JP4993062B2 - 根菜収穫機 - Google Patents

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Description

本発明は、ニンジンなどの根菜収穫機に関する。
根菜としてニンジンを例にして従来の根菜収穫機の一例を以下説明する。従来のニンジン収穫機は、圃場においてニンジン収穫機の前進走行にともない、引起し手段によりニンジンの茎葉を引起しながら、掘り起こし手段によりニンジンの両側面の土壌を掘り起こし、互いに逆回転する一対の無端ベルトからなる挟持搬送ベルトでニンジンの茎葉を挟持した状態で引き抜き、その後、前記挟持搬送ベルトで収穫機後方に搬送する過程で茎葉を切断し、さらに後方に搬送するための搬送コンベアに移し、搬送コンベアからニンジンを収納コンテナに収納する機械である。
このような一連の収穫作業において、ニンジンの茎葉を引起し、掘り起こす際に土などを持ち上げずにニンジンのみをしっかりと持ち上げて、またニンジンの損傷が生じないように挟持搬送ベルトに引き継いで円滑に搬送・収穫できるように、根菜収穫機には様々な工夫がなされている。
特開2005−102546号公報 特開平11−75458号公報
上記特許文献1記載の発明によれば、掘り起こし装置の掘り起こし刃を改良して、掘り起こし刃と、引起し装置の引起しラグの最下点との距離を調節して、地面付近まで垂れ下がっているニンジンなどの根菜の茎葉を引き起こす一方で、掘り起こし刃で根菜周辺の土を掘り起こし、掘り起こし刃に茎葉が引っかかることを防止して根菜の円滑な引継ぎを行う構成である。
また、上記特許文献2記載の発明によれば、引き抜くべき根菜の茎葉部を、それより未掘り起こし側の茎葉部と絡まないように分離する分草具と茎葉掻き込み装置(引起し装置)にそれぞれラグを設けて、引き起こされた根菜の茎葉部を挟んで挟持搬送ベルトの先端部側に確実に導く構成が採用されている。
しかし、上記特許文献1の構成によれば、横引起し装置の引起しラグの先端は横引起し装置に隣接する縦引起し装置の側面に沿って移動するため、横引起し装置の引起しラグの先端の軌跡は、前記縦引起し装置の側面と平行になる。また、上記特許文献2の構成においても、茎葉掻き込み装置の掻き込みラグの先端は茎葉掻き込み装置に隣接する分草具の側面に沿って移動するため、茎葉掻き込み装置の掻き込みラグの先端の軌跡は、前記分草具の側面と平行になる。
したがって横引起し装置や掻き込み装置の引起しラグが周回して上方に移動する時に、横引起し装置や掻き込み装置の引起しラグと、縦引起し装置や分草具間の距離が短いと、これら縦引起し装置や分草具の側面に根菜の茎葉部が接触して引きちぎられることがある。また、引起しラグと縦引起し装置や分草具間に根菜の茎葉部が囲まれて逃げ場がないために、引起しラグから離脱しにくくなり、いつまでも引起しラグに茎葉部が引っ掛かった状態となることで引起しラグによって茎葉部が引きちぎられて、挟持搬送ベルトに導かれる前に根菜が引き抜かれてしまうことがある。
一方、横引起し装置や掻き込み装置の引起しラグと、縦引起し装置や分草具間の距離が長いと、両装置(横引起し装置と縦引起し装置、掻き込み装置と分草具)の作用が十分に発揮されないことから、根菜の十分な引起しや掻き込みができず、ニンジンを挟持搬送ベルトまで導くことができない。
本発明の課題は、根菜の茎葉部が引きちぎられたり、挟持搬送装置に導かれる前に根菜が引き抜かれてしまうことを防ぎ、根菜を、損傷なく円滑、確実に挟持搬送装置に導くことができる根菜収穫機を提供することである。
本発明の上記課題は以下の構成を採用することにより達成される。
請求項1記載の発明は、一対の走行装置(1a、1b)を備えた機体(2)と、圃場に植生する根菜の茎葉部を挟持して引き抜き搬送する挟持搬送装置(3)とを備えた根菜収穫機において、機体(2)の進行方向に向かって前記挟持搬送装置(3)の前側に位置し、所定間隔毎に上下方向に複数設けられた引起しラグ(28b)が上方へ移動することで前記根菜の葉部を引き起こす引起し装置(28)と、機体(2)の進行方向に向かって前記引起し装置(28)の一方の側方側である前記根菜の未掘り取り側に、所定間隔毎に上下方向に複数設けられた分草ラグ(29b)が上方へ移動することで前記根菜の茎葉を分草する分草装置(29)とを設け、前記引起しラグ(28b)が上方へ移動するほど該引起しラグ(28b)の先端が前記分草装置(29)から離れるように構成すると共に、前記引起し装置(28)と前記分草装置(29)は機体(2)の進行方向に向かって側面視で前下りに傾斜し、前記引起し装置(28)の水平面に対する傾斜角度が前記分草装置(29)の水平面に対する傾斜角度よりも小さくなるように構成した根菜収穫機である。
