JP6694797B2 - 電子線滅菌設備 - Google Patents

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Description

本発明は、電子線滅菌設備に関するものである。
飲食品用または医療用の容器を取り扱う企業は、その容器の滅菌が不十分ゆえに食中毒または医療の事故を引き起こすと、社会からの信用が大きく失墜することになる。このため、これらの容器などには、安全性が重要視される先進諸国で、確実な滅菌が必要である。
現在では、容器を確実に滅菌するための設備として、容器に電子線を照射するものが採用されている。このような設備には、容器の外面および内面を確実に滅菌するために、容器の外面に電子線を照射する外面電子線照射装置と、容器の内面に電子線を照射する内面電子線照射装置とが設けられる。この外面電子線照射装置から照射される電子線の影が容器の外面に生じないようにするために、容器の開口部を内から保持する保持要素が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−121852号公報
ところで、上記特許文献1には、その段落[0020]に保持要素がコレットチャックの形式であると記載されている。コレットチャックの形式であれば、クランプ装置を必要としないので、クランプ装置を原因とする容器の汚染が防止される。
このような保持要素で開口部の内から容器を保持しながら、当該容器の外面を滅菌した後は、当該容器の内面を滅菌するために、外面滅菌用の装置群から容器を内面滅菌用の装置群に引き渡す必要がある。この引き渡しの際に、容器の開口部から保持要素が引き抜かれることになり、この際に、容器の内部から保持要素に付着していた菌が当該保持要素から落下して、せっかく滅菌された容器の外面に菌が付着することになる。こうなれば、容器の外面が汚染されてしまうので、当該容器の滅菌が不十分な結果となってしまう。また、開口部から引き抜かれる際の保持要素を滅菌するために、別途の滅菌装置を設ければ、設備が全体として大掛かりになってしまう。
そこで、本発明は、簡素な構成で容器(開口部を有する滅菌対象物)の外面を確実に滅菌し得る電子線滅菌設備を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の発明に係る電子線滅菌設備は、滅菌対象物の開口部を内から保持する内保持具と、
この内保持具の位置を調整する位置調整機構と、
上記内保持具に保持されている滅菌対象物の外面に電子線を照射して滅菌する外面電子線照射装置と、
上記内保持具から受け渡された滅菌対象物を外から保持する外保持具と、
この外保持具に保持されている滅菌対象物の内面および開口部に電子線を照射して滅菌する内面電子線照射装置とが設けられた電子線滅菌設備であって、
上記位置調整機構が、上記外保持具に受け渡された滅菌対象物の開口部に内面電子線照射装置から照射される電子線を、上記内保持具にも照射されるように当該内保持具の位置を調整するものである。
また、第2の発明に係る電子線滅菌設備は、第1の発明に係る電子線滅菌設備において、内面電子線照射装置から電子線が照射されている内保持具を回転させる駆動機構を設けたものである。
さらに、第3の発明に係る電子線滅菌設備は、第1または第2の発明に係る電子線滅菌設備における内保持具において、内面電子線照射装置から電子線が照射されるのが、少なくとも、滅菌対象物に接していた部分であるものである。
加えて、第4の発明に係る電子線滅菌設備は、第1乃至第3のいずれかの発明に係る電子線滅菌設備における内保持具が、滅菌対象物の開口部を封止しながら内から保持する内封保持具であるものである。
上記電子線滅菌設備によると、上記内保持具および滅菌対象物の内部からの菌が滅菌された外面を汚染することはないので、簡素な構成で滅菌対象物の外面を確実に滅菌することができる。
