JPH092731A - ソータ - Google Patents
ソータInfo
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- JPH092731A JPH092731A JP15817895A JP15817895A JPH092731A JP H092731 A JPH092731 A JP H092731A JP 15817895 A JP15817895 A JP 15817895A JP 15817895 A JP15817895 A JP 15817895A JP H092731 A JPH092731 A JP H092731A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- tray
- discharging
- sorter
- sheet discharging
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- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シートの仕分け速度の高速化を図ることがで
きるソータを提供すること。 【構成】 シート排出装置30を軸線O1を中心として
上下方向に揺動可能に備え、トレイTの上昇および下降
に応じて、シート排出装置30を上下方向に揺動させつ
つ、そのシート排出装置30からシートSを排出してト
レイT上に仕分ける。
きるソータを提供すること。 【構成】 シート排出装置30を軸線O1を中心として
上下方向に揺動可能に備え、トレイTの上昇および下降
に応じて、シート排出装置30を上下方向に揺動させつ
つ、そのシート排出装置30からシートSを排出してト
レイT上に仕分ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート排出手段から排
出されるシートを載置可能な複数のトレイが上下動可能
に備えられたソータに係り、さらに詳しくは、シートの
仕分け速度の高速化が可能なソータに関するものであ
る。
出されるシートを載置可能な複数のトレイが上下動可能
に備えられたソータに係り、さらに詳しくは、シートの
仕分け速度の高速化が可能なソータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のソータは、シートを排出するシー
ト排出手段が定位置に固定されており、その定位置のシ
ート排出手段から排出されるシートの受け位置に、複数
のトレイを順次入れ替えるように、それらのトレイを上
下方向に移動させるようになっている。そのため、複数
のトレイをシートの受け位置まで順次間欠的に移動さ
せ、それらのトレイの1つがシートの受け位置に停止し
ている間に、そのシート上に、シート排出手段がシート
を排出するようになっている。
ト排出手段が定位置に固定されており、その定位置のシ
ート排出手段から排出されるシートの受け位置に、複数
のトレイを順次入れ替えるように、それらのトレイを上
下方向に移動させるようになっている。そのため、複数
のトレイをシートの受け位置まで順次間欠的に移動さ
せ、それらのトレイの1つがシートの受け位置に停止し
ている間に、そのシート上に、シート排出手段がシート
を排出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ソータは、シートが載置されたトレイがシートの受け位
置から充分に離れて、次のトレイがシートの受け位置に
移動して停止するまでの間は、シート排出手段からのシ
ートの排出が待たされることになり、その待ち時間分、
シート排出手段からのシートの排出の時間間隔が長くな
って、結果的に、シートの仕分け速度の高速化が制限さ
れるという問題があった。
ソータは、シートが載置されたトレイがシートの受け位
置から充分に離れて、次のトレイがシートの受け位置に
移動して停止するまでの間は、シート排出手段からのシ
ートの排出が待たされることになり、その待ち時間分、
シート排出手段からのシートの排出の時間間隔が長くな
って、結果的に、シートの仕分け速度の高速化が制限さ
れるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、シートの仕分け速度の高
速化を図ることができるソータを提供することにある。
速化を図ることができるソータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のソータは、シー
ト排出手段から排出されるシートを載置可能な複数のト
レイが上下動可能に備えられたソータにおいて、前記シ
ート排出手段はシートの排出位置が上下方向に変化可能
であり、前記シート排出手段のシート排出位置を前記ト
レイの動きに応じて上下方向に変化させる駆動手段を備
えたことを特徴とする。
ト排出手段から排出されるシートを載置可能な複数のト
レイが上下動可能に備えられたソータにおいて、前記シ
ート排出手段はシートの排出位置が上下方向に変化可能
であり、前記シート排出手段のシート排出位置を前記ト
レイの動きに応じて上下方向に変化させる駆動手段を備
えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明のソータは、シート排出手段のシート排
出位置をトレイの動きに応じて上下方向に変化させるこ
とにより、トレイの移動中におけるシートの排出動作を
も可能として、結果的に、シートの仕分け速度の高速化
を実現する。
出位置をトレイの動きに応じて上下方向に変化させるこ
とにより、トレイの移動中におけるシートの排出動作を
も可能として、結果的に、シートの仕分け速度の高速化
を実現する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0008】(第1の実施例)図1から図14は、本発
明の第1の実施例を説明するための図である。
明の第1の実施例を説明するための図である。
【0009】図1はソータの側面図、図2はソータの分
解斜視図である。これらの図において、30はシート排
出手段としてのシート排出装置であり、この排出装置3
0は、複写機等からのシートS(図5参照)を矢印A方
向に排出する。そのシートSの排出位置および排出方向
Aは、後述するように排出装置30自体の揺動によって
変化する。
解斜視図である。これらの図において、30はシート排
出手段としてのシート排出装置であり、この排出装置3
0は、複写機等からのシートS(図5参照)を矢印A方
向に排出する。そのシートSの排出位置および排出方向
Aは、後述するように排出装置30自体の揺動によって
変化する。
【0010】Tは、排出装置30から排出されるシート
Sを集積可能な複数のトレイであり、それぞれのトレイ
Tの前側(図1中の右側)の左右には、トレイピンT
P,TPが設けられている。トレイピンTPは、トレイ
キャリア1に形成されたガイド溝1A内に摺動自在に嵌
合されている。トレイTは、その後側(図1中の左側)
が上方に位置するようにトレイキャリア1に収容され、
その上面は、図1中の左上方に向かって傾斜されてい
る。そして、複数のトレイTは、トレイキャリア1に収
容されたまま、そのトレイキャリア1のガイド溝1Aに
