JP6406578B2 - タッチパネルセンサおよびタッチパネルセンサの製造方法およびタッチ位置検出機能付き表示装置 - Google Patents
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各単位領域において、前記複数の第1導線は、以下の条件(1)および(2)を満たすよう配置されている、
(1)前記第1種第1導線または前記第2種第1導線のいずれか一方は、前記第1方向に対して30〜40°の範囲内の角度を成すこと;
(2)前記単位領域を、前記第1方向に沿ってm1個(m1は整数)、前記第2方向に沿ってn1個(n1は整数)並べられたm1×n1個の長方形格子によって仮想的に分割する場合、前記第1種第1導線は、前記単位領域の前記一対の第1辺上の各格子点または前記一対の第2辺上の各格子点の少なくともいずれか一方を通るよう配置され、かつ、前記第2種第1導線も、前記単位領域の前記一対の第1辺上の各格子点または前記一対の第2辺上の各格子点の少なくともいずれか一方を通るよう配置されること;
タッチパネルセンサである。
(1)第1種第1導線または第2種第1導線のいずれか一方は、第1方向に対して30〜40°の範囲内の角度を成すこと。
このため、表示装置の画素パターンと第1電極の第1導線との間でモアレが発生してしまうことを抑制することができる。
また複数の第1導線は、以下の条件(2)をさらに満たすよう配置されている。
(2)単位領域を、第1方向に沿ってm1個(m1は整数)、第2方向に沿ってn1個(n1は整数)並べられたm1×n1個の長方形格子によって仮想的に分割する場合、第1種第1導線は、単位領域の一対の第1辺上の各格子点または一対の第2辺上の各格子点の少なくともいずれか一方を通るよう配置され、かつ、第2種第1導線も、単位領域の一対の第1辺上の各格子点または一対の第2辺上の各格子点の少なくともいずれか一方を通るよう配置されること。
この場合、第1方向において、第1種第1導線のパターンは、P1に対応する繰り返し周期を有するようになり、また第2方向においても、第1種第1導線のパターンは、P2に対応する繰り返し周期を有するようになる。同様に、第1方向において、第2種第1導線のパターンは、P1に対応する繰り返し周期を有するようになり、また第2方向においても、第2種第1導線のパターンは、P2に対応する繰り返し周期を有するようになる。このため、複数の単位領域を第1方向および第2方向に沿って隙間なく並べる場合、単位領域の第1辺および第2辺上において、1つの単位領域を構成する第1種第1導線および第2種第1導線が、隣接するその他の単位領域を構成する第1種第1導線および第2種第1導線と交わるようになる。このことは、1つの単位領域に対応する第1導線の配置を設計すれば、あとは複数の単位領域を並べることによって、タッチパネルセンサの全域にわたる第1導線の配置の設計が完了することを意味している。このため本発明によれば、モアレの発生を抑制することができるよう配置された複数の第1導線を、低い負荷で設計することができる。
はじめに図1を参照して、タッチ位置検出機能付き表示装置10について説明する。図1に示すように、タッチ位置検出機能付き表示装置10は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置15と、表示装置15の観察者側に配置されたタッチパネルセンサ30と、を組み合わせることによって構成されている。表示装置15は、表示面16aを有する表示パネル16と、表示パネル16に接続された表示制御部(図示せず)と、を有している。表示パネル16は、映像を表示することができる矩形状のアクティブエリアA1と、アクティブエリアA1を取り囲むようにしてアクティブエリアA1の外側に配置された非アクティブエリア(額縁領域とも呼ばれる)A2と、を含んでいる。表示制御部は、表示されるべき映像に関する情報を処理し、映像情報に基づいて表示パネル16を駆動する。表示パネル16は、表示制御部の制御信号に基づいて、所定の映像を表示面16aに表示する。すなわち、表示装置15は、文字や図等の情報を映像として出力する出力装置としての役割を担っている。
次に図2を参照して、タッチパネルセンサ30について説明する。図2は、表示装置15側から見た場合のタッチパネルセンサ30を示す平面図である。
