JP5582403B2 - 封入封緘システム - Google Patents

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Description

本発明は、封筒に封入物を封入して封緘する封入封緘システムに関するものである。
近年、コピー・プリンター等の画像形成装置や画像形成システムにおいて、それらから出力される印刷物に対する後処理として多種多様な要求が高まってきており、より多彩な後処理が可能な後処理装置及びその装置を備えたシステムが求められてきている。このような後処理装置として、画像が形成されて出力された用紙(印刷物)を封筒に入れる封入装置、封入された封筒に封をする封緘装置、及びその両方の機能を持った封入封緘装置が提案されている。また、これらの装置を画像形成装置にインラインで接続することにより、画像形成処理から封入封緘処理まで自動で行うことができるシステムが既に知られている。
また、画像が形成された複数の出力用紙をステープル等の綴じ処理で後処理した印刷物を複数部数作成する場合、『試しコピー』ボタンで最初の一部目だけ作成して完成物の確認ができる動作モードを実行するように制御され、続けて残りの部数を作成する画像形成装置が既に知られている。
また、特許文献1には、複数種類の紙葉類(封入物)をそれぞれ供給する複数の紙葉類供給装置を備え、複数の紙葉類供給装置からの紙葉類の組合せの変更が検知されたときに、システムの稼働を自動的に停止させることにより、封筒の内容物を容易に確認できるようにした封入封緘システムが開示されている。
しかしながら、上記画像形成処理から封入封緘処理まで自動で行う従来の封入封緘システムでは、封緘処理によって封筒のフラップ部(マチ)に糊付けされてしまうため、封筒に封入され封入物の内容や仕上がり状態(例えば、折り加工状態)を確認ができないという問題がある。前述の『試しコピー』ボタンによる動作モードのように最初の一部目だけを試しに処理する動作モードを実行したとしても、封筒が封緘されてしまうため、やはり封筒内の封入物の内容や仕上がり状態を確認ができない。
また、上記引用文献1の封入封緘システムでは、複数の紙葉類供給装置からの紙葉類(封入物)の組合せの変更がないときにはシステムの稼働が停止しないので、封筒の内容物を確認できないという問題がある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、利用者の選択に応じて、封筒に封入される封入物の内容や仕上がり状態を確認した状態で複数部数の封入封緘処理を行うことができる封入封緘システムを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、封筒に封入物を封入する封入手段と、該封筒に封をする封緘手段とを備えた封入封緘システムであって、前記封入手段による封入及び前記封緘手段による封緘の両方を行う第一の動作モードと、前記封入手段による封入を行い前記封緘手段による封緘を行わない第二の動作モードとを有し、前記第一の動作モード及び前記第二の動作モードのいずれか一方を選択するための動作モード選択手段と、前記封筒における封入物の封入状態を確認する封入確認モードを選択するための封入確認モード選択手段と、前記第一の動作モードと前記封入確認モードとが選択された状態で複数の出力部数の封入封緘処理の実行指示があったとき、前記複数の出力部数のうち少なくとも最初の一部の封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行し、封入封緘処理の動作をいったん停止し、その後、前記複数の出力部数のうち最初の一部を除いた少なくとも残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行する制御手段と、備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の封入封緘システムにおいて、前記第二の動作モードで実行する部数を入力するための部数入力手段を備え、前記制御手段は、前記第一の動作モードと前記封入確認モードとが選択された状態で前記複数の出力部数の封入封緘処理の実行指示があったとき、前記部数入力手段で入力された部数の封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行することが特徴とする封入封緘システム。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の封入封緘システムにおいて、前記第二の動作モードが実行される部数をあらかじめ設定可能なことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの封入封緘システムにおいて、前記少なくとも残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行する継続動作を指示するための継続動作指示手段を備え、前記制御手段は、前記少なくとも最初の一部の封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行していったん停止した後、前