JP6408340B2 - ねぎ収穫機 - Google Patents
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Description
自走可能な走行機体に、ねぎが栽培されている畝からねぎを掘り起こして収穫する各作業部からなる収穫部を備えたねぎ収穫機であって、
収穫部は、各作業部として、畝の両肩部を崩す畝肩崩し部と、畝肩崩し部により両肩が崩されて進入抵抗が低減された畝に栽培されたねぎを掘り起こす掘り起こし部と、掘り起こし部により掘り起こされたねぎの葉部を挟持してねぎを後方へ搬送する搬送部と、を具備し、
搬送部は、収穫部の前端部の対地高さを決めるゲージ輪により支持されるものであり、
畝肩崩し部と搬送部は、それぞれの基端部を、左右方向に軸線を向けて走行機体に設けた作業部駆動軸に同軸的に枢支して先端部側を一体的に昇降可能となし、
掘り起こし部は、その基端部を走行機体に枢支するとともに、その前部を、上下方向間隔調節体を介して上下方向に位置調節自在に搬送部に連結させるとともに、一端側を走行機体に支持させた昇降シリンダの他端側と連結され、昇降シリンダの伸縮動作に連動して先端部側を畝肩崩し部及び搬送部と一体的に昇降可能となし、
畝肩崩し部と搬送部は、これらの先端側部の上下方向の相対位置を調節可能となしたことを特徴とする。
また、畝肩崩し部と搬送部の基端部を、左右方向に軸線を向けて走行機体に設けた作業部駆動軸に同軸的に枢支しているため、ねぎ収穫機の構造の簡素化とコンパクト化と低廉化を図ることができる。
掘り起こし部と搬送部は、これらの先端側部の上下方向の相対位置を調節可能となしたことを特徴とする。
畝肩崩し部の内側部には、側方に張り出したねぎの枯れ葉等をガイドするガイド体を配設するとともに、ガイド体は、ねぎが栽培されている畝の上端位置よりも低位置から搬送部の先端部上方位置まで、前後方向に延伸させて畝肩崩し部の前後幅よりも幅広に形成したことを特徴とする。
走行機体1は、左右一対のクローラ式の走行部10,10間に、立体枠状に枠組みして形成した機体フレーム枠体11を架設している。機体フレーム枠体11の右側後部には、エンジン12を右側の走行部10の後上方に位置させて搭載するとともに、機体フレーム枠体11の下部には、ミッションケース13を左右側の走行部10,10間に位置させて配設して、エンジン12にミッションケース13を連動連結している。機体フレーム枠体11の右側上部には、走行部10,10の操向・変速操作及び収穫部2の収穫操作をするための操作部14を配設している。機体フレーム枠体11の後端部には、作業者Opが搭乗する水平板状の搭乗用ステップ部24を、後述する収穫部2の各作業部の後方で、かつ、図3に示す仮想同一直線L上において、後方へ向けて張り出し状に配設している。仮想同一直線Lは、走行機体1の左右幅の中央部において、前後方向に延伸する仮想の直線である。15は主変速レバー、16は走行・作業レバー、17は左サイドクラッチレバー、18は右サイドクラッチレバー、19はアクセルレバーである。
収穫部2は、各作業部として、左右一対の畝肩崩し部60,60と、掘り起こし部20と、搬送部21と、掻き落とし部22と、姿勢変更・整列部23と、を具備している。左右一対の畝肩崩し部60,60は、畝Uの両肩部を崩して、畝Uへの掘り起こし部20の進入抵抗を低減する。このようにして進入抵抗が低減された畝Uには、ねぎNが栽培されており、このねぎNは掘り起こし部20により掘り起こされる。搬送部21は、掘り起こし部20により掘り起こされたねぎの葉部Nbの中途部を挟持して、挟持したねぎNを起立姿勢のまま後上方へ向けて搬送する。掻き落とし部22は、搬送部21により搬送されるねぎNの根茎部Naに付着している土塊を掻き落とす。姿勢変更・整列部23は、搬送部21の終端部から起立姿勢で搬送されたねぎNを受け継ぐとともに、受け継いだねぎNの中途部を挟持して、挟持したねぎNを起立姿勢から外側方へ前傾状態に傾斜した前傾姿勢に姿勢変更・整列させながら一側後上方(本実施形態では左側後上方)へ向けて搬送する。
各作業部である掘り起こし部20と搬送部21と掻き落とし部22は、走行機体1の前方において、前後方向に延伸する仮想同一直線L(図3参照)上に配設しているとともに、これらの作業部の後方で、かつ、仮想同一直線L上に走行機体1に設けた搭乗用ステップ部24を配設している。つまり、走行機体1の左右中心線である仮想同一直線L上において、掘り起こし部20と搬送部21と掻き落とし部22と搭乗用ステップ部24は、前後方向に一列に配設している。
図13に示すMは、ねぎ収穫機Aが有する動力伝達機構であり、動力伝達機構Mは、図13に示すように、走行機体伝動機構部Maと収穫部伝動機構部Mbとから形成している。
N ねぎ
Na 根茎部
Nb 葉部
Op 作業者
1 走行機体
2 収穫部
20 掘り起こし部
21 搬送部
22 掻き落とし部
23 姿勢変更・整列部
24 搭乗用ステップ部
70 ガイド体
87 葉部側ガイド体
88 根茎部側ガイド体
200 第1上下方向間隔調節体
300 第2上下方向間隔調節体
Claims (3)
- 自走可能な走行機体に、ねぎが栽培されている畝からねぎを掘り起こして収穫する各作業部からなる収穫部を備えたねぎ収穫機であって、
収穫部は、各作業部として、畝の両肩部を崩す畝肩崩し部と、畝肩崩し部により両肩が崩されて進入抵抗が低減された畝に栽培されたねぎを掘り起こす掘り起こし部と、掘り起こし部により掘り起こされたねぎの葉部を挟持してねぎを後方へ搬送する搬送部と、を具備し、
搬送部は、収穫部の前端部の対地高さを決めるゲージ輪により支持されるものであり、
畝肩崩し部と搬送部は、それぞれの基端部を、左右方向に軸線を向けて走行機体に設けた作業部駆動軸に同軸的に枢支して先端部側を一体的に昇降可能となし、
掘り起こし部は、その基端部を走行機体に枢支するとともに、その前部を、上下方向間隔調節体を介して上下方向に位置調節自在に搬送部に連結させるとともに、一端側を走行機体に支持させた昇降シリンダの他端側と連結され、昇降シリンダの伸縮動作に連動して先端部側を畝肩崩し部及び搬送部と一体的に昇降可能となし、
畝肩崩し部と搬送部は、これらの先端側部の上下方向の相対位置を調節可能となしたことを特徴とするねぎ収穫機。 - 掘り起こし部と搬送部は、これらの先端側部の上下方向の相対位置を調節可能となしたことを特徴とする請求項1記載のねぎ収穫機。
- 畝肩崩し部の内側部には、側方に張り出したねぎの枯れ葉等をガイドするガイド体を配設するとともに、ガイド体は、ねぎが栽培されている畝の上端位置よりも低位置から搬送部の先端部上方位置まで、前後方向に延伸させて畝肩崩し部の前後幅よりも幅広に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のねぎ収穫機。
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JP2014220291A JP6408340B2 (ja) | 2014-10-29 | 2014-10-29 | ねぎ収穫機 |
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