JP6409996B2 - 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の感光体ドラムの各々の周面を光線で走査する光走査装置、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
カラープリンター等の画像形成装置に用いられる光走査装置は、光線を発する光源を含むYCMBkの4色分の入射光学系と、これら入射光学系によって入射された光線を反射して感光体ドラムの周面を走査させるポリゴンミラーと、前記光線を前記周面に結像させる走査レンズとを備える。小型化、低コスト化が要求される光走査装置では、1つのポリゴンミラーを4色の光線で共用した構成とする。このような光走査装置では、2色ずつの入射光学系にそれぞれ対応した2つの走査レンズが、ポリゴンミラーを挟んで配置される対向走査方式が採用される。この場合、ポリゴンミラーの1つの偏向面に2色の光線が入射され、他の1つの偏向面に残りの2色の光線が入射される。
対向走査方式の光走査装置において、特許文献1には、2色ずつの入射光学系の各々において、ポリゴンミラーの偏向面に入射する光線の光軸と当該偏向面から感光体ドラムの周面へ向かう光線の光軸とがなす角度(以下、「入射開角」という)が異なるように、各入射光学系を配置した光走査装置が開示されている。しかし、このような構成の光走査装置では、画像形成装置の連続運転により機内温度が上昇する等の環境変動で、光学部品を収容する光学ハウジングが熱変形すると、入射開角が変化することになる。入射開角が変化すると、ポリゴンミラーの走査レンズに対する反射点バラツキが生じ、その結果、走査レンズの感光体ドラム周面に対する結像性能の劣化を引き起こしてしまう。このように、結像性能が劣化すると、形成されたカラー画像に色ずれが生じ、カラー画像の画質の低下を招くことになる。
入射開角を異ならせてポリゴンミラーの1つの偏向面に2色の光線を入射させる構成を備える光走査装置において、特許文献2には、2つのレンズが互いに主走査方向にずれた位置関係となるように上下に重ね合わされて成る走査レンズを用いた光走査装置が開示されている。ポリゴンミラーを挟んで対向する2つの走査レンズの形状は、互いに鏡面反転させた関係である。すなわち、2つの走査レンズの各々において、上段レンズのレンズ中心の下段レンズのレンズ中心に対する離間方向は、同じとなる。このような構成の光走査装置では、走査レンズの感光体ドラム周面に対する結像性能の劣化を抑制することができるが、形状の異なる2つの走査レンズを用いることになる。従って、ポリゴンミラーを挟んで対向する2つの走査レンズにおいて、部品共通化を果たすことができず、それに伴って部品生産作業工数の低減も果たすことができない。
特許第3487482号公報 特開2008−122706号公報
本発明の目的は、ポリゴンミラーを挟んで2つの走査レンズが対向配置される対向走査方式の光走査装置において、走査レンズの感光体ドラム周面に対する結像性能の劣化を抑制することができるとともに、これら走査レンズの部品共通化を果たすことができる光走査装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る光走査装置は、ドラム回転軸回りに回転する第1感光体ドラム、第2感光体ドラム、第3感光体ドラム及び第4感光体ドラムの各々の周面を光線で走査する光走査装置である。この光走査装置は、前記ドラム回転軸に平行な主面を有するベース部を含む筐体と、前記ベース部の前記主面における第1領域に配置されるポリゴンミラーであって、前記主面と垂直な方向に延びるミラー回転軸と、第1光線及び第2光線が同じタイミングで入射され得る第1偏向面と、第3光線及び第4光線が同じタイミングで入射され得る第2偏向面とを含み、前記ミラー回転軸回りに回転しつつ、前記第1光線及び前記第2光線を第1反射方向に反射して前記第1感光体ドラム及び前記第2感光体ドラムの各々の周面を第1主走査方向に走査するとともに、前記第3光線及び前記第4光線を前記第1反射方向とは反対の第2反射方向に反射して前記第3感光体ドラム及び前記第4感光体ドラムの各々の周面を前記第1主走査方向とは反対の第2主走査方向に走査する、ポリゴンミラーと、前記ベース部の前記主面における、前記第1領域に対して前記第1主走査方向又は前記第2主走査方向に外側の第2領域に配置される入射光学系と、前記ベース部の前記主面における、前記第1領域に対して前記第1反射方向に外側の第3領域に配置され、前記第1主走査方向に沿って延びる第1走査レンズと、前記ベース部の前記主面における、前記第1領域に対して前記第2反射方向に外側の第4領域に配置され、前記第2主走査方向に沿って延びる第2走査レンズと、を備える。入射光学系は、前記第1偏向面に対して第1入射開角をもって前記第1光線を入射させる第1入射光学系と、前記第1入射光学系に隣接して配置され、前記第1偏向面に対して前記第1入射開角よりも大きい第2入射開角をもって前記第2光線を入射させる第2入射光学系と、前記第2入射光学系の前記第1入射光学系とは反対側に隣接して配置され、前記第2偏向面に対して前記第2入射開角と同一の第3入射開角をもって前記第3光線を入射させる第3入射光学系と、前記第3入射光学系の前記第2入射光学系とは反対側に隣接して配置され、前記第2偏向面に対して前記第1入射開角と同一の第4入射開角をもって前記第4光線を入射させる第4入射光学系と、を含む。第1走査レンズは、前記ポリゴンミラーによって反射された前記第1光線を前記第1感光体ドラムの周面上に結像させる第1レンズ部と、前記ポリゴンミラーによって反射された前記第2光線を前記第2感光体ドラムの周面上に結像させる第2レンズ部とを含み、前記第1レンズ部と前記第2レンズ部とが、互いのレンズ中心が前記第1主走査方向に第1距離だけ離間するように上下に重ね合わされて成る。第2走査レンズは、前記ポリゴンミラーによって反射された前記第3光線を前記第3感光体ドラムの周面上に結像させる第3レンズ部と、前記ポリゴンミラーによって反射された前記第4光線を前記第4感光体ドラムの周面上に結像させる第4レンズ部とを含み、前記第3レンズ部と前記第4レンズ部とが、互いのレンズ中心が前記第2主走査方向に前記第1距離と同一の第2距離だけ離間するように上下に重ね合わされて成る。そして、前記第1レンズ部の前記第2レンズ部に対する上下の位置関係と、前記第3レンズ部の前記第4レンズ部に対する上下の位置関係とは同じであり、前記第1レンズ部の前記第2レンズ部に対する主走査方向の離間方向は、前記第3レンズ部の前記第4レンズ部に対する主走査方向の離間方向と、逆方向である。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、ドラム回転軸回りに回転する第1感光体ドラム、第2感光体ドラム、第3感光体ドラム及び第4感光体ドラムと、前記第1感光体ドラム、前記第2感光体ドラム、前記第3感光体ドラム及び前記第4感光体ドラムの各々の周面に光線を照射する、上記に記載の光走査装置と、を備える。