記継続動作指示手段による継続動作の指示があったときに、前記少なくとも残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの封入封緘システムにおいて、前記停止の後の前記第一の動作モードで実行される封入封緘処理の部数として、前記停止の前に前記第二の動作モードで実行される封入封緘処理の部数を前記出力部数から差し引いた残りの部数、及び前記出力部数のいずれか一方の部数を選択するための部数選択手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの封入封緘システムにおいて、前記封入物の設定変更を選択するための設定変更選択手段と、操作表示手段とを備え、前記制御手段は、前記停止の後、前記設定変更選択手段で前記封入物の設定変更が選択されたとき、封入物に関する現在の設定内容を前記操作表示手段に表示し、前記設定内容に対する修正を受け付けることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかの封入封緘システムにおいて、所定の部数間隔ごとに封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行し、封入封緘処理の動作をいったん停止し、その後、残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の封入封緘システムにおいて、前記所定の部数間隔の設定が変更可能であることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれかの封入封緘システムにおいて、前記封入手段及び前記封緘手段で処理される前記封筒及び前記封入物の少なくとも一方に画像を形成する画像形成手段を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、封入手段による封入及び封緘手段による封緘の両方を行う第一の動作モードと、封入手段による封入を行い封緘手段による封緘を行わない第二の動作モードとを有する。利用者は、複数の出力部数の封入封緘処理の実行指示を行う場合、その封入封緘処理の動作モードとして第一の動作モードを選択するとともに、封筒における封入物の封入状態を確認する封入確認モードを選択することができる。このように第一の動作モードと封入確認モードとが選択された状態で複数の出力部数の封入封緘処理の実行指示があったとき、複数の出力部数のうち少なくとも最初の一部の封入封緘処理を封緘を行わない第二の動作モードで実行し、封入封緘処理の動作をいったん停止する。この第二の動作モードが実行された前記少なくとも最初の一部の封筒については封緘されていないので、封筒に封入される封入物の内容や仕上がり状態を確認できる。この確認の後、前記複数の出力部数のうち最初の一部を除いた少なくとも残りの部数の封入封緘処理を、封入及び封緘の両方を行う第一の動作モードで実行することにより、前記少なくとも残りの部数について封緘まで完了した封入封緘処理を行うことができる。以上のように、利用者の選択に応じて、封筒に封入される封入物の内容や仕上がり状態を確認した状態で複数部数の封入封緘処理を行うことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体構成の一例を示す正面図。 同画像形成システムの制御系の構成の一例を示すブロック図。 同画像形成システムの封入装置の内部構造の一例を示す構成図。 同画像形成システムの封入封緘装置における封筒チャック部の要部構成の一例を示す説明図。 同封筒チャック部において封筒が開口部を開封マイラの下端よりも下側で保持された状態を示す説明図。 封筒チャック部において封筒内に開封マイラの下端が入り込んだ状態を示す説明図。 チャックコロの逆回転を停止させ、封筒の上昇動作が停止するときの状態を示す斜視図。 封入封緘装置のパックユニットの構成の一例を示す正面図。 画像形成装置の上部に設置される操作パネルの一例を示す正面図。 同操作パネルの操作表示画面の表示例を示す説明図。 封入封緘処理時における試しコピーの処理の一例を示すフローチャート。 封入封緘処理時におけるお試しモードで処理するお試し処理部数を変更することができる操作表示画面の一例を示す説明図。 封入封緘処理時におけるお試しモードの動作で出力後の継続確認をする継続確認用画面の一例を示す説明図。 封入封緘処理時におけるお試しモードの動作実行間隔(部数のインターバル)を変更することができる操作表示画面の一例を示す説明図。