沿って昇降され、排出装置30から排出されるシートS
を受ける所定範囲のシート受け領域と、ステイプラ2の
ステイプル位置P1において、図1のように上下のトレ
イTの前側の間隔が大きく拡開される。そのため、ソー
タのベース3上の左右のフレーム4,4には、トレイキ
ャリア1と共にトレイTを昇降させるための昇降装置1
0が備えられている。
Sを集積可能な複数のトレイであり、それぞれのトレイ
Tの前側(図1中の右側)の左右には、トレイピンT
P,TPが設けられている。トレイピンTPは、トレイ
キャリア1に形成されたガイド溝1A内に摺動自在に嵌
合されている。トレイTは、その後側(図1中の左側)
が上方に位置するようにトレイキャリア1に収容され、
その上面は、図1中の左上方に向かって傾斜されてい
る。そして、複数のトレイTは、トレイキャリア1に収
容されたまま、そのトレイキャリア1のガイド溝1Aに
沿って昇降され、排出装置30から排出されるシートS
を受ける所定範囲のシート受け領域と、ステイプラ2の
ステイプル位置P1において、図1のように上下のトレ
イTの前側の間隔が大きく拡開される。そのため、ソー
タのベース3上の左右のフレーム4,4には、トレイキ
ャリア1と共にトレイTを昇降させるための昇降装置1
0が備えられている。
【0011】本例の昇降装置10は、上下方向の軸線を
中心として回転駆動されるスクリューシャフト11,1
1を備えており、そのスクリューシャフト11の外周面
に、ピッチが変化する螺旋溝11Aが形成されて、その
螺旋溝11A内に、トレイピンTPが嵌合されている。
そして、スクリューシャフト11が回転することによ
り、トレイキャリア1と共にトレイTが上昇し、かつ螺
旋溝11Aのピッチに応じて上下のトレイTの間隔が変
化するようになっている。
中心として回転駆動されるスクリューシャフト11,1
1を備えており、そのスクリューシャフト11の外周面
に、ピッチが変化する螺旋溝11Aが形成されて、その
螺旋溝11A内に、トレイピンTPが嵌合されている。
そして、スクリューシャフト11が回転することによ
り、トレイキャリア1と共にトレイTが上昇し、かつ螺
旋溝11Aのピッチに応じて上下のトレイTの間隔が変
化するようになっている。
【0012】トレイT上の孔T1,T2,T3には、シ
ート揃え装置20のバー21、22、23が上下方向に
貫通されており、それらのバー21、22、23が左右
方向に繰り返し移動したり、トレイT上のシートSをト
レイTの前側のシートストッパT4に向かって移動させ
るように回転することによって、トレイT上のシートS
を自動的に揃えるようになっている。
ート揃え装置20のバー21、22、23が上下方向に
貫通されており、それらのバー21、22、23が左右
方向に繰り返し移動したり、トレイT上のシートSをト
レイTの前側のシートストッパT4に向かって移動させ
るように回転することによって、トレイT上のシートS
を自動的に揃えるようになっている。
【0013】図3は排出装置30の分解斜視図、図4は
排出装置30の側面図である。図1、図5から図13に
おいては、排出装置30の図示を簡略化している。図3
および図4において、31は排出装置30のケースであ
り、このケース31には、シートSの搬送路を形成する
ための下側搬送板32と上側搬送板33が備えられてい
る。そして、下側搬送板32側に備えられて矢印B方向
に回転駆動される排出ローラ34と、上側搬送板33側
に備えられたピンチローラ35との間にて、シートSを
挟んで矢印A方向に排出するようになっている。排出ロ
ーラ34は、ケース31内にて矢印B方向に回転駆動さ
れる回転軸36に取り付けられており、一方、ピンチロ
ーラ35は、板ばね37を介して上側搬送板33に弾性
的に保持されている。
排出装置30の側面図である。図1、図5から図13に
おいては、排出装置30の図示を簡略化している。図3
および図4において、31は排出装置30のケースであ
り、このケース31には、シートSの搬送路を形成する
ための下側搬送板32と上側搬送板33が備えられてい
る。そして、下側搬送板32側に備えられて矢印B方向
に回転駆動される排出ローラ34と、上側搬送板33側
に備えられたピンチローラ35との間にて、シートSを
挟んで矢印A方向に排出するようになっている。排出ロ
ーラ34は、ケース31内にて矢印B方向に回転駆動さ
れる回転軸36に取り付けられており、一方、ピンチロ
ーラ35は、板ばね37を介して上側搬送板33に弾性
的に保持されている。
【0014】ケース31自体は、その左右の側板に設け
られた回動軸45の軸線O1を中心として、左右のフレ
ーム4(図2参照)に矢印D1、D2方向に揺動自在に
軸支されている。ケース31の下部は、リンク38を介
して偏心板39に連結され、その偏心板39は、左右の
フレーム4の間の定位置に配置されたモータ40の出力
軸に連結されている。そして、このモータ40が矢印C
1、C2方向に回動することによって、排出装置30が
軸線O1を中心として上下の矢印D1,D2方向に揺動
するようになっている。図1中において、PNは排出装
置30の中立位置、PDはその下動限位置、PUはその
上動限位置である。
られた回動軸45の軸線O1を中心として、左右のフレ
ーム4(図2参照)に矢印D1、D2方向に揺動自在に
軸支されている。ケース31の下部は、リンク38を介
して偏心板39に連結され、その偏心板39は、左右の
フレーム4の間の定位置に配置されたモータ40の出力
軸に連結されている。そして、このモータ40が矢印C
1、C2方向に回動することによって、排出装置30が
軸線O1を中心として上下の矢印D1,D2方向に揺動
するようになっている。図1中において、PNは排出装
置30の中立位置、PDはその下動限位置、PUはその
上動限位置である。
【0015】また、ケース31内には、シートSの検出
手段としてのリミットスイッチ41が備えられている。
このリミットスイッチ41は、その上方にシートSが位
置したときに、そのシートSによって操作子41Aが矢
印E1方向に回動されてスイッチ動作し、その上方位置
からシートSが外れたときに、操作子41Aが矢印E2
方向に回動復帰するようになっている。
手段としてのリミットスイッチ41が備えられている。
このリミットスイッチ41は、その上方にシートSが位
置したときに、そのシートSによって操作子41Aが矢
印E1方向に回動されてスイッチ動作し、その上方位置
からシートSが外れたときに、操作子41Aが矢印E2
方向に回動復帰するようになっている。
【0016】ステイプラ2は、左右のフレーム4間に掛
け渡されたプレート5(図2参照)に、左右方向の軸線
O2を中心として回動可能に備えられており、ステイプ
ル位置P1(図1参照)に位置するトレイT上のシート
Sをステイプルできるようになっている。
け渡されたプレート5(図2参照)に、左右方向の軸線
O2を中心として回動可能に備えられており、ステイプ
ル位置P1(図1参照)に位置するトレイT上のシート
Sをステイプルできるようになっている。
【0017】次に、作用について説明する。
【0018】排出装置30と昇降装置10は関連的に駆
動制御される。本例の場合、昇降装置10は、約0.3
秒間のスクリューシャフト11の1回転動作と、約0.
