JP6228050B2 - ねぎ収穫機 - Google Patents

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Description

本発明は、ねぎ収穫機、詳しくは、ねぎを栽培している畝からねぎを掘り起こして収集するまでの一連の収穫作業を可能としたねぎ収穫機に関する。
従来、ねぎ収穫機の一形態として、特許文献1に開示されたものがあり、特許文献1には、機体に各作業部を配設して、ねぎを収穫するまでの一連の収穫作業を可能としたねぎ収穫機が開示されている。すなわち、特許文献1に開示されたねぎ収穫機は、各作業部として、ねぎを栽培している畝からねぎを掘り起こす掘り起こし部と、掘り起こし部で掘り起こしたねぎを後方へ搬送する搬送部と、搬送部により搬送しながらねぎの根茎部に付着している土塊を掻き落とす掻き落とし部と、掻き落とし部により付着土塊が掻き落とされたねぎを収集する収集部とを具備しており、機体の右側後部には、作業者が搭乗する搭乗用ステップ部と、その搭乗用ステップ部上に作業者が搭乗して操作する操作部が設けられている。
特開2003−310021号公報
ところが、上記したねぎ収穫機では、搭乗用ステップ部上に搭乗した作業者が操作部を操作することは容易に行えるものの、作業者の立ち位置が機体の右側部に偏倚しているため、ねぎの掘り起こしから付着土塊の掻き落としに至るまでのねぎの搬送工程を右側後方から斜めに視認することになって、ねぎが各作業部において左右方向に位置ズレしていたとしても確認し辛い。そのため、位置ズレが原因でねぎが損傷等さているとしても速やかな対処ができないという不具合がある。
そこで、本発明は、収穫部の各作業部と搭乗用ステップ部を前後方向に延伸する仮想同一直線上に配設することで、搭乗用ステップ部に搭乗した作業者の立ち位置において、各作業部の作業状況、さらには、ねぎの収穫状況を、直後方から容易に視認することができるようにして、ねぎと収穫部とに位置ズレが生じたとしても速やかに対処が可能なねぎ収穫機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
自走可能な走行機体に、ねぎを栽培している畝からねぎを掘り起こして収穫する収穫部を備えたねぎ収穫機であって、
収穫部は、各作業部として、ねぎを掘り起こす掘り起こし部と、掘り起こし部により掘り起こしたねぎを後方へ搬送する搬送部と、搬送部により搬送しながらねぎの根茎部に付着している土塊を掻き落とす掻き落とし部と、を具備するとともに、
搬送部は、前後方向に延伸する左右一対の搬送体を配設して構成し、ねぎを左右の搬送体間に挟持した状態で搬送するものであり、
各作業部は、走行機体の前方において、前後方向に延伸するとともに左右方向について左右の搬送体によるねぎの挟持位置に位置する仮想同一直線上に配設し、
走行機体には、作業者が搭乗する搭乗用ステップ部を、各作業部の後方で、かつ、平面視で前記仮想同一直線上に配設したことを特徴とする。
請求項1記載の発明では、収穫部の各作業部と搭乗用ステップ部を前後方向に延伸する仮想同一直線上に配設しているため、搭乗用ステップ部に搭乗した作業者の立ち位置において、各作業部の作業状況、さらには、ねぎの収穫状況を、直後方から容易に視認することができる。したがって、ねぎと収穫部とに位置ズレが生じていたとしても速やかに対処することができる。例えば、ねぎを栽培している畝に対して掘り起こし部を進入させる走行機体の位置を調整する等の対処を速やかに行うことができる。その結果、ねぎと収穫部との位置ズレによるねぎの損傷を低減することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明であって、
搬送部は、前低後高の傾斜状に配置して、掘り起こした起立姿勢のねぎの中途部を挟持した状態で後上方へ向けて搬送するようにしたことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、掘り起こされたねぎが搬送部により後上方へ向けて搬送されるため、その直後方において搭乗用ステップ部に搭乗した作業者は、搬送部によるねぎの搬送状況を堅実に視認することができる。そのため、例えば、ねぎと掘り起こし部との左右方向の位置ズレや、掘り起こし部による掘り起こし深さのズレ等を容易に確認することができる。したがって、ねぎと収穫部とに位置ズレが生じたとしても速やかに対処することができる。その結果、ねぎと収穫部との位置ズレによるねぎの損傷を低減することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明であって
