JP6397685B2 - ワークテーブル装置 - Google Patents
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Description
カッティングプレート部は、レーザ光によるワーク加工位置の直近に位置するため、ワークを安定支持する必要がある。
しかしながら、カッティングプレート部は、その下方側にスクラップの回収や製品の排出をするための構造が設けられており、ローラを出没させるなどの支持選択構造は、レイアウト上配設できない。
そのため、カッティングプレート部でのワーク支持は、ブラシによる支持(ブラシ支持)かローラによる支持(ローラ支持)かのいずれか一方で行うように構造が限定(固定)されている。
具体的には、ブラシ支持は、ワーク裏面に傷がつきにくく、加工部位が下方に突出するいわゆる下向き成型に支障がない、という長所を有する。一方、腰が比較的弱いので質量の大きい厚板ワークを支持しにくい、経時使用によりブラシが摩耗するので交換等のメンテナンスが必要となる、という配慮を要する点がある。
ローラ支持は、重い厚板ワークを支持可能であり、実質的に摩耗しないので、交換が不要、という長所がある。一方、ワーク裏面に傷が付く場合があり、下向き成型では干渉に考慮が必要である、という配慮を要する点がある。
従って、使用者は、レーザ加工機をワークテーブル装置と共に導入する際に、主たる使用用途により適したワーク支持構造のカッティングプレート部を備えたワークテーブル装置を選択するのが一般的である。
1)レーザ加工に用いられるワークテーブル装置であって、
前記レーザ加工に供されるワーク及び前記レーザ加工直後の製品を下方から支持するカッティングプレート部を備え、
前記カッティングプレート部は、
基部と、複数のブラシを有するブラシ支持部と、複数のローラを有するローラ支持部と、前記ブラシ支持部と前記ローラ支持部とのいずれか一方を選択的に上方に向け前記ワーク及び前記製品を支持可能な姿勢にする選択駆動部と、を有し、
前記基部は、横断面の外形形状が略正n角形(n:4以上の偶数)なる角棒状とされ、その長手方向に延びると共に対向する一対の側面を貫く貫通溝が幅方向中央部に形成されており、
前記選択駆動部は、
前記基部をその軸線まわりに回動させる回動機構を有し、
前記ブラシ支持部と前記ローラ支持部とは、それぞれ前記基部のn個の側面の内の前記貫通溝を有する側面に設けられていることを特徴とするワークテーブル装置である。
2)前記基部は、前記貫通溝として、第1の幅で形成された第1の貫通溝と、前記第1の幅よりも狭い第2の幅で形成された第2の貫通溝と、を有していることを特徴とする1)に記載のワークテーブル装置である。
3)前記基部を所定の範囲で昇降させる昇降部を有し、
前記回動機構は、前記基部が最上昇位置に対して下降した位置にあるときに前記回動を行うことを特徴とする1)又は2)に記載のワークテーブル装置である。
4)前記基部を、前記ブラシ支持部と前記ローラ支持部とのいずれか一方を上方に向けて前記製品を支持している製品支持状態から前記軸線まわりの第1の回動方向に回動させたときに、前記製品が滑落して収容される第1の製品トレイと、
前記製品支持状態から前記第1の回動方向とは反対の第2の回動方向に回動させたときに、前記製品が滑落して収容される第2の製品トレイと、
を備えたことを特徴とする1)〜3)のいずれか一つに記載のワークテーブル装置である。
5)前記基部に対する下方側に、前記レーザ加工で生じて前記貫通溝を通して落下したスクラップを収容するスクラップボックスを有していることを特徴とする1)〜4)のいずれか一つに記載のワークテーブル装置である。
レーザ加工機52は、複数のテーブルユニット1を備えてワークWが載置されるテーブル装置51と、テーブル装置51の上方においてY軸方向(前後方向)に架け渡されたアーチ2と、アーチ2に対しY軸及びZ軸方向(上下方向)に移動可能に支持された加工ヘッド3と、を有している。