本発明の実施の形態に係る電子線滅菌設備によりペットボトルの外面を滅菌する様子を示す概略側面図である。 同電子線滅菌設備によりペットボトルの内面および内保持部を滅菌する様子を示す概略側面図である。 本発明の実施例1に係る電子線滅菌設備の平面図である。 図3の符号Bの位置における上流側から下流側を見た側面図である。 図3の符号Bから符号Cまでの位置における上流側から下流側を見た側面図である。 図3の符号Bから符号Cまでの位置における上流側から下流側を見た図4よりも下流側の側面図である。 図3の符号Cの位置における上流側から下流側を見た側面図である。 図3の符号Cから符号Dまでの位置における上流側から下流側を見た側面図である。 本発明の実施例2に係る電子線滅菌設備の平面図である。 図9の符号Cの位置における上流側から下流側を見た側面図である。 本発明の実施例3に係る電子線滅菌設備の平面図である。 図11の符号Cの位置における上流側から下流側を見た側面図である。 図11の符号Cから符号Dまでの位置における上流側から下流側を見た側面図である。 図11の符号Cから符号Dまでの位置における上流側から下流側を見た図13よりも下流側の側面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る電子線滅菌設備について図1および図2に基づき説明する。
この電子線滅菌設備は、概略的に、図1に示す内保持具5に保持されている開口部7が形成された滅菌対象物6の外面を外面電子線照射装置3により滅菌した後、図2に示す外保持具9に保持されている滅菌対象物6の内面を内面電子線照射装置43により滅菌する前または滅菌しながら、内面電子線照射装置43により内保持具5も滅菌しようとするものである。上記開口部7が形成された滅菌対象物6は、例えば、ペットボトルなどの容器、またはプリフォーム体などである。なお、プリフォーム体とは、ブロー成形によりペットボトルに成形される前の原料体であって試験管形状のものである。以下では、簡単のために、上記開口部7が形成された滅菌対象物6をペットボトル6として説明する。
上記電子線滅菌設備1は、図1に示すように、ペットボトル6の開口部7を内から保持する内保持具5と、この内保持具5の位置を調整する位置調整機構24と、上記内保持具5に保持されているペットボトル6の外面に電子線を照射して滅菌する外面電子線照射装置3とが設けられる。また、図2に示すように、上記電子線滅菌設備1は、上記内保持具5から受け渡されたペットボトル6を外から保持する外保持具9と、この外保持具9に保持されているペットボトル6の内面および開口部7に電子線を照射して滅菌する内面電子線照射装置43とが設けられる。上記位置調整機構24は、上記外保持具9に受け渡されたペットボトル6の開口部7に内面電子線照射装置43から照射される電子線を、上記内保持具5にも照射されるように当該内保持具5の位置を調整するものである。
次に、上記電子線滅菌設備1の作用について説明する。
図1に示すように、開口部7を内から内保持具5に保持されているペットボトル6の外面には、外面電子線照射装置3から電子線が照射される。その後、図2に示すように、内保持具5からペットボトル6が外保持具9に受け渡される。ペットボトル6を外保持具9に受け渡した内保持具5は、ペットボトル6の内面に電子線を照射しようとする内面電子線照射装置43の妨げとならないように、位置調整機構24により退避される。ここで、位置調整機構24により内保持具5を退避する位置は、内面電子線照射装置43からペットボトル6の開口部7に照射される電子線が、上記内保持具5にも照射される位置でもある。このため、ペットボトル6を外保持具9に受け渡した内保持具5は、ペットボトル6の内部から菌が付着したとしても、内面電子線照射装置43により滅菌されるので、滅菌されたペットボトル6の外面を汚染することはない。同時に、内保持具5から受け渡されたペットボトル6の開口部7も、内面電子線照射装置43により滅菌されるので、ペットボトル6の内部から菌が滅菌されたペットボトル6の外面を汚染することはない。
このように、上記電子線滅菌設備1によると、内保持具5およびペットボトル6の内部からの菌が滅菌された外面を汚染することはないので、簡素な構成でペットボトル6の外面を確実に滅菌することができる。
以下、上記実施の形態をより具体的に示した実施例1〜3に係る電子線滅菌設備1について説明する。
本実施例1に係る電子線滅菌設備1は、図3に示すように、ペットボトル6を搬送しながら当該ペットボトル6の外面を滅菌するための外面滅菌用搬送装置2と、この外面滅菌用搬送装置2から受け渡されたペットボトル6を搬送しながら当該ペットボトル6の内面を滅菌するための内面滅菌用搬送装置4とが設けられる。上記電子線滅菌設備1は、さらに、外面電子線照射装置3、すなわち、上記外面滅菌用搬送装置2に搬送されているペットボトル6の外面に電子線を照射して滅菌する装置が設けられる。図3において、符号Aは外面滅菌用搬送装置2が上流側からペットボトル6を受け取る位置を示し、符号Bはペットボトル6の外面が滅菌される位置を示し、符号Cは外面滅菌用搬送装置2からペットボトル6が内面滅菌用搬送装置4に受け渡される位置を示し、符号Dは内面滅菌用搬送装置4がペットボトル6を下流側に受け渡す位置を示す。ここで、図4〜図8は、ペットボトル6が搬送される経路上において上流側から下流側を見た側面図である。また、図4は符号Bでの位置を示し、図5および図6は符号Bから符号Cまでの間の位置を示し(図5が上流側で図6が下流側)、図7は符号Cでの位置を示し、図8は符号Cから符号Dまでの間の位置を示す。
