JP6412765B2 - 遊技場検索システム - Google Patents

遊技場検索システム Download PDF

Info

Publication number
JP6412765B2
JP6412765B2 JP2014208942A JP2014208942A JP6412765B2 JP 6412765 B2 JP6412765 B2 JP 6412765B2 JP 2014208942 A JP2014208942 A JP 2014208942A JP 2014208942 A JP2014208942 A JP 2014208942A JP 6412765 B2 JP6412765 B2 JP 6412765B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
information
game hall
hall
player
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014208942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016077343A (ja
Inventor
和俊 生田
和俊 生田
行洋 阿草
行洋 阿草
豪 佐藤
豪 佐藤
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2014208942A priority Critical patent/JP6412765B2/ja
Publication of JP2016077343A publication Critical patent/JP2016077343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6412765B2 publication Critical patent/JP6412765B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技機を設置した遊技場を遊技者が検索するための遊技場検索システムに関する。
近年、遊技者が遊技場に行き易くなるように様々なサービスが行われている。例えば、特許文献1には、遊技者の携帯電話から位置情報を取得し、現在地周辺の遊技場の情報を表示することが記載されている。これにより、遊技者は現在地周辺の遊技場の情報を検索することができ、いずれの遊技場に行くか決定することができる。
特開2006−75528号公報
しかしながら、検索結果によっては大量の遊技場についての情報が出力され、いずれの遊技場に行くか遊技者が迷うおそれがある。また、遊技場の表示が単数であったとしてもその遊技場に行くか、現在表示されていない別の位置の遊技場に行った方が良いか遊技者が迷うおそれがある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、位置情報に基づいて遊技場の情報を表示する場合に、遊技を行う遊技場を遊技者が決定し易くすることができる遊技場検索システムを提供することにある。
本発明の遊技場検索システムは、遊技機を設置した遊技場を遊技者が検索するためのシステムであり、遊技者が所持する携帯端末と、前記携帯端末の現在の位置に対応した携帯端末位置情報を特定する位置情報特定手段と、前記携帯端末位置情報に基づいて、前記現在の位置を含む地図の情報である地図情報を作成する地図情報作成手段と、遊技場の所在地を特定可能な所在地情報を記憶する所在地情報記憶手段と、前記遊技場に設置された遊技機に関する遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、前記携帯端末に設けられ、所望の遊技機種を検索するために遊技者が操作する機種検索操作手段と、前記携帯端末に設けられ、前記機種検索操作手段の操作により検索された遊技機種の情報を個別機種画面として表示する遊技機種情報表示手段と、前記携帯端末に設けられ、前記個別機種画面で表示された遊技機種が設置されている遊技場を検索するために当該個別機種画面上に配置された釦を遊技者が操作する遊技場検索操作手段と、前記携帯端末に設けられ、前記遊技場検索操作手段が操作された場合に、前記地図情報に基づいて地図を表示すると共に、前記所在地情報に基づいて特定した前記地図上の遊技場の位置に、当該遊技場に設置された遊技機の前記遊技情報に対応した表示態様の遊技場位置情報を表示する地図情報表示手段と、を備える(請求項1)。
請求項1記載の遊技場検索システムにおいて、
前記遊技情報取得手段は、前記遊技情報として、前記遊技場で遊技している遊技者が遊技にて獲得した遊技価値の大きさを取得するものであり、前記遊技情報取得手段が取得した遊技価値の大きさに対応した前記遊技場位置情報の表示態様の情報を、遊技価値の大きさ別に複数種類記憶する表示態様情報記憶手段を備え、前記地図情報表示手段は、前記遊技情報取得手段が取得した前記遊技場で遊技している遊技者が遊技にて獲得した遊技価値の大きさに対応した表示態様で前記遊技場位置情報を表示するようにしても良い(請求項2)。
請求項1又は2記載の遊技場検索システムにおいて、
前記遊技情報取得手段が取得した遊技情報に応じて、一の遊技場に設置された複数の遊技機のうち、遊技者が遊技にて予め定められた大きさ以上の遊技価値を獲得した遊技機、又はその他の遊技機よりも大きく遊技価値を獲得した遊技機を特定する遊技機特定手段を備え、前記地図情報表示手段は、前記地図情報表示手段が表示している前記遊技場位置情報を遊技者が選択した場合、当該遊技場位置情報に対応した遊技場に設置された遊技機のうち、前記遊技機特定手段が特定した遊技機の情報を表示するようにしても良い(請求項3)。
請求項1から3の何れか一項記載の遊技場検索システムにおいて、
複数の遊技場についての前記遊技場位置情報を前記地図情報表示手段が地図上にそれぞれ表示する場合、前記位置情報特定手段が特定した前記携帯端末の位置から遊技場の位置までの距離の情報と、前記遊技情報と、に応じて、表示する複数の遊技場について遊技者に対する推奨順位を決定する推奨順位決定手段を備え、前記地図情報表示手段は、地図上で前記遊技場位置情報を表示すると共に、当該遊技場位置情報に対応した遊技場の推奨順位を表示するようにしても良い(請求項4)。