搬送部の直後方位置には、搬送部により起立姿勢で後上方へ向けて搬送されるねぎを受け継いで、受け継いだねぎを起立姿勢から外側方へ傾斜した傾倒姿勢に姿勢変更するとともに、整列させる姿勢変更・整列部を配設し、
姿勢変更・整列部は、ねぎを姿勢変更・整列しながら一側後上方へ向けて搬送するようにしたことを特徴とする。
請求項3記載の発明では、姿勢変更・整列部がねぎを起立姿勢から傾倒姿勢に姿勢変更しながら整列させて、一側後上方へ向けて搬送するようにしているため、搭乗用ステップ部に搭乗した作業者の立ち位置の一側方へねぎが傾倒姿勢で整列されて移行される。そのため、作業者はねぎの全体を容易に確認することができる。また、ねぎが作業者に接近する方向である一側後上方へ向けて搬送されるため、作業者はねぎを身近で触ることもできる。そのため、作業者は、ねぎに残された付着土塊を落とす等の調整作業を、前方を視認したまま容易に行うことができる。したがって、収穫作業能率の向上と作業者の疲労低減を図ることができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明であって、
姿勢変更・整列部の後下方位置には、ねぎを収集する板状の収集部を配設して、姿勢変更・整列部により姿勢変更・整列されたねぎが収集部に収集されるようにしたことを特徴とする。
請求項4記載の発明では、搭乗用ステップ部に搭乗した作業者の立ち位置の一側方において、姿勢変更・整列部により姿勢変更されたねぎが板状の収集部上に自動的に落下して収集さらには貯留されるため、種々の操作を行っている作業者に収集作業が支障となることがない。その際、収集部上にはねぎが整然と収集されるため、作業者は、収集されたねぎの収集姿勢を修正する等の手間が不要となる。したがって、この点からも収穫作業能率の向上と作業者の疲労低減を図ることができる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明であって、
搭乗用ステップ部を間に挟んで、収集部を配設した側とは反対側に走行機体及び各作業部を操作するための操作部を配設したことを特徴とする。
請求項5記載の発明では、収集部を配設した側とは反対側に操作部を配設しているため、操作部が作業者の前方視界を遮ることない。したがって、この点からも収穫作業能率の向上を図ることができる。
本発明によれば、収穫部の各作業部と搭乗用ステップ部を前後方向に延伸する仮想同一直線上に配設することで、搭乗用ステップ部に搭乗した作業者の立ち位置において、各作業部の作業状況、さらには、ねぎの収穫状況を、直後方から容易に視認することができるようにして、ねぎと収穫部とに位置ズレが生じたとしても速やかに対処が可能なねぎ収穫機を提供することができる。
本実施形態のねぎ収穫機の斜視図。 本実施形態のねぎ収穫機の斜視説明図。 本実施形態のねぎ収穫機の左側面説明図。 本実施形態のねぎ収穫機の右側面説明図。 本実施形態のねぎ収穫機の平面説明図。 本実施形態のねぎ収穫機の正面説明図。 本実施形態のねぎ収穫機の断面左側面説明図。 本実施形態のねぎ収穫機の背面図。 掻き落とし部の斜視説明図。 掻き落とし部のねぎの搬送方向からの正面説明図。 掻き落とし部の左側面説明図。 動力伝達機構の概念説明図。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。すなわち、図1〜図7に示すAは、本実施形態としてのねぎ収穫機であり、まず、ねぎ収穫機Aの全体構成を概略的に説明する。
[ねぎ収穫機の全体構成の概略的な説明]
ねぎ収穫機Aは、自走可能な走行機体1に、ねぎNを栽培している畝UからねぎNを掘り起こして収穫する収穫部2を備えている。本実施形態では、ねぎNは、根茎部Naと葉部Nbを有する長ねぎである。
走行機体1は、左右一対のクローラ式の走行部10,10間に立体枠状に枠組みして形成した機体フレーム枠体11を架設している。機体フレーム枠体11の右側後部には、エンジン12を側の走行部10の後上方に位置させて搭載するとともに、機体フレーム枠体11の下部には、ミッションケース13を左右側の走行部10,10間に位置させて配設して、エンジン12にミッションケース13を連動連結している。機体フレーム枠体11の右側上部には、走行部10,10の操向・変速操作及び収穫部2の収穫操作をするための操作部14を配設している。機体フレーム枠体11の後端部には、作業者Opが搭乗する水平板状の搭乗用ステップ部24を、後述する収穫部2の各作業部の後方で、かつ、仮想同一直線L上において、後方へ向けて張り出し状に配設している。仮想同一直線Lは、図5に示すように、走行機体1の左右幅の中央部において、前後方向に延伸する仮想の直線である。15は主変速レバー、16は走行・作業レバー、17は左サイドクラッチレバー、18は右サイドクラッチレバー、19はアクセルレバーである。