以下、本発明を画像形成装置を備えた封入封緘システムとしての画像形成システムに適用した実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体構成の一例を示す正面図である。同図において、本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成手段としての画像形成装置1と封入封緘装置3とを備える。図示の例は、画像形成装置1がMFP(複合機)の場合について示している。封入封緘装置3は、封筒に封入物(用紙)を封入する封入手段、及び封入物が封入された封筒を封緘する封緘手段として機能する。画像形成装置1の上部には、表示手段としての表示装置付きの操作パネル1Aと、自動原稿給送装置(以下、ADF[Automatic Document Feeder]という。)1Cとが設けられている。また、画像形成装置1の下部には用紙供給手段としての複数の給紙段1Bを備えている。封筒、及びその封筒に封入される封入物(用紙)は、複数の給紙段1Bのいずれかにセットされている。給紙段1Bから供給された封筒及び封入物はそれぞれ、画像形成装置1により必要に応じて画像が形成され、封入封緘装置3に搬送される。封入封緘装置3では、封入封緘処理の指示内容に従い、画像形成装置1から搬送されてきた封筒及び封入物について、封緘を伴わない封入処理のみを実行したり、封入処理と封緘処理の両方を実行したりする。封入封緘装置3で処理が終了した出力物である封入済みの封筒は、出力手段としての積載トレイ3A上に排出される。なお、封入封緘装置3で処理する封筒及び封入物の少なくとも一方は、画像形成装置1と封入封緘装置3との間に配置した挿入供給手段としての挿入装置(インサータ)から供給してもよい。
図2は、図1に示した画像形成システムの制御系の構成の一例を示すブロック図である。図2において、本画像形成システムは、装置間でオンラインの制御ができるように、画像形成装置1に対して封入封緘装置3が接続されている。画像形成装置1及び封入封緘装置3はそれぞれ、制御手段としてのCPU1U,3U、通信ポート1P,3P、及び、図示しない記憶手段としてのRAMなどのメモリを備えている。また、画像形成装置1と封入封緘装置3との間は通信ポート1P,3Pにより相互に通信可能となっている。操作パネル1Aは、画像形成装置1に図示しないI/Fにより接続され、画像形成装置1のCPU1Uからの表示指示により後述の表示が実行される。また、操作パネル1Aからのキー入力若しくはタッチ入力により、画像形成装置1に対してユーザから操作入力が行われる。
操作パネル1Aは、CPU1Uと連携し、封入封緘処理の動作モードとして第一の動作モード及び第二の動作モードのいずれか一方を選択するための動作モード選択手段、並びに、封筒における封入物の封入状態を確認する封入確認モードを選択するための封入確認モード選択手段、として機能する。ここで、前記第一の動作モードは、封入封緘装置3による封入及び封緘の両方を行う動作モードであり、前記第二の動作モードは、封入封緘装置3による封入を行い封緘を行わない動作モードである。
図3は、本実施形態における封入封緘装置3の内部構造の一例を示す構成図である。
<封筒の処理・搬送>
図3の封入封緘装置3において、封筒は次のように搬送される。給紙装置1Bにセットされた封筒は画像形成装置1内に給紙され、宛名等を画像形成された後に封入封緘装置3へ搬送されてくる。前述のとおり、封筒は、画像形成装置1と封入封緘装置3との間に接続する挿入装置(インサータ)から給紙してもよい。
図示の例では、封筒はまず入口搬送路9に搬入されてくる。入口センサ8Aにて封筒が検知された後、各搬送ローラが駆動して封筒の搬送が開始される。なお、各搬送ローラの駆動は、画像形成装置1からの指示により回転を開始する構成でもよい。
分岐爪11は上搬送路12に導く位置へ移動しており、封筒は上搬送路12へ搬送されていく。更に分岐爪13は封筒搬送路14に導く位置へ移動しており、封筒は封筒搬送路14へ搬送されていく。チャックコロ対23にて封筒のフラップを噛んだ状態に保持し、封入物としての用紙が封入されてくるのを待つ。このとき、揺動コロ対25は矢印の方向へ退避しており、封筒とは接しない位置にいる。
<封入物の処理・搬送>
また、図3の封入封緘装置3において、封筒に封入される封入物は次のように処理されて搬送される。ADF2にて原稿が読み取られた後、対応する用紙が給紙装置1Bから画像形成装置1内に給紙され、画像形成された後に封入封緘装置3の入口搬送路9に搬入されてくる。入口センサ8Aにて封入物が検知された後、各搬送ローラが駆動して封入物の搬送が開始される。なお、各搬送ローラの駆動は、画像形成装置1からの指示により回転を開始する構成でもよい。
封入物が搬送路12に搬送された後、更に分岐爪13は封入物搬送路15に導く位置へ移動しており、封入物は封入物搬送路15へ搬送されていく。封入物は封入物排紙センサ16を通過し、中間トレイ18へ排出される。中間トレイ18に排出された後、戻しコロ17は中間トレイ18に接する位置へ移動し、封入物を後端ストッパ21の方向へ搬送する。搬送完了後、サイドジョガー対20にて整合動作を行う。封筒に封入する全ての封入物が揃うまで同じ動作を繰り返す。
<封入処理>
また、図3の封入封緘装置3において、封入物の封筒への封入は次のように行われる。封入物が全て中間トレイ18上に積載された後、後端ストッパ21は矢印の方向へ退避する。退避後、先端ストッパ19は矢印の方向へ移動を開始し、封入物束はパックユニット22内へ搬送される。パックユニット22への搬送が完了した後、パックユニット22は矢印の方向へ移動し、チャックコロ対23部にある封筒へパックユニット22内の搬送ローラにて搬送され封入される。封入完了後、揺動コロ対25は矢印と逆方向に移動し、封筒を搬送路26へ搬送を開始する。
<封緘処理>
