JP6410419B2 - プラスチック製パリソンの外側の殺菌のための装置 - Google Patents

プラスチック製パリソンの外側の殺菌のための装置 Download PDF

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Description

本発明は、プラスチック製容器(とくには、プラスチック製パリソン)を殺菌するための装置および方法に関する。飲料容器の製造に関連して、充てん前の容器も或る程度まで殺菌することが、先行技術から知られている。この目的のため、先行技術では、通常は、例えば過酸化水素または過酢酸などの化学物質を使用する殺菌方法が使用される。しかしながら、近年では、そのような化学物質の使用を不要にすることが、試みられている。したがって、例えば紫外線または電子放射線の発生源などの放射線の発生源を使用することによって殺菌を行なう装置および方法も、先行技術から知られている。したがって、本発明を、とくには容器の殺菌のために容器に電荷担体を作用させる殺菌装置に関して説明する。
市場で入手することが可能な殺菌に使用される現在の装置は、通常は、電子発生装置を有し、容器の内面を消毒するように機能するビームフィンガをさらに有する。さらに、そのようなシステムは、容器を通して外側から内面も処理する電子発生装置をさらに有する。外側からの処理においては、通常は、処理対象の容器の壁を貫通しなければならず、弱められてもなお電子が常に内面を殺菌すべく機能するための充分なエネルギを依然として含んでいなければならないため、電子をさらに大きく加速させなければならない。この場合に生じるX線の放射を、適切なスクリーンによって環境から遮へいしなければならない。さらに、容器の材料の全体が、放射線の線量にさらされる。
ビームフィンガを使用する構成は、一般に、大幅に低い加速電圧しか使用せず、したがって、遮へいが少なくて済み、容器の材料への放射線の線量も少ない。しかしながら、容器の外側も殺菌するために、さらなる処理工程が必要である。外側の処理を、内側の処理の前、最中、または後に実行することができる。
したがって、本発明の目的は、容器の外側の殺菌を改善でき、好ましくは容器の全体の殺菌も改善することができる装置および方法を提供することにある。この目的が、本発明によれば、独立請求項の主題によって達成される。好都合な実施の形態および改良が、従属請求項の主題である。
プラスチック製容器の殺菌のための本発明による装置は、容器を殺菌の最中に所定の搬送経路に沿って搬送することができる搬送装置を有する。さらに装置は、少なくとも1つの壁によって環境から隔てられており、その内側において容器を容器の殺菌の最中に搬送することができるクリーンルームを有する。
さらに装置は、電荷担体の生成のための電荷担体源を有しており、容器の外壁の少なくとも一部分を殺菌する第1の外側印加装置と、容器を殺菌の最中に少なくとも間欠的に前記外側印加装置に対して容器の長手方向に移動させる第1の移動装置とを有する。
本発明によれば、装置が、容器を殺菌の最中に少なくとも間欠的に容器の長手方向を中心にして回転させる回転装置を有し、この回転装置および前記移動装置が、好ましくは容器の長手方向の移動の最中に容器を回転させることが可能であり、あるいはこれらの回転が時系列的に順々に可能にされるようなやり方にて設計される。
したがって、プラスチック製容器を、容器の長手方向に移動させるとともに、この移動の最中に自身の長手軸を中心にして回転させることが提案される。とくには、容器を、殺菌ゾーンへの進入時、進入前、または進入後、ならびに/あるいは殺菌ゾーンからの退出時、退出前、または退出後に、自身の軸を中心にして回転させることができる。好都合には、容器を保持するための保持装置が設けられ、とくに好ましくは、これらの保持装置が、プラスチック製容器を妨げられることなく照射することができるように容器を把持または保持する。
さらなる好都合な実施の形態においては、搬送装置が、回転式のキャリアを有する。好都合には、プラスチック製容器を保持するための複数の保持装置が、この回転式のキャリア上に配置される。
さらなる好都合な実施の形態においては、装置が、容器の長手方向の移動と容器の長手方向を中心とする回転運動とを組み合わせる機械的な結合装置を有する。
好都合には、この結合装置が、駆動装置によって駆動され、あるいは駆動装置による駆動が可能であり、とくに好ましくはさらなる結合要素を駆動する少なくとも1つの結合要素を有する。したがって、例えば結合要素として、例えば歯付きベルトまたは歯付き車からなる2つの互いに係合する歯システムを、結合要素として設けることができる。これら2つの歯システムの一方を、例えば電気モータなどの駆動ユニットによって駆動することができる。
さらなる好都合な実施の形態においては、プラスチック製容器を内部から殺菌するさらなる殺菌装置も設けられる。この場合、このさらなる殺菌装置は、好ましくは、プラスチック製容器の内部へと導入される棒状の本体を有する。プラスチック製容器は、好都合には、とくにはストレッチブロー成形プロセスによってプラスチック製容器へと変換されるいわゆるプラスチック製パリソンである。
外表面の殺菌プロセスおよび内表面の殺菌プロセスは、好都合には時期および/または場所に関して互いに分離される。すなわち、内表面の殺菌のための殺菌装置が、プラスチック製パリソンの搬送経路において、外表面の殺菌装置よりも前または後に配置される。この内側の消毒のプロセスからの外側の消毒の分離の利点は、容器の全表面の処理が、容器の搬送要素による陰の影響を被ることなく、可能にされることにある。したがって、外側の消毒の領域において容器を搬送する容器搬送要素が、容器を内側から把持する把持システムを備える。
容器は、好ましくは少なくとも一時的に内側の把持具によって保持され、好ましくは少なくとも一時的に外側の把持具によっても保持される。電子がプラスチック製パリソンへと加えられるとき、把持要素が陰の影響を引き起こさないように、すなわちプラスチック製パリソンの表面を覆って電子による殺菌を妨げることがないように、保証しなければならない。したがって、例えば外側の殺菌時には、容器の外表面を覆うことがなく、すなわち容器の外面に陰を作ることがない内側の把持具を使用することができる。
本発明による装置は、好ましくは、少なくとも1つの供給スターホイールと、後続の外側殺菌ユニットと、とくにはプラスチック製容器を外側消毒装置から出発してさらに搬送するためのピッチ縮小スターホイールとして設計された搬送スターホイールと、内側消毒装置と、排出スターホイールとを有する。この場合、これらの装置は、好ましくはここで提示した順序に配置され、すなわちとくには外側消毒装置(または、外側殺菌装置)−ピッチ縮小スターホイール−内側消毒装置(または、内側殺菌装置)の並びで配置される。しかしながら、例えば最初が内側消毒装置であって、次に外側消毒装置など、他の並びも考えられる。さらに、外側の消毒または外側の殺菌について、例えばプラスチック製パリソンの搬送経路の両側に配置できる2つ以上のモジュールまたは装置を設けることも、可能であると考えられる。
供給スターホイール上での搬送の際に、プラスチック製パリソンは、好ましくは外側から保持され、例えば支持リングの下方において支持される。次いで、プラスチック製パリソンは、好ましくは内側把持具へと移され、口または内壁によって保持される。したがって、外側の殺菌を通過する搬送の際に、電子をプラスチック製パリソンの外表面の全体へと印加することができる。無菌のピッチ縮小スターホイールへと移されるとき、プラスチック製パリソンは、好ましくは内側の把持具からさらなる外側の把持具へと移され、外側の把持具によって保持されて内側の処理へとさらに搬送される。
したがって、ここで完全な内側の消毒を制約なく行なうことができる。排出スターホイールも、好ましくは外側の把持具を有し、とくにはいわゆるダブルクリップ(double clips)を有し、したがって内側の消毒(このとき、プラスチック製パリソンは好ましくはシングルクリップ(single clip)によって保持されている)からのプラスチック製パリソンを、排出部(ここでは、プラスチック製パリソンが好ましくはダブルクリップによって保持される)へと最適かつ確実に移すことができる。