3秒間のスクリューシャフト11の停止とを繰り返す。
したがって、トレイTは、スクリューシャフト11の螺
旋溝11Aの1ピッチ分ずつ間欠的に上昇または下降さ
れることになる。以下では、A.「トレイTの上昇時に
おけるシートSの仕分け動作」と、B.「トレイTの下
降時におけるシートSの仕分け動作」に分けて説明す
る。
動制御される。本例の場合、昇降装置10は、約0.3
秒間のスクリューシャフト11の1回転動作と、約0.
3秒間のスクリューシャフト11の停止とを繰り返す。
したがって、トレイTは、スクリューシャフト11の螺
旋溝11Aの1ピッチ分ずつ間欠的に上昇または下降さ
れることになる。以下では、A.「トレイTの上昇時に
おけるシートSの仕分け動作」と、B.「トレイTの下
降時におけるシートSの仕分け動作」に分けて説明す
る。
【0019】A.「トレイTの上昇時におけるシートS
の仕分け動作」 図5から図7は、トレイTの上昇時におけるシートSの
仕分け動作の中途段階を示すソータの概略側面図であ
る。これらの図において、T−1,T−2,T−3,T
−4は上下方向に隣接するトレイであり、図5のように
排出装置30が中立位置PNにある待機状態から、それ
が図6のように下動限位置PDまで下動した後、それが
トレイTの上昇に関連して図7のように中立位置PNま
で上動復帰する間に、トレイT−1に対してシートSが
排出されて仕分けられることになる。
の仕分け動作」 図5から図7は、トレイTの上昇時におけるシートSの
仕分け動作の中途段階を示すソータの概略側面図であ
る。これらの図において、T−1,T−2,T−3,T
−4は上下方向に隣接するトレイであり、図5のように
排出装置30が中立位置PNにある待機状態から、それ
が図6のように下動限位置PDまで下動した後、それが
トレイTの上昇に関連して図7のように中立位置PNま
で上動復帰する間に、トレイT−1に対してシートSが
排出されて仕分けられることになる。
【0020】以下、このようなトレイT−1に対してシ
ートSを排出して仕分けるときの動作を図8から図10
により詳細に説明する。
ートSを排出して仕分けるときの動作を図8から図10
により詳細に説明する。
【0021】まず、図8(a)のように排出装置30が
中立位置PNにある待機状態において、複写機等から搬
入されたシートSによってリミットスイッチ41がオン
となる。その後、同図(b)のようにモータ40が矢印
C2方向に所定の角度だけ回動し、排出装置30が下動
限位置PDまで下動する。これにより、排出装置30の
シート排出位置は所定距離L1(例えば、約20mm)
だけ下方にずれる。このような排出装置30の下動は、
間欠的に1回転ずつ回転駆動されるスクリューシャフト
11の停止期間の約0.3秒間に実行される。
中立位置PNにある待機状態において、複写機等から搬
入されたシートSによってリミットスイッチ41がオン
となる。その後、同図(b)のようにモータ40が矢印
C2方向に所定の角度だけ回動し、排出装置30が下動
限位置PDまで下動する。これにより、排出装置30の
シート排出位置は所定距離L1(例えば、約20mm)
だけ下方にずれる。このような排出装置30の下動は、
間欠的に1回転ずつ回転駆動されるスクリューシャフト
11の停止期間の約0.3秒間に実行される。
【0022】その後、図9(a)のように、スクリュー
シャフト11の回転が開始してトレイTが上昇する。そ
して、トレイT−2の下面が排出装置30のシート排出
位置よりも所定距離L2(例えば、15mm)だけ上方
に離れて、そのシート排出位置から排出されるシートS
がトレイT−2の後端壁部(同図中右端の壁部)に当た
る可能性がなくなったときに、排出装置30の排出ロー
ラ34が矢印B方向に回転して、シートSを矢印A方向
からトレイT−1上に排出する。このようにして、上昇
しつつあるトレイT−1に対するシートSの排出が開始
される。
シャフト11の回転が開始してトレイTが上昇する。そ
して、トレイT−2の下面が排出装置30のシート排出
位置よりも所定距離L2(例えば、15mm)だけ上方
に離れて、そのシート排出位置から排出されるシートS
がトレイT−2の後端壁部(同図中右端の壁部)に当た
る可能性がなくなったときに、排出装置30の排出ロー
ラ34が矢印B方向に回転して、シートSを矢印A方向
からトレイT−1上に排出する。このようにして、上昇
しつつあるトレイT−1に対するシートSの排出が開始
される。
【0023】そして、図9(b)のように、トレイT−
1の上面が排出装置30のシート排出位置よりも所定距
離L3だけ下がった位置まで上昇した後は、その距離L
3の落差を維持するように、モータ40を矢印C1方向
に回動させて、排出装置30をトレイT−1の上昇速度
と等しい速度で上動させる(図10(a)参照)。例え
ば、トレイTに対するシートSの排紙が良好に行われる
ときのシート排出位置とトレイTの上面との間の落差が
約15mm以上である場合には、距離L3を約15mm
とする。このように、排出装置30は、トレイT−1に
合わせ上動しつつ、シートSの排出動作を続行する。
1の上面が排出装置30のシート排出位置よりも所定距
離L3だけ下がった位置まで上昇した後は、その距離L
3の落差を維持するように、モータ40を矢印C1方向
に回動させて、排出装置30をトレイT−1の上昇速度
と等しい速度で上動させる(図10(a)参照)。例え
ば、トレイTに対するシートSの排紙が良好に行われる
ときのシート排出位置とトレイTの上面との間の落差が
約15mm以上である場合には、距離L3を約15mm
とする。このように、排出装置30は、トレイT−1に
合わせ上動しつつ、シートSの排出動作を続行する。
【0024】そして、スクリューシャフト11の1回転
が終了するまでに、図10(b)のようにトレイT−1
上へのシートSの排出が終了し、また排出装置30は中
立位置PNの待機状態に復帰し、次のシート排出動作、
つまりトレイT−1の1つ下のトレイTに対するシート
Sの排出動作に移る。
が終了するまでに、図10(b)のようにトレイT−1
上へのシートSの排出が終了し、また排出装置30は中
