JP6404254B2 - 鞍乗型電動車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型電動車両に関する。
従来、鞍乗型電動車両として、車体フレームにバッテリ枠が設けられ、バッテリ枠内にバッテリボックスが取付けられ、バッテリボックスにバッテリが収容されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−209054号公報
特許文献1では、車幅方向でバッテリの中心線を鞍乗型電動車両の車体中心と一致させた場合、車両の車幅方向の一側方に他の重量物(例えば、スイングアーム)などが配置されると、車体の車幅方向の重量バランスが取り難かった。
本発明の目的は、車幅方向の重量バランスが容易に取れる鞍乗型電動車両を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、ヘッドパイプ(21)に接続されたメインフレーム(22)と、前記ヘッドパイプ(21)に回動可能に支持されて前輪(12)の操舵軸となるステアリングシャフト(32)と、前記メインフレーム(22)の後部から車両後方へ延ばされてシート(14)を支持するシートレール(24)と、前記シートレール(24)の下方に配置される後輪(13)と、前記後輪(13)を駆動する電動モータ(16)と、前記メインフレーム(22)の下方に配置されて前記電動モータ(16)に給電するバッテリ(17)とを備える鞍乗型電動車両において、前記後輪(13)を支持するスイングアーム(38)と、前記電動モータ(16)と、前記スイングアーム(38)を支持するクッションユニット(43)とが、車幅方向中央(10A)に対して車幅方向のー側方に設けられ、前記メインフレーム(22)の下方に配置されたアンダーフレーム(27)は、左右一対のフレーム部材(28,29)により構成され、一方の前記フレーム部材(29)に備える第1の前後延出部(29b)は、車幅方向中央(10A)に対して車幅方向の一側方に配置され、他方の前記フレーム部材(28)に備える第2の前後延出部(28b)は、車幅方向中央(10A)に対して車幅方向の他側方に配置され、前記第1の前後延出部(29b)と前記第2の前後延出部(28b)とは、前記バッテリ(17)を収容するバッテリケース(58)を支持し、前記第1の前後延出部(29b)は、前記第2の前後延出部(28b)よりも前記車幅方向中央(10A)から遠く離れて配置され、前記バッテリ(17)の車幅方向中心(17A)は、前記車幅方向中央に対して車幅方向の他側方に配置されることを特徴とする。
上記構成において、前記アンダーフレーム(27)に前記バッテリ(17)が支持され、後面視で、前記バッテリ(17)の車幅方向中心(17A)は、前記アンダーフレーム(27)と車幅方向で重なっているようにしても良い。
また、上記構成において、前記バッテリ(17)は、前記アンダーフレーム(27)に取付けられたバッテリケース(58)に収容され、前記バッテリケース(58)は、その下部又は前記アンダーフレーム(27)の下部を中心にして車幅方向の前記他側方へ揺動開閉可能な蓋(74)を備えるようにしても良い。
また、上記構成において、前記蓋(74)は、前記バッテリ(17)が載せられる底板(74a)を備えるようにしても良い。
また、上記構成において、前記アンダーフレーム(27)は、左右一対のフレーム部材(28,29)により構成され、車幅方向の前記他側方に配置された一方の前記フレーム部材(28)上に、前記バッテリ(17)の車幅方向中心(17A)が配置されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記スイングアーム(38)は、車体右側方に配置され、前記スイングアーム(38)に前記電動モータ(16)が配置され、前記バッテリ(17)の車幅方向中心(17A)及び前記蓋(74)は、前記車幅方向中央に対して車幅方向左方に配置されていても良い。
また、上記構成において、前記蓋(74)は、前記アンダーフレーム(27)に固定されたステップ(61)で揺動が規制されるようにしても良い。