このようにして、モジュールを通過する経路の全体において、プラスチック製パリソンが、表面の殺菌が例えばクリップ要素によって損なわれることがないように把持される。
内表面の殺菌のために、好都合には、容器を例えば容器の口の領域または容器の支持リングの下方において外側から把持する把持システムが設けられる。したがって、容器の外側の殺菌は、好ましくは内側の殺菌の前または後に行なわれる。とくに好ましくは、外側の殺菌が最初に行なわれ、その後に内側の殺菌が行なわれる。
この場合に使用される把持システム、すなわちとくには内側の把持具および/または外側の把持具は、好都合には衛生の観点に従って製作され、とくに好ましくは容易に殺菌可能でもある。好都合な実施の形態においては、内側の把持具が、好ましくはさらなるクランプ装置を必要とせずに確実な搬送が可能なコレットチャックである。
さらなる好都合な実施の形態においては、使用される把持システムが、容器を移し替えの地点において内側から把持できるようなやり方で把持するように設計される。したがって、好ましくは、把持システムが、容器の軸の方向または上述の長手方向の行程を実行することができる。この行程を、好都合には、外周の曲線の曲線部分、空気圧駆動、サーボ駆動の直線ガイド、または他の考えられる設計によって実行することができる。
また、上述のように、上述の回転駆動部を、いずれの場合もサーボモータが設けられるようなやり方で設計することができる。しかしながら、中央のカム歯車または歯付きベルトも使用することができる。また、歯車が外側の歯車外輪に噛合するときに回転を制御する可能性(容器の外周における線量の分布が一様になるように設定するなど)を得るために、カム歯車または歯付きベルトを駆動することも考えられる。
さらなる好都合な実施の形態においては、結合装置が、歯付きベルトを有し、とくには可撓な歯付きベルトを有する。この歯付きベルトを、円周の線に沿って延ばすことができる。さらなる好都合な実施の形態においては、結合装置が、2つの反対向きの移動方向(例えば、2つの異なる回転方向または循環方向)に移動させることができる少なくとも1つの結合要素を有する。結合要素として歯付きベルトが設けられる場合には、歯付きベルトが、外側の歯または内側の歯を有することができる。
例えば結合要素が歯車として設計される場合、歯車を両側において周方向に回転させることができる。結合要素が歯付きベルトとして設計される場合には、歯付きベルトを両方向に移動させ、あるいは駆動することが可能である。この場合、被駆動のそれぞれの結合要素を、異なる速度で駆動することも可能である。
この外側の消毒の最中の容器の回転により、一様な線量をプラスチック製容器の外表面へと加えることができる。さらに、このやり方で、殺菌装置を経済的にすることも可能である。基本的には、殺菌装置を容器の搬送経路の両側に取り付けることが可能であると考えられる。しかしながら、ここでもたらされる回転により、必要であれば、殺菌装置を1つだけ使用することも可能である。このやり方で、一方では製造コストを削減でき、他方ではTCO(総所有コスト−総運転コスト)も改善することができる。
したがって、さらなる好都合な実施の形態においては、回転装置の少なくとも1つの構成要素が、クリーンルームの外に配置される。さらなる好都合な実施の形態においては、移動装置の少なくとも1つの構成要素も、クリーンルームの外に配置される。これは、モータまたは案内曲線などの任意の駆動手段が、好ましくはクリーンルームの外に配置され、各々の場合において運動がクリーンルームの内部へと伝達されることを意味する。したがって、好都合には、とくには容器のための実際のホルダを備える把持システムだけが、クリーンルームに収容され、制御部は、好ましくは完全にクリーンルームの外に配置される。これは、把持システムまたは移動装置の全体を、クリーンルームの境界を貫いて配置できることを意味する。
さらなる好都合な実施の形態においては、装置が、容器の長手方向の移動および/または容器の長手方向を中心とする回転を封止する少なくとも1つのシール装置を有する。より正確には、このシール装置が、移動が導入されるこの領域においてクリーンルームの封止を達成する。したがって、容器を把持するための把持装置が、軸方向および径方向のシールによって外部の室または無菌でない環境から好都合に隔てられる。
ここで、昇降/回転機構の衛生的または無菌の封止を得るために、例えばエラストマ製ベローズの形態のシール装置によって軸方向の封止を担当することが提案される。径方向の封止は、好都合には径方向のシール要素によってもたらされる。
ここで、上述の封止を上述の発明とは別個独立に、すなわち上述の同時の移動を用いずに適用することも可能であることを、指摘しておく。本出願の出願人は、これについてまた別の特許の保護を求める権利を留保する。
エラストマ製ベローズは、いかなる横力またはトルクも伝えることがないため、好ましくは把持システムの回転によって生じる横力を吸収することができる追加のトルク支持部が設けられる。そのようなトルク支持部は、好ましくはその軸方向の位置について可動に取り付けられ、とくに好ましくは把持システムの回転軸をクリーンルームに対して封止する径方向のシールも支持する。
さらに、ベローズ(例えば、ゲートル)を、随意により持ち前の剛性ゆえに回転に関する横力のための追加のトルク支持部を必要とすることなく使用することも可能であるテフロンおよび/または無菌の分野おいて公知の同様の材料から、製造することも考えられる。好都合には、そのような回転シールを、軸方向のシールに隣接させて配置することができる。しかしながら、寿命を延ばすためのトルク支持部も同様に考えられる。
さらなる好都合な実施の形態においては、装置が、電荷担体(とくには、電子)を反射させるための少なくとも1つの反射要素を有し、この反射要素が、容器を前記第1の外側印加装置とこの反射要素との間を搬送できるようなやり方で配置される。加えられる線量を多くするために、プラスチック製容器の背後に、例えば鋼またはステンレス鋼で製作され、好ましくは鋼よりも高密度の材料から製作されてもよく、あるいはこの材料からなる薄い層を支持材料上に有している一種の反射器を配置することが考えられる。
さらなる好都合な実施の形態においては、上述の把持システムが、クランプスリーブとして構成される。このクランプスリーブは、プラスチック製容器の口を通ってこの容器へと導入可能であり、したがって容器を内側から保持する。
さらなる好都合な実施の形態においては、このクランプスリーブが、容器の把持および固定のための弾性作用に関して、さらなる構成部品が不要であり、弾性作用がスリーブの材料の実現および選択のみにもとづくようなやり方で構成される。このやり方で、例えばプラスチック製容器の口へと導入される弾性材料を使用することができる。
さらなる好都合な実施の形態においては、回転の速度が、好ましくは可能な限り最も均質な線量の分布を得るために、処理対象の容器の放射装置からの距離の関数として変更される。
さらなる好都合な実施の形態においては、装置が、やはり容器の外壁へと放射線を作用させる第2の外側印加装置を有する。この場合に、この第2の外側印加装置を、プラスチック製容器の搬送経路に沿って第1の外側印加装置に対してずらすことができる。また、この第2の外側印加装置を、容器の搬送経路に関して第1の外側印加装置とは反対の側に配置することも可能であると考えられる。このようにして、容器を、これら2つの外側印加装置の間を案内することができる。しかしながら、第2の外側印加装置を、(第1の外側印加装置と対比して)周方向において(すなわち、搬送経路に沿って)ずらし、かつ容器の搬送経路を挟んで反対側に配置することも可能であると考えられる。
さらなる好都合な実施の形態においては、上述の結合装置が、互いに噛み合う2つの歯車を有する。これらの互いに噛み合う歯車が、プラスチック製容器が配置された把持要素(したがって、プラスチック製容器そのもの)の回転運動を伝達または実行するように機能する。
この場合、一方の歯車が、好ましくは歯車間の噛み合いを保ちながら他方の歯車に対して変位することができる。したがって、2つの歯車のうちの一方が、背高ホイールとして設計される。この背高ホイールが、好都合には不動に配置され、例えばプラスチック製容器を直接駆動する第2のホイールを、背高ホイールに対して変位可能に配置することができる。