本発明によれば、ポリゴンミラーを挟んで2つの走査レンズが対向配置される対向走査方式の光走査装置において、走査レンズの感光体ドラム周面に対する結像性能の劣化を抑制することができるとともに、これら走査レンズの部品共通化を果たすことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 光走査装置の副走査断面の構成を概略的に示す光路図である。 光走査装置の要部の斜視図である。 第1走査レンズ及び第2走査レンズにおける各レンズ部の配置を説明するための模式図である。 光学ハウジングのベース部の主面における、入射光学系が配置される領域の構成の第1例を示す斜視図である。 光学ハウジングのベース部の主面における、入射光学系が配置される領域の構成の第2例を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る光走査装置及び画像形成装置について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示す断面図である。画像形成装置1は、タンデム型のカラープリンターであって、略直方体のハウジングからなる本体ハウジング10を含む。なお、画像形成装置は、フルカラーの複写機や複合機であっても良い。
本体ハウジング10は、シートに対して画像形成処理を行う複数の処理ユニットを内部に収容する。本実施形態では、処理ユニットとして、画像形成ユニット2Y、2C、2M、2Bk、光走査装置23、中間転写ユニット28及び定着装置30を含む。本体ハウジング10の上面には排紙トレイ11が備えられている。排紙トレイ11に対向して、シート排出口12が開口されている。本体ハウジング10の側壁には、手差し給紙トレイ13が開閉自在に取り付けられている。本体ハウジング10の下部には、画像形成処理が施されるシートを収容する給紙カセット14が、着脱自在に装着されている。
画像形成ユニット2Y、2C、2M、2Bkは、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のトナー像を、コンピューター等の外部機器から伝送された画像情報に基づき形成するもので、水平方向に所定の間隔でタンデムに配置されている。各画像形成ユニット2Y、2C、2M、2Bkは、静電潜像及びトナー像を担持する円筒体形状からなる感光体ドラム21、感光体ドラム21の周面を帯電させる帯電器22、前記静電潜像に現像剤を付着させてトナー像を形成する現像装置24、この現像装置24に各色のトナーを供給するイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各トナーコンテナ25Y、25C、25M、25Bk、感光体ドラム21上に形成されたトナー像を一次転写させる一次転写ローラー26、及び感光体ドラム21の周面の残留トナーを除去するクリーニング装置27を含む。
なお、以下の説明において、各画像形成ユニット2Y、2C、2M、2Bkに備えられる感光体ドラム21を特に説明する場合には、画像形成ユニット2Yに備えられる感光体ドラムを「第1感光体ドラム21Y」と称し、画像形成ユニット2Cに備えられる感光体ドラムを「第2感光体ドラム21C」と称し、画像形成ユニット2Mに備えられる感光体ドラムを「第3感光体ドラム21M」と称し、画像形成ユニット2Bkに備えられる感光体ドラムを「第4感光体ドラム21Bk」と称する。
光走査装置23は、各色の感光体ドラム21の周面上に静電潜像を形成する。本実施形態の光走査装置23は、各色用に準備された複数の光源と、これら光源から発せられた光線を各色の感光体ドラム21の周面に結像及び走査させる結像光学系とを含む。各色の結像光学系は互いに独立した光学系ではなく、一部の光学系が共用されている。この光走査装置23については、後記で詳述する。
中間転写ユニット28は、感光体ドラム21上に形成されたトナー像を一次転写させる。中間転写ユニット28は、各感光体ドラム21の周面に接触しつつ周回する転写ベルト281と、転写ベルト281が架け渡される駆動ローラー282および従動ローラー283とを含む。転写ベルト281は、一次転写ローラー26によって各感光体ドラム21の周面に押し付けられている。各色の感光体ドラム21上のトナー像は転写ベルト281上の同一箇所に重ね合わせて一次転写される。これにより、フルカラーのトナー像が転写ベルト281上に形成される。
駆動ローラー282に対向して、転写ベルト281を挟んで二次転写ニップ部Tを形成する二次転写ローラー29が配置されている。転写ベルト281上のフルカラートナー像は、前記二次転写ニップ部Tにおいてシート上に二次転写される。シート上に転写されずに転写ベルト281の周面に残留したトナーは、従動ローラー283に対向して配置されたベルトクリーニング装置284によって回収される。
定着装置30は、熱源が内蔵された定着ローラー31と、定着ローラー31と共に定着ニップ部Nを形成する加圧ローラー32とを含む。定着装置30は、二次転写ニップ部Tにおいてトナー像が転写されたシートを、定着ニップ部Nにおいて加熱及び加圧することで、トナーをシートに溶着させる定着処理を施す。定着処理が施されたシートは、シート排出口12から排紙トレイ11に向けて排出される。
本体ハウジング10の内部には、シートを搬送するためのシート搬送路が設けられている。シート搬送路は、本体ハウジング10の下部付近から上部付近まで、二次転写ニップ部T及び定着装置30を経由して、上下方向に延びるメイン搬送路P1を含む。メイン搬送路P1の下流端は、シート排出口12に接続されている。両面印刷の際にシートを反転搬送する反転搬送路P2が、メイン搬送路P1の最下流端から上流端付近まで延設されている。また、手差しトレイ13からメイン搬送路P1に至る手差しシート用搬送路P3が、給紙カセット14の上方に配置されている。