テーブル装置51の後方側の縁部には、X軸方向(左右方向)に延びるガイドレール4が取り付けられている。ガイドレール4には、キャリッジ5がX軸方向に移動可能に支持されている。キャリッジ5には、X軸方向に離隔して複数のクランパ6が取り付けられている。
加工に供されるワークWは、複数のクランパ6により把持される。図1においてワークWは、一点鎖線で記載されている。把持されたワークWは、キャリッジ5の移動によりX軸方向に移動する。
レーザ光を、ノズル3aからテーブル装置51に支持されると共にクランパ6により把持されたワークWに照射しつつ、キャリッジ5によりワークWをX軸方向に移動させ、加工ヘッド3をアーチ2のY軸方向に移動させることで、ワークWの所望の二次元位置にレーザ加工を施すことができる。
テーブル装置51には、この照射経路に対応した直状の開口部21を有するカッティングプレート部53が設けられている。
カッティングプレート部53の左右両脇には、前後方向に延びる板状のエンドプレート1aが一対固定配置されている。
エンドプレート1aは、ブラシ等の支持構造が設けられたテーブルユニット1と、後述する支持構造を有するカッティングプレート部53との間にあり、ワーク支持構造を特に有していなくてよい。加工により生じたスクラップ及び製品を下方へ落下させないための蓋などとして機能する。
図2は、カッティングプレート部53の上面図であり、エンドプレート1aも併せて示されている。図3は、図2からエンドプレート1aを除いたカッティングプレート部53のみを、前方右斜め上からみた斜視図である。図4は、図2におけるS1−S1位置での横断面図である(エンドプレート1aを含む)。図5は、図2におけるS2−S2位置での縦断面図である(エンドプレート1aを除く)。
フランジ31d,31eには、それぞれ上方に突出する軸受プレート31d1,31e1が設けられている。軸受プレート31d1,31e1には、それぞれ軸線Caを同芯とする貫通孔31d2,31e2が形成されている。
後方側のフランジ31eには、サーボモータであるモータMaが取り付けられている。モータMaの回転軸には、駆動プーリMa1が取り付けられている。モータMaの動作は、制御部CTにより制御される。
ダクト31の基部31aにおける左壁31f及び右壁31gの上方部位には、左右に離れるほど下方へ向かうように傾斜するホッパ35a及びホッパ35bが取り付けられている。
詳しくは、回動体32は、横断面形状が概ね矩形で前後方向に延在するプレート部32pと、プレート部32pの前端及び後端に互いに軸線Cbを同芯として突出する前軸部32a及び後軸部32bとを有している。
前軸部32a及び後軸部32bは、それぞれ軸受プレート31d1,31e1の貫通孔31d2,31e2に挿通される。この状態で軸線Caと軸線Cbとは一致するようになっている。
従って、回動体32は、ダクト31に対して、軸線Caまわりに回転自在に支持される。
従動プーリ32cとモータMaの駆動プーリMa1とには、タイミングベルト37が架け渡されている。
これにより、制御部CTの指示によるモータMaを含む選択駆動部STの動作で、回動体32は、軸線Caまわりに回動するようになっている。選択駆動部STは、モータMa,駆動プーリMa1,タイミングベルト37,及び従動プーリ32cを含み構成される。回動体32の詳細は後述する。
中間ダクト33の前壁33aと後壁33bとにおける上方部位の外面には、それぞれ、上下昇降用のアクチュエータでとしての昇降シリンダ38aと昇降シリンダ38bとが、それぞれのロッド38a1,38b1が上方に向け突出する姿勢で取り付けられている。
一対の昇降シリンダ38a,38bの動作は、制御部CTの制御の下、同期して実行される。
ロッド38a1,38b1の上方端部は、それぞれフランジ31d,31eに連結されている。
従って、制御部CTの指示による昇降シリンダ38a,38bの動作により、ダクト31は、支持した回動体32と共に、中間ダクト33に対して昇降するようになっている。
この最上昇位置で、ダクト31の下端部31hは、中間ダクト33の上端部33dの位置よりも下方に位置している。