また、図3の封入封緘装置3において、封入物が封入された封筒の封緘は次のように行われる。封入物が封入された封筒は搬送路26を経由し、封筒方向転換ポケット29内に挿入され、その封筒方向転換ポケット29の下端に設けられたセンサ30により封筒の挿入が検知される。封筒が封筒方向転換ポケット29に挿入された後、封筒のフラップの糊付部に湿化部材27が接触し、フラップの糊付部を水で濡らす。湿化部材27の一部には水保持部28が設けられており、この部分がフラップの糊付部と接触する。湿化部材27によりフラップの糊付部が水で濡らされると、封筒方向転換ポケット29内に一旦収納された封筒は、フラップが未だ開いている状態で、フラップから駆動排出ローラ31及び従動排出ローラ32の回転により、これらのローラ31,32間に噛み込まれ、フラップが封筒に重ねられてローラ31,32間の押圧力により両者が接着固定される。そして、この封緘された封筒はローラ32,33間を通り、排出搬送路34を搬送され、封入封緘装置3の積載トレイ3A上に排出される。
図4は、封入封緘装置3における封筒チャック部の要部構成の一例を示す説明図である。同図において、封筒チャック部38は、封筒搬送路(縦搬送路)14の最下流に設けられ、上下方向に互いに圧接して回転可能な一対のチャックコロ20,36(ローラであってもよい)とからなる。チャックコロ20,36の上流側の封筒搬送路14には、チャックコロ20,36のニップ部に封筒Pfを案内する封筒ガイド35,39と、封筒検知用センサ37とが設けられ、下側のチャックコロ20の一部に弾性変形可能なシート状の開封部材となる開封マイラ21の一部が当接している。封筒検知用センサ37はニップ部の搬送上流側に設けられ、開封マイラ21は、チャックコロ20,36によって保持される封筒Pfの開口部内に一部を挿入させることによって封筒を開封し得る位置に配設されている。
チャックコロ20,36は、略垂直方向に並んで配置され、互いに圧接している。また、封筒ガイド35,39は、封筒Pfを封筒搬送路(縦搬送路)14から用紙が移送される位置へ案内してチャックコロ20,36のニップ部へ導くと共に、チャックコロ20,36に達した封筒Pfをさらに下方へ導き、その際に封筒を下側のチャックコロ20に略沿わせて案内する。
開封マイラ21は、例えば薄いフィルム状の樹脂材で形成され、チャックコロ20に近接して配設されている。開封マイラ21の上端側は固定されており、通常は下端部より少し上側の部分が下側のチャックコロ20に材料自身の持つ弾性力によって所定の加圧力で当接している。
図5は、封筒チャック部38において封筒Pfの開口部Ponを開封マイラ21の下端よりも下側で保持された状態を示す説明図である。図6は、封筒チャック部38において封筒内に開封マイラ21の下端が入り込んだ状態を示す説明図である。
封筒チャック部38は、封筒Pfが下方へ向けて搬送されてくると、それを封筒ガイド35,39によってチャックコロ20,36間に案内する。次に、封筒Pfは、それぞれ回転するチャックコロ20,36の搬送力によってチャックコロ20と開封マイラ21との間へ送られ、封筒Pfのフラップ(封筒代)Pfcの部分がチャックコロ20,36によって互いに挟持される位置で停止させる。この位置は、センサ37がフラップPfcの端部の通過を検知した位置であり、CPU3Uは、チャックコロ20,36を回転駆動する図示しない駆動モータの回転を停止させる。これにより、封筒Pfは停止する。このとき、封筒Pfの開口部Ponは同図に示すように開封マイラ21の下端21aよりも下側に位置する。
次に、CPU3Uはチャックコロ20,36を逆回転させる(矢示E方向)。これにより、封筒Pfがスイッチバックして封筒搬送路(縦搬送路)14を上方向に搬送される。その際、開封マイラ21は自己の弾性力によって下端側が封筒のフラップPfcの部分に接しているので、その開封マイラの下端21aが図6に示すように封筒の開口部Pon内に入り込む。この状態で、チャックコロ20,36の逆回転を停止させることにより、封筒Pfの上昇動作が止まる。用紙を封筒内へ案内する際には、図6に示すように下端21a側を封筒の開口部Pon内に挿入し、パックユニット19によって移送される用紙Pをその開口部Pon内に導く。
図7は、チャックコロの逆回転を停止させ、封筒の上昇動作が停止するときの状態を示す斜視図である。封筒Pfは、同図に示すように開封マイラ21の下端21aが封筒Pfの開口部Pon内に挿入された開封状態にセットされる。
図8は、封入封緘装置3のパックユニット19の構成の一例を示す正面図である。同図において、パックユニット19は、上パック部40と下パック部41とからなり、その上パック部40に上コロ42が、下パック部に下コロ43がそれぞれ回転可能に取り付けられている。また、上下のパック部40,41の右端側には挿入ガイド44,45が回動可能に取り付けられている。挿入ガイド44,45は、基端側が上下のバック部40,41に回動可能に支持され、両者は弱いバネによって先端側が互いに接近するように付勢されている。これにより、束状の封入物(用紙P)が挿入ガイド44,45間を通過する際には、両挿入ガイド44,45が押し開かれ、封入物(用紙)は大きな抵抗を受けることなく搬送される。