給紙カセット14は、シートの束を収容するシート収容部を備える。給紙カセット14の右上付近には、シート束の最上層のシートを1枚ずつ繰り出すピックアップローラー151と、そのシートをメイン搬送路P1の上流端に送り出す給紙ローラー対152とが備えられている。手差しトレイ13に載置されたシートも、手差しシート用搬送路P3を通して、メイン搬送路P1の上流端に送り出される。メイン搬送路P1の二次転写ニップ部Tよりも上流側には、所定のタイミングでシートを転写ニップ部に送り出すレジストローラー対153が配置されている。
シートに片面印刷(画像形成)処理が行われる場合、給紙カセット14又は手差しトレイ13からシートがメイン搬送路P1に送り出され、該シートに二次転写ニップ部Tにおいてトナー像の転写処理が、定着装置30において転写されたトナーをシートに定着させる定着処理が、各々施される。その後、該シートは、シート排出口12から排紙トレイ11上に排紙される。一方、シートに両面印刷処理が行われる場合、シートの片面に対して転写処理及び定着処理が施された後、該シートは、シート排出口12から排紙トレイ11上に一部が排紙される。その後、該シートはスイッチバック搬送され、反転搬送路P2を経て、メイン搬送路P1の上流端付近に戻される。しかる後、シートの他面に対して転写処理及び定着処理が施され、該シートは、シート排出口12から排紙トレイ11上に排紙される。
次に、本実施形態に係る光走査装置23について、更に詳述する。図2は、光走査装置23の副走査断面の構成を概略的に示す光路図、図3は、光走査装置23の要部の斜視図である。また、図4は、第1走査レンズ60及び第2走査レンズ61における各レンズ部の配置を説明するための模式図である。光走査装置23は、イエロー画像描画用のレーザー光線であるイエロー光線LY(第1光線)、シアン画像描画用のレーザー光線であるシアン光線LC(第2光線)、マゼンタ画像描画用のレーザー光線であるマゼンタ光線LM(第3光線)、及び、ブラック画像描画用のレーザー光線であるブラック光線LBk(第4光線)にて各々、イエロー用の第1感光体ドラム21Y、シアン用の第2感光体ドラム21C、マゼンタ用の第3感光体ドラム21M及びブラック用の第4感光体ドラム21Bkの周面を走査する。
光走査装置23は、各色の走査光学系として、各色の光線の光路に各々配置される入射光学系としての第1入射光学系5Y、第2入射光学系5C、第3入射光学系5M及び第4入射光学系5Bkと、4色で共用される1つのポリゴンミラー4と、ポリゴンミラー4を挟んで対向配置される第1走査レンズ60及び第2走査レンズ61と、各色の光線を各感光体ドラム21Y、21C、21M、21Bkの周面へ照射させる反射ミラー71〜78と、これらを収容する光学ハウジング8(筐体)とを含む。本実施形態では、イエロー及びシアン用の走査光学系として機能する第1走査レンズ60と、マゼンタ及びブラック用の走査光学系として機能する第2走査レンズ61とが、ポリゴンミラー4を挟んで対向して配置されている。つまり、本実施形態の光走査装置23は、1つのポリゴンミラー4を、互いに対向して配置された2組の2色用走査光学系で共用する対向走査方式の装置である。図3では、この2組の2色用走査光学系のうちの一方の斜視図を示している。
光学ハウジング8は、略直方体のハウジングであり、各感光体ドラム21Y、21C、21M、21Bkのドラム回転軸に平行な主面81を有するベース部80と、主面81上に立設される側壁部(図略)とを含む。
ポリゴンミラー4は、正六角形の各辺に沿って6つの偏向面41が形成された多面鏡であり、光学ハウジング8のベース部80の主面81における第1領域81Aに配置される。ポリゴンミラー4は、ベース部80の主面81と垂直な方向に延びるミラー回転軸40と、イエロー光線LY及びシアン光線LCが同じタイミングで入射され得る第1偏向面と、マゼンタ光線LM及びブラック光線LBkが同じタイミングで入射され得る第2偏向面とを含む。ミラー回転軸40には、図略のポリゴンモーターの出力軸が連結されている。
ポリゴンミラー4は、前記ポリゴンモーターが回転駆動されることによって、ミラー回転軸40回りに回転しつつ、一の走査タイミングにおいて後述の第1入射光学系5Y及び第2入射光学系5Cの各々から一の偏向面41(第1偏向面)に入射されたイエロー光線LY及びシアン光線LCを第1反射方向に反射して、第1感光体ドラム21Y及び第2感光体ドラム21Cの各々の周面を第1主走査方向に走査する。更に、ポリゴンミラー4は、ミラー回転軸40回りに回転しつつ、前記一の走査タイミングと同じ走査タイミングにおいて後述の第3入射光学系5M及び第4入射光学系5Bkの各々から前記一の偏向面41と対向する他の偏向面41(第2偏向面)に入射されたマゼンタ光線LM及びブラック光線LBkを、前記第1反射方向とは反対の第2反射方向に反射して、第3感光体ドラム21M及び第4感光体ドラム21Bkの各々の周面を前記第1主走査方向とは反対の第2主走査方向に走査する。
なお、本実施形態においてポリゴンミラー4の偏向面41は、図2及び図3に示すように、上段偏向面42と下段偏向面43とに分離している。ここでは、イエロー光線LY及びマゼンタ光線LMが下段偏向面43に入射され、シアン光線LC及びブラック光線LBkが上段偏向面42に入射される。勿論、イエロー光線LY及びマゼンタ光線LMが上段偏向面42に入射され、シアン光線LC及びブラック光線LBkが下段偏向面43に入射される構成としても良い。このように、上段偏向面42と下段偏向面43とに分離した構成のポリゴンミラー4とするのは、偏向面41の領域のうち、実際には光線の反射に用いられない中段部分を肉抜きして、ポリゴンミラー4の軽量化を図るための工夫である。偏向面41は、肉抜きされた中段部分が存在しない、単純な平面としても良い。
入射光学系としての第1入射光学系5Y、第2入射光学系5C、第3入射光学系5M及び第4入射光学系5Bkは、光学ハウジング8のベース部80の主面81における、ポリゴンミラー4が配置される第1領域81Aに対して前記第1主走査方向又は前記第2主走査方向に外側の第2領域81Bに配置される。本実施形態では、第1入射光学系5Y、第2入射光学系5C、第3入射光学系5M及び第4入射光学系5Bkが配置される第2領域81Bは、図4に示すように、ベース部80の主面81における、第1領域81Aに対して前記第2主走査方向に外側の領域である。
第1入射光学系5Yは、イエロー光線LYをポリゴンミラー4の偏向面41に入射させるための入射光学系であり、レーザーユニット51Yと、コリメータレンズ52Yと、シリンドリカルレンズ53Yとを含む。レーザーユニット51Yは、第1感光体ドラム21Yの周面に照射されるイエロー光線LYを発する第1光源としてのレーザー素子を含む。コリメータレンズ52Yは、レーザーユニット51Yから発せられ拡散するイエロー光線LYを平行光に変換する。シリンドリカルレンズ53Yは、前記平行光を第1主走査方向に長い線状光に変換してポリゴンミラー4の偏向面41(本実施形態では、下段偏向面43)に結像させる。