搭乗用ステップ部24は、前半部の固定側ステップ片94と、固定側ステップ片94の後端縁部に枢支連結部96を介して前端縁部を枢支連結した後半部の可動側ステップ片95とから構成している。固定側ステップ片94は、機体フレーム枠体11の後端下部に設けたステップステー97に前端縁部を固定して、後方へ向けて水平に張り出し状となしている。可動側ステップ片95は、後方へ水平に張り出した使用姿勢P3と上方へ起立させた不使用姿勢P4との間で、枢支連結部96を中心に起到方向eに回動させることで姿勢変更可能としている。
このように、作業者Opが搭乗する水平板状の搭乗用ステップ部24は、後述する収穫部2の各作業部の後方で、かつ、仮想同一直線L上において、機体フレーム枠体11の後端部に後方へ向けて張り出し状に配設しているため、作業者Opは、図7に示すように、搭乗用ステップ部24上に搭乗することで、後述するように上下方向に間隔をあけて、前低後高の傾斜状に平行させて配置された掘り起こし部20と搬送部21の直後方位置に起立することができる。したがって、作業者Opは、掘り起こし部20と搬送部21の間の搬送空間及び搬送部21の直上方の搬送空間において、収獲されたねぎNが作業者Opの視線Lsに沿って直前下方位置から作業者Opに接近してくる方向に搬送されてくるのを、前方を視認する作業者Opの視界内で堅実に視認することができる。
収穫部2は、各作業部として、ねぎNを掘り起こす掘り起こし部20と、掘り起こし部20により掘り起こしたねぎNを後上方へ向けて搬送する搬送部21と、搬送部21により搬送しながらねぎNの根茎部Naに付着している土塊を掻き落とす掻き落とし部22と、搬送部21から受け継いだねぎNを姿勢変更・整列しながら一側後上方(本実施形態では左側後上方)へ向けて搬送する姿勢変更・整列部23と、を具備している。各作業部である掘り起こし部20と搬送部21と掻き落とし部22は、走行機体1の前方において、前後方向に延伸する仮想同一直線L上に配設しているとともに、これらの作業部の後方で、かつ、仮想同一直線L上に走行機体1に設けた搭乗用ステップ部24を配設している。つまり、走行機体1の左右中心線である仮想同一直線L上において、掘り起こし部20と搬送部21と掻き落とし部22と搭乗用ステップ部24とを、前後方向に一列に配設している。
掘り起こし部20は、機体フレーム枠体11に、前後方向に延伸させて形成した四角形枠状の支持枠体30の基端部を、左右方向に軸線を向けた枢軸31を介して枢支し、支持枠体30上にいわゆるバーコンベアである掘り起こしコンベア32を載設し、掘り起こしコンベア32の始端部(前端部)に掘り起こし刃33を前方へ向けて突設状に取り付けている。掘り起こし刃33は、板状に形成した基端側半部33aを前方へ向けて延設するとともに、先端側半部33bを基端側半部33aの前端縁部から上方へ跳ね上げ状の先鋭な水平刃となしている。機体フレーム枠体11に設けたシリンダステー35と、枢軸31の中途部から上方へ向けて立設した昇降アーム36との間に、前後方向に伸縮作動する昇降シリンダ37を横架し、昇降アーム36の基端部と支持枠体30の左右延伸片30aとの間に連設片39を介設している。そして、掘り起こし部20は、昇降シリンダ37により昇降作動可能としており、搬送部21と掻き落とし部22も掘り起こし部20と一体的に昇降されるように構成している。38は掘り起こし部20等を昇降操作するための昇降操作レバーである。
このように構成した掘り起こし部20では、ねぎNの収穫作業をする際には、昇降シリンダ37により掘り起こし部20を適宜下降させて、掘り起こしコンベア32が、前低後高の傾斜姿勢に配置されるとともに、掘り起こし刃33の先端側半部33bが、圃場G面に略水平に近接配置されるようにする。このような状態にて、走行機体1の前進走行に伴って、掘り起こし刃33の先端側半部33bが、ねぎNが栽培されている畝Uに対して、前方へ向けて略水平に進入し、ねぎNの根茎部Naの直下方からねぎNを掘り起こすとともに、掘り起こし刃33の基端側半部33aがねぎNを後上方へ土塊D1とともに滑動移送させる。そして、掘り起こされたねぎNは、掘り起こし刃33の基端側半部33aの上面を滑動しながら後上方へ移送されて、ねぎNの葉部Nbが後述する搬送部21に挟持されて後上方へ搬送される一方、土塊D1の付着したねぎNの根茎部Naが、掘り起こし刃33の基端側半部33aから掘り起こしコンベア32上に受け渡されて、掘り起こしコンベア32によりさらに後上方へ搬送される。この際、ねぎNは、畝Uに栽培されている起立姿勢のまま後上方へ向けて搬送される。