立位置PNの待機状態に復帰し、次のシート排出動作、
つまりトレイT−1の1つ下のトレイTに対するシート
Sの排出動作に移る。
【0025】以降、同様に、間欠的に上昇するトレイT
に対して、排出装置30が上下動を伴いながらシートS
を順次排出して、シートSを複数のトレイT上に仕分け
る。図14(a)は、このようなトレイTの上昇時にお
けるシートSの仕分け動作を説明するためのタイムチャ
ートであり、まず、t1の時点にて1枚目のシートS1
がリミットスイッチ41によって検出されたときは、ト
レイTを昇降させることなく、t2の時点にて排出装置
30の排出ローラ34を回転させて、そのシートS1を
トレイT上に排出させる。この1枚目のシートS1の排
出時には、例えば、図8(a)のトレイT−2のよう
に、中立位置PNの排出装置30から排出されるシート
の受け位置にトレイTが既に位置しているからである。
そして、シートS1の後端がリミットスイッチ41から
外れた時点t3から、所定時間後の時点t4にて、その
1枚目のシートS1の排出が終了する。
に対して、排出装置30が上下動を伴いながらシートS
を順次排出して、シートSを複数のトレイT上に仕分け
る。図14(a)は、このようなトレイTの上昇時にお
けるシートSの仕分け動作を説明するためのタイムチャ
ートであり、まず、t1の時点にて1枚目のシートS1
がリミットスイッチ41によって検出されたときは、ト
レイTを昇降させることなく、t2の時点にて排出装置
30の排出ローラ34を回転させて、そのシートS1を
トレイT上に排出させる。この1枚目のシートS1の排
出時には、例えば、図8(a)のトレイT−2のよう
に、中立位置PNの排出装置30から排出されるシート
の受け位置にトレイTが既に位置しているからである。
そして、シートS1の後端がリミットスイッチ41から
外れた時点t3から、所定時間後の時点t4にて、その
1枚目のシートS1の排出が終了する。
【0026】その後、t5の時点にて2枚目のシートS
2がリミットスイッチ41によって検出されたときは、
まず、t6の時点にて排出装置30が下動を開始してか
ら、t7の時点にてトレイTが上昇を開始する。そし
て、図9(a)のように距離L2が確保できた時点t8
にて、排出装置30の排出ローラ34が回転して、シー
トS2の排出を開始する。その後、図9(b)のように
距離L3が確保できた時点t9にて、排出装置30が上
動を開始する。そして、本例では、トレイTの上昇動作
の停止と排出装置30の中立位置PNへの復帰が終了し
た後、シートS2の後端がリミットスイッチ41から外
れた時点t9から所定時間経過した時点t10にて、そ
の2枚目のシートS2の排出が終了する。
2がリミットスイッチ41によって検出されたときは、
まず、t6の時点にて排出装置30が下動を開始してか
ら、t7の時点にてトレイTが上昇を開始する。そし
て、図9(a)のように距離L2が確保できた時点t8
にて、排出装置30の排出ローラ34が回転して、シー
トS2の排出を開始する。その後、図9(b)のように
距離L3が確保できた時点t9にて、排出装置30が上
動を開始する。そして、本例では、トレイTの上昇動作
の停止と排出装置30の中立位置PNへの復帰が終了し
た後、シートS2の後端がリミットスイッチ41から外
れた時点t9から所定時間経過した時点t10にて、そ
の2枚目のシートS2の排出が終了する。
【0027】以降、同様にして、3枚目、4枚目・・・
のシートS3,S4・・・がトレイT上に順次排出され
て仕分けられる。
のシートS3,S4・・・がトレイT上に順次排出され
て仕分けられる。
【0028】B.「トレイTの下降時におけるシートS
の仕分け動作」 トレイTの下降時に、トレイT−3に対してシートSを
排出して仕分けるときの動作を図11から図13により
詳細に説明する。
の仕分け動作」 トレイTの下降時に、トレイT−3に対してシートSを
排出して仕分けるときの動作を図11から図13により
詳細に説明する。
【0029】まず、図11(a)のように排出装置30
が中立位置PNにある待機状態において、複写機等から
搬入されたシートSによってリミットスイッチ41がオ
ンとなる。その後、同図(b)のようにモータ40が矢
印C1方向に所定の角度だけ回動し、排出装置30が上
動限位置PUまで上動する。これにより、排出装置30
のシート排出位置は所定距離L11(例えば、約20m
m)だけ上方にずれる。このような排出装置30の上動
は、間欠的に1回転ずつ回転駆動されるスクリューシャ
フト11の停止期間の約0.3秒間に実行される。
が中立位置PNにある待機状態において、複写機等から
搬入されたシートSによってリミットスイッチ41がオ
ンとなる。その後、同図(b)のようにモータ40が矢
印C1方向に所定の角度だけ回動し、排出装置30が上
動限位置PUまで上動する。これにより、排出装置30
のシート排出位置は所定距離L11(例えば、約20m
m)だけ上方にずれる。このような排出装置30の上動
は、間欠的に1回転ずつ回転駆動されるスクリューシャ
フト11の停止期間の約0.3秒間に実行される。
【0030】その後、図12(a)のように、スクリュ
ーシャフト11の回転が開始してトレイTが下降する。
そして、トレイT−3の下面が排出装置30のシート排
出位置よりも所定距離L12(例えば、15mm)だけ
下方に離れて、そのシート排出位置から排出されるシー
トSがトレイT−3の後端壁部(同図中右端の壁部)に
当たる可能性がなくなったときに、排出装置30の排出
ローラ34が矢印B方向に回転して、シートSを矢印A
方向からトレイT−3上に排出する。このようにして、
下降しつつあるトレイT−3に対するシートSの排出が
開始される。
ーシャフト11の回転が開始してトレイTが下降する。
そして、トレイT−3の下面が排出装置30のシート排
出位置よりも所定距離L12(例えば、15mm)だけ
下方に離れて、そのシート排出位置から排出されるシー
トSがトレイT−3の後端壁部(同図中右端の壁部)に
当たる可能性がなくなったときに、排出装置30の排出
