JP3132699U - 農用トラクタを利用した野菜収穫用支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
構成が簡単かつ安価であって農作業機械で最も普及している農用トラクタに装着して食用に供される部分が地中に埋まっている野菜の収穫を支援することができる野菜収穫用支援装置を提供されること。
【解決手段】
農用トラクタのロータリー耕耘装置22の柱状部材24に高さ調節可能に装着される被保持部11と、当該被保持部11に接合されその水平部17が農用トラクタの移動に伴い地中の野菜Vの食用に供される部分(V1)より下方の土壌D部分を掘り起こし可能な掘起こし部15とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本考案は、農業用のトラクタ(農用トラクタ)を利用した野菜収穫用支援装置に関する。
一般に、食用に供される部分が地中に埋まっている野菜(例えば白ネギ)を収穫する場合、作業者は白ネギの食用に供される部分が傷つかないように、当該白ネギの周囲の土壌をスコップで掘り起こし、その後に葉の部分を手で持って引き抜いていた。しかし、一々スコップで土壌を掘り起こす作業は大変手間が掛かり、特に老齢の作業者にとっては重労働であった。そこで、最近では、かかる野菜の収穫を補助する機械が各種提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−004623号公報
しかし、特許文献1に示すような野菜収穫機は専用の装置であり、他の畑作業(種まき、肥料撒き等)には使用できないものであり、しかも高価なものであるため普及していないのが現状である。
本考案の目的は、上記事情に鑑み、構成が簡単かつ安価であって農作業機械で最も普及している農用トラクタに装着して食用に供される部分が地中に埋まっている野菜の収穫を支援することができる野菜収穫用支援装置を提供されることにある。
上記目的を達成するために、請求項1の考案は、食用に供される部分が地中に埋まっている野菜の収穫を支援するための装置であって、農用トラクタの所定部分に高さ調節可能に装着される被保持部と、当該被保持部に接合されその水平部が前記トラクタの移動に伴い地中の前記野菜の食用に供される部分より下方の土壌部分を掘り起こし可能な掘起こし部とを有するものである。
上記構成の請求項1の考案の場合、農作業機械として最も普及している農用トラクタに装着して野菜の収穫に役立てることができる。そして、野菜の食用に供される部分を傷つけることなく、当該野菜を収穫しやすくする(換言すれば、野菜を土壌中から引き抜きやすくする。)。ここで、一般に、農用トラクタは、作業者が乗って運転駆動操作可能なもの(乗車型)であって、後部にロータリ耕耘装置を昇降可能に装着したものである。
請求項1の考案によれば、農作業機械として最も普及している農用トラクタに装着して野菜の収穫に役立てることができるので、農家は野菜収穫のためだけにしか使えない高価な収穫専用機械を購入する必要がなくなる。
また、被保持部と掘り起こし部とからなる簡単な構造で、農用トラクタの移動力を利用して地表から所定深さの土壌部分を掘り起こすものであるので、可動部分がなく、この点からも構造を簡単にでき故障も殆ど無い。
以下、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。
本考案に係る農用トラクタを利用した野菜収穫用支援装置10は、食用に供される部分が地中に埋まっている野菜(本実施形態では白ネギV)の収穫を支援するための装置であリ、農用トラクタの所定部分に装着可能に構成されている。
具体的には、本野菜収穫用支援装置10は、図1に示すように、農用トラクタの所定部分(例えばロータリー耕耘装置22)に高さ調節可能に装着される被保持部11と、当該被保持部11に接合され、かつ、その水平部分17が農用トラクタの移動に伴い地中の野菜(白ネギV)の食用に供される部分(白ネギVの白い部分である葉鞘部V1)より下方の土壌部分を掘り起こし可能な掘起こし部15とを有する構成とされている。なお、図1および図2では、農用トラクタは、その後部のロータリー耕耘装置22のみを2点鎖線で概略的に図示し、当該ロータリー耕耘装置22のカバー23の側面にある柱状部材24を実線で示す。