図2に示すように、タッチパネルセンサ30は、タッチパネルセンサ30の一方の側(観察者側)に設けられ、第1方向D1に沿って一定の配列ピッチP1で並べられた複数の第1電極41と、タッチパネルセンサ30の他方の側(表示装置15側)に設けられ、第1方向D1に直交する第2方向D2に沿って一定の配列ピッチP2で並べられた複数の第2電極46と、を備えている。本実施の形態において、第1電極41は、基材32の第1面32a上に設けられ、第2電極46は、同一の基材32の第2面32b上に設けられている。図2においては、基材32の第1面32a側に設けられている構成要素が実線で表され、基材32の第2面32b側に設けられている構成要素が点線で表されている。第1電極41の配列ピッチP1および第2電極46の配列ピッチP2は、タッチ位置の検出に関して求められる分解能に応じて定められる。例えば、配列ピッチP1は1〜20mmの範囲内になっており、配列ピッチP2は1〜20mmの範囲内になっている。第1方向D1における第1電極41の配列ピッチP1および第2方向D2における第2電極46の配列ピッチP2は、同一でもよく、異なっていてもよい。本実施の形態においては、P1=P2となっている。
基材32は、タッチパネルセンサ30において誘電体として機能するものである。基材32を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、シクロオレフィンポリマー(COP)やガラスなど、十分な透光性を有する材料が用いられる。基材32が例えばPETを含む場合、PETの厚みは例えば100〜200μmの範囲内になっている。なお第1電極41、第2電極46、額縁配線44a,49aや端子部44b,49bを適切に保持することができる限りにおいて、基材32の具体的な構成が特に限られることはない。例えば、PET層などの表面に設けられたハードコート層がさらに基材32に含まれていてもよい。すなわち本実施の形態において、基材32とは、何らかの具体的な構造や材料を意味するものではなく、タッチパネルセンサ30を構成する第1電極41や第2電極46などのパターンの下地となるものを意味するに過ぎない。
次に、第1電極41および第1ダミー部42のパターンについて詳細に説明する。図3は、図2において符号IIIが付された一点鎖線で囲まれた領域を、観察者側から見た場合を示す平面図である。図3に示すように、第1電極41および第1ダミー部42は、遮光性および導電性を有する複数の第1導線51を、各第1導線51の間に四角形状の開口部52が形成されるよう網目状に配置することによって構成されている。第1導線51は、後述するように、金属材料からなる第1金属層61を含んでいる。第1導線51に含まれる金属材料としては、例えば、銀、銅、アルミニウムまたはこれらの合金等を挙げることができる。
(1)第1種第1導線53または第2種第1導線54のいずれか一方は、第1方向D1に対して30〜40°の範囲内の角度を成すこと。
図3において、第1種第1導線53が第1方向D1に対して成す角度がθ11で表されており、第2種第1導線54が第1方向D1に対して成す角度がθ21で表されている。図3に示す例においては、第1種第1導線53が第1方向D1に対して成す角度θ11が30〜40°の範囲内になるよう、第1導線51が配置されている。上述のように、図3に示す例において第1種第1導線53および第2種第1導線54は互いに直交しており、このため、第2種第1導線54が第1方向D1に対して成す角度θ21は120〜130°の範囲内になっている。
(2)第1単位領域80を、第1方向D1に沿ってm1個(m1は整数)、第2方向D2に沿ってn1個(n1は整数)並べられたm1×n1個の長方形格子によって仮想的に分割する場合、第1種第1導線53は、第1単位領域80の一対の第1辺81上の各格子点または一対の第2辺86上の各格子点の少なくともいずれか一方を通るよう配置され、かつ、第2種第1導線54も、第1単位領域80の一対の第1辺81上の各格子点または一対の第2辺86上の各格子点の少なくともいずれか一方を通るよう配置されること。
図3に示す第1単位領域80の第1導線51は、上述の条件(1)に加えて条件(2)をも満たすように配置されている。以下、図3に示す例において条件(2)がどのように満たされているかについて説明する。
次に図5を参照して、第2電極46および第2ダミー部47について説明する。上述の第1電極41および第1ダミー部42の場合と同様に、第2電極46および第2ダミー部47も、遮光性および導電性を有する複数の第2導線56を、各第2導線56の間に四角形状の開口部57が形成されるよう網目状に配置することによって構成されていてもよい。第2導線56は、後述するように、金属材料からなる第1金属層61を含んでいる。第2導線56に含まれる金属材料としては、例えば、銀、銅、アルミニウムまたはこれらの合金等を挙げることができる。第2導線56の線幅や開口部57の開口率は、上述の第1導線51や開口部52の場合と同様であるので、詳細な説明を省略する。