[外面の滅菌に関する構成]
上記外面滅菌用搬送装置2は、図3に示すように、平面視で時計回りに回転する円板状の外面滅菌用ターンテーブル20と、この外面滅菌用ターンテーブル20の外周部に等ピッチで多数配置されてペットボトル6を搬送するための外面滅菌用搬送ユニット21〜23とを有する。
上記外面滅菌用搬送ユニット21〜23は、それぞれ、ペットボトル6の開口部7を封止しながら内から保持する内封保持具21(内保持具5の一例である)と、ペットボトル6の口部8を外から保持する外面滅菌用グリッパ22と、上記内封保持具21および外面滅菌用グリッパ22をそれぞれ適切な位置にする保持位置調整器23とを有する。この保持位置調整器23は、図4に示すように、外面滅菌用ターンテーブル20の外方側で内封保持具21を出退および昇降させる出退昇降機構24(位置調整機構24の一例である)と、外面滅菌用ターンテーブル20の外方側で外面滅菌用グリッパ22を出退させる出退機構25とを有する。
上記内封保持具21は、図4に示すように、出退昇降機構24から外面滅菌用ターンテーブル20の外方側に延びる水平バー31と、この水平バー31の先端部(外面滅菌用ターンテーブル20の外方側における先端部)で鉛直に配置されたピン32と、このピン32の下端部に配置された膨縮部33と、上記ピン32の上端部に配置された磁気ローラ34とを有する。また、上記内封保持具21は、図4〜図6に示すように、膨縮部33を膨張させることでペットボトル6の開口部7を内から封止しながら保持する一方、図7および図8に示すように、膨縮部33を縮小させることでペットボトル6の開口部7から抜き取り得る状態にするものである。さらに、上記内封保持具21は、上記ペットボトル6の内部における菌が上記開口部7から拡散しないようする機能を持つ部品から構成され、例えば、ゴムや樹脂などの弾性体を使用した保持具も含む。上記内封保持具21の膨縮部33は、自ら膨張および縮小するものに限られず、外力によって変形して開口部7を内から保持するものでもよい。上記内封保持具21は、図7に示すように、磁気ローラ34が磁気ガイド36(詳しくは後述する)に沿って相対移動することで、当該磁気ローラ34とともにピン32および膨縮部33が鉛直軸Zの回りに自転するものである。これら磁気ローラ34が磁気ガイド36は、駆動機構の一例である。駆動機構の他の例としては、磁気ローラ34および磁気ガイド36の代わりに、ギヤおよびラック、または、プーリおよびベルトなどがある。上記外面滅菌用グリッパ22は、図4から図5に示すように、外面滅菌用ターンテーブル20の外方側に、つまりペットボトル6側にグリップアーム29を有し、このグリップアーム29によりペットボトル6の口部8を外から保持(つまり把持)する構成である。
上記出退昇降機構24は、水平バー31を、外面滅菌用搬送装置2が上流側からペットボトル6を受け取る位置で退入および上昇させた状態(膨縮部33が開口部7を封止しない状態)にし、ペットボトル6の外面が滅菌される位置で図4に示す突出および下降させた状態(膨縮部33が開口部7を封止する状態)にし、外面滅菌用搬送装置2からペットボトル6が内面滅菌用搬送装置4に受け渡される位置で図7に示す再び退入および上昇させた状態(膨縮部33が開口部7を封止しない状態)にするものである。なお、図7に示すように、外面滅菌用搬送装置2からペットボトル6が内面滅菌用搬送装置4に受け渡される位置での水平バー31は、上記出退昇降機構24により、内面電子線照射装置43(詳しくは後述する)からの電子線が少なくとも膨縮部33にも照射される位置に調整される。一方で、上記出退機構25は、図3に示すように、外面滅菌用グリッパ22を、外面滅菌用搬送装置2が上流側からペットボトル6を受け取る位置で突出させた状態にし、ペットボトル6の外面が滅菌される位置で退入させた状態にし、外面滅菌用搬送装置2からペットボトル6が内面滅菌用搬送装置4に受け渡される位置で再び突出させた状態にするものである。