ローラ34が矢印B方向に回転して、シートSを矢印A
方向からトレイT−3上に排出する。このようにして、
下降しつつあるトレイT−3に対するシートSの排出が
開始される。
【0031】そして、図12(b),図13(a)のよ
うに、排出装置30のシート排出位置とトレイT−3と
の間の距離L12の落差を維持するように、モータ40
を矢印C2方向に回動させて、排出装置30をトレイT
−3の下降速度と等しい速度で下動させる。このよう
に、排出装置30は、トレイTに合わせ下動しつつ、シ
ートSの排出動作を続行する。
うに、排出装置30のシート排出位置とトレイT−3と
の間の距離L12の落差を維持するように、モータ40
を矢印C2方向に回動させて、排出装置30をトレイT
−3の下降速度と等しい速度で下動させる。このよう
に、排出装置30は、トレイTに合わせ下動しつつ、シ
ートSの排出動作を続行する。
【0032】そして、スクリューシャフト11の1回転
が終了するまでに、図13(b)のようにトレイT−3
上へのシートSの排出が終了し、また排出装置30は中
立位置PNの待機状態に復帰し、次のシート排出動作、
つまりトレイT−4に対するシートSの排出動作に移
る。
が終了するまでに、図13(b)のようにトレイT−3
上へのシートSの排出が終了し、また排出装置30は中
立位置PNの待機状態に復帰し、次のシート排出動作、
つまりトレイT−4に対するシートSの排出動作に移
る。
【0033】以降、同様に、間欠的に下降するトレイT
に対して、排出装置30が上下動を伴いながらシートS
を順次排出して、シートSを複数のトレイT上に仕分け
る。図14(b)は、このようなトレイTの下降時にお
けるシートSの仕分け動作を説明するためのタイムチャ
ートであり、まず、t21の時点にて1枚目のシートS
1がリミットスイッチ41によって検出されたときは、
トレイTを下降させることなく、t22の時点にて排出
装置30の排出ローラ34を回転させて、そのシートS
1をトレイT上に排出させる。この1枚目のシートS1
の排出時には、例えば、図11(a)のトレイT−2の
ように、中立位置PNの排出装置30から排出されるシ
ートの受け位置にトレイTが既に位置しているからであ
る。そして、シートS1の後端がリミットスイッチ41
から外れた時点t23から、所定時間後の時点t24に
て、その1枚目のシートS1の排出が終了する。
に対して、排出装置30が上下動を伴いながらシートS
を順次排出して、シートSを複数のトレイT上に仕分け
る。図14(b)は、このようなトレイTの下降時にお
けるシートSの仕分け動作を説明するためのタイムチャ
ートであり、まず、t21の時点にて1枚目のシートS
1がリミットスイッチ41によって検出されたときは、
トレイTを下降させることなく、t22の時点にて排出
装置30の排出ローラ34を回転させて、そのシートS
1をトレイT上に排出させる。この1枚目のシートS1
の排出時には、例えば、図11(a)のトレイT−2の
ように、中立位置PNの排出装置30から排出されるシ
ートの受け位置にトレイTが既に位置しているからであ
る。そして、シートS1の後端がリミットスイッチ41
から外れた時点t23から、所定時間後の時点t24に
て、その1枚目のシートS1の排出が終了する。
【0034】その後、t25の時点にて2枚目のシート
S2がリミットスイッチ41によって検出されたとき
は、まず、t26の時点にて排出装置30が上動を開始
してから、t27の時点にてトレイTが下降を開始す
る。そして、図9(a)のように距離L12が確保でき
た時点t28にて、排出装置30の排出ローラ34が回
転して、シートS2の排出を開始すると共に、その距離
L12の落差を維持するように排出装置30が下動を開
始する。そして、本例では、トレイTの下降動作の停止
と排出装置30の中立位置PNへの復帰が終了した後、
シートS2の後端がリミットスイッチ41から外れた時
点t29がら所定時間経過した時点t30にて、その2
枚目のシートS2の排出が終了する。
S2がリミットスイッチ41によって検出されたとき
は、まず、t26の時点にて排出装置30が上動を開始
してから、t27の時点にてトレイTが下降を開始す
る。そして、図9(a)のように距離L12が確保でき
た時点t28にて、排出装置30の排出ローラ34が回
転して、シートS2の排出を開始すると共に、その距離
L12の落差を維持するように排出装置30が下動を開
始する。そして、本例では、トレイTの下降動作の停止
と排出装置30の中立位置PNへの復帰が終了した後、
シートS2の後端がリミットスイッチ41から外れた時
点t29がら所定時間経過した時点t30にて、その2
枚目のシートS2の排出が終了する。
【0035】以降、同様にして、3枚目、4枚目・・・
のシートS3,S4・・・がトレイT上に順次排出され
て仕分けられる。
のシートS3,S4・・・がトレイT上に順次排出され
て仕分けられる。
【0036】(第2の実施例)図15は、本発明の第2
の実施例を説明するための図であり、本実施例では、排
出装置30の上下の移動タイミングのみが上述した第1
の実施例と相違する。
の実施例を説明するための図であり、本実施例では、排
出装置30の上下の移動タイミングのみが上述した第1
の実施例と相違する。
【0037】すなわち、トレイTの上昇時は、図15
(a)のように、トレイTの上昇開始の時点t11にて
排出装置30が下動を開始し、排出ローラ34の回転に
よるシートSの排出開始時点t8にて排出装置30が上
動を開始する。一方、トレイTの下降時は、図15
(b)のように、トレイTの下降開始の時点t27にて
排出装置30が上動を開始し、排出ローラ34の回転に
よるシートSの排出開始時点t28にて排出装置30が
下動を開始する。本例の場合は、シートSの排出開始時
点t8、t28において、シートSがトレイT上に確実
に排出できるようなトレイTと排出装置30との位置関
係が整って、前述した距離L3,L12が確保されてい
ることになる。したがって、それらの距離L3,L12
が確保されるまでの待ち時間が不要となり、その分、シ
ートSの仕分け速度をより高速化できることになる。