請求項1の発明によれば、地図上で遊技場の位置を表示する場合に、位置を示す表示態様が遊技情報に対応している。これにより、地図上で遊技場の位置を表示している遊技場位置情報を見れば、その遊技場の遊技情報もわかるため、遊技者がその遊技場に行くか否かを決定し易くなる。この結果、遊技を行う遊技場を遊技者が決定し易くすることが可能となる。
請求項2の発明によれば、遊技者が遊技にて獲得した遊技価値の大きさに応じた表示態様で遊技場の位置を表示するため、遊技価値を獲得し易いと遊技者が考える遊技場を特定し易くなり、上記した請求項1の発明の効果を高めることが可能となる。
請求項3の発明において、遊技場位置情報を選択すれば、より詳細な情報を確認できるため、遊技場位置情報の表示態様で、ある程度遊技を行う遊技場の候補を絞った上で、実際に遊技を行う遊技場を決定することができる。
遊技場位置情報の表示態様から遊技情報を特定できるとしても、あまりに現在地から離れている遊技場である場合等、遊技情報だけでは、遊技者が遊技を行う遊技場を決定しにくいおそれがある。この点、請求項4の発明によれば、遊技情報と距離に基づいて推奨順位を決定して遊技者に表示するため、遊技情報と距離とのバランスが良い遊技場を遊技者が選択することが可能となる。
本発明の第1実施例を示す全体構成図 携帯端末における画面遷移を模式的に示す状態遷移図 携帯端末のアプリケーションTOP画面の一例を示す図 携帯端末の機種情報TOP画面の一例を示す図 携帯端末の機種情報検索画面の一例を示す図 携帯端末の個別機種画面の一例を示す図 携帯端末の出玉スカウター画面の一例を示す図 携帯端末の店舗詳細画面の一例を示す図 携帯端末のエリア検索画面の一例を示す図 携帯端末のホール情報TOP画面の一例を示す図 ホール情報トップ画面から遷移した出玉スカウター画面の一例を示す図 ホール一覧画面から遷移したホール情報画面の一例を示す図 第2実施例を示す図11相当図
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図面を参照しながら説明する。図1は、遊技場検索システム1の全体構成を概略的に示している。
遊技場内には、スロットマシンとしての周知のパチスロ機を含む多数の遊技機2が設置されている。各遊技機2には、貸出装置3及び表示装置4がそれぞれ付設されている。遊技機2、貸出装置3及び表示装置4は、それぞれ中継装置5に接続されている。表示装置4は、対応する遊技機2の上方に設置されており、中継装置5で受信する信号に基づいて各種の遊技データを表示する。中継装置5は、LAN6を介して管理装置7に接続されている。
管理装置7は、遊技場内の例えば事務所等に設置されており、モニタ7a等が接続されている。管理装置7は、遊技場内における遊技機側、つまり遊技機2や貸出装置3、表示装置4、中継装置5等から送信される遊技データを管理する。尚、遊技場内には、所謂パチンコ機も含めて例えば数100台の遊技機2が設置されており、それぞれの遊技機2が管理装置7の管理対象となっている。又、本実施例では遊技機2がパチスロ機であることから、遊技価値(遊技媒体)はメダルである。遊技機がパチンコ機であれば、遊技価値はパチンコ玉である。
パチスロ機としての遊技機2は、周知のように表示窓11、スタートレバー12、ストップボタン13、液晶表示部14、メダル投入口15、BETボタン16、受皿17等を備える。遊技者は、表示窓11を通じて内部に設けられたリールに描かれた図柄を視認可能となっている。遊技者がメダルが投入された状態でスタートレバー12が操作されると(ゲームの開始操作が行われると)、内部抽選を実行するとともに図柄の変動を開始させ、ストップボタン13が操作されると、所謂引込制御(予め規定された引込範囲である例えば4図柄まで図柄を有効ライン上に引込んで停止表示させる制御)によりリールの変動を停止する。
このような遊技機2には、周知のようにボーナス役、小役、リプレイ役等の役が設定されており、上記した内部抽選時に何れの役に内部当選した状態で遊技者によりストップボタン13が操作され、予め設定されている有効ライン上にその内部当選役に対応する図柄が停止表示されると(図柄が揃うと)、入賞が発生する。そして、入賞が発生した場合には、対応する枚数のメダルの払出または大当たり状態(ボーナス状態)等への移行が行われる。
遊技機2は、遊技の実行に応じて各種の遊技信号を出力する。具体的には、遊技機2は、遊技機2に対して投入された遊技媒体の数を示す投入信号、入賞の発生により払出された遊技媒体の数を示す払出信号、ゲームが開始されたことを示すスタート信号、大当たり状態が発生したことを示す大当たり信号(ボーナス信号)等を出力する。
表示装置4は、これらの遊技信号を含む各種信号を、遊技機2や貸出装置3や管理装置7との間で中継装置5を経由して入力することに基づいて、遊技者向けに各種の遊技情報の表示を行う。
貸出装置3は所謂各台計数機能付きであり、動作状態を示す状態表示部20、遊技者が紙幣を投入するための紙幣投入口21、持メダルの範囲内でメダルを払出す払出ボタン22、発行ボタン23に対する押下げに応じて入金残高及び持メダルをICカードからなる会員カードや持玉券を挿入したり新規の持玉券を発行したりするためのカード挿入口23a、当該貸出装置3の各種機能により特定される情報を表示する表示部24を備える。また、貸出装置3には、払出されたメダルを遊技機2に放出するための旋回式のノズル25、遊技者がメダルを投入する投入口26を備える。尚、投入口26は、蓋27により閉鎖が可能である。
貸出装置3は、遊技者が紙幣投入口21に紙幣を投入すると、その投入された金額に応じた数のメダルを貸出す(ノズル25を介して払出す)。また、貸出装置3は、メダルを貸し出す毎に貸出信号(売上信号)を出力する。一方、貸出装置3は、遊技者がメダルを投入口26に投入すると、その投入されたメダルを計数し、その計数値を計数済持玉数としてカウントアップする。また、遊技者が払出ボタン22を押下すると、メダルを例えば50枚単位でノズル25を介して払出す。