容器を殺菌するための装置について、殺菌対象の容器がパリソンであり、とくには飲料および/または他の液体の媒体用の容器のための(すなわち、製造用の)パリソンである実施の形態が好ましい。これは、仕上がり後の容器と比べて大幅に小さいパリソンの広がり(すなわち、サイズ、長さ、および/または直径)ゆえに、殺菌すべき表面を小さくすることができる。結果として、印加装置の寸法を小さくすることも可能である。好ましくは、放射線の量、放射線の強度、加速電圧、および/または他のパラメータも、装置の必要とするエネルギならびに/あるいは製造または購入コストを削減できるように改善することができる。
容器からの殺菌のための装置について、搬送経路が少なくとも一部分において湾曲しており、その部分に容器の外壁の少なくとも一部分を殺菌するための第1の外側印加装置が配置されている実施の形態が好ましい。この実施の形態によれば、搬送経路が少なくとも一部分において曲がりくねった設計である搬送設備(例えば、搬送スターホイールなど)を使用することが可能である。また、この実施の形態は、きわめてコンパクトな構成も可能にする。
好ましくは、容器を殺菌するための装置において、さらなる外側印加装置が、搬送経路の前記第1の外側印加装置とは反対の側に配置され、この外側印加装置とさらなる外側印加装置とが、とくに好ましくは搬送経路に沿ってずらされて配置される。
この2つの外側印加装置を搬送経路に対して反対側に有する実施の形態は、容器を自身の長手軸を中心にして回転させなくても、電荷担体を容器へと両側から印加することができるため、好都合である。したがって、搬送装置を大幅に簡略化でき、例えば容器を完全に1回転させるための機構および容器の長手軸を省略することができる。両側に位置する外側印加装置にもかかわらず、縁領域の殺菌がそれでもなお不充分である場合には、容器の枢動運動が考えられる。この場合には、枢動運動を、基本的には容器の完全な1回転の一部分だけの回転と理解すべきである。これに必要な制御は、完全な1回転に必要な制御よりも大幅に単純であり、それでもなお容器の外表面の全領域の充分な殺菌が保証される。
電荷担体がお互いに向かって直接加速させられること(とりわけ、放射された電荷担体の雲の重なり合いの領域において電荷担体の密度がきわめて高くなりかねず、あるいは外側印加装置が反対側の外側印加装置によって自身の方向へと放射される電荷担体が常に作用することによって損傷しかねない)がないように、外側印加装置は、好ましくは搬送経路において搬送経路の曲率円の2〜20°の間の角度だけずらされ、とくに好ましくは5〜10°の間の角度だけずらされる。
したがって、外側印加装置によって搬送経路の方向に放射される電荷担体の雲の最大値は、容器の搬送方向に沿って好ましくは少なくとも2cm、好ましくは少なくとも5cm、とくに好ましくは少なくとも10cm、好ましくは最大で200cm、好ましくは最大で100cm、とくに好ましくは最大で50cmの間隔を有する。結果として、搬送の最中に、容器はまず第一に電荷担体を容器へと作用させる外側印加装置の作用の範囲へと進入する。その後に、容器が下流側に配置された他方の外側印加装置の作用の範囲に進入すると、この他方の外側印加装置の電荷担体が容器へと印加される。このようにして、2つの外側印加装置の作用の範囲を部分的に重ね合わせることができる。
少なくとも1つの外側印加装置は、好ましくはクリーンルームの実質的に外に配置される。この文脈において、「クリーンルームの実質的に外」を、外側印加装置の大部分に外部からクリーンルームを開けずに、したがってクリーンルームの汚染の恐れなくアクセスできるが、電荷担体出口窓がクリーンルームの壁に配置され、したがって外側印加装置からの電荷担体をクリーンルームの中へと殺菌対象の容器に対して放射できることを意味すると理解すべきである。
搬送経路のうちの第1の外側印加装置が配置される領域において、容器を殺菌するための装置は、少なくとも一部分について、第1の外側印加装置によって放射された放射線を少なくとも部分的に吸収することができる1つの外側の放射線遮へい装置および1つの内側の放射線遮へい装置を少なくとも有する放射線遮へいシステムによって囲まれる。
2つの放射線遮へい装置を有する実施の形態は、2つの放射線遮へい装置の間を延びる容器を搬送することができる搬送チャネルの形成を可能にする。この点に関し、内側の放射線遮へい装置は、装置の内面の方向において電荷担体を遮へいする放射線遮へい装置と理解される。
好都合には、この領域には人間が存在しないため、この放射線遮へい装置は、必要であれば、外側の放射線遮へい装置と比べてあまり強力でない設計であってよい。これは、好ましくは、人間が少なくとも一時的に存在しうる環境を電荷担体および/または放射線から遮へいもする。円周の一部分に沿って外側印加装置が配置される好ましい実施の形態においては、内側の放射線遮へい装置が、搬送経路および円の中心に関して径方向内側の位置に配置され、外側の放射線遮へい装置が、搬送経路および円の中心に関して径方向外側の位置に配置される。
したがって、外側の放射線遮へい装置は、好ましくは湾曲した搬送経路の径方向外側に配置される。外側印加装置が、好ましくは最も強力な電荷担体の生成機構を構成するため、きわめて強力な遮へいがその作用の範囲に必要である。したがって、この領域に配置される放射線遮へい装置は、搬送経路の他の領域に沿って配置される放射線遮へい装置と比べて、より強力な遮へい特性を有する。
外側印加装置の領域における搬送経路の湾曲ゆえに、放射線および/または電荷担体を、好ましくは少なくとも2回、とくに好ましくは多数回、外側の放射線遮へい装置によって反射させることが可能であり、好ましくは放射線および/または電荷担体が、殺菌対象の容器の方向に反射または偏向させられる。
容器の殺菌のための装置において、放射線遮へいシステムが、搬送経路に沿った容器の搬送の際に動くことがない部分と、搬送経路に沿った容器の搬送の際にこの第1の部分に対して可動である別の部分とを有することが好ましい。
この変種によれば、把持または保持要素を、放射線遮へいシステムの相対移動可能部分の移動に追従させ、容器の搬送方向に平行に(容器の搬送方向に平行なベクトル成分を少なくとも伴って)移動させることができる。
放射線遮へいシステムの相対移動可能部分の速度を、少なくとも搬送経路の一部分において、搬送経路に沿った容器の移動の速度に合わせて調整することができる。
把持または保持要素が、好ましくは放射線遮へいシステムの相対移動可能部分を少なくともいくつかの部分において貫通し、したがって把持または保持要素のうちの搬送チャネルの内部に位置する部分が、そこで容器を把持または保持し、把持または保持することができる。把持または保持要素の他の部分は、好ましくは搬送チャネルの外部に配置される。この外部に配置される部分は、例えば保守を多く必要とする部品を有することができ、したがってその保守が無菌の搬送チャネルを開くことなく可能である。昇降、回転、枢動、および/または搬送の機構の構成要素は、好ましくは無菌の搬送チャネルの外側に位置する。
とくにはパリソンの処理において、昇降機構を、仕上がり後の容器と比べて小さいパリソンの寸法に適合させることが必要である。
容器は、好ましくは、少なくとも外側の殺菌の領域において実質的にワンピースのクランプスリーブによって保持または搬送される。
殺菌のための装置において、容器の内壁の少なくとも一部分の殺菌のための内側印加装置は、第1の外側印加装置の加速手段と比べて加速電圧が低い加速手段を有することが好ましい。
内側印加装置は、少なくとも一部分が容器の内部へと挿入されなければならない。したがって、強力な遮へい、大型の変圧器、かさばる冷却要素、および他の大型の構成部品を不都合にする寸法に関する特段の要件が存在する。とくにはパリソンの内部の殺菌において、パリソンの広がりが小さいがゆえに、電荷担体をとくに強力に加速させる必要はない。パリソンの内径は、多くの場合に5cm未満、3cm未満、あるいは2cm未満であり、したがって容器の内側に配置される電荷担体出口窓と容器の内表面との間の電荷担体の移動距離は、大きくない。したがって、この場合には、内側印加装置について低い加速電圧で充分である。加速電圧を必要な水準まで下げることは、エネルギ効率、運転コスト、および電荷担体および/または放射線に対する環境の充分な遮へいのための支出において利点をもたらす。