パックユニット19は、パックユニット19を回動可能に支持する支軸49を支点に回動し、図7に示した状態で待機した開封マイラ21とフラップPfcとの間に両挿入ガイド44,45が挿入される。この状態で前述のように退避後先端ストッパ16が矢印の方向へ移動し、上下のコロ42,43が駆動され、封入物は、両挿入ガイド44,45間を通って封筒内に搬送される。
図9は、画像形成装置1の上部に設置されている操作パネル1Aの一例を示す正面図である。同図において、操作パネル1Aは、操作表示部(表示モニター部)a、テンキーb、ストップキーc、スタートキーd、電源キーe、機能選択キー群f、及び、「試しコピー」キーgを備えている。操作表示画面900にメッセージや入力キーが階層表示され、テンキーbは数字入力を行う。ストップキーcは処理の停止を入力し、スタートキーdは画像形成開始のトリガー信号を付与する。電源キーeは電源のON/OFFを制御する。機能選択キー群fは、コピー、プリンタ、スキャナなどの各機能を選択するためキーが複数設置されたものである。「試しコピー」キーgは、封筒における封入物の封入状態を確認する封入確認モード(以下「お試しモード」という。)を選択するための封入確認モード選択手段として用いられる。
図10は、同操作パネル1Aの操作表示部aに表示されている操作表示画面900の一例を示す説明図である。なお、本実施形態では、給紙段1Bの1段目に、A4Yサイズの用紙がセットされ、給紙段1Bの2段目に、A4Yサイズの用紙が入る封筒がセットされているものとする。
図10において、封入封緘処理を行うため、「封入/封緘」のタブ901を押下する。すると、「封入/封緘」のサブ画面902に、「封筒設定」ボタン903及び「封入物設定」ボタン904のほか、封入封緘動作のお試しモードの設定用として、「封緘処理をする」ボタン905と、「封緘処理をしない」ボタン906とが表示される。これらの「封緘処理をする」ボタン905及び「封緘処理をしない」ボタン906は、お試しモードの動作モードとして、第一の動作モード及び第二の動作モードのいずれか一方を選択するための動作モード選択手段と機能する。第一の動作モードは、「封緘処理をする」ボタン905を押下して選択される、封入及び封緘の両方を行う動作モードである。第二の動作モードは、「封緘処理をしない」ボタン906を押下して選択される、封入のみを行い封緘を行わない動作モードである。すなわち、「封緘処理をする」ボタン905及び「封緘処理をしない」ボタン906のいずれか一方を押下することにより、封入封緘処理のお試しモード動作時に、封緘処理を行うか否かの選択が可能となっている。
なお、図10の操作表示画面900の例は、「封緘処理をしない」ボタン906が押下されることにより、封入封緘処理のお試しモード動作時に封入のみを行い封緘を行わない第二の動作モードが選択された設定状態を示している。この設定がなされた状態で、封入封緘処理時に「試しコピー」キーg(図9参照)が押下されると、封緘処理を禁止し、予め設定された複数の出力部数のうち少なくとも一部だけ封入処理をして排出し、装置の封入封緘処理をいったん停止し、封入物の確認を行うことができるように、お試しモードを動作させる。
また、上記封入封緘動作のお試しモードの設定において、「封緘処理をする」の第一の動作モード及び「封緘処理をしない」の第二の動作モードのいずれにも設定されていない状態で、封入封緘処理時に「試しコピー」キーg(図9参照)が押下された場合は、封入封緘処理のお試しモード動作時に封緘処理を行うか否かを選択するための選択画面に移行する。そして、その選択画面で「封緘処理をする」の第一の動作モード及び「封緘処理をしない」の第二の動作モードのいずれかが選択された後、指定された動作モードでお試しモードが実行される。
図11は、封入封緘処理時における試しコピーの処理の一例を示すフローチャートである。まず、封入/封緘モードを選択し(S101)、操作パネル1A上にある「試しコピー」キーgを押下すると(S102)、封入封緘処理のお試しモードの動作を開始させる。封入封緘処理のお試しモードでは、封筒及び封入物への画像形成が開始される(S103、S104)。そして、画像がそれぞれ形成された封筒及び封入物について、封入物を封筒に封入する封入処理が実行される(S105)。次に、上記「封緘処理をする」の第一の動作モード及び「封緘処理をしない」の第二の動作モードのいずれが選択されているかが判断される(S106)。ここで、「封緘処理をする」の第一の動作モードが選択されている場合、すなわち、封緘処理を行う設定になっている場合(S106でYes)は、封緘処理を実行し(S107)、封入封緘処理が完了した封入封緘済みの封筒が出力(排紙)される。一方、「封緘処理をしない」の第二の動作モードが選択されている場合、すなわち封緘処理をしない設定になっている場合(S106でNo)は、封緘処理を実行しないで封入処理が完了し、封入済みの封筒が出力(排紙)される。
図12は、封入封緘処理時におけるお試しモードで処理するお試し処理部数を変更することができる操作表示画面900の一例を示す説明図である。なお、図10の操作表示画面900と同様な部分については同じ符号を付して説明を省略する。