第2入射光学系5Cは、シアン光線LCをポリゴンミラー4の偏向面41に入射させるための入射光学系であり、ベース部80の主面81の第2領域81Bにおいて、第1入射光学系5Yに隣接して配置される。第2入射光学系5Cは、第2感光体ドラム21Cの周面に照射されるシアン光線LCを発する第2光源としてのレーザー素子を含むレーザーユニット51Cと、上記と同様な機能を果たすコリメータレンズ52C及びシリンドリカルレンズ53Cとを含む。コリメータレンズ52Cは、レーザーユニット51Cから発せられ拡散するシアン光線LCを平行光に変換する。シリンドリカルレンズ53Cは、前記平行光を第1主走査方向に長い線状光に変換してポリゴンミラー4の偏向面41(本実施形態では、上段偏向面42)に結像させる。
同じ走査タイミングにおいてポリゴンミラー4の一の偏向面41(第1偏向面)に光線を入射させる第1入射光学系5Yと第2入射光学系5Cとは、図3及び図4に示すように、ポリゴンミラー4の一の偏向面41(第1偏向面)に対して入射開角を互いに異ならせて配置されている。これにより、第1入射光学系5Yと第2入射光学系5Cとを光学ハウジング8内の同位置に配置せずとも良くなり、光学部品の配置の自由度を担保することができる。
イエロー光線LYがポリゴンミラー4の偏向面41に入射する光軸と、当該偏向面41から第1感光体ドラム21Yの周面へ向かう光線の光軸とがなす角度は、第1入射開角θ1である。すなわち、第1入射光学系5Yは、ポリゴンミラー4の偏向面41に対して第1入射開角θ1をもってイエロー光線LYを入射させる。一方、シアン光線LCがポリゴンミラー4の偏向面41に入射する光軸と、当該偏向面41から第2感光体ドラム21Cの周面へ向かう光線の光軸とがなす角度は、第1入射開角θ1よりも大きい第2入射開角θ2である。すなわち、第2入射光学系5Cは、ポリゴンミラー4の偏向面41に対して第2入射開角θ2をもってシアン光線LCを入射させる。本実施形態では、第1入射開角θ1=75度、第2入射開角θ2=90度に設定されている。
第3入射光学系5Mは、マゼンタ光線LMをポリゴンミラー4の偏向面41に入射させるための入射光学系であり、ベース部80の主面81の第2領域81Bにおいて、第2入射光学系5Cの第1入射光学系5Yとは反対側に隣接して配置される。第3入射光学系5Mは、第3感光体ドラム21Mの周面に照射されるマゼンタ光線LMを発する第3光源としてのレーザー素子を含むレーザーユニット51Mと、コリメータレンズ52M及びシリンドリカルレンズ53Mとを含む。コリメータレンズ52Mは、レーザーユニット51Mから発せられ拡散するマゼンタ光線LMを平行光に変換する。シリンドリカルレンズ53Mは、前記平行光を第2主走査方向に長い線状光に変換してポリゴンミラー4の偏向面41(本実施形態では、下段偏向面43)に結像させる。
第4入射光学系5Bkは、ブラック光線LBkをポリゴンミラー4の偏向面41に入射させるための入射光学系であり、ベース部80の主面81の第2領域81Bにおいて、第3入射光学系5Mの第2入射光学系5Cとは反対側に隣接して配置される。第4入射光学系5Bkは、第4感光体ドラム21Bkの周面に照射されるブラック光線LBkを発する第4光源としてのレーザー素子を含むレーザーユニット51Bkと、コリメータレンズ52Bk及びシリンドリカルレンズ53Bkとを含む。コリメータレンズ52Bkは、レーザーユニット51Bkから発せられ拡散するブラック光線LBkを平行光に変換する。シリンドリカルレンズ53Bkは、前記平行光を第2主走査方向に長い線状光に変換してポリゴンミラー4の偏向面41(本実施形態では、上段偏向面42)に結像させる。
同じ走査タイミングにおいてポリゴンミラー4の前記一の偏向面41と対向する他の偏向面41(第2偏向面)に光線を入射させる第3入射光学系5Mと第4入射光学系5Bkとは、図3及び図4に示すように、ポリゴンミラー4の他の偏向面41(第2偏向面)に対して入射開角を互いに異ならせて配置されている。これにより、第3入射光学系5Mと第4入射光学系5Bkとを光学ハウジング8内の同位置に配置せずとも良くなり、光学部品の配置の自由度を担保することができる。
マゼンタ光線LMがポリゴンミラー4の偏向面41に入射する光軸と、当該偏向面41から第3感光体ドラム21Mの周面へ向かう光線の光軸とがなす角度は、第2入射開角θ2と同一の第3入射開角θ3である。すなわち、第3入射光学系5Mは、ポリゴンミラー4の偏向面41に対して第3入射開角θ3をもってマゼンタ光線LMを入射させる。一方、ブラック光線LBkがポリゴンミラー4の偏向面41に入射する光軸と、当該偏向面41から第4感光体ドラム21Bkの周面へ向かう光線の光軸とがなす角度は、第1入射開角θ1と同一の第4入射開角θ4である。すなわち、第4入射光学系5Bkは、ポリゴンミラー4の偏向面41に対して第4入射開角θ4をもってブラック光線LBkを入射させる。本実施形態では、第3入射開角θ3=90度、第4入射開角θ4=75度に設定されている。
第1走査レンズ60は、入射光線の角度と像高とが比例関係となる歪曲収差(fθ特性)を有するレンズであって、第1主走査方向に沿って延びる長尺のレンズである。この第1走査レンズ60は、光学ハウジング8のベース部80の主面81における、ポリゴンミラー4が配置される第1領域81Aに対して第1反射方向に外側の第3領域81Cに配置される。第1走査レンズ60は、ポリゴンミラー4によって反射されたイエロー光線LYを集光し第1感光体ドラム21Yの周面上に結像させる第1レンズ部60Yと、ポリゴンミラー4によって反射されたシアン光線LCを集光し第2感光体ドラム21Cの周面上に結像させる第2レンズ部60Cとを含む。第1走査レンズ60は、図4に示すように、第1レンズ部60Yと第2レンズ部60Cとが、互いのレンズ中心が第1主走査方向に第1距離R1離間するように上下に重ね合わされて成る。
本実施形態では、第1走査レンズ60において、第1レンズ部60Yが下段に、第2レンズ部60Cが上段に配置され、第1レンズ部60Yの上面と第2レンズ部60Cの下面とが接している。また、第1走査レンズ60において、下段の第1レンズ部60Yのレンズ中心は、上段の第2レンズ部60Cのレンズ中心に対して、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkに近接する側に位置している。すなわち、第1走査レンズ60において、第1レンズ部60Yのレンズ中心の、第2レンズ部60Cのレンズ中心に対する第1主走査方向に平行な離間方向は、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkへの近接方向と一致する。