請求項1記載の発明によれば、引起し装置(28)の引起しラグ(28b)が上方へ移動するにつれ、引起しラグ(28b)の先端が分草装置(29)から離れるため、前記引起しラグ(28b)に係止された根菜の茎葉部が、引起しラグ(28b)と分草装置(29)との隙間から離脱しやすくなり、引起しラグ(28b)によって茎葉部を引き上げ過ぎて引きちぎってしまうことや、茎葉部が挟持搬送装置に挟持される前に根菜が引き抜かれてしまうことを防止できる。
また、引起し装置(28)の水平面に対する傾斜角度が分草装置(29)の水平面に対する傾斜角度よりも小さいため、引起し装置(28)の引起しラグ(28b)の方が分草装置(29)の分草ラグ(29b)よりも挟持搬送装置(3)の方に近くなり、引起しラグ(28b)により引き起こされた根菜の株元を挟持搬送装置(3)によって掴みやすくなる。そのため、葉の枯れている根菜でも安定した挟持搬送を行うことができる。
本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1には本発明の実施の形態の根菜収穫機の側面図を示し、図2には図1の根菜収穫機の平面図を示し、図3には図1の根菜収穫機の正面図を示す。また、図4には、図3の引起し装置付近の要部拡大図を示す。なお、本明細書では根菜収穫機の前進方向を前方向、後退方向を後方向、前進方向に向かって左右をそれぞれ左右方向という。
図1〜図4に示す根菜収穫機により、根菜野菜として、ニンジンを収穫する場合について説明する。根菜収穫機は、ニンジン(イ)を圃場から掘り起こし、掘り起こしたニンジン(イ)を移送しながら葉部の反対側の下部の所定位置から直根を切断し、ついで葉部を切断して、箱形の収納コンテナ6に一次貯留する。
図1〜図4に示す本実施形態の根菜収穫機は、機体走行用のクローラ1a、1bを左右一対装備した車体2の左側方に、野菜を挟持して後側斜め上方に搬送して圃場から野菜を引き抜き搬送する挟持搬送装置3を設け、車体2の右側方に、収穫した野菜を収容したコンテナ6を複数個前後方向に列状に積載するキャリヤ7を設けた根菜収穫機である。
前記左右のクローラ1a、1bのうち挟持搬送装置3を設けたクローラ1aの前方位置に接地輪9を車体2の前部に取付けており、この接地輪9はハンドル20を上下に動かすことで回動支点22aを中心に上下動可能な構成である。また、挟持搬送装置3の始端部下方位置に土中を進行して土をほぐす掘り起こし刃8を設けている。
さらに、車体2の前部低位置に走行ミッション装置10を設け、該走行ミッション装置10から左右両側に延長して設けているホイールシャフトの駆動スプロケット11に、左右一対のクローラ1a、1bを巻回して走行可能に構成している。そして、前記走行ミッション装置10は、操縦席4の下部に設けられたエンジン64に伝動可能に連結して、変速装置、サイドクラッチ、サイドブレーキ等を内装して、前記クローラ1a、1bを伝動する構成としている。
また、図2に示すように、車体2は操縦座席4の左側から後部、更には、右側のスペースを利用して、挟持搬送装置3、引起し装置28、分草装置29および一連の処理搬送装置である肩揃えベルト12、葉茎切断装置13、収穫野菜処理装置5(搬送コンベヤ15、選別コンベヤ16)、コンテナ6を載置するコンテナ台17a、17b、車体2の右側に沿わせたキャリヤ7を配置してニンジンの収穫機を構成している。
つぎに、根菜収穫機の作用について説明する。
まず、根菜収穫機は、エンジン64を始動して、上述した収穫作業の開始にあたり、オペレータは掘り起こし刃8側にあるクローラ1aの前方位置に軸架している接地輪9を下降操作して接地し、作業を開始する。機体2の回転各部を駆動しながら挟持搬送装置3の掘取り高さ(引き抜き位置)を予め設定し、クローラ1a、1bを伝動して車体2を圃場内で前進させながらニンジン(イ)の収穫作業を開始する。この場合、掘り起こし刃8は、挟持搬送装置3と一体に下降して先端部分が土中に陥没(図1参照)することになる。
図4に示すように、進行方向に向かって該挟持搬送装置3の前側に位置し、無端ベルト28aの周囲に所定間隔毎に設けられた複数の引起しラグ28bが矢印A方向(図3参照)に上下に周回することで前記根菜の葉部を引起す引起し装置28と、該引起し装置28の機体の進行方向左側である前記根菜の未掘取り側に、無端ベルト29aの周囲に所定間隔毎に設けられた複数の分草ラグ29bが矢印B方向(図1参照)に上下前後に周回することで根菜の茎葉を分草する分草装置29とを設けている。
分草装置29のカバー29cの上側には、ボルト等により、ちぎれた茎葉などの飛散を防止するためのカバー18が取り付けられている。また、図3の丸枠部分には、カバー18部分の正面断面図を示しているが、このようにカバー18の内部は中空になっており、ちぎれた茎葉が該カバー18内面に当たることで散らばる動きが遮られ、根菜収穫機の周囲への飛散を防止している。そして、分草装置29の分草ラグ29bによる作用で圃場に倒伏する茎葉を分草して持ち上げ、引起し装置28の引起しラグ28bに引き継ぎ、該引起しラグ28bから挟持搬送装置3に引き継ぐ。