上記出退昇降機構24および出退機構25は、いずれも、所定の位置で水平バー31および外面滅菌用グリッパ22を出退および昇降させるので、例えば制御用のカムなどを有する。なお、上記外面滅菌用グリッパ22は、ペットボトル6の回転時に当該ペットボトル6との接触部において摺動が発生しない機能を有するものである。この機能を確実に有するようにするために、上記出退機構25に代えて、または上記出退機構25に加えて、上記外面滅菌用グリッパ22のグリップアーム29を開閉させる開閉機構を、上記保持位置調整器23が有してもよい。
[内面の滅菌に関する構成]
上記内面滅菌用搬送装置4は、図3に示すように、平面視で反時計回りに回転する円板状の内面滅菌用下段ターンテーブル40と、この内面滅菌用下段ターンテーブル40の外周部に等ピッチで多数配置されてペットボトル6を搬送するための内面滅菌用搬送ユニット44〜46とを有する。また、上記内面滅菌用搬送装置4は、図6〜図8に示すように(図3では省略)、内面滅菌用下段ターンテーブル40の上方に、当該内面滅菌用下段ターンテーブル40と同心の内面滅菌用上段ターンテーブル41と、上記内面滅菌用下段ターンテーブル40および内面滅菌用上段ターンテーブル41の回転を同期させる柱体42と、この内面滅菌用上段ターンテーブル41の外周部に等ピッチで多数配置されてペットボトル6の内面に電子線を照射して滅菌する内面電子線照射装置43とを有する。この内面電子線照射装置43は、そのノズル43nの先端から電子線を照射するものであり、当該ノズル43nの先端を下方に向けて配置される。
上記内面滅菌用搬送ユニット44〜46は、図6〜図8に示すように、ペットボトル6の口部8を外から保持する内面滅菌用グリッパ44(外保持具9の一例である)と、この内面滅菌用グリッパ44に取り付けられた鉛直バー45と、この鉛直バー45とともに内面滅菌用グリッパ44を昇降させる昇降装置46とを有する。上記内面滅菌用グリッパ44は、上記外面滅菌用グリッパ22と同様の構成であり、ペットボトル6側にグリップアーム49を有する。
上記内面滅菌用上段ターンテーブル41は、図6〜図8に示すように、上記内面電子線照射装置43を取り付ける固定具47を有する。上記固定具47は、図7および図8に示すように、内面滅菌用グリッパ44に把持されたペットボトル6の開口部7の直上方に内面電子線照射装置43が位置するように配置される。図7に示すように、ペットボトル6が搬送される経路上における、外面滅菌用搬送装置2からペットボトル6が内面滅菌用搬送装置4に受け渡される位置には、電子線滅菌設備1の天面となる上面フレーム11から(床面となるベースプレート12からでもよい)支持具37を介して磁気ガイド36が設けられる。この磁気ガイド36は、外面滅菌用搬送装置2(具体的には外面滅菌用グリッパ22)からペットボトル6が内面滅菌用搬送装置4(具体的には内面滅菌用グリッパ44)に受け渡される際に、磁気ローラ34と面するように配置される。
上記昇降装置46は、鉛直バー45を、外面滅菌用搬送装置2からペットボトル6が内面滅菌用搬送装置4に受け渡される位置で図7に示す下降させた状態にし、ペットボトル6の内面を滅菌する位置で図8に示すノズル43nが開口部7を介してペットボトル6の内部に入るまで上昇させた状態にし、内面滅菌用搬送装置4からペットボトル6を下流側に受け渡す位置で再び下降させた状態にするものである。また、上記昇降装置46は、所定の位置で鉛直バー45を昇降させるので、例えば制御用のカムなどを有する。
次に、上記電子線滅菌設備1の作用について説明する。
図3に示すように、符号Aの位置で外面滅菌用搬送装置2がペットボトル6を受け取ると、外面滅菌用ターンテーブル20の回転に伴って、ペットボトル6が符号Bの位置を経て符号Cの位置まで時計回りに搬送される。符号Cの位置で外面滅菌用搬送装置2からペットボトル6が内面滅菌用搬送装置4に受け渡されると、内面滅菌用下段ターンテーブル40の回転に伴って、ペットボトル6が符号Dの位置まで反時計回りに搬送される。