図12において、「封入/封緘」のサブ画面902に表示されている「封緘処理をしない」ボタン906を押下し、封入のみを行い封緘を行わない第二の動作モードを選択すると、封緘処理設定用サブ画面907の中に、封緘なしのお試しモードの動作実行間隔(部数のインターバル)を設定可能なインターバル設定用サブ画面908が表示される。このインターバル設定用サブ画面908で、封緘なしのお試しモードの動作実行間隔(部数のインターバル)の設定を行わない「しない」ボタン909を押下すると、何部目までを封緘処理動作を行わないかを設定する部数設定用サブ画面910が表示される。
なお、図12の部数設定用サブ画面910の例は、部数入力欄911に「2」が入力され、2部目まで封緘処理動作を行わない設定状態を示している。この設定がなされた状態で、操作パネル1A上にある「試しコピー」キーgを押下した場合、予め設定された複数の出力部数のうち最初の2部目までの封緘処理のみ抑制され、封入処理が完了して排紙され、装置の封入封緘処理がいったん停止される。状態に問題がなければ、残りの部数について封入封緘処理を行い、完了するまで処理が行われる。ここで、図12の例のように、「デフォルトに設定する」ボタン912を押下しておくと、封入封緘処理時におけるお試しモードで、常に、図12の設定をお試しモードのデフォルト設定(既定の設定)とし、その図12の設定に基づいてお試しモードの動作を実施することが可能となる。また、予め設定された複数の出力部数のうち最初の1部目までの封緘処理のみ抑制したい場合は、インターバル設定用サブ画面908で、「最初の1部のみ」ボタン913を押下する。
図13は、封入封緘処理時におけるお試しモードの動作で出力後の継続確認をする継続確認用画面914の一例を示す説明図である。なお、図10及び図12それぞれの操作表示画面900と同様な部分については同じ符号を付して説明を省略する。
図13において、封入封緘処理動作時におけるお試しモードで所定部数を出力した後、装置の封入封緘処理の動作がいったん停止すると、継続確認用画面914が表示され、継続動作の確認を行うことができる。
ここで、お試しモードの封緘処理なしで所定部数を出力した後、封入封緘処理を継続するときの設定を変更する場合は、「修正する」ボタン915を押下する。また、お試しモードの封緘処理なしで所定部数が出力された後、「はい」ボタン916を押下して封入封緘処理を継続する場合、出力部数修正用サブ画面917が表示され、最終的な出力物の部数を修正するかどうかの判断をユーザに確認することができる。つまり、封緘処理を手動で実施すれば、お試しモードでの出力物も完成形とすることができるため、封筒及び封入物が無駄にならない。最終的な出力物の部数を修正する場合は、「はい」ボタン918を押下し、最終的な出力物の部数を修正しない場合は、「いいえ」ボタン919を押下する。
また、上記お試しモードで封筒に封入された封入物(内容物)が所望の状態でない場合は、封入物の設定を修正することが可能となるように、操作パネル1Aに「修正する」キーを設けてよい。この「修正する」キーが選択された場合、現状の設定状態の画面に遷移し、最初から設定するのではなく、現状の設定状態からの修正入力をするように制御してもよい。
図14は、封入封緘処理時におけるお試しモードの動作実行間隔(部数のインターバル)を変更することができる操作表示画面900の一例を示す説明図である。なお、図12の操作表示画面900と同様な部分については同じ符号を付して説明を省略する。
図14において、インターバル設定用サブ画面908で、封緘なしのお試しモードの動作実行間隔(部数のインターバル)の設定を行う「する」ボタン909を押下すると、お試しモードの動作実行間隔である部数のインターバルを入力可能なインターバル設定用画面921が表示される。
なお、図14のインターバル設定用画面921の例は、部数インターバル入力欄922に「100」が入力され、封緘処理動作を行わないお試しモードを100部ごとに動作させる設定状態を示している。この設定がされた状態で、操作パネル1A上にある「試しコピー」キーgを押下した場合、100部ごとに、封緘処理のみ抑制する動作を行うことができる。つまり、100部ごとに封入状態の確認ができることになる。ここで、図14の例のように、「デフォルトに設定する」ボタン912を押下しておくと、封入封緘処理時におけるお試しモードで、常に、図14の設定をお試しモードのデフォルト設定(既定の設定)とし、その図14の設定に基づいて、お試しモードの動作を実施することが可能となる。