遊技者が発行ボタン23を押下すると、計数済持玉数を持玉券に記録し、その計数済持玉数を記録した持玉券をカード挿入口23aから発行するすると共に、発行した持玉券に固有のID(持玉券ID)と計数済持玉数とを対応付けた発行信号を管理装置7に出力する。また、会員カードが挿入されている状態で遊技者が発行ボタン23を押下した場合には、その会員カードのIDに対応する貯玉情報を更新した後に会員カードをカード挿入口23aから発行すると共に、発行した会員カードを特定可能なIDと計数済持玉数とを対応付けた発行信号を管理装置7に出力する。
管理装置7の制御部は、マイクロコンピュータを主体に構成され、ROM、RAM等からなる記憶部を有する。管理装置7の制御部は、上記した遊技機側から入力する信号、つまり遊技機2からの前記遊技信号、貸出装置3からの前記貸出信号や前記発行信号等に基づいて、遊技者が遊技機2にて獲得した計数済持玉数(持玉数)を含む遊技機2の遊技情報を集計したり、売上情報を算出したりする等の処理を行う。この場合、管理装置7の記憶部は、持玉数に係る情報(前述した投入信号や払出信号等から特定される各種の遊技情報を含む)を、当該遊技機2の台番、機種、計数日時と共に履歴として記憶する。
さて、本実施例の遊技場検索システム1において、遊技場の管理装置7は、例えばインターネット等のネットワーク30を介してサーバ31に接続されている。そして、サーバ31は、遊技情報取得手段として遊技場の管理装置7から当該遊技場に設置された遊技機2に関する各種の遊技情報を受信して(取得して)蓄積し、遊技者が所持する携帯端末32からのアクセスに応じて、遊技情報を携帯端末32に提供する。尚、図1では、携帯端末32と管理装置7(遊技場)とを1対1の関係で例示しているが、実際には携帯端末32と管理装置7とが何れも多数存在し、その不特定多数の携帯端末32に対して、サーバ31による多数の遊技場の遊技情報の提供が可能とされている。
ここで、携帯端末32は、遊技者が携帯可能な電話機能を有する端末、例えばスマートフォンと称される端末である。携帯端末32は、遊技者が通信事業者と所定の契約を締結したことで通信事業者から提供されるメッセージを送受信する等の通信サービスを受けることが可能とされている。携帯端末32は、マイクロコンピュータを主体に構成された制御部、ROM、RAM、HDD等で構成される記憶部、ネットワーク30に接続するデータ通信部、電話する際の送話音声を入力するマイクロホン、電話する際の受話音声を出力するスピーカ、遊技者の選択操作等の入力を受付ける機能と各種情報を表示する機能とを有するタッチ式の液晶表示部32a、GPS衛星から受信したGPS信号のパラメータを演算して位置を測定する(測位する)GPS測位部等を備えている。携帯端末32は、GPS測位部による位置の測定を所定周期、又は移動距離が所定距離を超える毎に行うことで、当該端末32の位置を特定可能な位置情報を更新する機能を有する。これにより、携帯端末32は、自身の現在の位置に対応した携帯端末位置情報を特定する位置情報特定手段として機能する。そして、携帯端末32では、タッチパネル(操作手段)として構成された液晶表示部32aで、タッチ操作により所望の機種の情報を表示させたり、当該端末32を携帯する遊技者の位置情報を表示させる。
前記サーバ31は、マイクロコンピュータを主体に構成された制御部(遊技機特定手段)と、ROM等の不揮発性記憶部やRAM等の揮発性記憶部を含む記憶部(所在地情報記憶手段、表示態様情報記憶手段)とを備えている。そして、サーバ31の制御部は、その記憶部に記憶された画面作成プログラムに従い、GPS信号から特定した携帯端末位置情報に基づいて携帯端末32の位置(遊技者の位置)を含む地図の情報である地図情報(遊技場の位置を含む)を作成する地図情報作成手段として構成されている。
即ち、サーバ31の記憶部に、各遊技場の遊技情報がそれぞれの遊技場の所在地を特定可能な所在地情報と関連付けて記憶されると共に、それら遊技場について、該当する地図M上(図7参照)の位置に遊技情報(例えば持玉数)に対応した表示態様で遊技場位置情報を表示させるための表示態様情報が記憶されている。一方、携帯端末32の液晶表示部32aは、地図情報表示手段として当該携帯端末32に設けられており、前記タッチパネルが操作された場合に、前記地図情報に基づいて地図M(図7参照)を表示すると共に、前記所在地情報に基づいて特定した地図M上の遊技場の位置に、遊技場位置情報を表示する。遊技場位置情報は、遊技場に設置された遊技機2の遊技情報に対応した表示態様で表示されるものであり、具体的には、液晶表示部32aにおける地図M上の遊技場を指示する店舗ポインタP1〜P7(図7参照)で表される。表示態様情報は、例えば各遊技場(店舗)における前記持玉数と、店舗ポインタP1〜P7の表示色(マーカ色)とを対応づけたデータテーブルとして以下のように規定されている。尚、マーカ色は、図7に例示するように店舗ポインタP1〜P7を表すバルーン形状の輪郭線内の網掛け部分に用いられる。
・青色のマーカ色:パチスロ機での持玉数が0以上1,000未満
(パチンコ機では持玉数が0以上5,000未満)
・黄色のマーカ色:パチスロ機での持玉数が1,000以上2,000未満
(パチンコ機では持玉数が5,000〜10,000未満)
・緑色のマーカ色:パチスロ機での持玉数が2,000以上3,000未満
(パチンコ機では持玉数が10,000〜15,000未満)
・赤色のマーカ色:パチスロ機での持玉数が3,000以上4,000未満
(パチンコ機では持玉数が15,000〜20,000未満)
・紫色のマーカ色:パチスロ機での持玉数が4,000以上5,000未満
(パチンコ機では持玉数が20,000〜25,000未満)
・レインボー色のマーカ色:パチスロ機での持玉数が5,000以上
(パチンコ機では持玉数が25,000以上)
サーバ31は、各マーカ色について、遊技場内における、選択された機種の中で一番遊技者の持玉数が多い遊技機の持玉数(機種の選択が無い場合、遊技場内で一番遊技者の持玉数が多い遊技機の持玉数)に応じて設定を行う。このような、「遊技場内で一番多い持玉数」を、以下では、機種の選択の有無にかかわらず「最大持玉数」と称する。
もっとも、各遊技場にあっては、サーバ31に対して上記した「(α)所在地情報の登録、及び遊技情報の出力を行っており、且つ地図M上に表示する際のマーカ色を適用する設定を行っている遊技場」だけでなく、「(β)所在地情報の登録、及び遊技情報の出力を行っているが、地図M上に表示する際のマーカ色を適用する設定を行っていない遊技場」や「(γ)所在地情報の登録を行っているが遊技情報を出力していない遊技場」がある。
