104は、硬貨を自由落下させて釣銭機1の硬貨入金口4に投入する構成要素である。
扉106は、後記する搬送ベルト141,142(図4参照)の周囲を閉鎖する構成要素である。
小扉107は、後記する収納部搬送ベルト132(図4参照)の周囲を閉鎖する構成要素である。
電源ケーブル109は、釣銭機1から電源の供給を受けるための部材である。
シャッタレバー111は、釣銭機1のシャッタ8(図1参照)が閉鎖されている状態で、硬貨精査補助ユニット100が釣銭機1に装着されたときに、キーシリンダ108の回動(すなわち、スイッチレバー110の回動)を規制する部材である。
以下、図4〜図9を参照して、硬貨精査補助ユニット100の内部構成につき説明する。図4は、本実施形態に係る硬貨精査補助ユニット100の内部構成を示す断面図である。図5は、ブリッジが形成されている状態を示す図である。図6は、硬貨精査補助ユニット100の主要部の構成を示す図である。図7は、本実施形態で用いる回転突起161の構成を示す斜視図である。図8は、回転突起161の構成を示す側面図である。図9は、硬貨精査補助ユニット100の駆動伝達機構170の構成を示す図である。
駆動伝達機構170(図9参照)は、駆動力を回転突起161に伝達して、回転突起161を回転させる機構である。
硬貨精査補助ユニット100は、硬貨99を下流側に搬送する場合に、図10(a)に示す動作を行う。
一方、硬貨精査補助ユニット100は、ブリッジ99brの発生が検出されて、ブリッジ99brを崩す場合に、図10(b)に示す動作を行う。なお、ブリッジ99brの発生の検出は、例えば、回転突起161の周囲(又は、図4に示す領域Br)に図示せぬセンサを配置しておき、制御部112がセンサの出力状態を監視することによって、行うことができる。
また、このとき、回転突起161は、駆動伝達機構170によって、収納部搬送ベルト132の走行方向(矢印B21の方向)に対して逆方向(矢印B23の方向)に回転する。
なお、ブリッジ99brは、硬貨99が比較的軽量な硬貨(例えば、1円硬貨)である場合に、形成され易い。そのため、比較的軽量な硬貨は、形成されてしまったブリッジ99brによって搬送し難くなる。これに対して、硬貨精査補助ユニット100は、図10(b)に示す動作を行うことによって、ブリッジ99brを崩すことができるため、硬貨99が比較的軽量な硬貨であっても、容易に搬送することができる。また、硬貨精査補助ユニット100は、図10(a)に示す動作を行うことによって、比較的軽量な硬貨の分散を促進させることができるため、ブリッジ99brが形成されることを抑制することができる。
2,112 制御部
3 操作部
4 硬貨入金口
5 硬貨出金口
6 硬貨リジェクト口
7 被装着部
8 シャッタ
9 電源供給口
14 搬送部
15 鑑別部
99 硬貨
99br ブリッジ
100 硬貨精査補助ユニット(硬貨搬送装置)
101 筺体
102 取っ手
103 取込口
104 シュート部
105 装着ロックレバー
106 扉
107 小扉
108 キーシリンダ
109 電源ケーブル
110 スイッチレバー
111 シャッタレバー
120 硬貨分離部
121 磁気センサ
130 搬送機構
131 駆動モータ
132 収納部搬送ベルト(搬送部材)
133 リバースローラ
134 側面ガイド
141 第1搬送ベルト(タイミングベルト)
142 第2搬送ベルト(平ベルト)
160 崩し機構
161 回転突起(崩し部材)
162 切欠き部
163,164 当接面
170 駆動伝達機構
171,173 ギヤ
172 アイドルギヤ
Claims (5)
- 硬貨を搬送する硬貨搬送装置において、
前記硬貨を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材の搬送方向に沿って前記搬送部材の両側に設けられ、当該搬送部材のガイド部材となる側面ガイドと、
両側の前記側面ガイドのいずれか一方又は双方に突き出るように設けられており、回転することにより、両側の前記側面ガイドの間に形成された橋状に積み上がった形状の硬貨の集積体を崩す回転突起とを有し、
前記回転突起は、先端部に切欠き部を備えている
ことを特徴とする硬貨搬送装置。 - 請求項1に記載の硬貨搬送装置において、
前記搬送部材を駆動させる駆動力を前記回転突起に伝達して、前記回転突起を回転させる駆動伝達機構を有している
ことを特徴とする硬貨搬送装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の硬貨搬送装置において、
前記搬送部材は、搬送ベルトによって構成されており、
前記搬送ベルトは、下部側が搬送方向の上流側となり、上部側が搬送方向の下流側となるように、水平方向に対して傾斜して配置されており、
前記回転突起は、前記搬送ベルトの下部側の上方に配置されており、かつ、前記搬送ベルトの走行方向に対して逆向きに回転する
ことを特徴とする硬貨搬送装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の硬貨搬送装置において、
各部の動作を制御する制御部と、
前記搬送部材によって重なって搬送された硬貨を分離するリバースローラとを有しており、
前記搬送部材は、搬送ベルトによって構成されており、
前記制御部は、前記搬送ベルトを走行させて、前記搬送ベルトの上に集積された硬貨を前記リバースローラの方向に搬送させるとともに、前記リバースローラを前記搬送ベルトの搬送方向とは逆方向に回転させて、前記搬送ベルトによって搬送された硬貨を前記リバースローラによって分離させる
ことを特徴とする硬貨搬送装置。 - 現金の搬送部と鑑別部とを有しており、現金を取り扱う現金取扱装置において、
硬貨を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材の搬送方向に沿って前記搬送部材の両側に設けられ、当該搬送部材のガイド部材となる側面ガイドと、
両側の前記側面ガイドのいずれか一方又は双方に突き出るように設けられており、回転することにより、両側の前記側面ガイドの間に形成された橋状に積み上がった形状の硬貨の集積体を崩す回転突起とを有し、