(a)のように、トレイTの上昇開始の時点t11にて
排出装置30が下動を開始し、排出ローラ34の回転に
よるシートSの排出開始時点t8にて排出装置30が上
動を開始する。一方、トレイTの下降時は、図15
(b)のように、トレイTの下降開始の時点t27にて
排出装置30が上動を開始し、排出ローラ34の回転に
よるシートSの排出開始時点t28にて排出装置30が
下動を開始する。本例の場合は、シートSの排出開始時
点t8、t28において、シートSがトレイT上に確実
に排出できるようなトレイTと排出装置30との位置関
係が整って、前述した距離L3,L12が確保されてい
ることになる。したがって、それらの距離L3,L12
が確保されるまでの待ち時間が不要となり、その分、シ
ートSの仕分け速度をより高速化できることになる。
【0038】(第3の実施例)図16から図18は、本
発明の第3の実施例を説明するための図である。本実施
例では、前述した実施例と同様に間欠的に昇降するトレ
イTにシートSを排出するときに、排出装置30が上動
限位置PUと下動限位置PDとの間にて1往復する。以
下では、A.「トレイTの上昇時におけるシートSの仕
分け動作」と、B.「トレイTの下降時におけるシート
Sの仕分け動作」に分けて説明する。
発明の第3の実施例を説明するための図である。本実施
例では、前述した実施例と同様に間欠的に昇降するトレ
イTにシートSを排出するときに、排出装置30が上動
限位置PUと下動限位置PDとの間にて1往復する。以
下では、A.「トレイTの上昇時におけるシートSの仕
分け動作」と、B.「トレイTの下降時におけるシート
Sの仕分け動作」に分けて説明する。
【0039】A.「トレイTの上昇時におけるシートS
の仕分け動作」 図16から図18は、トレイTの上昇時におけるシート
Sの仕分け動作の中途段階を示すソータの概略側面図で
ある。
の仕分け動作」 図16から図18は、トレイTの上昇時におけるシート
Sの仕分け動作の中途段階を示すソータの概略側面図で
ある。
【0040】まず、トレイTの間欠的な上昇前に、図1
6のように、排出装置30を下動限位置PDまで下動さ
せて、シートSを受け取るべきトレイT−1上にシート
Sの排出方向を向けておく。そして、トレイTが上昇す
るときに、トレイT−1の上昇速度に合わせて、排出装
置30を上動させつつ排出ローラ34を回転させて、シ
ートSをトレイT−1上に排出する。排出装置30は、
このようにトレイT−1の上昇に追随し、そのトレイT
−1と所定距離の落差(例えば、前述した実施例におけ
る距離L3の落差)を維持しつつシートSを排出し、図
17のように中立位置PNを通過して、図18のように
上動限位置PUにまで上動する。そして、排出装置30
の上動限位置PUへの到達に前後して、トレイTの上昇
動作が終了し、トレイT−1上へのシートSの排出が終
了する。その後、トレイTの次の間欠的な上昇前に、図
16のように、偏心板39をさらに半回転させて排出装
置30を下動限位置PDまで下動させ、次のシートSの
排出動作に移る。
6のように、排出装置30を下動限位置PDまで下動さ
せて、シートSを受け取るべきトレイT−1上にシート
Sの排出方向を向けておく。そして、トレイTが上昇す
るときに、トレイT−1の上昇速度に合わせて、排出装
置30を上動させつつ排出ローラ34を回転させて、シ
ートSをトレイT−1上に排出する。排出装置30は、
このようにトレイT−1の上昇に追随し、そのトレイT
−1と所定距離の落差(例えば、前述した実施例におけ
る距離L3の落差)を維持しつつシートSを排出し、図
17のように中立位置PNを通過して、図18のように
上動限位置PUにまで上動する。そして、排出装置30
の上動限位置PUへの到達に前後して、トレイTの上昇
動作が終了し、トレイT−1上へのシートSの排出が終
了する。その後、トレイTの次の間欠的な上昇前に、図
16のように、偏心板39をさらに半回転させて排出装
置30を下動限位置PDまで下動させ、次のシートSの
排出動作に移る。
【0041】B.「トレイTの下降時におけるシートS
の仕分け動作」 トレイTの下降時におけるシートSの仕分け動作は、前
述したトレイTの上昇時における動作とは逆であり、排
出装置30は、図18、図17、図16の順に動作し
て、トレイT−1上にシートSを排出する。
の仕分け動作」 トレイTの下降時におけるシートSの仕分け動作は、前
述したトレイTの上昇時における動作とは逆であり、排
出装置30は、図18、図17、図16の順に動作し
て、トレイT−1上にシートSを排出する。
【0042】すなわち、トレイTの間欠的な下降前に、
図18のように、排出装置30を上動限位置PUまで上
動させて、シートSを受け取るべきトレイT−1上にシ
ートSの排出方向を向けておく。そして、トレイTが下
降するときに、トレイT−1の下降速度に合わせて、排
出装置30を下動させつつ排出ローラ34を回転させ
て、シートSをトレイT−1上に排出する。排出装置3
0は、このようにトレイT−1の下降に追随し、そのト
レイT−1と所定距離の落差(例えば、前述した実施例
における距離L12の落差)を維持しつつシートSを排
出し、図17のように中立位置PNを通過して、図16
のように下動限位置PDにまで下動する。そして、排出
装置30の下動限位置PDへの到達に前後して、トレイ
Tの下降動作が終了し、トレイT−1上へのシートSの
排出が終了する。その後、トレイTの次の間欠的な下降
前に、図18のように、排出装置30を上動限位置PU
まで上動させて、次のシートSの排出動作に移る。
図18のように、排出装置30を上動限位置PUまで上
動させて、シートSを受け取るべきトレイT−1上にシ
ートSの排出方向を向けておく。そして、トレイTが下
降するときに、トレイT−1の下降速度に合わせて、排
出装置30を下動させつつ排出ローラ34を回転させ
て、シートSをトレイT−1上に排出する。排出装置3
0は、このようにトレイT−1の下降に追随し、そのト
レイT−1と所定距離の落差(例えば、前述した実施例
における距離L12の落差)を維持しつつシートSを排