そこで、詳しくは以下の作用説明で述べるように、サーバ31は、(α)の遊技場を「青色」〜「レインボー色」の何れかのマーカ色で表示する設定を行う一方、(β)の遊技場を「白色」、(γ)の遊技場を「灰色」のマーカ色で表示する設定を行う。こうして、サーバ31では、上記した(α)〜(γ)に区別して多数の遊技場の所在地情報が登録されていると共に、(α)や(β)に該当する多数の遊技場について、各管理装置7から送信される遊技情報を蓄積・更新することで「最新出玉情報」を含む各種情報が取得される。また、サーバ31の記憶部は、取得された最新出玉情報等の遊技価値の大きさに対応したマーカ色の情報、つまり遊技場位置情報に係るポインタP1〜P7の表示態様の情報を、遊技価値の大きさ別に複数種類記憶している(表示態様情報記憶手段)。そして、サーバ31は、ネットワーク30を介して携帯端末32から受信した遊技者の位置情報(或いは選択した機種の情報9)等を特定し、蓄積された遊技情報とデータテーブルを照合して、地図M上で遊技場を最大持玉数に応じたマーカ色で表す地図情報を作成する。
続いて、上記構成の作用について、遊技場検索システム1におけるサーバ31と携帯端末32の動作を中心に図2〜図12も参照しながら説明する。ここで、図2は、携帯端末32における画面遷移の一部を模式的に示しており、図3〜図12は、携帯端末32の液晶表示部32aに表示される各表示画面の一例を示している。尚、各表示画面は、携帯端末32にて所定方向へのタッチ操作を検出した場合に、スクロール表示が可能とされる。
携帯端末32を操作する遊技者がメニュー画面(図2のS1の初回起動時画面に相当)にて遊技場検索システム1に係るアプリケーション(プログラム)を選択して起動すると、携帯端末32は、図3に示すTOP画面(図2のS2に相当)を表示する。TOP画面では、その下部に設けられた切換釦群D30のうち、機種情報釦D31をタッチ操作することで、遊技者が所望する機種の情報を得るための機種情報TOP画面(図2のS3、S5に相当)に遷移する。
図4に示す機種情報TOP画面の上部には、「ランキング」「新台」「検索」の何れかの画面に切り換えるための釦D41,D42,D43が設けられると共に、「パチスロ」と「パチンコ」との別に機種情報を切り換えるための釦D44,D45が設けられている。同図に示すように、「ランキング」の釦D41と「パチスロ」の釦D44とが選択されている場合、例えば最大持玉数等の遊技情報に基づいて、1位から10位の順にランキングされたパチスロ機を該当する10台分、表示する。このランキングは、前述した投入信号や払出信号等に基づき特定される「総アウト」「平均アウト」「勝率」「爆発」の項目や、「評価」の項目を含む釦群D46のうちの何れかの釦D46aを操作することで、項目別の順にソートされる。この他、図4に示す機種情報TOP画面では、「総アウト」順にソートされたパチスロ機毎に、例えば「3.25ポイント」といった評価を「星」印の数と共に表す表示欄D47a、「5000枚(持玉数)」の発生率の表示欄D47b等が表示される。
尚、機種情報TOP画面の「勝率」は例えば、前記遊技情報(遊技信号)に基づき、投入された遊技媒体(メダルやパチンコ玉)の数に比して、入賞の発生により払出された遊技媒体の数が多い場合を「勝ち」としてサーバ31側で集計すると共に、遊技機2毎の「勝ち」の比率として所定時間(或いは所定日数)毎に演算(更新・平均)した値に相当する。また、「爆発」は例えば、1回の連荘で獲得した遊技媒体の数の平均の値であり、「評価」は例えば、管理装置7や遊技者の携帯端末32等からサーバ31側へ送信される5段階評価の平均の値である。これら「勝率」「爆発」「評価」の各値は、対応する釦D46aが操作された場合に、前記表示欄D47a、D47bに「星」印等の図柄で表される。
上記機種情報TOP画面において、上部の「検索」の釦D43を操作することにより、検索画面(図2のS4に相当)に遷移する。
図5に示す検索画面では、「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」「わ」の各キーD51を有するひらがな配列と、「ABC」で表される英字入力切換キーD52や「検索」キーD53を含む釦群D54が設けられている。遊技者は、検索画面の釦群D51を操作することにより、所望する機種名を入力することで、特定機種の情報を閲覧することができる。即ち、遊技者は携帯端末32を利用してサーバ31にアクセスし、液晶表示部32aの各表示画面に表示される項目或いは機種名を入力することで、対応する機種等の情報をネットワーク30を介してサーバ31からダウンロードすることができる。
ここで、図6は、機種名「ABCDEF…」の入力操作により、検索結果表示画面(図2のS8に相当)を経て表示される、個別機種画面(図2のS9に相当)を示している。個別機種画面には、該当する機種について、前記機種情報TOP画面の「評価」の表示欄D47aと同様の表示欄D67aの他、「メーカー」「導入日」「ボーナス確率」等の詳細情報を表す表示欄D67が設けられている。このため、遊技者は、個別機種画面において、機種名「ABCDEF…」のパチスロ機の「メーカー」や遊技場への「導入日」だけでなく、「ボーナス確率」等の機種の特性や設定を知ることができる。
また、個別機種画面の下部側には、「先週の実践データ」や「累計実践データ」等の表示欄D61,D62が設けられると共に、図示しない下側のスクロール画面に、該当する機種の「設置状況」の表示欄(図示略)が設けられている。ここで、「先週の実践データ」の表示欄D61には、機種名「ABCDEF…」のパチスロ機についての「平均稼働」「勝率」「爆発」のデータが、過去7日分の平均値として示される。即ち、「平均稼働」は例えば、前記アウトにより特定される過去7日分の平均の稼働状況を「椅子」の図柄の数で表す。「勝率」は例えば、過去7日分の「勝ち」の平均比率を「チョキ」の図柄の数で表す。「爆発」は例えば、過去7日分の「爆発」の平均値を「炎」の図柄の数で表す。また、「累計実践データ」の表示欄D62は例えば、当該パチスロ機について遊技者が獲得した持玉数の大きさに応じた区分(例えば前記マーカ色に対応する持玉数の区分)毎に、当該持玉数の発生をカウントアップして集計すると共に、各カウントアップ値を、全体の累計値で除した発生率として表す。