製品トレイ8a,8bは、中間ダクト33の左右壁にそれぞれ取り付けられたガイドブラケット36に、図3及び図5に示される位置を最後位置として、前後方向に移動可能に支持されている。この移動は、作業者がハンドル付端部8a1,8b1のハンドルを掴みながら手で行うことができる。
スクラップボックス9は、最後位置において、中間ダクト33に対応する部分に開口部9b(図4参照)が形成されている。これにより、後述のように、加工時にダクト31及び中間ダクト33を経て上方から落下してきたスクラップは、開口部9bを通ってスクラップボックス9内に収容される。スクラップボックス9の前後方向の移動は、作業者がハンドル付端部9aのハンドルを掴みながら手で行うことができる。
詳しくは、図7において上下方向に側面32eと側面32gとを連通する貫通溝32j、及び左右方向に側面32fと側面32hとを連通する貫通溝32kである。貫通溝32j及び貫通溝32kは、基体32dの幅方向の中央部に形成されている。図6では、貫通溝32jが視認可能な向きにあって示されている。
二つの貫通溝32j,32kは、互いに異なる一定の溝幅で形成されている。貫通溝32jの溝幅Djは、貫通溝32kの溝幅Dkよりも広く、例えば、約3倍の広さとなっている。
また、基体32dの四つの側面32e〜32hの内の、残りの二つの側面32gと側面32hとには、貫通溝32j,32kをできるだけ塞がないように、ローラ支持部であるローラプレート40がそれぞれ一対設けられている。
また、側面32gに設けられた一対のローラプレート40,40と貫通溝32jとを第3カッティングプレート部CP3と称し、側面32hに設けられた一対のローラプレート40,40と貫通溝32kとを第4カッティングプレート部CP4と称する。
ブラシプロテクタ39cにより、貫通溝側に植設されたブラシ39bが、レーザ加工の熱や飛散するスパッタなどから保護される。
複数のブラシ39bは、先端面が一平面内にあるよう長さ(高さ)が揃えられている。
側面32eに設けられた一対のブラシプレート39,39におけるブラシ39bの先端面を含む平面SF1と軸線Cbとの距離を距離Haとし、側面32fに設けられた一対のブラシプレート39,39におけるブラシ39bの先端面を含む平面SF2と軸線Cbとの距離を距離Hbとすると、距離Ha=距離Hbとされている。
プロテクト部39c1の先端位置は、ブラシ39bよりも低い位置(基体32dに近い位置)にある。
複数のブラシ39bの内、プロテクト部39c1側の一列は、プロテクト部39c1の傾斜ラインに合わせて斜めにカットされたカット部39b1を有している。
従って、貫通溝32j,32kの実質的な開口溝幅は、対向する一対のブラシプロテクタ39c,39c間距離の距離Dj1,Dk1となっている。
第2カッティングプレート部CP2における一対のブラシプロテクタ39c,39c間の距離Dk1は、回動体32を図7に示される姿勢から時計まわりに90°回動させた第2カッティングプレート部CP2が上方を向く姿勢での鉛直平面SFv(図7では括弧付符号)に対し、左右均等に振り分けられている。
鉛直平面SFvは、レーザ光を照射しながら加工ヘッド3をY軸方向に移動した際の、レーザ光の光軸CLの軌跡を含む平面である。
ローラ40bは、金属材料又は高硬度樹脂材料により形成されている。
ローラ40bは、ローラベース40aに対し、軸線Cbに平行な軸線まわりに回転自在に取り付けられている。
側面32gに設けられた一対のローラプレート40,40におけるローラ40bの最突出位置を含む平面SF3と軸線Cbとの距離を距離Hcとし、側面32hに設けられた一対のローラプレート40,40の最突出位置を含む平面SF4と軸線Cbとの距離を距離Hdとすると、距離Hc=距離Hdとされている。
また、このローラプレート40における距離Hc(=距離Hd)と、ブラシベース39aにおける距離Ha(=距離Hb)とは、等しくなるように設定されている。すなわち、距離Ha=距離Hb=距離Hc=距離Hdとされている。