符号Aの位置ではペットボトル6が外面滅菌用グリッパ22に把持されるが、符号Bの位置までに、水平バー31が突出および下降することで、ペットボトル6が内封保持具21に保持された後、外面滅菌用グリッパ22が退入してペットボトル6の把持を解除する。すなわち、符号Aの位置から符号Bの位置までに、ペットボトル6が外面滅菌用グリッパ22から内封保持具21に持ち替えられる。その状態のまま、ペットボトル6は符号Bを通過することにより、図4に示すように、外面が滅菌される。ここで、図示しない他の磁気ガイドにより磁気ローラ34がピン32および膨縮部33とともに鉛直軸Zの回りに回転し、この回転により膨縮部33に保持されているペットボトル6も回転する。結果として、ペットボトル6の外面の全てに電子線が照射されて滅菌される。
符号Bの位置から符号Cの位置までに、外面滅菌用グリッパ22が突出してペットボトル6を把持する。すなわち、ペットボトル6は、図5に示すように、内封保持具21に保持されたまま、外面滅菌用グリッパ22に再び把持される。
符号Cの位置では、図6から図7に示すように、膨縮部33が縮小してペットボトル6の開口部7から抜き取られるが、この間、開口部7の直上方まで移動する内面電子線照射装置43のノズル43nから、開口部7に向けて電子線の照射が続けられる。これにより、ペットボトル6の開口部7から拡散しようとする菌が死滅する。なお、この際に、図7に示すように、回転するピン32および膨縮部33(これら32,33のうち少なくとも膨縮部33)が、内面電子線照射装置43からの電子線の照射により滅菌される。
符号Cの位置から符号Dの位置までに、図8に示すように、昇降装置46によりペットボトル6が上昇し、開口部7を介してノズル43nがペットボトル6の内部に入る。この間、内面電子線照射装置43のノズル43nから、ペットボトル6の内面に向けて電子線の照射が続けられる。これにより、ペットボトル6の内面の全てに電子線が照射されて滅菌される。
符号Dの位置では、滅菌されたペットボトル6が下流側に受け渡される。
このように、上記電子線滅菌設備1によると、封止が解除されながら、開口部7から拡散しようとする菌が死滅するとともに、少なくとも膨縮部33が内面電子線照射装置43により滅菌されるので、開口部7からの菌の拡散が防止されるとともに、膨縮部33に付着した菌がペットボトル6に落下してペットボトル6の外面を汚染することはない。したがって、開口部7からの菌および膨縮部33に付着した菌がペットボトル6の外面を汚染することはなく、その結果、簡素な構成でペットボトル6の外面を確実に滅菌することができる。
また、内面電子線照射装置43により電子線が照射されているピン32および膨縮部33を回転させることで、少なくとも膨縮部33の滅菌にムラが抑えられるので、膨縮部33に付着した菌がペットボトル6に落下してペットボトル6の外面を汚染することはなく、その結果、簡素な構成でペットボトル6の外面をより確実に滅菌することができる。
さらに、内面電子線照射装置43により電子線が照射されるのを、少なくともペットボトル6に接していた部分である膨縮部33とすることで、出退昇降機構24による内封保持具21の移動が少なくなるので、膨縮部33に付着した菌がペットボトル6に落下するリスクをさらに低減し、その結果、簡素な構成でペットボトル6の外面をより確実に滅菌することができる。
加えて、内保持具5として内封保持具21を用いたので、ペットボトル6の内部における菌が開口部7から拡散せず、その結果、簡素な構成でペットボトル6の外面をより確実に滅菌することができる。
本実施例2に係る電子線滅菌設備1は、外面滅菌用搬送装置2と内面電子線照射装置43とが物理的に干渉し得ないように構成されたものである。
一般に電子線滅菌設備では、外面滅菌用搬送装置などの外面滅菌用の装置群が、自身の動作を制御することで内面電子線照射装置と干渉しないように構成されている。このような構成であれば、故障などにより上記制御に不具合が生じた場合、外面滅菌用搬送装置などの外面滅菌用の装置群と内面電子線照射装置とが干渉するおそれもある。内面電子線照射装置は、一般に高価な電子機器であるので、このような干渉で破損することもあり、一旦破損すれば、交換のために多大な費用を要することになる。そこで、上記制御に不具合が生じた場合でも、外面滅菌用搬送装置と内面電子線照射装置との干渉を防止し得る電子線滅菌設備が望まれており、そのような電子線滅菌設備1を実施例2として以下に説明する。なお、本実施例2において、上記実施例1と同一の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