本発明は、後輪を支持するスイングアームが、車幅方向中央に対して車幅方向のー側方に設けられ、バッテリの車幅方向中心は、車幅方向中央に対して車幅方向の他側方に配置されるので、車幅方向の一側方にスイングアームを設けた場合に、車体重心は、車幅方向でスイングアーム側に偏るため、重量物であるバッテリを車幅方向の他側方に配置することで、車体全体として車幅方向のバランスを取ることが容易になる。
また、メインフレームの下方にアンダーフレームが配置され、アンダーフレームにバッテリが支持され、後面視で、バッテリの車幅方向中心は、アンダーフレームと車幅方向で重なっているので、メインフレーム下方のアンダーフレームにバッテリを配置し、バッテリの重心をアンダーフレーム上に設けることで、バッテリ重量を確実にアンダーフレームで受けることができる。
また、バッテリは、アンダーフレームに取付けられたバッテリケースに収容され、バッテリケースは、その下部又はアンダーフレームの下部を中心にして車幅方向の他側方へ揺動開閉可能な蓋を備えるので、バッテリを取り出す際に、蓋を揺動させて開くことで、バッテリケースの上部開口が大きくなり、バッテリの取出しが容易になる。
また、蓋は、バッテリが載せられる底板を備えるので、蓋と共にバッテリが車幅方向の他側方へ揺動するため、バッテリがバッテリケースから大きく張り出すとともにバッテリの上端が低くなるので、バッテリの取出しがより一層容易になる。
また、アンダーフレームは、左右一対のフレーム部材により構成され、車幅方向の他側方に配置された一方のフレーム部材上に、バッテリの車幅方向中心が配置されるので、二本のフレーム部材を配置することで、バッテリ重量を確実にアンダーフレームで受けることができるとともに、他側方に配置されたフレーム部材上にバッテリの車幅方向中心を配置することで、バッテリの重量を支えやすくなり、また、蓋を開閉してバッテリを取り出す際も、蓋の揺動開閉がアンダーフレームに妨げられない。
また、スイングアームは、車体右側方に配置され、スイングアームに電動モータが配置され、バッテリの車幅方向中心及び蓋は、車体中心線に対して車幅方向左方に配置されているので、車両が左側通行する国又は地域では、車幅方向中央に対して車幅方向左方に蓋を設けることで利便性を高めることができる。
また、蓋は、アンダーフレームに固定されたステップで揺動が規制されるので、ステップで乗員の足載せと蓋の揺動規制部材とを兼ねることができる。従って、特別に蓋の揺動規制部材を設けなくて済み、部品数を減らすことができ、コストを削減することができる。
本発明に係る自動二輪車を示す左側面図である。 車体フレーム及びバッテリ収納構造を示す斜視図である。 自動二輪車の前部下部を示す正面図である。 自動二輪車の下部を示す背面図である。 バッテリケースのケース蓋を開けた状態を示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明に係る電動自動二輪車10を示す左側面図である。
電動自動二輪車10は、車体フレーム11、前輪12、後輪13、シート14、電動モータ16及びバッテリ17を備える鞍乗型電動車両である。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ21、メインフレーム22、センターフレーム23、左右一対のシートレール24、左右一対のサブフレーム26及びアンダーフレーム27を備える。
ヘッドパイプ21には、フロントフォーク31の上部を構成するステアリングシャフト32が回転可能に支持されている。ステアリングシャフト32の上端部にはハンドル33が取付けられ、フロントフォーク31の下部には車軸34を介して前輪12が支持されている。
センターフレーム23を構成する左右一対のピボットプレート36にはピボット軸37が取付けられ、ピボット軸37にスイングアーム38が上下揺動可能に支持されている。