第4カッティングプレート部CP4における一対のローラプレート40,40間の距離Dh1は、回動体32を図7に示される姿勢から時計まわりに270°回動させた第4カッティングプレート部CP4が上方を向く姿勢での鉛直平面SFv(図7では括弧付符号)に対し、左右均等に振り分けられている。
ここで、距離Dg1は、距離Dj1と等しく、また、距離Dh1は、距離Dk1と等しく設定されている。
これにより、貫通溝32jの開口溝幅は、実質的に距離Dj1(=Dg1)となり、貫通溝32kの開口溝幅は、実質的に距離Dk1(=Dh1)となっている。
また、図4に示されるように、回動体32は、最上昇位置において、一対のエンドプレート1a,1aの対向隙間である開口部21内に進入している。
詳しくは、一対のエンドプレート1a,1aの対向間隙幅である距離Heは、回動体32における距離Haの2倍の距離とほぼ等しくなるように設定されている。
また、一対のエンドプレート1a,1aにおける、距離Heに対応する最接近対向部位は、例えば基本回動位置の回動体32では、それぞれブラシ39bとローラ40bとに対向する部位となっている。
従って、一対のエンドプレート1a,1aと回動体32との間の隙間は実質的にはほとんどない。そのため、レーザ加工により生じた屑や破片等の両部材間からの下方落下が、効果的に防止される。
図4及び図8に示されるように、最上昇位置においてパスラインPLに位置していた回動体32のブラシ39bの先端面は、最下降位置において、エンドプレート1aの下面1a1の位置よりもわずかに上方にある。
最下降位置において、回動体32は、エンドプレート1aと干渉することなく、或いは、ブラシ39bがわずかに干渉するも実質的に支障なく回動する。
制御部CTは、供給された情報から、回動体32の姿勢が、次の加工で選択すべきカッティングプレート部が上方を向いているか否かを判定する。この判定は、回動体32の回動姿勢を判定するセンサ(図示せず)からの検出情報などに基づいて行う。
選択すべきカッティングプレート部が上方を向いていると判定したら、制御部CTは、モータMaを動作させずに昇降シリンダ38a,38bを動作させて回動体32を最上昇位置に移動し、レーザ加工に向けて次の動作を実行させる。
一方、選択すべきカッティングプレート部が上方を向いていないと判定したら、制御部CTは、昇降シリンダ38a,38bを動作させて、回動体32を最下降位置に移動し、次いでモータMaを動作させて選択すべきカッティングプレート部が上方を向くように回動体32を回動させる。
制御部CTは、選択すべきカッティングプレート部が上方を向く姿勢となったと判定したら、モータMaの動作を停止し、次いで昇降シリンダ38a,38bを動作させて回動体32を最上昇位置に移動し、レーザ加工に向けて次の動作を実行させる。
この四種について、図7及び図9〜図15を参照して説明する。
図9は、回動体32を、第1カッティングプレート部CP1を上方部位とした場合(図7に相当)のエンドプレート1aを含む部分斜視図である。
図10は、同様に、第2カッティングプレート部CP2を上方部位とした場合の横断面図である。
図11は、その場合のエンドプレート1aを含む部分斜視図である。
図12及び図13は、同様に、第3カッティングプレート部CP3を上方部位とした場合の横断面図及び部分斜視図である。
図14及び図15は、第4カッティングプレート部CP4を上方部位とした場合の横断面図及び部分斜視図である。
例えば、距離Dj1及び距離Dg1を30mmとし、距離Dk1及び距離Dh1を10mmと設定しておくと、回動体32を、第1カッティングプレート部CP1又は第3カッティングプレート部CP3が上部部位となる姿勢にした場合、30mm以下の端材をスクラップとし、貫通溝32jを通して回動体32の下方へ落下させることができる。
また、回動体32を、第2カッティングプレート部CP2又は第4カッティングプレート部CP4が上部部位となる姿勢にした場合、10mm以下の端材をスクラップとし、貫通溝32kを通して回動体32の下方へ落下させることができる。いずれの場合も、落下した端材は、ダクト31及び中間ダクト33を経てスクラップボックス9に収容される。