対照的に、外側印加装置は、より広い領域へと電荷担体を放射するため、より高い加速電圧および/またはより多くの電荷担体を必要とする。したがって、外側印加装置の近傍においては、より強力な遮へいが好都合である。
それでもなお、外側印加装置を可能な限り多くの空間に合わせて設計しつつ、容器の必要とされる全表面領域へと電荷担体を印加することができるよう、容器を殺菌するための装置の好ましい実施の形態においては、少なくとも第1の外側印加装置と、好ましくはさらなる外側印加装置とが、実質的に矩形または長円形の電荷担体出口窓を有し、好ましくは電荷担体出口窓の少なくとも1つの長手軸が、電荷担体が印加される容器の長手軸に対して傾けられる。好ましくは、外側印加装置の全体が、電荷担体が印加される容器の長手軸に対して傾けられる。電荷担体出口窓は、好ましくは実質的に矩形である。
「電荷担体が印加される容器の長手軸に対して傾けられる」という表現を、主軸が電荷担体の作用を受けるべき容器の長手軸に対して傾けられている電荷担体出口窓または外側印加装置を指すものと理解すべきである。この点に関し、主軸を、出口窓または外側印加装置のハウジングの優先方向または最大の広がりの方向を構成する軸、あるいはそれに垂直な軸と理解すべきである。この例は、長円形(楕円形)の出口窓または外側印加装置のハウジングの長半軸(large half−axis)および短半軸(small half−axis)や、矩形の出口窓または外側印加装置のハウジングの垂直二等分線などである。
また、外側印加装置の主軸は、好ましくはお互いに対しても傾けられる。
傾けられた外側印加装置および/または電荷担体出口窓の配置ゆえに、搬送経路に沿った搬送の最中に容器の殺菌が行なわれる部位を、延ばすことが可能である。しかしながら、同時に、容器がその全高または全長について、しかしながら少なくとも殺菌されるべき外表面の全領域にわたって、電荷担体へと曝露されることも保証することができる。図4の説明において詳しく述べられるとおり、電荷担体出口窓および/または外側印加装置の傾きゆえに、搬送時に容器が横切る表面と外側印加装置によって放射される電荷担体の雲とが重なり合う平行四辺形の形態の領域が生み出される。
この領域が、容器の殺菌すべき外表面の全体がこの領域を通過するように寸法付けられる。したがって、この領域を画定する平行四辺形が、好ましくは少なくとも容器の長さまたは高さに相当する高さ(底辺からの高さ)を有する。傾きゆえに、容器の外表面のそれぞれの部分の殺菌が行なわれる搬送経路の長さを、好ましくは電荷担体出口窓の幅に対する傾きの角度の正弦にほぼ相当する比(電荷担体の散乱効果は無視した)にて拡大することができる。
さらに、容器を殺菌するための装置において、装置が内側印加装置の少なくとも一部分を容器の内部へと導入することができる導入装置を有し、容器および第2の電荷担体放出装置が、好ましくはお互いに対して容器の長手方向に可動である。
容器を殺菌するための装置のさらなる好都合な実施の形態においては、少なくとも一部分が搬送経路に沿って延びているクリーンルームを封止するために、放射線遮へいシステムの前記第1の部分に対して可動である支持板の一部分が、チャネルに位置するシールおよび/または殺菌媒体に少なくとも間欠的に接触する。支持板は、好ましくは、放射線遮へいシステムのうちの前記第1の部分に対して可動である部分に同期して可動である。支持板が、好ましくはクリーンルームの境界を形成する。
したがって放射線遮へいシステムの相対移動可能部分の側において、搬送チャネルは、ハイドロシール(hydraulic seal)によって環境に対して閉じられる。これは、好ましくは、搬送経路に沿った容器の移動に従って回転し、搬送経路または搬送経路のうちの外側の殺菌が行なわれる部分を遮へいするリングである。
結果として、搬送チャネルの内部が環境に対して閉じられ、異物、汚染物質、微生物、胞子、などが搬送チャネルに進入できないことを、保証することができる。前記媒体は、好ましくはシールおよび殺菌の両方の特徴を有する媒体である。より好ましくは、前記媒体は、周囲の空気および混入した不純物の無菌の搬送チャネルへの流入を阻止する正の圧力を搬送チャネルの内部に作り出すことができるよう、液体または粘性(低粘度)媒体である。気体も媒体として可能であり、それらは好ましくは異物のクリーンルームへの進入が防止されるようなやり方で流され、流れた状態に保たれる。したがって、とくにはクリーンルームの方向から環境の方向に移動する流れが保たれる。
好ましくは、シールおよび/または殺菌媒体が位置するチャネルの下方に、上方のチャネルからの媒体を導入でき、例えば吸い込むことができるさらなるチャネルが位置する。シールおよび/または殺菌媒体は、好ましくは殺菌有効物質(殺菌媒体)の水溶液である。シール手段として、気体の流れを使用し、好ましくは空気の流れを使用し、とくには(フィルタ処理された)周囲の空気を使用し、その流れによってクリーンルームの内部への汚染物質の進入を防止することがとくに好ましい。
さらには、容器を殺菌するための装置において、支持板のうちの放射線遮へいシステムの前記第1の部分に対して可動である部分を、とくには保守および/または清掃の目的で、少なくとも一部分が搬送経路に沿って延びているクリーンルームへのアクセスを可能にするために、チャネルに位置するシールおよび/または殺菌媒体から少なくとも間欠的に離すことができる。とくには、放射線遮へいシステムのうちの前記第1の部分に対して可動である部分、とくには外側殺菌装置の上方の部分を、上方へと取り除くことができる。これは、それまでは環境に対して閉じられていた搬送チャネルを、清掃のために開く可能性を提供する。例として、追加の消毒または殺菌媒体を搬送チャネルへと導入することができる。さらに、保持装置から脱落して搬送チャネル内に位置する容器があれば、さらなる容器の損傷または喪失を防止するために取り除くことができる。
さらに、容器を殺菌するための装置について、容器を搬送経路に沿った搬送の最中に容器の長手方向に沿って移動させることができる昇降装置を有する実施の形態が好ましい。そのような昇降装置は、好ましくは搬送装置のうちの外側の殺菌の最中の容器が搬送される領域に位置する。このやり方で、とくには外側の殺菌の際に容器を外側印加装置に対して向けることができる。したがって、とくには容器の長手軸に対して傾けられた電荷担体出口窓の場合に、容器を容器の外表面の意図される領域へと電荷担体を適用できるように常に位置させることが可能である。
この昇降機構は、好ましくは外側殺菌装置の領域において利用することができる限られた空間に合わせられたモータおよびねじ棒ガイドを有する。しかしながら、容器の長手方向の前記容器の移動を、案内軌道または制御曲線を使用することによって実現することもできる。
電荷担体は、とくには電子であるが、イオンなどの他の電荷担体を使用することも考えられる。
電荷担体出口窓は、とくに好ましくは、チタニウム、石英ガラス、ダイアモンド、これらの組み合わせ、などの材料群から選択される材料で作られる。
さらに本発明は、容器を処理するための設備であって、上述の形式の少なくとも1つの装置を備えており、この装置が好ましくはプラスチック製パリソンを加熱するための加熱手段の下流かつ充てん装置の上流、好ましくは容器の変換装置の上流に配置されている設備に関する。
そのようなプラントによれば、容器の内側および外側の殺菌を、とくには容器の製造および充てんに使用される高いサイクル速度および処理能力で実行することができる。
とくには上述の装置が加熱装置の下流かつ変換装置の上流に配置される場合、装置における迅速な殺菌および迅速な搬送が必要である。殺菌装置における殺菌処理または搬送に時間がかかりすぎると、容器(この場合には、パリソン)が冷えてしまう恐れがある。したがって、装置は、好ましくは、20秒未満、好ましくは15秒未満、とくに好ましくは約11秒の時間窓において容器を搬送経路に沿って搬送して殺菌を行なうために適している。
設備は、好ましくは、とくには容器の殺菌の最中にも容器を所定の搬送経路に沿って移動させる搬送機構を有する。搬送装置は、好都合には、とくに好ましくは複数の把持要素が配置される回転式のキャリアである。