以上、本実施形態によれば、封入封緘装置3による封入及び封緘の両方を行う第一の動作モードと、封入を行い封緘を行わない第二の動作モードとを有する。利用者は、複数の出力部数の封入封緘処理の実行指示を行う場合、その封入封緘処理の動作モードとして第一の動作モードを選択するとともに、封筒における封入物の封入状態を確認する封入確認モードとしてのお試しモードを選択することができる。このように第一の動作モードとお試しモードとが選択された状態で複数の出力部数の封入封緘処理の実行指示があったとき、複数の出力部数のうち少なくとも最初の一部の封入封緘処理を封緘を行わない第二の動作モードで実行し、封入封緘処理の動作をいったん停止する。この第二の動作モードが実行された前記少なくとも最初の一部の封筒については封緘されていないので、封筒に封入される封入物の内容や仕上がり状態を確認できる。この確認の後、前記複数の出力部数のうち最初の一部を除いた少なくとも残りの部数の封入封緘処理を、封入及び封緘の両方を行う第一の動作モードで実行することにより、前記少なくとも残りの部数について封緘まで完了した封入封緘処理を行うことができる。以上のように、利用者の選択に応じて、封筒に封入される封入物の内容や仕上がり状態を確認した状態で複数部数の封入封緘処理を行うことができる。また、利用者は、お試しモードで出力する封入完了物の部数を設定できるため、一部だけでは判断の付かない品質の確認、例えば、折り処理を伴う封入物の折り品質の確認が可能になる。
また、本実施形態によれば、前記第二の動作モードで実行する部数を入力するための部数入力手段として、操作パネル1A上の操作表示画面900に部数入力欄911を備える。制御手段としてのCPUは、前記第一の動作モードとお試しモードとが選択された状態で複数の出力部数の封入封緘処理の実行指示があったとき、操作パネル1A上の部数入力欄911で入力された部数の封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行する。このように、利用者は、お試しモードで出力する封入完了物の部数を設定できるため、一部だけでは判断の付かない品質の確認、例えば、折り処理を伴う封入物の折り品質の確認が可能になる。
また、本実施形態によれば、操作パネル1A上の操作表示画面900に表示した「デフォルトに設定する」ボタン912を押下することにより、前記第二の動作モードが実行される部数をお試しモードのデフォルト設定(既定の設定)としてあらかじめ設定することができるので、前記第二の動作モードが実行される部数を設定する操作パネル1A上での反復操作を省略することができるようになる。
また、本実施形態によれば、前記少なくとも残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行する継続動作を指示するための継続動作指示手段として、操作パネル1A上の操作表示画面900に継続確認用画面914を備える。制御手段としてのCPUは、前記少なくとも最初の一部の封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行していったん停止した後、操作パネル1Aの継続確認用画面914を介して継続動作の指示があったときに、前記少なくとも残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行する。このように、利用者の選択に応じて、前記少なくとも残りの部数について封入封緘処理を継続実行できる。
また、本実施形態によれば、前記停止の後の前記第一の動作モードで実行される封入封緘処理の部数として、前記停止の前に前記第二の動作モードで実行される封入封緘処理の部数を前記出力部数から差し引いた残りの部数、及び前記出力部数のいずれか一方の部数を選択するための部数選択手段を備える。この部数選択手段としての操作パネル1Aの操作表示画面900に表示した出力部数修正用サブ画面917を介して、利用者の選択に応じて、前記残りの部数及び前記出力部数のいずれか一方の部数を選択することができる。特に、前記停止の後の前記第一の動作モードで実行される封入封緘処理の部数として、前記残りの部数を選択した場合は、お試しモードで出力した封入処理のみの出力物について手動で封緘処理を行えば、封入及び封緘の両方が完了した完成出力物とすることができる。従って、封緘処理を省略した出力物を無駄にすることをなくすることができる。
また、本実施形態によれば、封入物の設定変更を選択するための設定変更選択手段として操作パネル1A上に「修正する」キーを備えるとともに、操作表示手段としての操作パネル1Aの操作表示画面900を備え、制御手段としてCPUは、前記停止の後、前記「修正する」キーで封入物の設定変更が選択されたとき、封入物に関する現在の設定内容を操作パネル1Aの操作表示画面900に表示し、その設定内容に対する修正を受け付ける。これにより、利用者は、現在の設定内容から修正したい部分だけ修正することができ、封入物の設定のすべてを最初からやり直す場合に比して、封入物の設定変更時に操作性が向上する。
また、本実施形態によれば、所定の部数間隔ごとに封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行し、封入封緘処理の動作をいったん停止し、その後、残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行することにより、所定の部数ごとに封緘処理を行わないお試しモードの動作を実行し、封筒に封入される封入物(内容物)の検査を行うことができる。
また、本実施形態によれば、前記所定の部数間隔の設定が変更可能であることにより、利用者の好みに応じて、前記封緘処理を行わないお試しモードの動作を実行する部数間隔、すなわち、封筒に封入される封入物(内容物)の検査を行う部数間隔を変更することができる