(3)第1種第2導線58または第2種第2導線59のいずれか一方は、第1方向D1に対して50〜60°の範囲内の角度を成すこと。
図5において、第1種第2導線58が第1方向D1に対して成す角度がθ12で表されており、第2種第2導線59が第1方向D1に対して成す角度がθ22で表されている。図5に示す例においては、第1種第2導線58が第1方向D1に対して成す角度θ12が50〜60°の範囲内になるよう、第2導線56が配置されている。図5に示す例において第1種第2導線58および第2種第2導線59は互いに直交しており、このため、第2種第2導線59が第1方向D1に対して成す角度θ22は140〜150°の範囲内になっている。これらのことにより、表示装置15の画素パターンと第2導線56のパターンとの間でモアレが発生してしまうことを抑制することができる。
(4)第2単位領域90を、第1方向D1に沿ってm2個(m2は整数)、第2方向D2に沿ってn2個(n2は整数)並べられたm2×n2個の長方形格子によって仮想的に分割する場合、第1種第2導線58は、第2単位領域90の一対の第1辺91上の各格子点または一対の第2辺96上の各格子点の少なくともいずれか一方を通るよう配置され、かつ、第2種第2導線59も、第2単位領域90の一対の第1辺91上の各格子点または一対の第2辺96上の各格子点の少なくともいずれか一方を通るよう配置されること。
次に、以上のような構成からなるタッチパネルセンサ30を製造する方法について、図7(a)〜(e)を参照して説明する。
その後、図7(b)に示すように、所定のパターンで遮光部72aおよび開口部72bが形成された第1露光マスク72を第1感光層71の近傍に設置し、かつ、所定のパターンで遮光部77aおよび開口部77bが形成された第2露光マスク77を第2感光層76の近傍に設置する。第1露光マスク72の遮光部72aのパターンは、開口部52および分断部51aのパターンに対応しており、第1露光マスク72の開口部72bのパターンは、第1導線51のパターンに対応している。また第2露光マスク77の遮光部77aのパターンは、開口部57および分断部56aのパターンに対応しており、第2露光マスク77の開口部77bのパターンは、第2導線56のパターンに対応している。次に、第1露光マスク72に対する第2露光マスク77の相対位置を調整する。例えば、第1露光マスク72または第2露光マスク77のいずれか一方の露光マスクに形成されているアライメントマークを基準として、他方の露光マスクの位置を調整する。若しくは、基材32などに設けられている同一のアライメントマークを共通に用いて、第1露光マスク72および第2露光マスク77の位置を調整する。これによって、第1露光マスク72に対して高い位置精度で第2露光マスク77を配置することができる。その後、第1露光マスク72を介して第1感光層71に所定のパターンで露光光を照射し、かつ、第2露光マスク77を介して第2感光層76に所定のパターンで露光光を照射する露光工程を実施する。なお、第1感光層71に対する露光光の照射と、第2感光層76に対する露光光の照射は、同時に実施されてもよく、異なるタイミングで実施されてもよい。
次に、第1感光層71および第2感光層76を現像する。これによって、図7(c)に示すように、パターニングされた第1感光層71および第2感光層76を得ることができる。
その後、図7(d)に示すように、第1感光層71をレジストとして第1金属層61をウェットエッチングする。これによって、第1電極41および第1ダミー部42の第1導線51に対応するパターンで第1金属層61をパターニングすることができる。また、第2感光層76をレジストとして第2金属層66をウェットエッチングする。これによって、第2電極46および第2ダミー部の第2導線56に対応するパターンで第2金属層66をパターニングすることができる。次に、図7(e)に示すように、感光層71,76を除去する。このようにして、上述のタッチパネルセンサ30を得ることができる。