スイングアーム38は、左右一対のピボットプレート36及び後輪13の右側方に支持され、スイングアーム38の後端部に車軸41を介して後輪13が支持されている。スイングアーム38の後部には電動モータ16が設けられている。電動モータ16は、その回転軸に減速機構及び車軸41を介して後輪13に接続され、電動モータ16の動力で後輪13が駆動される。スイングアーム38の後端部と、シートレール24との間には緩衝用のクッションユニット43が設けられている。
シート14は、左右のシートレール24の上部に取付けられている。
電動自動二輪車10は、車体フレーム11及びその周囲を覆う車体カバー45を備える。
車体カバー45は、フロントカバー51、レッグシールド52、サイドカバー53及びリヤフェンダ54を備える。
フロントカバー51は、フロントフォーク31の上部の周囲を覆っている。レッグシールド52は、フロントカバー51の後部に設けられて運転者の脚部を前方から覆っている。サイドカバー53は、レッグシールド52の後端に連続するように設けられて車体中央部を側方から覆っている。リヤフェンダ54は、サイドカバー53の後端に連続するように設けられて後輪13を上方から覆っている。
前輪12は、上方からフロントフェンダ56で覆われている。
サイドカバー53には、側面に車幅方向側方に開口する開口部53aが形成され、開口部53aの内側にバッテリケース58が配置されている。
バッテリケース58は、メインフレーム22の下部に設けられたアンダーフレーム27に支持され、バッテリケース58に、電動モータ16に給電するバッテリ17が収納されている。アンダーフレーム27の下部には運転者用のステップ61が取付けられている。
シート14の後方には、左右のシートレール24に取付けられた荷台62が配置されている。左右のピボットプレート36の下部にはスタンド63が取付けられている。
図2は、車体フレーム11及びバッテリ収納構造を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、ヘッドパイプ21は、車体フレーム11の前端部を構成している。メインフレーム22は、ヘッドパイプ21から後下がりに後方へ延びる傾斜部22aと、傾斜部22aの後端から屈曲部22bを介して略水平に後方へ延びる水平部22cとからなる単一のパイプ部材である。屈曲部22bは、傾斜部22aと水平部22cとを繋ぐ部分である。
センターフレーム23は、左右一対のセンター傾斜フレーム35、クロスパイプ39及びピボットプレート36とから構成される。
左右のセンター傾斜フレーム35は、メインフレーム22の水平部22cの後端からそれぞれ後下がりに延びている。クロスパイプ39は、左右のセンター傾斜フレーム35の下部に取付けられ、車幅方向に延びている。クロスパイプ39には、ピボット軸37(図1参照)が貫通するように取付けられている。左右のピボットプレート36は、クロスパイプ39の下部に車幅方向に間隔を空けて取付けられ、車幅方向に延びる複数のクロス部材で連結されている。
左右のシートレール24,24は、メインフレーム22の水平部22cから後方へ水平部22cに沿って延び、更に後上りに延び、更に後部では略水平に延びている。左右のサブフレーム26,26は、左右のセンター傾斜フレーム35から後上りに延びて左右のシートレール24の下部に接続されている。
アンダーフレーム27は、左右一対の左フレーム部材28及び右フレーム部材29から構成されている。左フレーム部材28及び右フレーム部材29は、上下方向に延びる上下延出部28a,29aと、上下延出部28a,29aの下端から後方に延びる前後延出部28b,29b(前後延出部29bは図3参照)とからなり、側面視L字状に形成されている。
上下延出部28a,29aの上端部は、メインフレーム22の屈曲部22bに取付けられた左右一対のハンガ部材66,66に連結パイプ76を介してボルト67及びナット68で取付けられている。前後延出部28b,29bの後端部は、センターフレーム23の左右のピボットプレート36又は左右のピボットプレート36を連結するクロス部材71に取付けられている。
バッテリケース58は、左フレーム部材28及び右フレーム部材29の前後延出部28b,29bに載せられるようにメインフレーム22、センターフレーム23及びアンダーフレーム27に固定されている。