上記実施例1の図3に対応する図である図9に示すように、本実施例2に係る外面滅菌用ターンテーブル20と内面滅菌用下段ターンテーブル40との中心の間は、上記実施例1と比べて離れている。当該中心の間は、外面滅菌用搬送装置2と内面電子線照射装置43とが物理的に干渉しない程度にされている。このように中心の間を離すと、外面滅菌用搬送装置2からペットボトル6を内面滅菌用搬送装置4に受け渡す構成が上記実施例1と異なることになる。以下ではこの構成に着目して、上記実施例1の図7に対応する図である図10に基づき説明する。
図10に示すように、本実施例2に係る保持位置調整器23は、外面滅菌用ターンテーブル20の外方側で内封保持具21を昇降させる昇降機構54と、外面滅菌用ターンテーブル20の外方側で外面滅菌用グリッパ22を大きく出退させる出退機構55とを有する。本実施例2に係る出退機構55は、上記実施例1に係る出退機構25と比べて外面滅菌用グリッパ22の出退量が大きい。この出退機構55は、図10に示すように、外面滅菌用搬送装置2から離れた本実施例2に係る内面電子線照射装置43の直下方に開口部7が位置するまで外面滅菌用グリッパ22を突出させ得るものである。なお、上記中心の間は、内封保持具21と内面電子線照射装置43とが干渉しない程度で且つ、内面電子線照射装置43からの電子線が少なくとも膨縮部33にも照射される位置に調整される。
次に、本実施例2に係る電子線滅菌設備1の作用について上記実施例1に係る電子線滅菌設備1と異なる点に着目して説明する。
ペットボトル6の開口部7からの膨縮部33の抜き取りは、図6から図7に示す上記実施例1のような内封保持具21の上昇および退入によるものではなく、内封保持具21の上昇のみによって行われる。その後、図10に示すように、外面滅菌用グリッパ22がさらに突出することで、内面電子線照射装置43の直下方に開口部7が位置するまでペットボトル6を移動させる
このように、本実施例2に係る電子線滅菌設備1によると、上記実施例1に係る電子線滅菌設備1の効果を奏する上に、制御に不具合が生じた場合でも、外面滅菌用搬送装置2と内面電子線照射装置43との干渉を防止することができる。
本実施例3に係る電子線滅菌設備1は、上記実施例2と同様に外面滅菌用搬送装置2と内面電子線照射装置43とが物理的に干渉し得ないように構成されたものである。しかしながら、本実施例3に係る電子線滅菌設備1は、上記中心の間が離れた分を、上記実施例2に係る出退機構55のように外面滅菌用グリッパ22の出退量を大きくして補うのではなく、上記実施例1に係る出退機構25を採用しつつ、内面滅菌用グリッパ44を出退させる内面滅菌用出退機構65で補うものである。なお、本実施例3において、上記実施例1および2と同一の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
上記実施例1および2の図3および図9に対応する図である図11に示すように、本実施例3に係る外面滅菌用ターンテーブル20と内面滅菌用下段ターンテーブル40との中心の間は、上記実施例2と同様に、上記実施例1と比べて離れている。当該中心の間は、外面滅菌用搬送装置2と内面電子線照射装置43とが物理的に干渉しない程度にされている。このように中心の間を離すと、外面滅菌用搬送装置2からペットボトル6を内面滅菌用搬送装置4に受け渡す構成が上記実施例1と異なることになる。以下ではこの構成に着目して、上記実施例1および2の図7および図10に対応する図である図12に基づき説明する。
図12に示すように、本実施例3に係る保持位置調整器23は、外面滅菌用ターンテーブル20の外方側で内封保持具21を昇降させる昇降機構54(実施例2と同様)と、外面滅菌用ターンテーブル20の外方側で外面滅菌用グリッパ22を出退させる出退機構25(実施例1と同様)とを有する。
本実施例3に係る内面滅菌用搬送ユニット44〜46,65は、上記実施例1および2に係る内面滅菌用搬送ユニット44〜46に加えて、内面滅菌用下段ターンテーブル40の外方側で内面滅菌用グリッパ44を出退させる内面滅菌用出退機構65も有する。この内面滅菌用出退機構65は、外面滅菌用グリッパ22からペットボトル6が受け渡される位置まで内面滅菌用グリッパ44を突出させるとともに、そこから内面滅菌用グリッパ44の退入により内面電子線照射装置43の直下方に開口部7が位置するまでペットボトル6を移動させ得るものである。
次に、本実施例3に係る電子線滅菌設備1の作用について上記実施例1および2に係る電子線滅菌設備1と異なる点に着目して説明する。