上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、いくつかの変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の各実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述した実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
上述の実施の形態の形態においては、電極41,46が帯状に延びるいわゆるストライプパターンが採用される例を示した。しかしながら、電極41,46のパターンが特に限られることはない。例えば図8に示すように、第1電極41は、第1電極41が延びる方向に沿って並べられた複数の第1膨出部41aと、隣接する2つの第1膨出部41aを接続する第1ライン部41bと、を有していてもよい。第2電極46についても同様である。すなわち、電極41,46のパターンとして、いわゆるダイヤモンドパターンが採用されてもよい。
次に図9および図10を参照して、本発明の第2の変形例について説明する。ここでは、ウェットエッチングによって金属層61,66をパターニングして導線51,56を作製する場合に金属層61,66上に形成される感光層71,76を露光するための露光マスク72,77の具体的なパターンの例について説明する。本実施の形態において、上述の本実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。また、上述の本実施の形態において得られる作用効果が本実施の形態においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
上述の実施の形態の形態においては、第1電極41および第1ダミー部42を構成する第1導線51が、基材32の第1面32a上に設けられ、第2電極46および第2ダミー部47を構成する第2導線56が、基材32の第2面32b上に設けられる例を示した。しかしながら、第1導線51または第2導線56が第1方向D1および第2方向D2において所定の繰り返し周期を有する限りにおいて、タッチパネルセンサ30の層構成が特に限られることはない。例えば図11に示すように、互いに対向する2つの基材32A,32Bの対向面の一方(第1の基材32A)に第1導線51を設け、他方(第2の基材32B)に第2導線56を設け、そして2つの基材32A,32Bを貼り合わせてもよい。このように2つの基材32を貼り合わせる場合であっても、第1導線51によって、タッチパネルセンサ30の一方の側に設けられる第1電極41および第1ダミー部42を構成することができ、また第2導線56によって、タッチパネルセンサ30の他方の側に設けられる第2電極46および第2ダミー部47を構成することができる。
上述の実施の形態の形態においては、1つの四角形状の開口部52を構成する第1種第1導線53および第2種第1導線54と、その他の四角形状の開口部52を構成する第1種第1導線53および第2種第1導線54とが互いに平行である例を示した。すなわち、第1導線51の複数の交点51cが所定の方向に沿って周期的に並ぶよう、第1導線51が配置される例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、上述の条件(1)および(2)を満たすことができる限りにおいて、1つの四角形状の開口部52を構成する第1種第1導線53および第2種第1導線54と、その他の四角形状の開口部52を構成する第1種第1導線53および第2種第1導線54とが非平行であってもよい。この場合、第1種第1導線53が第1方向D1に対して成す角度θ11、および、第2種第1導線54が第1方向D1に対して成す角度θ21はそれぞれ、複数の第1種第1導線53が第1方向D1に対して成す角度の平均値、および複数の第2種第1導線54が第1方向D1に対して成す角度の平均値として算出される。第2導線56についても同様である。
15 表示装置
30 タッチパネルセンサ
32 基材
41 第1電極
41a 第1膨出部
41b 第1ライン部
42 第1ダミー部
46 第2電極
47 第2ダミー部
51 第1導線
51a 切断部
52 開口部
53 第1種第1導線
54 第2種第1導線
56 第2導線
56a 切断部
57 開口部
58 第1種第2導線
59 第2種第2導線
60 積層体
61 第1金属層
66 第2金属層
71 第1感光層
72 第1露光マスク
76 第2感光層
77 第2露光マスク
80 第1単位領域
81 第1辺
83 格子点
86 第2辺
88 格子点