設備が、好ましくは容器の充てんのための装置を有し、この装置の上流に本発明による装置が配置される。
さらに、設備が、容器を容器の殺菌のための装置から引き取って容器の変換のための装置へと移すために適した少なくとも1つの搬送要素(好ましくは、搬送スターホイール)を有することが好ましい。
そのような設備は、好ましくは、いずれの場合も容器を上述の形式の装置へと出し入れするためのいわゆるロックスター(lock star)を有する。これら2つのロックスターは、好ましくは異なる。とくには装置の内部でピッチ間隔が変更されるがゆえに、同一の設計のロックスターは不可能である。
さらに本発明は、プラスチック製容器を殺菌するための方法であって、容器がクリーンルーム内を搬送装置によって搬送され、この搬送の最中に容器の外表面が電荷担体による照射によって殺菌され、容器が少なくとも間欠的に容器の長手方向に移動させられる方法に関する。
本発明によれば、容器が、殺菌の最中に少なくとも間欠的に容器の長手方向を中心にして回転させられる。
この場合に、少なくとも時には、この容器の回転および長手方向の移動を同時に行なうことが可能である。しかしながら、最初に容器の長手方向の移動を行い、次いで回転を行なうことも可能であると考えられる。また、回転運動の後でプラスチック製容器の長手方向の移動を行なうことも、可能であると考えられる。
したがって、放射装置を傾けることで、外側放射装置に対する容器の行程を長くすることが可能である。とくには、この場合に、殺菌の最中に回転が行なわれ、好ましくは長手方向の移動も行なわれる。
好ましい方法においては、容器の長手方向の移動および/または容器の長手方向を中心とする回転が、クリーンルームを維持するために封止される。
容器を殺菌するための方法について、パリソンを殺菌し、とくには飲料および/または他の流体媒体のための容器のパリソンを殺菌する一変種が好ましい。これは、仕上がった成形後の容器と比べて、大幅に小さい表面を殺菌すればよく、したがってプロセスをはるかに効率的に構成することができるという利点を有する。さらに、装置全体の寸法を小さくすることができ、大幅な重量削減をもたらすことができる。さらに、結果として、パリソンの寸法ゆえに使用されるエネルギおよび窓に生じる負荷が小さいため、電荷担体印加装置、すなわち外側印加装置および内側印加装置について、より高いプロセス安定性が可能にされる。
さらに、容器を殺菌するための方法について、少なくとも一部分において湾曲した搬送経路に沿って容器が搬送され、そのような湾曲部分に容器の外壁の少なくとも一部分を殺菌するための外側印加装置が配置されている一変種が好ましい。
さらに、容器を殺菌するための方法について、さらなる外側印加装置が、搬送経路の第1の外側印加装置とは反対の側に配置され、とくに好ましくは第1の外側印加装置およびさらなる外側印加装置が、搬送経路に沿ってずらされて配置されている一変種が好ましい。2つの外側印加装置は、好ましくは搬送経路の曲率円の2〜20°の間、とくに好ましくは5〜10°の間の角度だけ、お互いに対してずらされる。
さらなる利点および実施の形態が、添付の図面から明らかである。
容器を殺菌するための装置の概略の上面図を示している。 容器を殺菌するための装置について、容器の外側の殺菌が行なわれる領域の概略の上面図を示している。 容器を殺菌するための本発明による設備の斜視図を示している。 容器を殺菌するための装置の側面図を示している。 プラスチック製パリソンを移動させるための昇降/回転機構の図を示している。 図4に示した機構の詳細を示している。 回転機構のさらなる図を示している。 本発明による装置のさらなる詳細図を示している。 本発明による装置のさらなる平面図を示している。 図7の図の斜視図を示している。 本発明による装置の全体図を示している。
図1が、容器19を殺菌するための装置50の概略の上面図を示している。装置50が、容器19を受け取る搬送装置1(図示の実施の形態においては、供給スターホイール1として設計されている)を有している。外側の殺菌が行なわれる容器19の処理ゾーンが、供給スターホイール1に対して下流に位置している。容器19へと電荷担体を作用させることができるように、容器が、容器を外側印加装置10および11を過ぎて搬送する搬送装置2へと移される。搬送の最中に、電荷担体が容器19へと印加され、外側印加装置10および11によって発せられた電荷担体が容器19へと作用する。全周にわたる殺菌を可能にするために、2つの外側印加装置10および11が設けられ、第1の外側印加装置10が、搬送経路の径方向内側に配置され、第2の外側印加装置11が、搬送経路の径方向外側に配置される。しかしながら、2つの外側印加装置のうちの一方を省略し、代わりに容器の完全な殺菌を容器の回転(例えば、完全な1回転)によって達成することも考えられる。
外側印加装置10および11(とくには、外方向へと放射を行なう外側印加装置10)によって発せられる放射線に対して環境14を遮へいするために、この領域は、強力な放射線遮へいシステム21によって囲まれる。この目的のため、放射線遮へいシステムは、搬送チャネルを異なる方向において遮へいする複数の放射線遮へい装置22および23で構成される。図示の上面図においては、外側の放射線遮へい装置23および内側の放射線遮へい装置22を見て取ることができる。下方および上方の遮へいは、示されていない。
外側印加装置10および11の領域において搬送経路が湾曲しており、したがって放射線遮へいシステム21も湾曲しているため、放射線を外側の放射線遮へい装置23と内側の放射線遮へい装置22との間で反射させることができ、したがって殺菌が生じる領域が、単なる外側印加装置10および11あるいは電荷担体出口窓の直前の領域と比べ、より大きい。
容器を、容器の外面の殺菌が生じる領域にできるだけ長くとどめておくことができるよう、遅い搬送速度および短い容器間の間隔が好都合である。搬送経路に沿った2つの隣接容器間の間隔が短いことで、低い搬送速度においても高い処理能力を達成できる。さらに、短いピッチ間隔は、殺菌処理に利用されずに容器間を通過する電荷担体(または、放射線)を少なくできる点で、好都合である。
しかしながら、下流において必要とされる装置が要求するとおりのより大きなピッチ間隔を回復し、すなわち搬送経路に沿って互いに直接連続する2つの容器間の間隔を広げるために、間隔変更装置3が、外側殺菌装置の直後の下流側に配置され、搬送経路に沿って互いに連続する2つの容器の間の間隔を変化させる。この間隔変更装置3(この場合には、ピッチ縮小スターホイール)によって、下流に配置される内側殺菌装置15へと受け渡すことができるよう、容器の間隔を変化させることが可能である。
内側殺菌装置は、少なくとも一部分を容器の中へと導入することができる複数の内側印加装置15を有している。これらは、容器の内面の処理の最中に搬送経路に沿って容器を搬送する搬送装置4に沿って配置され、あるいはそのような搬送装置4の周囲に配置されている。内側の殺菌のために、各々の内側印加装置15は、容器の開口をちょうど通り抜けるように寸法付けられたいわゆるビームフィンガを有している。しかしながら、各々の内側印加装置15の残りの部分は、通常はビームフィンガよりも大幅に大きく、とくにはビームフィンガよりも大きい直径を有している。この直径は、通常は殺菌対象の個々の容器の各々の直径よりも大きく、したがって内側殺菌装置の領域において搬送経路に沿って互いに直接連続する2つの容器の間の間隔は、もはや容器の直径を前提にして定められるのではなく、隣り合う2つの内側印加装置15の間の最小間隔を前提にして定められる。したがって、とくにはパリソンの内側の殺菌において、搬送経路に沿って互いに直接連続する2つの容器の間の間隔を大きくし、隣り合う2つの内側印加装置15の間の間隔に合わせることが必要である。
内側殺菌装置15による処理の後で、容器は、内側殺菌装置から下流の搬送装置5へと届けられる。この搬送装置5は、搬送装置1と同様に、搬送スターホイール5として設計されている。しかしながら、搬送スターホイール1および5は、その構成が異なっている。少なくとも、容器を搬送するためのピッチ間隔が異なっている。搬送スターホイール5は、内側の殺菌時に容器を搬送する搬送装置4から、内面について殺菌が行なわれた容器を引き取り、さらなる搬送装置(図示されていない)または容器処理装置へと届ける。例えば、搬送スターホイール5の下流に配置される容器処理装置は、変形装置または充てん装置であってよい。個々の内側印加装置15が、好都合には、容器19の内面全体に電荷担体を作用させる。