第2走査レンズ61は、第1走査レンズ60と同様に、入射光線の角度と像高とが比例関係となる歪曲収差(fθ特性)を有するレンズであって、第2主走査方向に沿って延びる長尺のレンズである。この第2走査レンズ61は、光学ハウジング8のベース部80の主面81における、ポリゴンミラー4が配置される第1領域81Aに対して第2反射方向に外側の第4領域81Dに配置される。換言すると、第2走査レンズ61は、ポリゴンミラー4を挟んで第1走査レンズ60と対向して配置される。第2走査レンズ61は、ポリゴンミラー4によって反射されたマゼンタ光線LMを集光し第3感光体ドラム21Mの周面上に結像させる第3レンズ部61Mと、ポリゴンミラー4によって反射されたブラック光線LBkを集光し第4感光体ドラム21Bkの周面上に結像させる第4レンズ部61Bkとを含む。第2走査レンズ61は、図4に示すように、第3レンズ部61Mと第4レンズ部61Bkとが、互いのレンズ中心が第2主走査方向に第1距離R1と同一の第2距離R2離間するように上下に重ね合わされて成る。
本実施形態では、第2走査レンズ61において、第3レンズ部61Mが下段に、第4レンズ部61Bkが上段に配置され、第3レンズ部61Mの上面と第4レンズ部61Bkの下面とが接している。また、第2走査レンズ61において、下段の第3レンズ部61Mのレンズ中心は、上段の第4レンズ部61Bkのレンズ中心に対して、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkから離反する側に位置している。すなわち、第2走査レンズ61において、第3レンズ部61Mのレンズ中心の、第4レンズ部61Bkのレンズ中心に対する第2主走査方向に平行な離間方向は、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkからの離反方向と一致する。
また、本実施形態では、第1走査レンズ60において、第1レンズ部60Yと第2レンズ部60Cとは、互いのレンズ中心が第1反射方向に第3距離R3離間している。下段の第1レンズ部60Yのレンズ中心は、上段の第2レンズ部60Cのレンズ中心に対して、ポリゴンミラー4に近接する側に位置している。すなわち、第1走査レンズ60において、第1レンズ部60Yのレンズ中心の、第2レンズ部60Cのレンズ中心に対する第1反射方向に平行な離間方向は、ポリゴンミラー4への近接方向と一致する。また、第2走査レンズ61において、第3レンズ部61Mと第4レンズ部61Bkとは、互いのレンズ中心が第2反射方向に第3距離R3と同一の第4距離R4離間している。下段の第3レンズ部61Mのレンズ中心は、上段の第4レンズ部61Bkのレンズ中心に対して、ポリゴンミラー4から離反する側に位置している。すなわち、第2走査レンズ61において、第3レンズ部61Mのレンズ中心の、第4レンズ部61Bkのレンズ中心に対する第2反射方向に平行な離間方向は、ポリゴンミラー4からの離反方向と一致する。
第1走査レンズ60における第1レンズ部60Yと第2レンズ部60Cとの配置、第2走査レンズ61における第3レンズ部61Mと第4レンズ部61Bkとの配置について、図4を参照して詳述する。
第1走査レンズ60における第1レンズ部60Yと第1入射光学系5Yとは、イエロー光線LYがポリゴンミラー4の偏向面41の特定の位置に存在する反射点で反射されて第1レンズ部60Yの光軸上の位置を通過するように、ポリゴンミラー4に対して配置されている(第1入射開角θ1=75度)。第1レンズ部60Yは、入射面60Y1と出射面60Y2とを有する。ポリゴンミラー4の偏向面41における反射点で反射されたイエロー光線LYは、入射面60Y1の光軸上の位置である軸上点60YAを通過する。イエロー光線LYの光路において、設計上で定まる長さのポリゴンミラー4と第1レンズ部60Yとの間の光路Ydの下流端に軸上点60YAが位置合わせされるように、ベース部80の主面81における第2領域81Bに、第1走査レンズ60の第1レンズ部60Yが配置される。
第1走査レンズ60における第2レンズ部60Cと第2入射光学系5Cとは、シアン光線LCがポリゴンミラー4の偏向面41の特定の位置に存在する反射点で反射されて第2レンズ部60Cの光軸上の位置を通過するように、ポリゴンミラー4に対して配置されている(第2入射開角θ2=90度)。入射開角が相違することに伴い、シアン光線LCの光路におけるポリゴンミラー4と第2レンズ部60Cとの間の光路Cdは、前記イエローの光路Ydに対して、ポリゴンミラー4の回転方向下流側にずれて設定されている。つまり、イエロー光線LYがポリゴンミラー4の偏向面41における反射点で反射された時点よりも所定の回転角だけ偏向面41が回転方向下流側へ回転した時点で、シアン光線LCがポリゴンミラー4の偏向面41における反射点で反射される。なお、光路Ydと光路Cdとの長さは同一である。
第2レンズ部60Cは、入射面60C1と出射面60C2とを有する。ポリゴンミラー4の偏向面41における反射点で反射されたシアン光線LCは、入射面60C1の光軸上の位置である軸上点60CAを通過する。シアン光線LCの光路において、光路Cdの下流端に軸上点60CAが位置合わせされるように、ベース部80の主面81における第2領域81Bに配置された第1レンズ部60Y上に、第2レンズ部60Cが重ね合わされる。
第2走査レンズ61における第3レンズ部61Mと第3入射光学系5Mとは、マゼンタ光線LMがポリゴンミラー4の偏向面41の特定の位置に存在する反射点で反射されて第3レンズ部61Mの光軸上の位置を通過するように、ポリゴンミラー4に対して配置されている(第3入射開角θ3=90度)。第3レンズ部61Mは、入射面61M1と出射面61M2とを有する。ポリゴンミラー4の偏向面41における反射点で反射されたマゼンタ光線LMは、入射面61M1の光軸上の位置である軸上点61MAを通過する。マゼンタ光線LMの光路において、設計上で定まる長さのポリゴンミラー4と第3レンズ部61Mとの間の光路Mdの下流端に軸上点61MAが位置合わせされるように、ベース部80の主面81における第2領域81Bに、第2走査レンズ61の第3レンズ部61Mが配置される。