また、本実施形態によれば、封入封緘装置3で処理される封筒及び封入物の少なくとも一方に画像を形成する画像形成手段としての画像形成装置1を備えることにより、少なくとも一方に画像が形成された封筒及び封入物について封入封緘処理を行うことができる。
1 画像形成装置
1A 操作パネル
1B 給紙段
1U CPU
3 封入装置
3A 積載トレイ
3U CPU
900 操作表示画面
P 封入物(用紙)
Pf 封筒
特開平11−59078号公報

Claims (9)

  1. 封筒に封入物を封入する封入手段と、該封筒に封をする封緘手段とを備えた封入封緘システムであって、
    前記封入手段による封入及び前記封緘手段による封緘の両方を行う第一の動作モード及び前記封入手段による封入を行い前記封緘手段による封緘を行わない第二の動作モードとを有し、
    前記第一の動作モード及び前記第二の動作モードのいずれか一方を選択するための動作モード選択手段と、
    前記封筒における封入物の封入状態を確認する封入確認モードを選択するための封入確認モード選択手段と、
    前記第一の動作モードと前記封入確認モードとが選択された状態で複数の出力部数の封入封緘処理の実行指示があったとき、前記複数の出力部数のうち少なくとも最初の一部の封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行し、封入封緘処理の動作をいったん停止し、その後、前記複数の出力部数のうち最初の一部を除いた少なくとも残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行する制御手段と、
    備えたことを特徴とする封入封緘システム。
  2. 請求項1の封入封緘システムにおいて、
    前記第二の動作モードで実行する部数を入力するための部数入力手段を備え、
    前記制御手段は、前記第一の動作モードと前記封入確認モードとが選択された状態で前記複数の出力部数の封入封緘処理の実行指示があったとき、前記部数入力手段で入力された部数の封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行することが特徴とする封入封緘システム。
  3. 請求項1又は2の封入封緘システムにおいて、
    前記第二の動作モードが実行される部数をあらかじめ設定可能なことを特徴とする封入封緘システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの封入封緘システムにおいて、
    前記少なくとも残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行する継続動作を指示するための継続動作指示手段を備え、
    前記制御手段は、前記少なくとも最初の一部の封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行していったん停止した後、前記継続動作指示手段による継続動作の指示があったときに、前記少なくとも残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行することを特徴とする封入封緘システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの封入封緘システムにおいて、
    前記停止の後の前記第一の動作モードで実行される封入封緘処理の部数として、前記停止の前に前記第二の動作モードで実行される封入封緘処理の部数を前記出力部数から差し引いた残りの部数、及び前記出力部数のいずれか一方の部数を選択するための部数選択手段を備えたことを特徴とする封入封緘システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの封入封緘システムにおいて、
    前記封入物の設定変更を選択するための設定変更選択手段と、操作表示手段とを備え、
    前記制御手段は、前記停止の後、前記設定変更選択手段で前記封入物の設定変更が選択されたとき、封入物に関する現在の設定内容を前記操作表示手段に表示し、前記設定内容に対する修正を受け付けることを特徴とする封入封緘システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの封入封緘システムにおいて、
    所定の部数間隔ごとに封入封緘処理を前記第二の動作モードで実行し、封入封緘処理の動作をいったん停止し、その後、残りの部数の封入封緘処理を前記第一の動作モードで実行することを特徴とする封入封緘システム。
  8. 請求項7の封入封緘システムにおいて、
    前記所定の部数間隔の設定が変更可能であることを特徴とする封入封緘システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの封入封緘システムにおいて、
    前記封入手段及び前記封緘手段で処理される前記封筒及び前記封入物の少なくとも一方に画像を形成する画像形成手段を備えたことを特徴とする封入封緘システム。
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