続いて、掘り起こし刃8は、土中で振動を続けながら車体2の前進につれてニンジン(イ)の側部に達し、周囲の土壌を振動によって柔らかくし、引き抜き易い状態にして、そのニンジン(イ)を挟持ベルト3a、3bの始端部が挟持して上方へ引き抜き作用をする。
このようにして、ニンジン(イ)は、左右一対の挟持ベルト3a、3bに挟持されて上方に搬送され、タッピングベルト26によって挟持されながら後方に搬送され、挟持搬送ベルト3によって上方への搬送作用を受け、この搬送中に肩揃えベルト12によってニンジン(イ)本体の上昇が規制され、葉茎切断装置13によって葉茎と果肉部とが切断される。
そして、落下したニンジン(果肉部)は、残葉クリーナベルト36で果肉部に残葉があれば残葉処理作用を受けた後、搬送コンベヤ15上に達し、車体2に対して横方向(右方向)に送られながら選別コンベヤ16に受け継ぎ供給される。
そして、ニンジンは、選別コンベヤ16上を搬送される過程で座席27に座った補助作業者(選別作業者)によって不良品の選り分けが行われ、選別コンベヤ16の終端部から良品のみがコンテナ6に充填される。
以上のように収穫作業を続け、ニンジンを収穫したコンテナ6が満杯になると、補助作業者(選別作業者)は、まず、コンテナ6をキャリヤ7側に移動し、空のコンテナ6を交換する。このようにして、ニンジンの収穫作業を連続的に行う。
次に各装置の作用について詳しく説明する。
根菜の茎葉を分草する分草装置29の無端ベルト29aには多数の分草ラグ29bを設け、分草ラグ29bが前後突出姿勢のまま上方へ移動し、作物の前後方向に垂れている茎葉を引き起こして分草するように構成している。また、引起し装置28の無端ベルト28aには多数の引起しラグ28bを設け、引起しラグ28bが左右突出姿勢のまま上方へ移動し、作物の左右方向に垂れている茎葉を引き起こすよう構成している。
挟持搬送装置3は、左右一対の挟持ベルト3a、3bからなり、始端部側を先端の左右に軸架した遊動プーリ(図示せず)に巻回し、終端部側を左右の駆動プーリ19aに巻回して構成している。そして、挟持搬送装置3は車体2の左側において、搬送始端部を前方低位置の地面近くに臨ませ、搬送終端部を後方高部に位置させて、側面視において傾斜状態に設け、前記駆動プーリ19aから伝動する構成としている。本実施形態の場合、挟持搬送装置3は、後部を車体2に一体として接続し、後方下方に向けて延長した伝動フレーム32に強固に連結支持し、伝動フレーム32は、後方下端部を回動支点32aとして上下回動して昇降自在に調節し、挟持ベルト3a、3bの搬送始端部が上下方向に移動して、前記搬送始端部の高さ位置を調節できる構成である。
また、エンジン64の出力軸64bにより回転する駆動プーリ64aと、被動プーリ50a、52aの間に各々駆動ベルト64c、64dを掛け回し、該駆動ベルト64c、64dの下方に、作業クラッチレバー69を操作すると回動支点を中心に動作して駆動ベルト64c、64dの回転を調節するテンションプーリ68a、68bを設けて、テンションクラッチ機構70a、70bを構成する。
エンジン64の動力は前記テンションクラッチ機構70aから伝動パイプ51aに内装する駆動シャフト51を経由して伝動フレーム32に伝達される。そして、該伝動フレーム32から伝動ケース19に伝達され、該伝動ケース19により回転速度を減速されて駆動される駆動プーリ19aによって挟持ベルト3a、3bが駆動される。
一方、前記テンションクラッチ機構70bによって被動プーリ52aに伝達された動力は、挟持搬送装置3よりも操縦席4寄りに配置される伝動パイプ65aに内装する駆動シャフト65を経由して伝動ケース66に伝達される。そして、該伝動ケース66から、挟持搬送装置3よりも操縦席4寄りに配置される軟質部材で構成される伝動パイプ67に内装するどちらか一端にユニバーサルジョイントを備える駆動シャフト40(図5)を経由して引起し装置28の駆動プーリ41を回転させる。
すなわち、エンジン64の動力は、テンションクラッチ機構70a、70bの被動プーリ50a、52aを軸着する回転軸50b、52bを各々回転させる。被動プーリ50aの後ろ側に設けられた伝動パイプ51aに内装する駆動シャフト51を介して伝動機構32bを内装した伝動フレーム32で挟持搬送装置3の搬送終端部の駆動プーリ19aが回転駆動する構成である。また、伝動パイプ51aに内装する駆動シャフト51から伝動ケース53を介して、 葉茎切断装置13や肩揃えベルト12、タッピングベルト26等が駆動する。一方、テンションクラッチ機構70bに伝達されるエンジン64の動力は、被動プーリ52aを軸着する回転軸52bに伝わり、伝動ケース66を経由して伝動パイプ67に内装する駆動シャフト40を駆動させ、引起し装置28の駆動プーリ41を回転させる。また、搬送コンベヤ15と選別コンベヤ16を作動させる。