第2走査レンズ61における第4レンズ部61Bkと第4入射光学系5Bkとは、ブラック光線LBkがポリゴンミラー4の偏向面41の特定の位置に存在する反射点で反射されて第4レンズ部61Bkの光軸上の位置を通過するように、ポリゴンミラー4に対して配置されている(第4入射開角θ4=75度)。入射開角が相違することに伴い、ブラック光線LBkの光路におけるポリゴンミラー4と第4レンズ部61Bkとの間の光路Bkdは、前記マゼンタの光路Mdに対して、ポリゴンミラー4の回転方向下流側にずれて設定されている。つまり、マゼンタ光線LMがポリゴンミラー4の偏向面41における反射点で反射された時点よりも所定の回転角だけ偏向面41が回転方向下流側へ回転した時点で、ブラック光線LBkがポリゴンミラー4の偏向面41における反射点で反射される。なお、光路Mdと光路Bkdとの長さは同一である。
第4レンズ部61Bkは、入射面61Bk1と出射面61Bk2とを有する。ポリゴンミラー4の偏向面41における反射点で反射されたブラック光線LBkは、入射面61Bk1の光軸上の位置である軸上点61BkAを通過する。ブラック光線LBkの光路において、光路Bkdの下流端に軸上点61BkAが位置合わせされるように、ベース部80の主面81における第2領域81Bに配置された第3レンズ部60M上に、第4レンズ部61Bkが重ね合わされる。
上記の通り、入射開角を異ならせてポリゴンミラー4の1つの偏向面41に2つの光線を入射させる構成の光走査装置23において、ポリゴンミラー4を挟んで対向配置される第1走査レンズ60及び第2走査レンズ61を、2つのレンズ部のレンズ中心が所定の距離だけ離間するように上下に重ね合わされた構成とすることによって、各走査レンズ60、61の各感光体ドラム21Y、21C、21M、21Bkに対する結像性能の劣化を抑制することができる。
次に、第1レンズ部60Yと第2レンズ部60Cとが上下に重ね合わされて成る第1走査レンズ60の形状と、第3レンズ部61Mと第4レンズ部61Bkとが上下に重ね合わされて成る第2走査レンズ61の形状について、詳述する。
本実施形態では、第1走査レンズ60と第2走査レンズ61とは、形状において以下の特徴を有する。第1の特徴は、上記の通り、第1走査レンズ60における第1レンズ部60Yと第2レンズ部60Cとのレンズ中心間の主走査方向への第1距離R1と、第2走査レンズ61における第3レンズ部61Mと第4レンズ部61Bkとのレンズ中心間の主走査方向への第2距離R2とが、同じである。
第2の特徴は、第1走査レンズ60における第1レンズ部60Yの第2レンズ部60Cに対する上下の位置関係と、第2走査レンズ61における第3レンズ部61Mの第4レンズ部61Bkに対する上下の位置関係とが、同じである。上記の通り、第1走査レンズ60において第1レンズ部60Yは下段側であり、第2走査レンズ61において第3レンズ部61Mは下段側である。
第3の特徴は、第1走査レンズ60における第1レンズ部60Yの第2レンズ部60Cに対するレンズ中心の主走査方向の離間方向は、第2走査レンズ61における第3レンズ部61Mの第4レンズ部61Bkに対するレンズ中心の主走査方向の離間方向と、逆方向となっている。上記の通り、第1走査レンズ60において、第1レンズ部60Yの第2レンズ部60Cに対するレンズ中心の主走査方向の離間方向が、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkへの近接方向と一致するのに対し、第2走査レンズ61において、第3レンズ部61Mの第4レンズ部61Bkに対するレンズ中心の主走査方向の離間方向は、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkからの離反方向と一致する。
第4の特徴は、上記の通り、第1走査レンズ60における第1レンズ部60Yと第2レンズ部60Cとのレンズ中心間の反射方向への第3距離R3と、第2走査レンズ61における第3レンズ部61Mと第4レンズ部61Bkとのレンズ中心間の反射方向への第4距離R4とが、同じである。
第5の特徴は、第1走査レンズ60における第1レンズ部60Yの第2レンズ部60Cに対するレンズ中心の反射方向の離間方向は、第2走査レンズ61における第3レンズ部61Mの第4レンズ部61Bkに対するレンズ中心の反射方向の離間方向と、同方向となっている。上記の通り、第1走査レンズ60において、第1レンズ部60Yの第2レンズ部60Cに対するレンズ中心の反射方向の離間方向が、ポリゴンミラー4への近接方向と一致するのに対し、第2走査レンズ61において、第3レンズ部61Mの第4レンズ部61Bkに対するレンズ中心の反射方向の離間方向は、ポリゴンミラー4からの離反方向と一致する。
上記の第1乃至第5の特徴を有する第1走査レンズ60と第2走査レンズ61とは、ポリゴンミラー4を挟んで対向配置させた状態において、主走査方向に平行な軸回りに180度回転させたときに互いに一致する形状の関係となる。すなわち、第1走査レンズ60を主走査方向に平行な軸回りに180度回転させると、第2走査レンズ61として使用することができる。従って、第1走査レンズ60と第2走査レンズ61との部品共通化を果たすことができ、それに伴って部品生産作業工数の低減も果たすことができる。
また、本実施形態では、第1走査レンズ60において第1レンズ部60Yと第2レンズ部60Cとが一体的に形成され、第2走査レンズ61において第3レンズ部61Mと第4レンズ部61Bkとが一体的に形成された構成としても良い。このような構成によって、各感光体ドラム21Y、21C、21M、21Bkの周面に対する結像性能に優れた第1走査レンズ60及び第2走査レンズ61とすることができる。
次に、光学ハウジング8のベース部80の主面81における、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkが配置される第2領域81Bの形状について、図5を参照して詳述する。図5は、光学ハウジング8のベース部80の主面81における、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkが配置される第2領域81Bの構成の第1例を示す斜視図である。
図5に示す例では、光学ハウジング8において、ベース部80の主面81の第2領域81Bは、第1入射光学系5Yが配置される第1領域部分81Baと、第2入射光学系5Cが配置される第2領域部分81Bbと、第3入射光学系5Mが配置される第3領域部分81Bcと、第4入射光学系5Bkが配置される第4領域部分81Bdとを含む。