搬送部21は、掘り起こし部20の直上方において、掘り起こし部20の掘り起こしコンベア32と平行させて前低後高の傾斜状に配置して、掘り起こした起立姿勢のねぎNの中途部を左右側方から挟持した状態で後上方へ向けて搬送するようにしている。すなわち、搬送部21は、左右一対の前・後支持フレーム40,41及び傾斜支持フレーム46を介して掘り起こしコンベア32の直上方に平行に対向させて配設している。そして、搬送部21は、前後方向に延伸する左右一対の搬送体42,42を配設して構成している。搬送体42は、前後方向に間隔をあけて配置した従動プーリ43と駆動プーリ44とに搬送ベルト45を巻回して形成している。左右に対向する両搬送体42,42の始端部(前端部)から終端部(後端部)に向けて移送する搬送ベルト往路側部45a,45a同士を対面状態で面接触させており、搬送ベルト往路側部45a,45a同士がねぎNの葉部Nbを挟持するとともに、挟持した状態でねぎNを後上方へ搬送するようにしている。
左側の前支持フレーム40は、上下方向に延伸させて、掘り起こしコンベア32の左側部と左側の搬送体42の前部との間に介設している。同様に、右側の前支持フレーム40は、上下方向に延伸させて、掘り起こしコンベア32の右側部と右側の搬送体42の前部との間に介設している。後述する搬送部伝動横軸170を軸支する伝動横軸ケース47の左右側部には、後述する左右一対のプーリ駆動軸85,85を軸支する左右一対の駆動軸ケース48,48を立設しており、左側の後支持フレーム41は、左側の駆動軸ケース48と左側の搬送体42の後部との間に介設している。同様に、右側の後支持フレーム41は、右側の駆動軸ケース48と右側の搬送体42の後部との間に介設している。左側の傾斜支持フレーム46は、左側の搬送体42の前部と機体フレーム枠体11の左側前部との間に斜交状に介設している。同様に、右側の傾斜支持フレーム46は、右側の搬送体42の前部と機体フレーム枠体11の右側前部との間に斜交状に介設している。49は搬送ベルト往路側部45aを弾性付勢するテンションローラである。
このように構成した搬送部21では、左右一対の搬送体42,42の搬送ベルト往路側部45a,45a同士がねぎNの葉部Nbを挟持するとともに、挟持した状態でねぎNを後上方へ搬送するようにしているため、ねぎNの根茎部Naを下方から支持して搬送する掘り起こし部20の掘り起こしコンベア32と協働して、ねぎNを起立した姿勢にて堅実に後上方へ搬送することができる。
掻き落とし部22は、図9〜図11にも示すように、機体フレーム枠11に左右方向に延伸する横軸ケース50を横架し、横軸ケース50の右側部から前下方へ向けてチェンケース51を延出させ、チェンケース51の先端部(前端部)に軸ケース52を左側方へ向けて突設して、軸ケース52中に軸架した回転体支軸53の先端部に回転体54を同軸的に取り付けている。回転体54は、左右方向に軸線を向けた円筒状の周壁55と、周壁55の左右側端面を閉塞する左右側端壁56,56とから形成して、左右側端壁56,56の中心部に回転体支軸53の先端部を貫通させて取り付けている。つまり、回転体54は、搬送部21の搬送方向に対して直交する方向に、その軸線を向けて配置するとともに、その軸線廻りに回転体支軸53を介して回転可能としている。
回転体54の周壁55の外周面には、その周方向と軸線方向にそれぞれ間隔をあけて多数の掻き落とし用の突片57を放射状に突設するとともに、各突片57は、それらの先端部が根茎部Naに沿うように各突片57の突出高さに変化をもたせている。すなわち、本実施形態では、周壁55の外周面の周方向に同一間隔をあけて8個の突片を突設して突片ユニットを形成し、周壁55の軸線方向に同一間隔をあけてこの突片ユニットを5組形成している。
回転体54の外周面の中央部に突設した突片57aは、その突出幅を短幅に形成する一方、回転体54の外周面の外側部に突設した突片57bは、その突出幅を中央部の突片の突出幅よりも長幅に形成して、根茎部Naの直下方と側方に沿ってそれぞれ各突片57a,57bの先端部が位置するようにしている。本実施形態では中央部の3組を短幅の突片57aとするとともに、外側の2組を長幅の突片57bとしている。