出し、図17のように中立位置PNを通過して、図16
のように下動限位置PDにまで下動する。そして、排出
装置30の下動限位置PDへの到達に前後して、トレイ
Tの下降動作が終了し、トレイT−1上へのシートSの
排出が終了する。その後、トレイTの次の間欠的な下降
前に、図18のように、排出装置30を上動限位置PU
まで上動させて、次のシートSの排出動作に移る。
【0043】このように、本実施例の場合は、排出装置
30が広範囲に亘ってトレイTの動きに追従して上下動
するため、トレイTの移動中にシートSの排出時間を充
分に確保できることになる。
30が広範囲に亘ってトレイTの動きに追従して上下動
するため、トレイTの移動中にシートSの排出時間を充
分に確保できることになる。
【0044】(他の実施例)トレイTは、連続的に昇降
させるようにしてもよい。例えば、前述した第1の実施
例において、トレイTを連続的に上昇させた場合には、
図8から図10までの排出装置30の動作によって、連
続的に上昇するトレイT−1に対してシートSが排出さ
れることになる。この場合、図8(b)のように排出装
置30が下動限位置PDまで下動した時点において、図
9(a)のように距離L2を確保できる位置までトレイ
T−1を上昇させることにより、排出装置30から直ち
にシートSを排出させることができる。一方、前述した
第1の実施例において、トレイTを連続的に下降させた
場合には、図11から図13までの排出装置30の動作
によって、連続的に下降するトレイT−3に対してシー
トSが排出されることになる。この場合、図11(b)
のように排出装置30が上動限位置PUまで上動した時
点において、図12(a)のように距離L12を確保で
きる位置までトレイT−3を下降させることにより、排
出装置30から直ちにシートSを排出させることができ
る。
させるようにしてもよい。例えば、前述した第1の実施
例において、トレイTを連続的に上昇させた場合には、
図8から図10までの排出装置30の動作によって、連
続的に上昇するトレイT−1に対してシートSが排出さ
れることになる。この場合、図8(b)のように排出装
置30が下動限位置PDまで下動した時点において、図
9(a)のように距離L2を確保できる位置までトレイ
T−1を上昇させることにより、排出装置30から直ち
にシートSを排出させることができる。一方、前述した
第1の実施例において、トレイTを連続的に下降させた
場合には、図11から図13までの排出装置30の動作
によって、連続的に下降するトレイT−3に対してシー
トSが排出されることになる。この場合、図11(b)
のように排出装置30が上動限位置PUまで上動した時
点において、図12(a)のように距離L12を確保で
きる位置までトレイT−3を下降させることにより、排
出装置30から直ちにシートSを排出させることができ
る。
【0045】勿論、前述した第2および第3の実施例に
おいて、トレイTを連続的に昇降させるようにしてもよ
い。
おいて、トレイTを連続的に昇降させるようにしてもよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のソータ
は、シート排出手段のシート排出位置をトレイの動きに
応じて上下方向に変化させる構成であるから、トレイの
移動中にもシートを排出させることができ、結果的に、
シートの仕分け速度の高速化を図ることができる。
は、シート排出手段のシート排出位置をトレイの動きに
応じて上下方向に変化させる構成であるから、トレイの
移動中にもシートを排出させることができ、結果的に、
シートの仕分け速度の高速化を図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例のソータの概略側面図で
ある。
ある。
【図2】図1に示すソータの要部の分解斜視図である。
【図3】図2に示す排出装置の分解斜視図である。
【図4】図2に示す排出装置の側面図である。
【図5】図1に示すソータのトレイ上昇時におけるシー
ト排出動作の初期段階を説明するための概略側面図であ
る。
ト排出動作の初期段階を説明するための概略側面図であ
る。
【図6】図1に示すソータのトレイ上昇時におけるシー
ト排出動作の中途段階を説明するための概略側面図であ
る。
ト排出動作の中途段階を説明するための概略側面図であ
る。
【図7】図1に示すソータのトレイ上昇時におけるシー
ト排出動作の終期段階を説明するための概略側面図であ
る。
ト排出動作の終期段階を説明するための概略側面図であ
る。
【図8】図1に示すソータのトレイ上昇時におけるシー
ト排出動作の初期段階を説明するための要部の側面図で
ある。
ト排出動作の初期段階を説明するための要部の側面図で
ある。
【図9】図1に示すソータのトレイ上昇時におけるシー
ト排出動作の中途段階を説明するための要部の側面図で
ある。
ト排出動作の中途段階を説明するための要部の側面図で
ある。
【図10】図1に示すソータのトレイ上昇時におけるシ
ート排出動作の終期段階を説明するための要部の側面図
である。
ート排出動作の終期段階を説明するための要部の側面図
である。
【図11】図1に示すソータのトレイ下降時におけるシ
ート排出動作の初期段階を説明するための要部の側面図
である。
ート排出動作の初期段階を説明するための要部の側面図
である。
【図12】図1に示すソータのトレイ下降時におけるシ
ート排出動作の中途段階を説明するための要部の側面図
である。
ート排出動作の中途段階を説明するための要部の側面図
である。
【図13】図1に示すソータのトレイ下降時におけるシ
ート排出動作の終期段階を説明するための要部の側面図
である。
ート排出動作の終期段階を説明するための要部の側面図
である。
【図14】図1に示すソータのトレイ上昇時および下降
時におけるシート排出動作を説明するためのタイミング
チャートである。
時におけるシート排出動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図15】本発明の第2の実施例のソータのトレイ上昇
時および下降時におけるシート排出動作を説明するため