なお、バッテリケース58は、メインフレーム22、センターフレーム23及びアンダーフレーム27の少なくともいずれかに固定されるようにしても良い。
バッテリケース58は、ケース本体73と、ケース本体73の左側に設けられたケース開口部73gを塞ぐように左フレーム部材28の下部に揺動可能に取付けられたケース蓋74とから構成される。
なお、ケース蓋74は、バッテリケース58の下部に揺動可能に取付けられていても良い。
図3は、電動自動二輪車10の前部下部を示す正面図である。
車体フレーム11に設けられた左右一対のハンガ部材66,66に、アンダーフレーム27の上端部が締結され、アンダーフレーム27にバッテリケース58が固定されている。
アンダーフレーム27は、左右のフレーム部材である左フレーム部材28及び右フレーム部材29の上端部に車幅方向に延びる連結パイプ76が取付けられている。
連結パイプ76は、その両側の端部が左右のハンガ部材66,66の内面にそれぞれ当てられ、ハンガ部材66,66と連結パイプ76とにボルト67が貫通し、ボルト67の先端部にナット68がねじ結合されて、ハンガ部材66,66にアンダーフレーム27が取付けられる。
左フレーム部材28の上下延出部28aは、上部直線部28c、中間傾斜部28d及び下部直線部28eとから一体に形成されている。
上部直線部28cは、その上端が連結パイプ76に連結されている。中間傾斜部28dは、上部直線部28cの下端から下方に向かうにつれて次第に車幅方向外側(左方)に位置するように傾斜した直線状の部分である。下部直線部28eは、中間傾斜部28dの下端から直線状に下方に延びている。
また、左フレーム部材28は、上下延出部28aの下部の側面28fに、車幅方向左方に突出する蓋支持部28gが設けられている。蓋支持部28gは、左方のピボットプレート36(図2参照)にも設けられている。
右フレーム部材29の上下延出部29aは、上部直線部29c、中間傾斜部29d及び下部直線部29eから一体に形成されている。
上部直線部29cは、上端が連結パイプ76に連結されている。中間傾斜部29dは、上部直線部29cの下端から下方に向かうにつれて次第に車幅方向外側(右方)に位置するように傾斜した直線状の部分である。下部直線部29eは、中間傾斜部29dの下端から直線状に下方に延びている。
バッテリケース58のケース本体73は、上壁73a、底壁73b、前壁73c、後壁73d(図1参照)及び側壁73eからなる箱形に形成され、左方に開放されたケース開口部73gを有する。
上記した上壁73aがメインフレーム22に固定され、底壁73bがアンダーフレーム27に固定されている。
底壁73bは、アンダーフレーム27における左フレーム部材28及び右フレーム部材29の前後延出部28b,29bに載せられ、また、収納されたバッテリ17の底面の一部が、底壁73bに載せられている。
前壁73c及び後壁73dは、同一形状に形成され、前壁73c及び後壁73dの上半部は、左フレーム部材28よりも車幅方向左方に突出し、下半部は、その側端面73hが正面視で左フレーム部材28の下部直線部28eと重なっている。
なお、上記したケース本体73の固定位置に限らず、ケース本体73は、上壁73a、底壁73b、前壁73c、後壁73d(図1参照)及び側壁73eのうち、少なくともいずれかが、アンダーフレーム27のみに固定されるようにしても良い。又は、ケース本体73は、メインフレーム22(図1参照)とアンダーフレーム27、又はメインフレーム22(図1参照)とセンターフレーム23に固定されるようにしても良い。又は、ケース本体73は、センターフレーム23(図1参照)とアンダーフレーム27、又はメインフレーム22(図1参照)とセンターフレーム23とアンダーフレーム27に固定されるようにしても良い。
ケース蓋74は、底壁74a、前壁74b、後壁74c(図1参照)及び側壁74dを備える。底壁74aには、収納されたバッテリ17の下面の一部が載せられている。即ち、バッテリケース58内に収納されたバッテリ17は、ケース本体73の底壁73bとケース蓋74の底壁74aとに載せられている。