そして、挟持搬送装置3は、搬送始端部において、左右一対の挟持ベルト3a、3bでニンジン(イ)の葉茎部の基部(ニンジン果肉部の肩に近い部分)を挟持して、車体2の前進作用と上方への搬送力とによって圃場面から引き抜きながら、吊り下げ状態で上方及び後方に搬送して収穫する構成としている。そして、挟持搬送装置3は、一側(左側)のクローラ1a上方に位置し、図1に示すように、上記クローラ1aの前端部より前方下方に延長して圃場面に接近させて構成している。
そして、掘り起こし刃(掘起し刃)8は、図1に示すように、上記挟持搬送装置3の左右一対の挟持ベルト3a、3bの搬送始端部分の下方において、その挟持ベルト3a、3bが挟持する土中のニンジン(イ)の両側に位置させるように左右一対設けられ、周辺土壌を抱き込んで振動する形状にして後部を横軸に支持して振動するように架設している。この場合、掘り起こし刃8は、図1に示すように、左右両側の一対の補助受け板21に取り付けて、手動又は自動によって掘り起こし刃8全体を土中と、その上方との上下回動調節可能に自在な構成である。
前記肩揃えベルト12は、一対のベルトからなり、挟持ベルト3a、3bによってニンジンを上方に移動しながらニンジンの肩部に接触して前記肩部の高さを揃え、タッピングベルト26に引き継ぐ構成としている。
そして、葉茎切断装置13は、図2に点線で示すように、左右一対の円板状の切断刃からなり、上記肩揃えベルト12のすぐ後に軸架して設け、上側のタッピングベルト26に挟持されて吊り下げ状態で供給されたニンジンの葉茎の基部を切断する構成としている。葉茎切断装置13の下方には残葉処理装置35が設けられている。残葉処理装置35は残葉クリーナベルト36と残葉ローラ37などから構成される。葉茎切断装置13で葉茎部を切断され、果肉部は残葉クリーナベルト36上に落下クッション(図示せず)を経由して落下する。残葉クリーナベルト36上に落下したニンジンは搬送されながら該ベルト36上に該ベルト36とは隙間をあけて設けられたベルト搬送方向に対して傾斜した方向に回転軸が有る残葉ローラ37により搬送コンベヤ15に向けてニンジンが搬送される。一方、残葉クリーナベルト36上には残葉が残っており、残葉は該ベルト36と残葉ローラ37の隙間を通り抜けて、ベルト36の反転部に達すると下方の排葉シュータ72に落下する。排葉シュータ72は上方と一側面部が開放状態であるので、随時排葉シュータ72内の残葉を外部に排出することができる。ガイドカバー71(図1)は、残葉処理装置35に落下するニンジン(イ)が外部へ飛び出るのを防止する。
搬送コンベヤ15は、前記残葉処理装置35から受け継いだニンジン(イ)の果肉部を横方向(右方向)へ搬送し、つぎの選別コンベヤ16の始端部に供給する構成としている。そして、選別コンベヤ16は、図2に示すように、始端部で受け継いだニンジンを後方に搬送して後端部から、後方のコンテナ台17上のコンテナ6に供給する関係位置に構成している。
座席27は、図3に示すように、上記選別コンベヤ16の側方(右側)に補助作業者が座るように設け、選別コンベヤ16上を送られてくるニンジン(イ)を補助作業者が目視によって不良品を選り分けて良品を前述のようにコンテナ6に収穫する構成としている。また、キャリヤ7は、図2に示すように、車体2の右側に添わせて前後方向に設け、ニンジン(イ)を充填したコンテナ6を搭載できる構成としている。
また、分草装置29は地面に倒伏状態となった根菜の葉茎部分を縦方向(前後方向)に引き起こして分草し、引起し装置28は前記分草装置29で掻き上げられた葉茎部分を横方向(左右方向)に掻き上げて葉茎部分を一対の挟持ベルト3a、3bによって挟持し易くする機能を有する。そして、図4に示すように、引起しラグ28bが上方へ移動するほど該引起しラグ28bの先端が前記分草装置29から離れる(距離Lが長くなる)構成としたことを特徴としている。すなわち引起し装置28の無端ベルト28aに設けられた引起しラグ28bが上方へ移動するほど、引起しラグ28bの先端の軌跡28cが分草装置29から遠ざかるような構成である。
図5には本実施例による根菜収穫機の伝動機構図を示す。図5(a)には、エンジン64から分草装置29への伝動機構図を示し、図5(b)には、分草装置29回りの伝動機構図を示す。
図5に示すように、引起し装置28をエンジン64の動力により駆動させる駆動シャフト40に駆動プーリ41を設け、その左斜め下方に従動プーリ42を設けて、駆動プーリ41と従動プーリ42の間に引起しラグ28b付きの無端ベルト28aを掛け回している。そして分草装置29は、引起し装置28の駆動シャフト40の先端と、分草装置29に動力を伝える伝動シャフト43の一端とにそれぞれベベルギア44,44を設けている。そして図4に示す伝動パイプ49に内装された伝動シャフト43の他端に駆動プーリ45を設け、その下方に設けた従動プーリ46との間に分草ラグ29b付きの無端ベルト29aを設けた構成である。