ベース部80の主面81の第2領域81Bにおいて、第1領域部分81Baと第2領域部分81Bbとは上下の位置関係が異なり、且つ、第3領域部分81Bcと第4領域部分81Bdとは上下の位置関係が異なる。具体的に説明すると、ベース部80の主面81の第2領域81Bにおいて、第1領域部分81Ba及び第3領域部分81Bcは、主面81上に形成され、第2領域部分81Bb及び第4領域部分81Bdは、主面81から上方に突出してポリゴンミラー4の径方向に沿って直線状に延びる突出部として形成される。また、突出部として形成される第2領域部分81Bbと第4領域部分81Bdとは、同一形状である。すなわち、第2領域部分81Bbと第4領域部分81Bdとは、長手方向の長さ、長手方向と直交する幅方向の長さ、突出高さ、及び長手方向に垂直な断面形状が、それぞれ同一である。なお、第2領域部分81Bb及び第4領域部分81Bdの断面形状は、例えば矩形状である。そして、第1領域部分81Baの第2領域部分81Bbに対する上下の位置関係は、第1走査レンズ60における第1レンズ部60Yの第2レンズ部60Cに対する上下の位置関係と同じである。更に、第3領域部分81Bcの第4領域部分81Bdに対する上下の位置関係は、第2走査レンズ61における第3レンズ部61Mの第4レンズ部61Bkに対する上下の位置関係と同じである。
本実施形態では、第1走査レンズ60において第1レンズ部60Yが下段、第2レンズ部60Cが上段であることに対応して、第1領域部分81Baが突出部として形成される第2領域部分81Bbに対して下方側に位置している。また、第2走査レンズ61において第3レンズ部61Mが下段、第4レンズ部61Bkが上段であることに対応して、第3領域部分81Bcが突出部として形成される第4領域部分81Bdに対して下方側に位置している。すなわち、ベース部80の主面81における、第1入射光学系5Y、第2入射光学系5C、第3入射光学系5M及び第4入射光学系5Bkがこの順で並んで配置される第2領域81Bは、第1走査レンズ60及び第2走査レンズ61における各レンズ部の上下の位置関係に対応して、第1領域部分81Ba及び第3領域部分81Bcが、突出部としての第2領域部分81Bb及び第4領域部分81Bdよりも下方に位置するように、形成されている。
ベース部80の主面81において、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkが配置される第2領域81Bを、上記のように構成することによって、第1入射光学系5Yからポリゴンミラー4の偏向面41へのイエロー光線LYの光路と、ポリゴンミラー4の偏向面41から第1走査レンズ60の第1レンズ部60Yへのイエロー光線LYの光路とが、上下の位置関係において一致した構成となる。また、第2入射光学系5Cからポリゴンミラー4の偏向面41へのシアン光線LCの光路と、ポリゴンミラー4の偏向面41から第1走査レンズ60の第2レンズ部60Cへのシアン光線LCの光路とが、上下の位置関係において一致した構成となる。更に、第3入射光学系5Mからポリゴンミラー4の偏向面41へのマゼンタ光線LMの光路と、ポリゴンミラー4の偏向面41から第2走査レンズ61の第3レンズ部61Mへのマゼンタ光線LMの光路とが、上下の位置関係において一致した構成となる。また、第4入射光学系5Bkからポリゴンミラー4の偏向面41へのブラック光線LBkの光路と、ポリゴンミラー4の偏向面41から第2走査レンズ61の第4レンズ部61Bkへのブラック光線LBkの光路とが、上下の位置関係において一致した構成となる。
上記のような構成によって、環境変動等により光学ハウジング8が熱変形する場合であっても、ポリゴンミラー4の各走査レンズ60、61に対する反射点バラツキが生じることを抑制し、各走査レンズ60、61の各感光体ドラム21Y、21C、21M、21Bkに対する結像性能の劣化を抑制することができる。更に、ベース部80の主面81における第2領域81Bにおいては、突出部として形成される第2領域部分81Bbと第4領域部分81Bdとは同一形状であり、例えば第2領域部分81Bb及び第4領域部分81Bdに着目した場合、それぞれの周囲の形状が同様に構成されている。このため、ベース部80の主面81における第2領域81Bにおいては、上下の位置関係が同じとなる、第1入射光学系5Yが配置される第1領域部分81Baと第3入射光学系5Mが配置される第3領域部分81Bcとは熱変形差が小さく、第2入射光学系5Mが配置される第2領域部分81Bcと第4入射光学系5Bkが配置される第4領域部分81Bdとも熱変形差が小さなものとなる。従って、光学ハウジング8の熱変形に起因した光走査特性の劣化を抑制することができる。
図6は、光学ハウジング8のベース部80の主面81における、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkが配置される第2領域81Bの構成の第2例を示す斜視図である。図6に示す例では、光学ハウジング8において、ベース部80の主面81の第2領域81Bは、上記の第1領域部分81Ba、第2領域部分81Bb、第3領域部分81Bc及び第4領域部分81Bdに加えて、第1領域部分81Baの外側に隣接する第1隣接領域部分81Beと、第4領域部分81Bdの外側に隣接する第2隣接領域部分81Bfとを含む。
ベース部80の主面81の第2領域81Bにおいて、第1隣接領域部分81Beは第2領域部分81Bbと上下の位置関係が同じであり、第2隣接領域部分81Bfは第3領域部分81Bcと上下の位置関係が同じである。本実施形態では、第1領域部分81Ba及び第3領域部分81Bcが、突出部として形成される第2領域部分81Bb及び第4領域部分81Bdよりも下方に位置するように形成されていることに対応して、第1隣接領域部分81Beは、第1領域部分81Baに対して上方に位置し、第2隣接領域部分81Bfは、第4領域部分81Bdに対して下方に位置している。具体的に説明すると、第1隣接領域部分81Beは、主面81から上方に突出してポリゴンミラー4の径方向に沿って直線状に延びる突出部として形成され、第2隣接領域部分81Bfは、主面81上に形成される。また、突出部として形成される第1隣接領域部分81Beは、第2領域部分81Bb及び第4領域部分81Bdと同一形状である。すなわち、第1隣接領域部分81Beは、長手方向の長さ、長手方向と直交する幅方向の長さ、突出高さ、及び長手方向に垂直な断面形状が、それぞれ、第2領域部分81Bb及び第4領域部分81Bdと同一である。