図2が、容器を殺菌するための装置について、容器の外側の殺菌が行なわれる領域の概略の上面図を示している。
とくには、図2は、搬送経路のうちの容器19の外側の殺菌が行なわれる部分を示している。外側の殺菌のために、容器が、外側印加装置10および11を過ぎて案内される。これらの外側印加装置10および11は、搬送経路の別々の側に配置され、したがって別々の側から容器19へと電荷担体を作用させるために適している。結果として、容器19を完全に1回転させなくても全周に電荷担体を作用させることができるため、容器19の搬送機構を単純にすることができる。外側印加装置10および11が、容器19の外周面の全体に電荷担体を好都合に作用させる。
2つの外側印加装置10および11は、互いに直接向かい合っているのではなく、容器19の搬送経路に沿って互いにずらされて配置されている。図2に示した図において時計方向に(右方へと)進む搬送経路に沿った容器の搬送の際に、容器は、最初に、径方向の内側に位置して電荷担体を径方向の外側に向かって加速させる外側印加装置10の作用の範囲に達する。ここで、容器の搬送装置2に対して径方向内側に位置する外面が、電荷担体に曝される。
さらに少し下流において、容器19は、径方向の外側に位置して電荷担体を径方向の内側に向かって加速させる外側印加装置11の作用の範囲に進入する。この領域において、搬送装置2に対して径方向外側に位置しており、外側印加装置10による処理の際には容器の電荷担体の影に位置している容器の外面に、外側印加装置11による電荷担体が作用する。
2つの外側印加装置10および11は、搬送装置2の中心または回転軸に対する所定の角度だけ、お互いに対してずらされている。このようにずらすことで、2つの外側印加装置10および11の電荷担体がお互いへと直接加速させられることがなく、したがって長期の動作において外側印加装置10および11に損傷が引き起こされることがないように、保証することができる。また、容器19は、電荷担体に曝されたときに、加速された電荷担体の運動エネルギの少なくとも一部を吸収して熱エネルギへと変換するがゆえに、加熱される可能性がある。したがって、外側印加装置10および11をずらして配置することで、2つの外側印加装置10および11からの電荷担体の同時の印加による容器の過熱、したがって損傷の可能性を、回避することができる。
さらに、搬送経路のうちの容器が電荷担体へと曝される部分の長さが長くなる。電荷担体に電荷担体加速装置による所定の好ましい方向に加えて拡散も加えられる電荷担体の雲状の伝播により、容器19が両方の外側印加装置10および11の共通の電荷担体の雲により長い時間にわたってとどまるように、放射された電荷担体の雲を部分的に重ね合わせることも可能である。
環境14を放射される電荷担体および/または電荷担体の生成時に放射される放射線から遮へいするために、外側の殺菌の領域は、強力な放射線遮へいシステム21によって囲まれる。放射線遮へいシステム21は、搬送経路を別々の側において囲む放射線遮へい装置22および23で少なくとも構成される。搬送装置2の中心(とくには、搬送装置2の回転軸)に関して、1つの放射線遮へい装置23が搬送チャネルの径方向外側に配置され、1つの放射線遮へい装置22が搬送チャネルの径方向内側に配置される。図面の平面に対して垂直な方向の搬送経路の遮へいは、示されていない。
外側印加装置10および11の領域における放射線遮へいシステム21は、搬送経路の湾曲に倣い、したがって放射線を外側の放射線遮へい装置23と内側の放射線遮へい装置22との間で反射させることを可能にする。このやり方で、容器が電荷担体および/または高エネルギの(殺菌力のある)放射線に曝される領域を、広げることが可能である。
図3が、容器を殺菌するための装置について、容器19の外側の殺菌が行なわれる領域の概略の斜視図を示しており、電荷担体出口窓30がさらに示されている。
図2と同様に、放射線遮へいシステム21によって囲まれた搬送チャネルおよび外側印加装置11が示されている。搬送装置2(図示されていない)の中心に関して径方向の内側に位置する外側印加装置10、および内側の放射線遮へい装置22のうちのこの領域に位置する部分は、外側印加装置11およびその電荷担体出口窓30の配置を表わすことができるよう、図示されていない。
図3に見て取ることができるとおり、外側の放射線遮へい装置23は、外側印加装置11において生成された電荷担体を搬送チャネルへと進入させることができるよう、外側印加装置11の領域において中断されている。この目的のため、外側印加装置11のハウジングが、クリーンルームとして設計された搬送チャネルの汚染を防止するために、搬送チャネルと同一面の様相で終端処理されている。外側印加装置11の同一面での接続は、この場合には固定フランジである固定要素31によって達成される。電荷担体を妨げられることなくクリーンルームまたは搬送チャネルへと通すことができるよう、外側印加装置11は、電荷担体出口窓30を有しており、この電荷担体出口窓30を通じて、電荷担体を電荷担体発生装置によって搬送チャネルの方向に加速させることができる。このようにして、電荷担体を電荷担体出口窓30を通ってクリーンルームの内部へと到達させ、搬送経路に沿って搬送される容器19に接触させることができる。
電荷担体出口窓30は、実質的に矩形の断面を有している。電荷担体出口窓30について、円、長円、および/または矩形の特別な形態としての正方形など、他の形状も可能であるが、矩形の形態または等しくない辺の長さを持つ平行四辺形の形態が好ましい。図示の矩形の形態においては、主軸が、搬送経路(または、その水平ベクトル部分)に対して斜めになるように向けられている。その結果、電荷担体出口窓30を過ぎて案内される容器19を、電荷担体の雲の作用の範囲内により長くとどまらせることが可能である。このようにして、同等の殺菌力において、よりコンパクトな構成を実現することができる。
とくには容器19を搬送チャネルの円形の経路に沿った搬送の最中にリフト機構によって上昇させることができ、したがって電荷担体出口窓30の推移を辿らせることができる場合に、処理領域の拡大が可能である。
これを、とくには、図4に示される概略の側面図に見て取ることができる。図4は、容器19を殺菌するための装置50について、容器の外側の殺菌が行なわれる領域の側面図を示しており、さらに電荷担体出口窓30が示されている。いくつかの外側印加装置10および11の電荷担体出口窓30を搬送経路(または、その水平ベクトル部分)および/または容器の長手軸に対して或る角度αだけ傾けて配置できることを明瞭に示すために、いくつかの電荷担体出口窓30が示されている。電荷担体出口窓30を、お互いに対して傾けて配置することもできる。このようにして、搬送経路に沿った外側印加装置10の領域において上昇させる(あるいは、容器の長手軸に沿った方向に移動させる)ことができる容器19を、搬送経路に沿った次の外側印加装置11の領域において再び下降させる(あるいは、容器の長手軸に沿って最初の移動とは反対の方向に移動させる)ことができる。
容器の長手軸に対して或る角度αだけ傾けられた電荷担体出口窓30の向きゆえに、容器19の搬送の最中に外側の直接的な殺菌を行なうことができる部分が長くなる。容器19がもっぱら容器の長手軸に対して直角に移動するときでも、搬送経路において容器19の外壁の一部分が電荷担体の放射へと曝される部分が長くなる。例えば容器19の底部の側板(side sheathing)を考えてみると、これは、搬送経路の一部分(図示の平行四辺形Pの長さL)において、容器へと外側印加装置11によって垂直に放射される電荷担体の直接の影響下に位置する。この長さL(三角関数または角度関数による)は、出口窓の幅と比べて、傾きの角度の正弦の逆数値(すなわち、傾きの角度の余割)に相当する係数にて長くなっている。