本構成を採用することにより、引起しラグ28bが上方へ向かうにつれて引起しラグ28bの先端が分草装置29の側面から離れて、引起し装置のカバー28d内に入り込んでいくため、引起しラグ28bに係止された茎葉部が引起しラグ28bから離脱しやすく、引起しラグ28bによって茎葉部が引きちぎられることや挟持搬送装置3に把持される前に根菜が引き抜かれてしまうことを防止できる。
また、従来の根菜収穫機は、引起し装置の駆動入力軸が挟持搬送装置を避けて左右方向に偏倚して配置されているために、引起しラグを取り付けた無端ベルトを分草装置の側面と平行に張設するためには上記駆動入力軸に設けた駆動プーリとは別に、カウンタプーリないしテンションプーリを引起し装置の上部に必要としていた。
しかし、本構成を採用することにより、駆動プーリ41と従動プーリ42の間に引起しラグ28b付きの無端ベルト28aを掛け回すことによりテンションプーリを省略できるため、プーリの数を少なくすることができ、根菜収穫機の製造コストを抑えることができる。
図6には本発明の一実施例による根菜収穫機の前方付近の側面図を示す。
本実施例によれば、引起し装置28の水平面に対する傾斜角度を前記分草装置29の水平面に対する傾斜角度よりも小さく、すなわち緩い傾斜で設けている。図6に示すように、引起し装置28の下方を支持するフレーム22を、接地輪9を支持するフレーム23よりも奥に設けており、フレーム23の上端部をフレーム22の中間部に溶接し、連結させている。
本構成を採用することにより、引起し装置28の引起しラグ28bの先端の軌跡が分草装置29の分草ラグ29bの先端の軌跡よりも挟持搬送装置3の方に近くなり、引起しラグ28bにより引き起こされた根菜の株元を挟持搬送装置3の挟持ベルト3a、3bによって掴みやすくなるため、葉の枯れている根菜でも安定した挟持搬送を行うことができる。
また、引き起こし装置28の引き起こしラグ28bが上方へ移動するにつれ、引き起こしラグ28bの先端が分草装置29から更に離れやすくなり、前記引起しラグ28bに係止された根菜の茎葉部が、引起しラグ28bと分草装置29との隙間から離脱しやすくなるため、引起しラグ28bによって茎葉部を引き上げ過ぎて引きちぎってしまうことや、茎葉部が挟持搬送装置3に挟持される前に根菜が引き抜かれてしまうことを更に防止できる。
図7(a)には本発明の他の実施例による根菜収穫機の要部正面図を示し、図7(b)には図7(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図を示す。図7(b)の丸枠部分には、分草装置29のカバー29cの側断面図を示している。
本実施例によれば、分草装置29のカバー29cを挟持搬送装置3の搬送始端部よりも下方に延長することで、分草ラグ29bの作用が及びにくい短い茎葉を挟持搬送装置3の搬送始端部へ案内する構成である。
図7に示すように、分草装置29のカバー29cを前下りに傾斜した姿勢で下方に延長してカバー29cの下端部が地面と略平行になるように構成し、更にカバー29cの下方延長部の後端部を挟持搬送装置3の搬送始端部に臨ませている。
本構成を採用することにより、カバー29cを下方に延長して延長部の下端縁を挟持搬送装置3の搬送始端部に臨ませているので、通常は分草装置29の分草ラグ29bの作用が及びにくい短い垂れ葉、茎葉を挟持搬送装置3の搬送始端部に案内して挟持できるため、分草、引起しの際に挟持されずに圃場に落ちる残葉を減少できる。
更に、カバー29cの下方延長部の下端縁に棒状の補強材29dを取り付けても良い。また、棒状に限らず、下端縁が補強されるような構成であればよい。例えば下端縁のみカバー29cの厚みを他の部分よりも厚くしても良い。更に、カバー29cを後方にも延長して後退部分(図7(b)の点線の円で囲んだ部分R)を設ければ、根菜の茎葉がカバー29cの延長部分(図7(b)の斜線部分)に溜まりやすく、分草装置29の分草ラグ29bによって案内面の内側に払いやすくなる。また、カバー29cの延長部(案内面)の下端縁を補強材29dなどにより補強することで、カバー29cの下方延長部と地面がこすれ合うことによる摩耗を軽減でき、カバー29cの延長部の強度を高めることができる。
図8(a)には参考例による根菜収穫機の要部正面図を示し、図8(b)には図8(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図を示す。
本参考例によれば、既掘り取り側の分草装置30と未掘り取り側の分草装置31の2台の分草装置30、31を設け、引起しラグ28bの先端がこれら分草装置30、31の側面に沿って移動するように構成している。すなわち、引起しラグ28bの先端の軌跡が分草装置30、31の側面と平行な構成である。そして、引起し装置28と既掘り取り側の分草装置30の下側に、垂れ葉すくい上げバー25を設けている。