回転体54の回転方向aは、突片57がねぎの根茎部Naに付着した土塊D1に衝突する方向と、搬送部21の搬送方向とが同一方向となるようにしている。本実施形態では、回転体54の回転方向を左側面視にて時計廻りに設定して、突片57がねぎの根茎部Naに付着した土塊D1に衝突する方向と、搬送部21の後上方への搬送方向とが同一方向となるようにしている。回転体54の回転速度は、搬送部21の搬送速度よりも大きくなるように設定している。例えば、回転体54の回転速度(周速度)を1m/sとし、搬送部21の搬送速度(周速度)を0.05m/sとして、回転体54の回転速度(周速度)が搬送部21の搬送速度(周速度)の20倍となるように設定することができる。
このように構成した掻き落とし部22では、搬送部21と掘り起こしコンベア32とが協働して搬送してきたねぎNの根茎分Naに付着している土塊D1の大部分を、回転体54の周壁に突設した多数の突片57により掻き落として土塊D2とすことができる。この際、回転体54は根茎分Naの下方において回転することで、土塊D1に多数の突片57が連続的に衝突(打撃)して、土塊D1を砕くことで土塊D2さらには土塊D3となして、根茎部Naに付着して残存する土塊D3を可及的に小型化させることができる。しかも、回転体54の外周面の中央部に突設した突片57aは、その突出幅を短幅に形成する一方、回転体54の外周面の外側部に突設した突片57bは、その突出幅を中央部の突片の突出幅よりも長幅に形成して、根茎部Naの直下方と左右側方に沿ってそれぞれ各突片57a,57bの先端部が位置するようにしているため、各突片57a,57bによりねぎNに干渉することなく、土塊D1を堅実に砕くことができる。つまり、突片57aは、根茎部Naの下方に付着している土塊D1の下部に掻き落とし作用する一方、突片57bは、根茎部Naの左右側方に付着している土塊D1の左右側部に掻き落とし作用する。ここで、図10又は図11における土塊D1は突片57が掻き落とし作用する前のブロック状の土塊、土塊D2は突片57が掻き落とし作用している際の小型化された土塊、土塊D3は突片57が掻き落とし作用した後の最終的な小型土塊を示しており、土塊D1の下部に対して連続的に打撃して掻き落とし作用する突片57aと、土塊D1の左右側部に対して連続的に打撃して掻き落とし作用する突片57bとの協働作用によって、土塊は土塊D1→土塊D2→土塊D3と連続的にかつ堅実に砕かれる。
姿勢変更・整列部23は、搬送部21の直後方位置に、搬送部21により起立姿勢で後上方へ向けて搬送されるねぎNを受け継いで、受け継いだねぎNを起立姿勢から外側方へ傾斜した傾倒姿勢に姿勢変更するとともに、整列させるように配設して、ねぎNを姿勢変更・整列しながら一側後上方(本実施形態では左側後上方)へ向けて搬送するようにしている。
すなわち、姿勢変更・整列部23は、前後方向に延伸する左右一対の移送体80,80を前低後高で、かつ、後端部が左側外方へ向くように配設して構成している。移送体80は、前後方向に間隔をあけて配置した駆動プーリ81と従動プーリ82とに移送ベルト83を巻回して形成しており、左右に対向する両移送体80,80の始端部(前端部)から終端部(後端部)に向けて移送する移送ベルト往路側部83a,83a同士を対面状態で面接触させている。駆動プーリ81,81は、それらの軸線を上下方向に向けて配置する一方、従動プーリ82,82は、それらの軸線を左高右低の傾斜方向(例えば、45°)に傾けて配置して、移送ベルト往路側部83a,83a同士の中途を捩り状に面接触させている。左側の搬送体42の駆動プーリ44と左側の移送体80の駆動プーリ81は、上下方向に軸線を向けて配置した左側のプーリ駆動軸85の上端部と中途部とに同軸的に取り付けている。右側の搬送体42の駆動プーリ44は、上下方向に軸線を向けて配置した右側のプーリ駆動軸85の上端部にチェンケース86を介して連動連結するとともに、右側の移送体80の駆動プーリ81は、右側のプーリ駆動軸85の中途部に取り付けている。そして、搬送部21の終端部からねぎNを受け継いだ姿勢変更・整列部23は、移送ベルト往路側部83a,83a同士がねぎNの葉部Nbを挟持するとともに、挟持した状態でねぎNを起立姿勢から傾到姿勢に姿勢変更させながら整列させて、左側後上方へ搬送するようにしている。87は姿勢変更・整列部23により移送されるねぎNの葉先側が垂れ下がらないように姿勢を保持する保持枠体である。
このように構成した姿勢変更・整列部23では、ねぎNの搬送姿勢を起立姿勢から傾到姿勢に姿勢変更させることができるため、ねぎNを順次、かつ、堅実に後述する収集部25に収集・貯留させることができる。