上記の表示欄D61,D62は、特定の機種について「先週の実践データ」等を表し、特定の遊技場についてのデータを表すものではない。そこで、個別機種画面の上部には、当該個別機種画面を表す「機種TOP」の項目の釦D63の他、「出玉スカウター」の項目の釦D64等が設けられている。この釦D64のタッチ操作により前記地図情報に基づいて、所定の遊技場を地図と共に表示する出玉スカウター画面(図2のS10に相当する)に遷移する。
図7の出玉スカウター画面は、個別機種画面から遷移することで、当該選択した機種を有する遊技場を表す地図情報表示画面である。即ち、携帯端末32は、GPS信号に基づき取得した遊技者(当該端末32)の位置情報を、ネットワーク30を介して送信し、地図情報をサーバ31から取得する。この地図情報は、遊技者の現在位置を含む地図(当該位置周辺を含む地図)の情報であって、選択された機種の遊技情報に基づき特定される前記の表示態様の情報を含む。これにより、図7の出玉スカウター画面には、「地図M」の表示領域と、その表示領域に設けられた「店舗ポインタP1〜P7」と、「現在位置」の方向を指す指標の釦D71と、「エリア検索」するための釦D72とが表示される。尚、「現在位置」の釦D71がタッチ操作されると、出玉スカウター画面は、遊技者の現在位置に地図Mの中心が合致するようにスクロールし、「エリア検索」の釦D72がタッチ操作されると、後述のエリア検索画面に遷移する。
出玉スカウター画面の各遊技場について、例えば店舗ポインタP1,P2は赤色のマーカ色、店舗ポインタP3は紫色のマーカ色、店舗ポインタP4は緑色のマーカ色、店舗ポインタP5は黄色のマーカ色、店舗ポインタP6は青色のマーカ色、店舗ポインタP7は灰色のマーカ色で表示されるものとする。この場合、遊技者は、機種名「ABCDEF…」のパチスロ機について、導入されている遊技場を地図Mで把握することができるだけでなく、各遊技場の出玉量つまり最大持玉数を店舗ポインタP1〜P7のマーカ色で識別可能である。尚、店舗ポインタP1〜P7は、図7に示すバルーン形状に限らず、遊技場の位置を特定可能なポインタであれば良く、マーカ色として用いる色も最大持玉数に応じて適宜変更してもよい。
出玉スカウター画面において、例えば店舗ポインタP1がタッチ操作されると、該当する店舗名(図7の「パーラー…」参照)を吹き出し形式で表示し、その店舗名がタッチ操作されると、その遊技場についての店舗詳細画面(図8参照)に遷移する。店舗詳細画面には、店舗ポインタP1が指す遊技場の外観やロゴを表す表示領域D81が設けられると共に、「最新出玉情報」の表示欄D82が設けられている。この表示欄D82には、例えば当該遊技場内の「ABCDEF…」のパチスロ機のうち、その他のパチスロ機よりも多くメダルを獲得したパチスロ機(例えば出玉上位3位まで)が、それぞれの台番及び持玉数と共に表示される。このような携帯端末32での表示を可能とすべく、サーバ31側では、取得した最新出玉情報等の遊技情報に応じて、一の遊技場に設置されたパチスロ機を含む複数の遊技機2のうち、その他の遊技機2よりも大きく遊技価値を獲得した遊技機2を例えば出玉上位3位まで特定する(遊技機特定手段)。これにより、携帯端末32において、上記のように遊技者が店舗ポインタP1をタッチ操作により選択した場合、当該P1の遊技場に設置された遊技機2のうち、前記の選択した機種であって且つ出玉上位3位までのパチスロ機の情報をサーバ31から取得することで、液晶表示部32aでの「最新出玉情報」に係る表示欄D82の表示を可能としている。
尚、図8に示すように、店舗詳細画面の下部には、「ホールからのお知らせ」として、新台の導入に関する情報等、当該遊技場(管理装置7)から寄せられた情報の表示欄D83が設けられている。
図9(a)は、出玉スカウター画面で「エリア検索」の釦D72のタッチ操作により遷移するエリア検索画面を示している。エリア検索画面では、「北海道」「青森県」…といった都道府県名が上下に並べて表示される。このうち、例えば「北海道」の表示欄D91がタッチ操作されると、図9(b)の検索画面に遷移する。この検索画面では、「札幌市中央区」「札幌市北区」…というように、選択された「北海道」の市区町村名が表示される。更に、市区町村名がタッチ操作されると、選択された市区町村における遊技場一覧画面(図示略)、或いは選択された市区町村の地図Mを表す出玉スカウター画面(図7参照)へ遷移する。
上記した何れかの画面において、その下部の切換釦群D30のうちホール情報釦D32をタッチ操作することで、ホール情報TOP画面(図2のS21に相当)に遷移する。
図10に示すホール情報TOP画面は、上記した図3〜図9の画面と異なり、機種を選択することなく(機種を絞らずに)、ホールに係る情報を表示させるためのTOP画面である。即ち、ホール情報TOP画面には、「ホール」「出玉スカウター」「地域」「設置機種」「サービス・設備」の何れかの画面に切り換えるための釦D101,D102,D103,D104,D105が設けられると共に、「マイホール」の表示欄D106が設けられている。
ホール情報TOP画面において、「ホール」の釦D101がタッチ操作されると、ホール名検索画面(図2のS22に相当)に遷移する。ホール名検索画面について、図示は省略するが、図5の前記検索画面と同様のひらがな配列や、英字入力切換キーD52、「検索」キーD53を含む釦群D54が設けられていて、所望する店舗名の入力が可能である。これにより、該当する店舗名があれば、その遊技場のホール情報画面(図12参照、図2のS26に相当)に遷移する。
ホール情報TOP画面において、「出玉スカウター」の釦D102がタッチ操作されると、図11に示す出玉スカウター画面(図2のS25に相当する)に遷移する。この出玉スカウター画面では、個別機種画面から遷移した図7の画面と異なり、機種が選択されていない。従って、サーバ31で作成される地図情報は、パチスロ機であるかパチンコ機であるかを問わず、最大持玉数に応じて設定されたマーカ色を特定する情報を含む。それ故、店舗ポインタP1´〜P7´は、それぞれの遊技場の最大持玉数を表すマーカ色で表示される。また、図11において吹き出し形式で表示された「パーラー…」の店舗名がタッチ操作されると、これにより遷移する店舗詳細画面(図示略)では、当該遊技場においてメダルやパチンコ玉を相対的に多く獲得した遊技機(例えば出玉上位3位まで)が、それぞれの台番及び持玉数と共に表示される。或いは、「パーラー…」の店舗名がタッチ操作されると、図12のホール情報画面に遷移してもよい。図11の出玉スカウター画面について、その余の構成は図7の画面と同様のものとすることができ、詳細な説明を省略する。