図8に示すように、引起し装置28のカバー28dに断面L字状のプレート25aを溶接し、該L字プレート25aに棒材を曲折させた垂れ葉すくい上げバー25をボルト25bにより固定している。本構成を採用することにより、垂れ葉すくい上げバー25により茎葉がすくい上げられて、既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aの軌跡内に案内され分草ラグ30aによって持ち上げられるため、操縦席4から根菜の株元部(根菜の果実部)がよく見えるようになり、条合わせや根菜を引き抜く際の引き抜き高さを合わせることが容易になる。すなわち根菜の引き抜き作業時の視認性が向上する。
また、未掘り取り側の分草装置31の分草ラグ31aの長さよりも既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aの長さを短くしても良い。そして、既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aと挟持ベルト3a、3bの境界部との間隔L1の方が未掘り取り側の分草装置31の分草ラグ31aと挟持ベルト3a、3bの境界部との間隔L2よりも長い配置とすればよい。
本構成を採用することにより、未掘り取り側の分草装置31の分草ラグ31aの長さよりも既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aの長さが短いので、掘り取り作業を行いながら、長めの分草ラグ31aが周回することで、未掘り取り側の根菜から垂れている茎葉部を引き起こして未掘取り側へと送り返すため、未掘取り側で作業する際に茎葉部が邪魔にならない。また、分草ラグ30aが周回する際に盛り上がった土に当たって土を叩くと、掘り取り作業中の根菜や未掘り取り側にある根菜に土がかかって、掘取り作業の妨げとなる。しかし、本構成によれば、既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aの長さが未掘り取り側の分草装置31の分草ラグ31aの長さよりも短いので、既掘り取り側で根菜の掘り取り作業を行った際に盛り上がった土に分草ラグ30aが当たって土を叩くことを防ぐことができる。
また、既掘り取り側の分草装置30と挟持ベルト3a、3bの境界部との間隔L1を未掘り取り側の分草装置31と挟持ベルト3a、3bの境界部との間隔L2よりも長く設ければ、既掘り取り側の分草装置30の下方に位置する分草ラグ30aの先端と把持搬送装置3の始端部との間隔L1が長くなるため、根菜の埴生位置が異なっていても未掘り取り側の分草装置31と既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ31a、30aの軌跡が略等間隔(L1=L2)になりにくく、L1>L2の状態を保つことができる。L1=L2の場合は、分草ラグ30aと分草ラグ31aが同等の力で根菜を持ち上げてしまうため、根菜が引き抜けることがある。しかし本構成を採用することにより、分草ラグ30aと分草ラグ31aの作用する力が相違するため、分草ラグ30a、31aが根菜を引き抜いてしまうことを防止できる。
図9(a)には参考例による根菜収穫機の要部正面図を示し、図9(b)には図9(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図を示す。
本参考例によれば、既掘り取り側の分草装置30と未掘り取り側の分草装置31の位置を前後にずらして、既掘り取り側の分草装置30の方が未掘り取り側の分草装置31よりも前方に位置するように構成している。すなわち既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aの先端の軌跡は、未掘り取り側の分草装置31の分草ラグ31aの先端の軌跡よりも前方に位置する。
図9に示すように、引起し装置28から伝動する伝動シャフト43を回動中心にして既掘り取り側の分草装置30を前方へ倒して既掘り取り側の分草装置30の側面視の水平面に対する傾斜角度を未掘り取り側の分草装置31の水平面に対する傾斜角度よりも小さく、すなわち緩やかにする構成である。既掘り取り側の分草装置30と、引起し装置28のカバー28dとを、L字状に曲折した支持フレーム24で連結している。