姿勢変更・整列部23の後下方位置には、ねぎNを収集する四角形板状の収集部25を配設して、姿勢変更・整列部23により姿勢変更・整列されたねぎNが収集部25に収集されるようにしている。そして、姿勢変更・整列部23の終端部の下方に、収集部25の前端縁部を配置して、姿勢変更・整列部23により搬送されたねぎNが収集部25上に落下されて収集・貯留されるようにしている。
すなわち、収集部25は、機体フレーム枠11に収集部支持アーム90を介して取り付けている。収集部支持アーム90は、上下方向に軸線を向けた上下延伸アーム片91と、上下延伸アーム片91の上端部から前後方向に軸線を向けた前後伸延アーム片92とから形成している。前後伸延アーム片92には、取付枠93を左側外方へ張り出し状に設けて、取付枠93に収集部25の下面部を取り付けている。機体フレーム枠11の左側後端部には、上下方向に軸線を向けた円筒状支持部98を設けており、収集部支持アーム90は、円筒状支持部98中に上下延伸アーム片91を上方から挿通して、その軸線廻りに回動自在に取り付けている。図2に示すように、収集部25は、前後方向に軸線を向けた前後伸延アーム片92の横軸廻り方向cに横臥使用姿勢F1と、垂下不使用姿勢F2との間で姿勢変更可能とするとともに、上下方向に軸線を向けた上下延伸アーム片91の縦軸廻り方向dに機体の一側方(本実施形態では左側方)に配置した使用位置P1と、機体の直後方に垂下不使用姿勢F2で配置した収納位置P2との間で位置変更可能としている。したがって、搭乗用ステップ部24の可動側ステップ片95を上方へ起立させた不使用姿勢P4となすとともに、収集部25を、可動側ステップ片95の直後方位置にて垂下不使用姿勢F2で収納位置P2に配置することで、ねぎ収穫機Aをコンパクトに格納することができる。また、収集部25を配設した左側とは反対側の右側には、搭乗用ステップ部24を間に挟んで、走行機体1及び収穫部2の各作業部を操作するための操作部14を配設している。
このように構成した収集部25では、搭乗用ステップ部24上に起立して操向・収穫操作している作業者Opの左側方において、収獲したねぎNを収集部25上に横臥姿勢に山積みして堅実に収集することができるため、ねぎNの収集性能と作業者Opの操向・収穫操作性能を良好に確保することができる。
掘り起こし部20の前方には、収穫部2の一部である左右一対の畝肩崩し装置60,60を配設している。畝肩崩し装置60,60は、畝Uの両肩部を崩して、後続の掘り起こし部20の進入抵抗を軽減させることで、掘り起こし部20による掘り起こし作業がスムーズに行えるようにしている。すなわち、畝肩崩し装置60,60は、横軸ケース50の左右側部に、前方へ向けて延伸する前方延伸軸ケース61,61の基端部(後端部)を取り付け、各前方延伸軸ケース61,61の先端部(前端部)にギヤケース62,62を取り付け、ギヤケース62,62に円板支軸63,63を介して取付円板64,64を取り付けて、各取付円板64,64に4本ずつの畝肩崩し爪65,65を周方向に一定の間隔をあけて突設している。前方延伸軸ケース61中には前方延伸軸66を軸架し、前方延伸軸66にギヤケース62内のギア67,68を介して円板支軸63を連動連結している。そして、取付円板64に突設した畝肩崩し爪65をアッパーカット方向bに回転させることで、畝肩崩し爪65により畝Uの肩部を崩すことができるようにしている。69は飛散防止カバー、70は土塊粉砕棒である。71は収穫部2の前端部の対地高さを決めるゲージ輪、72はゲージ輪支柱、73はゲージ輪支持機枠である。
図12に示すMは、ねぎ収穫機Aが有する動力伝達機構であり、動力伝達機構Mは、図12に示すように、走行機体伝動機構部Maと収穫部伝動機構部Mbとから形成している。
すなわち、走行機体伝動機構部Maは、次のように構成している。機体フレーム枠11に搭載したエンジン12の駆動軸12aと、油圧ポンプ100の入力軸101との間に、第1チェン伝動機構110を介設している。エンジン12の駆動軸12aと、機体フレーム枠11に設けた変速ケース120の入力軸121との間に、第2チェン伝動機構130を介設している。変速ケース120の出力軸122の左側端部と、機体フレーム枠体11の下部に設けたミッションケース13の入力軸13aとの間に、第1ベルト伝動機構140を介設している。ミッションケース13の出力軸13bの両端部には走行部10,10の駆動輪10a、10aを取り付けている。