のタイミングチャートである。
時および下降時におけるシート排出動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【図16】本発明の第3の実施例のソータのトレイ上昇
時におけるシート排出動作の初期段階を説明するための
概略側面図である。
時におけるシート排出動作の初期段階を説明するための
概略側面図である。
【図17】本発明の第3の実施例のソータのトレイ上昇
時におけるシート排出動作の中途段階を説明するための
概略側面図である。
時におけるシート排出動作の中途段階を説明するための
概略側面図である。
【図18】本発明の第3の実施例のソータのトレイ上昇
時におけるシート排出動作の終期段階を説明するための
概略側面図である。
時におけるシート排出動作の終期段階を説明するための
概略側面図である。
1 トレイキャリア 10 昇降装置 30 シート排出装置(シート排出手段) 31 ケース 32 下側搬送板 33 上側搬送板 34 排出ローラ 35 ピンチローラ 38 リンク 39 偏心板 40 モータ T トレイ S シート
Claims (8)
- 【請求項1】 シート排出手段から排出されるシートを
載置可能な複数のトレイが上下動可能に備えられたソー
タにおいて、 前記シート排出手段はシートの排出位置が上下方向に変
化可能であり、 前記シート排出手段のシート排出位置を前記トレイの動
きに応じて上下方向に変化させる駆動手段を備えたこと
を特徴とするソータ。 - 【請求項2】 前記駆動手段は、前記シート排出手段が
シートを排出するときに、そのシートを載置すべきトレ
イの移動方向に前記シート排出手段を移動させることを
特徴とする請求項1に記載のソータ。 - 【請求項3】 前記駆動手段は、前記シート排出手段が
シートを排出するときに、まず、そのシートを載置すべ
きトレイの移動方向とは逆の方向から前記シート排出手
段を該トレイの所定距離上方まで移動させた後、該トレ
イの移動方向に前記シート排出手段を移動させることを
特徴とする請求項1に記載のソータ。 - 【請求項4】 前記駆動手段は、前記トレイの移動方向
に前記シート排出手段を移動させるときに、前記シート
排出手段の位置を、該シート排出手段から排出されるシ
ートを載置すべき前記トレイの所定距離上方に維持する
ことを特徴とする請求項1に記載のソータ。 - 【請求項5】 前記駆動手段は、前記トレイの移動方向
に前記シート排出手段を移動させるときの移動速度を前
記トレイの移動速度と略同一としたことを特徴とする請
求項2または3に記載のソータ。 - 【請求項6】 前記シート排出手段は、上下方向に揺動
可能に軸支されていることを特徴とする請求項1から5
のいずれかに記載のソータ。 - 【請求項7】 前記駆動手段は、駆動源の回転運動を前
記シート排出手段の上下方向運動に変換するクランク機
構を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか
に記載のソータ。 - 【請求項8】 前記複数のトレイは連続的に上下動され
るものであることを特徴とする請求項1から7のいずれ
かに記載のソータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15817895A JPH092731A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | ソータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15817895A JPH092731A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | ソータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH092731A true JPH092731A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15665981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15817895A Pending JPH092731A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | ソータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH092731A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007045312B4 (de) * | 2006-09-29 | 2015-09-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Scheinwerfereinrichtung für ein Kraftrad |
JP2016155300A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 理想科学工業株式会社 | 封書作成装置 |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP15817895A patent/JPH092731A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007045312B4 (de) * | 2006-09-29 | 2015-09-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Scheinwerfereinrichtung für ein Kraftrad |
JP2016155300A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 理想科学工業株式会社 | 封書作成装置 |
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