この場合に、電荷担体出口窓30の傾きは、電荷担体出口窓30と、容器19の搬送の際に容器19の電荷担体出口窓30への垂直投影によってカバーされる面積との重なり合いの領域が、少なくとも容器の長手方向の長さに相当する高さHを有するように選択される。図示の例では、重なり合いの領域が、長さLおよび(Lの上方の)高さHの平行四辺形の形状を有している。しかしながら、電荷担体出口窓30の形状、搬送経路に対する容器19の向き、および搬送経路の方向に応じて、重なり合いの領域について他の形状も可能である。
装置のきわめてコンパクトな設計を可能にするため、図4に示されるように、容器19を、搬送経路に沿った搬送の最中に、(1つのベクトル成分を少なくとも伴って)容器の長手軸に沿って移動させることもできるようにすることが提案される。図4に示される容器19が、殺菌の最中に水平方向(または、長さLに平行)だけでなく、高さ方向Hにも移動させられる場合、容器をさらに長く電荷担体の作用の範囲内に保つことができる。
この目的のため、搬送装置2が、昇降装置17(概略的にのみ示されている)を有する。この昇降装置17が、搬送装置2へと接続されて搬送装置の回転運動の場合に搬送装置の水平移動に追従する実質的に水平な支持板24へと接続される。昇降装置17は、クリーンルームの外側に配置される。したがって、保守の作業が簡単になる。搬送経路に沿った搬送の最中に容器を保持する保持要素33が、クリーンルームの内部に配置され、昇降装置17へと接続されている。保持要素33と昇降装置17との間の接続は、上側の放射線遮へい装置24を貫通するキャリア29によって達成される。上側の放射線遮へい装置24は、放射線遮へい装置22および23に対して可動に取り付けられ、支持板24に平行に移動する。したがって、放射線遮へい装置24は、キャリア29を案内することができる開口を有している。キャリア29または容器が容器の長手方向に移動するときにも放射線遮へい装置24の遮へい能力を維持することができるように、キャリア29が、少なくとも一部分に、放射線遮へい装置24の開口を電荷担体および放射線ならびにクリーンルームの汚染の両方に関して封じることができる遮へい材料を備えている。
支持板24へと接続された昇降装置17と、放射線遮へい装置16の開口とが、昇降装置17が放射線遮へい装置16の開口の上方に位置するようなやり方で互いに同期して移動するように保証するため、支持板24および放射線遮へい装置16が、支持要素25を介して互いに接続される。
図1において、参照番号120が、プラスチック製パリソンを加熱するための加熱装置を指し、参照番号130が、プラスチック製パリソンをプラスチック製容器へと変換する変換装置を指している。ここで、すでに図4に示したように、2つの外側殺菌装置11の各々が傾けられ、あるいは外側殺菌装置の出口窓の各々が傾けられることを、理解できるであろう。これら2つの傾けられた位置も向かい合わせであり、好ましくはこれら2つの出口窓の間を延びる対称軸について軸対称である。このやり方で、例えばプラスチック製パリソンの移動が時計方向であると仮定すると、プラスチック製パリソンが、まず第一に、右側の外側殺菌装置を過ぎて案内されると同時に、下降させられる。
次いで、プラスチック製パリソンを、左側の外側殺菌装置を通過するときに再び上昇させることができる。同時に、プラスチック製パリソンを、上述したように、駆動装置104によって回転させることも可能である。このやり方で、きわめて迅速な殺菌が達成される。上述のように、電子の反射要素を、プラスチック製パリソンの照射をさらに改善するために、該当する内壁22に配置することができる。
図5が、個々のプラスチック製パリソン19のための昇降/回転複合機構の説明のための図を示している。これらは、いずれの場合も、キャリア29および保持装置29aに配置される。これらの保持装置29aが、ここではプラスチック製パリソンの口に係合し、好ましくはこのプラスチック製パリソン19の口の内壁に対して付勢される。
参照番号84が、昇降の移動を封止するように機能するゲートルを指している。さらなる支持要素85が、クリーンルームの境界を貫いて延びている。参照番号82が、ここではプラスチック製パリソン19を上昇させるように機能する圧縮ばねを指している。参照番号104が、プラスチック製パリソンの回転運動をもたらす駆動モータなどの駆動装置を指している。参照番号102が、案内曲線(図示されていない)を転がることによって上方移動を実行することができる曲線ローラを指している。参照番号92が、上方移動を実行するための装置を保持するように機能する支持ブロックを指している。したがって、上方移動が、軸方向の支持面94によって可能にされる。軸受ブッシュ87が、ゲートル84の端部に設けられている。このブッシュは、ここでは把持ブッシュとして精密に機能し、軸方向に可動である。参照番号93が、回転シールを指している。この構成により、回転運動および上方移動を必要に応じて同時に実行することも可能である。
参照番号18が、回転シャフト85を取り付けるための軸方向および径方向の軸受装置の全体を指している。参照番号99が、X線の遮へいのための中間部を指している。回転軸受27が、回転運動を支持するために設けられている。
図6が、図5に示した構成の詳細をよりよく示すための拡大図を示している。
図7が、回転駆動部について考えられるさらなる実施の形態を示している。この回転駆動部においては、やはり曲線ローラ102が上方移動を実行するために設けられているが、ここでは回転運動が、お互いに対して変位可能な歯システムによって行なわれる。ここで、より正確には、ここでは背高ホイールとして設計された第1の歯車112が設けられている。さらに、歯車112と係合することによって回転運動を可能にする中空歯車114が設けられている。参照番号116が、上方移動に備えてパリソン19を上方へと引っ張るように機能するばね装置を指している。中空歯車に代えて、やはり内歯システムを有することができる中空の歯付きベルトを設けてもよい。そのような(中空の)歯付きベルトは、好都合には可撓な構成である。加えて、この中空歯車または対応する中空の歯付きベルトを駆動するモータなどの駆動装置(図示されていない)を設けることができる。
このやり方で、線量が一様に分布するようにパリソンまたは容器の回転を達成することができる。このやり方で、一方では容器の回転を達成する手段が保たれ、他方では各々の回転ユニットに個別のサーボモータを設ける必要がない。
図8が、本発明による装置について考えられるさらなる図を示している。ここでも、ホルダ62上に配置された昇降曲線63が示されている。参照番号12が、プラスチック製パリソンが通過するクリーンルームを指している。参照番号14が、このクリーンルームの周囲(無菌でない)を指している。
参照番号39が、空気チャネルを指しており、参照番号28が、機構を支持するように機能する支持板を指している。参照番号24が、昇降ユニットのためのさらなる支持板を指しており、参照番号26が、ボール回転コネクタを指している。
一般に、プラスチック製パリソンは、スターホイールにて放射体を過ぎて搬送されることで消毒される。これは、プラスチック製パリソンと放射装置のおおむね平坦な出口窓との間の距離の変化を引き起こす。距離の違いによって引き起こされる処理における線量の相違を補償するために、回転を、このプラスチック製パリソンの放射体からの距離の関数として実行することが考えられる。このやり方で、たとえ放射装置からの距離が変化しても、線量の分布をきわめて均質かつ一様に設定することも可能であると考えられる。
図9および10が、本発明による装置の2つのさらなる概略図を示しており、ここでもやはり、径方向内側の放射線遮へい装置と径方向外側の放射線遮へい装置との間に形成される空間を通過するパリソン19の搬送経路が示されている。また、外側印加装置11もやはり示されている。
図11が、本発明による装置の全体図を示している。ここでもやはり、回転運動を生み出すための個別の駆動部104および上方移動を担当する案内曲線63を見て取ることができる。この実施の形態においては、プラスチック製パリソンの搬送経路の径方向外側に配置された2つの外側殺菌装置が設けられている。