また、収穫部伝動機構部Mbは、次のように構成している。変速ケース120の出力軸122の右側端部と、横軸ケース50中に軸架した収穫部伝動横軸150の右側端部との間に、第2ベルト伝動機構160を介設している。収穫部伝動横軸150の左側部にはウォームギヤケース151を連動連設し、ウォームギヤケース151に前方へ延出する伝動シャフト165を介して掘り起こしギヤケース17を連動連結している。掘り起こしギヤケース178は、掘り起こしコンベア32の後部に横架状に軸架した駆動軸34の左側端部に連動連結している。伝動シャフト165の後部には、入・出力ギヤ171,172を介して左右方向に軸線を向けた搬送部伝動横軸170の左側端部を連動連結し、また、入・出力ギヤ173,174を介して搬送部伝動横軸170の中途端部に、左側のプーリ駆動軸85の下端部を連動連結し、また、入・出力ギヤ175,176を介して搬送部伝動横軸170の右側端部に、右側のプーリ駆動軸85の下端部を連動連結している。左側のプーリ駆動軸85の上端部と中途部とには、左側の搬送体42の駆動プーリ44と左側の移送体80の駆動プーリ81を同軸的に取り付けている。右側のプーリ駆動軸85の上端部には、チェンケース86を介して右側の搬送体42の駆動プーリ44を連動連結するとともに、右側のプーリ駆動軸85の中途部には、右側の移送体80の駆動プーリ81を取り付けている。177は搬送部伝動ケースである。
収穫部伝動横軸150の右側部には、前後方向に延伸するチェンケース51の後端部を連動連結する一方、チェンケース51の前端部に回転体支軸53の右側端部を連動連結している。回転体支軸53の左側端部には掻き落とし部22を取り付けている。収穫部伝動横軸150の左右側部には、それぞれ前方延伸軸ケース61,61中に軸架した前方延伸軸66,66の後端部を連動連結する一方、前方延伸軸66,66の前端部に、ギヤケース62,62を介して円板支軸63,63の基端部(左側端部)を連動連結している。前方延伸軸66にギヤケース62内のギア67,68を介して円板支軸63を連動連結している。
このように構成した動力伝達機構Mでは、エンジン12から各作業部に動力を伝達することができて、ねぎNの収穫が効率良く行えるようにしている。
本実施形態に係るねぎ収穫機Aは、上記のように構成しているものであり、かかるねぎ収穫機Aでは、以下のような作用効果が生起される。
(1)収穫部2の各作業部と搭乗用ステップ部24を前後方向に延伸する仮想同一直線L上に配設しているため、搭乗用ステップ部24に搭乗した作業者Opの立ち位置において、各作業部の作業状況、さらには、ねぎNの収穫状況を、直後方から容易に視認することができる。したがって、ねぎNと収穫部2とに位置ズレが生じていたとしても速やかに対処することができる。例えば、ねぎNを栽培している畝Uに対して掘り起こし部20を進入させる走行機体1の位置を調整する等の対処を速やかに行うことができる。その結果、ねぎNと収穫部2との位置ズレによるねぎNの損傷を低減することができる。
(2)掘り起こされたねぎNが搬送部21により後上方へ向けて搬送されるため、その直後方において搭乗用ステップ部24に搭乗した作業者Opは、搬送部21によるねぎNの搬送状況を堅実に視認することができる。そのため、例えば、ねぎNと掘り起こし部20との左右方向の位置ズレや、掘り起こし部20による掘り起こし深さのズレ等を容易に確認することができる。したがって、ねぎNと収穫部2とに位置ズレが生じたとしても速やかに対処することができる。その結果、ねぎNと収穫部2との位置ズレによるねぎNの損傷を低減することができる。
(3)姿勢変更・整列部23がねぎNを起立姿勢から傾倒姿勢に姿勢変更しながら整列させて、左側後上方へ向けて搬送するようにしているため、搭乗用ステップ部24に搭乗した作業者Opの立ち位置の左側方へねぎNが傾倒姿勢で整列されて移行される。そのため、作業者OpはねぎNの全体(根茎部Naと葉部Nb)を容易に確認することができる。また、ねぎNが作業者Opに接近する方向である左側後上方へ向けて搬送されるため、作業者OpはねぎNを身近で触ることもできる。そのため、作業者Opは、ねぎNに残された付着土塊D3を落とす等の調整作業を、前方を視認したまま容易に行うことができる。したがって、収穫作業能率の向上と作業者Opの疲労低減を図ることができる。
(4)搭乗用ステップ部24に搭乗した作業者Opの立ち位置の左側方において、姿勢変更・整列部23により姿勢変更されたねぎNが板状の収集部25上に自動的に落下して収集さらには貯留されるため、種々の操作を行っている作業者Opに収集作業が支障となることがない。その際、収集部25上にはねぎNが整然と収集されるため、作業者Opは、収集されたねぎNの収集姿勢を修正する等の手間が不要となる。したがって、この点からも収穫作業能率の向上と作業者Opの疲労低減を図ることができる。