本構成を採用することにより、既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aの先端の軌跡は、未掘り取り側の分草装置31の分草ラグ31aの先端の軌跡よりも先行するため、既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aは垂れ葉をすくい上げる役割をし、未掘り取り側の分草装置31の分草ラグ31aは茎葉部を掻き上げる役割をするため、確実に茎葉部の掻き上げができる。また、両分草装置30、31が前後にずれている方が、分草装置30、31間の隙間部分が見え、加えて分草ラグ30aが早めに垂れ葉をすくい上げるため、根菜本体を分草装置30、31間の隙間部分から見ながら、すなわち操縦席4からの前方の視認性を向上させながら作業ができる。
図10(a)には参考例による根菜収穫機の要部正面図を示し、図10(b)には図10(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図を示す。図10(b)の丸枠部分には、分草ガイド33、支持部材34、茎葉拡張ガイド47の側面図を示している。
本参考例によれば、既掘り取り側の分草装置30の下部前側に、正面視で二股に分かれた分草ガイド33を前下りに傾斜した姿勢で設けており、該分草ガイド33を既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aの先端の軌跡に対して左右両側に配置している。
図10に示すように、引起し装置のカバー28dに分草ガイド33の支持部材34の後端部を固定して、支持部材34に二股の分草ガイド33を固定している。
本構成を採用することにより、分草ガイド33が垂れ葉をすくい上げて、すくい上げた葉を既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aに引き継いで掻き上げるため、倒伏した茎葉でも円滑に分草することができる。また、二股の分草ガイド33の下方に空間ができるため、操縦席4からも根菜の株元部の視認性が向上する。
更に、二股の分草ガイド33の側面に、棒状体の茎葉拡張ガイド47を固定して、二股の分草ガイド33の左右両側に茎葉拡張ガイド47を設けても良い。
本構成を採用することにより、茎葉部の長い根菜も茎葉拡張ガイド47によって支え上げられるため、分草ガイド33及び茎葉拡張ガイド47の下方に空間ができ、操縦席4からも根菜の株元部の視認性が向上する。
図11(a)には参考例による根菜収穫機の要部正面図を示し、図11(b)には図11(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図を示す。図11(b)の丸枠部分には、分草ガイド38と補助ガイド38aの側面図を示している。
図11に示すように、既掘り取り側の分草装置30の内側にのみ、棒状の分草ガイド38を設けても良い。既掘り取り側の分草装置30のカバー30bの内側に棒状の分草ガイド38を固定する。分草ガイド38が垂れ葉を持ち上げ、持ち上げた葉を分草装置30の分草ラグ30aへと引き継いで引き上げるため、根菜の茎葉が分草ガイド38に絡みにくい。また、分草ガイド38には補助ガイド38aが取り付けられており、分草ガイド38が持ち上げた葉を支える。茎葉がまとまった状態で保持されるため、操縦席4からの視認性を良好に保つことができる。
図12(a)には参考例による根菜収穫機の要部正面図を示し、図12(b)には図12(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図を示す。図12(a)の丸枠部分には、分草ガイド39の正面図を示し、図12(b)の丸枠部分には、分草ガイド39と支持部材34の側面図を示している。
本参考例によれば、既掘り取り側の分草装置30と未掘り取り側の分草装置31の位置を前後にずらし、既掘り取り側の分草装置30を前方に設けた構成の根菜収穫機の既掘り取り側の分草装置30に、二股の分草ガイド39を設け、該二股の分草ガイド39を既掘り取り側の分草装置30よりも後ろ側に配置し、側面視で分草ガイド39と既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aの先端の軌跡がオーバーラップした構成である。
図12に示すように、分草ガイド39の中央部にスリット39aを形成し、該スリット部分39aを既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aが通過するように配置している。分草ガイド39の下部を支持部材34により支持し、支持部材34の後端部を引起し装置28のカバー28dに固定している。
本構成を採用することにより、スリット39a内に位置している既掘り取り側の分草装置30の分草ラグ30aが垂れ葉をすくい上げてから分草するため、分草ガイド39に根菜の茎葉がからみつきにくく、また、分草ガイド39がないものと比較してスリット39aから早期に、すなわち早いタイミングで株元部(根菜の果実部)が見えるようになるため、操縦席4からの視認性が良く作業性に優れる。