ケース蓋74の前壁74b及び後壁74cは、同一形状に形成され、側壁74dの上端よりも上端が低く形成されるとともに、前壁74b及び後壁74cのそれぞれの側端面74gが正面視で左フレーム部材28の下部直線部28eと重なっている。
ケース蓋74を閉じた状態では、前壁74b及び後壁74cの上縁は、ケース本体73の前壁73c及び後壁73dの下縁にそれぞれ密着している。
ケース蓋74の前壁74b及び後壁74cは、収納されたバッテリ17の下部を前方及び後方から覆うとともに、左フレーム部材28及び左側のピボットプレート36に設けられた一対の蓋支持部28gにそれぞれ支軸78を介して揺動可能に支持されている。
側壁74dは、ケース本体73の左側方に設けられたケース開口部73gを覆う部分であり、ケース蓋74を開くときに手を掛ける取っ手74fを上端部に一体に備える。
ケース本体73及びケース蓋74は、ケース蓋74を閉じた状態にロックする蓋ロック機構(不図示)と、ケース蓋74が閉じられたときに、ケース本体73及びケース蓋74のそれぞれの間を密封するシールするシール構造(不図示)とが設けられている。
ステップ61は、一体成形のパイプ状又は棒状の部材であり、フレーム取付部61a、左右一対のステップ傾斜部61b,61c及び左右一対の足載せ部61d,61eとからなる。
フレーム取付部61aは、左フレーム部材28及び右フレーム部材29の前後延出部28b,29bの下部に取付けられている。左側のステップ傾斜部61bは、フレーム取付部61aにおいて後で詳述する下方湾曲部61fの端部から上方斜め左方に延びている。右側のステップ傾斜部61cは、フレーム取付部61aの右端から上方斜め右方に延びている。左右の足載せ部61d,61eは、ステップ傾斜部61b,61cの各上端からそれぞれ略水平に車幅方向外側に延びている。
フレーム取付部61aは、前後延出部28bよりも車幅方向外側に位置する左端部に、前後延出部28bから一旦下方に湾曲した後に左側の足載せ部61dに接続される下方に凸状とされた下方湾曲部61fが形成されている。下方湾曲部61fは、ケース蓋74を開けた際にケース蓋74との干渉を避ける部分である。
ステップ61の左側のステップ傾斜部61bと左側の足載せ部61dとの結合部は、屈曲された左屈曲部61gであり、左屈曲部61gは、ケース蓋74を左側方に開けた際のケース蓋74のストッパとなる。
左右の足載せ部61d,61eには、それぞれゴム製のステップラバー81が被せられている。
正面視で、電動自動二輪車10の車幅方向中央を通って上下に延びる車体中心線10Aと、バッテリ17の車幅方向中央を通って上下に延びるバッテリ中心線17Aとを引いたときに、バッテリ中心線17Aは、車体中心線10Aに対して車幅方向左方にオフセット量δだけオフセットしている。バッテリ中心線17A上には、バッテリ17の重心が位置する。
また、バッテリ中心線17Aは、左フレーム部材28における下部直線部28e及び前後延出部28bの車幅方向の幅W内に位置する。詳しくは、バッテリ中心線17Aは、左フレーム部材28における下部直線部28e及び前後延出部28bの車幅方向の中心を通る中心線28hよりも車体中心線10A寄りに位置する。
なお、バッテリ中心線17Aは、左フレーム部材28における下部直線部28eの側面28fと、車体中心線10Aとの間に位置するようにしても良い。中心線29hは、下部直線部29e及び前後延出部29bの車幅方向の中心を通っている。
図4は、電動自動二輪車10の下部を示す背面図である。
スイングアーム38と、スイングアーム38の後部に取付けられた電動モータ16とは、後輪13の右方に配置されている。また、スイングアーム38と車体フレーム11との間に設けられたクッションユニット43も後輪13の右方に配置されている。
即ち、車体中心線10Aに対して右方(車幅方向のー側方)に重量物である電動モータ16、スイングアーム38及びクッションユニット43が配置され、バッテリ中心線17Aの左方(車幅方向の他側方)に重量物であるバッテリ17のバッテリ中心線17A(このバッテリ中心線17Aにバッテリ17の重心が位置する。)が配置される。