尚、ホール情報画面に遷移することで、図12に示すように選択した遊技場におけるサービス設備や、パチスロ機やパチンコ機に係る各種の情報を確認することができる。また、上記した図10のホール情報TOP画面において「地域」の釦D103がタッチ操作されると、地域選択画面(図示略)へ移行する。この地域選択画面では、図9(a)(b)のエリア検索画面と同様に、都道府県名や市区町村名の表示・選択が可能とされ、その市区町村名がタッチ操作されると、選択された市区町村における遊技場一覧画面(図示略)、或いは選択された市区町村の地図Mを表す出玉スカウター画面(図11参照)へ遷移する。この他、液晶表示部32aに表示される画面としては、図2でS6、S7、S24として示す「新台」「ピックアップ機種」「ピックアップホール」についてサーバ31側で登録された新台情報画面、ピックアップ機種画面、ピックアップホール画面等が用意されており、遊技者は、当該表示部32aのタッチ操作により各画面へ遷移させることができる。
このような実施例によれば、次のような効果を奏することができる。
地図M上で遊技場の位置を表示する場合に、その位置を示す表示態様(例えば店舗ポインタP1〜P7等のマーカ色)が遊技情報に対応している。これにより、地図M上で遊技場の位置を表示している遊技場位置情報を見れば、その遊技場の遊技情報もわかるため、遊技者がその遊技場に行くか否かを決定し易くなる。この結果、遊技を行う遊技場を遊技者が決定し易くすることが可能となる。
携帯端末32の液晶表示部32aは地図情報表示手段として、遊技者が遊技にて獲得した遊技価値の大きさに応じた表示態様で遊技場の位置を表示する。このため、遊技価値を獲得し易いと遊技者が考える遊技場を特定し易くなり、上記した遊技場位置情報に係る効果を高めることが可能となる。
また、例えば店舗ポインタP1〜P7等の遊技場位置情報を選択すれば、より詳細な情報を確認できるため、遊技場位置情報の表示態様で、ある程度遊技を行う遊技場の候補を絞った上で、実際に遊技を行う遊技場を決定することができる。
(第2実施例)
図13は第2実施例を示すものであり、既述の部分と同一部分については説明を省略し、以下異なる点につき説明する。
本第2実施例の出玉スカウター画面では、地図M上の各遊技場について、店舗ポインタP1〜P6の近傍に、遊技者に推奨する推奨順位が付されている。推奨順位は、携帯端末32の位置情報により特定される位置P0(図13の黒丸印で示す)から遊技場までの距離の情報と、遊技情報としての最大持玉数とに基づき、サーバ31で決定される。即ち、サーバ31は、各遊技場について、例えば(最大持玉数)/(遊技者の現在位置から遊技場までの直線距離)を演算し、その演算した値が大きい遊技場から順に「1位」「2位」「3位」…というように推奨順位を決定する推奨順位決定手段として構成されている。そして、携帯端末32の液晶表示部32aは、地図M上で店舗ポインタP1〜P7を含む遊技場位置情報を表示すると共に、当該遊技場位置情報に対応した遊技場の推奨順位(図13の例では1位から6位)を表示する。
具体的には例えば、パチスロ機について演算した値は、図13中「1位」の遊技場において最大持玉数4500枚で直線距離0.10kmのとき45000となり、「2位」の遊技場において最大持玉数3000枚で直線距離0.13kmのとき約23000となり、「3位」の遊技場において最大持玉数3400枚で直線距離0.42kmのとき約8100となり、「4位」の遊技場において最大持玉数2200枚で直線距離0.35kmのとき約6300となり、「5位」の遊技場において最大持玉数950枚で直線距離0.30kmのとき約3150となり、「6位」の遊技場において最大持玉数1050枚で直線距離0.35kmのとき約3000となっている。
尚、パチンコ機に関して遊技場の推奨順位を決定する場合、パチンコ玉の貸出単価とメダルの貸出単価との比から、パチンコ玉の最大持玉数に相応するメダルの最大持玉数として上記の演算式を適用しうる。換言すれば、例えば貸出単価が1個4円のパチンコ機での最大持玉数は、これに1/5を乗じることで、貸出単価が1枚20円のパチスロ機での最大持玉数に換算することができる。このため、換算後の最大持玉数を用いて上記の演算を行うことで、機種や貸出単価に係わりなく、各遊技場について演算した値を比較して推奨順位を決定することができる。
前述したように、店舗ポインタP1,P2は、何れも赤色のマーカ色で表示される(同じ最大持玉数のランクに属する)が、遊技者の現在位置P0から店舗ポインタP1までの距離が比較的近いため、当該ポインタP1に付された推奨順位(2位)が、ポインタP2に付された推奨順位(3位)よりも高くなっている。また、店舗ポインタP5は、青色のマーカ色で表示される店舗ポインタP6よりも、最大持玉数のランクが高い黄色のマーカ色で表示されるが、遊技者の現在位置P0からの距離が比較的遠い。このため、店舗ポインタP5に付された推奨順位(6位)が、店舗ポインタP6に付された推奨順位(5位)よりも低くなっている。尚、灰色のマーカ色で表示される店舗ポインタP7は、遊技情報の無い(γ)の遊技場を表すため、推奨順位は付されていない。
以上のように、遊技場位置情報を表すポインタP1〜P7等の表示態様から持玉数等の遊技情報を特定できるとしても、あまりに現在位置P0から離れている遊技場である場合等の状況下では、その遊技情報だけで遊技者が遊技を行う遊技場を決定しにくいおそれがある。この点、本第2実施例によれば、遊技情報と距離に基づいて推奨順位を決定して液晶表示部32aで遊技者に表示するため、遊技情報と距離とのバランスが良い遊技場を遊技者が選択することが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、上記した実施例に限定されることなく、次のように変形又は拡張したり、各変形例を上記した実施例と組合せたりしても良い。