ベース部80の主面81の第2領域81Bにおいて、各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkが配置される領域部分で最も外側の第1領域部分81Ba及び第4領域部分81Bdに隣接して、第1隣接領域部分81Be及び第2隣接領域部分81Bfが設けられている。ベース部80の主面81の第2領域81Bにおいて、例えば第1領域部分81Ba及び第3領域部分81Bcに着目すると、いずれの領域部分も、主面81から上方に突出した同一形状の突出部として形成される領域部分の間に挟まれるように構成されている。このような構成によって、ベース部80の主面81における各入射光学系5Y、5C、5M、5Bkが配置される第2領域81Bの熱変形差を小さくすることができる。従って、光学ハウジング8の熱変形に起因した光走査特性の劣化を抑制することができる。

Claims (6)

  1. ドラム回転軸回りに回転する第1感光体ドラム、第2感光体ドラム、第3感光体ドラム及び第4感光体ドラムの各々の周面を光線で走査する光走査装置であって、
    前記ドラム回転軸に平行な主面を有するベース部を含む筐体と、
    前記ベース部の前記主面における第1領域に配置されるポリゴンミラーであって、
    前記主面と垂直な方向に延びるミラー回転軸と、第1光線及び第2光線が同じタイミングで入射され得る第1偏向面と、第3光線及び第4光線が同じタイミングで入射され得る第2偏向面とを含み、
    前記ミラー回転軸回りに回転しつつ、前記第1光線及び前記第2光線を第1反射方向に反射して前記第1感光体ドラム及び前記第2感光体ドラムの各々の周面を第1主走査方向に走査するとともに、前記第3光線及び前記第4光線を前記第1反射方向とは反対の第2反射方向に反射して前記第3感光体ドラム及び前記第4感光体ドラムの各々の周面を前記第1主走査方向とは反対の第2主走査方向に走査する、ポリゴンミラーと、
    前記ベース部の前記主面における、前記第1領域に対して前記第1主走査方向又は前記第2主走査方向に外側の第2領域に配置される入射光学系であって、
    前記第1偏向面に対して第1入射開角をもって前記第1光線を入射させる第1入射光学系と、
    前記第1入射光学系に隣接して配置され、前記第1偏向面に対して前記第1入射開角よりも大きい第2入射開角をもって前記第2光線を入射させる第2入射光学系と、
    前記第2入射光学系の前記第1入射光学系とは反対側に隣接して配置され、前記第2偏向面に対して前記第2入射開角と同一の第3入射開角をもって前記第3光線を入射させる第3入射光学系と、
    前記第3入射光学系の前記第2入射光学系とは反対側に隣接して配置され、前記第2偏向面に対して前記第1入射開角と同一の第4入射開角をもって前記第4光線を入射させる第4入射光学系と、を含む入射光学系と、
    前記ベース部の前記主面における、前記第1領域に対して前記第1反射方向に外側の第3領域に配置され、前記第1主走査方向に沿って延びる第1走査レンズであって、
    前記ポリゴンミラーによって反射された前記第1光線を前記第1感光体ドラムの周面上に結像させる第1レンズ部と、前記ポリゴンミラーによって反射された前記第2光線を前記第2感光体ドラムの周面上に結像させる第2レンズ部とを含み、
    前記第1レンズ部と前記第2レンズ部とが、互いのレンズ中心が前記第1主走査方向に第1距離だけ離間するように上下に重ね合わされて成る、第1走査レンズと、
    前記ベース部の前記主面における、前記第1領域に対して前記第2反射方向に外側の第4領域に配置され、前記第2主走査方向に沿って延びる第2走査レンズであって、
    前記ポリゴンミラーによって反射された前記第3光線を前記第3感光体ドラムの周面上に結像させる第3レンズ部と、前記ポリゴンミラーによって反射された前記第4光線を前記第4感光体ドラムの周面上に結像させる第4レンズ部とを含み、
    前記第3レンズ部と前記第4レンズ部とが、互いのレンズ中心が前記第2主走査方向に前記第1距離と同一の第2距離だけ離間するように上下に重ね合わされて成る、第2走査レンズと、を備え、
    前記第1レンズ部の前記第2レンズ部に対する上下の位置関係と、前記第3レンズ部の前記第4レンズ部に対する上下の位置関係とは同じであり、
    前記第1レンズ部の前記第2レンズ部に対する主走査方向の離間方向は、前記第3レンズ部の前記第4レンズ部に対する主走査方向の離間方向と、逆方向である、光走査装置。
  2. 請求項1に記載の光走査装置において、
    前記第1レンズ部と前記第2レンズ部とは、互いのレンズ中心が前記第1反射方向に第3距離だけ離間し、
    前記第3レンズ部と前記第4レンズ部とは、互いのレンズ中心が前記第2反射方向に前記第3距離と同一の第4距離だけ離間し、
    前記第1レンズ部の前記第2レンズ部に対する反射方向の離間方向は、前記第3レンズ部の前記第4レンズ部に対する反射方向の離間方向と、同方向である、光走査装置。
  3. 請求項2に記載の光走査装置において、
    前記ベース部の前記主面の前記第2領域において、前記第1入射光学系が配置される第1領域部分と前記第2入射光学系が配置される第2領域部分とは上下の位置関係が異なり、且つ、前記第3入射光学系が配置される第3領域部分と前記第4入射光学系が配置される第4領域部分とは上下の位置関係が異なっており、
    前記第1領域部分の前記第2領域部分に対する上下の位置関係は、前記第1レンズ部の前記第2レンズ部に対する上下の位置関係と同じであり、
    前記第3領域部分の前記第4領域部分に対する上下の位置関係は、前記第3レンズ部の前記第4レンズ部に対する上下の位置関係と同じである、光走査装置。
  4. 請求項3に記載の光走査装置において、
    前記ベース部の前記主面の前記第2領域は、前記第1領域部分の外側に隣接する第1隣接領域部分と、前記第4領域部分の外側に隣接する第2隣接領域部分とを含み、
    前記第1隣接領域部分と前記第2領域部分とは、上下の位置関係が同じであり、
    前記第2隣接領域部分と前記第3領域部分とは、上下の位置関係が同じである、光走査装置。
  5. 請求項1に記載の光走査装置において、
    前記第1レンズ部と前記第2レンズ部とは、一体的に形成され、
    前記第3レンズ部と前記第4レンズ部とは、一体的に形成されている、光走査装置。
  6. ドラム回転軸回りに回転する第1感光体ドラム、第2感光体ドラム、第3感光体ドラム及び第4感光体ドラムと、
    前記第1感光体ドラム、前記第2感光体ドラム、前記第3感光体ドラム及び前記第4感光体ドラムの各々の周面に光線を照射する、請求項1に記載の光走査装置と、を備える画像形成装置。
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