このようなバッテリ17の配置構造としたことで、電動自動二輪車10の左右の重量バランスを容易に取ることができる。
また、バッテリ17の固定位置を、バッテリケース58内で車幅方向に移動させたり、バッテリケース58の固定位置を、車体フレーム11(図1参照)に対して車幅方向に移動させたりして微調整可能な構造にすることにより、バッテリ中心線17Aを車幅方向に移動させて電動自動二輪車10の左右の重量バランスを向上させることができる。
図5は、バッテリケース58のケース蓋74を開けた状態を示す正面図である。
図3の状態からバッテリケース58のケース蓋74の取っ手74fに手を掛けてケース蓋74を開けると、ケース蓋74は、蓋支持部28gの支軸78を中心にして車体左側方に揺動し、ケース蓋74の底壁74aに載せられたバッテリ17もケース蓋74と共に揺動する。
このとき、ケース蓋74の側壁74dがステップ61の左屈曲部61gに当り、ケース蓋74及びバッテリ17の揺動が規制される。このような揺動が規制された状態では、バッテリ17が車体左側方へ傾いた状態となり、バッテリ17の上面17cは、バッテリケース58のケース本体73のケース開口部73gよりも外部に突出する。このため、バッテリ17をバッテリケース58から取り出しやすくなる。しかも、バッテリ17を電動自動二輪車10(図1参照)の左側から取り出すため、車両が左側通行する日本を含む国々又は地域では、道路の路肩側からバッテリ17の着脱が可能になり、車両の走行の邪魔になる心配がなく、利便性を高めることができる。
なお、ケース蓋74の左側方への揺動を規制するストッパの機能をステップ61に設けたが、これに限らず、例えば、左フレーム部材28等の車体フレーム11(図1参照)に設けても良い。
図3及び図5において、バッテリ17の上面17cの右縁部(即ち、右上の角部)を点85とする。
本実施形態では、バッテリ17のバッテリ中心線17Aを車体中心線10Aに対して左側方にオフセットしたことで、バッテリ中心線17Aを車体中心線10Aに一致させた場合に比較して、揺動時のバッテリ17の上端となる点85をより左側方に配置することができる。また、本実施形態では、バッテリ17の揺動中心となる支軸78から点85までの距離が、バッテリ中心線17Aを車体中心線10Aに一致させた場合に比較して、短くすることができる。この結果、バッテリ17の揺動時の点85の高さをより低くでき、バッテリケース58の上下高さを低くすることができる。また、バッテリ17を揺動させた状態での車両の重心をより低くすることができる。
以上の図1及び図4に示したように、ヘッドパイプ21に接続されたメインフレーム22と、ヘッドパイプ21に回動可能に支持されて前輪12の操舵軸となるステアリングシャフト32と、メインフレーム22の後部から車両後方へ延ばされてシート14を支持するシートレール24と、シートレール24の下方に配置される後輪13と、後輪13を駆動する電動モータ16と、メインフレーム22の下方に配置されて電動モータ16に給電するバッテリ17とを備える鞍乗型電動車両としての電動自動二輪車10において、後輪13を支持するスイングアーム38が、車幅方向中央(即ち、車体中心線10A)に対して車幅方向のー側方に設けられ、バッテリ17の車幅方向中心としてのバッテリ中心線17Aは、車体中心線10Aに対して車幅方向の他側方に配置される。
この構成によれば、車体中心線10Aの一側方にスイングアーム38を設けることで、車体重心は、車幅方向でスイングアーム38側に偏る。そのため、重量物であるバッテリ17のバッテリ中心線17A上に位置する重心を車体中心線10Aの他側方に配置することで、車体全体として車幅方向の重量バランスを取ることが容易になる。
また、図2及び図3に示したように、メインフレーム22の下方にアンダーフレーム27が配置され、アンダーフレーム27にバッテリ17が支持され、正面視で、バッテリ17のバッテリ中心線17Aは、アンダーフレーム27(詳しくは、左フレーム部材28)と車幅方向で重なっているので、メインフレーム22の下方のアンダーフレーム27にバッテリ17を配置し、バッテリ17の重心をアンダーフレーム27(詳しくは、左フレーム部材28)上に設けることで、バッテリ重量を確実にアンダーフレーム27で受けることができる。
また、図3及び図5に示したように、バッテリ17は、アンダーフレーム27に取付けられたバッテリケース58に収容され、バッテリケース58は、その下部又はアンダーフレーム27の下部を中心にして車幅方向の他側方へ揺動開閉可能な蓋としてのケース蓋74を備えるので、バッテリ17を取り出す際に、ケース蓋74を、その下部又はアンダーフレーム27の下部を中心にして揺動させて開くことで、バッテリケース58の上部開口が大きくなり、バッテリ17の取出しが容易になる。
また、ケース蓋74は、バッテリ17が載せられる底板としての底壁74aを備えるので、ケース蓋74を開けたときに、ケース蓋74と共にバッテリ17が車幅方向の他側方へ揺動するため、バッテリ17がバッテリケース58から大きく張り出すとともにバッテリ17の上端が低くなるので、バッテリ17の取出しがより一層容易になる。
また、図3に示したように、アンダーフレーム27は、左右一対のフレーム部材としての左フレーム部材28及び右フレーム部材29により構成され、車幅方向の他側方に配置された一方の左フレーム部材28上に、バッテリ17のバッテリ中心線17Aが配置されるので、二本の左フレーム部材28及び右フレーム部材29を配置することで、バッテリ重量を確実にアンダーフレーム27で受けることができるとともに、一方の左フレーム部材28上にバッテリ17のバッテリ中心線17Aを配置することで、バッテリ17の重量を支えやすくなり、また、ケース蓋74を開閉してバッテリ17を取り出す際も、アンダーフレーム27がケース蓋74の揺動開閉を妨げることがない。
また、図3及び図4に示したように、スイングアーム38は、車幅方向右側方に配置され、スイングアーム38に電動モータ16が配置され、バッテリ17のバッテリ中心線17A及びケース蓋74は、車幅方向左側方に配置されているので、車両が左側通行する国又は地域では、車幅方向左側方にケース蓋74を設けることで、道路を走行する車両の影響を受けずにバッテリ17の着脱やメンテナンス等を行うことができ、利便性を高めることができる。
また、図5に示したように、ケース蓋74は、アンダーフレーム27に固定されたステップ61で揺動が規制されるので、ステップ61で乗員である運転者の足載せとケース蓋74の揺動規制部材とを兼ねることができる。従って、特別にケース蓋74の揺動規制部材を設けなくて済み、部品数を減らすことができ、コストを削減することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、図3に示したように、ケース蓋74を、左フレーム部材28の下部に揺動可能に取付けたが、これに限らず、ケース蓋74を、バッテリケース58の下部に揺動可能に取付けても良い。
また、図4に示したように、車体中心線10Aに対して右方に電動モータ16、スイングアーム38及びクッションユニット43を配置し、バッテリ中心線17Aの左方に重量物であるバッテリ17の重心(バッテリ中心線17A)を配置したが、車両が右側通行する国々又は地域では、上記とは反対に、車体中心線10Aに対して左方に電動モータ16、スイングアーム38及びクッションユニット43を配置し、バッテリ中心線17Aの右方にバッテリ17のバッテリ中心線17Aを配置しても良い。
本発明は、電動自動二輪車10に適用する場合に限らず、電動自動二輪車10以外も含む鞍乗型電動車両にも適用可能である。なお、鞍乗型の車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 電動自動二輪車(鞍乗型電動車両)
10A 車体中心線
12 前輪
13 後輪
14 シート
16 電動モータ
17 バッテリ
17A バッテリ中心線(車幅方向中心)
21 ヘッドパイプ
22 メインフレーム
24 シートレール
27 アンダーフレーム
28 左フレーム部材(フレーム部材)
29 右フレーム部材(フレーム部材)
32 ステアリングシャフト
38 スイングアーム
58 バッテリケース
74 ケース蓋(蓋)

Claims (7)

  1. ヘッドパイプ(21)に接続されたメインフレーム(22)と、前記ヘッドパイプ(21)に回動可能に支持されて前輪(12)の操舵軸となるステアリングシャフト(32)と、前記メインフレーム(22)の後部から車両後方へ延ばされてシート(14)を支持するシートレール(24)と、前記シートレール(24)の下方に配置される後輪(13)と、前記後輪(13)を駆動する電動モータ(16)と、前記メインフレーム(22)の下方に配置されて前記電動モータ(16)に給電するバッテリ(17)とを備える鞍乗型電動車両において、
    前記後輪(13)を支持するスイングアーム(38)と、前記電動モータ(16)と、前記スイングアーム(38)を支持するクッションユニット(43)とが、車幅方向中央(10A)に対して車幅方向のー側方に設けられ、
    前記メインフレーム(22)の下方に配置されたアンダーフレーム(27)は、左右一対のフレーム部材(28,29)により構成され、一方の前記フレーム部材(29)に備える第1の前後延出部(29b)は、車幅方向中央(10A)に対して車幅方向の一側方に配置され、他方の前記フレーム部材(28)に備える第2の前後延出部(28b)は、車幅方向中央(10A)に対して車幅方向の他側方に配置され、前記第1の前後延出部(29b)と前記第2の前後延出部(28b)とは、前記バッテリ(17)を収容するバッテリケース(58)を支持し、前記第1の前後延出部(29b)は、前記第2の前後延出部(28b)よりも前記車幅方向中央(10A)から遠く離れて配置され、
    前記バッテリ(17)の車幅方向中心(17A)は、車体全体の車幅方向の左右のバランスを取るように、前記車幅方向中央(10A)に対して車幅方向の他側方に配置されることを特徴とする鞍乗型電動車両。
  2. 記アンダーフレーム(27)に前記バッテリ(17)が支持され、正面視で、前記バッテリ(17)の車幅方向中心(17A)は、前記アンダーフレーム(27)と車幅方向で重なっていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型電動車両。
  3. 前記バッテリ(17)は、前記アンダーフレーム(27)に取付けられたバッテリケース(58)に収容され、前記バッテリケース(58)は、その下部又は前記アンダーフレーム(27)の下部を中心にして車幅方向の前記他側方へ揺動開閉可能な蓋(74)を備えることを特徴とする請求項2記載の鞍乗型電動車両。
  4. 前記蓋(74)は、前記バッテリ(17)が載せられる底板(74a)を備えることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型電動車両。
  5. 前記アンダーフレーム(27)は、左右一対のフレーム部材(28,29)により構成され、車幅方向の前記他側方に配置された一方の前記フレーム部材(28)上に、前記バッテリ(17)の車幅方向中心(17A)が配置されることを特徴とする請求項乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗型電動車両。
  6. 前記スイングアーム(38)は、車体右側方に配置され、前記スイングアーム(38)に前記電動モータ(16)が配置され、前記バッテリ(17)の車幅方向中心(17A)及び前記蓋(74)は、車幅方向中央(10A)に対して車幅方向左方に配置されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗型電動車両。
  7. 前記蓋(74)は、前記アンダーフレーム(27)に固定されたステップ(61)で揺動が規制されることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の鞍乗型電動車両。
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