遊技場検索システム1の携帯端末は、スマートフォンに代表される携帯端末32に限らず、ネットワークを介してサーバ31等の外部の装置と通信可能且つ携帯可能な端末であれば良い。例えば、小型PCとしてのタブレット式のコンピュータや、無線用のアンテナを備えるノートパソコンを、携帯端末として使用してもよい。
携帯端末位置情報を特定するために、GPS(Global Positioning System)を利用することなく、GPSとは異なる航法衛星システムを利用することも可能である。
前記地図情報の作成や、マーカ色を含む表示態様の情報の作成をサーバ側で行う構成としたが、携帯端末側で行う構成としても良い。つまり、遊技場検索システム1における、地図情報作成機能等の各種の機能(操作手段の操作機能及び地図情報表示手段の表示機能を除く)は、携帯端末が有する構成としても良いし、携帯端末以外の外部の装置が有する構成としても良い。
遊技情報として、遊技場に設置された遊技機のうち、一の遊技機の最大持玉数を使用したが、遊技情報として利用する情報を任意に変更しても良い。例えば、遊技場全体(機種を選択している場合は当該機種に該当する全遊技機)における持玉数の合計としても良いし、使用されたメダル(パチンコ玉)数の合計としても良いし、使用したパチンコ玉と遊技者に付与したパチンコ玉の割合(出玉率)を利用しても良い。
最大持玉数に応じて店舗ポインタP1〜P7,P1´〜P7´のマーカ色を異ならせる構成としたが、店舗ポインタP1〜P7,P1´〜P7´の形状を異ならせる構成としても良い。また、マーカ色や当該形状を異ならせる最大持玉数の範囲(遊技価値の大きさの別を画する範囲)も任意に変更しても良い。
図8の例では、遊技場内の出玉上位3位までの遊技機を特定して表示する構成としたが、当該遊技場内で遊技者が遊技にて予め定められた大きさ以上の遊技価値(例えば1000枚以上の持玉数)が獲得された遊技機を特定して表示するようにしても良い。
対象となる遊技機2としては例示したパチスロ機以外の遊技機に対応しても良く、例えば、玉が封入されており、得点を消費して玉を発射する封入式パチンコ遊技機や、メダルを使用しない完全クレジット式スロットマシンに適用することも可能となる。この場合、得点(クレジット)が遊技価値に相当する。
推奨順位決定手段は、複数の遊技場についての遊技場位置情報を携帯端末32における地図M上にポインタP1〜P7等でそれぞれ表示する場合、その携帯端末32で特定される当該携帯端末32の位置から遊技場の位置までの距離の情報と、最大持玉数等の遊技情報と、に応じて、表示する複数の遊技場に係る推奨順位の決定が可能な構成であればよい。例えば、推奨順位の演算方法或いは決定方法を任意に変更しても良く、例えば、最大持玉数が多いマーカ色に対応した遊技場の方が推奨順位を高くなるようにし、同じマーカ色である場合には、遊技者の現在位置P0から近い方が推奨順位を高くなるようにする決定方法を採用することも可能である。
前記地図Mの縮尺を任意に変更しても良く、例えば表示された地図Mに対するスワイプ操作により遊技者の所望する縮尺への変更が可能に構成しても良い。また、操作手段は、液晶表示部32aのタッチパネルに限らず、携帯端末に設けられ、遊技場を検索するための情報検索の際に遊技者が操作可能な操作機能を有するものであればよく、例えば押しボタン式の操作部を用いた構成としても良い。
遊技情報取得手段は、遊技場に設置された遊技機に関する遊技情報の取得が可能な構成であればよく、サーバ31に限定するものではない。即ち、管理装置7は、管理する遊技場における遊技機2の遊技情報を取得することから遊技情報取得手段に相当する。また、管理装置7は、上記したサーバ31の機能を併せ持つ構成とした場合にも遊技情報取得手段に相当する。この管理装置7で管理(保存)している遊技情報を、ネットワーク30を介して携帯端末32で取得する場合、携帯端末32は遊技情報取得手段に相当する。
図面中、1は遊技場検索システム、2はスロットマシン(遊技機)、31はサーバ(遊技情報取得手段、所在地情報記憶手段、表示態様情報記憶手段、遊技機特定手段、推奨順位決定手段)、32は携帯端末(位置情報特定手段)、32aは地図情報表示手段(操作手段)である。

Claims (4)

  1. 遊技機を設置した遊技場を遊技者が検索するための遊技場検索システムにおいて、
    遊技者が所持する携帯端末と、
    前記携帯端末の現在の位置に対応した携帯端末位置情報を特定する位置情報特定手段と、
    前記携帯端末位置情報に基づいて、前記現在の位置を含む地図の情報である地図情報を作成する地図情報作成手段と、
    遊技場の所在地を特定可能な所在地情報を記憶する所在地情報記憶手段と、
    前記遊技場に設置された遊技機に関する遊技情報を取得する遊技情報取得手段と、
    前記携帯端末に設けられ、所望の遊技機種を検索するために遊技者が操作する機種検索操作手段と、
    前記携帯端末に設けられ、前記機種検索操作手段の操作により検索された遊技機種の情報を個別機種画面として表示する遊技機種情報表示手段と、
    前記携帯端末に設けられ、前記個別機種画面で表示された遊技機種が設置されている遊技場を検索するために当該個別機種画面上に配置された釦を遊技者が操作する遊技場検索操作手段と、
    前記携帯端末に設けられ、前記遊技場検索操作手段が操作された場合に、前記地図情報に基づいて地図を表示すると共に、前記所在地情報に基づいて特定した前記地図上の遊技場の位置に、当該遊技場に設置された遊技機の前記遊技情報に対応した表示態様の遊技場位置情報を表示する地図情報表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技場検索システム。
  2. 前記遊技情報取得手段は、前記遊技情報として、前記遊技場で遊技している遊技者が遊技にて獲得した遊技価値の大きさを取得するものであり、
    前記遊技情報取得手段が取得した遊技価値の大きさに対応した前記遊技場位置情報の表示態様の情報を、遊技価値の大きさ別に複数種類記憶する表示態様情報記憶手段を備え、
    前記地図情報表示手段は、前記遊技情報取得手段が取得した前記遊技場で遊技している遊技者が遊技にて獲得した遊技価値の大きさに対応した表示態様で前記遊技場位置情報を表示することを特徴とする請求項1に記載した遊技場検索システム。