ペットボトル6の開口部7からの膨縮部33の抜き取りは、図6から図7に示す上記実施例1のような内封保持具21の上昇および退入によるものではなく、上記実施例2と同様に内封保持具21の上昇のみによって行われる。その後、図12に示すように、内面滅菌用出退機構65により内面滅菌用グリッパ44が突出することで、外面滅菌用グリッパ22からペットボトル6を内面滅菌用グリッパ44まで受け渡す。そして、図13に示すように、内面滅菌用出退機構65により内面滅菌用グリッパ44が退入することで、内面電子線照射装置43の直下方に開口部7が位置するまでペットボトル6を移動させる。次いで、図14に示すように、昇降装置46によりペットボトル6が上昇し、開口部7を介してノズル43nがペットボトル6の内部に入る。この間、内面電子線照射装置43のノズル43nから、ペットボトル6の内面に向けて電子線の照射が続けられる。これにより、ペットボトル6の内面の全てに電子線が照射されて滅菌される。
このように、本実施例3に係る電子線滅菌設備1によると、上記実施例1に係る電子線滅菌設備1の効果を奏する上に、制御に不具合が生じた場合でも、外面滅菌用搬送装置2と内面電子線照射装置43との干渉を防止することができる。
ところで、上記実施例1〜3では、外面滅菌用搬送装置2からのペットボトル6の受け渡しの際に当該ペットボトル6を保持するものとして、外面滅菌用グリッパ22のようなグリッパについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、内封保持具21で保持されたペットボトル6を固定部材などにより受け渡すような、グリッパを用いない構成でもよい。
また、上記実施例1〜3では、内面電子線照射装置43が固定具47により内面滅菌用上段ターンテーブル41に取り付けられるとして説明したが、別途の出退装置により内面電子線照射装置43を内面滅菌用上段ターンテーブル41の径方向に出退させるように構成してもよい。この構成では、符号Cの位置で内面電子線照射装置43を退入させることで、外面滅菌用搬送装置2と内面電子線照射装置43との干渉を一層確実に防止することができる。
また、上記実施例1〜3では、ペットボトル6の外面が滅菌される位置で、外面滅菌用グリッパ22を退入させた状態にするとして説明したが、外面滅菌用グリッパ22を退入させる代わりとして、外面電子線照射装置3から電子線のペットボトル6への照射を妨げないために、グリップアーム29を開く状態にしてもよい。
1 電子線滅菌設備
3 外面電子線照射装置
5 内保持具
6 ペットボトル
7 開口部
9 外保持具
20 外面滅菌用ターンテーブル
22 外面滅菌用グリッパ
24 出退昇降機構
29 グリップアーム
40 内面滅菌用下段ターンテーブル
43 内面電子線照射装置
54 昇降機構
55 出退機構
65 内面滅菌用出退機構

Claims (4)

  1. 滅菌対象物の開口部を内から保持する内保持具と、
    この内保持具の位置を調整する位置調整機構と、
    上記内保持具に保持されている滅菌対象物の外面に電子線を照射して滅菌する外面電子線照射装置と、
    上記内保持具から受け渡された滅菌対象物を外から保持する外保持具と、
    この外保持具に保持されている滅菌対象物の内面および開口部に電子線を照射して滅菌する内面電子線照射装置とが設けられた電子線滅菌設備であって、
    上記位置調整機構が、上記外保持具に受け渡された滅菌対象物の開口部に内面電子線照射装置から照射される電子線を、上記内保持具にも照射されるように当該内保持具の位置を調整するものであることを特徴とする電子線滅菌設備。
  2. 内面電子線照射装置から電子線が照射されている内保持具を回転させる駆動機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子線滅菌設備。
  3. 内保持具において、内面電子線照射装置から電子線が照射されるのが、少なくとも、滅菌対象物に接していた部分であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子線滅菌設備。
  4. 内保持具が、滅菌対象物の開口部を封止しながら内から保持する内封保持具であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子線滅菌設備。
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