前記回転突起は、先端部に切欠き部を備えている
ことを特徴とする現金取扱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014249912A JP6413726B2 (ja) | 2014-12-10 | 2014-12-10 | 硬貨搬送装置、及び、現金取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014249912A JP6413726B2 (ja) | 2014-12-10 | 2014-12-10 | 硬貨搬送装置、及び、現金取扱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016110571A JP2016110571A (ja) | 2016-06-20 |
JP6413726B2 true JP6413726B2 (ja) | 2018-10-31 |
Family
ID=56124303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014249912A Active JP6413726B2 (ja) | 2014-12-10 | 2014-12-10 | 硬貨搬送装置、及び、現金取扱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6413726B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108665557A (zh) * | 2017-03-31 | 2018-10-16 | 上海怡力信息科技股份有限公司 | 一种防淤滞的硬币提升装置 |
KR102435301B1 (ko) * | 2020-07-22 | 2022-08-22 | 이동규 | 차량용 동전 계수 장치 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60135976U (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-10 | ロ−レルバンクマシン株式会社 | 硬貨自動入出金機における循環式収納金庫 |
JPS6450189A (en) * | 1987-08-20 | 1989-02-27 | Nippon Kinsen Kikai Kk | Coin feeder for coin processing apparatus |
JP2003132394A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-09 | Omron Corp | 硬貨分離搬送装置および自動取引機 |
JP5297914B2 (ja) * | 2009-06-24 | 2013-09-25 | ローレル精機株式会社 | 硬貨処理機の硬貨ブリッジ解消機構 |
-
2014
- 2014-12-10 JP JP2014249912A patent/JP6413726B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016110571A (ja) | 2016-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6088453B2 (ja) | 紙幣取扱い装置及び紙幣取扱いシステム | |
JP5013915B2 (ja) | 硬貨処理方法および硬貨処理装置 | |
JP5255573B2 (ja) | 硬貨処理機 | |
JPWO2008099477A1 (ja) | 硬貨入出金機 | |
JP6413726B2 (ja) | 硬貨搬送装置、及び、現金取扱装置 | |
KR101262739B1 (ko) | 경화 처리장치 | |
JP4803216B2 (ja) | 硬貨入出金装置 | |
JP2009199170A (ja) | 貨幣処理機 | |
JP2010186448A (ja) | 媒体処理装置 | |
JP2010102744A (ja) | 貨幣入出金機 | |
JP6375918B2 (ja) | 硬貨搬送装置、及び、現金取扱装置 | |
JP6455108B2 (ja) | 現金取扱装置 | |
JP3973861B2 (ja) | 硬貨入出金機 | |
JP2000113275A (ja) | 硬貨入出金機 | |
JP6197615B2 (ja) | 硬貨収納庫、硬貨収納庫の制御方法、及び硬貨処理装置 | |
JP5674501B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP5436292B2 (ja) | 硬貨処理機 | |
JP2005100263A (ja) | 貨幣取扱装置 | |
JP4652107B2 (ja) | 小束紙幣処理機 | |
CN113383373B (zh) | 硬币输送单元以及使用硬币输送单元的硬币处理装置 | |
JP6899790B2 (ja) | 硬貨処理機 | |
JP6940874B2 (ja) | 硬貨処理機 | |
JP6778627B2 (ja) | 硬貨処理機 | |
JPH09265555A (ja) | 硬貨入出金装置 | |
JP2006065522A (ja) | 循環式硬貨入出金装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20160425 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170815 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180904 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180917 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6413726 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |