JP6402050B2 - 封書作成装置 - Google Patents

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Description

本発明は封筒または封筒となる用紙と、必要に応じて封入される内容物の用紙に印刷を施し、封筒に必要な内容物を封入して封緘または封緘しない状態とすることを自動的に行うことができる封入封緘装置に関するものである。
下記特許文献1には、封筒と内容物の用紙を交互に印刷する印刷部と、封入封緘部を有し、封入封緘部では、印刷された封筒を第1の搬送経路で搬送し、印刷された内容物の用紙を第2の搬送経路で搬送し、両経路が交差する位置で封筒開封封入手段によって封筒に内容物を封入し、さらに封緘手段によって封筒を封緘して排出ストッカに排出する技術が開示されている。これにより、印刷部と封書作成装置を一体として、簡易かつコンパクトな構成でありながら、封入ミスが発生しにくく、1to1ダイレクトメールの作成に適した封書作成装置を提供することが開示されている。
特開2012−61807号公報
しかしながら、上記特許文献では、内容物としては、インクジェットヘッドに対する記録媒体の衝突の課題があり、給紙台から一枚ずつ給紙する記録媒体のみに限られ、給紙台にセットでき、かつ印刷部で印刷可能な記録媒体である用紙のみしか封緘できない。したがって、さまざまな形状を有する物、例えば、サンプル物品、コンパクトディスク類、特殊サイズや形状を有する印刷物を内容物として封入することができない問題があった。
また、近年のダイレクトメールは、その内容物の多様性から、上記に示すように、封書内のダイレクトメールにさまざまな物品を封入して送るニーズが高まっている。これにより、ダイレクトメールを受け取った相手方に対して、通常の文書のみのダイレクトメールとは異なった印象を与え、商機のきっかけを得ることも可能となる。
さらに、上記特許文献では、1to1ダイレクトメールの作成に応じて、既に封筒に封入された内容物を実際に目視で確認することができないため、誤封緘がないことの安心感が得られない場合もある。
本発明は、上記事情に鑑み、用紙に限らずさまざまな形状の内容物を挿入可能な封筒を作成する封入封緘装置を提供することを目的とするものである。
(1)
封筒及び内容物に印刷が施され、前記封筒に前記内容物を封入する封入部と、
前記封入部により封入した後に封緘部を経由する第一の経路と、
前記封入部により封入した後に封緘部を経由しない第二の経路と、
前記第一の経路と前記第二の経路のいずれかに搬送可能な搬送部と、
を備えることを特徴とする封入封緘装置。
(2)
前記封緘部で封緘された封書を圧着する圧着部と、をさらに備え、
前記第二の経路から分岐し、前記圧着部を経由する第一分岐経路と、
前記第二の経路から分岐し、前記圧着部を経由しない第二分岐経路と、
前記第一分岐経路と第二分岐経路のいずれかに分岐可能な分岐部と、
を備えることを特徴とする(1)記載の封入封緘装置。
(3)
前記搬送部は、前記内容物が封入された前記封筒を突き当てる突き当て板と、
前記封筒の搬送をガイドする搬送ガイド板と、を備え、
前記封筒が前記第二の経路に搬送される場合、前記搬送ガイド板を回転させ、前記突き当て板を上昇させることで、前記第二の経路に前記封筒を搬送させるように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする(1)または(2)のいずれか一項に記載の封入封緘装置。
本発明の第一の封入封緘装置によれば、内容物が封入された状態で封緘をする封書としない封書を作成することができる。これにより、封緘されていない状態のものでは、封入封緘装置から排出された後に、ユーザが用紙に限らないさまざまな形状を有するサンプル物品等を入れることができるため、ダイレクトメールの多様化を実現することができる。
本発明の第二の封入封緘装置によれば、さらに、内容物が封入されており封緘されていない封筒について、封筒における搬送方向に沿った方向の辺に対して圧着封緘するものと圧着封緘しないものを作成することができる。これにより、さまざまな物品等の形状に合わせて封緘の状態を変更することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の第三の封入封緘装置によれば、突き当て板と搬送ガイドを制御することにより、簡易な構成で未封緘状態の封筒を作成することができる。
本実施形態における封書作成装置の構成例を示す概略構成図 本実施形態における封入封緘装置における封緘をする第一の経路と封緘をしない第二の経路、第一分岐経路、及び第二分岐経路を示す概略構成図 本実施形態における封入封緘装置に使用される封筒フォームを示す概略構成図 本実施形態における封入封緘装置に使用される封筒フォームを示す概略構成図。 本実施形態における封入封緘装置に使用される封筒フォームを示す概略構成図。 本実施形態における封書作成装置における搬送部の動作を示す概略構成図。 本実施形態における封書作成装置における搬送部の内容物搬送動作のタイミングチャート。 本実施形態における封書作成装置における制御フロー。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではなく、この形態に基づいて当業者等により考え得る実施可能な他の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれるものとする。
[封書作製装置について]
まず、本発明に係る封書作製装置100について説明する。図1に示すように、封書作製装置100は、完成品である封筒に封入される内容物Pや封筒フォームPEに対して所定の印刷処理を施す印刷ユニット(印刷装置)110と、印刷ユニット110で所定の印刷処理が施された内容物Pや封筒フォームPEに必要な折りを施した後に封筒フォームPEで内容物Pを包み込むように封入し封緘して封書Mを作製する封入封緘ユニット120(封入封緘装置)とで構成されている。
<印刷ユニットについて>
印刷ユニット110は、封筒フォームPEや内容物Pに所定の印刷処理を施して封入封緘ユニット120に排出する装置である。詳述すると、筐体内部の給紙トレイ111aや筐体側面の給紙台111bに積層された複数種類の用紙(内容物Pとなる枚葉状の用紙P1〜P3や封筒フォームPE)を所定のタイミングで給紙する給紙部111と、導入路112から搬送された用紙を水平搬送する第1搬送経路113aとこの第1搬送経路113aを介して両面印刷時などに内容物Pが搬送される閉ループ状の第2搬送経路113bからなる搬送経路113と、搬送経路113で搬送された内容物Pに対して印刷処理を行う印刷部114と、内容物Pを封入封緘ユニット120に排出する第1排出路115と、第2搬送経路113bを搬送された内容物Pを筐体外に排出する第2排出路116と、第2搬送経路113bを搬送された内容物Pを受け入れた後に逆行させて再度、第2搬送経路113bに戻して内容物Pの表裏を反転させる用紙反転経路117とを備えている。
<封入封緘ユニットについて>
封入封緘ユニット120は、封筒フォームPE及び内容物Pに対して必要な折りを施して封筒フォームPEで内容物Pを包み込むように封入封緘処理をして封書を作製する装置である。なお、本実施形態では封筒フォームPEに対して、所定の折り位置で二回折りを施して三つ折りにして内容物Pを包み込むように収容する装置であるが、封筒フォームPEの折り回数や折り方に関しては作製する完成物の形状や用途に応じて種々の形態があるため特に限定はされない。
詳述すると、用紙Pを搬送しながら必要に応じて所定の折りを施す複数の折りローラからなる用紙折り部121と、搬送に伴って封筒フォームPEの一部を折り畳みながら用紙Pを包み込むように収容する収容部122と、収容部122で内容物Pが収容された状態の封筒フォームPEに折りを施してフラップを形成し封筒フォームPEを封筒形状にするフラップ折り部としての第一の封緘部123と、フラップの折り位置を位置決めするための待機経路として機能し封筒フォームPEに予め転写された再湿糊部分に水を塗布する水塗布処理部124と、搬送に伴ってフラップ部分を折り込んで水塗布後の封筒を封緘する封緘部125と、封緘処理された封書を装置筐体外部まで搬送する上昇搬送ベルト129と、上昇搬送ベルト129で上昇搬送させた後、排出トレイ126aまで水平に排出搬送する排出部126と、を備えている。
また、封書作製装置100は、例えば封書作製に必要な条件が設定された封書作製ジョブ等の封書作製装置100を構成する各部を駆動制御を行う制御部128と、を備えている。
なお、封書作製ジョブには、例えば封書の作製通数、使用する封筒フォームPEにより作製される封筒に関する情報である封筒情報(例えば印刷枚数、フォームサイズ、片面印刷/両面印刷についての印刷条件、印刷する印刷画像データ、封筒フォームPEの折り方、後述する封緘するか否かを含む封緘情報)と、内容物Pに関する内容物情報(例えば印刷部数、内容物枚数情報、出力サイズ、片面印刷/両面印刷についての印刷条件、印刷する印刷画像データ、用紙の折り方)など、封書を作製するのに必要な情報が含まれている。
また、封書作製装置100における封書作製ジョブの入手方法としては、ユーザが使用するPCやタブレット端末等の外部端末装置から入手する方法、予め設定した封書作製ジョブを記憶させたUSBメモリ等の補助記憶装置を介して入手する方法、装置本体に各種入力キーやタッチパネル等で構成される設定入力手段を具備させ封書作製ジョブを設定する方法、予め設定した封書作製ジョブを記憶する外部サーバから通信ネットワークを介して入手する方法等がある。
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態にかかる封入封緘装置120及び封筒フォームPEを説明する。
図2に示すように、本実施形態において、搬送に伴って封筒フォームPEの一部を折り畳みながら内容物Pを包み込むように収容部122により収容された封筒フォームPE及び内容物Pは、水塗布処理搬入ローラ131によって、水塗布処理部124が備えられる搬送部130に搬送される。
ここで、図3を参照して、本実施形態における封筒フォームPEを説明する。本実施形態における封筒フォームPEは、前述の封入封緘装置120によって内容物Pを封入した封書Mを作成するために用いられるものであって、矩形の第1構成紙(1番目の構成紙)47を備えている。また、第1構成紙47には、矩形の第2構成紙(2番目の構成紙)49が第1折り部51を介して封筒展開方向(用紙長辺方向)EDに沿って連設されており、この第2構成紙49には、矩形の第3構成紙(3番目の構成紙)53が第2折り部55を介して封筒展開方向EDに沿って連設されている。すなわち、3個の構成紙47、49、53が2個の折り部51、55を介して封筒展開方向EDに沿って連設されている。
ここで、第1構成紙47は、封筒の裏紙となるものであって、第2構成紙は、封筒の表紙となるものであって、第2構成紙49の封筒展開方向EDの長さは、第1構成紙47の封筒展開方向EDの長さ以上に設定されている。また、第3構成紙53は、第2構成紙49と協働して内容物Pを挟むように保持するものであって、第3構成紙53の封筒展開方向EDの長さは、第2構成紙49の封筒展開方向EDの長さ以下に設定されている。
そして、第1構成紙47は、封筒展開方向EDの一端側に、開閉可能なフラップ部57を有している。更に、各構成紙47、49、53の封筒内側面及び封筒外側面は、インクジェット方式の印刷部114によって文書、図形等が印刷されてもよく、第1折り部51及び第2折り部55が収容部122やフラップ折り部123における複数の封入用折りローラによって折られることによって、封筒フォームPEが折り畳まれるようになっている。なお、第1構成紙47が封筒の裏紙になりかつ第2構成紙49が封筒の表紙になる代わりに、第1構成紙47が封筒の表紙になりかつ第2構成紙49が封筒の裏紙になるようにしても構わない。
各構成紙47、49、53の封筒内側面における封筒展開方向EDに直交する方向(用紙短辺方向)SDの両側縁には、感圧接着剤(圧着糊)を塗工した塗工部である圧着糊59、61が封筒展開方向EDに沿って連続してそれぞれ形成されている。なお、各圧着糊59、61が封筒展開方向EDに沿って形成されていれば、不連続であっても構わない。
第3構成紙53の封筒外側面の一部であって第2折り部55の折り曲げによってフラップ部57と接触する部位には、フラップ部57を閉じるための水糊(接着剤の一例)を塗工した別の塗工部としての再湿糊63が直交する封筒短辺方向SDに沿って形成されており、再湿糊63は、一対の圧着糊59、61の先端に挟まれている。ここで、再湿糊63は、水塗布処理部124によって、封筒フォームPEに対して給水され、感圧接着剤である圧着糊59、61よりも低い圧力で接着力を発揮するようになっている。
次に、図2を参照して、本実施形態においては、搬送部130は、水塗布処理搬入ローラ131により搬送された封筒フォームPE及び内容物Pの搬送をガイドする搬送ガイド板133と、搬送ガイド板133によりガイドされ、封筒フォームPE及び内容物Pが突き当てられる突き当て板135と、突き当て板135に突き当てられた後に、水塗布処理を行うように構成される水塗布処理部124とを備える。
本実施形態においては、経路Aとして、収容部122により封筒フォームPEに収容された内容物Pを第一の封緘部123により封緘される経路がある。この経路Aでは、封筒フォームPEに水が塗布され、封筒フォームPE上の再湿糊63により、一時的に封緘される状態となる。その後、第二の封緘部としての圧着部125により、搬送方向に平行な圧着糊59、61において、封筒フォームPEの搬送方向両端側が圧着され、完全に封緘された封書Mとして、上昇搬送ベルト129に搬送される。
図4に、一時的に封入された封筒フォームPE及び内容物Pの状態を示す。水塗布処理部124に搬送された封筒フォームPE及び内容物Pは、第二折り部55を介して折られ、内容物Pを一時的に包む状態なっている。その後、経路Aを経由して、第一の封緘部123及び第二の封緘部125を経由して封書Mとして、完全に封緘され、作成される。
図5(a)に、第一の封緘部123及び第二の封緘部125により封緘された状態の封書Mを示す。封筒フォームPEは、水塗布が行われ、再湿糊63に水が塗られた状態で、第1構成紙47が第一折り部51により折られ、第1構成用紙47が第3構成用紙53に、第一の封緘部123によって封緘された状態となる。その後、第二の封緘部125によって、圧着糊59、61に圧力が加えられることによって、封書Mは、完全に封緘された状態となる。
図5(b)に、完全に封緘された封書Mにおける図5(a)に示すC−C´線に沿った断面図を示す。第一の折り部51及び第二の折り部55により、それぞれの構成用紙47、49、51で内容物Pを封筒フォームPEで挟む形となり、封書Mが形成されている。
以上が封筒フォームPEと内容物P、第一の封緘部123と第二の封緘部125を経由して、封筒フォームPEを完全に封緘した状態で排出する形態である。
しかしながら、このような完全に封緘される形状のダイレクトメールを作成するにあたり、内容物としては、給紙部111にセットでき、印刷部114で印刷可能な記録媒体である限定された用紙しか、封緘をすることができない。したがって、さまざまな形状を有する物、例えば、サンプル物品、コンパクトディスク類、特殊サイズや形状の印刷物を封入することができない課題があった。
そこで、図2に示すように、搬送部130において、第一の封緘部123を経由しない経路Bに搬送可能に構成する。搬送部130は、さらに、搬送ガイド板133を回転駆動させて経路B方向に搬送する搬送ガイド板回転用モータ137と、搬送ガイド板回転用モータ137で回転させた搬送ガイド板133にガイドされる内容物Pが収容された封筒フォームPEを、突き当て板135を上昇させるように駆動する突き当て板移動用モータ139と、突き当て板移動用モータ139により内容物Pが収容された封筒フォームPEを上昇させることによって封筒フォームPEを引き込むように構成される分岐部ローラ143とを備える。
また、搬送ガイド板133は、突き当て板135に最も近い端部を不図示の回転支軸が搬送ガイド板回転用モータ137に連結されており、経路Aまたは経路Bの経路に搬送するように回転可能に構成される。
なお、突き当て板135は、突き当て板移動用モータ139と不図示のラックギアと連結し、用紙搬送方向下流側に移動可能に構成される。
本実施形態においては、第二の経路Bとして、収容部122により内容物Pが収容された封筒フォームPEを第一の封緘部123により封緘されない経路がある。この経路Bでは、図4に示すような完全に封緘されていない状態で排出される。封筒フォームPEに水が塗布されないため、封筒フォームPE上の再湿糊63による一時的に封緘される状態はなく、収容部122により、単に内容物Pが第二折り部55を介して折られた状態の封筒フォームPEに収容された状態である。その後、内容物Pが収容された封筒フォームPEは、分岐部ローラ143に搬送される。
ここで、図6及び図7を参照して、搬送部130における動作を説明する。図6(a)に示すように、封筒フォームPE及び内容物Pは、水塗布処理搬入ローラ131の上流側に位置する収容部122において、内容物Pが包まれた状態で搬入される。そのとき、封筒フォームPE及び内容物Pは、搬送ガイド板133を経由して、突き当て板135に突き当たるまで搬送される。センサ147は、搬送ガイド板133の突き当て板135に最も近い端部近傍に配置されている。
図7に示すように、センサ147は、内容物Pが収容された封筒フォームPEが搬送されてきた場合、検知されるとON信号となる。センサ147は、所定時間T1だけ用紙有りを検出すると、水塗布処理搬入ローラ131は、その回転状態を停止状態にする。
次に、図6(b)に示すように、所定時間T1を経て水塗布処理搬入ローラ131が停止状態になった後、搬送ガイド板133は回転駆動がなされ、所定時間T2後に回転駆動が停止する。
次に、図6(c)に示すように、突き当て板135を用紙搬送方向下流側に移動させる動作を行う。これにより、突き当て板135を所定時間T3間で、内容物Pが収容された封筒フォームPEを上昇させる。図7に示すように、突き当て板135を所定時間T3間上昇させた後、分岐部ローラ143の回転を開始する。突き当て板135が上昇するに伴い、内容物Pが収容された封筒フォームPEが上昇することによって、回転している分岐部ローラ143に引き込まれ、経路Bに搬送される。
なお、本実施形態においては、経路Aまたは経路B、経路Bにおいても、また後述する経路BA、経路BBに搬送されるか否かについては、封入封緘装置120を操作する際に、封緘情報として、ユーザが封筒の通ごとや一連のジョブ毎に、印刷データとして設定すればよい。そして、ユーザ設定に合わせて、選択的に経路が決められて封筒が排出される。
ここで、ユーザによっては、ダイレクトメールに入れる物をさまざまにしたい要望がある。ダイレクトメールに挿入するものによっては、例えば、厚紙で形成されたチケット等の場合、封筒フォームPEの搬送方向と平行な封筒展開方向EDに沿った方向の圧着がされていれば、その後、ユーザの手によりチケット等を封筒フォームPEに挿入した後、封筒展開方向EDに直交する封筒短辺方向SDを封緘して完全に封緘できることになる。
このように、再湿糊63に水を塗布しない場合であっても、封筒展開方向EDに沿って圧着された封筒であれば、その後のユーザの手による封筒展開方向EDにおける封緘動作の無駄を省くことができ、特定の封入物に合わせて封緘しない箇所を可変でき、ユーザの利便性が高い。
したがって、本実施形態においては、図2に示すように、分岐部ローラ143から分岐部145により、第二の経路Bから分岐して、さらに、第二の封緘部である圧着部125を経由する第一分岐経路BAと、第二の封緘部である圧着部125を経由しない第二分岐経路BBの経路を備える。
本実施形態において、水塗布による封緘を行わずに、かつ圧着による封緘を行う場合、封筒フォームPEは、第一分岐経路BAを経由する。分岐部145は、不図示のソレノイド機構等を用いて、搬送経路を第一分岐経路BAまたは第二分岐経路BBの方向に切替の制御可能で、第一分岐経路BAの方向に搬送されるように切替制御する。分岐部145から、第二分岐経路BAを経由して、圧着部125により、用紙搬送方向に沿った方向の圧着が行われ、上昇搬送ベルト129に搬送される。
本実施形態では、図4に示すような封筒フォームPE及び内容物Pが、圧着糊59、61による封筒展開方向EDによる圧着が行われ、再湿糊63に水塗布による再湿糊による封緘が行われずに排出される。
本実施形態において、水塗布による封緘を行わずに、圧着による封緘も行わない場合、封筒フォームPEは、第二分岐経路BBを経由する。分岐部145は、不図示のソレノイド機構等を用いて、搬送経路を第一分岐経路BAまたは第二分岐経路BBの方向に切替の制御可能で、第二分岐経路BBの方向に搬送されるように切替制御する。その後、内容物Pが収容された封筒フォームPEは、分岐部145から、第二分岐経路BBを経由して、上昇搬送ベルト129に搬送される。
本実施形態では、図4に示すような封筒フォームPE及び内容物Pが、圧着糊59、61による圧着や再湿糊63に水塗布による再湿糊による封緘が行われずに排出される。
以上により、本実施形態においては、再湿糊63による封筒短辺方向SDへの第一の封緘及び圧着糊59、61により封筒展開方向EDへの第二の封緘を行う経路Aと、再湿糊63による封筒短辺方向SDへの第一封緘を行わず、及び圧着糊59、61により封筒展開方向EDへの第二封緘を行う経路BAと、再湿糊63による封筒短辺方向SDへの第一封緘を行わず、及び圧着糊59、61により封筒展開方向EDへの第二封緘も行わない経路BBとを備える。これらにより、ダイレクトメールへの挿入物へ応じた未封緘の状態を実現することができる。
次に、図8を参照して、本実施形態における制御動作をフロー図を用いて説明する。まず、ステップ800で、印刷ジョブ作成開始となる場合、次に、ステップ801にて、封書作成装置100における制御部128は、図示しないPC等から封書作製ジョブを受け付ける。
次に、ステップ803にて、制御部128は、封書作製ジョブにおける封緘情報を確認し、完全に封緘する封緘形態になる第一の経路Aを経由する情報か、完全には封緘しない封緘形態となる第二の経路Bを経由する情報かを確認し、封緘情報によって、第一の経路Aまたは第二の経路Bを経由するかを決定する。
次に、ステップ803にて、Yesの場合、すなわち封緘情報が完全に封緘する形態の場合には、ステップ805にて、第一の経路Aを経由し、第二の封緘部125及び上昇搬送ベルト129を経由して、排出部126に排出され、ステップ807にて、ジョブは終了する。
次に、ステップ803にて、Noの場合、すなわち封緘情報が完全には封緘しない形態の場合には、第二の経路Bを経由する経路となるように、ステップ808にて、制御部128は、搬送ガイド板133を回転させるように制御する。
次に、ステップ809にて、封緘情報が完全には封緘しない形態の場合で、第二の封緘部125を経由し、搬送方向に沿った封筒展開方向EDを第二の封緘部125により封緘するか否かの情報を確認し、封緘情報によって、第一分岐経路BAまたは第二分岐経路BBを経由するかを決定する。
次に、ステップ809にてYesの場合には、ステップ811にて、制御部128は、分岐部145を第一分岐経路BAに搬送するように切替制御を行い、ステップ813にて、第一分岐経路BAを経由し、第二の封緘部125及び上昇搬送ベルト129を経由して、排出部126に排出され、ステップ807にて、ジョブは終了する。
次に、ステップ809にてNoの場合には、ステップ815にて、制御部128は、分岐部145を第二分岐経路BBに搬送するように切替制御を行い、ステップ817にて、第二分岐経路BBを経由し、第二の封緘部125を経由せず、上昇搬送ベルト129を経由して、排出部126に排出され、ステップ807にて、ジョブは終了する。
100 封書作製装置
P 内容物
PE 封筒フォーム
M 封書
120 封入封緘装置
110 印刷ユニット
111a 給紙トレイ
111b 給紙台
P1〜P3 用紙
111 給紙部
112 導入路
113a 第1搬送経路
113b 第2搬送経路
113 搬送経路
114 印刷部
115 第1排出路
116 第2排出路
117 用紙反転経路
121 用紙折り部
122 収容部
123 第一の封緘部
124 水塗布処理部
125 第二の封緘部
126 排出部
126a 排出トレイ
128 制御部
129 上昇搬送ベルト
130 搬送部
47 第1構成紙
49 第2構成紙
51 第1折り部
53 第3構成紙
55 第2折り部
57 フラップ部
59、61圧着糊
63 再湿糊
ED 封筒展開方向
SD 封筒短辺方向
125 第二の封緘部
127 搬送ガイド板回転用モータ
131 水塗布処理搬入ローラ
133 搬送ガイド板
135 突き当て板
139 突き当て板移動用モータ
143 分岐部ローラ
145 分岐部
147 センサ
BA 第一分岐経路
BB 第二分岐経路

Claims (3)

  1. 封筒及び内容物に印刷が施され、前記封筒に前記内容物を封入する封入部と、
    前記封入部により封入した後に封緘部を経由する第一の経路と、
    前記封入部により封入した後に封緘部を経由しない第二の経路と、
    前記第一の経路と前記第二の経路のいずれかに搬送可能な搬送部と、
    前記封緘部で封緘された封書を圧着する圧着部を備え、
    前記第二の経路から分岐し、前記圧着部を経由する第一分岐経路と、
    前記第二の経路から分岐し、前記圧着部を経由しない第二分岐経路と、
    前記第一分岐経路と第二分岐経路のいずれかに分岐可能な分岐部と、
    を備えることを特徴とする封入封緘装置。
  2. 前記搬送部は、前記内容物が封入された前記封筒を突き当てる突き当て板と、
    前記封筒の搬送をガイドする搬送ガイド板と、を備え、
    前記封筒が前記第二の経路に搬送される場合、前記搬送ガイド板を回転させ、
    前記突き当て板を上昇させることで、前記第二の経路に前記封筒を搬送させるように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の封入封緘装置。
  3. 封筒及び内容物に印刷が施され、前記封筒に前記内容物を封入する封入部と、
    前記封入部により封入した後に封緘部を経由する第一の経路と、
    前記封入部により封入した後に封緘部を経由しない第二の経路と、
    前記第一の経路と前記第二の経路のいずれかに搬送可能な搬送部を備え、
    前記搬送部は、前記内容物が封入された前記封筒を突き当てる突き当て板と、
    前記封筒の搬送をガイドする搬送ガイド板と、を備え、
    前記封筒が前記第二の経路に搬送される場合、前記搬送ガイド板を回転させ、前記突き当
    て板を上昇させることで、前記第二の経路に前記封筒を搬送させるように制御する制御部
    と、
    を備えることを特徴とする封入封緘装置。

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