また、ブラシ支持とローラ支持とのいずれにおいても、加工で生じた端材をスクラップとするか否かの分別を、端材の左右方向寸法の大小に応じた異なる二値を判別境界寸法として行うことができる。
図16は、この傾斜回動させた状態を示す横断面図であり、図8と対比可能な図である。
この回動体32の時計まわりの傾斜回動により、製品Wpは、図16においてダクト31の右側に排出され、回動体32の右下方に配置された製品トレイ8bに滑落収容される。
逆に、回動体32を反時計まわりに傾斜回動させることで、製品Wpを左側に排出し、回動体32の左下方に配置された製品トレイ8aに滑落収容させることができる。
すなわち、製品Wpを、製品トレイ8aと製品トレイ8bとに仕分けすることができる。
制御部CTは、製品Wpの仕様、或いはその製品Wpの付帯情報などに応じて、製品排出のための回動体32の傾斜回動方向を決定し、製品Wpの仕分けを実行するようになっている。
これに対応するため、制御部CTは、回動体32の傾斜回動動作の途中、或いは傾斜回動した状態で、更に微小角度の往復回動動作(矢印Da1参照)を実行させてもよい。
この往復回動動作により、加工された製品Wpが仮にブラシ39bに引っかかる可能性が低減し、製品トレイ8a,8bへの誘導収容が良好に行われる。
スクラップボックス9に回収されたスクラップも同様に、次の製品の加工動作中であっても、スクラップボックス9をパネル7の前方に引き出すことで回収できる。
すなわち、ワークの質量が比較的小さい場合,支持による傷付きを抑制したい場合,或いは下向き成型がある場合などは、ブラシ支持の第1,第2カッティングプレート部CP1,CP2を選択し、ワークの質量が比較的大きい場合,或いは支持部材のメンテナンス工数を抑制したい場合などは、ローラ支持が可能な第3,第4カッティングプレート部CP3,CP4を選択することができ、加工作業の利便性が向上する。
また、スクラップとすべき端材の寸法が比較的大きい場合は、第1,第3カッティングプレート部CP1,CP3を選択し、比較的小さい場合は、第2,第4カッティングプレート部CP2,CP4を選択することができ、加工作業の利便性が向上する。
実施例の回動体32の基体32dは、n=4とされて二組の対向面が得られる態様である。
この場合、最大四種類のワーク支持形態を得ることができる。また、貫通溝幅については、最大二種を設定することができる。
同様に、回動体をn=6なる横断面形状が略正六角形とした場合、三組の対向面が得られる。すなわち、最大六種類の支持形態と、最大三種類の貫通溝幅を設定することができ、より多彩な支持形態とより細かいスクラップ分別とを行うことができる。
また、ダクト31及び回動体32の昇降動作源として昇降シリンダ38a,38bを説明したが、シリンダに限定されるものではない。
ローラ40bは、いわゆるフリーボールベアリングと称される球体支持具であってもよい。
これに対し、一対のエンドプレート1aを左右方向に接離可能とし、それらの隙間を広げることで回動体32が最上昇位置にあっても回動可能となるようにしてもよい。
2 アーチ
3 加工ヘッド、 3a ノズル
4 ガイドレール
5 キャリッジ
6 クランパ
7 パネル
8a,8b 製品トレイ、 8a1,8b1 ハンドル付端部
9 スクラップボックス、 9a ハンドル付端部、 9b 開口部
21 開口部
31 ダクト
31a 基部、 31b 前壁、 31c 後壁
31d,31e フランジ、 31d1,31e1 軸受プレート
31d2,31e2 貫通孔、 31f 左壁、 31g 右壁
31h 下端部
32 回動体、 32a 前軸部、 32b 後軸部
32c 従動プーリ、 32d 基体、 32e〜32h 側面
32j,32k 貫通溝、 32p プレート部
33 中間ダクト
33a 前壁、 33b 後壁、 33d 上端部
34 スクラップボックス部、 34a ボックスガイド
35a,35b ホッパ
36 ガイドブラケット