本発明は、根菜収穫機として農業用機械として利用可能性がある。
本発明の実施の形態の根菜収穫機の側面図である 図1の根菜収穫機の平面図である 図1の根菜収穫機の正面図である 図3の引起し装置付近の要部拡大図である。 図1の根菜収穫機の伝動機構図である。 本発明の一実施例による根菜収穫機の前方付近の側面図である。 図7(a)は本発明の他の実施例による根菜収穫機の要部正面図であり、図7(b)は図7(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図である。 図8(a)は参考例による根菜収穫機の要部正面図であり、図8(b)は図8(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図である。 図9(a)は参考例による根菜収穫機の要部正面図であり、図9(b)は図9(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図ある。 図10(a)は参考例による根菜収穫機の要部正面図であり、図10(b)は図10(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図である。 図11(a)は参考例による根菜収穫機の要部正面図であり、図11(b)は図11(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図である。 図12(a)は参考例による根菜収穫機の要部正面図であり、図12(b)は図12(a)の根菜収穫機の前方付近の側面図である。
符号の説明
1a、1b クローラ 2 走行車体
3 挟持搬送装置 3a、3b 挟持ベルト
4 操縦席 5 収穫野菜処理装置
6 コンテナ 7 キャリヤ
8 掘り起こし刃 9 接地輪
10 走行ミッション装置 11 駆動スプロケット
12 肩揃えベルト 13 葉茎切断装置
15 搬送コンベヤ 16 選別コンベヤ
17a、b コンテナ台 18 カバー
19 伝動ケース 19a 駆動プーリ
20 ハンドル 21 補助受け板
22、23 フレーム 22a 回動支点
24 支持フレーム 25 垂れ葉すくい上げバー
25a L字プレート 25b ボルト
26 タッピングベルト 27 座席
28 引起し装置 28a 無端ベルト
8b 引起しラグ 28c 引起しラグの先端の軌跡
28d 引起し装置のカバー 29 分草装置
29a 無端ベルト 29b 分草ラグ
29c 分草装置のカバー 29d 補強材
30 既掘り取り側の分草装置 30a 分草ラグ
30b カバー 31 未掘り取り側の分草装置
31a 分草ラグ 32 伝動フレーム
32a 回動支点 32b 伝動機構
33 分草ガイド 34 支持部材
35 残葉処理装置 36 残葉クリーナベルト
37 残葉ローラ 38、39 分草ガイド
38a 補助ガイド 39a スリット
40 駆動シャフト 41 駆動プーリ
42 従動プーリ 43 伝動シャフト
44 ベベルギア 45 駆動プーリ
46 従動プーリ 47 茎葉拡張ガイド
49 伝動パイプ 50 伝動ケース
50a 被動プーリ 50b 回転軸
51 駆動シャフト 52a 被動プーリ
52b 回転軸 53 伝動ケース
64 エンジン 64a 駆動プーリ
64b 出力軸 64c,64d 駆動ベルト
65 駆動シャフト 65a 伝動パイプ
66 伝動ケース 67 伝動パイプ
68a,68b テンションプーリ
69 作業クラッチレバー
70a,70b テンションクラッチ機構
71 ガイドカバー 72 排葉シュータ

Claims (1)

  1. 一対の走行装置(1a、1b)を備えた機体(2)と、圃場に植生する根菜の茎葉部を挟持して引き抜き搬送する挟持搬送装置(3)とを備えた根菜収穫機において、
    機体(2)の進行方向に向かって前記挟持搬送装置(3)の前側に位置し、所定間隔毎に上下方向に複数設けられた引起しラグ(28b)が上方へ移動することで前記根菜の葉部を引き起こす引起し装置(28)と、
    機体(2)の進行方向に向かって前記引起し装置(28)の一方の側方側である前記根菜の未掘り取り側に、所定間隔毎に上下方向に複数設けられた分草ラグ(29b)が上方へ移動することで前記根菜の茎葉を分草する分草装置(29)とを設け、
    前記引起しラグ(28b)が上方へ移動するほど該引起しラグ(28b)の先端が前記分草装置(29)から離れるように構成すると共に、
    前記引起し装置(28)と前記分草装置(29)は機体(2)の進行方向に向かって側面視で前下りに傾斜し、前記引起し装置(28)の水平面に対する傾斜角度が前記分草装置(29)の水平面に対する傾斜角度よりも小さくなるように構成したことを特徴とする根菜収穫機。
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