Claims (6)
- タッチパネルセンサであって、
前記タッチパネルセンサの一方の側に設けられ、第1方向に沿って並べられるとともに前記第1方向に交差する方向に沿って延びる複数の第1電極と、
前記タッチパネルセンサの他方の側に設けられ、前記第1方向に直交する第2方向に沿って並べられるとともに前記第2方向に交差する方向に沿って延びる複数の第2電極と、を備え、
前記第1電極は、遮光性および導電性を有する複数の第1導線を、各第1導線の間に四角形状の開口部が形成されるよう網目状に配置することによって構成されており、
前記複数の第1導線が配置された前記タッチパネルセンサの一方の側の領域を、前記第1方向に延びる長さP1の一対の第1辺と、前記第2方向に延びる長さP2の一対の第2辺とを有する複数の長方形状の単位領域によって区画する場合、各単位領域において前記第1導線は同一のパターンを有しており、ここで、P1は、前記第1方向における前記第1電極の配列ピッチを表し、P2は、前記第2方向における前記第2電極の配列ピッチを表し、
前記複数の第1導線は、前記四角形状の開口部の対向する一対の辺を構成する第1種第1導線と、前記四角形状の開口部の対向するその他の一対の辺を構成する第2種第1導線と、に分類され、
各単位領域において、前記複数の第1導線は、以下の条件(1)および(2)を満たすよう配置されている、
(1)前記第1種第1導線または前記第2種第1導線の一方は、前記第1方向に対して30〜40°の範囲内の角度を成し、前記第1種第1導線または前記第2種第1導線の他方は、前記第1方向に対して120〜130°の範囲内の角度を成すこと;
(2)前記単位領域を、前記第1方向に沿ってm1個(m1は整数)、前記第2方向に沿ってn1個(n1は整数)並べられたm1×n1個の長方形格子によって仮想的に分割する場合、前記第1種第1導線は、前記単位領域の前記一対の第1辺上の各格子点または前記一対の第2辺上の各格子点の少なくともいずれか一方を通るよう配置され、かつ、前記第2種第1導線も、前記単位領域の前記一対の第1辺上の各格子点または前記一対の第2辺上の各格子点の少なくともいずれか一方を通るよう配置されること;
前記第2電極は、遮光性および導電性を有する複数の第2導線を、各第2導線の間に四角形状の開口部が形成されるよう網目状に配置することによって構成されており、
前記複数の第2導線は、前記四角形状の開口部の対向する一対の辺を構成する第1種第2導線と、前記四角形状の開口部の対向するその他の一対の辺を構成する第2種第2導線と、に分類され、
前記第1種第2導線または前記第2種第2導線の一方は、前記第1方向に対して50〜60°の範囲内の角度を成し、前記第1種第2導線または前記第2種第2導線の他方は、前記第1方向に対して140〜150°の範囲内の角度を成している、タッチパネルセンサ。 - P1=P2かつm1=n1が成立している、請求項1に記載のタッチパネルセンサ。
- 前記複数の第1導線は、前記第1種第1導線および前記第2種第1導線が互いに直交するよう構成されている、請求項2に記載のタッチパネルセンサ。
- 前記第1電極は、前記第1電極が延びる方向に沿って並べられた複数の第1膨出部と、隣接する2つの前記第1膨出部を接続する第1ライン部と、を有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のタッチパネルセンサ。
- 前記複数の第2導線は、前記第1種第2導線および前記第2種第2導線が互いに直交するよう構成されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のタッチパネルセンサ。
- 請求項1に記載のタッチパネルセンサを製造する方法であって、
基材と、基材の第1面上に設けられ、遮光性および導電性を有する第1金属層と、前記第1金属層上に設けられた第1感光層と、を含む積層体を準備する工程と、
第1露光マスクを用いて前記第1感光層を露光し、かつ露光された第1感光層を現像することにより、前記第1感光層をパターニングする工程と、
パターニングされた前記第1感光層をレジストとして前記第1金属層をエッチングすることにより、前記複数の第1導線を形成する工程と、を備え、
パターニングされた前記第1感光層、並びに前記第1露光マスクの遮光部および開口部はいずれも、前記単位領域に対応する繰り返し周期を有する、タッチパネルセンサの製造方法。
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