詳しくは、本野菜収穫用支援装置10の被保持部11は、2枚の板状部材(12,13)と、4本のボルト14Bと、当該各ボルト14Bと螺合するナット14Nとから形成されている。一方の板状部材12は、長方形状で鋼鉄製とされており、その左右側端寄り部分には上下方向に伸延する長穴(12h,12h)が貫通穿設されている。
そして、この板状部材12には、掘起こし部15の垂直部分16が溶接で鉛直下方に伸延するように接合されている。
もう一方の板状部材13は、長方形状で鋼鉄製とされており、その左右側端寄り部分には上下方向に離隔して各2つの穴(13h,13h)が貫通穿設されている。
これらの板状部材(12,13)は、図1および図2に示すように、農用トラクタのロータリー耕耘装置22の柱状部材24を間に挟み込むような位置にセットされ、その状態で4本のボルト14Bを当該板状部材12の穴13hと当該板状部材12の長穴12hとに通し、当該各ボルト14Bの端部にそれぞれナット14Nを螺合させて締め付けることにより当該柱状部材24に固定されている。すなわち、本野菜収穫用支援装置10の被保持部11は、万力となっており、板状部材13に対する板状部材12の上下方向位置を調節することによりロータリー耕耘装置22に対する高さを調節可能となっている。
そして、掘起こし部15の垂直部分16の下方部位には、図1に示すように、水平部分17が溶接で水平方向に伸延するように接合されている。なお、この掘起こし部15の水平部分17も鉄鋼製とされている。また、掘起こし部15の水平部分17は、土壌を掘り起こしてゆく際に前側になる端面部分を横断面楔状としてもよい。これにより、一段と土壌を掘り起こしやすくなる。すなわち、上記掘り起こし部15は、全体L字形とされている。
上記構成の本野菜収穫用支援装置10では、図2に示すように、白ネギVを収穫する際(葉鞘部V1やひげ状の根V3部分が土壌に埋まっている白ネギVを引き抜く際)には、掘り起こし部15の水平部分17は地表面から深さHの土壌D中に入れられ、その状態で農用トラクタの移動に伴って当該土壌D中を図2中紙面と直角方向に進む(すなわち、深さHの土壌D部分を掘り起こす。)。ここで、上記深さHは、白ネギVの土壌Dに埋まっている部分のうち食用に供される葉鞘部V1よりも深い長さが選定される。ここで、白ネギVのひげ状根V3は、一般に食用に供さないので支援装置10の掘り起こし部15で切断されてもよく、かえって切断された方が白ネギVを引き抜きやすくなる。
なお、上記野菜収穫中、農用トラクタのロータリー耕耘装置22に耕耘作業を行わせても支障は出ない。
なお、この実施形態では、本野菜収穫用支援装置10を白ネギの収穫に使用したが、これに限らず、食用に供される部分が地中に埋まっている他の野菜(例えば、短寸のニンジン、ジャガイモ、サツマイモ)の収穫にも使用できる。
本考案の野菜収穫用支援装置を説明するための斜視図である。 本野菜収穫用支援装置を使用してネギの収穫の支援する様子を示す図である。
符号の説明
10 野菜収穫用支援装置
11 被保持部
12 板状部材
13 板状部材
14B ボルト
14N ナット
15 掘り起こし部
16 垂直部分
17 水平部分
22 農用トラクタのロータリー耕耘装置
23 カバー
24 柱状部材

Claims (1)

  1. 食用に供される部分が地中に埋まっている野菜の収穫を支援するための装置であって、
    農用トラクタの所定部分に高さ調節可能に装着される被保持部と、当該被保持部に接合されその水平部が前記トラクタの移動に伴い地中の前記野菜の食用に供される部分より下方の土壌部分を掘り起こし可能な掘起こし部とを有する農用トラクタを利用した野菜収穫用支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016086643A (ja) * 2014-10-29 2016-05-23 ヤンマー株式会社 ねぎ収穫機

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