この場合に、外側殺菌装置は、上述のように、電荷担体または電子を放出できる出口窓を有することができる。これらの出口窓は、少なくとも一部分に膜を有し、とくにはチタニウムを有する。このチタニウム膜は、好都合には2μm〜30μmの間、好ましくは5μm〜20μmの間、とくに好ましくは6μm〜14μmの間の厚さを有する。さらに、好都合には、この出口窓を冷却するための冷却ユニットが設けられる。この場合には、出口窓に液体および/または気体の媒体を供給する印加装置が設けられる。さらに、冷却格子を設け、出口窓を当接させることも可能である。これらの冷却格子は、これらの冷却格子を通って流れる冷却媒体を有することができる。
出願人は、本出願の出願書類に開示されたすべての特徴を、それらが個別または組み合わせにおいて先行技術に対して新規である限りにおいて、本発明に必須であるとして請求する権利を留保する。
1 供給スターホイール
2 搬送装置
3 間隔変更装置
4 搬送装置/回転装置
5 搬送装置/搬送スターホイール
10 外側印加装置
11 外側印加装置
12 クリーンルーム
14 周囲
15 内側殺菌装置
16 放射線遮へい装置
17 昇降装置/移動装置
18 軸方向および径方向の軸受装置
19 容器/プラスチック製パリソン
21 放射線遮へいシステム
22 放射線遮へい装置
23 放射線遮へい装置
24 支持板
25 支持要素
27 回転軸受
29 キャリア
29a 保持装置
30 電荷担体出口窓
31 固定要素
33 保持要素
39 空気チャネル
50 装置
60 結合装置
62 ホルダ
63 案内曲線
82 圧縮ばね
84 ゲートル
85 回転シャフト
87 軸受ブッシュ
92 支持ブロック
93 回転シール
94 軸方向の支持面
99 X線の遮へいのための中間部
102 曲面ローラ
104 駆動装置/駆動部
112 歯車
114 中空歯車
116 ばね装置
120 加熱装置
130 変換装置
H 高さ
L 長さ/長手方向
U 周囲の環境
P 平行四辺形
α 角度


Claims (25)

  1. 容器(19)を殺菌の最中に所定の搬送経路に沿って搬送することができる搬送装置(2)と、少なくとも1つの壁によって環境に対して境界付けられており、その内側において容器(19)を容器の殺菌の最中に搬送することができるクリーンルーム(12)と、電荷担体の生成のための電荷担体源を有しており、容器(19)の外壁の少なくとも一部分を殺菌する第1の外側印加装置(11)と、容器(19)を容器の殺菌の最中に長手方向に間欠的に又は連続的に移動させる第1の移動装置(17)と、を備えるプラスチック製容器(19)の殺菌のための装置(50)であって、前記装置(50)が、容器を殺菌の最中に間欠的に又は連続的に容器の長手方向を中心にして回転させる回転装置を有しており、該回転装置および前記移動装置(17)が、容器(19)の長手方向の移動の最中に容器(19)を回転させることができるやり方にて構成されており、
    容器(19)の長手方向の移動と容器(19)の長手方向を中心とする回転運動とを組み合わせる機械的な結合装置を有することを特徴とする装置(50)。
  2. 前記回転装置の少なくとも1つの要素が、前記クリーンルーム(12)の外に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置(50)。
  3. 前記移動装置(17)の少なくとも1つの要素が、前記クリーンルーム(12)の外に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置(50)。
  4. 容器(19)の長手方向の移動および/または容器(19)の長手方向を中心とする回転を封止する少なくとも1つのシール装置を有し、該シール装置が、前記移動が導入されるこの領域においてクリーンルームの封止を達成することを特徴とする請求項2または3に記載の装置(50)。
  5. 電子を反射させるための少なくとも1つの反射要素を有しており、該反射要素が、容器(19)を前記第1の外側印加装置(11)と該反射要素との間を搬送できるようなやり方で配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置(50)。
  6. 前記機械的な結合装置が、互いに係合する2つの歯車(112、114)を有していることを特徴とする請求項1に記載の装置(50)。
  7. 一方の歯車(112)を、歯車(112、114)間の係合を保ちつつ他方の歯車(114)に対して変位させることができることを特徴とする請求項6に記載の装置(50)。
  8. 前記外側印加装置(11)が、加速させた電荷担体を放出させることができる出口窓(30)を有しており、該出口窓(30)が、少なくとも一部分に膜状の要素を有していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置(50)。
  9. 前記結合装置が、可撓な歯付きベルトを有していることを特徴とする請求項1に記載の装置(50)。
  10. 前記結合装置が、2つの反対向きの移動方向に移動させることができる少なくとも1つの結合要素を有していることを特徴とする請求項1に記載の装置(50)。
  11. 前記結合装置が、駆動装置によって駆動される少なくとも1つの結合要素を有し、該結合要素がさらなる結合要素を駆動することを特徴とする請求項1に記載の装置(50)。
  12. 前記駆動装置が、サーボモータである、請求項11に記載の装置(50)。
  13. 2つの互いに係合する歯システムが、結合要素として設けられる、請求項1に記載の装置(50)。
  14. 前記2つの互いに係合する歯システムが、歯付きベルトまたは歯付き車である、請求項13に記載の装置(50)。
  15. 前記2つの互いに係合する歯システムの少なくとも一方が、駆動ユニットによって駆動される、請求項13又は14に記載の装置(50)。
  16. 前記駆動ユニットが、電気モータである、請求項15に記載の装置(50)。
  17. 2つの歯車のうちの少なくとも一方が、背高ホイールとして設計される、請求項6又は7に記載の装置(50)。
  18. 前記背高ホイールが、不動に配置され、第2のホイールが、前記背高ホイールに対して変位可能に配置される、請求項17に記載の装置(50)。
  19. 前記第2のホイールが、プラスチック製容器を直接駆動する、請求項18に記載の装置(50)。
  20. 前記プラスチック製容器が、プラスチック製パリソンである、請求項19に記載の装置(50)。
  21. 搬送経路のうちの第1の外側印加装置が配置される領域において、容器を殺菌するための装置が、少なくとも一部分について、第1の外側印加装置によって放射された放射線を少なくとも部分的に吸収することができる1つの外側の放射線遮へい装置および1つの内側の放射線遮へい装置を少なくとも有する放射線遮へいシステムによって囲まれる、請求項1に記載の装置(50)。
  22. 前記2つの放射線遮へい装置の間を延び、容器を搬送することができる搬送チャネルを有し、前記内側の放射線遮へい装置は、装置の内面の方向において電荷担体を遮へいする放射線遮へい装置と理解される、請求項21に記載の装置(50)。
  23. 前記外側の放射線遮へい装置が、湾曲した搬送経路の径方向外側に配置される、請求項21又は22に記載の装置(50)。
  24. 請求項1〜23のいずれか一項に記載の装置(50)を用いる、プラスチック製容器(19)の殺菌方法であって、容器(19)がクリーンルーム(12)内を搬送装置(2)によって搬送され、該搬送の最中に容器(19)の外表面が電荷担体による照射によって殺菌され、容器が間欠的に又は連続的に容器の長手方向に移動させられる、プラスチック製容器の殺菌のための方法であって、容器(19)が、容器の殺菌の最中に間欠的に又は連続的に容器の長手方向を中心にして回転させられ、
    機械的な結合装置によって、容器(19)の長手方向の移動と容器(19)の長手方向を中心とする回転運動とを組み合わせることを特徴とする方法。
  25. 容器(19)の長手方向の移動および/または容器(19)の長手方向を中心とする回転が、封止されており、前記移動が導入されるこの領域においてクリーンルームの封止により達成されることを特徴とする請求項24に記載の方法。
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