(5)収集部25を配設した側とは反対側に操作部14を配設しているため、操作部14が作業者Opの前方視界を遮ることない。したがって、この点からも収穫作業能率の向上を図ることができる。
(6)回転体54の外周面に多数突設した各突片57の先端部が根茎部Naに沿うように、各突片57の突出高さに変化をもたせているため、各突片57の先端部がねぎNの根茎部Naに付着している土塊D1に衝撃を与えて土塊D1を砕くことができる。この際、ねぎNの根茎部Naの下方に位置する付着土塊D1のみならず、ねぎNの根茎部Naの側方に位置する付着土塊D1も砕くことができて、付着土塊D1を堅実に掻き落とすことができる。したがって、土落とし残しを低減させることができて、土落とし残しを処理する作業(調整作業)の手間を低減させることができる。
(7)根茎部Naの直下方に位置して突出幅が短幅の突片57aが、根茎部Naの下端部に付着している土塊D1に衝撃を与えてこれを砕くため、根茎部Naの左右側部に付着している土塊D1が左右に分離されるとともに、根茎部Naの左右側方に位置して突出幅が長幅の突片57bが、根茎部Naの左右側部に付着している土塊D1に衝撃を与えてこれらを砕くため、根茎部Naの付着土塊D1が堅実に掻き落とされる。
(8)突片57がねぎNの根茎部Naに付着した土塊D1に衝突する方向と、搬送部21の搬送方向とが同一方向となるようにしているため、突片57がねぎNに衝突したとしても、その際のねぎNへの衝撃を小さくすることができる。そのため、ねぎNの損傷を低減することができる。
(9)回転体54の回転速度が、搬送部21の搬送速度よりも大きくなるように(例えば、20倍となるように)設定しているため、ねぎNの根茎部Naへの付着土塊D1に対して、回転体54に突設した多数の突片57を連続的に衝突させて、付着土塊D1に連続的な衝撃を与えることができる。そのため、付着土塊D1が堅実に砕かれて、土落とし残しを大幅に低減させることができる。
A ねぎ収穫機
N ねぎ
Na 根茎部
Nb 葉部
Op 作業者
1 走行機体
2 収穫部
20 掘り起こし部
21 搬送部
22 掻き落とし部
23 姿勢変更・整列部
24 搭乗用ステップ部
54 回転体
57 突片

Claims (5)

  1. 自走可能な走行機体に、ねぎを栽培している畝からねぎを掘り起こして収穫する収穫部を備えたねぎ収穫機であって、
    収穫部は、各作業部として、ねぎを掘り起こす掘り起こし部と、掘り起こし部により掘り起こしたねぎを後方へ搬送する搬送部と、搬送部により搬送しながらねぎの根茎部に付着している土塊を掻き落とす掻き落とし部と、を具備するとともに、
    搬送部は、前後方向に延伸する左右一対の搬送体を配設して構成し、ねぎを左右の搬送体間に挟持した状態で搬送するものであり、
    各作業部は、走行機体の前方において、前後方向に延伸するとともに左右方向について左右の搬送体によるねぎの挟持位置に位置する仮想同一直線上に配設し、
    走行機体には、作業者が搭乗する搭乗用ステップ部を、各作業部の後方で、かつ、平面視で前記仮想同一直線上に配設したことを特徴とするねぎ収穫機。
  2. 搬送部は、前低後高の傾斜状に配置して、掘り起こした起立姿勢のねぎの中途部を挟持した状態で後上方へ向けて搬送するようにしたことを特徴とする請求項1記載のねぎ収穫機。
  3. 搬送部の直後方位置には、搬送部により起立姿勢で後上方へ向けて搬送されるねぎを受け継いで、受け継いだねぎを起立姿勢から外側方へ傾斜した傾倒姿勢に姿勢変更するとともに、整列させる姿勢変更・整列部を配設し、
    姿勢変更・整列部は、ねぎを姿勢変更・整列しながら一側後上方へ向けて搬送するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のねぎ収穫機。
  4. 姿勢変更・整列部の後下方位置には、ねぎを収集する板状の収集部を配設して、姿勢変更・整列部により姿勢変更・整列されたねぎが収集部に収集されるようにしたことを特徴とする請求項3記載のねぎ収穫機。
  5. 搭乗用ステップ部を間に挟んで、収集部を配設した側とは反対側に走行機体及び各作業部を操作するための操作部を配設したことを特徴とする請求項4記載のねぎ収穫機。
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