37 タイミングベルト
38a,38b 昇降シリンダ、 38a1,38b1 ロッド
39 ブラシプレート(ブラシ支持部)
39a ブラシベース、 39b ブラシ、 39b1 カット部
39c ブラシプロテクタ、 39c1 プロテクト部
39c2 固定プレート部
40 ローラプレート(ローラ支持部)
40a ローラベース、 40b ローラ
51 テーブル装置
52 レーザ加工機
53 カッティングプレート部
B1 ボルト
Ca,Cb 軸線、 CL 光軸
CP1〜CP4 第1〜第4カッティングプレート部
CT 制御部
Dj,Dk 溝幅、 Dj1,Dk1,Dg1,Dh1 距離
Ha〜He 距離
Ma モータ、 Ma1 駆動プーリ
PL パスライン
SF1〜SF4 平面、 SFv 鉛直平面
ST 選択駆動部
W ワーク、 Wp 製品
Claims (5)
- レーザ加工に用いられるワークテーブル装置であって、
前記レーザ加工に供されるワーク及び前記レーザ加工直後の製品を下方から支持するカッティングプレート部を備え、
前記カッティングプレート部は、
基部と、複数のブラシを有するブラシ支持部と、複数のローラを有するローラ支持部と、前記ブラシ支持部と前記ローラ支持部とのいずれか一方を選択的に上方に向け前記ワーク及び前記製品を支持可能な姿勢にする選択駆動部と、を有し、
前記基部は、横断面の外形形状が略正n角形(n:4以上の偶数)なる角棒状とされ、その長手方向に延びると共に対向する一対の側面を貫く貫通溝が幅方向中央部に形成されており、
前記選択駆動部は、
前記基部をその軸線まわりに回動させる回動機構を有し、
前記ブラシ支持部と前記ローラ支持部とは、それぞれ前記基部のn個の側面の内の前記貫通溝を有する側面に設けられていることを特徴とするワークテーブル装置。 - 前記基部は、前記貫通溝として、第1の幅で形成された第1の貫通溝と、前記第1の幅よりも狭い第2の幅で形成された第2の貫通溝と、を有していることを特徴とする請求項1記載のワークテーブル装置。
- 前記基部を所定の範囲で昇降させる昇降部を有し、
前記回動機構は、前記基部が最上昇位置に対して下降した位置にあるときに前記回動を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のワークテーブル装置。 - 前記基部を、前記ブラシ支持部と前記ローラ支持部とのいずれか一方を上方に向けて前記製品を支持している製品支持状態から前記軸線まわりの第1の回動方向に回動させたときに、前記製品が滑落して収容される第1の製品トレイと、
前記製品支持状態から前記第1の回動方向とは反対の第2の回動方向に回動させたときに、前記製品が滑落して収容される第2の製品トレイと、
を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のワークテーブル装置。 - 前記基部に対する下方側に、前記レーザ加工で生じて前記貫通溝を通して落下したスクラップを収容するスクラップボックスを有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のワークテーブル装置。
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2014
- 2014-08-01 JP JP2014157644A patent/JP6397685B2/ja active Active
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KR102365741B1 (ko) * | 2021-10-07 | 2022-02-23 | (주)덕성정공 | 철판 레이저 절단장치 |
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JP2016034649A (ja) | 2016-03-17 |
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