  3. 前記遊技情報取得手段が取得した遊技情報に応じて、一の遊技場に設置された複数の遊技機のうち、遊技者が遊技にて予め定められた大きさ以上の遊技価値を獲得した遊技機、又はその他の遊技機よりも大きく遊技価値を獲得した遊技機を特定する遊技機特定手段を備え、
    前記地図情報表示手段は、前記地図情報表示手段が表示している前記遊技場位置情報を遊技者が選択した場合、当該遊技場位置情報に対応した遊技場に設置された遊技機のうち、前記遊技機特定手段が特定した遊技機の情報を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技場検索システム。
  4. 複数の遊技場についての前記遊技場位置情報を前記地図情報表示手段が地図上にそれぞれ表示する場合、前記位置情報特定手段が特定した前記携帯端末の位置から遊技場の位置までの距離の情報と、前記遊技情報と、に応じて、表示する複数の遊技場について遊技者に対する推奨順位を決定する推奨順位決定手段を備え、
    前記地図情報表示手段は、地図上で前記遊技場位置情報を表示すると共に、当該遊技場位置情報に対応した遊技場の推奨順位を表示することを特徴とする請求項1から3の何れか一項記載の遊技場検索システム。
JP2014208942A 2014-10-10 2014-10-10 遊技場検索システム Active JP6412765B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014208942A JP6412765B2 (ja) 2014-10-10 2014-10-10 遊技場検索システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014208942A JP6412765B2 (ja) 2014-10-10 2014-10-10 遊技場検索システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016077343A JP2016077343A (ja) 2016-05-16
JP6412765B2 true JP6412765B2 (ja) 2018-10-24

Family

ID=55956653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014208942A Active JP6412765B2 (ja) 2014-10-10 2014-10-10 遊技場検索システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6412765B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005176867A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Nec Corp 遊技情報システム
JP5003241B2 (ja) * 2007-03-28 2012-08-15 沖電気工業株式会社 自動取引装置およびそれを用いた受付処理システム
JP2009168713A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Kenwood Corp ナビゲーション装置、プログラム、及びナビゲーション方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016077343A (ja) 2016-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11069177B2 (en) Device and method for displaying an inventory of game items based on their expiration date
US9355517B2 (en) Gaming machine with persistent wild feature
JP6130200B2 (ja) 遊技場用システム
US8713437B2 (en) System and method for providing dynamic navigation through a property to a selected destination
JP2005058541A (ja) 遊技用装置
JP2014183933A (ja) 遊技システム
JP4570642B2 (ja) 遊技用システム
JP4297490B2 (ja) 遊技用システム
JP2014033859A (ja) ゲーム装置およびゲームプログラム
JP2018114206A (ja) 遊技情報管理システム
JP2018110668A (ja) 管理装置
JP6412765B2 (ja) 遊技場検索システム
JP2017113052A (ja) 遊技場用システム
WO2018225469A1 (ja) アプリ変化システム
JP4297489B2 (ja) 遊技用システム
JP2014039685A (ja) 遊技台情報提供システム
JP2015107270A (ja) 遊技場管理システム
JP2017176649A (ja) 遊技用装置及び遊技用システム
JP6714540B2 (ja) ゲームシステムおよびゲームプログラム
US9342960B2 (en) Method and apparatus for managing item lottery service
JP2017121363A (ja) 遊技情報表示装置
JP6660227B2 (ja) 遊技用システム
CN111540132A (zh) 信息提供系统、信息提供装置和信息提供方法
JP6209018B2 (ja) 遊技情報提供システム
JP2013244336A (ja) 遊技場用表示装置及び遊技場用表示システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6412765

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250